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美唄市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日

(1)農業行政について/(2)福祉行政について

2017年3月7日、美唄市議会の一般質問で、桜井龍雄議員が「農業行政について」「福祉行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。

質問者
桜井龍雄 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 桜井龍雄

平成 29 年第1回定例会にあたり、大綱2点にについて市長にお伺いいたします。大綱の1点目は、農業行政についてであります。その1つ目は、国営土地改良事業の排水路改修調査計画についてであります。昨年は、台風が4個も北海道を直撃して、各地で被害が出ました。本市においては、大きな被害はなかったものの、道路の冠水で通行止めや畑の冠水などが報告されています。また、国営農地再編整備事業や道営農地整備団体営事業も各地域で着工されていることから、急速に暗渠排水、支線排水路等が整備され、異常気象によるゲリラ豪雨なども重なって、これらの末端施設である基幹排水路沿いの多くの方々から農業被害が発生しているとお聞きしておりますし、また、私自身も数多くの状況を確認しており、その解決策を見出すことが急務であると考えます。現在、国より基幹排水施設などの国営農地改良事業に関わる調査計画を実施しておりますが、地域整備方向検討調査の内容と進捗状況並びに今後の調査予定について、また本市としての現在までの取り組み状況について、市長にお伺いいたします。その2つ目は、行政と農業団体との関わりについてであります。今話題となっているふるさと納税の返礼品についてですが、全国各地で展開しておりますが、地域的にかなりの格差ができているように思われます。本市においては、農産物の返礼品の割合が多いとお聞きしておりますが、なかなか人気が高い農産物であるアスパラが集まらない状況で、ふるさと納税が伸び悩むのではないかと思われます。また、本市のイベント状況ですが、わりと農産物の出店・出品が少ないと思われます。格安の農産物が出店・出品されると、イベントが盛り上がるのではないかと思いますし、農業者にとっても輸送コストがかからず、地元で販売されると、農産物価格の底上げにつながると思います。そのようなことからお聞きしたいことは、ふるさと納税の状況と、農産物の確保に向けて、農業団体との協議について、また、各種イベントの農産物の出店・出品の際、さらに販売促進に向けた取り組みについて、農業団体とどのような協議を行っているのか。このようなことから、本市として農業団体とどのように連携を図り、相談して基幹産業である美唄市農業を盛り上げようとしているのか、また、どのように進めようとしているのか、市長にお伺いいたします。大綱の2点目は、福祉行政についてであります。近年、本市の人口減少とともに、労働力不足が懸念されるようになりました。最近の新聞報道で、本市の土木会社が外国人労働者を雇い研修を行っていると報道されました。労働力不足は、土木業界はもちろんのこと、介護人材の不足もあるのではないかと思われます。そこで私がお聞きしたいのは、介護施設の利用状況と現在、介護施設の人材は充足されているのか。また、介護人材が不足している状況にあるのであれば、外国人労働者を雇用してはどうか、以上のことを市長にお伺いいたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

桜井議員の質問にお答えいたします。農業行政ついて、国営農地改良事業の排水路改修調査計画についてでありますが、初めに、地域整備方向検討調査の内容と状況につきましては、この検討調査は、空知中部地域として平成 27 年度より実施中で、期間は平成29 年度までと伺っております。内容としましては、平成 28 年度まで地域内の排水施設の機能低下状況確認、排水施設能力の検証及び機能低下の原因と考えられる水質調査等を実施してきたところであります。次に、今後の調査予定についてでありますが、平成 29 年度は、排水改良の必要性の有無等を検証し、全体整備構想を取りまとめる予定であると伺っております。この構想の中で、今後さらなる調査が必要と認められた場合は、事業実施地区を定めた地区調査を行う必要があると伺っております。次に、市のこれまでの取り組みについてでありますが、この検討調査にあわせ、国からの空知中部地域湛水被害状況調査等委託業務を受託し、湛水被害面積、排水系統、排水機場・排水路維持管理費調査を行うとともに、降雨時には湛水状況を確認し、国へ報告したところであります。次に、行政と農業団体との関わりについてでありますが、初めに、ふるさと納税につきましては、平成 29 年2月末現在で、返礼品が4,157 件となったうち、農産物関係の返礼品が 2,617 件で、全体の 63%となっております。このうち、アスパラガスは 473 件で、農産物の 18.1%、返礼品全体においては 11.4%を占めております。アスパラガスは、農産物の中でも非常に人気が高い返礼品となっておりますが、提供できる数が限られていることから、一定数の申し込みがあった時点で、美唄市農協に対応の可否を確認した上で、追加供給できない場合は品切れとし、受付終了としているところであります。こうしたことから、アスパラガスの確保につきましては、年度末に美唄市農協や美唄グリーンアスパラ生産組合と協議を行い、市としての要望もお伝えした上で、翌年度の提供可能な数量について決定しているところであります。次に、各種イベントの状況についてでありますが、歌舞裸まつりやワクワク祭りにつきましては、美唄観光物産協会や商業者等が組織する実行委員会により開催されておりますが、農産物の出店、出品については、農協をはじめ、農協女性部や生産者の方々で組織する団体等に出店、出品意向などをあらかじめ打診し、出店の申し込みをいただいていると伺っております。また、地元農産物の販売促進につきましては、各農協がそれぞれ取引のある市場などへ出荷するほか、朝どり野菜コーナーを設置するなどの取り組みも行っておりますが、市といたしましても、各農協や生産者の方々と連携をし、道内外で開催される食のイベントにおいて、米や野菜をはじめ、乾燥野菜、しょうゆ、味噌などの農産物加工品などのPRと販売促進に努めているところであります。次に、行政と農協との協議状況についてでありますが、農業を基幹産業とする本市におきましては、美唄市農業ビジョンに掲げる「強い農業経営基盤づくりの推進」「消費者に信頼される産地づくりの推進」の2つの施策の基本方針を推進していくためには、各農業関係団体との連携、協力は大変重要となっております。特に、農協につきましては、美唄市農業振興協議会をはじめ、各地域農業再生協議会や美唄市鳥獣被害防止対策協議会などの団体運営において、相互に連携をしているところであります。今後におきましても、米生産調整制度の変更など、国の農業施策が大きく変化する中で、各農業団体、そして農協とは、これまで以上に緊密に連携し、農業者の方々が将来にわたって意欲と希望をもって農業経営に従事できるよう、本市農業の振興発展を図ってまいりたいと考えております。次に、福祉行政について、介護施設の人材不足についてでありますが、初めに、介護保険施設の利用状況につきましては、市内の介護保険 10 施設の入所に係る空き状況で申し上げますと、平成 28 年 12 月 21 日現在、介護老人福祉施設の特別養護老人ホームが3名、介護療養型医療施設は 23 名、認知症対応型共同生活介護グループホームが5名の空きとなっており、介護老人保健施設は空きがなく、満床の状況となっております。次に、介護人材の充足につきましては、各介護保険施設において、運営基準上の介護職員数は充足されているものの、退職により、補充が必要となったり、質の高い介護サービスの提供を目指して、さらなる労働環境の向上を考え、数名の人員を増やしたいと考えている施設が多く、恒常的に職員を募集している状況になっているところであります。次に、外国人労働者の雇用につきましては、国の方針では、人材不足の対応としてではなく、経済活動の連携強化や介護技能の提供、国家資格を取得した留学生の在留資格の創設を大きな柱としており、不足が見込まれる介護人材の確保に向けましては、介護未経験の中高年齢者の新規参入を目的とした職場体験を行ったり、介護職員の離職防止のための処遇改善等、国内人材の確保に向けた対策の強化を基本としております。このため、市としましては、国の動きを注視しながら、今必要な対応に努めてまいりたいと考えております。

再質問 9番 桜井龍雄

自席から2点について再質問をさせていただきます。1点目は、平成 27 年第3回定例会において、私が質問をいたしました基幹排水路施設の整備についてであります。市としては、基幹排水施設の整備事業の早期実施に向け、今後、自治体や関係団体との連携や地域との一体化を図っていくとの市長の答弁がありました。すでに1年半を経過しておりますが、現在まで行われた農業関係団体や地元との連携をどのように進めているのか市長にお伺いいたします。2点目は、本市と農業団体との協議についてですが、いろいろな調整を図られているようですが、ふるさと納税返礼品に、もっと農産物が供給できれば、農家の所得確保につながり、納税の推進にもなり、本市の財政の改善や地域経済に資するものではないか、また、各種イベントでも農産物を扱うコーナーをもっと増やせば、同様に農家やイベントのメリットになると思いますが、本市としてはどのように対応していく考えを持っているのか、さらに、そうした展開を進める上で、もっと農業団体との連携を深め、例えば定期的な意見交換も行い、意思疎通をよくしておくべきと考えますが、このような考えがあるのか、市長にお伺いいたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

桜井議員の質問にお答えいたします。初めに、市としての取り組みについてでございますけれども、関係団体との協議といたしましては、今年1月に開催いたしました美唄市農業振興協議会において、農業関係団体に対し、排水路改修に係る市における期成会の立ち上げについて情報提供をし、美唄、峰延、そして岩見沢の3農協と北海土地改良区には、構成員となることをご理解いただいたところであります。今後は、関係する地元連合会に対し、地域の代表構成員として参加していただき、期成会を設立し、国に対し早期事業化を要望してまいりたいと考えております。次に、ふるさと納税などにおける農産物の供給についてでありますが、ふるさと納税の返礼品としての提供者の増加や各種イベントでの出店、販売の機会が増えることで、農業所得の確保につながると考えられますことから、現在の取り組みを継続するとともに、販路拡大について、農協や生産者の皆さんと十分に意見交換をしてまいりたいと考えております。また、こうした取り組みの展開には、魅力ある農産物の作付確保や加工品開発などが必要であり、市と農協が連携して実施しておりますアスパラガスの苗やハスカップの苗木購入補助、農商工連携推進助成事業を継続し、さまざまなイベントや商談の機会を確保、提供するほか、こうした取り組みの推進に向けて、農協との定期的な情報交換なども検討してまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる