みんなの議会

美唄市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月8日

(1)福祉行政について/(2)観光振興について/(3)中心市街地の活性化について/(4)指定管理について

2017年9月8日、美唄市議会の一般質問で、山崎一広議員が「福祉行政について」「観光振興について」「中心市街地の活性化について」「指定管理について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳が答弁しました。

質問者
山崎一広 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 山崎一広

平成 29 年第3回市議会定例会に当たり、大綱4点につきまして、市長並びに教育長にお聞きします。昨年8月の本道を襲った3つの台風の爪痕で、十勝地区を中心とした大洪水被害、そして、本年7月、九州北部を中心に起きた大雨による大洪水、未だに避難生活を余儀なくされている方々、また、現状も復興していないこれらの地域の皆様には、心からお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興を期待するところであります。春先からの低温で、農産物の作況状況、特に水稲については心配しております。6月は雨が多くジメジメと、7月は一転して高温を観測、ギラギラとした天候、8月上旬は高温でありましたが、中旬の低温や日照不足が影響し、水稲の実が熟す登熟の進み具合がやや遅れているものの、下旬以降は天候も回復・安定し、心配した長雨もなく、今のところ台風も来ない状況で、水稲は若干の遅れではあるものの、農作物の生育状況は、平年並を期待できるのではとのことで、基幹産業が農業である本市にとっては、大変喜ばしいところであり、このまま順調に生育してほしいと願うばかりでございます。農業が基幹産業であります本市、同様に福祉に力を入れております本市、そこで、大綱の1点目は福祉行政について市長にお伺いたします。その1つ目は、受動喫煙防止条例についてであります。平成 27 年 12 月に本条例が制定され、昨年7月より施行、全国からも注目されております。国では、他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙の対策を強化する健康増進法の改正案は先の通常国会で先送りされ、例外的に禁煙を求める飲食店の線引きをめぐり、厚生労働省等で折り合いがつかなかったためであります。2020 年の東京オリンピックを控え、法案の意義や今後の見通しはどうなっているのかと、非常に不安視されております。そのような中、全国の知事におけるアンケートでは、全国の7割を超える 35 の知事が、条例は必要であると考えており、飲食店の原則屋内禁煙を掲げる厚労省に対し、条件を緩和して、禁煙、分煙を求める自民党案とが対立しており、必要であると考えている知事のうち 14 人の知事は、厚労省案原案を支持、自民党案はゼロであったというところであります。一方、道議会でも、たばこを吸わない人の健康を守る受動喫煙防止条例制定の検討に入っておりますが、現在の道議会調査では、分煙のルールすら守られていない現状であります。100 億円以上をかけて新築する計画の道議会の新庁舎についても、禁煙にするかどうか、いまだに決まっておらず、条例は、公共施設、学校や病院だけでなく、飲食店など民間の店舗にも禁煙、分煙を求める内容が想定されていることから、自ら襟を正すことを始めてもらいたいものと考えますが、道議会も受動喫煙防止条例を引き続き検討し、早ければ、来年の6月にでも条例案を議員提案したいところと承知しているところであります。しかし、たばこを吸わない方にとっては早急に進めていただきたい、このように思われますが、吸う方にとっては死活問題であり、「我々はたばこ税を納めているのだ」と言われるのも耳にします。そのような中で、本年5月、厚生労働省及び東京都医師会、日本対がん協会主催によるタバコフリーサミット 2017・東京において、美唄市医師会会長井門明さんがタバコフリー社会デザイン賞を受賞されたことは記憶に新しいところであります。そこでお聞きいたします。制定後のこれまでの取り組み状況についてですが、その後、今日までの公共施設の状況はどのように進んできたのか。また、サービス事業者を中心とした施設、適用除外となっている飲食店について、それぞれ現状はどうなっているのか、進捗状況について伺います。2つ目に、施行後の市民理解と環境整備についてですが、たばこだけにはとどまらず、福祉や育児、地域経済などについて、こんな地域にしたいと健康面からまちの将来を議論し合うべきであると考えますが、市民周知は十分なのか、環境整備、特に分煙状況はどのようになっているのか伺います。次に2点目は、恵風園・恵祥園について伺います。過去十数年にわたり言われ続けております施設の老朽化に伴う建て替えと民営化問題についてですが、1つ目として、施設面と運営面についての課題について、建物については、耐震化の現状や老朽化の現状、運営面では、特に施設入居者の病院等への搬送状況について、冬場の病院等への搬送迎について問題点はないのか伺います。2つ目として、昨年の収支状況について、恵風園・恵祥園について伺います。3つ目として、民営化の検討状況について、どこまで検討したのか、民営化の受け皿はどうなのか、民営化がダメなら峰延地域でなければならないのかについてお聞きいたします。大綱の2点目は、観光振興についてであります。1つ目に、道道美唄富良野線についてでありますが、私自身も初当選後の第2回定例会でご質問させていただきましたが、その後の進捗状況についてお聞きします。また、一昨年の青年会議所の提言など、さまざまな視点や観点から、多くの方々から今日までご意見や要望をお聞きしていることと思いますが、当初の開通予定が平成 32 年度の部分開通と伺っておりましたが、現状はどうなっているのか。また、全面開通はいつごろになるのかお聞きいたします。2つ目として、炭鉱遺産について、日本遺産に向けた取り組みについてであります。現在、国において東京オリンピック・パラリンピックが開催される 2020 年、平成 32 年までに全国で 100 の日本遺産を認定していく予定と承知しております。日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて、地域の歴史、ストーリーを認定する制度で、有形無形の文化財を活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化を図ることを目的としており、文化振興はもとより、観光振興にも大いに寄与するところであります。空知で採掘された石炭は、三井、三菱など、石炭会社の鉄道により小樽の港に運ばれ、また、石炭会社が室蘭で鉄鋼の生産を開始し、空知や小樽、室蘭が日本の近代化に貢献してきた歴史があります。空知総合振興局では、こうした歴史、ストーリーを評価する報告書を今般まとめたと伺い、私もこの報告書を拝見いたしました。空知の石炭、小樽の港、室蘭の鉄鋼、そして、これらを結ぶ鉄道、いわゆる炭・鉄・港の産業遺産は、日本遺産はもちろんのこと、九州地域の世界遺産にも匹敵するものと考えます。2020 年以降に開通する美唄富良野線により美唄は富良野や赤平と繋がり、外国人観光客を含め、多くの人が森林メモリアル公園やアルテピアッツァ美唄を訪れるものと思われます。こうした美唄市内の産業遺産に新たな価値を付与して、国内以外にその魅力を発信するために、美唄市としても日本遺産の認定に向けて、積極的に取り組むべきと考えますが、市長は炭・鉄・港をはじめとする産業遺産をどのように評価しているのか伺います。そして産業遺産、炭・鉄・港を日本遺産として認定を受けるには、他の市町と連携が必要でありますが、他の市町との連携やスケジュール、認定期限 2020 年までについて、どのように対応されるのか、市長の所見を伺います。大綱の3点目は、中心市街地の活性化について、1つに、旧美唄工業高等学校跡地の活用についてであります。閉校してから4年が経過し、その間、27 年度には実習棟を解体、28 年度に管理棟、教室棟の解体設計を行い、29 年度に事業費約2億円をかけて解体することとお聞きしております。市長2期目の就任当初、「市内の市営住宅をまちの中に集約していく必要がある。基本的にコンパクトシティ構想を目指していく方向でいきたい」また、「子育て世代の支援や高齢者の方々が安心して住める市営住宅づくり、公営住宅の建設に着手できれば」と言われております。また、公共施設等総合管理計画の中でも、「あるべき姿とその実現に向けた方針」等を示しておりますが、そこで、現在、解体工事が行われております旧美唄工業高校校舎と、その横にありますグランドとグランド周囲を囲っておりますフェンスについて、どのようになるのかお聞きします。その1つに、現在までの状況と今年度はどうなるのか伺います。2つに、今後のスケジュールについて、どう進められていくのかお伺いします。3つとして、校舎解体、グランド整地、フェンス撤去後、どのようになるのか、その考え方についてお伺いします。4つに、コンパクトシティ構想についてですが、コンパクトシティ構想の策定時期については、平成 28 年度は庁内に検討組織を作り、人口、土地利用、経済活動などの現状を把握するとともに、課題の抽出と理念や将来像の検討と、さまざまな市の計画との関係を整理し、平成 29 年度中には、コンパクトシティ構想を作成することとしておりますが、現在どこまで進んでいるのかお伺いいたします。大綱の4点目は、指定管理について教育長にお伺いします。新聞及びテレビ、月刊誌等を見た多くの市民の方々から、印象としてはあまり良くないので、本市の評価・評判に影響するのではないかと心配する声を耳にします。そこで、改めて市民会館の指定管理について、今日までに至る経過についてお聞きします。平成 15 年度施行の地方自治法の一部改正により、公の施設などの管理方法が管理委託制度から指定管理者制度に移行され、これまで公施設の管理を外部に委ねる場合は、公共的団体、いわゆる外部団体に限定されていたのが、民間事業者やNPO法人なども可能になったところであります。このことにより、議会の議決を得て指定された施設の使用許可や料金設定の権限が与えられ、利用料を収入にすることもできるようになり、このことから、サービス向上と経費削減が図られ、最大の効果が期待され、2006年9月までの移行を義務づけられました。本市では、平成 18 年からスタートしましたが、今日まで、40 を超える施設で指定管理を公募、または非公募で行ってきたところですが、その1つに、市民会館の指定管理を導入した本来の目的について伺います。その2つに、副市長をトップに外部委員2名の計 10 名で指定管理者選定委員会がありますが、この選定委員会の持つ意味について伺います。その3つに、一体原因はどこにあるとお考えなのか、お伺いいたします。その4つに、8月2日のテレビ放映について、どう受け止めているのか伺います。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。初めに、福祉行政について、受動喫煙防止についてでありますが、公共施設の受動喫煙防止に対する取り組みにつきましては、敷地または施設内禁煙としている施設数は、市の施設で申し上げますと、平成 27 年 12 月時点の調査において、全 77 施設のうち 62 施設、実施率は 80.5%でしたが、翌平成 28 年 12 月の確認時では、全 74 施設のうち 60 施設、実施率は 81.1%となり、僅かではありますが、取り組みは進んできております。また、サービス事業者を中心とした第2種施設につきましては、条例施行時前後に約 90カ所を訪問し、周知・協力依頼を行い、受動喫煙防止対策の相談を受け、施設内の分煙に取り組んでいただいた事業所もございました。なお、飲食店につきましては、条例適用除外となっているものの、条例制定の趣旨をご理解いただき、施設内禁煙、分煙とするなどの自主的な取り組み事例がございました。これらの自主的な取り組みを応援し、他の事業者、飲食店への取り組みを促すために、本年3月と4月の広報紙メロディーに合計6事業所の取り組み事例を紹介しているところであります。事業者全体の取り組み状況につきましては、事業所調査により確認しており、平成 27 年度と平成 28 年度の調査結果を比較しますと、受動喫煙という言葉の認知度は 5.1 ポイント増加し 96.7%、受動喫煙防止への取り組みは、13 ポイント増加し 61.0%となっており、事業所全体でみますと、意識が高まり、禁煙や分煙への取り組みが進んできているところであります。次に、市民への周知につきましては、保健センターの日常業務や、保健・運動・食生活改善推進員が、地域活動や事業推進の中でも進めており、平成 29 年度の「受動喫煙に関わる意識調査」でも、受動喫煙という言葉の認知度は、平成 28 年度調査時より 1.6 ポイント増加し 92.8%、受動喫煙対策を進めることに賛成の方は、1.7 ポイント増加し 84.4%、条例制定に関する認知度は、2.9 ポイント増加し 86.7%となっており、市民の皆さんの理解は確実に進んでいるものと判断しているところであります。また、環境整備につきましては、駅出入口の灰皿撤去や、屋外イベントでの分煙の推進など、多くの市民に影響のある環境での取り組みを進めているほか、美唄市医師会と協力して、昨年度と今年度の2年間で、放課後児童施設を中心とした市内全校区の児童を対象としたタバコフリーキッズ in びばいや、各小中学校での授業時間内での喫煙防止教育を実施し、将来の社会を担う子どもたちへの受動喫煙による健康への影響を考えてもらう環境作りを進めてきているところであります。次に、恵風園・恵祥園についてでありますが、初めに、施設面での課題といたしましては、建物の経過年数が両施設とも 40 年近くになり、全体的に老朽化が進むとともに、構造上の課題として、居室に段差があること、すべて相部屋でありプライバシーの確保が困難なこと、耐震対策を終えていないことなどがあげられます。運営面での課題といたしましては、恵風園は定員 110 人に対して現状約 70 人の利用となっており、定員の見直しが必要なこと、恵祥園は、介護保険制度の中で、介護報酬のマイナス改定が行われるなど、経営上の厳しさが増していることがあげられます。また、両施設共通して、介護人材等の確保が近年の課題となっております。緊急搬送の件数につきましては、平成 28 年度で申し上げますと、恵風園4件、恵祥園3件となっており、近年、同程度の件数で推移しております。冬期間につきましては、これまで、緊急搬送での支障はありませんでしたが、両施設共通して、介護ニーズが高い方々は、医療ニーズも高い実態にあり、通院する方が増えていることや緊急受診、緊急搬送などの際、交通事情等による搬送の遅延が生じることによる身体への負担や処置の遅れなどが懸念されるところであります。次に、平成 28 年度の決算状況についてでありますが、恵風園につきましては、歳入1億2,963 万 5,000 円、歳出 8,026 万 3,000 円で、差引 4,937 万 2,000 円となっております。なお、人件費につきましては、一般会計の職員費に 9,508 万 7,000 円計上されており、これを収支差引額から引きますと、4,571 万5,000 円の収支不足となります。次に、恵祥園につきましては、介護保険制度における施設サービス事業として、特別会計で行っており、歳入2億 986 万円に対し、歳出は、人件費を含め、2億 981 万 4,000 円で、差引4万 6,000 円となっており、平成 27年度と比較しますと、歳入における一般会計からの繰入金が 406 万 8,000 円から 87 万8,000 円に減少し、効率的な運営に努めた結果、改善が図られたところであります。次に、民営化の検討についてでありますが、昨年度、経営を民間に移行する場合、事業者の範囲を福祉事業の経営実績がある社会福祉法人として検討していくという方向性を取りまとめ、本年度は、近隣施設の視察を行い、この結果を参考に、検討すべき事項に関して、現行制度等の確認作業を行うとともに、今後、社会福祉法人の具体的な意向確認などを行ってまいりたいと考えております。民営化を検討していく中では、施設面や運営面での課題を踏まえ、施設の建て替えも視野に入れて進めていく必要があるものと考えており、建設場所に関しては、今後一層重要となる医療と介護の連携を念頭に、広く検討する方向で進めてまいりたいと考えております。また、施設開設以来、地元とのつながりを大切にしてきており、物品や薬剤、食材などは、その一部を継続して地元から購入させていただいております。職員につきましては、現在、峰延地区在住者は6名となっております。いずれにいたしましても、民営化に関しましては、本市の高齢者福祉のあり方をはじめとして、入居者、職員、施設、提供するサービスの内容や地域との関係などを含めて、総合的な検討が必要でありますので、引き続き、慎重に進めてまいりたいと考えております。次に、観光振興について、道道美唄富良野線についてでありますが、整備の進捗状況につきましては、開発道路区間の美唄ダムから国道 452 号までの 18.5 キロメートルのうち、平成 28 年度末現在、13.6 キロメートルの改良整備を終え、また、美唄国設スキー場から美唄ダムまでの約5キロメートルの区間につきましても、開発道路区間の開通に合わせて整備を行う計画であると伺っているところであります。なお、現在、平成 32 年の開通を目指し整備を進めているところでありますが、新たに地すべり等の危険箇所が見つかったことから、対策工法について、現在、調査検討を行っていると北海道から伺っているところであります。次に、炭鉱遺産についてでありますが、初めに、「炭・鉄・港」をはじめとする炭鉱遺産に対する私の評価につきましては、地方創生の実現に向けて、炭鉱遺産の利活用を本市の総合戦略の重要な取り組みの一つと掲げ、貴重な地域資源であると評価しているところであります。次に、他の市町との連携やスケジュールにつきましては、交流人口の増加による地域活性化に向けて、空知総合振興局が昨年策定した「炭鉄港ストーリー構築事業」報告書では、展開方向として、「日本遺産登録」が有力な手段の一つであるとされております。そのため、私は、空知総合振興局の「そらち『炭鉱の記憶』で地域づくり推進会議」への参画や、そらち『炭・鉄・港セミナー』への出席のほか、そらち炭鉱マネジメントセンターが主催する「炭・鉄・港」と連動した、まち歩きイベント「ぷらぷらまち歩き」にガイドを派遣するなど、情報共有を通じた共通認識の醸成や旧産炭地域のネットワーク化を図る、『元気そらち!産炭地活性化戦略』の具体的な取り組みに積極的に参画してきたところであります。今後は、「そらち『炭鉱の記憶』で、地域づくり推進会議」において、日本遺産認定に関して、「炭・鉄・港」推進の取り組みを検討する専門部会に参画し、強固な連携のもと、取り組んで行く予定となっております。次に、中心市街地の活性化について、旧美唄工業高校跡地の活用についてでありますが、初めに、現在までの状況と本年度の予定につきましては、これまで、校舎建物の除却に関する設計内容や、スケジュールに関して、北海道教育委員会と協議を行ってきたところであり、7月 12 日に校舎棟やバックネット、フェンスなどの解体工事を着工し、平成 30 年1月 25 日に完了予定であると伺っているところであります。次に、今後のスケジュールにつきましては、現在、道教委から借用している体育館や格技場、弓道場などの体育施設に関して、本年度中の有償による譲渡を予定しているところであります。次に、校舎解体、グランド整地後の考え方につきましては、道教委としての利活用は、決定されていないものと伺っておりますことから、私といたしましては、高齢者や子育て世帯などの世代間交流によりコミュニティを創出し、まちの賑わいや、安全・安心な暮らしの実現を目指すため、本市の公営住宅長寿命化計画に基づく、老朽化が著しい市営住宅の再編のための建設用地として、譲渡に関する要望活動を行ってまいりたいと考えております。次に、コンパクトシティ構想につきましては、昨年度、庁内検討委員会で策定したこの構想の素案をもとに、本年度は、市民公募による 14 名で構成した、美唄市コンパクトシティ策定市民委員会を設置し、この構想の素案の中で掲げた基本方針における土地利用や都市景観などの検討などを行い、構想の成熟化に向けて取り組んでいるところであります。今後の予定でありますが、年内には、市民への説明をはじめ、パブリック・コメント手続きを行うなど、さまざまな機会を通じて市民周知に努めるほか、美唄市都市計画審議会の意見を伺った上で、年度内に構想の成案を目指しているところであります。

答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。市民会館の指定管理についてでありますが、初めに、制度の目的についてでありますが、官から民へという一連の規制緩和の流れにそって地方自治法が改正され、指定管理者制度が創設されたところであります。本制度の導入によって公の施設に民間ノウハウを広く活用することにより、住民サービスの向上と経費の縮減が図られることが目的とされております。美唄市民会館につきましては、平成 18 年度に公募した際、美唄市文化協会1社の応募があり、指定管理者選定委員会で指定管理候補者として選定され、議会の指定議決を受け、平成 19 年度から今日まで指定管理者として市民会館の管理運営をしていただいているところであります。次に、指定管理者選定委員会の権限についてでありますが、指定管理者の指定手続き条例においては、どこの自治体の条例においても、指定管理者選定委員会の職務権限を明記しているものはございません。当該職務範囲につきましては、各自治体が策定する指定管理者制度の運用指針で範囲を明記しているところであり、本市におきましては、運用指針の中で選定業務の範囲を明記するとともに、モニタリングマニュアルにおいて、指定管理者の業務について業務の監視機能を持たせている委員会であると認識しています。次に、今回の要因についてでありますが、美唄市文化協会が累積欠損金が生じた平成 25年度以降、美唄市文化協会の指定管理業務について、業務改善事項を含め、教育委員会の指揮監督が十分に行われていないこと、また美唄市文化協会においても、外部発注業務について事務の経験不足等から、十分な事務執行が行われていなかったことが大きな要因と考えているところであります。次に、8月2日の北海道テレビ放送の報道内容についてでありますが、私は、指定管理者の有する一般論としての裁量権については理解を示しているところでありますが、この指定管理者の裁量権については、合理的な形の中で発揮されるべきと考えております。しかしながら、報道された内容については、市民の皆さんに私の考えが十分伝わらない内容となっていたことに対して遺憾に思うところであります。

再質問 9番 山崎一広

自席から再質問をさせていただきます。初めに、受動喫煙ですけれども、取り組みが進んでいると伺いました。大変喜ばしいことだと思います。ただ、日本人の死亡に及ぶリスクの原因の1位はやはり喫煙ということで、道民の喫煙率が全国でも一番高い 27.6%という厚労省の昨年ですけれどもデータとして残っておりますし、受動喫煙の因果関係が確実とされている肺がん、心疾患、脳卒中などで毎年1万5,000 人が受動喫煙等で亡くなっていると伺っております。本年5月に、先ほど言いましたフリー社会デザイン賞を医師会がいただきました。これは、やはり市民の健康を守るには、受動喫煙対策が最重要という医師会の働きかけに賛同した市、そして我々市議会、団体や市民が協力して、美唄市受動喫煙防止条例が実現されたことが評価されたものであり、美唄市民皆様のものと考えております。大変喜ばしいことかと思います。これからも妊婦や子どもたち、市民の健康が受動喫煙から守られるよう条例の効果・検証と未成年への禁煙教育を進めて行くということが一番大事かと思います。厚労省でも受動喫煙防止条例対策の強化として、何点か挙げておりますけれども、特に興味を持ったのが、受動喫煙防止条例対策の内容として、各施設、庁舎、サービス業から、バス、タクシー、駅、空港、ビル等のすべて、原則建物内禁煙と。バス、タクシーに乗ったときも禁煙ということで、このようなことが厚労省で今検討されているとネットにも出ております。本市も養護学校の校門の前に、受動喫煙防止に協力をということで看板を設置されたと新聞にも出ております。どうか次のステップに向けて、進むべきではないかと。条例を制定して罰則まで取ると私は思っておりませんけれども、例えば、時間によって全面禁煙とか、分煙も含めて、改めて進めるべきではないかと思いますけれども、その辺の考えがあればお聞きしたいと思います。続きまして、恵風園・恵祥園について、それぞれ施設の運営、収支、民営化の検討、施設につきまして私も危惧していたのは、冬期間、今年は特に雪が少なくて病院の搬送については、それほど大きな支障はなかったかと思いますけれども、やはり朝に出て、お昼までに戻れる時間帯が、多分、大雪のために1時半、2時になることも多々あったのではないかと思います。そんなことを考えれば、あの地域で良いのかというのも、ちょっと頭の中で危惧するところでございます。それと民営化の検討、昨年、方向性を取りまとめて、今年度、近隣施設の視察を行い、この結果を参考に検討すべき事項とお伺いしました。ぜひ検討していただきたいのとあわせまして、仮に、現場所で建設を考えた場合、恵風園の入所者数を減らして恵祥園の入所者数を増やすという考え方もあるかと思います。建て替えについても、現在地で建て替えは、私は難しいのではないかと思いますけれども、地域医療の連携の中に、新病院に併設してリザーブ用地もございます。この辺も検討の材料として進めていただきたいと思いますけれども、考え方をお聞きしたいと思います。続きまして、道道美唄富良野線ですけれども、当初から多分遅れるだろうという話は、まちづくり懇談会の中でも常々話は出ておりました。それで、平成 28 年の2定において、一般質問の答弁で、「道道美唄富良野線の開通を見据えた中で、公園や炭鉱遺産は地域資源、観光資源として、さまざまな観光ツアーにおいて活用するとともに、沿線の環境整備、芦別市や富良野市などを含めた広域的なサイクリングコースの設定やイベントの開催、ドライブ観光ルートの開発について検討するほか、観光振興など地域活性化に資する活用のあり方や老朽化が進行している施設の保存・再生のあり方について、新たに設置した『美唄市経済戦略会議』の中で、活性化に向けた具体的な取り組みについて検討してまいりたい」と、市長からご答弁いただきました。今年は、グルメフォンドなどさまざまなものが開催されました。また、地域おこし協力隊の制度も活用して、市内で生産される農産物を活用した商品開発、先ほど同僚議員からも質問がありましたが、道の駅、食の駅という部分も含めて、32 年の開通が難しいとしても、そろそろこれらの部分を前に押し倒していくべきかと思います。あわせて、これと同様に炭・鉄・港、3年前JCからも提言書があったとおり、関係機関と十分連携を図って、地域住民など多くの市民の方々に意見をお聞きしながら、道道美唄富良野線の開通に向けた観光交流拡大戦略にしていきたいとありますけれども、特にシニア層、外国人を対象としたドライブ観光ルートを提案するということで、早期に検討を進めていかなければならないと考えますが、いかがでしょうか。その辺をもしあればお伺いしたいと思います。それと炭・鉄・港、これは、やはり本市は、かつては黒いダイヤとして、戦前戦後、北は芦別、赤平、歌志内、上砂川、奈井江、そして三笠、夕張、岩見沢、あまり岩見沢は私の記憶の中には炭鉱というイメージがさほどわいてこないんですけれども、美唄も我路にあったときには、3万人ほどいたと言われております。石炭産業から石油に変わって、大きく衰退して、昭和 47 年、53 年間の実績で、我路、東美唄のにぎわいが歴史を閉じたわけですけれども、やはり、かつては三井、三菱、住友と一大企業が本市に事業展開をされました。閉山後 40 年を経過し、巻き上げ機や炭道跡が市内には点在しております。一昨年8月、市長は自費でドイツ、ルール炭鉱地域に視察をされております。炭・鉄・港と合わせて石炭、鉄道、鉄鋼、港というテーマで結び、今日の北海道を築く基礎となった3都、いわゆる小樽、室蘭、そして空知のつながりの中で、石狩を軸に空知、室蘭、小樽の関係を見つめて、観光などに生かす官民の取り組み炭・鉄・港を市町村議員連盟が発足し、連盟には、赤平、芦別、岩見沢、歌志内、小樽、上砂川、月形、美唄、三笠、室蘭、夕張、9市2町の市会議員、町会議員の 66 名が加盟していると伺っております。3地域に関する道会議員も 11 名が顧問につきまして、2019 年度日本遺産登録に向け、今年の秋を目途に室蘭議員さんらが空知の炭鉱遺産を巡るツアーを予定していると伺っております。一方、道新にも出ておりましたが、赤平市では、20 年間で総事業費 17 億円超を見込む炭鉱遺産活用基本構想案について、市民説明会を開催したところ、あまりにも経費が莫大だと、夕張やカナディアンワールドの経営が行き詰まったようにならないか、将来世代の負担にならないかという懸念の声が続々と出てきていると。本市もこれを参考に取り組んでいくと思いますけれども、どのように進めていくのか。また、将来展望について、この後どのようにしていくのか、考え方をお聞きしますけれども、基本的には空知総合振興局を中心に進めるべきと私は思いますが、改めて市長の考えをお聞きしたいと思います。次に、美工跡地、特にコンパクトシティ構想、これは、ぜひとも進めていただきたいのとあわせまして、特に、グラウンド北側、市役所へ向かう稲穂通りですけれども、拡張について、グラウンド拡幅と合わせまして、フェンスが撤去された後の地域要望が上がっていると思います。また、新川通り沿いや稲穂通り沿い、特に東西を結んだ通り、美工の校舎から稲穂通り沿いに向かった通りは段差もひどく、非常に道幅が狭い。現状、雑草がひどく、グラウンドに人がいるのかいないのか、夜間になると怖いという声も地域住民から伺います。3年も経過しますと、本当にあれだけ伸びてしまうのかというくらい雑草がひどいです。現状は、多分、道のものかと思いますけれども、これらもあわせまして、まちの大きな賑わいをあそこに取り戻したいと思いますけれども、その辺の考えもあれば、お聞きしたいと思います。ただ、市長の言われる住宅ということでありますと、また市内の民間経営者を圧迫することも考えられないかなと、この辺は経営されている方々の十分な理解も必要かと思いますけれども、住生活基本計画、地域公共交通形成計画、あわせて総合計画、まちづくり基本条例などの整合性をしっかり図りながら計画を進めるべきものと考えますが、その考え方をお聞きします。最後に市民会館です。それぞれ4点お伺いしました。ちょっときつい質問だったかと思いますけれども、1点目の指定管理導入については当然です。教育長の言われるとおりかと思います。2点目の選定委員会、今日ちょうどタイミングよくかどうかわかりませんけれども、新聞に出ておりました。この件に関しては、改めて別の機会で議論させていただこうかと思いますけれども、今日は教育長にお伺いしていますので、3つ目の原因、累積赤字欠損金云々とあります。多分ご存じかと思いますけれども、一昨年、一部、元職員が帰った後に、事務所内に入ってパソコンを見ていた。その後、報道等にFAX、手紙等のやりとりを含めて、やはりこれらが引き金になったのではないかと私は感じております。この部分、どちらが良いのか悪いのかというのは全くわかりません。私、担当者でもないので、多分教育長も当時はいなかったでしょうし、ただ、8月2日のテレビ放映は、本当にこんなことを言ったらテレビ界からお叱りを受けるかもしれませんが、フェイクニュースという言葉がございます。フェイクニュースとは何ぞやと言うんですけれども、虚偽の情報でつくられたニュースのこと、主にネット上で発信・拡散される嘘の記事を示す、誹謗中傷を目的にした個人発信の投稿などを含む場合もありますということで、昨今、今はちょっと静かになりましたけれども、国で加計と森友という話がありましたけれども、あれも一部によってはフェイクニュースという見方もあるという報道もあります。NPO法人文化協会が指定管理を受けたいということで、平成 18 年にNPO法人の認定を受けて、19 年4月から指定を受けたと、教育には、当時、学校教育、社会教育と2つあったかと思います。そのような中、社会教育を大きく分けると、生涯学習、社会体育となります。生涯学習の中心であるのは、担い手である文化協会、当時、副市長が担当でいたときは、たしか社会教育だったかと思いますけれども、その後、生涯学習に変わって、社会教育の時代も安田侃先生の彫刻、木彫も市民会館の2階に展示されておりました。そんな歴史があります。そして日本全国の文化協会も、やはりこれからの部分も含めて活動しております。一般的に言われる、これは福祉会館の関係になりますけれども、管理と運営の違いという言葉もございます。管理とは、公の施設についての責任と権限は市であり、管理業務の一部を委託することであると。運営とは、委託を受けた業務の日々の仕事を取り進めることとなっております。どうか、どちらが良いか悪いかという白・黒を付けるべきではないと私は思います。一度ここは冷静になり、冷却期間を置いて、ゆっくり時間をかけて、双方3者でも良いと思います。話し合って、どうにか良い方向に進むことができないかなと思いますけれども、その辺、教育長の考えがあればお聞きしたいと思います。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。初めに、受動喫煙防止にかかる今後の取り組みについてでありますが、条例施行2年目に入り、健診時や健康教室、母子や妊産婦と接する機会において、受動喫煙が健康に及ぼす影響の説明や、希望する方への禁煙支援、保健推進員などの健康づくり組織や地域活動、戸別訪問時の啓発を一層進め、条例制定の趣旨を定着させるとともに、今後も継続して実施する意識調査の分析も踏まえ、市民一人ひとりが、受動喫煙という言葉の意味を理解するだけではなく、健康への影響を考えた中で、それぞれが、自身で取り組める「具体的な行動へ」進むためのきっかけとなるような取り組みを進めてまいりたいと考えております。次に、恵風園・恵祥園の民営化についてでありますが、先ほどお答えしましたように、民営化に関しましては、多くの課題があるとともに、2つの施設は、それぞれサービス提供のしくみが異なり、恵風園につきましては市町村による措置施設、恵祥園につきましては介護保険制度における契約に基づくサービス提供施設という事情がありますので、民営化の形も一律にはいかない面がございます。また、仮に建て替えを行うこととなった際には、ご質問にございました市立美唄病院建設予定地に隣接する場所も、医療と介護の連携という観点から、候補地の一つになるものと考えております。このような点を含めまして、民営化につきましては、引き続き、総合的かつ慎重に検討を進めてまいりたいと考えております。次に、道道美唄富良野線開通を見据えた観光振興策についてでありますが、ご指摘のとおり、道道美唄富良野線沿いには、アルテピアッツァ美唄をはじめ、炭鉱メモリアル森林公園や旧東明駅舎などの炭鉱遺産、我路ファミリー公園、キャンプ場、美唄国設スキー場、東明公園など本市の観光資源があり、今後の活用が期待できるところであります。このため、観光振興など地域活性化に資する活用のあり方や、施設の保存・再生のあり方について、美唄市経済戦略会議の中で検討していただくこととしております。次に、炭鉱遺産の活用についてでありますが、老朽化が著しい施設の改修に係る財源確保が課題となっているものの、空知圏域の効果的な交流人口の増加に向けては、国や道の動きなどの必要な情報を関係する市町が共有し、共通認識を図るなど、これまで以上に連携を強固なものとしながら取り組んで行くことが重要であるため、振興局の「そらち『炭鉱の記憶』で地域づくり推進会議」を中心に進めて行くべきものと考えているところであります。いずれにいたしましても、私としましては、今後も振興局が推進する、旧産炭地域のネットワーク化を図るさまざまな取り組みに積極的に参画するなど、本市の貴重な地域資源を活用しながら、まちの活性化につなげてまいりたいと考えております。次に、旧美工跡地の適正な管理と活用における関連計画との整合性についてでありますが、初めに、この敷地の管理につきましては、市への移管がされるまでの間は、北海道教育委員会に対して、適正な管理を行っていただけるよう今後もお願いしてまいりたいと考えております。次に、関連計画との整合性につきましては、私は、将来の人口規模に見合ったコンパクトな市街地形成に向けては、今後も地域の活力を維持し、子育て世代、高齢の方または障がいの方を含め、すべての市民の皆さんが、住み慣れた地域において、安全で安心して暮らすことができるよう、まちづくりを進めて行くことが重要であると考えております。そのため、本市のまちづくり基本条例のまちづくりの理念、基本原則である市民主体のまちづくり、情報の共有、協働のまちづくりの考え方に基づき、まちなか居住を促進する「美唄市住生活基本計画」や公共交通ネットワークを強化して、郊外地に居住する市民の皆さん方の利便性を高める「美唄市地域公共交通網形成計画」との整合性を図りながら、さらなるまちなかのにぎわい創出に取り組み、第6期美唄市総合計画後期基本計画を着実に推進してまいりたいと考えております。

答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)

山崎議員の質問にお答えいたします。市民会館に対する今後の考え方についてでありますが、この度、指定管理者選定委員会から、今回の外部委託業務の内容について教育委員会に報告書の提出がありましたので、教育委員会としましては、この報告書の内容を整理した上で、教育委員の意見も聞きながら教育委員会としての考えをまとめてまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月8日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる