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美唄市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日

(1)第三セクターについて/(2)土地開発公社について/(3)福祉行政について

2014年6月17日、美唄市議会の一般質問で、丸山文靖議員が「第三セクターについて」「土地開発公社について」「福祉行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。

質問者
丸山文靖 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 丸山文靖

平成 26 年第2回定例会にあたり、大綱3点について、市長にお伺いをいたします。大綱の1点目は、第三セクターについてであります。その1つは、北海道中央コンピュータ・カレッジについてお伺いをいたします。昨年5月の情報開発学園の総会において、今後、一定の学生確保が極めて難しい状況にあると判断し、いち早く平成 26 年度の学生募集を停止し、さらに、さきの市政報告において、平成 26 年度をもって、コンピュータ・カレッジを閉校するとの報告があります。しかしながら閉校した後の課題も少なくないと思います。去る5月 30 日の北海道新聞でも報道されましたが、改めて4点についてお伺いをいたします。1つとして、閉校後の職業訓練法人美唄情報開発学園は当然解散すると思いますが、いつ学園を解散するのかお伺いをいたします。2つとして、コンピュータ・カレッジに貸し付けている貸付金について、市長はどのような処理を考えているのかお伺いいたします。3つとして、国から施設を市に無償譲渡された際、外壁工事や屋上防水工事ほか、多額の補助金を受け改修をしていますが、今回の閉校によって補助金を返還しなければならないことになるのかお伺いをいたします。4つ目として、施設の利活用と雇用の確保でありますが、1年前に学生募集を停止しておりますので、当然、学生がいなくなる平成27 年後以降の利活用については、庁内においていろいろ検討されているのではないかと思いますが、検討されているのであれば、その内容と今後の見通しについてお伺いをいたします。また、他の施設に転用する場合、現在のコンピュータ・カレッジの職員の雇用について、市としてどのようにお考えをしているのかお聞きをします。その2つ目は、美唄ハイテクセンターについてお伺いをいたします。ハイテクセンターは平成3年9月、空知団地のテクノゾーンに旧通産省の認定を受けたニューメディアセンターとして建設され、同時に、災害時のバックアップ機能を持った自治体衛星通信機構の美唄管制局も併設され、当時は大変注目を集めた施設であると認識しております。しかしながら、開設当初から入居する企業も少なく、現在では数社しか入居してない状況と伺っております。ハイテクセンターに対する市の貸付金の現状を見ましても、平成 22 年度は 1 億5,600 万円でしたが、平成 26 年度の当初予算では 1 億 7,500 万円と年々増加している状態にあります。このまま貸付金が膨らんでいくと近い将来、市の財政を圧迫し、市の施策にも少なからず影響するのではないかと危惧しているところであります。そこで、3点についてお伺いをします。1つとして、これまでの入居の推移と現時点での入居企業数、また、平成 25 年度末の借入金残額はどのぐらいあるのか。2つとして、市からの借入金の返済計画はどのようになっているのか。3つ目として、これまでの入居してもらうための営業活動の内容と今後のハイテクセンターの役割やあり方、どうお考えになっているのかお伺いをいたします。大綱の2点目として、美唄市土地開発公社についてお伺いをいたします。この公社は地方公共団体による公有地の拡大計画の推進を図り、地域の秩序ある整備と公共の福祉の増進を目的として、昭和 47 年に制定され、公有地の拡大の推進に関する法律に基づき、設立されたと伺っております。これまで法律の趣旨のもと、公共用地の先行取得や事業用地の取得など、施策の必要性に応じて一定の役割を果たしてきたものと考えておりますが、そのときどきの経済状況や社会情勢の変化などにより、事業計画が思うとおり進まず、現在、多額の負債を抱えて厳しい状況に至っているものと考えております。ここで2点についてお伺いをいたします。1つ目は、現在、土地開発公社の土地保有状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。2つ目として、これまで多額の借り入れを行い、その返済に苦慮していると思いますが、現在の負債の状況がどのようになっているのか、また、土地開発公社の今後についてどのようにお考えをお持ちなのかお伺いをいたします。大綱の3点目として、福祉行政について、認知症対策についてお伺いをいたします。日本の高齢者は 2025 年に 3,657 万人となり、2042 年にはピークを迎え、3,878 万人と予想されております。75 歳以上の高齢者の全人口を占める割合も増加していき、2025 年には25%を超える見込みと発表されております。さらに 2010 年には 280 万人であった認知症高齢者が 2025 年には 470 万人に達するとの発表もあり、認知症予防や治療の確立が課題となってきております。そのような中、認知症の予防や改善に文章を声を出して読む音読や、簡単な足し算を行う学習療法の効果について取り上げられた新聞特集を目にしました。当初は文章を読む時にろれつが回らなかったり、5足す1を 51 と答えたり、認知症の特徴である昼夜逆転をおこしたりしていたが、学習療法を続けるうちに文章をしっかり読み、計算も間違わなくなり、状態も落ちつき、昼夜逆転がおさまり、自分で食事もできるようになったというものでしたが、認知症改善に対する美唄市の現在の取り組みについてと、今後の展望と2点についてお伺いをいたします。以上でこの場からの質問を終わらせていただきます。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

丸山議員の質問にお答えいたします。はじめに、第三セクターについて、北海道中央コンピュータ・カレッジについてでありますが、本年5月に開催した当学園の通常総会においてコンピュータ・カレッジについては、現在在学する学生が卒業する平成 27 年度3月 31 日をもって閉校することを決定し、あわせて閉校後の法人組織については、来年4月以降の総会において解散の決議を行うこととしたところであります。次に、債務処理についてでありますが、当学園は独自での資金調達が難しいことから、これまで市からの短期貸付金を主な財源として法人運営を行ってきたところであり、平成27 年度末において、市の短期貸付金は約 1 億7,000 万円になるものと見込んでおります。今後この債務処理については、自己所有の不動産や余剰金等がないことから、市としましては解散時の債務処理に充てることができる第三セクター等改革推進債の活用に向け、計画書を総務省に提出したところであります。次に、補助金の取り扱いと施設の利活用についてでありますが、当該施設につきましては、公共施設等としての利活用を条件に平成23 年度及び平成 24 年度において厚生労働省の補助金により、外壁塗装工事や屋上防水工事などを行ったところであります。閉校後の施設については、厚生労働省から公用、公共の目的として使用するのであれば、補助金の返還を求めることはない旨の回答を得ているところであります。このため、市としましては、施設の効率的な利用の観点から、市内の老朽化した公共施設の移転先として転用する方向で、現在、庁内で検討しているところであります。次に、現職員の雇用の確保についてでありますが、コンピュータ・カレッジは優秀な指導体制のもと、高い国家試験の合格率を誇っており、これまで市内外に数多くの情報処理技術者を輩出しているとともに、全道の自衛隊退官予定者の再就職に向けたパソコン技能訓練講習を実施しているところであります。市としましては、閉校後もこれら事業の継承と必要な雇用の確保が重要であるものと考えていることから、受け皿となり得る事業所などと協議をしてまいりたいと考えております。次に、美唄ハイテクセンターについてでありますが、開設当初の平成4年度は、全 14 室のうち5社が入居、その後、平成 14 年度の11 社をピークに、平成 17 年度から平成 24 年度までは5社から6社で推移をしておりましたが、平成 25 年度は、ホワイトデータセンターの実現を目的に、雪冷熱関連企業1社が入居、さらに、本年度は併設する自治体衛星通信機構のネットワーク設備の更新の関係で1社が入居し、本年6月1日現在で、入居企業数は8社、入居率は 53%となっているところであります。次に、借入金の返済等についてでありますが、平成 25 年度における市からの借入金につきましては、年度当初に 1 億 7,000 万円を借り受け、ハイテクセンターは年度末に金融機関からの融資を受け、市に同額を返済しているとこでありますが、毎年度少しずつ増加している状況にありますので、今後、借入金の減少に向け、入居促進を図り、収支改善に努めていくこととしております。次に、入居に係る営業活動についてでありますが、これまでホワイトデータセンター構想関連の視察会の受け入れなどを通じて、IT関連企業などに対して、入居PRを行ってきたほか、道と連携し、道内でコールセンター事業を検討している首都圏の企業に対して入居PRしてきたほか、視察の受け入れなどを通じ、ハイテクセンターをその適地としてPRに努めているところであります。今後のハイテクセンターの役割等についてでありますが、これまでハイテクセンター内でホワイトデータセンター立地を視野に入れ、雪冷熱エネルギーの実証実験を行っていることなどから、ハイテクセンターは、この構想の実現に向けて、重要な施設であると考えております。市としましては、引き続き、国や道と連携し、ハイテクセンターの優位性をPRし、入居促進を図ってまいりたいと考えております。次に、土地開発公社について、土地開発公社の土地保有状況についてでありますが、市の依頼により、先行取得した土地は、健康の丘スポーツランド用地や東2条公園用地など、5カ所で面積が 27 万 8,430 ㎡、帳簿価格は 2億 1,383 万 2,491 円となっております。また、土地開発公社の事業用地は、新橋団地やつつじ団地など7カ所で、面積が 9 万 4,824 ㎡、帳簿価格は 3 億 6,696 万 5,425 円であり、先行取得用地とあわせた合計は、12 カ所で、面積が 37 万 3,254 ㎡、帳簿価格は 5 億 8,079 万7,916 円となっております。次に、負債等の状況についてでありますが、平成 25 年度末における資産総額は、土地の帳簿価格 5 億 8,079 万 7,916 円に、市の債務負担分 5 億 4,808 万 0,469 円などを加えた 11 億4,778 万 7,169 円となっております。負債総額は、借入金など 15 億 3,289 万 1,413 円であり、負債総額が資産総額を上回り、3 億 8,510万 4,244 円の債務超過となっているところであります。債務超過につきましては、平成 19年度に実勢価格と乖離していた事業用地の帳簿価格の見直しを行い、これに生じた 4 億4,349 万 2,000 円の評価損が大きな要因となっております。次に、土地開発公社の今後についてでありますが、土地処分の見通しが立たないことなどから、解散を含めた抜本的な取り組みが必要であると判断し、第三セクター等改革推進債の活用計画書を総務省に提出したところであります。次に、福祉行政について、認知症対策についてでありますが、認知症については、認知症に移行しやすい前段階での軽度認知障害の段階で早期に発見し、対応することが重要であると言われております。軽度認知障害を進行させないための方法は、まだ、十分に明らかにはなっていませんが、習慣的な運動の促進や社会参加、バランスのよい食事の摂取等が重要と考えられております。このことから、美唄市では平成 16 年度から介護予防を目的に、貯筋体操の自主的なグループ活動を進めてきたところであります。貯筋体操をすることによって、習慣的な運動の促進がなされるだけではなく、いろいろな方と交流を持ち、地域に出かけることによって、社会と接点を持つことができることから、認知機能の改善や身体機能の低下予防につながるとされております。バランスのよい食事の摂取につきましては、貯筋体操のリーダーが市の栄養士を招いて講習会を開催したり、食生活改善推進委員が高齢者を対象にした研修や講和も行っております。また、地域のボランティア活動や老人クラブなどに参加することも重要な社会参加の機会となっていることから、貯筋体操を軸に様々な活動を通じて、高齢者の認知機能の低下を予防できるよう、今後も努めてまいります。以上でございます。

再質問 4番 丸山文靖

自席から数点、再質問をさせていただきます。ただいま一通りご答弁がありましたが、自席から質問をさせていただくということで、一応、最初にコンピュータ・カレッジについてでありますが、先ほどのご答弁では、公共施設としての利活用を検討しているということでしたが、これまで、私や同僚議員の一般質問や委員会での質問の中では、市は公共施設としての利活用を検討しているとの答弁を繰り返しておりますが、具体的にどのような施設を視野に検討しているのか再度お伺いをいたします。次に、ハイテクセンターついてでありますが、ただいま、市長から国などと連携をし、入居促進を図る旨の答弁がありましたが、茶志内地区では、現在、国営農地再編整備事業が行われています。この事業にかかわる企業の現地事務所として活用することで、入居率を高めることが出来ると思うのですが、この考え方についてお答えをいただければありがたいです。最後になりますが、土地開発公社ですが、三セク債を使って解散を進めるということですが、これまでの償還財源の確保や実質公債比率への影響などの課題があると思いますが、三セク債は使えないと、そういう理由で、三セク債は使えないということでしたが、状況がどのように変化していったのでしょうか。市長にお伺いをいたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

丸山議員の質問にお答えいたします。初めに、北海道中央コンピュータ・カレッジについてでありますが、市の財政事情や少子化などを踏まえますと、特に認可保育所については、将来的に単独での建てかえが難しいことから、庁内では、これまで築数十年を経過している保育所なども候補として検討してるところであります。いずれの公共施設に転用する場合においても、安全面や機能性を確保することが重要であることから、今後、様々な観点からの利活用に向けての課題を整理し、早い段階で方向性を決定してまいりたいと考えております。次に、美唄ハイテクセンターについてでありますが、国営農地再編整備事業は、今後、10年以上継続されることから、5月に開催されたハイテクセンターの役員会の中でも現地事務所としての活用について協議されたところであり、このことにつきましては、建設業協会や発注元の札幌開発建設部などを通じて、現地事務所として活用のお願いをしてまいりたいと考えております。次に、負債等の状況についてでありますが、平成 21 年度に創設された三セク債は、平成25 年度までの制度でありましたので、本市においては、財政健全化計画中であり、償還財源の確保や実質公債比率への影響などから、その活用を見送ったところでありますが、その後、今年の3月末に、平成 28 年度までの3年間の制度延長が決まったところであります。このため、市立病院への繰り出しを含めた財政健全化計画が平成27年度には終了する見込みであり、公債費負担が減少することなどから、三セク債活用に伴う償還財源や実質公債比率への影響について、中期的な財政推計を作成する中で再検討した結果、5月末に三セク債活用計画書を総務省に提出したところであります。なお、三セク債活用の承認の可否については、今後予定されている総務省とのヒアリング後に決定されることとなっております。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる