美唄市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月8日
(1)商工業行政について/(2)教育行政について
2017年3月8日、美唄市議会の一般質問で、川上美樹議員が「商工業行政について」「教育行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳が答弁しました。
- 質問者
- 川上美樹 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫、教育長 星野恒徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 川上美樹
平成 29 年第1回市議会定例会におきまして、大綱2点について市長ならびに教育長にお伺いいたします。大綱1点目は、商工業行政についてです。1つ目は「人と情報が行き交いにぎわいが生まれるまちづくり」についてです。まずは、商工業振興施策の商業振興について市長に伺います。本市の平成 28 年 12 月時点での有効求人倍率は 1.16 で、昨年6月からは 1.0 を超えて、求人難の状況が続いており、道内経済と同様の回復基調であると見えますが、市内の商業全体の状況としては、平成 19 年6月の美唄市統計概況での「商業統計調査」では、卸売業、小売業の従業員数が 1,502 名で、年間商品販売数が 264 億円だったのに対し、26 年7月調査では、卸売業、小売業の従業員数は 1,043名、年間商品販売額は 219 億と、労働力不足や購買量の減少は顕著であり、中心市街地の空洞化は、年々増している状況です。特に、国道から西側における商店街が少なくなり、シャッターをおろしたままの店舗も増えております。そのような状況を踏まえ、美唄市産業振興計画では、商業におけるさまざまな施策が掲げられております。さらに、本市の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の「産業を元気にして安定した雇用を創出する」という基本目標の中には、商工業振興分野として「中心市街地の賑わい創出」と、具体的な施策も示されています。そこで、1点目ですが、「活力ある商業活動の推進」について、賑わいのある商店街活性化の形成に向け、多様化したニーズ調査やサービス向上に向けた取り組み、市民が楽しく買い物ができる商業環境づくりについて、平成28 年においては、どのような成果を上げてきたのか。2点目は、空き店舗、空きスペースの利用促進については、どのような進歩があったのか。3点目は、UIJターン事業の促進、雇用のミスマッチ解消など、人材の確保や、育成は、どのような取り組みが行われたのか、市長にお伺いします。大綱2点目は、教育行政について教育長にお伺いします。1つ目は、教育行政執行方針についてです。まずは、確かな学力の育成について伺います。平成 28 年における全国学力検査等において、義務教育9年間を見通した経年変化では、全国水準を保っている学年や小学校高学年から中学にかけて学力の向上がみられる学年、その一方で、学年が上がるにつれ、下降傾向がみられたりと、学年によって異なる傾向がみられます。今後、継続的に確かな学力の育成に向け、教育行政執行方針では、基礎・基本の着実な定着を図るとともに、主体的で深い学びに結びつける「授業づくり」を進めていくことが重要であると述べられております。そこで1点目ですが、授業づくりを行う上で、ICTを利用した授業づくりは大変有効であり、そのためには、ICTを使いこなす教員の指導力が重要とされています。以前の議会におきましても、確かな学力の育成のため、教員の有効的なICT活用について伺いましたが、平成 28 年において、教員の授業づくりにおけるICTの有効活用についてはどのような状況であったか。次に、2点目ですが、確かな学力を育成するため、習熟度別学習や補充学習の推進を通して、指導方法の工夫・改善に努めるとあります。岩見沢市の中学校では、民間学習塾と提携し、官民一体となった放課後補充学習などで成果を上げている例もありますが、本市におきましては、今までの体制に加え、平成 29 年におきましては、どのような取り組みを考えているのかお伺いします。次に、特別支援教育の充実について伺います。普通学級に在籍しつつ、障がいの状態に応じて特別な支援を受ける、いわゆる「通級」における児童生徒は、平成 26 年における文科省初等中等教育局特別支援教育課の平成 27 年5月の調査によりますと、公立の小中学校では、過去3年間で 15.9%の増加がみられるとの結果がありました。本市におきましては、道指定の「発達障がい支援モデル事業」を受け、実践研究活動を行ったところです。そこで1点目ですが、特別支援教育におけるこれまでの取り組みや課題、それを踏まえて、平成 29 年には、どのような取り組みを行っていくのか。次に2点目ですが、障がい者基本法で、その理念が盛り込まれているインクルーシブ教育についての考え方を伺います。2つ目は、「新学習指導要領」について教育長に伺います。文部科学省は、小中高校の学校教育の基準となる「学習指導要領」を約 10 年ぶりに全面改訂する方針であり、改訂された内容での授業は、2020 年度から順次導入される予定となりました。改訂の背景としては、子どもたちに、情報化やグローバル化など、急激な社会的変化の中でも未来の創り手となるために必要な資質・能力を確実に備えることのできる学校教育を実現するということです。その中で、小学校における「プログラミング教育」の必修化や、小中学校の「社会」では、領土教育の充実を図るため、竹島、尖閣諸島が「日本固有の領土」と初めて明記されること、そして「英語教育の強化」も示されており、小学校3・4年では、英語に慣れ親しむ「外国語活動」を、小学校5・6年では、正式な教科として行われることになりました。そこで、本市として、今後 2020 年に向けて、特に「英語」について、どのようなスケジュールをもって円滑に取り組めるよう考えているか伺います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
川上議員の質問にお答えいたします。商工業行政について、人と情報が行き交いにぎわいが生まれるまちづくりについてでありますが、初めに、活力ある商業活動の推進につきましては、市といたしましては、昨年12 月に市民を対象に消費動向調査を実施し、消費者ニーズについての把握に努めるとともに、商業者等の組織が行う買物送迎バス運行事業や市民ふれあいサロン、市民子育てサロンの運営等のほか、まちなか交流広場で開催されたワクワク祭りを支援してきたところであります。また、びばい商品券運営協議会では、単独でプレミアム商品券を発行し、市内の消費拡大に努めているところであります。その成果といたしましては、ふれあいサロン等の利用人数につきましては、平成 27 年度3,656 人で、平成 28 年度は 4,500 人を超える見込みとなっております。また、買い物バスの乗車人数につきましては、平成 27 年度 3,698 名で、平成 28 年度は同程度となる見込みとなっております。ワクワク祭りにつきましては、平成 27 年度で 1,800 人、平成 28 年度は 2,000 人、前年度比 11%の増となったところであります。また、プレミアム商品券につきましては、15%のプレミアム付き商品券を1セット1万円で 3,000 セット発行し、即日完売したところであります。次に、空き店舗、空きスペースの利用促進についてでありますが、空き店舗の活用につきましては、国の支援制度などを商工会議所を通じ、商業者組織などに積極的に情報提供しているところでありますが、現在のところ創業には至っていない状況であります。こうした中、昨年8月に商工会議所とともに創業支援事業計画を作成し、経済産業省の認定を受けたことから、市と商工会議所に相談窓口を設置し、新規創業者が国などの支援を受けられるよう体制を整えてきたところであります。また、空きスペースにつきましては、これまで旧生協跡地を活用し、買い物客の駐車場や従業員等の月極め駐車場として活用しているとともに、コアびばいにおきましては、ジョブガイドびばいを設置したほか、市民ふれあいサロンを設置し、高齢者などの憩いの場として定着しているところであります。また、昨年7月には、新たに市民子育てサロンを開設したところであり、子育て世代の憩いの場や多世代の交流の場として定着することを期待しているところであります。次に、雇用や人材確保の取り組みについてでありますが、昨年4月から、ジョブガイドびばいに効果的な就職活動の支援や雇用のミスマッチの解消を図るため、就労支援相談員を配置しているとともに、8月には、市内企業9社の協力のもと、会社求人説明会を開催したほか、本年1月には、ハローワークや企業と連携し、シニア向け就労説明会を開催したところであります。また、市内企業等の求人情報につきましては、ハローワークと連携し、市民ふれあいサロンをはじめ、市役所、図書館、はみんぐなどの公共施設や銀行等に配備し、広く情報の提供を行っているところであります。さらに、人材の育成につきましては、地域人材開発センターで実施する玉掛け技能やフォークリフト運転技能資格取得講座など、土木関係技能講座のほか、パソコン講座などの人材養成講座に従業員を参加させる企業に対し、受講料の一部を支援しているところであります。
答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)
川上議員の質問にお答えいたします。初めに、教育行政執行方針についてでありますが、確かな学力の育成につきましては、美唄市の小中学校におけるICT機器の活用状況を申し上げますと、現在、各教科をはじめ、特別活動や総合的な学習の時間など、教育活動のさまざまな場面において、デジタルテレビや実物投影機、タブレット端末等を効果的に活用した指導が行われております。具体的な活用の場面といたしましては、体験学習等の情報を映像やデータとして記録する活動、実際に体験した内容とデータ等による情報とを見比べたりしながら理解を深めたり、思考力を高めたりする活動、体育で行うマット運動等の様子を録画し、その映像を見直しながら、新たな気づきを得る活動などがあげられます。また、中学校においては、電子黒板の機能をもったプロジェクターを平成 26 年度に配置し、一人ひとりの論理的な思考を深める学習場面や、情報を交流しながらグループで学び合う場面などで活用しているところであります。教育委員会といたしましては、児童生徒が社会の変化に主体的に対応できる資質や能力を身につけるよう、今年度から、市内すべての小中学校の代表者によるICT検討委員会を組織し、ICT教育にかかる成果や課題について協議したり、優れた実践を行っている教員を講師として研鑽を深めたところであります。また、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を適切に活用することができるよう、一層、指導方法や指導技術の充実に努める必要があることから、各学校の代表的な取り組みを実践資料集として取りまとめ、全校に配布いたします。本資料には、ICT教育の優れた研究により、平成 28 年度空知管内教育実践表彰を受賞した市内中学校教諭の実践資料も掲載することとしております。今後も、情報モラル教育を並行して進めながら、実体験を客観的な視点から見つめ直したり、デジタル教材を活用して、視覚的な支援を図るなどして、基礎学力の定着はもとより、思考力や表現力が身につくよう、ICTの活用に取り組んでまいります。次に、習熟度別学習や補充学習についてでありますが、本年度の状況を申し上げますと、習熟度別学習は、小学校5校と中学校3校で実施しております。主な活動といたしましては、小学校では算数、中学校では、数学や英語の学習等において、学力別や希望別により、2コースに分けて行っております。また、補充学習は、すべての小中学校において実施しており、始業前の時間をドリル学習や読書時間にあてたり、放課後や長期休業中などを活用して、苦手教科の克服等に取り組んでいるところであります。確かな学力の育成につきましては、基礎・基本の着実な定着を図るとともに、主体的・対話的で、深い学びに結びつける授業づくりを進めていくことが重要であることから、次年度につきましても、引き続き、習熟度別学習や補充学習、ティームティーチングによる学習などを通じて、きめ細かな指導に努めてまいります。次に、特別支援教育の充実についてでありますが、長期的な視点に立って、幼児期から中学校を卒業するまでの一貫した支援を行うことが重要であることから、各学校において、個別の指導計画や個別の教育支援計画などをもとにした指導を通じて、一人ひとりの状況に応じた指導内容や指導方法を工夫するとともに、美唄市教育支援委員会等において、きめ細かな状況の把握と、進級・進学に係る適切な対応に努めております。また、個々の児童生徒の教育的ニーズに対応するため、美唄市特別支援教育連携協議会において、特別支援教育コーディネーターを対象とした職能向上研修や、専門家チームによる巡回相談、特別支援教育支援員による支援体制の充実などに取り組んでいるところであります。特に、通常学級における支援体制の充実については、冬季休業中に市内幼保・小中の担当教員等による推進会議を開催し、新年度を見据えた学校間のスムーズな接続に努めるとともに、栄幼稚園、中央小学校、美唄中学校の1園2校において、文部科学省や北海道教育委員会の研究指定校として、障がいの特性の理解や指導の在り方等に関する実践研究に取り組み、その優れた功績に対して、先般、平成 28 年度空知管内教育実践表彰が授与されたところであります。次年度につきましても、これまでの実践成果をもとにしつつ、引き続き、工夫改善を図りながら、障がいの状態や発達の段階に応じた適切な指導の在り方など、特別支援教育の一層の充実に向けて取り組んでまいります。次に、インクルーシブ教育システムについてでありますが、中教審によりますと、インクルーシブ教育システムにおいては、同じ場で共に学ぶことを追及するとともに、個別の教育的ニーズのある幼児、児童、生徒に対して、自立と社会参加を見据えて、その時点で教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できる多様で柔軟な仕組みを整備することや、小中学校における通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校といった、連続性のある多様な学びの場を用意しておくことが必要とされております。現在、本市の小中学校におきましては、個別の指導計画等を作成し、ICTの活用を図りながら、一人ひとりのニーズに応じたきめ細かな指導にあたるとともに、美唄市特別支援教育連携協議会等を通じて、多様な支援体制の構築と合理的な配慮に努めております。また、支援学級と通常学級との交流のほか、美唄養護学校と小中学校との居住地交流を実施するなど、学校間連携を進めており、教育委員会といたしましても、この取り組みを継続してまいりたいと考えております。次に、学習指導要領の改訂についてでありますが、小学校においては平成 32 年度、中学校においては平成 33 年度から全面実施されることとされており、改訂の方向性といたしましては、新しい時代に必要となる資質・能力の育成と学習評価の充実、新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえた教科・科目等の新設や目標・内容の見直し、主体的・対話的で深い学びの視点からの学習過程の改善の3点が示されております。小学校における外国語教育におきましては、3・4年生において「活動型」、5・6年生において「教科型」の授業が実施されることに伴い、年間 35 単位時間の授業時数が新設または増加することとなっております。本市といたしましては、平成 29 年度に外国語教育に係る検討委員会を設置し、改訂の趣旨等についての周知徹底を図るとともに、各校における柔軟な時間割の検討に取り組んでまいります。また、平成 31 年度までには、小学校1年生から4年生においても、外国語に親しむ機会を設けるなどして、学習指導要領の円滑な移行に努めてまいります。
再質問 4番 川上美樹
自席より再質問をさせていただきます。まず、大綱1点目の商工業行政について市長に伺います。1つ目は、「人と情報が行き交いにぎわいが生まれるまちづくり」の商業振興について伺います。国道西側において生鮮食品を扱っているのは、コアびばい内のJAのみとなりました。商業圏が国道より東側に移行されてきており、特にコアびばい等を含めた中心市街地の活性化策を、今後どのように考えているのか伺います。2つ目として、空き店舗、空きスペースの利用促進について伺います。人口5万人の宮崎県日南市においては、シャッター街の増える商店街を「地域再生請負人」と名づけ全国から公募し、2名の採用により、3年ほどで寂しかったシャッター商店街が劇的に蘇り、数々のベンチャー企業等が進出するなど、行政と市民が一体となってまちづくりに大きく動きだしているという事例もあります。また近隣、滝川市では、空き店舗のシャッターに絵を描きアート空間を作り出しました。そこには記念撮影に訪れる観光客が多く、その様子とともに商店街のイベントをアピールする動画をユーチューブにアップするなど、各自治体それぞれが商店街活性化に向け取り組んでいるところと報道されています。ただ、空き店舗等を使用する際に、さまざまな条件をクリアして事業を始めなければならないため、本市におきましては、美唄市中小企業等振興条例における中小企業等が新たに開業し、または、新分野へ進出する事業についての条件があります。まずは、こういった支援を受ける際の条件を緩和することから行い、商工会議所等の関係団体と連携して、空き店舗の利用促進を行っていくべきかと思いますが、このことにつきましては、どのようなお考えか伺います。3つ目に、UIJターンのニーズやその課題について伺います。内閣官房が 2014 年に実施した「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」の結果では、具体的な時期を含めて、移住を考えている方が、東京在住者の約1割、さらに、「具体的な時期は決まっていないが、検討したいと思っている」と回答した方が約3割であり、こうした漠然とした移住に対するニーズも含めると、実に東京在住者の4割が、地方への移住を検討している、または今後、検討したいと考えていることが分かります。本調査から、少なくとも東京在住者の移住に関するニーズが高いことが分かっており、自治体が主体的に移住に関する情報を提供し、具体的な移住に関するサポートをすることで、都市部から地方への移住者が増加する可能性が高くなると考えられます。また、そうした移住に関する行政のサポート体制が充実することによって、移住に伴う障壁が下がり、国民が都市部と地方での生活をライフステージにあわせて柔軟に選択することができるようになるものと考えられます。中小企業、特に小規模事業者にとって、人材は最大の経営資源です。本市におきましても、後継となる人材が確保できず、老舗の商店が閉店する予定でしたが、Uターンによって事業の継続が可能になったと報道されています。市内企業の各社が、それぞれの個性を把握した上で従業員と真摯に向き合う姿勢や、道や市と連携した衣食住等をサポートしたトータル・ケアともいうべき取り組みを行い、UIJターンによる人材の確保や育成を積極的に行うべきと思いますが、お考えを伺います。次は、大綱2点目の教育行政について教育長に伺います。沖縄県における、全国学力テストでは、全国平均を下回る結果を改善しようと、教育研修や学力テストで高い評価のある県外の学校と、毎年2人ずつ教員を派遣し合うなど、交流を行うようになったことで、わずか1年間で、学力テストの結果も向上し、成果を上げていると沖縄県教育委員会からお伺いました。これは、沖縄県の現職の教員小・中、それぞれ1名が県外の教員とともに担任も持ちながら1年間を過ごし、その地で学んだノウハウを沖縄で実践するという内容を平成 21 年から継続して行っているとのことです。これは単に学力を伸ばすノウハウだけでなく、人事交流を通して「授業をよりよくする」「充実した授業を行う」ためには、どのようなことが必要か、さまざまな収穫を得て、沖縄で実践し成果を出しているとの事です。本市におきましても、ICTや習熟度別学習への取り組みなどを通して、きめ細かな指導に取り組んでいることが分かりましたが、これらに加えて、さらに学力向上を目指し、新しく取り組む内容があれば伺います。また、好成績を育んでいる秋田県との交流があると伺っておりますが、今後の本市の学校教育の向上に向け、この人事交流をどのように「確かな学力の育成」に繋げていこうと考えているのかお伺いします。2つ目として、新学習指導要領における英語の教科化についてですが、現在の小学校における 20 代若手教員を除く教員の多くは、英語の教科は想定していない状況で教員免許を取得し、指導を行っています。今後、英語の指導も担任として行うとなると、2020 年までの限られた期間の中、「英語は楽しい」と児童に思ってもらえるような授業体系をしっかりと研究する事が必要になります。例えば、音楽や理科などのように、専科として行うという方法、また、中学英語教師の派遣という方法なども視野にいれて検討していくべきかと思いますが、このことにつきましてはどのようにお考えか伺いします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
川上議員の質問にお答えいたします。初めに、中心市街地の活性化についてでありますが、中心市街地につきましては、人口の減少や高齢化の進行のほか、消費者ニーズやライフスタイルの多様化など、社会の経済環境の変化により、売り上げが減少するとともに、後継者がなく閉店する店舗があるなど、空き店舗や空き地が増加している状況となっております。このことから、市といたしましては、中心市街地のにぎわいを創出するため、これまでの取り組みを引き続き継続していくほか、空き店舗、空きスペースの利用促進を図るため、商工会議所などと連携して、空き店舗等の活用のあり方や支援策などについて検討してまいりたいと思います。また、美唄市中小企業等振興条例等につきましては、社会の経済環境の変化に応じた見直しをすることとしております。次に、移住定住の関係でございますけれども、本市への移住につきましては、これまでも首都圏において、移住定住の促進に向けてPRを行ってきているところでありますけれども、今後におきましても、あらゆる機会をとらえ、移住定住につながるよう、さらにPR強化に努めてまいりたいと考えております。
答弁 教育長 星野恒徳(教育長は2019年3月まで)
川上議員の質問にお答えします。初めに、確かな学力の育成についてでありますが、新年度から、標準学力検査を従来の小学校2年生、5年生、中学校2年生の3学年から、小学校3年生、4年生と中学校1年生を加えた6学年へと拡充し、義務教育9年間を見通した個々の経年変化について、詳細に分析・検討することとしており、学力向上に向けた全市的な取り組みと、各校の特性を生かした教育活動との相乗的な効果を図りながら、児童生徒に基礎的、基本的な力が身につくよう努めてまいります。また、市内の小学校から、北東北との人事交流により、秋田県の小学校に2年間、教員を派遣しておりましたので、その知識と経験を本市において還元し、活用を図ってまいりたいと考えております。本市といたしましては、今後とも先進的な取り組み事例を参考にするなどして、指導方法の工夫改善に努めるとともに、きめ細かな指導の充実に努め取り組んでまいります。次に、英語の教科に伴う指導体制の充実についてでありますが、現在、外国語指導助手の効果的な活用について、各学校の活用状況等を踏まえて検討しているところであり、このことについて、一層充実を図ってまいります。また、中学校教諭が小学校に出向いて行う授業実践については、算数の学習などで実施している学校もあることから、地域人材の活用を含めて、英語における連携のあり方について検討してまいります。英語専科等の教員の配置につきましては、現在、指導工夫の改善にかかる加配教員数に限りがあることから、各学校の状況に応じて取り組んでまいります。教育委員会といたしましては、グローバル社会に対応した教育環境づくりを進めるため、英語教育の拡充強化は重要な要素であると認識していることから、指導計画の作成や教材の活用など、教員への支援に配慮しながら、次期学習指導要領の先行実施に向けて協議を重ねるなど、スムーズな移行に努めてまいります。