美唄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月7日
(1)市立美唄病院の建替え事業について/(2)教育委員会議と行政手続について
2020年9月7日、美唄市議会の一般質問で、紫藤政則議員が「市立美唄病院の建替え事業について」「教育委員会議と行政手続について」について質問し、市長 板東知文、市立病院事務局長 今澤清隆、教育長 天野政俊が答弁しました。
- 質問者
- 紫藤政則 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文、市立病院事務局長 今澤清隆、教育長 天野政俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 紫藤政則
第3回定例会にあたりまして、私は大綱2点について、市長並びに教育長にお尋ねいたします。1項目は市立美唄病院の建替え事業についてであります。その1つは、建設費単価の抑制策についてお尋ねします。市立病院の建替えにつきましては、ちょうど2年前に市民説明会がございました。40億円が50億円になる、大変なことだということで、私もその説明会に参加をいたしました。福祉施設を合わせてということで、その理由としてアスベストが見つかり、それから人件費と単価も上がって、建設日が伸びたという理由であります。それなりにアップの根拠があった訳であります。しかしそれは果たして、美唄の財力、財源の大層が企業債になりますから、返していけるのかどうか、大変な議論になったと記憶をしております。それらを引きずったと言いましょうか、選挙が行われて、新しい考え方で良い建設にということで、このことについては今定例会でもご質問があったと思います。そこで私は、どうしたらローコストの建設費で質の高い病院を作ることができるのか。こういうことを常日頃、考えていました。なかなかこれをやればというものはでてきませんが、色々書籍を調べますと、先進都市と言われるところは同じように悩んで、そして実際にコスト削減に成功している自治体の例を見つけることができました。それらの文献を中心にして、少しお取り組みできないかどうか、お尋ねしたいといのが1つ目の主旨でございます。具体的にお伺いしたいことの1つは、建設費の単価の実勢比較でございます。これは建設費と一言で言っても、様々な病院の医療機器の整備、解体費や用地購入造成費となりますが、比較をするとすれば、これら除いた、いわゆる本体工事という理解でいいかと思いますが、1平米あたりの単価がどういう状況になっているかということでございます。具体的に申し上げれば平成30年、2018年の寒い時期でしたが、前の市長はお示しになった単価が平米あたりいくらだったか。立派な資料は出されましたけれども、その単価には言及がなかったところです。これをどのくらいの単価で出されているのか。それから、公立病院、公的病院、さらには独立行政法人の福祉医療機構の貸付先データによりまして、この単価がどうなっているのか、ホームページでも一部見ることが出来るわけであります。比較する意味で、どういう単価と分布になっているのか。特に自治体病院に関しては、平均値で出しても、その分布を確認しなければ実態がどうなのかわかりませんので、最新データの比較・検討できる単価について、お示しをいただきたいという事が1つでございます。2つ目はですね、設計事務所。これは設計士さんの役割ということでございますが、私はここにCM方式ということを書きましたけれども、これはアメリカ産のシステムらしいんですが、建築工事の管理システムと承知しています。よく舌が噛みそうになりますが、コンストラクションマネジメント方式というそうでございます。これはNPOでコンサル業務も実施しているし、それから国交省のホームページでこのことついての解説が出されております。要は例えば、施工者と設計者と、施工者というか発注者、それから設計をする人、さらに施行する人、これをぶつぶつ切らないで、これらを一貫性を持って管理していく。常にマネージャーが工事の最終的な竣工まで見届けるという仕組みであります。これらについてどのように認識されているか、このことが2つ目であります。3つ目は設計事務所の選考についてですが、「公開プロポーザル方式活用」と書いておりますが、これは公募方式で実際にどういう設計をするかとういうこと。すなわち内容の提案をしていただく。それを審査して、こういう提案型の設計にかかる、そういう設計事務所。有能な設計士さんがいるかどうかの判断になるわけであります。設計事務所の役割をどのように押えているかということと、それとこの選考方式ですね。こういう方式で設計事務所を決めてくということについてのご認識について伺いたい。それから、抑制策の最後になりますけれども、具体的に施工する建設工事の業者はどのように選ぶのかということであります。いろんな方式がですね、ここ10数年経っているかもしれませんが、示されております。一般競争入札も地域限定での一般競争入札。それから指名競争入札。この指名のあり方も色々工夫されている方がいます。この建設工事の契約について既存の従来の手法というものでない取り組み、新たな発想で行うということについて、どんな認識をもっておられるのか、必要なことだろうと思います。その辺をお聞かせいただければと思います。次に、財源の概要と確保、見通しであります。先ほども少し触れましたが、多額の建設費がかかる病院事業でありました。大層は企業債、過疎債も対象ということだと思います。そしてこの企業債の償還に対して、一般会計が繰り出しする場合、その繰り出しの額に応じてですね、普通交付税も一定率、措置をされるということです。こういった民間病院にはない、そういう公的病院であるが故の助成のシステムがあるわけであります。そして合わせて、前回の時には立地適正化計画なるものによる補助を見込んだ、こういったその他の特定財源を現時点でどう押さえ、財源の概要とどのような手法で確保しようとしているのか。この辺について見通しをお尋ねしたいと思います。大きな2つ目の項目でありますが、教育長にもお伺いたしますが、教育委員会議と行政手続きについてであります。教育委員会議につきましては、5年前の地教行法の改正以降、会議そのものの役割とか、会議そのものの権限、教育委員会議で何を決めていくかということについては、変わってないと承知をしております。教育長も新しくなられてしばらく経ちましたが、この教育委員会議の役割と前段もたれている教育委員会の協議会、これは法令にはないものでありますから、文科省もこのことについては十分活用について否定はしないし、大いに利用すべきだということを言われております。自由闊達な議論をどうしていくかということ、そんなことでの教育委員会協議会も位置づけをどのようにご認識されているのか、お答えいただきたいと思います。2つ目は、今までもたれてきました教育委員会議、5月の中旬に刑事告訴に関して、不起訴処分が決定をされた。この刑事告訴に関わって、教育委員会議が一定の議論ないし一定の決定、意思決定を行っていると承知をしています。これらについて、私は2定の時も申し上げましたが、この告訴事案、結果として不起訴になって、白黒ついたとういうことであります。なぜ告訴にいたったのか十分検証してほしいということを申し上げました。第三者委員会による検証ということを申し上げましたが、教育長のお答えでは、教育委員会議で協議し、調査をさせてくださいというお話しでした。まだあまり日にちが経っておりませんけど、この教育委員会議において、どのような協議が行われ、調査が進んでいるのか内容についてお知らせいただきたいと思います。それから3つ目ですが、具体的に平成30年、2018年2月、刑事告訴をしますということを合意となったのが2月20日の教育委員会議と承知をしていますが、合わせてこの時には刑事告訴と一緒に指定管理者の指定の取り消しについても、ご協議されているわけであります。これらの情報公開請求でいただきました、教育委員会議の内容を見て、この提案者は教育長だと思います。そして補助職員がこの提案の説明に入るということです。提案のあり方は、プロの職員が滞りなく提案をして、正しい判断材料に繋がった。これはあたり前のことであります。私が見ますと、おいおいそうじゃないぞ、という内容も多く含まれている、実はそんな感じを持っています。具体的にお尋ねいたしますが、文化協会に対する指定管理者の指定の取り消し、2月20日に一度合意形成をしています。この議決にあたって何度も申し上げますが、提案側としてその手続き、説明の仕方に問題はなかったのか。それから2つ目は、提案なさる立場で、当時の提案者が管理者の指定手続き、これらのルール、指定管理者選定委員会とはなにか、指定管理者選定委員会とはどんな役割で、どんなことを仕事にしているのか。これらをよく分かってないのではないかという場面がでてきていまいした。調査・検討する中で、色々そのことについても検討されたと思いますが、正しく認識していたかどうか、そのことをお尋ねしたい。3つ目ですが、2月20日に議を得た教育委員会議として議を得た、指定取り消し衆議一決した。そして1週間後の行政処分が業務改善命令。この会議録を読むと、業務改善命令との表現になっていました。私は業務改善命令という言葉知りません。この業務改善命令という用語を含めて、根拠はどこにあるのか。そしてその行政手続に問題はなかったのか。提案者の説明としての市政ですから、その辺はお調べいただけたと思いますので、お答えいただきたい。最後ですが、一連の教育委員会議の会議録を見て、提案側の発言、当時の教育長が主に発言していますけど、業務の取り消しとか、業務の一部取り消しと、改善命令という言葉が出るんですが、これは正しい表現なのか、私はこういう事を知りません。この辺について、どのように認識をされているのか。これをお伺いするのは、果たして教育委員会議で教育員さんご議論いただいた重要会議の中、提案する教育長の補助職員含め、当時の教育長含めてしっかりとルールを身につけた上での提起の仕方だったのかどうかということに、とても重要な疑問があるということで、あえてお尋ねしたいわけでございます。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
紫藤議員の質問にお答えします。建設単価の建設費の抑制策についてでありますが、はじめに、設計事務所の役割につきましては、建築主の意向に沿って建物を設計し、専門家として建築主の権利や財産を守り、良質な建築物の計画立案、設計監理及び工事監理業務を専門として行うことと認識しております。コンストラクションマネジメント方式につきましては、建設計画の立案、設計管理、工事の発注、工事監理及び引き渡しの各段階において、マネジメント技術を使って「スケジュール管理」「コスト管理」「品質管理」などを行う業務であり、発注者の立場にたって、建設費の削減や品質改善に取り組むものであり、従来の一括方式に比べて無駄を省き、総工費を削減、工期の短縮が期待できるものと認識しているところでございます。次に、契約方法の新たな発想で行うことにつきましては、大規模な事業の契約にあたっては、価格だけではなく、施工技術や地域貢献の方策も含めた提案と合わせて、市民が参加して意見を反映させることができる「市民参加型総合評価方式」や、入札及び施工段階においても受注者が蓄積している技術やノウハウを有効に活用し、建設コストの低減と機能・品質の向上、さらには、「工期の短縮」を図ることが可能となる「デザインビルド方式」や「ECI方式」など、迅速で効率的に事業推進できる多様な契約方式についても検討してまいりたいと考えているところであります。いずれにいたしましても、「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」や、「公共工事の品質確保に関する法律」を踏まえ、透明性、公平性、公正性、競争性及び工事の品質確保に努めてまいりたいと考えております。なお、建設費単価につきましては、市立美唄病院事務局長から答弁させます。次に、財源の概要とその確保、見通しについてでありますが、病院建替えにかかわる財源の概要につきましては、病院建替えに適した国や北海道の補助のほか、病院事業債及び過疎対策事業債の活用を見込んでいるところでございます。特に補助金等につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響等で様々な省庁の補助の見直し、新設等の可能性が見込まれることから、既存の補助に加え、今後の関係省庁や北海道等の情報を注視し、検討してまいります。次に、病院事業債及び過疎対策事業債に対する普通交付税措置につきましては、病院事業債は元利償還額の25パーセント、過疎対策事業債については、元利償還額の70パーセントが算入されることとなっております。次に財源の見通しにつきましては、コロナ禍にあり、財政状況はさらに厳しさを増すような情勢にありますが、国の経済対策の動向や現行制度を踏まえ、財源確保に最大限努めてまいります。
答弁 市立病院事務局長 今澤清隆
建設費単価につきましては、私から答弁させていただきます。はじめに、前の計画でお示しいたしました単価は、道内の先進自治体病院などと工事発注状況などから発注年次までの労務単価の上昇や消費税増税の影響を踏まえ、1平米あたり45万7,000円と見込んでいたところでございます。次に、公立病院の平均単価につきましては、総務省で公表されておりますデータによりますと、平成28年度で1平米あたり40万6,000円となっております。また、平成28年度の公立病院における平均単価の分布につきましては、着工件数19件のうち平均単価以下が7件、平均単価以上が12件となっております。次に、公的病院の平均単価につきましては、総務省で公表されておりますデータによりますと、平成28年度で1平米あたり36万4,000円となっております。次に、独立行政法人福祉医療機構の貸付先データに基づく平均単価につきましては、令和元年度で1平米であたり39万2,000円となっております。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
紫藤議員の質問にお答えいたします。はじめに、教育委員会議の役割についてでありますが、教育行政の政治的中立性や継続性、安定性を確保するとともに、保護者や地域住民の多様な意向を的確に反映した教育行政を推進することを目的として、私と教育委員の合意によって、教育方針の決定等を行う会議で、招集及び議案の提案権は私にあるところです。次に、教育委員会協議会の位置づけにつきましては、これまで申し合わせ事項として、教育委員会議の前に開催しているものであり、制度化されているものではないとところです。文部科学省においては、教育委員会制度の仕組みとして、月1・2回の定例会のほか、臨時会や非公式の協議会の開催が示されており、教育委員会の運営改善として開催回数の増、開催時間の工夫により、委員による議論の機会を最大限確保すること。また、十分な審議ができるよう、案件の内容を事前に教育委員に説明する事が望ましいとされているところです。このため、教育委員会協議会の開催は重要であると考え、令和2年6月に美唄市教育委員会協議会設置要綱を制定し、運用しているところであります。次に、刑事告訴に関わる検討内容についてでありますが、令和2年6月25日開催の第12回教育委員会議、7月16日開催の第13回及び8月20日開催の第15回教育委員会議の中で刑事告訴に至る経緯や、不起訴処分となったことに対する認識等について協議してまいりました。主な意見といたしましては、当時告訴したことについては、弁護士にも相談し、慎重に審議した上で告訴を行ったと認識している。嫌疑不十分で不起訴処分となったことは、教育委員会として真摯に受け止め、今後の教訓としなければならない。今後とも法令や条例、規則に基づき、慎重な審議を心がけ、身を引き締めて取り組んでいかなければならない。不起訴という結果を真摯に受け止め、文化の発展に貢献していく体制を整えていきたいなどのご意見があったところです。この協議を通して、刑事告訴などの重要案件については、法令や条例、規則に基き慎重な判断を行っていくことが必要であるという共通認識にいたったところであります。なお、刑事告訴に関する協議につきましては、8月の教育委員会議をもって終了としたところであります。次に、美唄市文化協会に対する指定の取り消しについてでありますが、本件は、平成30年2月20日開催の第3回教育委員会議に付議した、「議案第4号美唄市民会館文化補助事業補助金不正受給に関わる刑事告発及び行政処分の件」において審議したものであり、指定管理者制度をモニタリングマニュアルに基き、指定管理者選定委員会に対し、指定の取り消しについて意見を求めるため、教育委員会としての考えを取りまとめたものであり、最終的な処分の決定ではないとのことから、手続きに問題はなかったものと考えております。次に、教育委員会と指定管理者選定委員会との役割の認識についてでありますが、平成30年2月20日開催の第3回教育委員会議における議案の説明の中で、認識不足の発言がありましたので、今後十分に留意してまいります。次に、会議の中で使用した業務改善命令につきましては、美唄市公の施設に関わる指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき締結した、指定管理者基本協定書を第30条の規定において、業務実施状況等が使用書等や教育委員会が指名した条件を満たしていない場合は、指定管理者に対して、業務の改善を指示することができることとなっていることから、要望としては、業務改善指示とするのが適切であったと考えております。なお、今回の業務改善指示については、内容的に行政指導の範囲であることから問題はなかったと考えております。次に、会議の中で使用した業務の一部取り消しにつきましては、美唄市公の施設に関わる指定管理者の指定手続等に関する条例第9条において、指定管理者が法令または第7条の協定に違反したと認めるとき、その他指定管理者の責めに帰すべき事由により、当該指定管理者による管理を継続することができないと認めるときは、その指定を取り消し、または期間を定めて管理業務の全部もしくは一部の停止を命ずることができることから、用語としては管理業務の全部もしくは一部の停止とするのが適切であったと考えております。また改善命令につきましても、指定管理者は基本協定書第30条に規定する改善指示が適切であると考えております。
再質問 10番 紫藤政則
るるお答えいただきました。何点か再質問させていただきたいと思います。病院の建替え事業に関しまして、事務局長から最初に単価の動向についてご答弁ありました。これは基準年度がぴったり一致していませんから、正確に比較はなかなか難しいですが、平成30年の時に提起した、当時の市立病院の単価45万7,000円とのことでありました。それに比較します民間の平均ということになりますと、これがデータでお示しになったのが令和元年ですから、基準年が違います。この基準年を30年に基準年を持っていきますと、いくらになるのかということなんですが、これも実はピタッという数字がないのです。28年のやつが、そこにぶつけるには一番近いのがあります。2016年です。これは、34万6,000円というのが貸付です。法人が貸し付ける貸付基準の段階ですけれども、ここで当時示した美唄の単価の差が約11万1,000円というのがでてまいります。民間病院、それから国公立の病院、そして自治体の病院、それぞれ微妙に機能も違ってくると思いますから、一概に比較はできませんが、それにしても世間の常識では自治体病院は高いと、これがその筋の人の常識だそうであります。是非、建設業者にしてみたら仕事欲しいというのはわかる内容なんですね。ここに切り込むというのは、どういうことか。先程、色々申し上げましたけれども、やはり施工主の市長がこの事業はこの範囲で抑えようと。なぜかと言うと、美唄市の本体の体力が持つのかということであります。これは大きな選挙戦の争点になったわけでありますから、ここのとこは常に市民の皆様方が注目されていると思うんです。今、市民委員会でご議論いただいているメンバー、真摯なご議論いただいているようでありますけど、そこのとこが一番ポイントではなかろうかと。病院があることによって美唄が潰れてしまう、立ち行かなくなる、こういう心配をなさっている。しかし、先ほど在宅医療への連携という表現ですね、新たなチャレンジといいましょうか、そういうお考えも示されました。やはり、老朽化した病院をしっかりと建て直すという思いは、かなり決意が固いと思いました。それで、先程もなぜ高いかお話し申し上げましたけど、やはりこれは交付税、起債なんです。建設時点で、持ち出しがわずかで済むということが最大のネックだと言われています。先程も地方債の充当率と、それから普通交付税の措置額、こういうお話がございました。これは、公立病院の採算部門を背負っているという要素もありますけれども、このことが民間よりも高い工事費に繋がるという理解にいたっている方も数多くしいらっしゃる。私もそうでないかと思います。建てますと、減価償却がでてきますから、大きい金が病院会計から結局はこの内部留保的な意味で、積まなければならないことになる。これは、すぐに経営圧迫していく。それと、病院は採算背負っていますし、交付税の措置もあるから、一般会計で不足分はあげますということで済ますことが多い。私達は平成21年から27年にかけた財政健全化策を知っているわけです。そこで何が起きたか。このことはやはり、しっかりと肝にすえるといいますか、教訓として持ってかかるということが私はとても大事なことではないかと思うんです。やはり、コスト意識を持つということと、キャッシュフローという表現ありますけれども、その認識もやはり強く持つことだと思うのです。経営が成り立つかどうかという視点で考えるという必要が私はあると思うのです。そのためには、市民の皆さんも当事者意識を持たなければならない。我々も当然、議会として提言して、良い病院作るために知恵を絞らなければならない。学習もしなければならないと思うのです。それで、目新しいことをるる申し上げましたけれども、ご認識も実際にその設計に携わったり、この病院建設に携わる優秀な職員も複数いらっしゃるわけで、こういうことからすると、ぜひ色んな方法をチャレンジしていただきたいと思うのです。繰り返しますけど、設計事務所も施工業者もこんな病院作りたいという思いがとおるような仕組みをしていくとうことが大事だと思います。プロなわけですから。そういう業者を選定することが必要でしょう。地域の経済にとっても、非常に注目するところです。地元の経済への貢献度というのも重要な要素です。しかし、これもジョイントベンチャーで、組めばいいというものではなくて、いわゆる地元の発注割合をどうするのか、30にするのか。地元に貢献する経済の貢献度をどうするのかという視点で考えるべきではないかと思うのです。安ければ良いというものではなくて、私は厚生労働の視点でも、公契約条例で指摘をしましたが、やはりそこで適正な基準というものを持たなければならないことも事実であります。岐阜県の下呂市で、少し前のことになりますが、病床数が99で、平米数が8,000ぐらいですから、ほぼ美唄と似たような規模。ここの取り組みがですね、今、申し上げましたようなことを組み入れて、トップはこの範囲で良いものを、市民の皆さんがそこに関わって病院を建設していった実践例があるわけです。私は、他にも実践例があると聞いております。これからも調べてきたいと思いますけれども、執行側としても、是非このことを前向きに取り組んでいただいて、市民こぞって、良い病院作るということで、先例を少し、余りこだわらず、これが美唄の公共事業のモデルケースだと思われるような病院づくりにぜひ頑張ってほしいという事を私は思うわけですが、ご答弁いただきたいと思います。それから、教育委員会会議と行政手続きに関してであります。ご答弁では、調査は終わったということであります。調査終わって、具体的にどんな調査があったのかというのは、実はご答弁の中ではよくわからない。聞き方によれば、弁護士さんとも相談して、そして決めた告訴、弁護士さんとも相談したのではないか。告訴そのものについてはどうのこうの言われる筋合いはないなともとれる。しかし、出た結果については、これは受けとめましょう。こういう中身のものは調査と言わないと思いますよ。どういう課題があったのかということを受けて、その課題について真摯に議論をする。結果がこういう事だということなのかもしれませんが、やはり調査報告を求めるというのは、調査結果を市民の皆さんと共有するということではないでしょうか。このご答弁で私は理解しがたいというのが率直な思いです。そして、後先になりますけれども、私は文化協会に対する指定取り消しの議決にあたって、提案側の行政手続に問題なかったかということですが、これは最終決定ではないから問題ないというお話しでした。そういうご答弁でした。この前日に当時の教育長と関係職員、指定管理者である文化協会の理事長さん呼んで、通告しているんですよ。告訴すると通告しているんです。個人なのか団体なのかわからないけれども。それと補助金を返還しなさいという返還命令もかけています。口頭ですよ。行政処分という表現をしています。これは、どんな根拠があって行ったのか。テープを恐らく置いてあると思いますよ。記録をとっているはずだ。最終決定ではないということは、指定取り消しの最終決定とはなにかというと、いわゆる行政処分として、文書で相手方に対して、文書を送達する。そこで、行政処分が効力を発生するわけです。ただ、この2月20日の教育委員会議で行政処分取り消し、取り消しによって美唄市にどんな問題が出てくるのか。指定管理者で働いてる雇用はどうなるのか。文化行政はどうなるのか。このことによって、訴訟に繋がっていくことも含めた指定の取り消しとはなんだという事を理解した上で、教育委員会議というのは持たなければダメではないのでしょか。残念ながらそういう形跡は見えない。教育委員会協議会でやっているのかもしれません。私どもがふれる会議録では見れない。非常に軽い。私は手続に問題はないということでないと思います。それから、選定委員会の役割の認識についてですが、認識がされていないということで、認識不足ということだけど、意味を理解してないということなんです。お話しにならないです。指定管理者選定委員会に意見を申し上げるという表現があるんです。決めるのは選定委員会だということを言っているんです。内部機関ですから、そんな馬鹿な話はないです。長なりの諮問を受けて答申する機関ですよ。対外的に何も意味を持たないんです。なんで行政庁は指定管理者の選定委員会に意見を申し上げるんですか。選定委員会に意見を徴するんですよ。そういうもんでしょう。すいませんね、教育長に申し訳ない。本当に当事者でない方にこうやってくってかかるのは非常に心苦しいんですけれども、言わざるを得ないんです。役割を正しく認識していたか、そういうところで不測な発言があったという、意味を理解してない人が会議に出ているんです。業務改善命令に関しても、文言にあるが手続きに問題なかったという話ですけども、業務改善指示というのは指定管理者のマニュアルに様式もありまして、これは、それが実行されなければ、指定取り消しに繋がるスタートなんですよ。こういう認識おありでしたかね。私はこんな言葉はどこにあるというのは、重箱の隅をつつくみたいな話ですから、これはいかにいいかげんな提案を、教育委員会会議で行ったのかということをわかっていただくために、あえて申し上げたわけなんです。指定管理者の選定委員会に関しても、選定、不選定の通知をした時に出された文書なんか見ても法律分かっているのかというものもあるんです。私は教育長に十分その辺も調査していただきたかったんですよ。非常に、禍根を残すことになるような気がするんです。検証はこれで終わって、前を向いて進んでいこうというご答弁でした。今、私も2回目の質疑ですから、この場で考え方をひっくり返すことができなければ、発言者の能力不足ということになるわけです。議会はルールがありますから、自分の言うこと聞かなければ議会が終わらないということにならないわけです。それでも私は、今の取り扱いに関して非常に疑問があるということを申し上げますので、ご答弁いただければと思います。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
紫藤議員の質問にお答えいたします。建設費の抑制等に向けた取り組みでございますけども、建設費の抑制につきましては、建設費の削減だけでなく、建物の品質の向上等についても、あわせて取り組むべき重要なことと認識しており、これら含めた総合的な事業費の削減を図っていくことが必要であると考えております。また、事業期間の短縮につきましては、来年度以降予定している、基本設計・実施設計・工事発注について、例えば先ほど申しました、市民の意見を反映させることができる市民参加型総合評価方式など、様々な事業手法を検討しているところでございまして、私と致しましては、今後に向けては、様々な面から基本構想・基本計画において十分検討し、可能な限り早期着工に向けて取り組んでまいりたいと考えているところでございます。また、一昨日の9月5日に桜美林大学老年学総合研究所所長の鈴木教授、それから、砂川市立病院の副委員長木村先生をお迎えして、これからの美唄の健康長寿向けてという講演会、そして鼎談を行ったところでございます。その貴重な声の中で、かつて誰も経験したことがない超高齢社会を見据えた病院のありようについてお話をいただいたところでざいます。これからの美唄の健康長寿に向けて、超高齢社会の理解、超高齢社会といったものはどういうものなのか、どんな市民にも必ず訪れる終末期という現実に向かい合い、その中で「満足できる生き方」、「心豊かな老い方」、「命のしまいかた」など、こういった課題について、十分検討しながら今後とも美唄にふさわしい病院建替えに向けて精一杯、取り組んでまいりたいと考えております。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
紫藤議員の質問にお答えいたします。はじめに、刑事告訴に関する協議を終了したという理由についてでありますが、これまで3回の協議において、告訴の結果を受け、課題と考えていた「当時十分な論議がなされていたか」、「告訴の判断に至るまでの経過や別の解決方法がなかったのか」、などについて協議を行い、事務局からの説明とそれぞれの委員の理解と判断、また処分決定に対する受け止め、今後に向けての考え方など、私も含め、教育委員及び事務局管理職の職員の共通認識が図られた。このことから、協議を終了することといたしました。次に、教育委員会議での審議についてでありますが、会場の中では認識不足や言い間違いと思われる発言があり、議案を審議する上で大きな誤認を生む恐れがあるなど、慎重に発言する必要があったものと考えております。参加への協議を行った中で、私も含め、教育委員及び事務局管理職員が、今後において法令や条例、規則に基づき慎重な判断を行っていくことが必要であるという共通認識に至ったところであります。
再質問 10番 紫藤政則
1回目の答弁とですね、その事をまた同じような趣旨でお答えになったと受け止めます。私の思いは変わりませんけれども、この場で合意形成をすることはできないと、おさえざるを得ないと思っております。現在、美唄の文化行政はどのようになるのかですね、私はその見通しについては、見通し持てませんけれども、やはりどういう形にせよ、私の問題を通じて得た教訓というのは人と人との信頼関係というのがあり、これがなければ全ておかしな方向に行っちゃうなという気がいたしました。現在、指定管理者としてこの指定管理業務に従事されている方がいらっしゃるわけですけれども、やはり足らざるものは足らざる、それから評価するものは評価する。それもですね、信頼関係にたたなければならない。不信感を持ってやるということはお互い指定管理者もそういうことに心しなければいけないと私はつくづく思うのです。すべての問題が信頼関係喪失からきているような気がしてならんのです。非常に私としましては残念ですけど、そこのところ1つ、お汲み取りいただいて、非常に教育者である教育長に私のような門外漢がお話しできることは恐縮と思います。しかし、そんな思いを強くしておりますので、ご発言ありましたら、お願いしたいと思います。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
紫藤議員の質問にお答えいたします。刑事告発と指定管理に関する行政処分の件でありますが、ただいま紫藤議員よりさまざまなご意見、ご指摘をいただき、重く受け止めているところであり、今後さらに慎重な審議に努めて参ります。教育とはもともと信頼関係です。人と人との繋がりで成り立つものです。そこを大事にしないと、やはり美唄の教育、北海道の教育、日本の教育がだめになると思います。信頼関係を大事にしながら、今後紫藤議員のご意見を尊重し、あわせて、美唄市の教育行政の執行に対して、ご理解いただきますようお願い申し上げて、私の答弁といたします。