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美唄市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月5日

(1)後期高齢者医療保険について/(2)保育行政について/(3)防災行政について

2014年12月5日、美唄市議会の一般質問で、吉岡文子議員が「後期高齢者医療保険について」「保育行政について」「防災行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、保健福祉部長 山崎一広が答弁しました。

質問者
吉岡文子 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、保健福祉部長 山崎一広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 吉岡文子

2014 年第4回定例会にあたり、大綱3点について市長に質問いたします。12 月2日、衆議院選挙が公示されました。安倍政権に変わってから約2年、この国の進路は先のない道へと変わりつつあります。方言指導者の大原穣子さんが日本共産党へのメッセージとして、こんな言葉を寄せています。「人として生まれてきて人間として一生生きられる世の中でありますように、共産党に期待をかけます」。14 日には大原穣子さんのメッセージのような結果が出ることを願いたいと思っております。質問に入ります。その1点目は、後期高齢者医療制度についてです。我が党は、この後期高齢者医療制度については導入当初から反対をしておりました。世界的にもまれな高齢者を年齢で差別する制度ということです。改めて、これらの制度の概要と加入者数についてお伺いいたします。制度当初と直近の加入者との推移をお伺いしたいと思います。次に、後期高齢者医療制度の保険料と加入者の人々についてお伺いいたします。75 歳以上の高齢者ともなれば、一般的には年金のみの収入ということになると思われますが、加入者の保険料の負担についてはどうなっているのかお伺いをいたします。また、加入者の所得に応じて軽減対策がとられているということですが、美唄の実態についてお伺いをいたします。次に、保険料の滞納についてですが、滞納状況と処分の実態についてお伺いをいたします。過去3年間の滞納の実態と処分の状況、対応についてお伺いをいたします。大綱の2点目は、保育行政についてお伺いをいたします。現在、老朽化した保育所を統合して、旧コンピューター・カレッジに認可保育所3カ所を統合する計画ですが、改めて、認可保育所の入所状況についてお伺いをいたします。保育行政について2点目は、保育所で行われている給食についてであります。安全・安心な食材を使用してほしいということは当然だと思われますが、改めて、どういった点について心がけておられるのかお伺いをいたします。次に、3歳未満児については保育所内で主食も提供されておりますけれども、3歳以上の児童に対しては、主食を家庭から持参することになっています。かなり以前からそのような実態であったかと認識しておりますが、この点について法的な根拠などがあるのかお伺いをいたします。大綱の3点目は、防災行政についてお伺いをいたします。本年作成されて家庭に配布された防災マップがあります。じっくり見させていただきましたが、かなり工夫してつくられているなといった感想を持っております。このマップについてですが、どれくらいの部数を作成して、どのように配布されたのかお伺いいたします。また、このマップに対する市民の感想や反応、マップの活用についてはどうなのかについてお伺いをいたします。また、防災行政の2点目は、要支援者名簿の作成と福祉避難所の指定についてお伺いをいたします。核家族化と居住形態の変化、近所づき合いの煩雑さが嫌われるなど、現代社会は難しい問題を抱えており、近所に住んでいてもあえて深く踏み込まず、希薄な人間関係が多くなっていると思います。しかし、最近起きた長野県の地震災害をふりかえって、近所づき合いがあったからこそ助け合いで一人の被害者も出さなかったという実態を突きつけられると、いざというときにはご近所さんの力は大きいと改めて気づかされました。そこで、本市の要支援者名簿の作成についてですが、どのようになっているのでしょう。また、緊急時の避難所についてですが、特に避難時に困難な状況となる高齢者や障がい者を対象とした福祉避難所の指定が必要と考えます。この点について私は、以前にも質問をしておりますけれども本市の実態はどのようになっているのでしょうか。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

吉岡議員の質問にお答えいたします。はじめに、後期高齢者医療保険について、制度の概要についてでありますが、高齢化に伴い医療費が増大する中、高齢者と若年世代の負担の明確化を図るため平成 20 年4月から制度が開始され、本年で7年目となっております。加入対象者は生活保護受給者を除く75 歳以上の方と 65 歳から 74 歳で一定の障がいのある方となっております。この制度を運営する主体は北海道後期高齢者医療広域連合であり、保険者として保険料の決定や医療の給付を行っており、道内市町村においては保険証の交付や保険料の徴収、給付等の申請受付を行っているところであります。なお、本市における被保険者数は制度開始時点で 4,502 人となっておりましたが、直近の本年 11 月末現在では 4,908 人となり、406人の増加、伸び率では9%の増となっております。次に、保険料と加入者についてでありますが、後期高齢者医療の保険料については、北海道後期高齢者医療広域連合において料率が定められているところであり、加入者は一人ひとりに対し、均等割と所得に応じた所得割の合計が賦課される仕組みとなっております。保険料率は制度開始以来、本年度まで3回の改定が実施されておりますが、本年度改定分においては、財政安定化基金繰入や保険料軽減対策の拡大などが図られたことから、一人当たりの保険料負担額は減少しております。なお、本市における被保険者の保険料額については、現年賦課分の1人当たり調定額で申し上げますと、平成 20 年度は 5 万 2,297 円。平成 22 年度は 5 万 2,084 円。平成 24 年度は5 万 4,160 円となっており、本年度当初賦課地点においては、5 万 2,512 円となっております。また、本市における低所得者等の軽減者数は、本年度の当初賦課時点で申し上げますと、平均割の9割軽減が 1,861 人。8.5 割軽減が1,016 人。5割軽減が 388 人。2割軽減が 360人で合計 3,625 人の方が軽減対象となっており、加入者の割合にしますと、合計で 73.8%の方が、いずれかの軽減を受けております。なお、所得割においては5割軽減者が 492 人。割合で 10%の方が軽減を受けており、本市の加入者は低所得者の方が多く、軽減者数の割合は全道平均と比べて高い状態となっております。次に、滞納の状況と対応についてでありますが、後期高齢者医療保険料の3年間の滞納状況につきましては、平成 23 年度の滞納者は45 名で、滞納額が 186 万 6,000 円。平成 24年度の滞納者は 49 名で、滞納額が 271 万 2,000円。平成 25 年度の滞納者は 52 名で、滞納額が 315 万 4,000 円となっております。また、滞納処分者数につきましては、平成23 年度から 25 年度において各1名ずつとなっており、滞納額の内訳を督促状や催促書でお知らせするとともに、納付相談や差し押さえ予告など収納対策の手順に基づいた手続を行っておりますが、結果として納付が履行されなかったため滞納処分を行ったものであります。なお、後期高齢者医療保険は高齢者や障がいのある方が対象となっておりますので、納付相談等においては丁寧な説明を心がけているところであり、万一、市役所に来庁できない場合は訪問による相談や収納も行っているところでもあります。次に、保育行政について、給食の状況についてでありますが、主食である米は美唄産の無農薬米を使用しており、野菜等につきましても旬の美唄産のものや、低農薬の野菜等を使用しております。また、3歳以上児の主食につきましては副食給食のみが国の補助対象となり、主食が国の補助対象外となっていることから、市の保育料には含めず主食を持参していただいているところであります。次に、防災行政について、防災マップの利用状況についてでありますが、本年2月に美唄市防災ガイドマップを 1 万 5,000 部作成し、一般家庭を中心に各事業所や公共施設、防災関係機関などに配布したところであり、新しく市民になられる方には市民課や総務課の窓口でも配布しているところであります。利用状況につきましては、特に調査などは行っておりませんが、防災の出前講座や町内会の防災訓練、研修会などの機会に持参する方や、本年は小学校や自主防災組織の災害図上訓練で活用したところであります。また、まちづくり地区懇談会や町内会に出向いた際に、防災ガイドマップについてのご意見を伺ったところ、災害に対する備えや地区別避難所の位置など、わかりやすいとのご意見がある反面、浸水や地震のハザードマップが理解しにくいなどのご意見もいただいたことから、更新時の参考としていきたいと考えております。今後さらに市民の皆さんに活用いただくよう、防災の出前講座や地域の研修会、広報紙メロディー、市のホームページなどを通じ、周知・啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、要支援者名簿作成及び福祉避難所の指定についてでありますが、市では東日本大震災を受け、平成 23 年度に災害時要援護者マップの整備をしたところであり、現在、台帳に記載しております登録者数は 1,754 名で、社会福祉協議会を通じ各民生児童委員のみなさんに情報提供しているところであります。名簿の対象範囲としましては、在宅で生活している高齢者、障がい者で高齢者は要介護3以上で、記載内容としましては住所、氏名、年齢、性別、寝室の位置、処方薬などとなっており、課題としましては、名簿に記載するための本人同意や更新、個人情報の取り扱いなどがあげられます。次に、福祉避難所の指定についてでありますが、現在、地区別避難所に指定している総合福祉センターを福祉避難所として具体的に検討しており、施設管理者の社会福祉協議会と協議を進めているところであります。また、緊急的な福祉避難所としての民間の社会福祉施設の事業者との災害協定について検討しているところでもございます。なお、保育所の入所状況につきましては、保健福祉部長から答弁させます。

答弁 保健福祉部長 山崎一広(保健福祉部長は2014年12月まで)

保育者の入所状況につきましては私からご答弁させていただきます。12 月1日現在の入所状況は、中央保育所、定員 60 人に対し3歳未満児 12 人、3歳以上児 32 人、計 44 人。入所率 73.3%。東保育所、定員 45 人に対し3歳未満児で 18 人、3歳以上児に 20 人、計 38 人。入所率 84.4%。西保育所、定員 45 人に対し3歳未満児 12 人、3歳以上児 30 人、計 42 人。入所率 93.3%。認定こども園、定員 35 人に対し3歳未満児7人、3歳以上児 21 人、計 28 人。入所率 80%となっております。

再質問 7番 吉岡文子

自席から何点かについて、再質問させていただきたいと思います。はじめに、後期高齢者医療保健についてです け れ ど も 、 美 唄 市 の 均 等 割 軽 減 者 の 数73.8%。私が調べた道の均等割軽減者は 50%ですから、美唄市の高齢者の実態は北海道と比較してもかなり軽減対象者が多い。収入が低い方が多いということが言えるのではないかと思います。現在、国会は選挙中ですけれども、厚生労働省は社会保障審議会保健医療部に対して、この後期高齢者医療の特例軽減措置の段階的廃止、平成 28 年度からを示したと聞いています。年金の削減や消費税増税、生活必需品の値上がりなど、北海道、美唄の後期高齢者を取り巻く状況は極めて厳しくなっており、この特例軽減措置が廃止されれば、対象となる加入者に深刻な影響を及ぼすことは明らかだと思います。新しく選出された国会において議論されることになると思いますけれども、制度の継続について私は強く要望していきたいと考えております。この問題については、市長のご答弁は結構です。保育についてですけれども、今ほどの説明では3歳以上児の主食については、国の補助が副食だけということで、持参することになっているというお話しでした。私も昭和 50 年代ですけど、甥っ子とか、いたときにも同じだったので、これはずっと変わっていないのだなと認識しています。しかし、本来、食事というものはやはり、適当な温度で食べるというのが本来の姿ではないかと思われます。保育所内での保育を見ても3歳未満児までは所内での温かい食事。そして学校に行ったならば、学校給食の中での管理された食事ということで、この保育所の中のいわゆる、3歳以上の子どもたちですけれども、その子どもたちだけが、いわゆる、食育の観点から見てもちょっと外れているのではないかなと私は以前から思っていた訳なんですけれども。今回人数を聞いてみましたけれども、3歳以上児、市内の認可保育所の中では 100 人から 100 人ちょっとということになると思うんですけれども、総務省の家計調査においては、2011 年に1世帯当たりの消費額では、パンの消費が米を上回ったと言われています。子育て世帯の真っ最中、まさに保育所に子どもさんを入れている家庭というのは、どのような朝食なのか想像でしかありませんけれども、毎日、主食を持参させるために、ご飯を炊くということであれば、かなりの負担ではないかと思います。何よりも今、美唄市で新しい施設をつくるということであれば、食育の観点から見ても、また、農業・お米を基幹産業としている自治体としても何とか保育所内の3歳以上の児童にも主食の提供ができないものかと思います。以前、保育所の関係者の方とお話をしたところ、4園それぞれのスペースの問題もあるし、食器の問題もあるし、なかなか難しいということでしたけれども、今回こうやって大型の見直しを図られるということであれば、国に対してでも、本当に食育の観点からすれば、その保育所に行っている3年間だけが食育の中からちょっと外れた形になっていくということが残念ですし、国の制度自体も変えていってもらいたいと思いますし、子どもたちに何とか主食の提供ができないものかお考えいただきたいと思うんです。自分の主食を思い浮かべても、冷たい持参したご飯にカレーや納豆というのは、本当に食育の観点からどうなのかとも思います。市長も食べ物に携わっていた方なので、十分ご理解されると思いますけれども、保護者の考え方もあります。また、予算の面でも、いろいろなことが伴いますけれども、是非、今回のこの大幅な保育所の再編に伴って、ご検討いただきたいと思いますけれども、お考えをお伺いをいたします。防災行政についてですけれども、福祉避難所の考え方はわかりました。今後の民間業者の方との交渉の進展を見守っていきたいと思います。それと、マップについてですが、情報についてですけれども、避難所の問題、それからマップの中には公衆電話などもありますけれども、公衆電話など利用状況によっては取り外しただとか、そういったこともNTTはやっていますから、情報がどんどん日々新しくなっていくと思うんです。今回はこういった形で来ましたけれども、今後、情報が変化した場合だとか、そういったときの対応、それから、当然、更新が必要になっていくと思うんですけれども、そのあたりの考え方についてお伺いしたいと思います。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

吉岡議員の質問にお答えいたします。はじめに、3歳以上児の主食の提供についてでありますが、保護者の負担も議員ご指摘のとおり生じることから、保護者ニーズも踏まえ、新保育所での提供に向けてはしっかりと検討してまいりたいと考えております。次に、防災ガイドマップの更新についてでありますが、情報の更新や内容の変更点などは、そのつど広報紙メロディーや市のホームページなどで周知をしておりますが、改訂版につきましては、今後時期を見て作成をしてまいりたいと考えています。

出典:美唄市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月5日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる