みんなの議会

美唄市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月8日

(1)地方公務員給与について/(2)福祉行政について/(3)防災行政について

2013年3月8日、美唄市議会の一般質問で、谷村知重議員が「地方公務員給与について」「福祉行政について」「防災行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、保健福祉部長 中川が答弁しました。

質問者
谷村知重 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、保健福祉部長 中川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 谷村知重

平成 25 年第1回定例会にあたり、大綱3点につきまして市長にお伺いいたします。大綱1点目は、地方公務員給与についてであります。地方公務員給与改定についてお聞きいたします。1つ目に、国家公務員の給与削減に伴い、独自削減中である本市の取り扱いについてであります。国家公務員の給与削減に伴う地方公務員の給与引き下げが、7月から実施されるとのことでありますが、平成21 年度より財政健全化計画に基づき、独自削減に取り組んでいる本市の対応についてお伺いいたします。2つ目は、地方公務員給与条例を基本に整理された各自治体の給与体系と国家公務員給与との連動についてであります。今回、国は地方自治体に対し、国家公務員給与削減に合わせた地方公務員給与を7月から削減することを前提に地方交付金等を 1.2%減とするところでありますが、地方自治体は地方公務員条例があり、その条例を基本として給与体系を整理されていることと、国家公務員給与との連動することには疑念を持っているところでありますが、このことについて、どのように考えているかお伺いいたします。3つ目は、給与の独自削減に伴う諸手当についてであります。市職員給与の独自削減に伴い、職員への諸手当にはどのような影響があるのか伺います。また、市職員組合との協議は行っているとは思いますが、理解を得られているのかお尋ねいたします。4つ目は、退職金の削減についてであります。退職金の削減問題につきましては、さまざまな報道があり、退職金の削減される前に早期退職をする、教職員等を含む公務員の退職がマスコミでも取り上げられるなど、騒がれているところであります。最近では岩見沢市の報道があったと記憶しているところでありますが、本市での退職金の扱いについて伺います。大綱の2点目は、福祉行政について2点お聞きします。1点目に、生活保護についてであります。日本の生活保護受給者の推移は 200万人を超えた第二次世界大戦後の混乱期をピークに、高度経済成長に伴って次第に減少、平成7年には 88 万人まで減っていました。しかしながら、その後は景気悪化から増加に転じ、平成 11 年には 100 万人を突破し、東日本大震災が起きた平成 23 年には半世紀ぶりに200 万人を突破、平成 24 年 11 月には 156 万7,797 世帯、214 万 7,303 人を記録し、過去最高を更新し続けております。受給者の増加に伴い、生活保護の総支給額は平成 21 年には3兆円を突破し、平成 24 年度の総支給額は3兆7,000 億円を超える見通しであります。他方による施策が複雑化しており、国や地方自治体にとって膨大な負担となり、増税問題と密着に関連し、ケースワーカーの育成も進まず、要保護者の調査及び被保護者の生活改善に向けた指導などに手が回らない状況の自治体も少なくないと思われます。そこで1つ目に、本市における生活保護の実態について伺います。1つに、全国では受給者が増え続け、国民全体の 1.7%に迫る勢いであります。本市の保護率はどうなっているか。2つに、過去5年間の保護世帯数の推移について、世帯類型別にどうなっているかお尋ねいたします。3つに、生活保護費の国と市の負担割合、市民1人当たりの負担額はどうなっているかお伺いいたします。2つ目に、生活保護者への各扶助の支給内容についてであります。要保護者の年齢・性別・健康状態等その個人または世帯の生活状況によって、各扶助が行われていると思いますが、各扶助の支給内容と金額及び構成比率について、また、一般的な年金世帯と生活保護受給者との生活費の比較についてお尋ねいたします。3つ目に、生活保護者の高齢化における医療扶助費についてであります。1つに、全国の生活保護費総額3兆 7,000 億円のうち 50%が医療扶助と言われておりますが、本市の実態はどうなっているのか。2つに、医療扶助については、国民健康保険と同等の診療内容とされておりますが、医療機関が過剰な医療行為を行っているケースはないのか。また、このことに対する実態調査は行っているのか。3つに、市内には生活保護指定医療機関はどれだけあるのかについてお伺いいたします。2点目に、恵風園・恵祥園の施設整備の計画についてであります。管内でも数少ない公設公営の施設である、養護老人ホーム恵風園と特別養護老人ホーム恵祥園につきましては、開設以来、本市の高齢福祉行政の中心的な役割を担っていただいていることと思いますし、民間施設が増えてきている現在においても高齢化の進展が著しい本市にとりましては、これからも地域に根ざした施設として、その役割を担っていただきたいと思っているところでありますが、1つ目に、各施設の建設年数と構造、耐用年数と耐震対策について。また、入居者の安全性の確保についてお伺いいたします。2つ目に、現在の入園状況について、両施設の入園状況と待機者の状況についてお伺いいたします。3つ目に、2012 年介護保険制度の改正による介護施設の制度変更の内容と、それによる入居者への影響について伺います。4つ目に、自治体施設の充実を図る上で、改築・新築計画についてですが、高齢化社会の到来により、今後さらにこのような施設へのニーズが高まってくるものと考えますが、市としてこれらのニーズに応えるため、施設の改築・新築についての考えはあるのかお伺いいたします。大綱の3点目は、防災行政について4点お聞きします。1点目に、自主防災組織の現状と市の支援状況についてであります。3.11 を契機として、市民の防災に対する意識は高まってきております。市の防災訓練においても、市民の関心の高まりを感じるところでありますが、本市の自主防災組織の組織数、組織率の推移。行政と組織の情報共有のあり方と市の支援状況、組織率向上への取り組みについて伺います。2点目は、災害弱者への対応についてであります。高齢者や障害者などのいわゆる災害弱者への対応について、災害時にみずから避難できない方については、あらかじめそのような方がどこにどれだけいるのかということを把握しておく必要があり、避難施設についてもある程度設備の整った施設でなければならないと考えるところでありますが、避難支援の方法について伺います。3点目は、公共施設等の耐震化についてであります。本市の公共施設の耐震化は厳しい財政状況から、教育施設以外ではほとんど進んでいないことは承知しているところであります。しかし、災害が発生した場合に、その対応の司令塔となる市役所が崩壊したり、使えないようになるというようなことになれば、住民を守ることはできないわけであります。優先順位を含め、計画的に進めるべきと考えるところでありますが、この度の政権交代による大型補正予算では、防災・減災対策が大きく打ち出されております。本市においては、時間的な制限や、実施計画の整った事業が少なく、対象となる事業が少なかったように思われます。耐震化の緊急性の高いものから順次実施設計、調査等を計画的に進めていくことが必要と考えますが、市長の考え方をお伺いいたします。4点目は、河川と排水路等の整備についてであります。1つに、河川築堤改修工事の現状と今後の整備計画について、私は平成 23 年第2回定例市議会でも質問いたしましたが、その後の整備状況と防災・減災対策に重点を置く最近の考え方から、今後の整備計画についてお伺いいたします。2つに、農用地の冠水被害と排水路整備計画についてであります。近年本市においては、道営ほ場整備事業をはじめとする、水田の基盤整備の進捗に伴い、これまでに比較し、田畑からの排水時間は大幅に早まり、排水路の流量、流速は著しく増加しております。加えて、昨今の集中豪雨やゲリラ豪雨とも言われる雨の降り方の変化と相まって、現状の排水施設では処理し切れない状況が各地で見られております。農用地の冠水被害も年々増加傾向となってきており、農家経済に与える影響が心配されております。今後の排水整備計画に当たっては、道営・国営農地整備事業に合わせ整備することが望ましいと考えますが、市長の考え方をお伺いいたします。以上この場からの質問を終わります。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

谷村議員の質問にお答えいたします。初めに、地方公務員給与改定についてでありますが、国家公務員においては国の厳しい財政状況及び東日本大震災の復興等に対応するため、平成 24 年度から2年間平均 7.8%の給与の削減を行っているところであります。こうしたことを踏まえ、各地方公共団体においても防災・減災事業に取り組むと共に、地域経済の一層の活性化を図ることが課題となっており、これらの課題に対応するため国家公務員の給与減額に準じた措置を講ずるよう、要請されたところであります。なお、本市においては、財政健全化計画に基づき、平成 21年度から職員給与の独自削減を行っており、平成 25 年度では国の削減率を上回る平均10.3%の削減を行うこととしており、国に準じた給与削減は実施しないものであります。次に、地方公務員の給与と国家公務員の給与についてでありますが、地方公務員の給与は条例で定めることとされており、生計費、並びに国及び他の地方公共団体の職員、並びに民間事業の従事者の給与、その他の実情を考慮して定めなければならないとされていることから、本市においては、基本的には国家公務員の給与に準ずることとしております。しかしながら、今般、国家公務員の給与削減に合わせ、地方公務員の給与の削減を求めると共に、地方交付税の削減を決定したことは、これまでの地方自治体の給与等、人件費削減の取り組みを顧みることなく、一方的に決定された措置であり、北海道市長会としても容認できないものとして本日意見表明することとしております。次に、本市の給与独自削減に伴う各種手当への影響についてでありますが、給料月額の減額に連動する手当は時間外勤務手当、休日勤務手当、夜間勤務手当、期末手当、勤勉手当があり、期末手当については支給率の引き下げも行っているところであります。なお、給与独自削減措置に関しましては、毎年度職員組合に提案をし、合意のもとで実施しております。次に退職金の削減についてでありますが、国においては、官民格差を解消するため本年1月から9カ月ごとに段階的に支給率を引き下げ、平成 26 年7月には約 14.9%平均 402 万 6,000 円の引き下げを行うこととしております。本市は北海道市町村退職手当組合に加入しており、職員の退職手当は、同組合から支給されておりますが、退職手当組合では国家公務員に準じて支給率の引き下げを決定しており、平成 25 年4月から1年ごとに段階的に支給率を引き下げ、平成 27 年4月以降に退職する場合国家公務員と同じ支給率となります。次に、福祉行政について生活保護についてでありますが、生活保護受給者と年金生活者の生活費の比較については、65 歳の2世帯で比較しますと、国で定めている最低生活費については、家賃も含め月額 12 万9,620 円となっており、保護を受けない年金生活者では、国民年金を満額受給している方2人分で月額 13 万 1,082 円となりますが、医療保険料や介護保険料等の公的な負担、医療費等も含めると、実際の生活費は保護受給者と同等か若しくはそれ以上の生活費になることも考えられます。次に、生活保護者の高齢化による医療扶助についてでありますが、高齢者の医療扶助額については把握しておりませんが、近年は扶助額も減少傾向となっているものの生活保護費全体に占める医療扶助費の割合は、依然として高い数値となっております。また、医療機関での過剰な医療行為に対する実態調査についてでありますが、毎月検査内容や投薬内容に対する医療審査や、生活保護のレセプト点検を行い、医療の適正実施に努めているところでございます。また、生活保護の指定医療機関についてでございますが、本市における病院・歯科医院・調剤薬局においては、すべて指定医療機関となっているところでございます。次に、恵風園・恵祥園の施設整備の計画についてでありますが、建設年数につきましては、恵風園が昭和 53 年の改築後 34 年、恵祥園につきましては、昭和 52 年の開設後 35 年が経過しており、両園とも鉄筋コンクリート造りで法定耐用年数は 50 年となっております。また、耐震対策についてでありますが、平成8年に実施いたしました施設耐震診断調査では、両園とも昭和 56 年の新耐震基準を満たしていないとの診断結果でありました。今後につきましては、美唄市公共施設耐震化庁内検討委員会において耐震化対策に向け検討してまいりたいと考えております。入所者の安全性の確保につきましては、両園とも低層建築ではありますが、昼夜を問わず生活する場でもありますことから、火災等を想定した避難訓練や消防の危機管理マニュアルに基づく安全確保の徹底により、安心・安全な施設管理に努めているところでございます。次に、現在の入園状況についてでありますが、本年2月末現在で恵風園では定員 110 名のところ 71 名が入園されており、恵祥園では定員 59 名のところ 57 名の方が入園されております。また、待機状況につきましては、恵風園には待機者はおりませんが、恵祥園では102 名の方が待機されております。次に、国の養護施設の制度変更についてでありますが、平成 24 年度では介護報酬について改定があり、内容といたしましては、入所者の重度化に対応する施設の重点化、機能強化を図るなど新たなサービス提供に対し、要介護度別に報酬が上がる内容となっており、既存のサービス報酬については減額となりました。なお、恵祥園においては、新たな施設整備等の課題もあり、新規のサービスの実施ができないことから、入所される方の利用料は軽減されたものとなっております。次に、施設の改築・新築計画についてでありますが、両園とも 50 年の耐用年数内ではありますが、施設の老朽度や入所者ニーズに対応した施設となっているか検証することは重要なことと考えております。今後ますます高齢化が進む本市におきましては、施設ニーズはより高まりを見せてみせていくものと考えており、両園については、施設のあり方も含め、美唄市地域福祉計画や高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画など福祉政策の中で施設ニーズの動向も踏まえながら、総合的に検討を進めてまいりたいと考えております。次に、防災行政について、自主防災組織の現状と市の支援状況についてでありますが、市内の自主防災組織は平成 11 年度から結成され、現在 12 団体 943 世帯となっており、組織率は 8.2%と全国・全道平均と比較しますと、非常に低い率となっております。自主防災組織への必要な情報共有については、十分とは言えない状況となっており、今後、関係機関と連携をし、情報共有の確立や情報伝達訓練の実施についても検討してまいりたいと考えております。また、災害時において共助を基本とした自主防災組織の活動は、被害を軽減させるのに極めて重要なものと考えており、市といたしましては、防災資機材の貸与・更新、防災訓練などの支援、防災の出前講座及び研修会を実施するほか、広報紙メロディーなどで啓発を行い、組織率向上に努めてまいりたいと考えております。次に、災害弱者への対応についてでありますが、市といたしましては社会福祉協議会、民生児童委員と連携し、平成 23 年度に災害時要援護者マップを策定するなど、実態把握に努めているところでございます。また、福祉避難所の指定は、現在行っていないところでありますが、関係機関との協議も行っており、協定締結を含め、避難所の指定に向けて取り組んでまいりたいと考えております。なお、避難支援の方針につきましては、美唄市地域防災計画に基づき、緊急連絡体制の整備、避難誘導体制の確立、防災教育や訓練の充実に努めてまいりたいと考えております。次に、公共施設等の耐震化についてでありますが、本市には耐震改修促進法に規定する特定建築物のうち、耐震化が完了していない市庁舎、市立病院、市民会館、恵風園・恵祥園の4施設がございます。これらの施設につきましては、災害時には重要拠点施設となることから、耐震化の必要は高いものと考えており、国の地震防災緊急事業5カ年計画では、平成 27 年までに整備することとしておりますが、現在美唄市公共施設耐震化庁内検討委員会の中で耐震化について具体的に検討してまいりたいと考えております。次に、河川と排水路等の整備についてでありますが、石狩川本流については、堤外側が美浦大橋などの周辺を残し、整備が完了しておりますが、中村農場築堤については、提内側が未整備となっており、現在整備に向けた検討がされているところでございます。第二幹川についてはおおむね築堤の盛土が完了しており、今後は地盤沈下を確認しながら随時築堤の盛土を進めると伺っております。奔美唄川については、各種調査等がおおむね完了し、築堤の整備に向けた用地買収や物件補償を行うと伺っておりますが、現在未着手となっているところでございます。産化美唄川については、おおむね築堤の整備が完了し、現在も計画的に河道の掘削が進められているところであります。これら河川の早期完成に向け、本年2月 22 日に美唄市石狩川水系治水促進期成会とともに、国へ要望活動を行ってきたところであります。なお、中村農場築堤の整備促進については、今後各関係自治体で構成しております、石狩川治水促進期成会の中央要望重点項目への登載に向け、取り進めて行くほか、これまで以上に期成会と共に、国などへ要望活動を行ってまいりたいと考えております。次に、農地の冠水被害と排水路整備計画についてでありますが、大雨による市内排水機場の運転状況は平成 22 年度が延べ 14 日間、平成 23 年度が延べ 26 日間、平成 24 年度が延べ8日間となっているほか、農地の冠水面積は平成 22 年度が7ヘクタール、平成 23 年度が 36 ヘクタール、平成 24 年度が 31 へクタールとなっているなど、今後においても大雨などによる排水機場の稼働や冠水面積の増加が予想されます。このため、市といたしましては、排水機場の集水路や基幹排水路の浚渫及び雑木の伐採などを計画的に実施し、排水機能の維持保全に努めてまいりたいと考えております。また、国営かんがい排水事業等で整備した基幹排水路の改修等につきましては、国営・道営かんがい排水事業により整備ができるよう関係機関に働きかけていくほか、国営農地再編整備事業の地区内においては、排水路の流下量の軽減策などについて、国へお願いをしてまいりたいと考えております。なお、本市における生活保護費の実態並びに各扶助の支給内容と金額及び比率につきましては、保健福祉部長から答弁させていただきます。私からは以上でございます。

答弁 保健福祉部長 中川(保健福祉部長は2013年3月まで)

本市におけます生活保護の実態並びに各扶助の支給内容と金額及び比率については、私から答弁させていただきます。生活保護についてでありますが、本市の生活保護の保護率につきましては、昨年 12 月末現在で、31.4 パーミルとなっております。また、過去5年間の世帯類型別の保護世帯数は平成 20 年度、高齢者世帯 283 世帯、母子世帯 45 世帯、傷病世帯 157 世帯、障害世帯66 世帯、その他世帯 62 世帯で合計 613 世帯。平成 21 年度、高齢者世帯 287 世帯、母子世帯 43 世帯、傷病世帯 152 世帯、障害世帯 76世帯、その他世帯 66 世帯で合計 624 世帯。平成 22 年度、高齢者世帯 287 世帯、母子世帯 45 世帯、傷病世帯 135 世帯、障害世帯 76世帯、その他世帯 73 世帯で合計 616 世帯。平成 23 年度、高齢者世帯 284 世帯、母子世帯 42 世帯、傷病世帯 122 世帯、障害世帯 79世帯、その他世帯 79 世帯で合計 606 世帯。平成 24 年度は昨年 12 月末時点でございますが、高齢者世帯 287 世帯、母子世帯 45 世帯、傷病世帯 143 世帯、障害世帯 78 世帯、その他世帯 45 世帯で合計 598 世帯となっております。次に、生活保護費の国と地方との負担割合につきましては、全体扶助額の4分の3が国庫負担金で措置され、残りの4分の1は市が負担しておりますが、地方交付税で措置されるものでございます。また、市民1人当たりの金額にいたしますと、平成 23 年度決算額で一般財源が2億 4,180 万 1,000 円となっており、一人当たり 9,530 円となりなります。次に、生活保護の各扶助の支給内容と平成23 年度の支給額及び支給率についてでありますが、扶助内容によって8つの項目に分けられており、扶助別に申し上げますと、生活扶助につきましては食事や被服費、光熱水費等で4億 2,887 万 3,000 円、支給率 34.5%。住宅扶助につきましては、アパート等の家賃で1億 386 万 1,000 円、支給率 8.3%。教育扶助につきましては、義務教育を受けるために必要な学用品費で 723 万 8,000 円、支給率0.6%。医療扶助につきましては、医療サービスの費用で6億 8,115 万 4,000 円、支給率54.8%。介護扶助につきましては、介護サービスの費用で 1,652 万 8,000 円、支給率で1.3%。生業扶助につきましては、就労に必要な技能の習得等に係る費用で 483 万 5,000 円、支給率 0.4%。出産扶助と葬祭扶助につきましては、それぞれ出産にかかる費用や葬儀にかかる経費に充てられるもので、葬祭扶助費は 143 万 6,000 円支給率 0.1%。出産扶助についてはなかったところでございます。以上でございます。

質問 3番 谷村知重

それぞれ、お答えいただきましてありがとうございます。自席から何点か質問させていただきます。初めに、公務員給与についてでありますが、市職員の皆様には平成 21 年より財政健全化計画に伴い、給与の独自削減という厳しい条件のもと、市民のためにご尽力いただいていることに対し、敬意を表するところであります。財政健全化計画の着実な実行により、職員の給与を含めた労働環境の復活と改善は急務であると考えるところでございます。情熱と意欲を持って働く職員がいてこそ、元気なまちづくり、確かなまちづくりをリードしていただけると確信しております。その実現に向け、市長の手腕に期待すると共に、市民が一丸となって目標達成に邁進しなければならないものと考えてるところであります。この件につきましては、答弁はいりません。次に、生活保護についてお聞きします。1点目に、保護世帯の推移をお知らせいただきましたが、この数字を見る限り就労支援により稼働を開始し、自立につながる保護者もいるかと思われますが、本市の就労支援の内容についてお伺いいたします。2点目に、社会福祉法では、生活保護を担当する現業員いわゆるケースワーカーを市部では 80 世帯に1人、町村部では 65 世帯に1人を配置することを標準数として定めているわけですが、本市のケースワーカー1人当たりの担当世帯数について伺います。3点目に、生活保護者に対する市民からの通報についてでありますが、通報件数とその調査体制についてお伺いいたします。次に、恵風園・恵祥園についてでありますが、ただいまの答弁によりまして、おおむね理解したところでありますが、今後ますます高齢化が進む本市におきまして、施設ニーズを的確に捉え、総合的な福祉施策の中で議論し、市民の安全・安心な福祉生活につなげていただきたく思うところでございます。この件につきましても、答弁は必要ありません。以上で私の質問を終わらせていただきます。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

谷村議員のご質問にお答えいたします。本市における就労支援の取り組み内容についてでありますが、被保護世帯の自立に向け、平成 15 年度から就労相談員を配置し、その後、平成 17 年度からは就労支援プログラムとして、生活保護受給世帯の中で就労支援を必要とする方について本プログラムの登録の上、専門的な立場から助言・協力を行う機能を整備し、ケースワーカーと就労支援、ハローワークと連携を図りながら、組織的に支援できる体制を確立し、就労意欲の向上と就労の実現を図っているところでございます。さらに平成 22 年度からは、就労支援員を1名増員し、コアビバイ内に開設している美唄市ふるさとハローワークと本庁舎にそれぞれ支援員を配置の上、事業を継続しているところでございます。また、就労支援プログラムの内容としましては、求人情報の提供は勿論、就労相談や履歴書の書き方や生活上の就労阻害要因の相談など、就労全般に対する支援や各種資格取得のための扶助をしているところでございます。この就労支援に対する評価といたしましては、現状の市内の雇用情勢から早急に就労に結びつくことは大変厳しい状況でありますが、稼働開始者の実績も多く、稼働開始し自立に至るケースもあり、道からも一定の評価を受けているところでございます。次に、ケースワーカー1人当たりの世帯数でございますが、1月末の時点で 74 世帯となっており、法定数を満たしている状況でございます。次に、生活保護受給者に対する市民からの苦情や通報については、稼働収入の未申告や車両の使用、遊興娯楽施設への頻繁な出入りについてなど月に1件程度あり、通報後の対応については、被保護者本人からの聞き取りは勿論、事業主への稼働の有無についての照会や税務調査、必要に応じケースワーカーのみならず地区民生委員に対し、日常生活の動向についての確認依頼など必要な措置を講じているところでございます。なお、悪質な案件については、生活保護法上、保護の停止や廃止の措置、罰則規定もあるところでございます。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月8日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる