美唄市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月9日
(1)医療行政について/(2)福祉行政について/(3)教育行政について
2022年12月9日、美唄市議会の一般質問で、本郷幸治議員が「医療行政について」「福祉行政について」「教育行政について」について質問し、市長 板東知文、教育長 天野政俊が答弁しました。
- 質問者
- 本郷幸治 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文、教育長 天野政俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 本郷幸治
令和4年第4回市議会定例会にあたり、大綱3点について市長並びに教育長に伺います。大綱の1点目は、医療行政について。市立美唄病院の建替え計画について伺います。新病院の事業工程が9月の第3回定例会で、地域医療体制等調査特別委員会の資料では、都市計画法に基づく開発許可申請を今年の10月から11月下旬にかけて行い、11月から翌年の2月までに、建築確認の申請を行う工程が示されました。現時点でのこれらの工程は予定どおり進められているのかどうなのか、まずこの点についてお伺いします。次に、建築工事の工程については、13カ月の工程となっておりますが、本当にこの計画どおり進めることができるんでしょうか。現在、諸物価の高騰や未だ収束の見えないコロナ禍の影響により、物流の悪化がとりわけ目立つ中、私は13カ月の工程では到底、間に合わないんではないかと思えてなりません。また、こうした悪条件の環境下で、9月に示された建築事業費等に変更が生じないかも伺います。次に、大綱の2点目は、福祉行政について。高齢者等の除排雪について、現在、市では間口除雪を実施し、市道除雪後、置いた雪を間口2.7m程度を除雪する事業を行っております。対象世帯は70歳以上で構成されている世帯、また、身障手帳の等級が1・2級の方で構成されている世帯等が対象で、費用負担は市民税非課税世帯から課税世帯まで、それぞれの要件に従い、負担割合を設定して実施しております。しかし、同じ高齢者であっても、まだ体が動くなど、身体的にお元気な方はともかく、介護認定を受けた高齢者や身体に障がいのある方にとっては、間口もさることながら、玄関先までの除雪自体も非常に困難をきたすことが伺えます。個人的なことではございますが、冬季間で一番市民相談が多いのは、比較的高齢者が多く住んでおります進徳東団地、いなほ団地、南美唄団地にお住まいの方からの玄関先の除雪の市民相談を多く受けております。そこで、以下についてお伺いします。間口除雪制度の対象世帯を介護認定を受けた高齢者や障がいのある方に拡充し、除雪の範囲を間口も含め、玄関先や窓回りの除雪を支援するお考えはないのか、お伺いします。その二つ目として、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の活用についてでございます。厚生労働省の地域介護・福祉空間等施設整備交付金は、介護施設等における防災・減災対策を推進するため、スプリンクラーの整備、非常用自家発電の設備、給水設備の整備、水害対策に伴う改修、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る換気設備の設置等について補助する事業です。なお、補助率は国が2分の1、自治体が4分の1、事業者が4分の1となっており、事前に地元の各施設等に対して計画等について調査をし、その調査結果に基づき、予算の用意をする必要があります。補助事業を実施する場合には、道宛てに協議書を提出する必要があり、実施については、道の審査及び厚生労働省による判断により、交付の可否や交付額が決定します。年々、激甚化・頻発化する自然災害や感染症等から施設を利用している高齢者等を守るための取り組みを後押しすることは大変重要であり、事業者のニーズを掌握しながら、地域介護・福祉空間整備等の施設整備交付金を積極的に活用すべきと考えますが、市長の見解を伺います。ここで、既にこの事業が本市にありまして、実施しているのであれば、その現状はどのようになっているのか伺います。次に、大綱3点目は、教育行政について、教育長にお伺いします。教育委員会の補助金の取り扱いについてでございます。平成26年度、イリス弦楽四重奏団美唄コンサート並びに風間杜夫落語独演会トークショーの二つの補助事業に対して、交付しました美唄市民会館文化補助事業補助金について、不正があったとして、当時関わった、既に解散していますNPO法人美唄市文化協会の理事長及び職員1名を平成30年7月11日付けで、札幌方面美唄警察署長宛てに教育委員会補助金を着服したとして、刑事告訴をしました。その後、令和2年5月28日付けで札幌地方検察庁岩見沢支部から嫌疑不十分との理由で、不起訴処分とした旨の通知がありました。この案件で旧市民劇場の調査依頼をした個人連盟の方にも、市民の一部の方から心ない中傷批判をされるなど、こういう状況に置かれていることに対して、教育委員会としてどのように重く受け止めておられるのか。また、不起訴処分の通知から2年以上経過している現在、こうした市民を巻き込んだ、補助金の取り扱いについて、どのように検証をされ、今後の補助金不正受給対策として、具体的にどのように検討されたのか、教育長にお伺いします。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
医療行政について、市立美唄病院の建替え計画についてでありますが、都市計画法に基づく開発行為申請につきましては、12月中旬に北海道へ申請するところであります。また、建築確認申請につきましては、12月下旬に申請手続きを行ってまいります。次に、建設工事の工程につきましては、病院建設という特殊性、専門性の観点から、発注方式としてデザインビルド方式、いわゆる設計・施工一括発注方式・公募型プロポーザルを市として初めて採用し、このことにより、品質の向上、コスト縮減、工事期間短縮の効果が期待されているところであります。また、先月29日に私立会いのもと、事業者である「市立美唄病院建替え事業受注コンソーシアム」から9名が参加した、実施設計の中間報告において、現時点では、建設物価の状況や社会情勢の悪化による工期への影響がないことについて説明を受けたところであります。建設事業費につきましては、事業者との「市立美唄病院建替え事業に係る基本協定書」第7条第3項により、当初見積書等における事業費は、事業規模金額を基準に協議すること及び同条第4項により、発注者及び最優秀提案者は、当初見積書等の内容について、価格等の交渉を行い、見積条件等を見直す必要がある場合には、それぞれ見直しを行うこととされております。このことから、設計見積書等の内容について、来年2月末の実施設計業務期間までに価格の交渉を行ってまいります。なお、事業内容に変更が生じた場合には2月中に議会へ報告を行うとともに、継続費の変更を伴う場合においては、補正予算を提案させていただきます。次に、福祉行政について、高齢者等の除排雪についてでありますが、本市における高齢化の進展に伴い、間口を含め玄関先や窓周りの除雪については、非常に大きな課題となっているところと認識しているところでございます。このため、地域包括ケア推進条例に基づき、自助、互助、共助に基づくそれぞれの役割において、互助の中心となる社会福祉協議会に登録しているボランティア団体などの活用や町内会単位での支援による除雪に関する組織体制を立ち上げ、除雪の担い手を含め支援の仕組みづくりに向けて、全市的な観点から検討してまいります。次に、地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金の活用についてでありますが、介護事業者のうち、定員29人以下の地域密着型施設については、市が窓口となり、また、30人以上の広域型施設については、北海道が窓口となっているところであります。また、毎年北海道から送付されます通知につきましては、地域密着型施設への周知に努めているところでございます。次に、交付金を活用する実施主体は、民間等の事業者と交付要綱で定めており、申請に基づき対応するものでございますが、これまでの交付金につきましては、本市において、平成27年度以降2件の申請があり、このうち1件が採択となっているところでございます。なお、こういった交付金等につきましては、積極的に活用を進めるよう、今後とも周知に努めてまいりたいと考えております。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
補助金の取り扱いについてでありますが、美唄市民会館文化補助事業補助金につきましては、平成26年度の当該補助金について、虚偽の補助申請及び補助事業等実績報告書の提出があった可能性があるとして、元市民劇場の役員による調査依頼書が教育委員会に提出がありました。この調査依頼を受け、平成30年7月11日付けで札幌方面美唄警察署長あてに、教育委員会補助金をさく取したとして告訴状を提出しておりましたが、令和2年5月28日付けで、札幌地方検察庁岩見沢支部から不起訴処分とした旨の通知がありました。このことによって、調査依頼をされた方が批判を受けていることについて、私といたしましては、この調査依頼自体が、決して誤った行為ではなく、批判を受けるべき内容のものではないと考えているところであり、誤解をまねいたことに対しまして、お詫び申し上げたところです。次に、不起訴処分後の検証については、教育委員会議の中で、刑事告訴に至る経緯や不起訴処分となったことに対する認識等について協議してまいりました。この協議を通して、刑事告訴などの重要案件については、法令や条例、規則に基づき、慎重な判断を行っていくことが必要であるという共通認識に至ったところであります。また、補助金交付に係る事務については、当該申請に係る書類等の審査や必要に応じて行う現地調査等により当該申請内容の確認行為の実施など、今後とも法令や条例、規則に基づき、適切な執行に努めてまいりたいと考えております。