美唄市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月4日
(1)市政報告(ゆ~りん館の休館)について/(2)農業行政について/(3)国際交流について
2015年12月4日、美唄市議会の一般質問で、吉岡建二郎議員が「市政報告(ゆ~りん館の休館)について」「農業行政について」「国際交流について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 早瀬公平が答弁しました。
- 質問者
- 吉岡建二郎 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫、教育長 早瀬公平
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 吉岡建二郎
2015 年第4回定例会にあたり、大綱3点について、市長並びに教育長へ質問をいたします。1つ目の質問です。市政報告について伺います。先日 12 月1日、市政報告で交流拠点施設ゆ~りん館の利用について、報告をいただきました。岩見沢保健所により、複数のレジオネラ菌感染者が利用した施設の1つに、交流拠点施設ゆ~りん館が含まれているとの連絡があったとのことで、改めて整備の点検や消毒を行ったとのこと。11 月 26 日と 28 日にも同様の患者が別に出たことが分かったため、11 月 28 日から施設の安全が確認されるまでの間、温泉の入浴を休止することにしているとの報告でした。現在も同保健所で調査中との報告もありましたので、調査の結果を待っているところとは思いますが、新聞等の報道でもこの市政報告とあまり大差のない情報しか出ておらず、市民からもゆ~りん館を心配する声が上がっているところです。中には、現在調査中にも関わらず、ゆ~りん館でレジオネラ菌が発生したものと勘違いしている方もいらっしゃいます。どういった経緯なのか、現在の状況を最初に連絡があった日からこれまでの経過やどのように対応されたのか、もう少々詳しく時系列に沿った形でのご説明をお願いいたします。あわせて、現在、温泉入浴を休止している状況とのことですが、12 月のこの時期ですから、本来であれば、繁忙期、忙しい時期であったのではないかと思います。利用予定のお客様も多くいらっしゃったのではないでしょうか。そういった方々への説明等の対応は、どのように行われたのでしょうか。同時に、現在働かれているパートの方ですとか従業員の方々への対応は、どのように行われているのでしょうか。対応の状況について伺います。ゆ~りん館のホームページを拝見いたしましたところ、全館営業再開予定日は、12 月 15日となっていました。こちらはおそらくですが、保健所の検査結果がその前日 14 日に出る予定だからかと思います。結果が出てからの対応は、現在どのようにお考えでしょうか。結果がどうであれ、早急に誠実な対応を求められるものだと思います。ゆ~りん館は本当に大丈夫なのかと、不安に思う市民の方や営業が再開されれば、利用されたいという方々も多くいらっしゃるのではないかと思います。どういった対応をお考えかについて伺います。2つ目の質問です。農業行政について伺います。TPPについて伺います。10 月5日にアメリカのアトランタでTPPが大筋合意をされました。TPPについては賛否両論があり、とりわけ日本の農業へのマイナス影響、とても大きいとの報道が何度もされてきています。重要5品目の聖域感は守られているのか。そもそもTPP断固反対という公約だった、そういった政府ではなかったのか、甚だ疑問が残るところではあります。特に美唄市は、主食用米や小麦、大豆の作付面積が大きく、主要作物であり、大きな影響を受けることは間違いないかと思われます。そこで、11 月 24 日、北海道新聞で報道されていました、共同通信社によるTPP協定に関しての全国首長アンケートについて伺います。道内では、TPP合意内容について、反対、どちらかといえば反対と答えた市長が77%と報道されていました。こちらの質問に対して、美唄市として、市長はどのようにお答えをいたしましたでしょうか。あわせてその回答の理由も伺います。アンケートには、ほかにも項目があったようで、TPPが及ぼす直接的な影響について、自治体独自の対策について、こういった項目についても、どのように回答されたのかを伺います。この新聞記事を見ますと、最も影響する作物に、ほぼ半数の自治体が米を選んでいるように、主食米への影響が大変問題視されています。一方で、美唄市が転作で力を入れている飼料用米への影響は、私の知る限り、あまり大きく報道はされていないように感じます。畜産への影響が大きくあると見られているTPPです。国内の畜産業が、衰退してしまえば、飼料用米への影響、及んでくるのではないでしょうか。さらに、輸入飼料の枠組みが、従来の規制から緩和されたら、飼料用米により深刻な影響が及ぶのではないでしょうか。これらによる美唄市への影響や対策について伺います。あわせて、農業行政について、新規就農者の支援施策について伺います。全国的に言われていることですが、農業者の高齢化、農業就業人口の減少は、日本全体の高齢化や人口減少と比べて、急速に進んでいる状況です。農林水産省のデータでは、農業就業者人口は、平成 12 年から平成 22 年の 10 年間で、約 33%の減少、平成 22 年における農業就業者の平均年齢は、65.8 歳となっていました。データとあわせて、やはり青年新規就農者の確保・育成が課題との資料も載っていました。地域の農業を維持するためには、新規就農者、新たな担い手の確保、そして育成が必要だと考えます。空知管内の栗山町では、農業関係団体が連携し、平成 12 年から農業振興に力を入れてこられたとのことです。その結果として、平成 21 年から新規就農者が 12 組、これまでにいらっしゃるとのことです。とりわけ昨年、平成 26 年は、5組、今年は2組と、新規就農者が多くいらっしゃったとのことで、取り組みがやっと実を結んできていると担当の方のコメントでした。担当の方がおっしゃるに、青年就農給付金の準備型の活用や、地域おこし協力隊として採用するなどして、就農前の研修を行っているとのことです。栗山町農業振興公社が町の教員住宅を改修し、こういった研修中の方に月 5,000 円で住居を確保し、通年での研修を支援している、こういった事例もあるとのことでした。さらには、全国で就農面談を重ね、昨年度 200 人を超える就農を検討される方々との面談をされたとのことです。就農された方へのアフターサポートも力を入れておられるとのことで、これまでの平成 21 年からの 12 組の新規就農者で離農された方は、いらっしゃらないとのことでした。栗山町と美唄市で、地理的な面、そして作っている作物の違い、こういったことがあるのはわかります。しかし、参考にし、取り入れるべき部分が大いにあるのではないかと考えます。ここで質問です。美唄市ではこれまでに、青年就農給付金の準備型を活用した実績はありますでしょうか。地域おこし協力隊を活用した新規就農者確保・育成の取り組みは、できないのでしょうか。また、新規就農者確保・育成のための支援施策について、どのようにお考えでしょうか。あわせて確認のため、美唄市における農業就業者人口、平成2年からのもので結構ですので、推移を伺います。3つ目の質問です。国際交流について伺います。現在美唄市は、外国人観光客誘致、とりわけ台湾やタイなどの東南アジア諸国からの誘致に力を入れてきている状況かと思います。市長や職員が現地に出向き、交流を深め、美唄市のPRを行うことは大変重要であり、効果的なことだと考えます。ぜひ今後とも継続をしていただきたいと思います。あわせて美唄市として、市民が外国の文化や言語を学び、体験をしていくことが、外国人観光客を誘致し、美唄市で快く過ごしていただくために、大切なことだと考えます。東京オリンピックの誘致でもあった「おもてなし」のようなホスピタリティ、この意識が日本人には市民レベルで根づいているという印象を持たれている外国人観光客の方々も多いのではないかと考えます。求められているものに応えるためにも、何かしらの取り組み、市として必要なのではないかと思います。これまでの取り組み状況としては、国際交流事業の1つとして、本年も 11 月 14 日に開催した美唄市国際交流ミーティング、こちらは私も参加をさせていただきました。非常にその会に入っていきやすく、国際交流へのまず第一歩としては、有効な取り組みであると考えています。お聞きしたところ、現在は2年に1回のペースで開催をしているとのことですが、この国際交流ミーティング、開催回数増やし、より多くの市民が参加できるようにしていき、取り組みをより活性化させていくべきだと考えます。今後の取り組みへの考え方について、市長の考えを伺います。あわせて、生涯学習という点で非常に効果的な事業であるサテライト・キャンパスについて伺います。現在は、サテライト・キャンパスで、外国語、英会話と韓国語の講座を実施しておりますが、今後、交流を強めている台湾をはじめ、東南アジア諸国の言語や文化を学べる講座を実行していくべきではないかと考えます。市長を中心に交流を深めている現状をより広い範囲に広げていく、よりよい機会だと考えるのですが、市長はいかがお考えでしょうか。また、他市町村では、海外との姉妹都市提携を組むなど、双方向でのお互いの行き来の交流を行っています。近隣自治体ですと、岩見沢市がアメリカの2都市と姉妹都市提携をし、交流をしているとのことです。可能であれば、本市でも取り組むべきではないかと考えます。市長の考えを伺います。国際交流については、小・中学校、教育の現場において、外国の文化を体験し、学んでいくこと、これも非常に大切なことだと考えています。社会はグローバル化し、子どもたちが視野を広げるためにも、さまざまなものに触れてもらうことは、今まで以上にこれから先、どんどん必要になっていきます。小・中学校における外国の文化を体験する国際交流について、これまでの取り組みと、今後の考え方について伺います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えいたします。はじめに、市政報告について、ゆ~りん館のこれまでの経過についてでありますが、11月 19 日に岩見沢保健所から、「レジオネラ菌の感染者が利用した施設の一つにゆ~りん館が含まれている」との連絡があり、保健所の指示により、ゆ~りん館では、全浴槽 16 箇所とお湯の配管の洗浄や高濃度塩素消毒などを行い、24 日には全浴槽のサンプルを自主検査していたところでありますが、26 日に、保健所から、ゆ~りん館を利用した方がレジオネラ菌に感染しているとの連絡を再度受けたところであります。その際、保健所では、全浴槽のお湯をサンプルとして持ち帰り、検査結果については 12月 14 日頃に分かることを伝えるとともに、再度、ゆ~りん館に対して全浴槽の洗浄・消毒、配水管の高濃度塩素消毒を行うよう指導し、即日対応したところであります。その後、保健所から、28 日にも感染者が出たとの連絡があり、その際、保健所から、ゆ~りん館に対して営業自粛の指導があり、これを受け、市と協議し、28 日をもって入浴の休止を決定したところであります。その後、館内の日帰り入浴者や宿泊者に対して、レジオネラ菌が発生した疑いがあることを説明したうえで、入浴中止を行ったほか、玄関入り口には入浴できない旨、お知らせを掲示したところであります。なお、11 月 24 日にゆ~りん館が自主検査した結果については、12 月 2 日、陰性であったとの報告を受けたところであります。次に、営業の自粛に伴う対応についてでありますが、11 月 28 日以降、既に宿泊や宴会の予約を受け付けているお客様については、個々に事情を説明した上で同意が得られれば受け入れることとしているところであります。なお、従業員につきましては、施設の管理、清掃等、通常の勤務をしているところであります。また、12 月 14 日以降の対応につきましては、レジオネラ菌の検査結果を踏まえ、必要な対応を行っていくこととしております。次に、農業行政について、全国首長アンケートについてでありますが、本市は、「どちらかというと反対」を選択し、「合意内容は、充分な国内農業対策が講じられなければ地域農業の衰退、地域経済の疲弊につながる」と理由を付記したほか、各設問においては、本市への影響については「マイナスの影響がある」、最も影響を受ける作物については「米」、市としての独自対策については「今後検討する」、政府に求める最優先対策については「備蓄米の買い入れ拡大や農家への所得補てん」をそれぞれ選択したところであります。次に、TPPによる影響についてでありますが、現在、北海道において、具体的な影響予測の判断指標について検討していることから、本市の影響予測につきましては、今後示される北海道の指標を参考に判断してまいりたいと考えております。次に、市独自の対策についてでありますが、国際貿易の枠組みに関わる内容でありますことから、大綱に盛り込まれた内容について、先ずは、国の責任において予算化や法の整備を進めるべきと考えておりますことから、現段階においては、国の動向を注視してまいりたいと考えております。次に、飼料用米への影響についてでありますが、アメリカ、オーストラリアの国別枠の輸入増加に対しては、輸入量相当の国産米を政府備蓄米として買い入れるほか、備蓄米の保管期間を5年から3年程度に短縮することが検討されております。これまで、政府備蓄米は保管期間終了後、主に加工用、飼料用として売却されており、また、この度、新たに設けられた7万 8,400トンの輸入米相当の国産米が、飼料用米として流通することを踏まえると、現在、国が進めている飼料米への転換施策にも影響が生じるものと考えております。なお、今回のTPP大筋合意の公表資料では、飼料用米に係る記載はないところであります。次に、新規就農者への支援施策についてでありますが、青年就農給付金の準備型については、平成 24 年度に創設されましたが、就農時の年齢制限や就農時期、研修期間などの条件があり、これらの総てを満たさなければならないことから、本市においては、これまで活用した実績はないところであります。次に、新規就農者の確保についてでありますが、地域おこし協力隊の就農を含め、研修の受入先の確保、研修カリキュラムの整備のほか、技術習得、資金準備、農地確保などの支援体制の構築が必要と考えております。いずれにいたしましても、基幹産業を農業とする本市にとって、新規就農者の確保は重要でありますことから、今後、栗山町などの事例を参考としながら、農協や関係機関・団体とも連携して支援施策を検討してまいりたいと考えております。なお、美唄市における農業就業人口については、農林業センサスの統計で、平成2年3,156 人、平成7年 2,680 人、平成 12 年 2,262人、平成 17 年 1,937 人、平成 22 年 1,668 人と推移しております。次に、国際交流について、国際交流における双方向での交流についてでありますが、美唄市総合計画前期基本計画の施策では、観光・交流に位置づけ、これまで、専修短大の中国人留学生やタイで勤務された市内中学校の教員のほか、外国語指導助手、市民の皆さんを交えて、市と市教育委員会が主催し、まちづくりサポーターの方にお手伝いいただきながら、おおむね、2年に1回のペースで国際交流ミーティングを実施してきたところであります。本年度につきましては、商工観光課職員によるラオスやタイでの海外の体験談や教育委員会の外国語指導助手による現代アメリカ英語のお話しなどを行ったところであり、今後におきましても、言葉や文化、風習の違いなどを学ぶ機会として、継続することとし、開催回数については、実施内容の充実とともに、検討してまいりたいと考えております。また、美唄サテライト・キャンパスでの、台湾をはじめとする東南アジア諸国の言語や文化等に関する講座の実施に関しましては、現在、来年度の事業展開について、3大学側と協議を進めておりますので、今後、担当していただける先生がいるかなどの確認をしてまいりたいと考えております。次に、海外との姉妹都市連携による相互交流についてでありますが、現在、本市では、台湾をはじめ、東南アジアなどからの団体ツアー客の誘致などの取り組みにより、外国人との相互理解と友好親善を深め、国際感覚、国際協調の精神を広げておりますが、双方向での交流に関しましては、交流先となる都市との共通項や機運などの見極めとともに、関係する団体や機関などとの連携協力も必要であり、総合的に検討すべき事項も多いことから、他市の取り組みや実施効果などの情報収集を行いながら慎重に判断してまいりたいと考えております。
答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)
吉岡議員のご質問にお答えいたします。小中学校における双方向での交流についてでありますが、近年、道内には、外国人観光客が増加しており、本市へもタイや台湾などから観光客が訪れています。今後、ますます、子ども達の国際的な感覚が必要になっていくものと考えております。本市の取り組み状況について本年度で申し上げますと、5月に南美唄小学校で商工観光課や地域との連携のもと、観光でタイから訪れた子どもさんと小学生とが、歌や踊りなどを通して交流を深める機会を持つことができました。私といたしましては、児童や生徒がさまざまな異文化にふれることにより、多様な価値観や考え方で物事を捉えていく感覚を身につけてもらいたいと考えておりますので、今後とも、可能な限り、そのような国際理解教育を進めるための体験や交流の場を作ってまいりたいと考えております。
再質問 2番 吉岡建二郎
自席より再質問いたします。まずTPPについて、農業行政についてのTPPについてですが、ご答弁の中で、飼料用米への転換施策にも影響が生じると考えているとのお答えでしたが、そうした状況をどのように考えていらっしゃるのかを伺います。私としては、今後、主食用米の需要が減っていく可能性、小麦などが安く入ってくるということで、より出てくる可能性がある中で、さらに飼料用米への転換施策にも影響、今、単純に起こりそうなことよりも、より大きく影響が生じるのではないかと思っています。美唄市にとって、農地を守るという観点からも、深刻な影響があるのではないかと考えます。夏場の農村部は、まるで緑色のじゅうたんが一面に広がるような、すばらしい風景が見られます。このままでは、こういった良いもの、良い文化を守ることもできなくなってしまうのではないかと考えているのですが、市長はいかがお考えでしょうか。次に、農業行政の新規就農についてですが、市外から新規就農は、やはりこういった形ですと、市外から人が入ってくるわけですから、人口の増加につながる側面もあると思います。先ほども例を挙げさせていただいた栗山町、こちらの事例では、新規就農者の定着によって児童数が増え、小学校で複式学級から単式学級へと変わったという効果も聞いています。美唄市は、移住・定住を促進するための事業も行っています。ですから、こういった観点を持って取り組んでみてはいかがと思いますが、市長はどのようにお考えでしょうか。また、国際交流について、こちらは今行われていることも非常にすばらしいことだと私も思います。このまま、今まで以上により強化していっていただき、国際交流を進めていっていただきたいと考えています。現在、市長が自ら台湾へ出向き、自転車を通じた交流を推進しておられますが、訪れた方からの感想ですとか、市長が台湾から持ち帰られた感想等を踏まえ、自転車を通じた国際交流に関して、今後、どのようにお考えかをお願いします。あわせて、海外との姉妹都市提携による相互交流に関しては、慎重に判断したいとのご答弁でしたが、市民間での交流を行っていくことも非常に重要なことではないかと考えます。市として、市民間での相互交流、姉妹都市提携ができなかった場合でも、何かそういった相互交流に関わっていくというような考え方、お持ちかどうか伺います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、飼料用米の影響についてでありますが、平成 26 年度から経営所得安定対策の飼料用米に係る交付金内容が、収量に応じてより多くの交付金を受けることができる仕組みに変わったことや、国の「食料・農業・農村基本計画」において、飼料用米等の生産拡大が位置づけられたことなどから、本市の飼料用米作付面積は、昨年の 50 ヘクタールから、本年は 237 ヘクタールに拡大し、今後も増加が見込まれております。このような中、これまでの取り組みに加え、TPP対策で飼料用米がさらに増加することについて、私は、飼料用米の供給先が確保できない状況や水田地帯における作付体系、農地の適切な維持にも支障が生じるのではと危惧しているところであります。次に、新規就農者の確保についてでありますが、農家戸数の減少や経営主の高齢化が進む中、市外からの参画による新規就農者の確保は重要なテーマとなっていることから、農協や農業改良普及センターなどの関係機関と連携し、移住・定住に繋がる施策を検討してまいりたいと考えております。次に、サイクリングを通じた国際交流についてでありますが、平成 26 年に本市を発着点として行われた第1回北海道グルメフォンドにおいては、参加者の方からは、食べ物もおいしく、景色も素晴らしく楽しかった、地元の人の応援やおもてなしが良かった、リピーターとして来年も参加したいなどといった感想をいただいており、本市におけるサイクルツーリズムの優位性に手応えを感じているところであります。今後におきましても、こうした取り組みを通じて、国外からの観光客の誘致を進め、交流人口の増加を図るとともに、おもてなし等を通じた国際交流につなげてまいりたいと考えております。次に、市民間の国際交流に関する市の関わりについてでありますが、双方向での交流に関しては、交流先となる都市との共通項や機運などの見極めとともに、関係する団体や機関などとの連携協力も必要であることから、現在のところは、難しいものと考えておりますが、今後の市民ニーズも見極めながら、対応してまいりたいと考えております。