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美唄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日

農業行政について

2023年12月11日、美唄市議会の一般質問で、古賀崇之議員が「農業行政について」質問し、市長 桜井恒が答弁しました。

質問者
古賀崇之 議員
答弁者
市長 桜井恒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 古賀崇之

令和5年第4回定例会において、大綱1点、農業行政について市長にお伺いいたします。本市の農業後継者問題についてであります。農業後継者について、北海道の発表では2022年の道内の新規就農者が、調査開始以来最少の410人、前年比で言いますと14%減となっております。これはUターン農業者や新規就農者の減り幅が大きいとされております。また、この背景につきましては、Uターン就農では、雇用情勢の持ち直しで他産業への就職が進んだこと、新規参入では新型コロナウイルス禍で就農相談や研修の機会が減ったことなどが考えられております。また、稲作や畑作においては肥料の高騰、酪農では飼料高騰など、生産コスト上昇を受けた経営への不安や農業情勢の厳しさが高まったのが理由とされていると発表がありました。そのような中、本市における離農者、新規就農者の近年の推移をお伺いいたします。

答弁 市長 桜井恒

本市の農業についてでありますが、初めに、本市における離農者の過去3年間の推移につきましては、令和2年度が25戸、令和3年度が7戸、令和4年度が10戸となっており、新規就農者につきましては、令和2年度が8人、令和3年度が6人、令和4年度が7人となっております。令和2年の農林業センサスにおいて、本市の販売農家における農業従事者の年齢構成を概ね10歳刻みで比較すると、60歳代が約3割で最も多く、次いで、70歳以上が約2割となっており、平均年齢は58.7歳で、今後も上昇する見込みとなっていることから、農家戸数の減少を危惧しているところであります。農業従事者及び販売農家数の減少対策は、本市のみならず、全国的な課題でもあることから、国の対策を注視しながら、必要な支援を行ってまいりたいと考えております。

質問 6番 古賀崇之

今ご答弁にありましたように、これから本市でも様々な理由によって、農業後継者不足や農業従事者の高齢化の問題が出てくる恐れがある中、生産力を維持していくためには、新規就農者の促進や農業経営の第三者継承等も本市として後押ししていかなければならないことが重要と考えております。しかしながら令和3年度の全国新規就農相談センターの調査結果によりますと、新規就農時に苦労したこと、「農地確保」が72.8%、次いで「資金の確保」68.6%、第3位が「営農技術の習得」となっております。このような問題がある中、厚真町を事例に出しますと農業担い手育成センターを設置して、2013年から地域おこし協力隊として報償費や活動費助成、福利厚生等に加え、研修農場での技術指導や農地の斡旋まで新規就農者に対する総合的なサポートを提供している。また、深川市では支援組織として新規就農等受入協議会と市、JA、民間が出資した株式会社の二つの組織が新規就農者の窓口となり保有する農場で研修も行っている。今後、本市でも市独自での就農資金制度、冬季間の研修施設の整備を考えて行かなければならないと考えております。また、前段で申し上げました第三者継承の話になりますが、第三者継承と言うのは、単に農地や機械・施設だけではなく、作物の栽培や管理の技術、経営のノウハウ、販路、また地域における役割などを「経営資産」と捉えまして、これらを新たな担い手に引き継ぐ取組であります。人口が年々減っている中、新たに本市美唄へ移住し、農業経営をする新規就農者や第三者継承の必要も大きくなると私は考えております。現状では道内外での移住関連イベントで美唄市への移住促進を行っておりますが、新規就農者や第三者継承の両方を見据えた地域おこし協力隊制度等を活用し、市独自の就農支援組織を通じて農業後継者対策、人口減少対策に取り組むべきと考えておりますが、本市のお考えをお伺いいたします。

答弁 市長 桜井恒

農業後継者についてでありますが、国においては、農業次世代人材投資資金(準備型)など、年間150万円の支援を受けられる制度がありますが、指導農業士などへの1年間の研修などの要件があり、冬場の研修先が見つからないなどの課題を有しております。農業担い手育成センターなどの設置による農業後継者対策につきましては、本市の課題の一つである担い手不足に対して、有効な対策ではあるものの、現在、本市で行っている担い手対策としましては、農業振興基金を活用した研修や資格取得支援のほか、農業基盤整備事業やスマート農業機械導入支援など、効率的な農業の実現による農業の魅力向上や経営の安定につながる経営所得安定対策の推進などを行うことにより、健全な農地を守るための対策を講じております。さらに、10年後、20年後、さらなる農家戸数減少に伴う担い手不足に対応するため、本市の水田農業を守る農家子弟の支援についても進めていくほか、農外からの就農においては、初期投資の負担が少ない高収益作物から経営を始め、その中で水田農業を目指す農家を育成することも必要であると考えております。こうしたことから、道内の先進事例を参考にしながら、本市に合った新規就農者等の育成の場を検討してまいります。また、その一つの方策として、地域おこし協力隊制度を活用しての第三者継承など、地域の担い手不足の解消を目指し、関係団体などと協議してまいります。

出典:美唄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる