美唄市議会 平成26年第3回定例会 2014年9月10日
(1)行財政運営について/(2)市長選挙について
2014年9月10日、美唄市議会の一般質問で、小関勝教議員が「行財政運営について」「市長選挙について」について質問し、市長 髙橋幹夫、総務部長 市川厚記、市立病院事務局長 高倉雄治が答弁しました。
- 質問者
- 小関勝教 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫、総務部長 市川厚記、市立病院事務局長 高倉雄治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 小関勝教
平成 26 年第3回定例会に当たり、大綱2点について市長にお伺いをいたします。大綱の1点目は、行財政運営であります。その1つは、財政健全化計画であります。平成 20 年から 27 年度までの8ヶ年で来年度から計画最終年度に当たりますが、この間の平成 20 年から 25 年度分の当初計画に対する年度別実績収支推移の経緯はどのようになっているかお伺いをいたします。2つに、市立病院経営健全化計画についてであります。当計画は財政健全化計画と同年になります。その計画についても、当初計画の対比と、一般会計からの計画繰り入れと、当年収支における不足分の一般会計からの繰入額を年度ごとに平成 20 年から 25 年度分、これらをお示しをしていただきたいと思います。なお、繰入額の内訳としては、基準内繰り入れと不良債務解消分を分けてお示しをしていただきたいと思います。大綱の2点目は、市長選挙についてであります。平成 23 年7月の市長選挙において「人を元気に、まちも元気に、光り輝く美唄へ」をスローガンに、若さと行動力で新美唄へチャレンジすると、6点の大項目とそれを補完する 18 項目を市長の公約として掲げられました。多くの市民の期待を受け、美唄市長選の歴史に残る当選を果たされました。早いもので当選後、既に3年強を経過しようとしていますが、当初市長は基幹産業の農業を守り、振興発展させていく、また、農商工と連携、健康で元気なまちづくり、人や地域が育つまちづくり、形の見えるまちづくり、また、道政・市政の連携などを掲げていました。これらに補完した 18 項目を見て、今日までの任期中に取り組まれた内容で完了したもの、現在も取り組んでいるもの、また、取り組んでいないもの、また、市長に就任して新たに公約以外に取り組んだもの等々があると思いますが、これらのことについてお聞きをします。あわせて、来年、平成 27 年6月には市長選挙が行われます。そのことも踏まえて、市長は再選に向けての考えがあれば、お聞きをいたしたいと思います。以上でこの場からの質問を終わります。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
おはようございます。小関議員の質問にお答えいたします。初めに、市長選挙について、平成 27 年度実施の市長選挙出馬についてでありますが、私はこれまで、人口減少や少子高齢化、さらには地域医療の再構築や地域経済の振興などの重要課題が山積している状況の中、活力のあるまちづくりを目指して、「人を元気に、まちも元気に、光り輝く美唄へ」を目標に「若さと行動力による形の見えるまちづくり」と「道政・市政の連携」を基本姿勢として、1つ、人にやさしい健康で元気なまちづくり。2つ、市民との協働による人づくり・地域づくり。3つ、安全・安心の推進。4つ、農業の振興。5つ、農商工連携。6つ、国・道との連携強化の、6つの重点事項を掲げ、取り組んでまいりました。これは取り組み状況について順に申し上げますと、1つ目の人にやさしい健康で元気なまちづくりでは、東地区に子育て支援複合拠点の設置や市民サービスの向上を図るための総合相談窓口の設置など、2つ目の市民との協働による人づくり・地域づくりでは、道央圏大学との連携によるサテライト・キャンパスの開設やごみ処理対策としての可燃ごみの広域処理、循環型社会の整備として生ごみ堆肥化施設の建設など、3つ目の安全・安心の推進では、地域医療の確立に向けた美唄市地域医療の提供体制ビジョンや美唄市地域医療再構築プランの策定、4つ目の農業の振興では、道営基盤整備で大富地区、国営基盤整備で美唄地区の計画的な推進など、5つ目の農商工連携では、農産物の高付加価値化や特産品の開発・販路拡大のため7事業の支援など、6つ目の国・道との連携強化では、国及び北海道からの政策等に関する庁内での情報の一元化を進めてまいりました。これら、公約として掲げた取り組みは、すべて着手しており、今後も取り組みが持続されるよう検証を行いながら実施しているところでございます。次に、公約以外に、取り組んだものについてでありますが、まちづくりの方向を具体化するため、地域経営という観点から情報収集と政策づくりの仕組みとして、新たに3つのことに取り組んだところであります。1つ目は、庁議を再編し、これまで以上に各部間の連携を密にしながら、業務の進捗状況の報告などを通じて活発に議論を行い、政策目標の実現に向けた経営会議の設置、2つ目は、地域の課題や活動に関する情報管理の一元化、3つ目は、企業や金融機関等の方にご参加をいただき民間の動きを的確に把握し、まちづくりに反映させるため、地域経済円卓会議を新たに設置したところであります。また、災害に強い安全なまちづくりを進めるとともに、防災体制の強化を図るため、危機管理の専門部署を設置いたしました。私の任期も1年足らずとなり、2期目の立起については、現在、慎重に検討してるところでありますが、引き続き、堅実な財政運営に努めながら、元気な人づくりや元気なまちづくりの実現に向けて、市民の皆さんと一緒に全力で取り組んでまいりたいと考えております。なお、財政健全化計画につきましては総務部長から、市立美唄病院経営健全化計画につきましては病院事務局長から答弁させます。私からは以上でございます。
答弁 総務部長 市川厚記(総務部長は2014年9月まで)
私から財政健全化計画について答弁をさせていただきます。平成20 年度から平成 25 年度までの実質収支の当初計画と実績についてでございますが、一般会計とバス会計を合わせた普通会計で平成 20年度は、計画1億 2,828 万円の赤字に対し、実績 5,718 万円の黒字、以降、すべて計画、実績とも黒字額となり、平成 21 年度は計画261 万円に対し、実績3億 2,034 万円、平成22 年度は、計画 1,324 万円に対し、実績5億0,396 万円、平成 23 年度は、計画 2,409 万円に対し、実績1億 5,138 万円、平成 24 年度は、計画 3,216 万円に対し、実績 5,750 万円、平成 25 年度は、計画 3,668 万円に対し、実績2億 2,449 万円となっております。私からは以上でございます。
答弁 市立病院事務局長 高倉雄治(市立病院事務局長は2014年9月まで)
市立美唄病院経営健全化計画につきましては、私からご答弁させていただきます。市立美唄病院経営健全化計画における繰入の状況についてでございますが、病院事業会計の平成 21 年度から平成 25 年度までの5カ年における、一般会計からの繰入の状況について、年度ごとの計画比較と実績の内訳で申し上げますと、平成 21年度実績は計画どおりの3億 9,553 万 3,000円で、内訳は基準内繰入が2億 7,553 万 3,000円、不良債務解消分が1億 2,000 万円となっております。平成 22 年度、計画4億 9,284 万7,000 円に対し、実績6億 1,151 万 9,000 円で、1億 1,867 万 2,000 円の増、内訳は基準内繰入が2億 8,118 万 3,000 円、不良債務解消分が2億 3,400 万円、国の交付金事業による医療機器整備費及び経営支援分として基準外繰入が 9,633 万 6,000 円となっております。平成 23 年度、計画3億 9,701 万 8,000 円に対し、実績6億 4,801 万 8,000 円で2億 5,100万円の増、内訳は基準内繰入が3億 3,001 万8,000 円、不良債務解消分が3億 1,800 万円となっております。平成 24 年度、計画4億8,218 万 3,000 円に対し、実績6億 9,568 万3,000 円で、2億 1,350 万円の増、内訳は基準内繰入が3億 3,668 万 3,000 円、不良債務解消分が3億 5,900 万円となっております。平成 25 年度、計画7億 3,834 万 3,000 円に対し、実績6億 4,834 万 3,000 円で、9,000 万円の減、内訳は基準内繰入が3億 3,834 万3,000 円、不良債務解消分が3億 1,000 万円となっております。以上です。
再質問 12番 小関勝教
それぞれ、答弁いただきました。自席から何点か再質問をいたしたいと思います。今ほど、財政健全化とそれぞれ年度別の数字をご説明いただきました。財政健全化計画については、毎年度決算を踏まえて見直しをしていますが、特に、平成 23 年においては、22 年度の決算における実質収支の黒字額、約5億 3,000 万の処分については、第6次総合計画における事務事業インデックスの追加事業等に反映がされたものでないかと思います。実質収支黒字は、財調への2億 5,200 万円の積み立て、残りは市立病院の不良債務解消に向けた繰出金の前倒しでした。このように、不良債務の解消のための一般会計からの繰り出しは前倒しを行っていることから、今年度の繰り出し額は減っているんでないかなというふうに思っています。一般会計からの繰出金については、平成 27 度末までに当初計画に比べ、どの程度減額をされるのか、もしくは、達成が可能なのかどうか。それぞれ市立病院の経営健全化計画の今ほどの数字では、毎年その計画に対して実績が増加をしてきている。相当、年度年度で厳しい決算状況になってきてるんじゃないかなと思います。これらもかんがみますと、達成が可能なのか、ちょっと心配をしているところです。次に、財政健全化計画が平成 20 年度からスタートするに当たり、計画達成に向けて市民への負担、また、職員給与削減等々で今日まで進めてきました。少なくても財政健全化計画の中で毎年度黒字額を出しているわけですから、この黒字額に転じた分の何%程度でもいいですから職員給与へ跳ね返すことを、最終年次の 27 年に向けて検討する考え方あるかどうか。これについてもお伺いをいたしたいと思います。次に、今ほど、公約について完行されている内容等々、それぞれにわたり丁寧にお答えをいただきました。本当にこの3年間積極的に取り組んでいることは、私も、取り組み経過を見て、しっかりと頑張ってるなと、こんな思いもしております。しかし、庁内含め、実際には行政改革はまだまだ満足できる状況にないのではないかなと、このようにも考えております。そのためにも、来年の市長選に向け、出馬する考えを持たないといけないなと、私はこう思っております。これについて改めてお考えをお聞かせいただきたいと思います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
小関議員の質問にお答えいたします。初めに、財政健全化計画についてでありますが、財政健全化計画における病院会計の不良債務解消を目的とした繰出金総額は 21 億円で、この金額の変更はありませんが、これまで前倒しにより、後年度の繰出額が変更となっているところであります。平成 26 年度と27 年度の繰出金額について、当初計画と直近の平成 25 年度見直し版との比較で申し上げますと、当初計画、平成 26 年度5億 8,000 万円、平成 27 年度4億 7,400 万円、合計 10 億5,400 万円に対し、平成 25 年度見直し版では平成 26 年度3億 1,000 万円、平成 27 年度3億 0,300 万円、合計6億 1,300 万円となり、こ の 2 年 間 の 合 計 で は 当 初 計 画 よ り 4 億4,100 万円減となっているところでございます。また、病院事業会計の不良債務解消につきましては、社会情勢及び医療環境の変化などから、現時点では平成 27 年度末までの計画達成は大変厳しい状況にあるものと考えております。次に、職員給与の独自削減についてでありますが、平成 27 年度は財政健全化計画期間中であり、まだ計画を達成していない中でありますので、引き続き独自削減は実施していかなければならないと考えております。次に、市長選挙についてでありますが、私は、持続可能な自治体経営に向け、財政健全化計画及び市立美唄病院経営健全化計画の推進を図りながら、市民の皆さんの希望と願いが込められているびばい未来交響プランの実現のため、市政のかじ取り役としてこの3年余り、精一杯取り組まさせていただいたところであります。前期基本計画から後期基本計画へつながる大事なこの時期、市長選挙への立起につきましては、今後、前向きに検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 12番 小関勝教
今、それぞれ職員給与の関係等々含めて答弁いただきました。職員給与については、財政健全化計画が順調に推移をしてきているということも含めてですね、元に、やっぱり来年一部分ぐらいは戻してあげるべきでないかなと、このようには考えています。今年の4月に消費税の増税、電気料等々光熱費の高騰、さらには消費物価の高騰等々、この1、2年それぞれ生活負担が増加をしてる中で、職員は厳しい環境にあると言わざるを得ません。多少でも改善を図るべく検討していただきたいなと、このように思いますけど、お答えをいただきたいと思います。このような事を聞いてますけども、一方では健全化計画達成に向けて聞くわけですけれども。財政健全化計画は今の答弁で、計画に沿って順調に推移していることは理解をするわけです。ただ、市立病院において不良債務解消を計画最終年度までに達成が極めて厳しいとの答弁でした。私もこのことについては、特に心配をしているところです。特に医療収支の見直しを毎年行っている状況、また、地方交付税の減少等も懸念される中で、平成 27年度に向けて、さらに解消に向けた対策を講じることも検討すべきではないかなと、このように思っておりますけども、この点についてもお聞きをしたいと思います。また、健全化計画、双方とも 27 年最終年度となりますけれども、今までそれぞれ答弁をいただきましたけれども、これがこの 27 年度で計画が終わって、それで終わりという形になるのかどうか。まずは 28 年度以降も新たな計画を検討する必要があるんではないかなと、このように思っております。既に 28 年度以降に向けて計画を考えているんであれば、それぞれのその取り組み状況等を含めてお答えがあればいただきたいというふうに思います。次に、市長選挙ですけども、市長の答弁は検討するという事でありますけれども、再度改めてお聞きをしたいと思います。美唄市民が安心して希望を持って暮らしていくためには、私は、市長は再選に向けて、真剣に出馬を考えるべきだと、このように思いますけど最後に改めてこの出馬に対してのお考えをお聞きをしたいというふうに思います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
小関議員の質問にお答えいたします。初めに、財政健全化計画等についてでありますが、初めに、職員給与の一部の復元についてでございます。消費税増税など、経済的負担が増えている状況にあり、職員の皆さんにはですね、大変心苦しく思っているところでございますが、平成 27 年度は計画期間中であり、まだ計画を達成していない中でありますので、引き続き削減を実施していかなければならないと考えているところであります。財政健全化計画の推進に当たっては、職員給与の独自削減のほか、職員の負担以外にもですね、市税の引き上げなど市民の皆さんに負担をお願いしてるところでありますが、計画達成後は元に戻すことを基本として、今年5月に平成 28 年度以降の中期的な財政推計を行ったところであります。なお、これらの復元につきましては、計画の最終年度であります、平成 27 年度の収支状況を踏まえ、最終的に判断をしてまいりたいと考えております。次に、市立病院不良債務解消についてでありますが、病院経営健全化計画の達成に向けて、新たな施設基準を申請するなど、診療収益の確保や費用の縮減に努めてまいりましたが、患者数の減少に伴う診療収益の減や退職手当組合への特別負担金の増加などにより、現時点において計画の達成は大変厳しい状況にあるものと考えております。引き続き、収益の増加と費用の縮減を図り、計画の達成に向け最大限努力していきたいと考えておりますが、国及び道からはですね、各年度における資金不足比率の計画値の達成が必須と指導されておりますことから、今後の収支状況においては一般会計からの繰り入れ前倒しや、追加繰り入れも検討していかなければならないものと考えております。次に、平成 28 年度以降の新たな健全化計画の検討についてでありますが、病院経営健全化計画につきましては、本年6月、病院内に設置いたしました「病院施設整備等検討委員会」で、今後の病院の規模・機能など、ソフト及びハード両面の整備構想・計画の策定に向けて検討することとしており、この中で、平成 28 年以降の収支シミュレーションも行っておりますので、これをもとに自主健全化計画の策定について検討してまいりたいと考えております。また、財政健全化計画につきましては、現在、平成 28 年度以降の中期的な財政推計を行っており、毎年度決算を踏まえた見直しをすることとしております。このため、新たな計画については、現在の財政健全化計画の平成 27 年度の実施状況を踏まえた上で、今後、具体的に検討してまいりたいと考えております。次に、市長選挙についてでありますが、市長選挙立起につきましては、後援会や関係者の皆さんとともに相談をしながらですね、前向きにしっかり検討して参りたいと考えております。以上でございます。