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美唄市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日

(1)医療行政について/(2)環境行政について/(3)利雪対策について

2013年9月18日、美唄市議会の一般質問で、小関勝教議員が「医療行政について」「環境行政について」「利雪対策について」について質問し、市長 高橋幹夫、病院事務局長 高倉が答弁しました。

質問者
小関勝教 議員
答弁者
市長 高橋幹夫、病院事務局長 高倉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 小関勝教

平成 25 年第3回市議会定例会に当たり、大綱3点について、市長に質問をいたします。大綱の1点目は、医療行政についてであります。平成 23 年9月に地域医療体制の在り方検討委員会を設置し、昨年3月に方向性がまとめられました。この方向性を基本とし、昨年9月に美唄市地域医療提供体制ビジョン素案が、さらに、本年3月にビジョン案が示されました。その内容は、現状と課題を洗い直し、今後の医療提供体制の目指す方向性に集約されたものだと考えております。地域医療体制を整備することは市民にとっても大変重要なことであります。一方で、平成 21 年から平成 27 年までの7か年で市立病院の不良債務解消に向けた市立病院経営健全化計画が策定され、実績は4年を経過いたしました。この4年間、各年ごとの当初計画に対する業務量、医療収支、また、一般会計からの繰り入れ計画等の対比について、これは地域医療提供体制ビジョンにも関係をするものでありますので、この3点についてお伺いをいたします。2つ目は、市立病院の耐震化についてであります。市立病院経営健全化計画の策定に当たって、個別外部監査は、病院施設の老朽化に伴う建替え等も検討すべきと公表をされたことに対し、市当局は、経営健全化計画期間中において建替えを見込むことは、実質公債比率等、健全化計画に大きな影響を与えること、また、市民の理解も得られないことから、計画期間内は修繕等で対応することとしておりますけれども、病院の耐震診断の調査はいつ行ったのか、また、平成 27 年までは対策を講じるとも聞いていますが、耐震化の計画はどのようになっているのか、お聞きをいたします。大綱2点目は、環境行政であります。1つは、美唄・岩見沢・月形の2市1町でのごみ広域処理について、平成 23 年 11 月に2市1町による新たなごみ処理施設の整備及び運営に関する基本合意がなされ、これらの内容等について、平成 24 年1月 10 日に議会において説明がありました。以降、処理施設に関しての推移経過がほとんど説明されておりませんし、全く分かりません。新聞報道で、入札が行われたこと、施設の設置場所が概要程度で報道されております。そこでお聞きをいたしますが、基本合意以降の協議の内容等について、次に、入札における方法、入札落札額、入札業者名、また、基本合意以降の本市における負担等の変更点についてお伺いをいたします。2つ目は、生ごみの堆肥化にかかる基本計画についてであります。美唄市廃棄物減量等推進審議会において、担当部署の説明で、生ごみ堆肥化施設の整備基本計画を策定し、最終処分場の隣接地に着工し、平成 27 年度供用開始を目指すと報道がされておりましたが、具体的な内容、全くその中身について分かりません。このことについて、まずお聞きをいたします。さらに、生ごみの堆肥化の基本設計がこれから策定されますけれども、基本計画では、生ごみの家庭からの収集方法をポリ袋で行うこととされていますが、収集方法には、三笠や昨年、産業・厚生常任委員会等で視察をした山形長井市では、専用のバケツで保管し、週2回集積場に設置されているコンテナに投入する回収方法が行われております。特に、それぞれ行っている行政または市民の方々は、この回収方法が既にすっかりと慣れてきているし、相互監視にもつながるという意見も聞いております。本市の収集方法をポリ袋で行うという理由について、お聞きをしたいと思います。第3点目は、利雪対策であります。本市は、雪を利用した農産物の貯蔵や、マンション、福祉施設等の冷房など、民間での取り組みが図られています。また、先般 13 日には、共同通信デジタルとデータホテルとの包括連携に関する協定調印式も行われ、現在、計画を進めているホワイトデータセンター事業にも大きくかかわって来る協定調印式ではなかったかなと思っております。本市が雪を活用した対策に取り組んでいることは、今回の調印式の報道でも、多くの市民の方々が関心を持っていることだと、このように思っております。そこで、現在計画をしている「逆転の発想でやっかいものの雪を活用する」ホワイトデータセンター事業計画ですけれども、現在までの取り組んできた経緯・内容、この計画をベースとして、今後の雪の利活用についてどのように結びつけていくのか、これらについての今後の対策もお伺いをいたします。以上で、この場からの質問を終わります。

答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)

小関議員の質問にお答えいたします。初めに、医療行政について、市立病院の耐震化についてでありますが、平成8年8月に耐震診断調査を行った結果、Is値が 0.56 で判断基準の 0.60 を満たしていないことから、本市の耐震促進化計画において、平成 27 年度までに対策を講じることとしており、現在、公共施設の耐震化を検討するため、美唄市公共施設耐震化検討委員会を設置し、協議を進めているところであります。あわせて、地域医療体制の構築に向けて、美唄市地域医療提供体制ビジョンに基づき、行動計画となるアクションプランを策定しており、市立病院のあり方等についても、本年度中に一定の方向性が得られるよう進めてきているところであります。市立病院につきましては、施設及び設備等の老朽化した現状や、今後保健、医療、福祉、介護の包括的連携の基幹的病院としての役割を担うこととしていることから、これらの協議内容を踏まえた上で、病院の建替え等も含め慎重に検討してまいりたいと考えております。次に、環境行政について、2市1町とのごみ広域処理についてでありますが、平成 24 年1月に開催いただきました議員協議会の中では、ごみの広域処理に関する新たなごみ処理施設の設備及び運営を3市町共同で行うための基本的事項を整理した基本合意の内容、及び見込まれる費用負担額等について説明をさせていただいたところであります。その後において、広域処理の整備及び運営に関する詳細事項等の連絡調整を図るため、3市町による協議会を設置し、これまで中間処理施設の整備内容をはじめ、事業の進捗状況や今後の予定、負担金の額の見直しなどについて協議を進めてきたところであります。また、中間処理施設の建設に伴う進捗状況としましては、平成 24 年 11 月に指名競争入札による入札の結果、荏原環境プラント株式会社が予定価格 77 億 115 万円に対し、46 億3,000 万円で落札し、現在、詳細設計が進められ、8月末時点では約5%の進捗状況となっているところであります。なお、中間処理施設の建設において、先に執行いたしました落札額が予定価格を大きく下回ったことから、当初予定しておりました本市の負担額の総額9億 8,854 万円が約3億円ほど減額されることとなっているところであります。その後、国から平成 24 年度の循環型社会形成推進交付金が見込みより増額交付され、現時点では、本市の負担額の総額が約6億 1,000万円に変更されることが見込まれているところでございます。なお、平成 25 年度以降の発注工事や国の交付金など、これから金額が確定されるものもあることから、本市における負担額の総額は、今後もある程度の変更は生じるものと考えているところでございます。次に、生ごみ堆肥化に係る基本計画についてでありますが、生ごみ堆肥化施設の建設予定地については、今年3月に作成いたしました施設整備基本計画では、ごみ処理施設を集約することにより、ごみの搬入量を測定するトラックスケール等の既存施設を併用することができることや、堆肥化施設から発生する、生ごみの異物・残渣について、容易に最終処分場に搬入することが可能となることなど、コストの削減を図ることが見込めることから、市有地である最終処分場のエコの丘びばいの隣接地を第1候補として予定し、その他の候補地となる民有地については、取得費等の経費や周辺地域に与える影響などについて、調査を行うこととしたところであります。これらを踏まえ、本年5月にエコの丘びばいの近隣の民有地について現地調査等を行い、見込まれる土地の取得費や造成費、計量設備等を含む建設費や管理運営費、近隣住民への影響などについて、第1候補となる市有地と比較検討した結果、最終処分場の隣接地となる市有地が総合的に優位であると判断し、市において建設予定地を決定し、廃棄物減量等推進審議会で了承をいただいたところでございます。なお、市議会への説明につきましては、建設予定地について廃棄物減量等推進審議会で協議中であったことから、去る6月 24 日に開催いただきました議員協議会において、生ごみ堆肥化施設整備基本計画の説明の中で、建設予定地の決定について説明をさせていただいたところであります。次に、生ごみ堆肥化に伴う収集方法についてでありますが、平成 23 年から 24 年にかけて実施いたしました生ごみ堆肥化に関するアンケート調査のうち、女性団体を対象とした調査結果では、約 64%の方がごみ袋による収集を希望し、約 23%の方がバケツによる収集を希望している結果となっております。また、道内において生ごみの分別収集を実施しております他市の状況を申し上げますと、16 市中 15 市がごみ袋で、1市がバケツによる収集となっているところであります。これらの調査結果を踏まえ、本市の廃棄物減量等推進審議会においても多数の委員の方から、生ごみ排出後における空のバケツ回収に伴う手間などを省くためにも、袋による収集が望ましいとのご意見をいただいているところであります。このため、市といたしましては、これまでの燃やせるごみと同様に、袋による有料で収集させていただく基本的な考えの基に、生ごみ堆肥化施設整備基本計画書に盛り込んだところであります。次に、利雪対策について、雪の利活用の取り組みと今後の対策についてでありますが、市といたしましては、これまで美唄自然エネルギー研究会と連携し、首都圏においてデータセンター事業者などを対象とした展示会に出店しPRするとともに、この構想に興味を示していただいた企業に対しては定期的に会社訪問等を重ねてきたほか、現地視察会を開催するなど、構想実現に向け誘致活動を強化してきたところであります。これら地道な誘致活動の結果、このたび、株式会社共同通信デジタルと株式会社データホテル、美唄市の3者による包括連携協定を締結する運びとなったところであります。この協定締結後は、データセンターの実現に向け、雪量の確保や通信回線網などのインフラ整備については、3者の役割分担を明確にしていくこととしており、特に、雪量の確保については、市道のほか国道や道道の排雪、さらには、道路以外から排雪される雪も必要とされることから、今後、それぞれの道路管理者並びに市内除排雪関係者等と協議をしてまいりたいと考えております。今後の予定につきましては、9月上旬から協定2社の協力を得て、美唄ハイテクセンターで行われている道の補助金を活用した雪冷房実証試験を支援するほか、協定2社を中心としたプロジェクトでの検討などを踏まえて、事業化に向けての協議を進めていく予定であります。私といたしましては、こうした活動を情報発信しながら、雪は「やっかいもの、捨てるもの」から「集めて利用するもの」とし、市民の皆様にもさらにご理解をいただくとともに、データセンターは、税収増や雇用の創出など、本市の経済活性化に大きく寄与することが期待されることから、市民一丸となってデータセンター立地への機運をさらに高め、立地実現に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。なお、市立病院経営健全化計画の実施状況につきましては、病院事務局長から答弁させます。私からは、以上であります。

答弁 病院事務局長 高倉(病院事務局長は2013年9月まで)

市立病院経営健全化計画の実施状況につきましては、私からご答弁させていただきます。過去4カ年の患者数、経常収支、一般会計繰入金について、計画との比較で申し上げますと、初めに、患者数は平成 21 年度、入院患者数、計画2万 6,025 人に対し、実績2万 6,300 人で 275 人の増、外来患者数、計画7万 3,733 人に対し、実績7万 0,058 人で 3,675 人の減。平成 22 年度、入院患者数、計画2万 7,412人に対し、実績2万 5,296 人で 2,116 人の減、外来患者数、計画7万 1,322 人に対し、実績6万 1,282 人で1万 0,040 人の減。平成 23 年度、入院患者数、計画2万 7,487人に対し、実績2万 4,540 人で 2,947 人の減、外来患者数、計画7万 1,573 人に対し、実績5万 8,908 人で1万 2,665 人の減。平成 24 年度、入院患者数、計画2万 7,412人に対し、実績2万 4,628 人で 2,784 人の減、外来患者数、計画7万 1,573 人に対し、実績5万 3,787 人で1万 7,786 人の減となっております。次に、経常収支は、平成 21 年度、経常収益、計画 14 億 2,694 万 2,000 円に対し、実績 14億 2,954 万 9,000 円で 260 万 7,000 円の増、経常費用、計画 14 億 4,762 万 7,000 円に対し、実績 14 億 2,643 万 6,000 円で 2,119 万 1,000円の減となり、経常収支では計画 2,068 万5,000 円の損失に対し、実績では 311 万 3,000円の利益となり、2,379 万 8,000 円損失が解消され利益の発生となりました。平成 22 年度、経常収益、計画 15 億 4,714万 3,000 円に対し、実績 14 億 2,766 万 6,000円で1億 1,947 万 7,000 円の減、経常費用は、計画 16 億 6,879 万 4,000 円に対し、実績 16億 1,788 万 2,000 円で 5,091 万 2,000 円の減となり、経常収支では、計画1億 2,165 万1,000 円の損失に対し、実績では1億 9,021万 6,000 円の損失で、6,856 万 5,000 円の損失増となりました。平成 23 年度、経常収益、計画 14 億 6,128万 1,000 円に対し、実績 13 億 9,884 万 4,000円で、6,243 万 7,000 円の減、経常費用、計画 14 億 3,395 万 9,000 円に対し、実績 13 億6,318 万 8,000 円で 7,077 万 1,000 円の減となり、経常収支では、計画 2,732 万 2,000 円の利益に対し、実績では 3,565 万 6,000 円の利益となり、833 万 4,000 円の利益増となりました。平成 24 年度、経常収益、計画 14 億 6,090万 2,000 円に対し、実績 13 億 8,766 万 7,000円で、7,323 万 5,000 円の減、経常費用、計画 14 億 2,630 万 2,000 円に対し、実績 13 億6,444 万 5,000 円で、6,185 万 7,000 円の減となり、経常収支では、計画 3,460 万円の利益に対し、実績では 2,322 万 2,000 円の利益となり、1,137 万 8,000 円の利益減となっております。次に、一般会計からの繰り入れは、平成 21年度、計画どおりの3億 9,553 万 3,000 円。平成 22 年度、計画4億 9,284 万 7,000 円に対し、実績は6億 1,151 万 9,000 円で、このうち、1億 0,600 万円が前倒しで繰り入れたものでございます。平成 23 年度、計画3億 9,701 万 8,000 円に対し、実績は6億 4,801 万 8,000 円で、このうち、2億 5,100 万円が前倒しで繰り入れたものであります。平成 24 年度、計画4億 8,218 万 3,000 円に対し、実績は6億 9,568 万 3,000 円で、このうち、1億 5,000 万円が前倒しで繰り入れたものであります。24 年度末における資金不足額は、計画 13億 6,655 万円に対し、実績では9億 6,865 万円となっており、資金不足比率は計画 104.6%に対し、実績では 79.1%となっております。私からは、以上でございます。

質問 12番 小関勝教

今、それぞれ答弁いただきましたけども、何点か、自席から質問させていただきたいと思います。病院の関係で、入院、外来それから経常収支、それぞれ今報告をいただきました。入院、外来、これについては、計画当初から毎年年々減少傾向にある。さらに経常収支につきましても、それぞれ赤字が進んできているのかなと思います。その分が一般会計からの繰り入れで、3カ年で総額5億 600 万ほど前倒しで、一般会計から繰り入れを増加させております。病院経営健全化計画ですけれども、患者数の減少、さらには収益の落ち込み、これは当初計画から見ると乖離している状況でもありますし、当初計画には達成は厳しいのではないかなと、こんな思いもしております。さらに、今の資金不足については、104 から 79.1%に実績ではなったと、これは資金不足が解消されてきているわけです。これは、平成 27 年度の計画満了には、当初計画では0.7%黒字になっていくだろう、資金不足が解消されるだろうという計画になっておりますし、特にあと2年間、26 年、27 年とあるわけですけれども、これらについても、残りの2年間では、大きな一般会計からの繰り入れが計画をされておりますけれども、5億 600 万の前倒しで入れている部分を考慮しながら、この2年間での平準化の中でも、解消も必要かなというふうに思っております。これらがそれぞれ、しっかりと対応していかなければ計画達成が厳しいというふうに思っております。当然、経営健全化計画、策定する当初でありますけれども、個別外部監査を実施いたしまして、計画を策定する上で、冒頭お話をしました施設の老朽化に関する問題と幾つかの提言があったというふうに承知をしております。今後もやっぱり、提言に沿った取り組みが必要ではないかなと。また、計画終了後においても、また新たな病院の健全化計画が必要になると思います。これは、先ほど答弁がありました建替え等も含めて、慎重に検討するということもありますけども、この建替え等も含めた中での新たな健全化計画が必要になると思っておりますので、その実態に沿った計画の見直しが今後しっかりと必要になってくると思います。これらについて、市長の考え方があれば、1つお聞きをしたいというふうに思います。さらに、岩見沢、月形、美唄との広域化ですね。先ほど、それぞれ経過をお聞かせいただきました。この広域化につきましては、今後もその状況等それぞれに応じた中で、しっかりと議会の方にも説明していただきたいなというふうに思っております。質問につきましては、生ごみの堆肥化にかかる基本計画ですけども、答弁では、建設予定地について市有地・民有地等を調査し、取得費や造成費と管理費等々を検討して、最終処分場の隣接地の市有地が総合的に有利と判断したということでございます。それでは、建設の予定地の造成費それから建設等、比較をした内容等について、詳しくお伺いをしたいと思います。次に、生ごみの収集方法ですけども、現在、家庭生ごみの袋ですけれども、家庭で年間どれぐらい生ごみの負担がかかっているのか、あわせて、事業系ごみの負担額はどれぐらいになっているのか。また、生ごみの収集についてですけども、市として、市民の方々に専用ポリバケツを無償提供することによって、市民負担が軽減するんでないかな、逆に異物の混入等も少なくなって、生ごみの分別収集も期待できるんではないかなと私は思っているんですけども、先ほどは、それぞれのアンケート等の調査において、ポリ袋にしていくんだというふうに説明がありましたけど、改めて、市長の見解をお伺いしたいと思います。

答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)

小関議員の質問にお答えいたします。初めに、病院経営健全化計画についてでありますが、経営健全化計画の策定に当たっては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく個別外部監査を平成 21 年度に実施し、その意見等を踏まえて策定したところであります。今後の市立病院の方向性等につきましては、平成 25 年3月に策定した美唄市地域医療提供体制ビジョンの実現化に向け、行動計画となるアクションプランを本年度中に策定することとしており、外部監査からの検討事項にもあります市立病院の必要性と役割の明確化、老朽化施設への対応や規模、機能などの方向性について検討することとしております。また、経営健全化計画は、今年で5年目を迎えておりますが、病院を取り巻く環境の変化などから、当初計画より収支に大きく乖離が生じてきているのが現状であります。これまでも、計画の見直し変更等について国や道と協議を行ってまいりましたが、病院規模や経営形態など、大きな変更がない限り計画の変更はできない旨、指導を受けております。従って、現行計画の中において不良債務の解消に努めていくこととしております。なお、経営健全化計画の終了後の平成 28 年度以降におきましても、安定した医療サービスの提供を図るために、経営の健全化を推進しなければならないと考えているところでございます。次に、生ごみ堆肥化施設の建設予定地についてでありますが、本体工事は市有地と民有地で同額として考え、本体工事を除く建設費について比較いたしますと、市有地のエコの丘びばいの隣接市では、造成費で 1,510 万円、脱臭設備整備費で 2,260 万円、合計で 3,770万円を見込んでおります。また、民有地では、民有地を選択した場合に見込まれる土地の取得費及び用地測量、地質調査等が 1,550 万円、造成費として 910 万円、脱臭設備整備費で 3,390 万円、さらに加えて、計量設備整備費で 830 万円、水処理設備整備費で 380 万円、合計 7,060 万円が試算され、結果といたしまして、民有地を選択した場合、約 3,290 万円ほど建設費負担が多くなるものと見込んでいるところでございます。このことから、市といたしまして、財政状況を踏まえ、建設予定地については、エコの丘びばいの隣接地として決定したところでございます。次に、生ごみ堆肥化に伴う収集方法についてでありますが、平成 24 年度の家庭系ごみ袋の販売額を基にしたごみ処理手数料は、約3,970 万円となっており、年度末総世帯数の1万 2,245 世帯から算出いたしますと、1世帯当たりでは、おおむね年間 3,200 円の負担をいただいているところであります。また、事業系ごみ袋の販売額等を基にしたごみ処理手数料は、約 1,201 万円で、平成 21年7月1日付で公表された総務省・経済産業省の「経済センサス・基礎調査」による本市の総事業者数 1,197 事業所から算出いたしますと、1事業所当たり、おおむね年間1万円の負担をいただいているところであります。現在、生ごみはごみ処理手数料の負担をいただき、収集等のごみ処理経費に充てていることから、バケツの無償配布及び無償収集については、これまでのごみの有料化の経緯や市の財政状況などから非常に難しいものと考えているところであります。今後、事業の推進に当たっては、廃棄物減量等推進審議会や議会議論を通じ、取り進めてまいりたいと考えております。なお、生ごみの適正な分別につきましては、生ごみの分別辞典の作成や広報紙メロディー、ホームページの活用、さらには説明会などを開催いたしまして、市民の皆様方にご協力をいただけるよう周知に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 12番 小関勝教

それぞれ、設置場所の建設費、造成費等、差があると言うことで、このエコの丘、そういうところに決定をして進めていきたいということでございますけれども、今の、エコの丘のずっと上の方にあるんですけど、あの入り口は舗装にはなっているんですけれども、これから子どもたちが、そういう施設できたときに環境学習の見学だとか、市民の人たちが堆肥を取りに行ったりするというときに、一部分の舗装を越えたあとはそろばん道路、ガタガタ道なんですけども、あそこを通っていかなきゃいけない、冬期間でも、あそこを活用していかなければならん。今後、そういう中での市民からの苦情等が出てきたときに、はたして、あそこのところを整備し直しするとすれば、舗装していかなきゃならんということがあるわけです。今の差額は 3,000 万程度となっておりますけれども、もっともっと大きな、周辺の整備に予算が必要になってくるんじゃないかと逆に心配をしているわけです。これらのことも踏まえて、エコの丘よりももっと近い、民有地に建設すべきじゃないかなと、こう考えているんですけれども、改めて建設予定地について、市有地と民有地との比較検討する考えがあるのかないのか、市長の見解をお聞きしたいと思います。

答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)

小関議員の質問にお答えいたします。生ごみ堆肥化施設の建設予定地についてでありますが、平成 24 年度に生ごみの処理については、美唄市廃棄物減量等推進審議会から、堆肥化することが有効であるとの答申を受け、その中で「施設の整備費、維持費を検討し、市民負担が増大しないようにすること」との附帯意見をいただいているところでございます。このことから、建設予定地については、ごみ処理施設を集約することにより、建設費では既存の施設を併用できることや、管理運営費では、生ごみ残渣の最終処分場までの運搬費など、コスト削減が図られることから、市民負担が増大しないようエコの丘びばいの隣接地としたところであります。また、環境学習の施設見学についてでありますけど、現在、市内小学校による最終処分場の施設見学会が実施されており、堆肥化施設をエコの丘びばいの隣接地に建設することにより、最終処分場と堆肥化施設を一体的に見学できることが可能になるものと考えております。また、できた堆肥を希望される方々については、まちなかで求められるよう検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月18日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる