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美唄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月4日

(1)自衛隊退職者の雇用関連について/(2)防災関連について

2020年9月4日、美唄市議会の一般質問で、齋藤久美夫議員が「自衛隊退職者の雇用関連について」「防災関連について」について質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
齋藤久美夫 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 齋藤久美夫

令和2年第3回定例会にあたり、大綱2点、自衛隊退職者の雇用について、及び防災関連について市長にお聞きいたします。まず、大綱1点の自衛隊退職者の雇用関連であります。令和元年の第3回定例会で私は自衛隊の存続についてお聞きし、美唄駐屯地の維持・拡充に向けてしっかり要望していくとの市長のお答えをお聞きいたしましたし、私も微力ながら尽力してまいると自らの思いを述べさせていただきました。また市長は、美唄の自衛隊員は市の各種イベント協力など、地域に密着した活動や市民との交流を通じて、地域との強い絆を築かれているとともに、隊員やその家族が本市に定住し、町内会活動など、様々な地域活動において深い関わりを持っていることから、地域コミュニティーや地域経済活動に与える効果も大きいとの答弁もお聞きいたしました。そこで1つ目は、美唄駐屯地が本市に存在することによる経済的な側面の効果はどのくらいなのか。また、近年における防衛関連予算による事業の実績についてお聞きいたします。2つ目は、昨年、自衛官の定年退職年齢が1年引き上げられ、今年から施行されました。よって、本年の美唄駐屯地の定年退官者はおりませんが、しかしながら、自衛官の定年年齢は50歳台半ばであり、一般の会社員等と比べますと、4歳から5歳若年での退官となることから、その後の生活基盤の安定確保が不可欠であります。そこで、近年における美唄駐屯地での退職自衛官の就業動向はどのようになっているのかお聞きいたします。3つ目は、これら若年定年制自衛官は年間を通じて退職者が出ているのが現状であります。今後、市において自衛隊の退職者の採用の予定はあるのか、お聞きいたします。次に大綱2点目、防災関連についてお聞きいたします。先月28日に今年度の市の防災訓練を北海道に台風が上陸することを想定し、北海道職員の指導のもと、美唄市防災関係機関が一体となって円滑な災害対策本部の設置及び機能訓練、避難者誘導、名簿作成、避難所開設等を行い、防災関係機関との連携の向上及び市民等の防災意識の高揚を図ることを目的に実施され、私も本訓練を研修させていただきました。そこで1つ目は、本訓練における主眼・着眼は何であったのか。また、参加者との意見交換会もあり、そこで、どのような意見があったのか。そしてさらに、これらの成果分析をお聞きいたします。また、今回の防災訓練において、訓練を支援していただいた北海道職員の危機対策支援員の方に私が自衛隊現職間にお会いしたことがあった方もおりましたので、道庁における訓練の苦労話なども聞くことができました。特に、防災講話の中でも話しておられた、道庁職員の災害対策本部活動に対する意識改革に5年もかかったこと、対策本部各部署がそれぞれの任務を果たすことができるよう、災害対策本部長の明確な方針の確立が大事である等々を力説され、同じ自衛隊出身としてあいつづるものを感じることができました。そこで2つ目は、地域防災マネージャー制度の活用についてであります。この制度は平成27年に内閣府政策統括官から、地域防災マネージャー制度の創設について他筆されており、その制度の目的・趣旨は、防災の専門性を有する部外人材を地方公共団体の防災機関、または、危機管理官等として採用を配置するにあたり、必要となる知識、経験等を有するものを地域防災マネージャーとして証明することで、地方公共団体における人材確保に資するものであります。また、防災地域マネージャーを防災担当として自治体が採用、配置した場合は、その人件費の半分、これは上限340万円でありますが、特別交付税の交付対象となるものであり、空知管内の近隣自治体でも防衛省の実施する防災管理教育を受講し、かつ災害派遣任務を有する部隊等に2年以上勤務経験を持つ自衛隊退職者を防災担当として採用しておりますので、本市においても、防災の専門性を有する人材を確保し、平素には防災計画等の整備及び防災教育の実施による、市民に対する防災の知識、意識の向上を図り、ひとたび発生時には道及び近隣自治体、さらには関係機関との連絡調整を密にさせ、迅速かつ円滑な防災・減災活動により、市民の安全・安心のためにも、積極的な地域防災マネージャーの確保が必要ではないか、市長にお考えをお聞きいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

齋藤議員の質問にお答えします。本市おける経済効果及び防衛関係関連予算による事業の実績についてでありますが、はじめに美唄駐屯地があることによる経済的な側面から把握することができるもので申し上げますと、直接、市の歳入に関わるものとして申し上げますと、令和元年度決算では、市道民税が5,455万円、地方交付税が約6,000万円、国有提供施設等所在市町村助成交付金と国有資産等所在市町村交付金の合計が95万円となっております。この他、隊員給与等が約20億円と伺っているところでございます。次に、防衛関連予算による事業につきましては、防衛省所管補助事業の補助率については、障害防止対策事業で70パーセント、民生安定施設助成事業で75パーセントとなっており、いずれも事業費から補償金額を除いた地方負担額には、過疎対策事業債を充当しており、元利償還金の70パーセントが地方交付税に算入されることから、市の実質負担率は障害防止の道路整備事業で約9パーセント、それから民生安定助成の除雪機械整備事業では、7.5パーセントとなっております。事業の実績につきましては、過去5年間の事業費ベースで申し上げますと、平成27年度では、西21線改良事業で1億3,424万円。平成28年度では、同じく西21線改良事業で9,874万円。そして、ロータリー除雪車及び除雪ドーザ購入で5,801万円。平成30年度ではロータリー除雪車購入で、4,424万円となっております。なお、平成29年度及び令和元年度はございせん。次に、近年における美唄市での退職自衛官の雇用の動向についてでありますが、過去3年間の美唄駐屯地を退職した自衛官の雇用状況につきましては、平成29年度では6名で、うち市内の事業所に2名、市外に4名、平成30年度では11名で、うち市内の事業所に4名、市外に7名、令和元年では6名で全員が市外の事業所となっており、就業を希望された全員が雇用されたと伺っております。次に、今後の自衛隊退職者の採用予定についてでありますが、市においては、美唄駐屯地の援護センターと連携しながら、会計年度任用職員任用規則に基づき、現在8名の自衛隊退職者を採用しており、自衛官の持つ技術や資格などを生かし、防災業務や就労支援相談員業務、介護業務など、様々な業務に従事いただいております。現在、市において介護員などの専門職を中心に人材が不足していることなどを踏まえ、自衛隊退職者の状況を見ながら、必要な人材の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、本年度の美唄市防災訓練の主眼・着眼とそれに対する成果の分析についてでありますが、8月28日に実施した防災訓練につきましては、災害時の避難場所開設を想定し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、従来とは異なる避難所運営が必要であることから、感染症予防を見据えた訓練を目的として、自主防災組織や子育て世代女性などの市民参加のもと、北海道庁危機対策課職員の指導、ご協力をいただき実施いたしました。防災訓練を体験した参加者からは、段ボールべッドや間仕切りなどの活用が感染症対策に有効であるとのご意見をいただいたところであり、今後の避難所運営に生かしていきたいと考えております。また、訓練の成果といたしましては、参加いただいた皆様に、防災の基本である自分の身は自分で守る意識をもっていただいたほか、今回の訓練・体験を通して、感染症対策への理解も深めていただいたものと考えています。今後も市民の皆さんはもとより、関係機関と連携を図りながら、安全・安心なまちづくりを進めてまいります。次に、地域防災マネージャー制度の活用についてでありますが、地域防災マネージャーにつきましては、これまで有資格者が少ない事から、人材の確保にいたっておりませんが、今後、採用に向けて取り組んで参りたいと考えております。

出典:美唄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月4日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる