美唄市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月7日
(1)地域振興について/(2)農業行政について/(3)教育行政について
2015年7月7日、美唄市議会の一般質問で、丸山文靖議員が「地域振興について」「農業行政について」「教育行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、経済部長 星野恒徳、教育長 早瀬公平が答弁しました。
- 質問者
- 丸山文靖 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫、経済部長 星野恒徳、教育長 早瀬公平
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 丸山文靖
平成 27 年第2回定例会において、大綱3点について、市長並びに教育長にお伺いをいたします。大綱の1点目は、地域振興について、市長にお伺いをいたします。1つ目は、プレミアム商品券についてであります。国の地方創生交付金を活用し、道内では、仁木町を除く 178 市町村が来年3月までのプレミアム付商品券の発行を予定しており、6月 23 日の道新記事では、砂川商工会議所が、発行する商品券に市内外からはがきによる予約申し込みが殺到したとの報道がありました。この商品券については、一部では、ばらまき政策であり、その効果は一時的にとどまるとの指摘もありますが、私は、この商品券発行事業は、地域消費の拡大や、産業振興につながる有効な事業であると考えています。この商品券発行については、3月の第1回定例会の予算審査特別委員会の中でも発行方法や場所をはじめ、いろいろ議論されたところでありますが、直近を含め、これまでの美唄市における商品券の発行状況についてお伺いをいたします。2つ目は、国内外観光客の誘致と受け入れ体制の整備に向けた取り組みについてであります。道は、道内の宿泊観光施設で利用できるプレミア付旅行券を7月 31 日に夏の観光シーズンのピークが過ぎた9月から来年2月までの期間を限定し、コンビニなどで旅行券を販売し、道内観光の活性化を目指すとともに、道内に訪れる外国人が急増している状況を踏まえ、外国人観光客 300 万人を目標に掲げ、海外観光客を誘致する施策を打ち出すこととしています。美唄市では、温泉やアルテピアッツァ美唄、宮島沼、東明公園などの自然、さらには各種のイベントを通じ、観光客の誘致を進めるとともに、サイクリングを通じて、台湾などから国外観光客の誘致を図り、観光交流人口の増加につなげる取り組みを行っているところでありますが、これまでの取り組みをどのように総括しているのかお伺いするとともに、特に海外観光客の受け入れ体制の整備に向けた取り組みについてお伺いをいたします。3つ目は、特産品等の販路拡大に向けた取り組みであります。市長はこれまで、農商工連携助成事業を活用して、商品等について市内外の物産イベントや各種商談会においてPRし、特産品の販路拡大に向けた取り組みを実施してきた旨の答弁をされてきたところです。先般の道新で道は、本年度ホクレンや道漁連と連携し、道産農水産物の輸出拡大に本腰を入れ、近く事業主体となる協議会を設立し、東南アジアや中東などの富裕層を中心に今ブームになっている和食をテーマとした商談会に積極的に参加するとともに、海外のバイヤーを道内に招待し、道産食材の品質の高さを売り込み、販路拡大を目指す旨の記事が掲載されたところです。改めて美唄市の販路拡大に向けた取り組み状況とその成果、並びに今後の取り組みに対する考え方についてお伺いをいたします。4つ目は、地域おこし協力隊についてであります。都会を離れて地方で生活したい。地域社会に貢献したい。人とのつながりを大切にして生きていきたい。自然と共存したい。自分の手で作物をつくってみたい。等々の、今都会に住む人たちがさまざまな理由で豊かな自然環境や歴史、文化等に恵まれた地方に注目しています。地域おこし協力隊は、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域以外の人材を積極的に誘致し、その定住定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持、強化を図っていくことを目的とする取り組みの定義が示されているところであります。具体的には、地方自治体が都市住民を受け入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事していただきながら、当該地域への定住定着を図っていくものであります。美唄市においても本年4月から、この地域おこし協力隊の制度を活用しているころでありますが、以前に取り組んでいた地域おこし協力隊制度をどのように検証・評価し、今回の地域おこし協力隊制度を取り入れたのかをお聞きするとともに、応募状況と採用人員、並びにこれまでの活動状況についてお伺いをいたします。大綱の2点目は、農業行政について市長にお伺いします。その1つ目として、振興作物等についてお伺いをいたします。美唄市においては、ハスカップやアスパラガスをはじめ、花き、トマトなど収益性の高い農産物を振興作物としているところですが、このうち全道的に有名となっているハスカップ、アスパラガスについては、農業者の高齢化等により年々作付面積や収穫量が減少傾向にある一方、健康志向を背景に、特にハスカップについては、新聞報道にもあるとおり、企業からの需要に対して、供給体制が追いつかない状況になっているものと思います。この件について、平成 25 年第2回定例会における同僚議員の一般質問において、市長からハスカップを含め、供給体制の構築に努める旨の答弁があったところです。これらを踏まえ、改めて市長にハスカップとアスパラガスに限定し、以下の点をお聞きいたします。①道内・管内における2作物の作付面積、収穫量の状況について②市の直近5年間の作付面積及び収穫量並びに販売先について③自給バランスについて④作付面積増加に向けた取り組み経過と今後の方策について、以上4点を市長にお伺いをいたします。その2つ目は、新たな品目の動向について伺います。TPPや農協改革など、農業の転換期を迎える中、足腰の強い、農業を営むためには、新たな品目の栽培を模索していくことが必要と考えています。新規作物の振興については、平成 25 年第3回市議会定例会において同僚議員が質問し、その際市長から本市農業が将来にわたり持続的に発展していくためには、新規作物の導入や開発を行っていくことが重要であり、農協と具体的な作物について検討していく旨の答弁があったところでありますが、この件についてどのような検討がなされたのか、お聞きをいたします。また、強い農業経営を行う観点から、道内では、夕張市で薬用植物園など、新たな品目について企業が地元農家に栽培契約をするなどの動きが見られるところでありますが、本市においても6月6日の道新において、札幌の健康食品メーカーが旧西美唄小学校の校舎などを利用して、健康食品の製造・販売計画をし、市は売却する方針を固めたとの記事が掲載されていたところでありますが、現状と見通しについてお聞きをいたします。その3つ目は、本市の将来的な農業ビジョンについてお伺いをいたします。平成 25 年に決定された新たな農業政策では、平成 30 年から米の生産調整は、これまでの国など行政が関与をした生産数量目標の配分から生産者が出荷業者団体が中心となった需要に応じた主食用米生産に移行するほか、米の直接支払交付金も廃止されるなど、今日の農業情勢を見ると、毎年さまざまな制度が新設・再編され、状況が変わっているところであります。さらにTPAが米国議会で可決され、ここに来てTPP交渉は加速する様子を見せるなど、日本を取り巻く農業環境、農業情勢は極めて難しい時期に差しかかっているところであります。このように農業政策が大きく変わる変革期の中で、米を基幹産業とする美唄市の農業をどのように持続し、発展させていくのか、今後へ向けてのビジョンをお伺いいたします。大綱の3点目は、教育長に3つにわたり質問させていただきます。まず子どもの安全を守る意識の醸成についてであります。本年に入り、子どもたちが犠牲になる事件や事故が続いていることは、私だけではなく、多くの方々が胸を痛めていることと思います。2月には川崎市で中1の男子が殺害された事件、6月には、愛知県刈谷市で高校1年の男子が集団暴行を受け、溺死した事件、岩見沢市では、登校中の小学生が巻き込まれる交通事故、そして砂川で中学生と高校生を含む一家5人が死傷する交通事故、また、和寒町では、スクールバスを降りた小3の女子の子が後続車にはねられ、亡くなった事故など、相次いで痛ましい出来事が起こっています。このような事件や事故が起きた背景や原因はそれぞれ異なりますが、なぜ弱い立場の子ども達が犠牲にならなければならないのか、というやり場のない怒りが沸々と湧き上がってくるというのが私の偽らざる心境です。本市においては、無論、このような痛ましい出来事はないものの、不安を感じている保護者の方はいらっしゃると思われます。ここで私はいじめ防止や交通安全対策、子どもの見守りなど具体的な対策が重要であると思うものの、さらにその根底として、社会全体で子どもたちを守るという大人一人一人の固い意志や連携が何よりも欠かせないと考えておりますが、そのような意識の醸成や啓発の取り組みについて教育委員会としてはどのようにお考えなのか、お伺いをいたします。2つ目として、美唄サテライト・キャンパス事業について質問をいたします。この事業については、髙橋市長の公約として、企画課が企画・実施され、本年度で4年目を迎えており、大学の先生の専門的な講義や実技の指導に対して、受講した多くの皆さんが学ぶ意欲を充足され、高い満足感を得られているのではないかと思います。さて、本年度からは事業を担当するセクションが、市の企画課から教育委員会へ変更されたところでありますが、改めて教育委員会が担当する意義と今後の事業の展開の仕方について、教育長のお考えをお伺いいたします。3つ目として、教育改革への対応について質問をいたします。国の教育改革の動きは、私たちが新聞報道などを詳細に見ていても追いつけないほど数多くのものが、しかも矢継ぎ早に打ち出されていると感じざるを得ません。道府県市町村とも教育委員会としては対応に追われているのではないかと推察しております。私が承知している限りでも、道徳の教科化や英語教育の充実などの教科での動きのほか、学校統廃合や小中一貫教育、コミュニティスクール、チーム学校などといった学校教育制度に関わる動きも出ているようであります。美唄市教育委員会では、これらの動きへの対応として、今後どのように考え行動しようとしているのか、お伺いをいたします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
丸山議員の質問にお答えいたします。初めに、地域振興における国内外観光客の取り組み状況についてでありますが、これまでも、観光客を呼び込むため、交流拠点施設ゆ~りん館、アルテピアッツア美唄や宮島沼、東明公園などの自然、「美唄やきとり」、「とりめし」などの「食」、アスパラ狩りやハスカップ狩りなどの体験など、地域資源の魅力をSNSなどにより情報発信するとともに、札幌圏や首都圏、関西圏において開催される様々なイベントに出展し、本市の魅力をPRしてきているところであります。また、昨年は、空知の自治体と連携した広域的なサイクルイベント「そらちグルメフォンド」を美唄で開催し、台湾からのエントリーもあったところであります。次に、海外観光客の受入体制についてでありますが、本年4月から、本市の魅力を最大限に発信できるスキルを有し、英語やタイ語などを話せる語学に堪能な民間人を職員として採用したところであります。5月上旬には、この職員が中心となり、タイの4家族9名が本市に視察に来られ、その際、市役所やピパオイの里プラザにおいて、生活習慣の違いなどについての意見交換を行うとともに、タイの郷土料理と本市のアスパラをはじめとした食の懇談会を実施したほか、市内の小学校やさくら祭りなどで歌や踊りを披露したところであります。また、5月中旬には、タイ人観光客の誘致に積極的に取り組んでいる新篠津村や岩見沢市、三笠市と連携し、タイ人の生活習慣や食の嗜好のほか、夏のハスカップ狩りや空知のワイナリー訪問などの体験ツアー、冬の体験ツアーなど1年を通したツアーの企画について意見交換し、受入れに当たっての課題等について、引き続き協議することにしたところであります。市としましては、今後、これまで交流を深めているタイや台湾からの観光客の誘致を継続するとともに、美唄地域人材開発センターを活用し、ゆ~りん館やアルテピアッツアなどの従業員や市民を対象に、英語やタイ語の研修会などを実施し、より一層、受入態勢の整備に努めてまいりたいと考えております。次に、特産品等の販路拡大に向けた取り組みについてでありますが、本市では、農産物、とりめしや加工品、農商工連携助成事業により生まれた乾燥野菜や米粉商品など 11 種の新商品について、アンテナショップを中心に、市内イベントや道内、道外イベント、各種商談会、TV番組においてPRしてきたところであり、これら取り組みを通じて商談が成立するとともに、札幌や道外の店舗での販売やインターネットによる販売も増えてきているところであります。今後につきましては、国内での販路拡大に向けた取組みを継続するとともに、道が進める東南アジア諸国への道産農水産物の輸出拡大に向けた取り組みや農協などが参加する道産品商談会などにおいて、外国人の食の嗜好などの情報収集を行い、より一層、海外への販路拡大に努めてまいりたいと考えております。次に、地域おこし協力隊についてでありますが、平成 22 年度から 24 年度に採用した1名の地域おこし協力隊につきましては、教育旅行の農家民泊の支援など、都市と農村の交流活動に取り組んできたところであります。この間、新たに本市を教育旅行先とする学校やリピーターとなる学校、他市町に変更する学校など様々な増減の要因がありますが、高齢化などにより受け入れ農家が年々減少してきている現状において、この3年間で、3校の増加がみられたことは、一定の成果があったものと考えております。今回採用した地域おこし協力隊については、道内外からの 29 名の応募に対して、書類選考と面接試験を経て、5月から2名の協力隊員を採用したところでございますが、1名の協力隊員につきましては、本人の都合により退職したところであります。このため、現在、追加の募集を行っており、これまでのところ、道内・道外から女性2名の応募があり、面接など採用に向けた事務を進めているところであります。現在の協力隊の活動状況としましては、特産品と観光の発信拠点である「アンテナショップPiPa」における運営サポート、地域イベントへの参加、教育旅行生の農業体験やアスパラ羊の取材、くるみの剪定体験、食にこだわったまちづくり市民推進協議会が主催する特産品販売フェアに参加するなど、これら活動の結果をフェイスブックにおいて情報発信しているところであります。市としましては、地域おこし協力隊自身が活動終了後、起業または就業できるよう、協力隊員の活動を支えてまいりたいと考えております。次に、農業行政について、振興作物についてでありますが、はじめに、ハスカップ及びアスパラガスの需給バランスにつきましては、いずれも市場における需要が高いものの、天候不順などの影響を受けやすく、安定収量の確保が難しい作物となっております。特にハスカップは収穫時期が短い上、実の取り扱いも難しくなかなか収量アップが図りにくく、健康食ブームや機能性食品として関心が高まっているものの、需要に対して供給体制が追いつかない状況になっております。このため、作付面積増加に向けた取組みとして、市では、昨年度から農協と生産者が連携して取り組む、苗木導入の事業に対して補助を行っており、平成 26 年度は 1,000 本の苗木が新たに導入されたほか、収穫のための労働力についても、社会福祉施設、シルバー人材センターや地元高校との連携により確保に努めているところであります。市としましては、今後も農協をはじめとした関係機関と連携し、苗木補助の継続や労働力確保の取り組みを推進し生産拡大や収穫量の確保を図っていくこととしております。また、アスパラガスにつきましても、生産拡大へ向けて関係機関などと協議を進めてまいりたいと考えております。次に、新たな品目の動向についてでありますが、米、麦、大豆に次ぐ、第4の作物として、美唄市農業協同組合と栽培試験に取り組んだ「なたね」は、一昨年の6ヘクタールから、昨年の 22 ヘクタール、今年は約 40 ヘクタールに作付面積が拡大したところであります。さらに、新たな作物としましては、美唄市農業協同組合では「しょうが」の作付拡大を図っているほか、旧専修大学北海道短期大学から譲渡を受けました第2農場を活用し、新たな作物の試験栽培や既存作物の新たな品種試験にも取り組んでいくこととしており、こうした農協の試験結果等を踏まえ、本格導入の可能性や推進の方策などについて農協や関係機関とも協議してまいりたいと考えております。また、今年3月に札幌近郊の健康食品メーカーから旧西美唄小学校の活用について申し込みがあり、庁内議論を経て、校舎、グラウンドを含めて売却する方針を固め、6月5日に西美唄地域4地区の連合町内会代表の皆さんに進捗状況の説明を行なったところであります現在、売却に必要な文部科学省の許可を求めており、その許可が下り次第、正式に契約を結ぶ予定となっております。次に、本市の将来的な農業ビジョンについてでありますが、これまで、消費者の期待と信頼に応えた売れる農作物づくりや省力化・低コスト化を推進するとともに担い手への農地集積を図り、安定した農業経営を将来にわたって持続できるよう、国営・道営による基盤整備事業の促進や農業機械・施設整備の支援、複合経営の確立に向けた農業技術の普及などを行ってきたところであります。さらに、農家経営にも大きく影響する「経営所得安定対策」の施策の対象が、本年度から認定農業者などに集中することから、自ら経営改善計画を立てる農業者について可能な限り認定を進めてきたところであり、今後は、各地域農業再生協議会などとともに認定農業者個々の経営改善計画の実現を促進し、経営基盤の強化を図ってまいりたいと考えております。また、経営の規模拡大が進むことから、効率的な経営に必要な水稲直播栽培の普及や先進農業技術の導入を推進するほか、基盤整備により生産力の向上が図られた水田をフルに活用し、良質・良食味で強い販売力を持った主食用、美唄産米の生産振興を図りつつ、さらに水張り面積と農業所得の確保を図るため、各農協において生産拡大に取り組んでいる「飼料用米」について、普及の定着と収量の向上を図っていくことも必要と考えております。今後におきましても農業情勢を巡っては、様々な状況変化があると予想されますが、本市の農業関係団体・機関、そして生産者が連携して、消費者に信頼される売れる農作物づくりを基本としながら、新規就農者の確保、育成に努めるほか、就農者の営農技術の習得支援、担い手への農地の利用集積などにより経営の安定化を図り、地域農業を担う方々が意欲と希望を持って農業経営を営むことができる、足腰の強い水田農業経営の確立を目指してまいりたいと考えております。なお、プレミア付き商品券について、道内管内における2作物の作付面積、収穫量の状況について、市の直近5年間の作付面積及び収穫量並びに販売先につきましては、経済部長から答弁させます。
答弁 経済部長 星野恒徳(経済部長は2015年9月まで)
プレミアムつき商品券について並びに道内管内における2作物の作付面積・収穫量の状況について、市の直近5年間の作付面積及び収穫量並びに販売先についての以上3件につきましては、私からご答弁させていただきます。初めに、プレミアム商品券の発行についてでありますが、本年3月、事業主体の「びばい商品券運営協議会」と協議し、これまで発行場所としていたホテル・スエヒロに加え、南美唄コミュニティーセンターや峰延農協店舗、東明西福祉会館、日東福祉会館、茶志内中央福祉会館、中村福祉会館、西美唄福祉会館の合計8か所を発行場所とし、市民の皆様が、より商品券を購入し易くしたところであります。次に、商品券の販売状況についてですが、4月 15 日と6月 21 日の2回に分けて発行し、初回は、1セット当たり 20%のプレミアムを付けた一般世帯分については、9,232 セットを発行し、販売額は、1億 1,078 万 4,000 円となり、25%のプレミアムを付けた子育て世帯分については、1,200 セット、販売額は、1,500 万円となり、合計で1万 432 セット、販売額1億 2,578 万 4,000 円となったところであります。2回目の6月 21 日には、待ち時間の短縮を図るため、ホテル・スエヒロの発行窓口を増設するなどの対策を講じ、一般世帯分については、8,368 セットを発行し、販売額は、1億 41 万 6,000 円となり、子育て世帯については、1,200 セットを発行し、販売額は、1,500万円となり、合計で 9,568 セット、販売額1億 1,541 万 6,000 円となったところであります。1回目、2回目の合計では、一般分・子育世帯あわせて、2万セット、販売額2億 4,120万円となり、すべて完売したところであります。次に、道内・管内における2作物の作付面積収穫量の状況及び市の直近5年間の作付面積収穫量並びに販売先についてでありますが、ハスカップについては、公表されている統計資料がないことから、本市が主な産地に照会してまとめた平成 26 年産の結果で申し上げますと、厚真町が 22 ヘクタールで 17 トン、千歳市が 15 ヘクタールで 13 トン、名寄市が8ヘクタールで9トンなどとなっております。本市は 16 ヘクタールで全道 2 位の作付面積ですが収穫量は 37 トンで全道一となっているところであります。なお、空知管内は本市以外、作付面積・収穫量とも少ない状況となっております。次に、アスパラガスについては、平成 25 年産まで公表された農林水産統計によりますと、美瑛町が 182 ヘクタールで 464 トンとなっており、作付面積、収穫量いずれも全道一となっております。以下、作付面積の大きい順に、名寄市が 178 ヘクタールで 444 トン、東神楽町が 81 ヘクタールで 171 トンなどとなっております。本市は、作付面積が 54 ヘクタールで全道第7位、収穫量が 188 トンで全道第5位ですが、空知管内で作付面積又は収穫量が全道 20 位以内に入っているのは本市のみとなっております。次に、本市の直近5年間の作付面積及び収穫量を申し上げますと、ハスカップは、平成22 年産が、15 ヘクタールで 38 トン、平成 23年産が、15 ヘクタールで 30 トン、平成 24 年産が、15 ヘクタールで 33 トン、平成 25 年産が、16 ヘクタールで 37 トン、平成 26 年産が、16 ヘクタールで 37 トンとなっております。また、アスパラガスは、平成 21 年産が、52ヘクタールで 184 トン、平成 22 年産が、63ヘクタールで 165 トン、平成 23 年産が、58ヘクタールで 212 トン、平成 24 年産が、55ヘクタールで 221 トン、平成 25 年産が、51ヘクタールで 188 トンとなっております。販売先については、ハスカップは、市内の食品製造会社をはじめ、札幌や苫小牧、東京など北海道内外の食品製造会社などとなっており、アスパラガスは、ギフト商品向けや道内の市場向けに出荷されていると伺っております。
答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)
丸山議員のご質問にお答えいたします。はじめに、子どもの安全を守る意識の醸成についてでありますが、子どもたちが犠牲になった多くの事件や事故に関して、私も胸が痛くなる思いで報道に接しております。本市におきましては、子どもたちの登下校の見守りについては「せわずき・せわやき隊」の皆さんのご協力で実施していただき、交通安全指導については、スクールバスの乗降を含め、学校と地域、保護者の皆さんと一緒に取り組み、また、美唄警察署による登下校時のパトロールを行っていただくなど、地域全体で子どもたちの安全を守るための具体的な取り組みが進められているところであります。また、青少年センターでは、地域の育成協議会や指導対策部会の皆さんのご協力をいただきながら、非行防止を含めて、子どもたちの生活安全や交通安全に関する巡回や指導を継続しております。市全体の啓発活動として、交通安全に関しては、交通安全3ゼロ運動の中で、大人も子どもも「事故を起こさない」「あわない」「あわせない」を基本として、恒常的な活動が続けられており、防犯に関しては、美唄警察署をはじめ、防犯協会など、関係団体のご努力により、地域全体で犯罪を防ぐための活動が継続されているところであります。学校での取り組みとしては、不審者等に対して、子どもたちが自ら危険な状況を回避する能力を身につけることができるよう、防犯・防災教育や訓練などを通して、危機回避能力の向上を図っております。教育委員会といたしましては、このような取り組みとともに、いじめの未然防止が重要であると考えております。小さないじめから大きな事件や事故へとつながらないよう、地域全体での取り組みが不可欠であると考えており、「心と心をつなぐ教育」についての研究と実践を継続するとともに、市として「美唄市いじめ防止基本方針」を策定して取り組んでいるほか、今定例会にご提案している「美唄市いじめ問題審議会」を設置し、専門家からの指導を受けながら、この問題に取り組んでまいりたいと考えております。今後とも、少子化が進む中、子どもたちをまちの宝として、地域社会全体で守っていくという意識や機運を、学校や市の関係課のほか、警察をはじめさまざまな機関や団体の皆さんとともに一層高めていき、安全な環境の中で子どもたちを育むことができるよう、具体的な取り組みとともに、情報の発信や啓発活動にも努めてまいりたいと考えております。次に、美唄サテライト・キャンパス事業についてでありますが、本年度からこの事業の窓口を教育委員会で担当しております。事業の中では、講座の開設・運営のほかに、協働事業として、幼稚園や小中学校、高校と連携した取り組みを行っております。講座については、まちづくりや産業を担う人づくりを一つのねらいとして行っていますが、教養を深めるための講座を含め、生涯学習とのつながりが強いという点と、協働事業を実施する際に幼稚園や小中学校、高校と連絡調整を行うことが多い点から、教育委員会で担当することで、より円滑な実施が可能となると考え、本年度からこの事業の窓口を教育委員会に置くことといたしました。今後におきましては、この事業を長く続けていく上で、教育委員会のみならず、市の各部が積極的に関わる体制づくりを進めていくとともに、多くの方々に受講していただくため、講座内容を時代状況や受講者ニーズに一層適合したものに精選していくことと、講座受講者の皆さんや協働事業に関わった方々が、その成果を生かして実践活動に取り組むことができるよう、その仕組みについて検討してまいりたいと考えております。次に、教育改革への対応についてでありますが、国におきましては、我が国における教育上の今日的な課題について、教育再生実行会議により、平成 25 年2月の第一次提言から本年5月の第七次提言まで、多くの提言がなされてきております。これを受けて、文部科学省では、中央教育審議会への諮問、答申後の法案提出や学習指導要領の改定などが行われており、この中で特に、今後、教育委員会として対応が求められるものとしては、「コミュニティ・スクール」「小中一貫教育」「チーム学校」そして「学校統廃合」であると受け止めております。具体的な法案づくりや学習指導要領の改定作業などが今後行われるものもありますが、教育委員会といたしましては、これらの複雑に関係し合う多くの事項を、全体的に調査・研究し、本市の状況を踏まえた対応の方向性を模索する必要があると考えているところであります。そのため、先月開催いたしました教育委員会議において、今月、研究組織を立ち上げ、本年 12 月を目途に、調査・研究のまとめをしていくことといたしました。このことは、現在、教育委員会議で協議を継続している学校の適正配置の考え方にもつながるものでありますので、調査・研究成果を十分生かせるよう取り進めてまいりたいと考えております。
再質問 11番 丸山文靖
自席から市長に3点、教育長に1点、再質問をさせていただきます。最初にプレミアム付商品券でございますが、先ほど商品券の発行状況について説明がありましたが、私の知るところでは、この商品券は生協をはじめ、一部の事業所では使用できないこととなっていると思いますが、この辺について協議会や美唄市は、どのような考えを持って商品券事業を実施しているのか、お伺いをいたします。2つ目として、地域おこし協力隊について、大体理解できましたが、美唄市民には、地域おこし協力隊の制度が今ひとつ見えていないような感じがします。地域おこし隊員を採用している他の自治体では、ホームページに活動状況を掲載したり、ブログやフェイスブックなどを介して、紹介しているケースを見ますが、本市においては、今後、この制度について、どのように市民に周知していくのか、お考えをお伺いをいたします。3点目として、農業行政であります。振興作物について答弁では、「なたね」の作付が増えているとありましたが、どのような理由から増え、どのような効果が出ていると考えているのか、今後の見込みと行政としてどう取り組んでいくのかを伺います。また、専大第2農場を活用した試験栽培などの取り組みが予定されているとのことであったが、第2農場において、具体的にはどのような取り組み・活用方法を考えられているのか、そして、市としてそれに対してどう関わっていこうとしているのか伺います。教育長には、サテライト・キャンパス事業について再質問させていただきます。各種講座や協働事業の取り組みについては、毎年、成果発表を行って市民への活動内容や成果の紹介と検証をされているので、私としては非常にいい取り組みであると思っておりますし、毎年講座の受講を楽しみにしている方もいるとお聞きしています。ぜひ市民の皆さんの期待にこたえ、まちの活性化のため、その成果を広げ、さらに実りのあるものにしていただきたいと願っております。私のイメージしているのは、幕末において吉田松陰が松下村塾などの私塾や藩校が数多くつくられたように、大きな時代の転換期には、向学心の高揚と時代を動かす人材の登場というダイナミックスな動きが出てくるわけであります。本市においても、新しい時代に期待する人材が、この事業から生まれてくる事を大いに期待したいと思っています。私としては子どもたちへのさまざまな経験を提供できるような動き、そしてお答えにあったように、受講した方々が具体的なまちづくりなどの活動への参加が重要ではないかと考えております。先日、まさにこれに関する動きとして、文化芸術創造都市部門で文化庁長官表彰を本市が受けています。これも大きな動きでありましたが、美唄市では、小中学生から大人まで、さまざまな学びができるということをまちの1つのセールスポイントとしてアピールしていくことが学術・文化の面から、まちの活性化を図る上で重要ではないかと思われますが、教育長のお考えをお伺いをいたします。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
丸山議員の質問にお答えいたします。初めに、商品券の取り扱い先についてでありますが、大型小売店などで使用できる自治体もありますが、市民の生活行動範囲が大型小売店及び周辺事業所に移行している本市の消費動向の中で、商品券の取扱先を拡大することは、中心市街地の商店街の疲弊に繋がると判断されることから、美唄商品券運営協議会では、市内の消費拡大と地場商工業の振興を図るため、商品券の取扱事業所を市内に本店を有する事業所としてきているところであります。次に、地域おこし協力隊の活動の周知方法についてでありますが、地域おこし協力隊がどのような活動を行っているのか、何よりも、市民の方々に知ってもらうことが重要なことと考えております。このことから、本市のフェイスブックや地域おこし協力隊の活動を掲載しているブログを活用するとともに、広報紙メロディーに定期的に活動記事を掲載することで、市民への周知を図ってまいりたいと考えております。次に、「なたね」の作付増加についてでありますが、小麦の連作障害を回避するための輪作作物として有効なことに加え、「なたね」の根は土の深くまで入り込み、土を柔らかくするほか、種を収穫した後の残渣を土壌にすき込むことで有機物の供給となるなどの効果があることから、美唄市農業協同組合では作付面積を増やしているところであります。今後の作付見通しですが、収穫した「なたね」の単収や品質も良いこと、また、経営所得安定対策の交付金水準も高く、所得向上に繋がることから、作付面積を拡大する農家が多く、来年に向けてもさらに作付面積の拡大が見込まれており、市としましては、この取組みの拡大により「なたね」が新たな振興作物となるよう、今後、農協などと必要な対応策について協議してまいりたいと考えております。次に、旧第2農場についてでありますが、農協では、本年5月に、主に離農により栽培できなくなったハスカップ 700 本を農家から譲り受け、この農場に移植したほか、タラの芽やとうきび、トマトなどの試験栽培も実施しているところであります。今後の予定としましては、美唄市農業協同組合では、この農場の有効的利活用を図るため、本市のほか、農業改良普及センター、林業試験場、社会福祉団体などで構成される組織の設置を検討していることから、市といたしましても、これに積極的に参加し、本市農業の振興発展に努めてまいりたいと考えております。
答弁 教育長 早瀬公平(教育長は2016年12月まで)
丸山議員の質問にお答えいたします。美唄サテライト・キャンパス事業についてでありますが、市民の皆さんの期待もあると思いますし、本市としては、南空知、あるいは空知全体の学びの拠点としての位置づけにしてまいりたいと考えております。お尋ねのありました子どもたちへのさまざまな経験の提供に関しては、昨年、各大学のご協力のもとに、卓球の実技指導と大学生との交流試合の実施、美術に関する鑑賞と作品の共同制作の指導、音楽での交流、高校での出前事業などが実現されてきております。今後とも各大学との協議を重ね、連携を深めつつ、さまざまな経験を提供できるよう取り進めてまいりたいと考えております。また講座受講者や協働事業に関わった方々の実践活動への結びつきにつきましては、学びから実践へとつながり、そして、実践から次の学びへの意欲へとつながるという好循環を目指してまいりたいと考えておりますので、今後、講座修了時に、実践活動に関する意向調査を行い、どのような意向や意欲を持たれているのか確認をしながら、その方法を十分検討してまいりたいと考えております。