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美唄市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月13日

(1)防災行政について/(2)福祉行政について

2021年12月13日、美唄市議会の一般質問で、齋藤久美夫議員が「防災行政について」「福祉行政について」について質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
齋藤久美夫 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 齋藤久美夫

本年度10月から新型コロナウイルスの感染者数は大幅に減少したものの、まだ収束とまではいかず、また、世界では新たな変異株が確認され、既に国内でもその感染者が確認され、始まっている現状であります。そして、今年1年も国内では静岡県熱海市の土砂災害等、各種自然災害が発生し、また、本市においても、大規模な断水事案が発生し、多くの市民の暮らしに混乱もありました。さらに、最近ではコロナの変異株の発生により、石油資源の需要が減るとの見積りから9週間連続の値上がりを続けていたガソリン、灯油が下落に転じておりますが、まだまだ高止まり状態にある中で、令和3年第4回定例会にあたり大綱2点、防災行政について、及び福祉行政について、簡潔に市長にお伺いいたします。まず大綱1点目の防災行政については、地域防災マネージャー制度の活用についてであります。令和2年第3回定例会の一般質問において、私は防災の専門性を有する人材を確保し、平素には防災計画等の整備及び防災教育の実施による市民に対する防災知識、意識の向上を図り、ひとたび災害発生時には、道及び近隣自治体、さらには関係機関との連絡調整を密にさせ、迅速かつ円滑な防災・減災活動により、市民の安全安心のためにも積極的な地域防災マネージャーの確保が必要ではないかと市長にお尋ねし、それに対する市長のご答弁は、「地域防災マネージャーにつきましては、これまで有資格者が少ないことから、人材確保には至っておりませんが、今後、採用に向けて取り組んでいく」とのことでありました。このことから、本年度についても地域防災マネージャーの採用には至らなかったのではないかと理解しておりますが、令和4年度の地域防災マネージャーの採用の見通しについて、採用があるのかないのか。そして、採用の予定があるのならば、どのような体制(地位・役割・編成)で採用者を運用していくのか、お考えをお伺いいたします。引き続き、大綱2点目の福祉行政については、福祉灯油事業についてであります。これは在宅の高齢者、障がい者、ひとり親世帯を対象に、冬季間の暖房に使用する灯油の一部を支給する事業でありますが、本市においては、15年前から毎年継続されてきた事業で、大変ありがたい事業であります。しかし、コロナ禍からの景気回復に伴う燃料需要拡大にその供給が追いつかずに、9月下旬から高騰し続けた原油高を受け、アメリカや日本などの消費国は11月下旬に石油備蓄を放出することを決定し、これに対し産油国側が減産に動く懸念もありましたが、最近確認されたオミクロン株によって世界が混乱する中で、今回は産油国がこれまでと変わらない増産を維持するとの世界情勢の様子となり、また、オミクロン株の感染が拡大すれば、再び人や物の移動が制限され、景気回復に冷水を浴びせることとなる。そんな見方から、原油価格は下落に転じましたが、ガソリン、灯油は依然、高止まったままですが、一応、原油価格が落ちついてきていることで、いずれはガソリン、灯油の値下がりも期待出来ますが、しかし産油国は感染状況と市場の動向次第で、必要な措置を講じると強調しており、オミクロン株の感染動向次第では、今後、減産に転じる可能性を持たせたものであります。そんな中で、今月3日、鈴木知事は道議会の一般質問で、原油高による燃料価格高騰を受け、福祉灯油事業を行う市町村への交付金を5割引上げる方針を示しました。本市につきましては、先ほども述べましたが、福祉灯油については毎年実施して、その支給申請は10月から今月の23日までとなっており、福祉灯油券の発送を逐次進んでいると思いますので、そこで、これらの状況を踏まえて、今年度中の福祉灯油の追加支給の考えはあるのかないのか。また、あるとすれば、その支給要件に変更はあるのか、この2点についてお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

地域防災マネージャー制度の活用についてでありますが、これまで、自衛隊札幌地方協力本部札幌地域援護センターを通じて、地域防災マネージャーの資格を有する人材の確保に努めてきたところであり、本年11月に令和4年度からの採用を希望されている陸上自衛官の有資格者1名から、本市の求人に対し応募があったところでございます。今後につきましては、面接により選考を実施することとしております。次に、地域防災マネージャーの任用形態につきましては、会計年度任用職員として採用するものであり、配置につきましては、総務部危機管理対策室に配属を予定しております。また、担当業務としましては、自衛官として、災害派遣の任務等で培った経験や能力と防災・危機管理教育を通じて修得した防災行政に関する知識を活かして、市民向けの出前講座等における防災知識の普及啓発、自主防災組織への活動支援、各種計画・マニュアルの策定、見直し等を行うとともに、災害時には、関係機関との連絡調整や災害対応を的確かつ迅速に行うための助言を行うこととしております。市といたしましては、地域防災マネージャー制度の活用により、安全・安心なまちづくりにより一層、取り組んでまいります。次に、福祉灯油事業についてでありますが、本市におきましては、在宅の高齢者・障がい者・ひとり親世帯を対象に、生活安定に資することを目的として、美唄市福祉灯油事業実施要綱に基づき、1世帯当たり50リットル相当の灯油量を基本として、平成19年度から本事業をこれまで継続実施しているところであります。また、申請につきましては、既に10月から受け付けており、随時交付決定しているところであります。しかしながら、このところの灯油価格は、国が公表している石油製品価格調査では、北海道の地域別配達灯油価格が、過去5年平均よりも約30パーセント以上の上昇率を示していることから、既存の灯油券の交付に加え、単価上昇分について追加することとしております。なお、この対応は交付対象者への追加支援であり、1世帯50リットル相当の灯油量を基本として、取り組むこととしております。

質問 3番 齋藤久美夫

地域防災マネージャーにつきましては、来年4月からの採用に向けて取り進めていること。そして採用後は平時と災害時の活動についても、それぞれご答弁をいただきました。そして先般、近隣自治体の自衛隊出身の防災担当者と話をする機会がありました。防災担当者は採用に際して、自治体側が採用者に対し、何をしてもらいたいかきっちり伝えて、そして採用者側もしっかりとした気持ちで勤務に臨むことが大事ではないかと話されていたのを思い出しましたので、今後、面接を予定されているようですので、よろしくお願いいたします。また、地域防災マネージャーが採用に至った場合でも、今後は組織的、機能的に活動できるかを、防災訓練等を通じて研究していく必要があると思います。例えば、庁内各部等に退職自衛官を採用し、平素は所属課で職務を行い、災害時には地域防災マネージャーのもとにおいて、各種の情報収集及び指示、事項の伝達、並びに市民の避難、救助の計画立案の補助等をさせることで、地域防災マネージャーが的確に助言ができ、迅速かつ円滑な災害活動に有効ではないかと私は考えておりますので、この件につきましては、地域防災マネージャーの採用後、活動を見ながら、事後、市長にお伺いしてまいりたいと思います。そう思っておりますので、この点につきましては、今回ご答弁は結構でございます。次に、福祉行政であります。本市の11月下旬のとある地区でのできごとであります。高齢者世帯では灯油が高いため、ストーブの温度設定を低くして、我慢しているとの話を複数件、聞かされておりました。そして、この福祉灯油は既存の灯油の給付に加え、追加支給をするとのご答弁がありましたので、当初の支給期限が今月23日までとなっておりますので、まずは、こちらの支給についても再度、市民への周知を図った上で、追加支給については該当者に対し、直接、福祉灯油券を郵送する等の処置を講じられることを望むものです。そこで改めて1点、今後の福祉灯油事業のあり方についてお聞きいたします。今後も経済情勢等による突発的な燃料価格の不安定化が十分予想される中で、冬季の燃料価格の高騰及びその長期化等の状況に対し、素早く対応し、給付金の引き上げ、例えば、所得要件の所得合計額の引き上げ等により、給付を受けやすくする。さらには、給付対象世帯の拡大等の検討がなされ、迅速かつ柔軟に対処すべきであると私は考えるものですが、市長のお考えをお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

今後の福祉灯油事業についてでありますが、今回のように原油価格の高騰などにより、灯油単価が大幅に上昇する場合につきましては、追加対応することを基本としておりますが、今般、各自治体で様々な取組が行われているところでございますし、そういった中で今後の事業のあり方につきましては、他市町村の取組状況といったものを調査するなど、そのあり方について今後さらに検討してまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月13日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる