みんなの議会

美幌町議会 平成29年第5回定例会 2017年9月20日

(1)イベント用備品の整備について/(2)医療行政について

2017年9月20日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「イベント用備品の整備について」「医療行政について」について質問し、町長 土谷耕治、総務部長 広島学、病院事務長 但馬憲司が答弁しました。

質問者
岡本美代子 議員
答弁者
町長 土谷耕治、総務部長 広島学、病院事務長 但馬憲司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 岡本美代子

私は、さきに通告いたしました2点3項目について質問いたします。まず1点目、イベント用備品の整備についてです。(1)イベント用貸し出しテーブル、椅子の購入を。2点目、医療行政についてです。(1)国保病院で白内障の手術を。(2)国保病院を支えるスタッフ体制は十分か。以上の2点3項目について質問いたします。まず、1点目のイベント用備品の整備についてです。イベント用貸し出しテーブル、椅子の購入をについてですが、私は、平成25年9月定例会においても、この質問をしております。平成26年に軽くて使いやすいテーブル、椅子を購入して、現在貸し出し、使用されていますが、町内ではイベントが多く、まだまだテーブル、椅子とも台数が少ないのか、いまだに古くて重いささくれだったテーブルを使用している状況にあります。平成25年の質問時には、年次的に更新していきたいとの考えでしたが、そろそろ使いやすいものに十分な数をそろえるべきではないかと考えます。また、イベントが重なったときなどの貸し出し状況から考えると、町内でのイベント用テーブル、椅子はどのくらいの数が必要と考えているのでしょうか。町民が活躍してまちづくりをするための環境づくりとして、子供、女性、高齢者でも使いやすいテーブルや椅子の購入について、町長の考えをお聞かせください。2点目の医療行政についてです。まず、国保病院で白内障の手術をについてですが、町立国保病院は、9月から外科医師が2名体制となり、診療科も11科となり、町内の医療環境がより充実し、住民の国保病院に対する満足度も上がってきていると感じています。しかし、眼科は旭川医大からの出張医での対応となっており、月曜日、火曜日の午前と午後、水曜日の午前中までの診療となっています。高齢化が進む中、町内には白内障の患者さんが多くいると考えられますし、近年は仕事を持つ40代の方にも白内障が増加傾向にあるようで、現在は北見市、網走市での手術となるため、通院も大変です。さらに、制度が変わって1度の入院で両目白内障手術は行われず、ホテルに泊まって1度目の手術を受け、後日もう片方の手術に行くこととなり、大変な思いをされているようです。手術の順番待ちも多く、半年以上先となり、仕事の予定がとれない、また、高齢の方からは「もう諦めた」などの話を聞きます。見えにくい、視野が悪い状態での日常の暮らしは、その方の生活の質を大きく低下させることになり、つまずき、転倒などで骨折、寝たきりと健康面に大きな影響を与えます。毎週でなくても、月に一日でも、二日でも国保病院で白内障の手術ができる体制を整えられないでしょうか、町長の考えをお聞かせください。医療行政の2点目についてです。国保病院を支えるスタッフ体制は十分かについてでありますが、国保病院はここ数年、専門性の高い多様な診療科の医師に着任していただき、今までは近隣の市などに通院していた方も町内で通院ができる、国保病院で手術をしてもらったなどとうれしい話を聞きます。地域住民にとって、医療環境の充実は何より大きな安心です。暮らしたいまちには、高齢者になればなるほど医療が充実した町と挙げる方が多く、安心して住める町に進んでいると実感しています。しかし、国保病院は、従来の病棟や診察室を使用し、より多くの診療を行うために、創意工夫をしている部分も多いのではないかと考えますが、その診療を支える看護師、介護士の方などなどのスタッフ体制は十分なのかと心配になります。現状の課題や解決への道などがありましたらお聞かせください。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

岡本議員の質問にお答えを申し上げます。初めに、イベント用備品の整備について。イベント用貸し出しテーブル、椅子の購入をについてでありますが、貸し出し用テーブル、椅子につきましては、現在、軽くて扱いやすいものが、テーブルで80台、椅子で230脚あり、古くて重いものが、テーブルで88台、椅子で450脚あります。通常の貸し出しには、軽いものを使用しておりますが、火やガスを使用する場合やイベントが重なった場合は、古いもので対応している状況にあります。テーブル、椅子の必要数については、規模の大きなイベントやイベントが重なったときに、年に数回軽いものでの対応ができない場合がありますが、それ以外については、軽いもので対応できる状況となっております。今後は、その用途やイベントの規模、保管場所、傷み具合などを考慮して、テーブル、椅子の更新計画を策定しながら進めていきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。次に、医療行政について。国保病院で白内障の手術をについてでありますが、白内障はさまざまな原因で起こりますが、原因として最も多いものは加齢によるものであり、高齢化の進展により発症する方も多くなると言われております。白内障の疑いにより国保病院を受診される方も年々増加しておりますが、国保病院におきましては、白内障の手術ができないことから、これまで手術を必要とする患者は、北見赤十字病院へ紹介を行ってきたところであります。御指摘のとおり、白内障手術については、北見赤十字病院においても10カ月待ちの状態が続いていることから、旭川医科大学では、早期に手術を実施するための方策として、旭川医科大学で手術を希望される場合は、国保病院にて術前検査を済ませ、直接旭川医科大学に入院し手術を受けられるダイレクト入院の取り組みを平成28年10月より開始し、これまで16名の方が申し込まれ、半数の方が手術を実施済みとなっているところであります。しかしながら、旭川医科大学のダイレクト入院におきましても、現在、4カ月待ちの状態となっており、医師不足の状況から担当医師によっては6カ月待ちとなるケースもあると言われております。白内障の手術には、通常3泊4日の入院が必要となることから、国保病院において手術を行うためには、常勤医師の確保、もしくは現在の毎週月曜から水曜までの医師派遣の拡大が必要となります。このため、高齢者からの要望が高い白内障の治療を地元でできるよう、旭川医科大眼科医局に対し、常勤医師の派遣について、継続して要請を行ってまいりましたが、近年の医局員の減少により、現状の日がわりによる非常勤医師の派遣が精いっぱいであるとの回答をいただいているところであります。実際、これまで派遣を受けている医療機関であっても、眼科医師の退職などにより、診療の縮小を余儀なくされている病院もあり、道内の眼科医療が、ほぼ旭川医大が担っている状況から考えても、大変厳しい状況にあると言わざるを得ません。町内において、高齢により北見や旭川まで行けない患者がいることは、十分に認識しているところであり、今後におきましても、継続して要請活動を実施してまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。次に、国保病院を支えるスタッフ体制は十分かについてでありますが、御承知のとおり、常勤医師の採用に伴い、新たな診療科を開設するなど、診療の拡大により、外来、入院ともに患者数が増加している状況にあります。このため、看護師を初めとする医療スタッフの確保についても課題となり、それぞれ人材確保に向け努力をしてきているところであります。現在のところ、病棟を担当する薬剤師及び医療機器を管理する臨床工学技士に欠員が生じているほか、理学療法士、作業療法士の新規採用や、看護師及び病棟を担当する看護補助者についても継続的に募集を行っている状況にあります。医療現場においては、医療技術の進歩や診療報酬の見直しに伴い、業務が複雑多様化してきており、業務量も増大しています。特に、診療報酬上の評価を得て、加算措置を獲得するためには、看護師を初め、医療スタッフの人的整備や、評価基準の管理体制の強化が求められており、安定した病院経営を行う上でも、診療報酬の見直しにあわせ、適宜、人材の配置を行うことが必要となっております。病棟に配置する看護師については、平成28年度より人材紹介会社を活用しながら、人材の確保に努めているところであり、自主応募による採用を含め、徐々にではありますが、人材確保が進んでおり、今後は、より専門性の高い看護師の採用を中心に取り組んでいく考えでありますが、外来配置の看護師や手術にかかわる看護師、病棟に勤務する看護補助者が不足している状況にあります。看護部門全体としては、採用した看護師の定着を図るため、教育の充実や時間外勤務の解消、安定的に休暇が取得できる体制など、働きやすい勤務環境をつくることも重要と考えております。さらに、診療報酬の加算に必要な看護職の配置や、チーム医療や地域連携の中心となる専門職としての配置など、スタッフ体制としてはまだまだ不十分な状況にあり、業務改善と多職種との役割の明確化を図りながら、業務負担の軽減を図っていく必要があると考えているところであります。看護職員の年齢構成を考えますと、若い世代の看護師についても採用していく必要がありますが、そのためには若い世代が国保病院に魅力を感じ、働いてみたいと思える病院づくりが重要であり、研究・研修制度の整備や教育体制の充実、それを行う管理職の育成なども課題として捉えているところであります。また、病棟での介護スタッフである看護補助者については、現在、臨時職員として任用しておりますが、全国的に介護職職員についても不足している中、募集しても応募がない状況が続いております。このため、今後、処遇の改善についても検討の必要性があると考えているところであります。スタッフ体制の充実には、職員定数の見直しや人件費の増加が伴うことから、収入とのバランスを考慮した上で、必要な医療スタッフの確保に努めていくとともに、限られた人員で最大の医療サービスが提供できるよう、患者様に向き合ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いをいたしたいと思います。以上、答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。

質問 8番 岡本美代子

それでは、イベント備品のほうから入ってまいります。平成26年に更新した新しいテーブルとか椅子は、大変軽くて使いやすいのです。そして、水にも強いといいますか、外で使うことが多いものですから、大変使いやすいものだと思っています。椅子も、1回にたくさん持てるというぐらい、本当に軽くなって、使い勝手がいいものだと思っています。答弁の中で、古くて重いテーブルが88台、椅子で450脚ということでしたけれども、町内でイベントが重なったとき、1年に何回か大きなイベントが重なるときがありますけれども、テーブルは総数で絶対このぐらいは必要だ、椅子ではこのぐらい必要だというのを捉えているのか、まずお聞かせください。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

平成28年度のテーブル、椅子の貸し出しの実績でいけば、トータルで28件の貸し出しを行っておりますけれども、そのうち貸し出しの最大数としては、テーブルが112台、椅子が470脚ということで、8月のイベントが重なった時期に、最大値としては112台と470脚となっております。

質問 8番 岡本美代子

今あったように、最大の数がわかっていれば、今ある新しい物の数を引いていけば、今後必要になる数というのは、おのずとわかってくるわけです。そして、答弁にもありましたけれども、火やガスを使用するときには古いもので対応しているということなのです。私は、以前から古いもので対応しているというのは、少し危ないと思っていました。ただ、新しいものを買えば汚すから古いものを使ってくれと、きっと言われると思っていたのですけれども、火を使うときこそ、やはりしっかりしたものでなければならないと思います。古いものの中には足も不安定なものがあり、今までは何事もなく使用していますけれども、私は火を使用するテーブルは、少し幅の広い不燃性のもので、軽くいいものをそろえるべきだと考えますが、その辺はどうでしょうか。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

今、古いテーブルについては、ガス等を使う場合について、貸し出しを行っておりますけれども、新しいテーブルとの材質の関係で、古いテーブルは木なので、恐らく古いものを貸し出ししているのだと思っております。それが、年間多いときでどのぐらい必要なのかは把握をしておりませんけれども、いろいろな形で、どういったテーブルがどのくらい必要なのかという台数は、調査をしてみる必要があろうかと思っています。一番多い112台の貸し出しの中でも、この中で火を使うためにどのぐらいのテーブルが必要となったのかも含めて、調査をしてみたいとは考えております。

質問 8番 岡本美代子

ぜひ、火を使うテーブルについては、少し幅があって軽くてしっかりしたものを要望いたします。どのようなときでも、イベントでは一番前がそういうテーブルになっておりますので、安全を考慮して、今も大変安全を考慮しながら、消火器などを置いてやっていますけれども、今の時代、材質も軽くて火に強いものもあると思いますので、その辺も十分考慮して早急に取り組んでいただきたいと思っています。先ほど、年次的に整備して計画をということなのですけれども、私は、高齢者の活躍というところでも、美幌は大変イベントの多い町だと思っています。自治会、商店街、新しくできた夏祭りや秋祭り、それと冬まつりです。各種団体のビールパーティーもありますけれども、皆さん本当に一生懸命まちづくりに励んでいただいていると思っています。それで、利益追求というよりも、やはりその根底にあるのは、人との交流、それが大きな美幌のまちの人の輪づくりになっているのではないかと考えています。近年、若い方も非常に頑張っていただいていますけれども、やはり中で見ていますと、80歳を超えた方でも、本当に一生懸命、腰をかがめながらでも手伝っていただいています。本当にありがたいというように思って見ています。そういう方が年だからということではなく、少しでも主催者側で頑張れるということが、私は重要なことではないかと思いますので、町に対しては、そういう環境づくりという面を、今後も考えていただきたいと思います。年次的にということは、例えば先ほど言いましたように、数はすぐ出ると思うので、あとは予算の問題だけだと思います。テントなどもかなり傷んできました。一時、新しいテントも購入したようなのですけれども、テントについても今の時代ですから、火に強く、軽くていいものがあるのではないかと思います。テーブル、椅子だけではなくて、テントについても新しいものを購入する変換のときではないかと思いますので、その辺、急にテントも出てきましたけれども、お答えいただけるのであればお願いします。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

テントにつきましては、一部更新も図ってきておりますし、骨組みについても、古くなったものについては、年次的に骨組みだけを更新してきている状況にございます。先ほど言ったテーブル、椅子についても、平成26年ときには、コミュニティー助成事業を使って購入をしたところでございますが、こういった助成事業の活用も含めて、何年というのは申し上げられませんけれども、この事業の活用方法も含めて、早い時期に更新計画をつくった中で、更新を図っていきたいと考えております。

質問 8番 岡本美代子

本当に、繰り返しになりますけれども、高齢の方にも末永く活躍していただくために、十分環境づくりに配慮いただきたいと思います。今、テントと言えば、キャンプで使うテントなどは、非常に軽く、幕についても軽くなりました。今使っているテントは不燃性のもので非常に重たいのです。横幕などを運ぶときは本当に重たいので、いろいろと研究していただいて、環境を整備していただきたいと思います。この質問については、これで終わらせていただきます。次に、国保病院の眼科での白内障の手術のほうに入ってまいります。答弁では、道内の眼科医療は旭川医大が大きく担っているところが現状であり、常勤の医師の派遣については、要請を行っているが、現状の派遣で精いっぱいであるとの回答をいただいたとのことでありました。そういう答弁をいただきまして、眼科医が少ない中、月、火、水曜日の午前中だけでも開設できることがありがたいというようにも考えますけれども、それでもそこを酌んで、私は毎週ではなくても、月に一日でも二日でも、少ない日にちでも、本当に町内に家族などの支える人がいない方、ひとり暮らしの方で高齢の方、そういう方に限ってでも、できないかというように思っているのです。白内障の手術は3泊4日の入院が必要だということなのですが、月、火、水曜日ということで、例えば3泊4日となれば、水曜日の午後までいていただかなければならないのか、それとも木曜日の午前中までいていただかなければならないのか、その辺のことをお知らせください。

答弁 病院事務長 但馬憲司

ただいまの質問にお答えいたします。施設の関係でございますけれども、今、週2.5日の外来診療を維持した上で、仮に、手術をやっていただけるとした場合には、水曜日の午後からの手術という形になると思います。翌日、木曜日の午前中まで一応入院の管理ということで、先生にはいていただかなくてはいけないということになると考えております。

質問 8番 岡本美代子

今の話だと、今までどおりの診療で外来患者を受け付けるのであれば、水曜日の午後に手術をすることになって、木曜日の午前までいてもらわなくてはならないので、非常に難しいということなのですね。例えば、これは素人考えで申しわけないのですけれども、今の外来の数からいって、月曜日の午後に手術とか、そういうことにはなかなかならないのでしょうか。

答弁 病院事務長 但馬憲司

現在、旭川医大の眼科医局より派遣をしていただいておりますが、実はことしの3月に医局に所属している医師数名が退職されたということであります。道内各地に医師を派遣しておりますので、大変状況的には厳しいということで、いろいろやりくりしていただきながら、現在の2.5日診療を確保していただいている状況にございます。当院の外来診療は、平均すると一日40名程度の外来の患者さんに来ていただいておりますので、例えば月曜日の午後を休診して、手術をするという形になったとした場合、その来ていただいている外来診療を後回しにしてしまうような形にもなってしまいますので、そこはどういった対応ができるかについては、旭川医大の眼科医局のほうとも協議してみなければ、現在についてはお答えできない状況にございます。

質問 8番 岡本美代子

高齢化に伴って、白内障に限らず、目の悪い方は多いと思うのです。私は、平成18年6月に網膜剥離をしまして、網膜剥離の手術の後は、必ずというほど白内障になるからということで、手術した右目だけ白内障の手術も受けています。ですから、すごくよく見えるようになって、よく見えるようになった生き方というのでしょうか、非常に視野が広がるといいますか、小さなものまで全部見えてしまうような、眼鏡も要らないような状態になりました。左目は違うのですが、白内障の方は本当に多くて、繰り返しになりますけれども、長いこと待っているのです。本当にもう高齢になって、ダイレクト入院ということで、旭川医大まで真っすぐ行けるという話は聞いています。実際に月曜日に外来診療ということなのですけれども、私もそうですが、やはり外来で行って診断していただく、これは大変だと、すぐ北見日赤に行きなさいとか、そういう振り分けていただくということも非常に大切なことなのです。それも十分わかりますが、高齢者の寝たきりの多くが転倒によるものと言われていますけれども、やはり転倒の原因の中には、視野がはっきりしないということが大きくあるのではないかと思います。大変な中であっても、今後ぜひ、白内障の手術ができるように、毎週とは言わないのですけれども、例えば本当に支え手がいなくて北見に連れて行ってあげられない、しかも目ということで、すぐに目をあけて車に乗ったりなどができないものですから、そういう弱者だけでも、その中からピックアップして、それは3カ月待ちでもいいと思いますし、本当にどこへ行っても1年近く待つものですから、月の一日に集中してそういうことができれば、本当に助かる方が多いのではないかと思います。今後もぜひ、努力をしていただきたいと思いますし、もう一度お話を聞かせていただきたいと思います。

答弁 病院事務長 但馬憲司

今お話のありましたとおり、月に1回でも派遣の日にちを延長していただいてということでありました。派遣を延長していただければ、手術の対応も今後は可能かというようには考えております。ただ、そこには、やはり医局の医師の増員というのが前提になるのだろうと考えておりますし、あと当然、手術に必要な医療機器ですとか、そういったものの整備も伴いますので、今後、旭川医大眼科医局のほうともその辺の地域事情ですとか、そういったものを十分お伝えしながら、できれば常勤医師をという形になりますけれども、それが不可能ならば、派遣の拡大をというようなお話も要請していきたいと考えております。

質問 8番 岡本美代子

先ほど、旭川医大に対して、ダイレクト入院とありましたが、若い方で行ける方とか、誰か送っていける方がいれば、4カ月、先生によっては6カ月待ちだという答弁をいただいています。それも非常に重要なことだと思っています。今は、皆さん本当に大変苦労して、何日か人が見えないと思ったら、実は入院していて、また行かなくてはならないのだということで、80歳過ぎた方が自分で運転して行くという大変な思いをされているので、少しでもそういう方の、全員とは言いませんけれども、先ほども言いましたように、本当に弱者の方だけでも救えればというように思いますので、今後も医局と連携をとりながら、白内障手術に向けて頑張っていただきたいと思います。次に、国保病院を支えるスタッフ体制のほうに入ってまいります。答弁では、診療の拡大によって、外来・入院ともに、患者数が増加しているので、看護師、医療スタッフの確保についても課題となっている。人材確保に向けて頑張って努力はしていますけれども、病棟を担当する薬剤師や臨床工学技士が欠員である。理学療法士、作業療法士の新規採用や、看護師や病棟担当の看護補助員も継続的に募集を行っている状況ということですけれども、この答弁をいただいて、まだまだスタッフが不足しているのだというように考えます。素人考えと言ったらおかしいですけれども、これだけ診療科目がふえれば、私も国保病院に行くことがありますので、にぎやかなというか、たくさん患者さんが集まっている病院を見て、活気づいていていいなと思っていますが、中のほうを見たり、実際に入院している方のお見舞いに行ったりなどしても、大変そうに見えますし、それは町の住民の方もわかっていて、私たちに今の感じ大丈夫なのかとよく言われます。国保病院は大変たくさんの患者さんに来ていただいているということで、その国保を大切にしようと思うから、そう言っていただけるのではないかと思って今回こういう質問をさせていただいたのです。診療報酬の評価などで加算措置を獲得するために、看護師や医療スタッフの人的整備をして、評価基準をやっていきたいということなのですけれども、過去にも、私が所管委員会の委員だったときに、看護師が患者に対して10対1という目標を定めて取り組んだことがありますが、今もそうなのでしょうか。

答弁 病院事務長 但馬憲司

入院基本料10対1の関係でございますけれども、今現在も10対1の入院基本料を獲得している状況にございます。10対1の入院基本料を獲得するためには、必要な要件が何点かあるのですけれども、その中でも重要なところが、1カ月の平均夜勤時間が一人当たり72時間以下にしなければならないという看護師の負担軽減のための時間制限がございまして、その時間を時間内におさめるための人数の確保というのが最低条件になってまいります。これは10対1に限らず、入院基本料の総合的な基準になりますので、10対1の基準をクリアすることで、より手厚い入院基本料を得られるということから、現在は10対1の基準をクリアしているという状況にございます。

質問 8番 岡本美代子

10対1について、私は72時間のことはわかりませんでしたけれども、その10対1を守ることによって、幾らぐらいの報酬の差というのがあるのでしょうか。

答弁 病院事務長 但馬憲司

ざっと計算をしてみますと、1カ月大体480万円ぐらいの差が生じてくると試算しております。なので、年間トータルいたしますと、5,600万円から5,800万円ぐらいの差は生じるのかというように押さえているところでございます。

質問 8番 岡本美代子

看護師と同じように、作業療法士とか理学療法士を整えることによって、診療報酬も変わってくるということでしょうか。

答弁 病院事務長 但馬憲司

入院基本料は一応基本的な体制ということなのですけれども、それに加えて、さまざまな加算措置を獲得していかなければ、なかなか収益が出てこないということもありますので、地域に求められているニーズに対応した形になりますが、例えば、退院支援の関係ですとか、あと褥瘡ですとか、感染対策ですとか、そういったものの体制を整えることで、それぞれ加算措置が受けられるというものが何点かございます。その要件として、またさらに細かく基準がありまして、そこに専属、専任の看護師の配置ですとか、それを担当するリハビリのスタッフですとか、そういったものに従事するということで限定されたものをクリアしなくてはならないという基準もございまして、診療報酬の獲得のためには、そういった人的整備が必要であるということでございます。

質問 8番 岡本美代子

答弁で、より専門性の高い看護師の採用とありましたけれども、私がわかっているのは、がん認定看護師とか、そういうことぐらいかと思うのですが、例えばそういうほかに、どういう種類の専門性というのを頭に置いているのでしょうか。

答弁 病院事務長 但馬憲司

今、正職員としての看護師採用で重点を置いているのが、手術に対応できる看護師ということで、術場で、医療機械の機械出しができる、それを専門にする看護師がいれば、ぜひ獲得したいと思っております。そのほかに、認知症の関係ですとか、緩和ケアの関係の知識を有する看護師についても、できれば院内で教育したりというようなことを現在考えております。

質問 8番 岡本美代子

看護師さんもなかなか獲得できないということで、どこの病院でもよく新聞を見ると看護師さんを募集していますので、本当に全体的に足りないのだと思っています。人材確保も、人材派遣の会社を使ったりして採用しているということで、採用した看護師に少しでも長く働いていただくために、教育の充実や時間外勤務の解消などいろいろ挙げていましたけれども、これは看護師さんだけに限らないだろうと思っています。人が足りないということで、きのうも話が出ましたけれども、今、本当に美幌町も人口減少で若い人が少ないと。例えば、そば屋、弁当屋、ピザ屋が閉店に追い込まれたのは、本当に働く人がいないということで、閉店に追い込まれました。これは本当に町の中の深刻な問題だというように思っています。この間、テレビで人材確保ということで、有資格者の人材確保、それはたまたま私が見ていたのは、美容師とか保育士の話だったのですけれども、美容師も保育士も看護師も国家資格なのですが、資格を持っている人で働いていない方、こういう方にまた再度就職していただくという取り組みでした。就職していただくためには、今まで休んだ期間があって、保育でも、美容師でも全然技術が変わってきている、特に医療についてもそうで、変わってきているということから、自信がない、だから働けないということだったらしいので、そういうところを研修制度、教育の期間を長くして、ぜひカムバックしてもらう。それから、新たなところへ就職するために研修制度を手厚くする、そして自信をつけていただいてから仕事をしていただく、就職していただくというような人材確保についての取り組みをしているところがありました。例えば、看護師さんは本当に医療の現場というのは非常に難しくなってきていますので、そういう資格を持って仕事をしていない方に呼びかけて、そして研修したり、教育期間を長くしたりして育てるというような考えなどは、実際の現場を担当する者としてはどう考えているのでしょうか。

答弁 病院事務長 但馬憲司

潜在的に看護師の資格を持っていらっしゃって、家庭の事情等で、例えば子育てですとか、そういったことで働いていない方も町内には多くいらっしゃるというように考えております。フルタイムではなくて、例えば半日ですとか、時間を限定した形での就業といいますか、そういったものも実際に募集しながらきておりまして、実際に正看の資格を持ちながらパートの仕事をしていただいているという方も採用している状況にございます。なかなか外部に研修制度を求めるということは、今の段階では不可能なものですから、実際に採用した中で、実際の現場で働いていただきながら、必要な指導を行っていくことが必要だと思うのですけれども、全体的に人材が不足しているということもありまして、十分な教育というのはなかなかできておりません。そのような中でも、現場としては若い看護師さんですとか、そういった方を積極的に受け入れていこうと考えておりますし、できればそういう教育体制も、これから充実していくための管理職としての役割についても、認識していただきながら対応している状況にございます。

質問 8番 岡本美代子

外部になかなか研修に出せないということですけれども、私も有資格者が仕事をしていないということで、正看の方なども何人か知っています。ただ、日常の忙しい中に、そういう研修というのは、今どこの企業もそうなのでしょうけれども、育てられないというか、そういう余裕がないということなのです。町内に在住の方なら、それほどいいことがないと思いますので、ぜひ育てていく環境というのも、これからは重要ではないかと思いますし、そしてその方に長いこと働いていただくということも大切ではないかと思っています。それで、国保病院は今いろいろな科がありますけれども、やはり充実して実際に北見の病院から美幌に移した方などもいますので、高齢になって病院だから仕方なく通っていたけど、美幌にしたら楽だという話を聞きます。いずれ高齢者になって、車の運転ができなくなれば、やはり市には通えない、ほかの町には通えないということですが、そういう方々が危惧しているのは、先生方が長くいてくれるかどうかということだと思います。移ってきたけど先生がまたかわったというのは不安だということで、それには医療スタッフも含めて、みんなが働きやすい環境づくりというのが一番ではないかと思います。もちろんそういうことには取り組まれているのでしょうけれども、今後さらに取り組んでいただきたいと思っています。今はどうかわかりませんが、国民健康保険を使う方の中で、約3分の2の方が近隣の病院に行っているという統計もありますので、疾病によっては、北見や遠くに行かなければならないという病気もありますけれども、まだまだ患者は、個人病院も含めて3分の2ぐらいは町外に行っているという現実がありますので、国保病院が充実すれば、まだまだ患者さんはふえるのではないかと思っております。今後とも、病床を持つ病院として、役割をしっかり担っていただきたいと思います。

答弁 病院事務長 但馬憲司

ただいまありましたように、赴任していただいている先生方に長くいていただくために、周りのスタッフもそれぞれレベルアップをして、先生もそうですけれども、そこに働くみんなが働きやすい環境を整えることが、総合的に病院のためになるし、地域医療を長く提供できる体制につながるというように考えておりますので、今後とも町外に行っている方が逆に美幌の国保病院に戻って来ていただけるような、そのような病院としての専門性といったものも、新しい先生と一緒に考えていきたいというように考えております。

出典:美幌町議会 平成29年第5回定例会 2017年9月20日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる