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美唄市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月18日

(1)市長の選挙公約について/(2)市長の所信表明について/(3)財政状況について

2019年7月18日、美唄市議会の一般質問で、桜井龍雄議員が「市長の選挙公約について」「市長の所信表明について」「財政状況について」について質問し、市長 板東知文が答弁しました。

質問者
桜井龍雄 議員
答弁者
市長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 桜井龍雄

令和元年第2回定例会にあたり、大綱3点についてお伺いいたします。大綱の1点目は、市長の選挙公約についてです。平成18年度に指定管理者制度を導入し、10年以上が経過し、本市では数多くの公共施設に対して、指定管理者制度が導入されているところです。その1つ目は、今回の選挙で板東市長は、学校、公民館、図書館を併設した生涯学習センターの建設を公約に掲げていますが、この生涯学習センターの管理運営をどのように考えているのか、市長にお伺いいたします。その2つ目は、本市においては、他にも指定管理の公共施設がありますが、今後の管理運営の考え方について、市長にお伺いいたします。大綱の2点目は、板東市長の所信表明についてであります。その1つ目は、本市において国営農地再編整備事業及び道営農地整備事業により、各地でほ場整備が実施されていますが、美唄市農業の役割について、農地整備とスマート農業についてですが、現在の整備進捗状況、道営事業の新規要望地区の状況、事業を推進するにあたっての市長の考えについて、最後にスマート農業について市長にお伺いいたします。大綱の3点目は、財政状況について、その1つ目ですが、市長は8年前、副市長として本市を支えてきたと思いますが、その当時、財政状況について、どのように思いを感じていたのかお伺いいたします。その2つ目ですが、現在の財政状況から、市長が掲げた選挙公約は実現できるのか、その考え方について市長にお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

桜井議員の質問にお答えします。初めに、市長の選挙公約について、生涯学習センター構想についてでありますが、生涯学習センターにつきましては、美唄の未来を担う子どもたちが、一定の集団性を培いながら学ぶことのできる小中一貫校をつくり、そこに図書館や公民館等の機能を含めた生涯学習センターを併設してまいりたいと考えております。こうした考え方に基づく生涯学習センター構想をまとめる中で、その施設管理につきましては、直営や機能ごとの指定管理、施設全体を指定管理するなど、さまざまな管理運営体制を今後、検討してまいりたいと考えております。次に、指定管理者制度につきましては、多様化する住民ニーズにより、効果的、効率的に対応することを目的に、平成18年度から導入されたところでございます。制度導入後、10年以上が経過しておりますことから、今後における指定管理者制度のあり方について、課題の抽出など、見直し・検討を行い、さらなる市民サービスの向上に努めてまいりたいと考えております。次に、市長の所信表明について、農地の整備による生産基盤の強化とスマート農業についてでありますが、本市農業の役割につきまして、美唄市の農業は、行政面積の3分の1を占める農地を生かして、全道では、4位の生産量を有する水稲を中心に、小麦、大豆、なたね等の土地利用型作物と、アスパラガス、たまねぎ等の野菜、ハスカップや花き等、特色ある農産物を生産しており、農林水産統計による平成29年の美唄市の農業産出額は、約61億円となっております。また、本市農業は、食関連産業とともに、農業機械、観光、運輸、流通等のさまざまな産業と結びついており、所得や雇用を創出する基幹産業としての重要な役割を果たしていると考えているところでございます。次に、現在の整備進捗状況につきましては、事業費ベースで申し上げますと、国営事業につきましては、平成24年度に着工された美唄茶志内地区が62%、平成25年度に着工された美唄地区が33%となっております。道営事業につきましては、平成25年度に着工された大富第1地区をはじめとする13地区の平均進捗率は、40%となっております。なお、このうち最高進捗率は、大富第1地区の90%となっております。次に、道営事業の新規要望地区の状況につきましては、豊葦第1地区、受益面積134ヘクタールと、豊葦第2地区、受益面積110ヘクタールについて、令和2年度以降の事業採択を目指し、現在、準備を進めているところであります。市といたしましては、本事業の円滑な推進は、生産コストの低減や農作業の省力化による生産性の高い農業経営と担い手への農地集積などにつながることから、引き続き、生産基盤の強化を図るため、関係機関・団体などと連携し、実施地区の早期完了や予定地区の事業採択に向けて、今後とも国・道へ強く要望してまいりたいと考えております。次に、スマート農業につきましては、ほ場整備事業に伴う大区画化とともに、スマート農業を推進することにより、作業時間の短縮や作業精度の向上、生産コストの縮減など、さまざまな効果が見込まれることから、スマート農業の推進にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。スマート農業の今後の進め方につきましては、農業団体や岩見沢・美唄2農協にある研究会と情報を共有し、さらなる技術開発動向も見据えつつ、経営効率の向上や若手農業者の経営意欲向上につながるよう推進してまいります。次に、財政状況について、本市の財政状況についてでありますが、8年前の本市の財政状況につきましては、国の厳しい経済情勢により、三位一体改革などの影響で、地方交付税等が減額となり、一般会計の財政状況の悪化や平成20年度決算における連結実質赤字比率について、市立美唄病院事業会計の多額の不良債務などの影響により、早期健全化基準を超える可能性がございました。このため、将来にわたり持続可能な自治体運営を目指すため、平成20年度から平成27年度までの8年間を計画とする美唄市財政健全化計画を策定し、非常に厳しい財政状況の中で、着実な計画の実施に努めてきたと認識しているところであります。次に、選挙公約を達成するための財政状況につきましては、持続可能な財政運営を目指すために、将来を見据えた財政推計が、すべての計画の基本になると考えております。このため、次期総合計画との整合性を図りながら、公約の実現に努めてまいりたいと考えております。

質問 11番 桜井龍雄

何点か自席より質問させていただきます。最初に、所信表明についてですが、私は、本市の経済を支えている基幹産業として、重要な位置を占めているのは農業だと思いますが、なぜ所信表明の中に、本市の基幹産業は農業であると明言されなかったのか、その理由を市長にお伺いいたします。次に、スマート農業についてですが、スマート農業は、基盤整備により、ほ場が大型化されることから、生産現場における効率的な経営に繋がると考えておりますが、他の市町村と比較すると、本市のスマート農業は遅れをとっていると言わざるを得ないのが現状ではないでしょうか。市長の所信表明に、スマート農業を進めるとありますが、今後、どのようなスマート農業を進めていくのか、具体的な考え方を市長にお伺いいたします。次に、本市の財政状況について、再質問させていただきます。私も8年前から市議会議員に当選させていただき、議員活動をしてきましたが、髙橋市長に変わってから、本市の財政が最悪で、財政破綻を招くと言われました。その当時、他の市が財政破綻して国の管理で運営することになり、新聞報道などで情報を得ていましたが、次は、本市ということで、これは大変なことだと感じました。そのことにより、財政健全化計画を策定して、職員の給料の削減、市民の税金の値上げなどにより、財政健全化計画を達成できたことについて、どのように評価しているのか、市長にお伺いいたします。次に、公約を実現させるためには、中期財政運営基本方針の早急な見直しによる対応が必要だと考えますが、今後の対応について、市長にお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

桜井議員の質問にお答えいたします。初めに、農地の整備による生産基盤の強化とスマート農業についてでありますが、美唄市農業の役割につきましては、美唄市の基幹産業であると、市民の皆さんに広く理解されていることを前提に立った上で、私の所信表明の柱に命を育む食と農のまちづくりを位置づけたものでございます。農業は、命と健康の源である食を供給するとともに、就労の場を提供するなどの経済的な役割、こういった重要な役割を担ってございます。さらには、国土、自然環境の保全、農村景観の形成、教育の場の提供など、社会的な役割を含めた多面的な機能を発揮する営みであり、まさしく、食と農のまちづくりを進めること、こういった農業が有する機能をベースにした、美唄らしい食と農のまちづくりを進めることを表明したところでございます。次に、今年度どのようなスマート農業を進める考えなのかということでありますが、現在、本市の営農現場につきましては、各研究会が行っている防除作業を自動化できるドローンやGPSを利用して、人が搭乗する自動操舵補助装置付きトラクターなどに、多くの関心が集まっていると聞いております。市といたしましては、農協や地域の各研究会と連携しながら、他市町村の取り組み事例を現地調査するほか、国の施策など、最新の情報を収集し検討を重ね、美唄にふさわしいスマート農業を進めてまいりたいと考えてございます。次に、財政健全化の達成に伴う評価についてでありますが、8年間の計画期間では、さまざまな見直しが行われた中での財政運営を行ってきたところであり、市民の皆さんのご理解や市職員等の協力により、計画期間を遅延させることなく達成したことで、早期健全化基準以下となり、市立美唄病院の不良債務について、解消等につながったと評価しているところでございます。また、中期財政運営基本方針の早急な見直しにつきましては、関係機関や団体との協議などのほか、次期総合計画との関係もあることから、慎重に対応してまいりたいと考えているところでございます。

質問 11番 桜井龍雄

今までの財政健全化計画について評価すると答えられましたが、8年前は、財政調整基金が14万円まで落ち込んだ時期もありました。その後、財政健全化比率を基準に抑えながら、現在の財政調整基金が確保されていますが、私が考えるには、今後もこの財政調整基金をしっかりと確保されるべきだと思いますし、このことにより、今後は、本市の財政を安定させていくべきだと考えますが、そのことについて市長にお伺いいたします。最後に、これまでの同僚議員の質問に対し、公約の中身が示されていないと思いますし、すべて抽象的な表現で、これから検討するとのことですが、市長が掲げた公約ですから、市長が的確に具体的な中身を職員に指示しなければ、職員は今後どう動いてよいのかわからないと思います。このことについて市長にお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

桜井議員のご質問にお答えします。財政調整基金のあり方についてでありますけれども、これはあくまでも財政調整基金の設立趣旨に基づいて、しっかりと運営してまいりたいと考えているところでございます。それから2点目の公約の実現につきましては、現在、答弁調整や各部のヒアリング等を含めて、私の公約に掲げた内容について、逐次説明する中で、職員に周知徹底し、また情報共有しながら、その実現に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えているところでございます。

出典:美唄市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月18日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる