美唄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月7日
(1)「市民との協働のまちづくり」について/(2)「市立美唄病院の建替え」について/(3)新型コロナウイルスの対策について
2020年9月7日、美唄市議会の一般質問で、本郷幸治議員が「「市民との協働のまちづくり」について」「「市立美唄病院の建替え」について」「新型コロナウイルスの対策について」について質問し、市長 板東知文、教育長 天野政俊が答弁しました。
- 質問者
- 本郷幸治 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文、教育長 天野政俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 本郷幸治
令和2年第3回市議会定例会にあたり、市長並びに教育長に質問します。大綱の1点目は、市民との協働のまちづくりについて、市長との対話の日についてでありますが、市長は令和2年度の市政執行方針で市民との協働のまちづくりをスローガンに掲げ、その重要性を主張し、誰一人置き去りしない地域に全力で取り組んでいくと述べられました。しかしながら、私はある市民からの市民相談で5月28日の市長との対話に出向いた相談員さんは、市営住宅の建替えに関して、ここで前置きをしますが、公文書公開決定の正式な手続きを経まして、9月28日の議事録を事前にいただきましたので、それをもとに一部抜粋しながら、質問を続けてまいります。そこで市長は、建替えはやります。アンケート結果を基に、それを踏まえて、次にどう建替えするかということを説明します。また、相談員さんは自身も含めて、移転対象者の多くが高齢化しており、冬期間の除雪など大変なので、建替える団地はエレベーター付きの団地を考えてほしいと発言したのち、市長は、「わかりました。説明に行きますから。」とも答えております。この対話の日の後、月日が経過しまして7月17日に市長秘書から相談員さんに電話がありました。その内容といいますのは、団地建替えの説明会は当初予定しました6月下旬でありましたが、この課題については全庁的に協議するので、予定よりも遅くなること。また、団地の建替え場所は旧美工跡地は選択肢の1つで、まだ決定してないとのこと。相談員さんの思いは、市長との対話に前段で述べたように、かなり具体的な対話をしております。このような対話をしたならば、誰しもが旧美工跡地にエレベーター付きの団地が建設されるんだと思うのではないでしょうか。そして戦略アンケートの意向調査では、建替え場所が旧美工跡地を希望している方が8割以上の結果が出ているにも関わらず、未だ選択肢の1つであることなどを含めて、それでは5月28日の市長との対話での市長の発言の本位が何だったのか。なかば、市長にこの相談員さんが裏切られた気持ちと落胆した思いを私は直接伺うことができました。なぜ、かねてから重大な事案に対して、このたび市民の方がこのような混乱を招くことになったのか。また、私は市民の代表である市長がこのような誤解を招くような対応をしたのか、非常に疑問に感じるところであります。二度とこのようなことがないことを明言していただくとともに、市民の方に正式な謝罪をすべきと考えますが、この点について市長にお伺いします。大綱の2点目は、市立美唄病院の建替えについて、その1つに、近隣市への通院バスの検討状況についてでありますが、市長はこれまで同僚議員の質問での答弁では、将来的な医療の広域連携を見据え、今後、近隣市の関係機関との合意形成に向けた協議を進めると答弁されておりますが、そこで市長が、美唄市民を受け入れてもらいたいと考えている病院は果たしてどこなのか。また、その病院に対してこれまでどのようなアクションを行い、結果的に受入れてくれるという確証を得たのかお伺いします。次に大綱3点目は、新型コロナウイルスの対策について、市長並びに教育長にお伺いします。これまで市民の感染者は今日現在で一人であると認識しておりますが、今後、秋から冬にかけて風邪の罹患者が増えてまいります。新型コロナウイルスと風邪とは症状が非常に近く、見分けがつかないと聞いておりますが、その場合、1つ目として、市立美唄病院の安全な受診体制を具体的にどのように考えているのか。2つ目として、小中学校での児童生徒が風邪の罹患者が増えていくことが予想されます。その場合、どのような学校運営を行おうと考えているのか。その3つ目として、もし学級閉鎖や学校閉鎖をせざるを得ない場合、昨期の臨時議会で可決されました、通信ネットワークを活用したリモート授業について学校や家庭で本当に対応できるのか。また、教職員の研修体制、児童生徒の通信環境についての今後、確認作業を行っていくと思いますが、そのスケジュールや具体的な進め方についてお伺いします。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
本郷議員の質問にお答えします。市長との対話の日における公営住宅の建替えについてでありますが、まず、昨年7月の私の市長就任後からの事実経過について時系列で説明させていただきます。昨年8月7日の「自治組織代表者会議」において、ある市民の方から「市営住宅を建設する計画は市長が変わったことにより、どうなるのか」との問いに、担当部署から「予定どおり進めており、人口推計を踏まえた規模を検討しているところです」と回答をしております。次に、昨年10月24日の「市長との対話の日」では、その市民の方から今年の自治組織代表者会議の時に、市長は「建替えはやります」と聞いていたが、「最近当該団地を半分壊して、そこに新しい住宅を建てるという話や、美工跡地には建たなくなったという話も聞いたがどうなのか」と問われて、私は「今は意向調査を行う段階であり、壊すとかどこかに持っていくといった、そのような話はまだ決まっておらず、古くなった住宅を建て替えるのは当然で、意向調査を行って計画を再検討する」とお答えしたところであります。次に、昨年11月下旬には進徳東団地、いなほ団地、南美唄団地において、建替えに関するアンケート調査の説明会を開催し、その後、翌年1月までの間でアンケート調査を実施したところであります。次に、本年5月28日の「市長との対話の日」では、その市民の方から以前市長とお話しした時に、美工の跡地に建てると聞いたが、建てなくなったと聞いたので、確認とともに、これまで平屋で雪投げが大変なため、階数やエレベーターの有無についても問われたところでございます。私は、美工跡地への建替えの問いに対しては、「建替えはやります」。階数とエレベーターの問いに対しては、「もっと下げようと思っている」とお答えし、「今まで平屋だから雪投げが大変なので確認したかった」との問いに対しては、「わかりました。6月、7月初めには説明に行きますから」とお答えしたところであります。その後、その市民の方と担当部署との間で6月上旬に市営住宅の建替えに関する説明会の事前打ち合わせを行い、その際に、その市民の方からは「市長との対話の日の中で美工跡地に5階建てエレベーター付きの団地を建設することで、市長と合意を得た」との発言があり、市では「階数等については、検討している段階である」と説明したところであります。また、6月もしくは7月上旬に昨年度実施したアンケート調査の結果に関する説明を行いたいとその市民の方にお話をしましたが、市民の方からは「団地の入居者の多くが着工時期や入居時期の説明を聞きたがっている」との発言があったため、担当部署からは「現段階では団地の構造等を検討しているので、具体的な内容についてはお答えできない」と説明をしております。その結果、その市民の方とは具体的な団地建設に向けた工程等がはっきりとした段階で説明会を開催することで合意にいたったところであります。その後、7月16日にその市民の方から「市長との対話の日の話と担当部署の説明内容が違うように感じた」との市に対する問い合わせ電話があり、担当部署から「説明会については、6月下旬に予定しておりましたが、課題について全庁的協議するので、6月から7月の間には説明に伺えなくなりましたと」お伝えしたところであります。また、「団地の建替えの場所については、美工跡地が選択肢の1つとなっていますが、まだ決定ではなく、何階建てかという部分についても未定の段階です」とお答えしたところであります。次に8月21日の地域懇談会では、私からその市民の方に旧美唄工業高校跡地への公営住宅の建設につきましては、建替え候補地の1つとしておりますが、現在、策定作業を進めている市立美唄病院建替え計画において、在宅医療の充実に向けた将来的な展開の1つとして、市立美唄病院との連携が図られた公営住宅の建設の必要性について検討することを説明しております。以上が記録に基づくこれまでの事実経過になりますが、公営住宅の建替えは入居者の市民の皆様の関心も高いことから、今後におきましても、十分な説明のもと、ご理解いただきますよう努めてまいりたいと考えております。次に、近隣市への通院バスの検討状況についてでありますが、現在、「市立美唄病院建替え基本構想・基本計画策定市民委員会」において、新病院の基本的な考え方などについての議論を始めており、私自身、砂川市長や砂川市立病院長、岩見沢市長にお会いして、市立美唄病院の現状を伝えるとともに、救急医療に対してさらなる連携協力をお願いしてきたところでございます。今後、病院の規模や機能の地域連携の強化など、ある程度具体化した段階で医師会やバス事業者など、関係機関との協議を踏まえ、対応可能な医療機関との連携など、将来的な医療の広域連携を見据えた中で、市民の医療ニーズに応じた通院バスの運行について検討してまいりたいと考えております。次に、市立美唄病院の安全な受診体制についてでありますが、一般患者さんと発熱患者さんとの動線を分けるため、旧MRI棟を改修した臨時発熱外来を9月上旬に開設することとしており、その運用と致しましては、待合室内部をパーテーションで仕切るほか、ウイルス除去を目的としたフィルターの設置や診療ごとの室内消毒など、専門医の指導に基づいた院内感染防止策について、徹底を図っているところであります。また、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症の疑いのある方がPCR検査を行える体制を準備するとともに、同時に鑑別診断ができる簡易検査キットの導入など、必要な整備を行うこととしております。現在、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、慢性疾患を持つ患者さんの受診控えが社会問題化しております。通院しないことで感染リスクは減るものの、持病が悪化するケースがあると報じられているところであります。本市の考え方といたしましては、臨時発熱外来を有効に活用するために、発熱患者さんは市立美唄病院での受診を。一方、民間医療機関では慢性疾患に対する患者さんの受入れ等の役割分担を行うことで、慢性疾患を持つ患者さんが安心できる通院体制となり、こうした役割を担うことが公立病院の使命であると考えております。いずれにいたしましても、市といたしましては、患者さんやご家族の不安の解消に努めるとともに、院内感染防止や医療従事者の安全確保にも十分留意しながら、市立美唄病院の安全な受診体制の確立に向けて、しっかりと対応してまいります。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
本郷議員の質問にお答えいたします。はじめに、小中学校での学校運営についてでありますが、今後の国内外における新型コロナウイルス感染症の状況を見据えると、長期的な対応を求められることが見込まれ、さらに、これからの季節はインフルエンザの罹患者も多くなる時期でもあります。こうした中、各学校においては児童生徒の家庭での検温結果や健康状態を把握することとしており、家庭での検温や健康状態を確認できなかった場合には、登校時に教職員が検温及び健康観察等を行うこととしております。また、登校の際に発熱などの風邪の症状がある場合には登校しないことを徹底し、自宅で休養することとしております。文部科学省の新型コロナウイルス感染症に対応した、持続的な学校運営のためのガイドラインにおいて、学校運営の指針が示されており、本市においても、ガイドラインの考え方に基づき、感染症対策に努めながら可能な限り授業や部活動、各種行事等の教育活動を継続し、子供の健やかな学びを保障してまいります。次に、学級、学校閉鎖時における授業の進め方についてでありますが、小中学校のリモート授業の基本形はインターネットを介して教師と児童生徒が動画や音声をリアルタイムに双方向でやりとりするものや、教師がユーチューブ等に動画をアップして、児童生徒が家庭で動画を見て学習するものがあります。小学校、低・中学年の場合は、教師の授業をオンラインで聞く、いわゆる一方通行事業を想定しております。また中学年になると、課題を自宅でプリントアウトしての学習を想定しております。小学校高学年や中学生の場合は、授業の内容で違いもありますが、ZOOMなどの双方向の授業が可能となりますので、今後、各学校と協議してまいりたいと考えております。これまでも、児童生徒及び教職員については、パソコンを活用した事業を行っているものの、リモートでの学習については操作や授業の進め方など、様々な課題があると考えております。このため現在、先生のためのICT教育環境整備ハンドブックを作成中であり、できる限り早く学校へ配布したいと考えております。次に、各家庭の通信環境についてでありますが、7月に各家庭における通信環境のアンケート調査を行い、回答をいただいたうちの89パーセントの家庭が何らかの手段で通信できる環境であることがわかりました。通信環境が整っていないご家庭もあることから、今後、全児童生徒の通信環境の確保に向けた検討が必要であると考えております。第2回市議会定例会において、市内小中学校の全児童生徒にipadなど、周辺機器の整備のほか、今年度については進学を控えている小学校6年生及び中学校3年生にWi-Fiルーターを貸し出すことができるよう、補正予算の議決をいただきましたことから、順次、配置に向けた事務を進めているところであります。次に、教職員の研修についてでありますが、7月28日にオンラインでのリモート研修に参加していただいているほか、各学校においても、校内研修に取り組んでいるところであり、今後におきましても、ICT機器を活用した授業を効果的に進めるため、教職員向け研修を実施するなど、教職員の能力向上に努めてまいります。いずれにいたしましても、災害や感染症の発生等による学校の臨時休業などの緊急時においてもICTの活用により、すべての子供たちの学びを保障できる環境整備に努めてまいります。
質問 9番 本郷幸治
ただいま、市長並びに教育長のご答弁をいただきました。ありがとうございます。再質問、改めて市長に質問します。先程の答弁で、私が質問した最後に述べた相談員に対する謝罪について、市長さんの答弁では全く触れておりませんけど、この点についてはどうのように考えておられたのか。それから、次に市営住宅の建替えが本市にあっては大変重要な取り組みであり、これは質問の中でも申し上げました。若干繰り返しになりますけど、アンケートの意向調査までして、その結果が8割以上の入居者の方々が旧美唄工業高校跡地に建替えを望んでおり、3団地の老朽化の著しさからも1日も早急な建替えが必要であるにも関わらず、加えて移転対象となる市民が満を持して5月28日の市長との対話に臨んだ事実を市長はいったいどのような心構えでこの対話に臨んだのかお伺いします。次に大綱の2点は、まだ具体的な形が進んでない中でのことで一応、理解をさせていただきました。大綱3点目(1)につきましては、病院の関係なんですけど、コロナ禍の中での全国の医療関係、それから介護関係の施設の対応は、特に病院は患者さんはもとより、病院に携わる医療従事者のご苦労は想像をはるかに超えているかと思いますが、大事な市民の生命と安全を守るため、どうか頑張っていただきたいなと思います。それから、(3)につきましては理解できました。(2)ですが、学校施設についてお尋ねしたところでありますが、子供たちや市民など多くの方が利用する教育施設には、他にも総合体育館や図書館、市民会館などがあります。これらの施設についても、現状やこれからの対策はどのように考えているのか、お伺いします。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
本郷議員の質問にお答えします。はじめに、市長との対話の日についてでございますが、相談者に対し誠心誠意、親切丁寧な対話を心がけているところでございますが、時には思い違いや聞き違いなど様々なことが想定されますし、物事が誤って伝わってしまうこともあるかと思ってございます。この度の件につきましては、結果として相談者に対し、私の思いが伝わっていないということも考えられますので、改めて説明をさせていただきたいと考えております。それから、2点目の建替えについてのアンケートの関係でございますけども、現在アンケートを集計して、そのアンケートの回答をいただいた3団地の入居者の皆様に、これからご説明をしようと考えてございます。そういった中で、今後の建替えについての意向をしっかり踏まえながら、今後の建替えの計画について検討してまいりたいと考えているところでございます。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
本郷議員の質問にお答えいたします。教育委員会所管施設での新型コロナウイルスの対策についてでありますが、施設の運用形態はそれぞれではありますが、利用者が来館した際にマスクの着用や体調の聞き取り、手指のアルコール消毒の励行、施設内ではマスクの着用、咳エチケットを徹底するなどの感染対策を実施しているほか、北海道新型コロナウイルス感染症対策本部が運用する「北海道コロナ通知システム」を活用しているところであります。また、社会教育施設につきましては、中央の競技団体が各競技種目や施設の種目ごとにガイドラインを定めており、これらを参考に、感染対策を実施しているところでもあります。いずれにいたしましても、各施設の管理者などと協力をしながら、引き続き感染症対策に取り組んでまいります。