美唄市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月19日
(1)市民に優しい市役所づくりについて/(2)合葬墓について
2017年6月19日、美唄市議会の一般質問で、吉岡文子議員が「市民に優しい市役所づくりについて」「合葬墓について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡文子 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 吉岡文子
2017 年第2回定例会に当たり、大綱2点について市長に質問をいたします。大綱の1点は、市民に優しい市役所づくりについてです。市民生活にとって、市役所は避けて通れない場所です。さまざまな相談や問い合わせなどが行われる場所です。市民から寄せられた疑問に基づいて質問を行います。その1点目は、記名章の着用についてです。民間では、ほとんどの施設で写真入りの記名章、ふりがな付きというものが一般化しています。利用者としては非常にわかりやすく、親切だと感じます。本市においても、同様の形式が採用できないものか、お伺いをいたします。2点目は、担当部、課、係の机の配置図の徹底についてです。市民の方から、内部での徹底がされておらず、一貫性がないとの指摘を受けています。私も見て回りましたが、市民に向けてわかりやすく机の配置を示している課もあれば、配置図はあっても何かの下敷きになっているものや異動後に訂正されていないものなど、各部各課係まちまちの対応でした。市民向けに、きちんとした机の配置図を用意すべきだと考えますが、お考えを伺います。3点目は、総合相談窓口の廃止についてです。今年3月で廃止となりました。廃止に当たっての総合相談窓口設置の総括はどのようにされたのかについてお伺いをいたします。また、今後についてですが、相談内容や混雑する曜日、時間帯、季節的要因など、繁忙期に臨時窓口を設置するなどの考えはないのかについてお伺いをいたします。4点目は、クールシェア、ウォームシェアの考え方についてです。昨今、気象条件や社会的条件が激変しており、かつて考えられなかった夏の冷涼でさわやかな北海道内でも、今ではクーラーの使用が必要となってきています。高齢化が進んでいると同僚議員の質問の中でも指摘されていましたが、それほど気温が劇的に上昇しなくても、室内において熱中症となる高齢者の存在が指摘されるようになりました。以前に雪冷熱での試験冷房を市役所内で実施していたことを記憶しています。また、冬期間には暖房費節約のために、個々にストーブをたくよりも、ある一定の場所に集まって、ウォームシェアの考え方が展開されていると伺っております。市役所の一角だけでも、市民のためのクールシェア、ウォームシェアの場所とできないものかどうか、市民が市役所へ足を向けるきっかけとして考えられないのかについてお伺いをいたします。大綱の2点目は、合葬墓についてです。平成 27 年第3回定例会において提案をさせていただきました。その際には、調査検討というお話でした。この間、約2年ですが、国民の意識としては、葬儀や墓地への意識は大いに変化していると感じています。家族葬や直葬、仮葬式など、耳慣れない言葉が生まれています。その背景には、核家庭化が進んでいるや地域とのつながりの希薄さ、何より葬儀関連の金銭的負担について、一人ひとりが口を開いて、自分の思いを話し始めたということが大きく関わっているのではないでしょうか。その結果、特定の墓所を所有しない合葬という考えが生まれたのだととらえております。本市のこれまでの合葬墓についての状況と、今後の計画について伺います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、市民に優しい市役所づくりについて、記名章の着用についてでありますが、記名章は、美唄市職員服務規程で定められており、所属、役職及び氏名を記載したものを、相手から見やすい位置に、勤務時間中は必ず着用することとしているところであります。記名章につきましては、市民や来庁した方々に市の職員として認識していただき、顏と名前を知っていただくのに有効な手段であると考えておりますことから、写真やふりがな表記などの工夫を含め、市民にやさしく、親しみやすい記名章となるよう検討してまいりたいと考えております。次に、担当部、課、係の配置図についてでありますが、これまで、統一したカウンターへの設置の取り組みはありませんでしたので、今後、市役所を訪れた市民や来庁した方へのサービスの向上を図るため、設置に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。次に、総合相談窓口等の廃止についてでありますが、私の1期目の公約として、市民サービスの向上を図ることを目的として、来庁される方々が相談しやすい環境を整備するため、平成 24 年6月にワンストップによる総合相談窓口を開設したところであります。利用状況といたしましては、開設時から廃止までで、延べ2万 3,827 人の利用があり、1日平均 20.3 人、1日最大 42 人、1日最低4人という状況で、総合相談窓口を利用する7割以上の方が、市民課、生活環境課、地域福祉課、高齢福祉課、税務課などへの案内業務となっており、利用者はいるものの開設当初の目的であるワンストップ化ではなく、実態といたしましては、案内業務が主なものとなっておりました。また、案内業務の一環として、平成 26 年10 月に来庁者の利便性を高めることを目的に、庁舎内階段の横に総合案内板を設置し、総合案内の一部として活用していることから、案内業務につきましては総合案内板で代替えできるものと判断し、平成 29 年3月末をもって総合相談窓口を廃止したところであります。このため、市民のみなさんへは、広報紙などにより周知を図るとともに、職員へは、来庁された方々からの問い合わせ等には、親切、丁寧な対応を心がけるよう、また、お困りの方がいらした場合には、職員から声をかけるなど、所属長を通じて指示したところであります。次に、今後についてでありますが、廃止から2カ月が経過し、大きな混乱もないことから、現在のところ臨時窓口などの開設は考えていないところでありますが、総合相談窓口を廃止したことにより市民サービスの低下を招かないよう、きめ細やかな市民対応について、周知徹底を行ってまいりたいと考えております。次に、クールシェア、ウォームシェアの考え方についてでありますが、クールシェア、ウォームシェアは、複数の人数で同じ場所に集まり、涼しい空間や暖かい空間をシェアすることにより、多くの人が公共施設等に集まることで、温室効果ガスの削減や節電対策の一環としての取り組みと認識しているところであります。また、道外の事例では涼しい場所に集まることにより、熱中症対策や各施設等での催しや活動に参加するきっかけづくりとして、効果もみられますことから、熱中症対策などの避難所的な活用も含め、他自治体での取り組み等について、調査・研究してまいりたいと考えております。次に、合葬墓についてでありますが、平成28 年度に、道内 34 市に対して合葬墓の設置状況を調査したところ、既に 10 市が設置済みであり、3市が設置予定となっている状況で、その内、江別市など4市に、職員が直接現地へ赴き、各市の担当者から運営状況や設置に至る経緯等を調査してきたところであります。その中で、合葬墓の設置にあたりましては、関係団体との協議や市民アンケートが必要とのアドバイスをいただいたことから、本年2月に関係団体であります美唄市仏教連合会の会議の場にお伺いして、道内の設置状況等の説明を行い、ご理解をいただいたところであります。なお、今後の予定といたしましては、7月以降に本市管理職で構成される「美唄市地域応援チーム」を通じて、合葬墓に関する市民アンケートを実施することとしており、その後、市民の皆様の意向を踏まえた上で、状況に応じて、関係する団体や墓石事業者等と協議を行い、合葬墓設置に向けての検討を進めてまいりたいと考えております。
再質問 7番 吉岡文子
それでは、自席から再質問させていただきます。市民に優しい市役所づくりということで、大綱1点でお伺いをしましたけれども、公務員としてのあり方が今厳しく問われる時代となっているのではないでしょうか。つい先日も、近隣市での公務員の方、所属は福祉事務所となっていましたが、不祥事が新聞紙面をにぎわしていましたし、今朝は消防署の職員の方でしょうか、その方の不祥事も新聞紙面で見てまいりました。ですが、やはり今年初めに発覚した小田原市の福祉事務所職員の生活保護世帯への批判ととれるジャンパー着用などは、非常に公務員として、私もニュースを見て、頭をひねったところであります。ジャンパーだけではなく、小田原市では、ポロシャツやマグカップなど複数のグッズ作成をして、生活保護世帯へのバッシングを英語の文字などで行っていたということです。この件に関して、北海道出身の作家であります雨宮処凛氏がご自分のブログで紹介をしていましたけれども、雨宮氏の所属する団体が小田原市の職員との交渉の中で、小田原市の職員の中に生活保護利用者に対して、差別意識があるのではということで、こんな問いかけをしたそうです。「生活保護利用者を呼び捨てにしてはいませんか」というものだそうです。例えば、「吉岡がこんなこと言ってきた」とか、「あいつがこんなことを言いやがって」とか、「普段、職員間でこのようなやりとりになっていないですよね」「きちんとさん付けで読んでいらっしゃいますよね」と。こういった問いかけに対して、市側の答えは、雨宮さんがイスからずり落ちそうになったほど驚いたそうです。それはこういったものだったそうです。「いや、あまりそんな大きな声でやりとりしないので、他の人には聞こえないので」ということですから、これは当然、呼び捨てにしていたということが前提となります。周りに聞こえる、聞こえないとかではなくて、普段から利用者を職員間で呼び捨てにするということが、生活保護利用者に対する差別意識が生まれていると指摘されているにもかかわらず、本質が職員には理解できていないということが問題だと言っていました。美唄市においては、こういった件は、有り得ないと考えますが、改めて、公務員意識をしっかりと持って、仕事に取り組んでいただきたいと願います。記名章の件ですが、服務規程の定めというご答弁でした。自分に都合の良い着用ではなく、利用者にとって、優しいわかりやすいものとなるように、部内できちんと着用場所ですとか、ひっくり返っていないだとかという検討はやっていただきたいと思います。また机の配置図についてもですけれども、今後検討していただけるというので、ぜひとも早くに検討していただきたいと思います。総合相談窓口の廃止の件についてですけれども、総括としては、案内業務が主なものだったということと、総合案内板を階段下に設置したと、これで代替できると判断したということから、窓口を廃止したということでしたが、今日も見てまいりましたけれども、業者の方などは、仕事上慣れているので、案内板だけでスムーズに庁内を動けるのかと思いますけれども、何せ高齢化の進む美唄にあって、自分が利用すべき窓口を確認するには、やはり職員に聞きたいというのが市民の本音ではないでしょうか。特に高齢者の本音ではないでしょうか。窓口を見ますと、カウンターのところで仕事をしている人にはなかなか聞きにくい。だからこそ総合相談窓口があったのではないかと思っていますけれども、どうも判断する時点が少し早かったのではないか。もう少し余裕をもって廃止の判断ができなかったのかどうか、この点についてお伺いをいたします。クールシェア、ウォームシェアについてですけれども、これは東日本大震災後に提唱された比較的新しい考え方だと聞いております。あの時、5月5日のこどもの日でしたか、国内の原発が全部とまりました。電力不足が心配されましたけれども、結局のところ、原発に頼らなくても国内の電力は賄えました。それとともに、節電、省エネルギーが国民の中にじわじわと浸透していった、そういったことがあったと思います。クールシェア、ウォームシェアというのは、その最たるものだと思いますけれども、なかなかこの市役所の庁内で行うには、限界があるとは思いますけれども、ぜひ今後の課題として、市役所内だけではなく、地域福祉会館など、また公共施設、残念ながら美唄市においては、公共施設でクーラーなどを設置しているところというのは、ほんのわずかしかないと思うんですけれども、そのあたりのところを含めて、今後の課題としていただきたいと考えます。それから、合葬墓についてですけれども、私もこの間、市民から相談を受けて調査研究してまいりました。いろいろな形がありますけれども、私なりの考えですけれども、合葬墓については、原則は無宗教、そして、お骨を混ぜてしまうのではなく、お一人お一人のお骨をきちんと保存すること。それから、場所的にはやはり、現在火葬場のある光珠内周辺が最適ではないのか。また、利用料は民間とは一線を画して、極力抑えて、市民誰もが利用しやすい料金にすべきだと、このように考えております。いずれにしても、市民の方からは、いつになるのか、また、設置場所はどうなのかという問い合わせがあります。アンケートを行うということでしたけれども、可能であれば、今後のスケジュールについてお示し願いたいと思います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えいたします。総合相談窓口につきましては、先ほど、ご答弁をさせていただきましたとおり、これまでの実態といたしましては、業務案内が主なものでございました。そうしたことから、廃止を決定いたしましたが、市民の皆様方に対しましては、総合案内板はもとより、市民サービスの低下を招かぬよう、市民への親切丁寧できめ細かな対応を図っていくよう、努めてまいりたいと考えております。次に、合葬墓のタイムスケジュールについてでありますが、現在のところ、建設時期や候補地につきましては未定でありますが、市民アンケートにつきましては、7月末までに実施予定としておりますので、アンケート集計を速やかに行い、市民の皆様の意向を踏まえ、状況に応じて、合葬墓設置に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。