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美唄市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日

(1)財政運営等について/(2)防災・危機管理対策等について/(3)道道美唄富良野線の整備について

2012年12月10日、美唄市議会の一般質問で、土井敏興議員が「財政運営等について」「防災・危機管理対策等について」「道道美唄富良野線の整備について」について質問し、市長 髙橋幹夫が答弁しました。

質問者
土井敏興 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 土井敏興

平成 24 年第4回定例会に当たり、私は大綱3点にわたりまして、市長にお尋ねをいたします。大綱1点目は、財政運営等についてでありますけども、その1つ目は、本年度の決算等の見込みについてでありますが、一般会計についてまだ残すところ約4カ月ほど期間があるところでありますが、現時点において、この先の特別交付税等の状況があるとはいえ、ほぼ普通交付税についても見えてきたわけでありましょうし、本市の現状や経済の動向等からして、収支均衡を含め、どのように見通しておられるのか。また、市立病院の事業会計につきましても同様に、主な事業の取り組みと実績についてもあわせてお知らせをいただきたいと思います。その2つ目に、来る平成 25 年度の予算編成及び施策等の考え方についてでありますが、もう既に基本的な柱となる施策については、ほぼ決められていることと思いますが、第6期総合計画における前期計画の中間年、さらには財政健全化計画及び市立病院の経営健全化計画の後半年にも当たる極めて重要な意味を持つ大事な年度を迎えるわけであります。そこで、直近、あるいは喫緊の課題踏まえた中長期的課題それらの整合を図りながら、市民の皆さんの福祉の向上や安心そして安全な生活環境の確立に向けて、さまざまな創意工夫やまた市長を先頭に職員各位の限りないご苦労があると理解するところでありますが、着実な歩みを進めるためにも、財源確保の対応を含めた重点的な考え方や展開しようとする方向性や具体的な施策等についてお伺いをいたします。その3つ目は、本年度の国における地方財政対策についてでありますが、国においては、決まり文句のように地方財政対策は唱え、地方、地域の発揚が基幹であるかのように発言を重ねているところでありますが、一方、国の財政基盤についても極めて厳しく、赤字国債の発行によって、何とか収支の均衡を保っているのが現状であると言わざるを得ないところであります。そうした中において財政基盤が脆弱な本市を初めとする地方自治体においては、地方交付税や各種補助金がわずかでも減額されると、幾ら綿密な計画のもとに、財政健全化に取り組んだとしても、当初計画との間に狂いが生じ、適宜見直しをしつつも、財政指標に悪影響を来すことになるのではないでしょうか。先般の交付税等の遅延によって、本市も市中銀行より一時借り入れを起こすなど、金額の大小にかかわらず借入金利の- -44負担を生じているのではないかと思うところでもあります。まさに国において、決められない政治のつけが地方自治体財政に深刻な事態を及ぼすことを如実に表しているわけであります。よって、しっかりと自治体運営が継続していけるよう、より一層国が責任を持って地方対策に力点を置くよう強く望むべきと考えますが、市長のお考えをお伺いをいたします。大綱の2点目は、防災危機管理対策等についてでありますが、その1点目は、暴風雪害等による大規模停電等への対策についてであります。先月 27 日から 28 日、そして今月6日から7日にかけての2度にわたり爆弾低気圧とも言われる猛烈な低気圧が北海道を襲い、ことに胆振・日高地方を中心に猛威を振るい、この暴風雪により、5 万 6,000 戸にも上る大停電を引き起こし、極めて甚大な被害をもたらしたことはまさに記憶に新しいところであり、被害に遭われた方々に対しましては、心よりお見舞いを申し上げるところであります。今回の被害については、冬の時期ということもあり停電と同時に特に暖房が使えなくなる等、また断水や交通網もストップし、さらには携帯電話についてもつながりにくくなったとされ、まさに停電が大きな引き金となり、市中においては、ガソリンスタンドも給油ができなくなり、スーパー、コンビニなども休業や閉店繰上げ、病院についても、外来患者や入院患者の対応に大混乱を起こすなど、いわゆるライフライン等に多大な影響を及ぼし、また市民においては、自宅にいながら陸の孤島と化し、昨年の東日本大震災の教訓が冷めやらぬとはいえ、現実にはいかに日常における個々の生活が脆弱なものであるか、改めて思い知らされた感がぬぐえないところであります。よって、次の2点について美唄市においてこうした暴風雪害による大規模な停電が発生した場合、どのように対策を講じ、対処されるのかお伺いをいたします。1つは、市民への周知及び対処方策等について。2つ目には、市立病院の対応とその措置について。次に、中項目の2点目は、エレベーターによる事故についてであります。去る 10 月 31日石川県において痛ましい事故が発生するなど、事故の大小を問わず、近年エレベーターの事故が多く発生というところであり、ことにシンドラー社製のエレベーターの事故が中心のようであり、美唄市の管理するエレベーターについては、該当はないようでありますが、しかし、いつこうした事故が起こらないとはいえないわけであります。よって、市の管理するエレベーターが設置されている主な施設とその総数、そしてその設置が早い施設と最新に設置した施設の設置年次についてお尋ねをいたします。次に、日常の点検や定期検査はどのように行われ、また、その結果による部品等の交換の状況は、どのようになっているのか。さらには、故障または停電等が発生した場合における対応はどのようにされているかもお伺いをいたします。また、09 年に建築基準法が一部改正されたところであり、安全基準について見直しがありましたが、本市のエレベーターの対応はどのようになっているか。その状- -45況についてもお伺いをいたします。大綱の3点目は、道道美唄富良野線の整備についてでありますが、その整備に向け、国の所管から道の所管へと移り、そのスピードは徐々に上がってきているとも伝えられてるところでありますが、まず最初に、整備事業の進捗状況と完了の見通しについてお伺いをいたします。次に、道道美唄富良野線の整備について、去る 10 月5日北海道議会第3回定例会最終日、本会議の場において予算委員長から報告のありました議案第 28 号道道美唄富良野線の整備に関する工事請負契約締結の件について、某議員より多くの市民から要望はなく、工事費も膨大であるとのことから、反対討論の発言、要旨が議事録に載っていたところでありますが、ここで示されている多くの市民から要望はなくての発言は、どのような確証に基づいての御発言かは伺い知れませんが、市民も早期完成を望んでいるでありましょうし、工事の進捗状況の確認や早期完成を希望する声こそあれ、明らかな反対発言はないものと理解しているところであります。よって、私としては、看過することのできない発言であるととらえているとこでありますが、市長としての御見解をお伺いいたしまして、この場からの質問を終わります。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

土井議員の質問にお答えいたします。初めに、財政運営等について平成 24 年度決算見込みについてでありますが、一般会計の実質収支の見通しといたしましては、今後の特別交付税の配分や除排雪経費、燃料費等の動向など不確定要素はありますが、現時点で歳入面では、市税については、予算額に比べ増収が見込まれるものの、普通交付税については、約 1 億 9,000 万円の減収となったほか、各種交付金についても、減収が見込まれるものと考えております。このため、収支均衡に向け、歳入の確保と歳出の効率的執行等に最大限努めるよう、周知徹底を図り、現在、全庁的に取り組んでいるところでございます。次に、病院会計の平成 24 年度決算見込みについてでありますが、収入は、入院及び外来患者数の減少から、医業収益は計画より下回る見込みですが、一方で、支出も人件費や診療材料費など費用も、縮減されることや、今般の繰入金増額補正を加え推計いたしますと、経常損益、単年度資金収支額、資金不足額及び資金不足比率について、いずれも計画を上回って達成する見込みでございます。特に、本年2月に常勤内科医師 1 名を確保したことにより、救急外来等において軽症及び中等症患者の入院対応が一定程度可能となったところでございます。また、新たな取り組みとして、小児科をより身近な存在として感じ、地域医療の必要性や市立病院の役割についても、認識していただくことを目的に、子どもと保護者を対象とした「親と子のふれあい祭り」事業を開催したことにより、病院と参加者のコミュニケーションが図られたところでございます。このほか看護師・栄養士・社会福祉士による健康相談事業を実施するなど、活動の拡充を図ったところでございます。次に、収益確保の方策につきましては、患者動向が市内ほかの医療機関の状況や国保の統計など、総体的に減少傾向にありますこと- -46から、今後は診療体制の充実を図ると共に、介護施設をはじめ、砂川市立病院などの中核病院と連携を強化し、回復期や長期療養患者等の受入を図ってまいりたいと考えております。次に、平成 25 年度予算編成の要旨と財源対応の考え方についてでありますが、平成 25 年度の予算編成方針については、市の財政状況として、今年度の普通交付税の決定額が当初予算に比べ大幅な減となったこと、また平成25 年度の普通交付税も増額が期待できない状況などを踏まえ、厳しい予算編成になる事を前提とし、財政健全化計画における財政推計の範囲内で厳密かつ的確な予算査定等を行うこと、並びに国・道の施策事業などを把握すると共に、地方財政対策などを十分踏まえ、予算編成を行うことを示したところでございます。重点施策の展開方向としては、地域経済の活性化、自然環境・生活環境を含めた環境の整備、安全・安心の確保、人づくりの4つを示したところであり、基本的な考え方として、びばい未来交響プランにおける都市像の実現を目指し、環境に配慮しながら、産業間連携による経済振興や、安全・安心な暮らしに立脚した市民生活の向上に向け、事業の抜本的な見直しのほか、事業の選択と集中を図りながら、財政健全化計画、市立美唄病院経営健全化計画とともに、びばい未来交響プランの着実な推進を図ることを掲げたところでございます。次に、国の地方財政対策による本市財政への影響についてでありますが、平成 24 年度地方財政計画に基づき、地方交付税前年度対比0.5%増で、東日本大震災分は、別枠という国の方針を踏まえ、同計画の増減率を反映させ普通交付税、地方譲与税、各種交付金等の歳入予算を計上したところですが、今年度の普通交付税決定額については、基準財政需要額の算定の中で生活保護費や社会福祉費の単位費用が増える一方で、本市の生活保護受給者の減少や、道路橋梁費をはじめとする単位費用の減額、事業費補正の算定基準の見直しなどにより、予算額に比べ大幅な減収となったほか、各種交付金についても減収と見込んでるところであります。次に、財政指標に及ぼす影響についてでありますが、地方交付税の減額が今後も行われますと、実質公債費比率及び将来負担比率については、地方交付税など指標の分母を構成する標準財政規模が小さくなることから、指標が後退することとなります。私といたしましては、さまざまな歳入増加策、歳出削減策など、財政健全化に向けた取り組みを推進してるとこでありますが、極めて厳しい財政状況にありますので、今後とも持続可能な自治体経営が出来るよう、地方財政の拡充など、国に強く要望してまいりたいと考えております。次に、防災危機管理対策等について、暴風雪害等による大規模停電等への対策についてでありますが、初めに、市民への周知につきましては、復旧見通しや避難所の開設など、情報伝達に遅れがないよう的確な情報を広報車や自治会及び自主防災組織などを通じ、周知してまいりたいと考えております。停電時に市庁舎には、電源を確保する非常用自家発電装置の設備がされてない事から、電灯、コンセント、暖房機、電話などが使用できない- -47ことが予想され、その対応について検討していかなければならないと考えております。大規模な災害が起きた場合における避難所を中心とした食料やポータブルストーブ、発電機などの防災資機材等の備蓄については、一定の目標値を設定し、年次事に整備をしているところであり、流通備蓄との組み合わせで非常時の備えとしていきたいと考えております。また、各家庭においても水や食料、簡易コンロ、ポータブルストーブなどの備蓄の必要性について、周知してまいりたいと考えております。次に、市立病院における対応等についてでありますが、停電時は、非常用自家発電の稼働により、非常用電源として電力を供給することとしており、その供給範囲は、停電により生命・身体に影響を及ぼす可能性の高い、透析センターや手術室は通常とほぼ同様に使用できるほか、人工呼吸器や生体情報モニターなどを使用している病棟についても、支障を来さないものとなっております。また、暖房設備やエレベーター、防災設備につきましても、使用可能となっております。一方、外来につきましては、非常用電源を設備している救急外来、整形外科を除く診療科は、医療機器の使用が制限されるとともに、レントゲンや血液等の検査装置も稼働ができない状態になります。また、停電が長期化する場合、非常用自家発電機の備蓄燃料で連続して使用できる時間は、6時間から7時間程度となっておりますことから、給油体制を整え、長期使用に対応してまいります。なお、現在の非常用自家発電機につきましては、平成 13 年度に更新したものでございます。次に、エレベーター事故を踏まえた公共施設及び医療施設への対応についてでありますが、現在、市が保有しているエレベーターは、市庁舎、市立病院、市営住宅及びコスモス通り等 11 施設で 13 基が設置され、そのうち市庁舎が最も古く、昭和 50 年に設置し、次に、市立病院が昭和 63 年に全面更新しております。また、最も新しいものは有為団地 1 号棟で、平成 18 年の設置となっております。保守・点検等については、専門業者により建築基準法の定期報告による点検を年1回行うほか、月1回の保守点検を行っており、メインロープや、制御盤等主要部品については、部品の磨耗及び劣化の状況を把握し、計画的に交換などを行っております。また、故障や停電による閉じ込め事故等の対応については、保守点検業者の管制センターが常時監視体制をとっており、非常停止の際には、速やかに復旧作業が行われることとなっております。また、市立病院には2基設置されており、毎年病院職員及び夜間警備員が保守点検業者から救出作業について研修を受け、万が一の場合に備え、迅速な対応ができるよう努めております。関係法令については、建築基準法を施行令の改正により、平成 21 年9月 28 日以降に着手されたエレベーターについては、安全装置の設置が義務づけられており、また、国土交通省からは既存エレベーターの一層適切な安全性を図る旨の通知が出されているところでございます。また、本市が保有するエレベーターは、新たな基準を満たしておりませんが、今後、国における安全対策などの動向を見きわめ、適切な安全管理に努めてまいりたいと考えております。- -48次に、道道美唄富良野線の整備について、整備事業の進捗状況と完了の見通しについてでありますが、道道美唄富良野線は、延長 56.6キロメートルのうち約 47 キロメートルが平成 23 年度までに完成しており、進捗状況では、事業量ベースで約 83%となっており、幌子道路約5キロメートルとスキー場から美唄ダムまでの約5キロメートルが、それぞれ未整備区間となっており、全開通は平成 30 年予定と伺っております。次に、道議会第3回定例会における道道美唄富良野線整備に関する、反対発言に対する見解についてでありますが、道道美唄富良野線は、美唄市の国道 12 号を起点として芦別市へ国道 452 号を経て、富良野市の国道 38 号に至る路線で、上川地域と石狩・空知地域を最短で結ぶ路線であり、地域経済の活性化や産業振興のほか、観光アクセスの強化など、広域的な交流の軸として、沿線地域や地域住民の期待は、大変大きいものとなっており、この新たな交通ネットワークの構築は、地域振興並びに災害時での物流機能の強化など、果たす役割は極めて高いものと考えております。早期完成に当たりましては、美唄市、芦別市、富良野市の各市長、市議会議長、商工会議所会頭を構成員とした整備促進期成会により、奈井江町、浦臼町、月形町の3町と、今年度から新たに上富良野町、中富良野町、南富良野町、占冠村の4町村の賛同を得て、10 月 31日に北海道へ要望活動を行ってきたところでございます。平成 24 年 10 月5日の道議会本会議で議員の発言の中に、多くの市民からの要望はないとの反対発言がありましたが、美唄市民をはじめ、周辺地域住民も早期の完成を望んでおり、このような発言は、本市といたしましても、大変遺憾であると思っているところでございます。以上でございます。

質問 13番 土井敏興

それぞれお答えをいただいたところでありますけれども、重ねて何点かお尋ねをさせていただきたいと思います。質問に入る前でありますけれども、先ほど同僚議員の方からも発言がありましたけれども、まさに今、総選挙の最中でありまして、振り返ってみますと、3年前に民主党政権が誕生し、掲げたマニフェストについて、多くの国民皆さんから支持にいただいたところでありますけれども、3年という時間の経過の中で、非常に残念でありますけれども、なかなかその多くが達成をし得なかったという事から、国会におきましても大きな混乱の中で、このたび、解散総選挙となったわけでありますけれども、そういった混乱の状況の中で、国民の多くの皆さん方がどう望んでいるかということもありますけれども、実に政党数が大乱立をするというような状況の中で、私たち国民からすると、どの政党が私たちの主張に近いものであるかということの選択が、逆に難しくなってくと言えるような状況ではないかと思いますけれども、それに向けて私どもはしっかりとした改めて選択の目を打ちながら、どういった政権が私たちの要望、あるいは意見というものを聞き届けていただいてですね、着実な国政の進展に向けて、当たっていただけるのか、というところの動向を注目をしなければならないというふうに思っておりますけれども、そういった形の中で、結果如何によってはですね、いわゆる地方においても大- -49きな影響を受ける極めて重要な状況ではないかというふうに思っているところであります。それでは、まず財政にかかる点について、お尋ねをさせていただきたいと思いますけれども、今ほど平成 25 年度予算編成方針につきまして、市長の方から4点にわたってですね、重点施策の展開方向につきましてお示しをいただいたところでありますけれども、しかしながら、今1つ私として理解するに至らないところがあるものですから、改めてその具体的な取り組みの内容について、お伺いをさせていただきたいというふうに思います。また、病院につきましても、今まさに、経営健全化計画達成に向けて、あらゆる努力を傾注されているというふうに思うわけでありますけれども、そういった中においても診療体制、医師の確保、せき損センターとの協議、さらには救急を含めた地域医療体制構築など、その課題は山積をし、いずれも優先順位をつけがたい、重要な課題であるわけでありまして、計画終了年までには明確にその道筋をつけなければならないと思うところであります。債務の回収についても、現在のところは、計画の前倒しで順調に進められているところでありますけれども、もちろんこのことも着実に進めていかなければなりませんが、これらもまさに大事なことではありますけれども、私はより重要なのは、市にとっては計画終了後の地域医療体制を基本とした病院の在り方、そして市民にとってもその行方というものが、最大の関心事でもあるわけであります。よって、地域医療に係るビジョンの素案も策定されたところでありますけれども、この計画が終了以降、市長としてどのように考えておられるのか、重ねてお伺いをいたしたい。さて、財政全般についてでありますけれども、ことに財政健全化市立病院経営健全化についてでありますけれども、いずれの計画も折り返し地点を過ぎようとしており、今後見通す中で、いわば山場となる時期を迎えているのではないかと思うところでありますけれども、先ほど申し上げましたが、計画達成に向け、市役所内部機構改革も視野に入れながら、市長筆頭に職員一丸となって心血を注がれ、大奮闘中でありますけれども、これら2つの計画が終了することで達成感とともに、集中が途切れ、金属で言うならば金属疲労、人間に例えるならば疲労骨折とも言える状況を迎えるおそれはないか。ことに現状から見て、総体的にはいわゆる借金等についてはですね、減少傾向にあるわけでありますけれども、一方においては、財政力指数や実質公債費比率等については、徐々に悪化の傾向を示しているなど、予断を許さぬ状況にあると言えるのではないでしょうか。さらに、今後においては、人口の減少、中でも労働人口の減少や経済基盤の弱体化が懸念され、そのことが財政にも大きく影響し、大事に至る自体も危惧されるところでありますが、こうした状況をどのように乗り越え、持続可能な経営をお考えなのかお伺いをいたします。次に、防災危機管理対策の関係についてありますけれども、まず、今回の暴風雪害における大規模停電を受けて、本市において、それら対応マニュアルが策定をされているでしょうか。もし、されていないとするならば、早急に取り組むべきと考えますけれども、それらについてのお考えをお伺いをいたします。- -50また、起債の程度が大きくなるにつれ、公共施設においても被害が生ずることから、適切で迅速な対応が困難を来すおそれもあり、よって、災害発生直後の人命救助や初期の消火活動は極めて重要であるため、自主防災組織などの協力が不可欠なものと考えるところでありますけれども、残念ながらその組織化については余り進んでいるようではありませんが、その現状と今後についての取り組み方についてお伺いをいたします。加えて、スキー場やゆ~りん館などの市有施設についての停電時の対応や災害発生時に使用される地区の避難所に配置する防災資機材の整備計画と、それらの点検状況やことに災害時における発電機等の燃料類の確保についてはどのようになっているのかもお伺いをいたします。次に、エレベーターについてでありますけれども、市が管理するエレベーターにおいてこれまで閉じ込められたり、あるいはドアに挟まれたりとかの事故等の発生はなかったのか。また、設置年次の早いエレベーターについては、改修あるいは更新などの予定はどのようになっているかについてもお尋ねをいたします。次に、道道美唄富良野線にかかる道議会における発言についてでありますけれども、今ほど、市長より遺憾である旨のご発言をいただいたところでありますけれども、道道美唄富良野線の早期完成に向けて、近隣、関係自治体の賛同を受けることになったことなどは、まさにこの路線が沿線自治体や周辺地域にとっても重要であることのその証左であり、新たな観光開発や地域経済の再生が期待されることからしても、市民にとっては1日も早い、完成が望まれているところであり、その最中にこのような発言がなされたことはいかんとも許しがたいところと思うわけであります。ことに、多くの市民からの要望はなくとのこの発言の根拠の確認も含め、その状況によって、抗議に値するものと思うとこでありますが、改めて市長のお考えをお伺いをいたします。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

土井議員の質問にお答えいたします。初めに、平成 25 年度予算編成における重点施策の展開の方向の具体的な考え方についてでありますが、1つ目の地域経済の活性化では、基幹産業である農業を振興するため、基盤整備事業の推進を図るほか、水稲や畑作の生産振興に向けた取り組みを進め、農業経営の複合化を推進するなど、美唄市農業ビジョンの推進を図ること。それから、現在策定作業を進めている美唄市産業振興計画を勘案し、農商工が連携し地元農産物などを活用した新商品の開発や新たなサービスを提供するなど、農と食の魅力を活用して6次産業化や観光・交流に結びつける取り組みを積極的に推進すること。それと、市外からの来訪者の増加を図り、観光・交流の活性化を進めるため、販路拡大を目指した広域連携による物産展等への参加、広域観光ルートの開発やインターネットを活用した情報発信等の取り組みを積極的に推進し、移住・定住の促進も図ること。さらには雪冷熱エネルギーを活用したデータセンターの誘致促進による産業振興を図ること。また、多様化・高度化する利用者のニー- -51ズに応えるため、市のホームページやSNS(ソーシャルネットワークサービス)を検討して、双方向での情報交流を進めることとしております。2つ目の自然環境・生活環境を含めた環境の整備では、第2期宮島沼保全活用計画に基づき、宮島沼を保全しながら活用するなど、環境に配慮したまちづくりに向けた取り組みを進めること。資源循環型社会のまちづくりに向けて、し尿及び可燃ごみの広域処理や生ごみの堆肥化に向けた取り組みを進めることとしております。3つ目の安全・安心の確保では、安全・安心なまちづくりに向けて、現在、見直し作業を進めている美唄市地域防災計画を勘案し、地域の防災力の向上に向けた取り組みを進めること。通学路の安全確保を図るほか、乗合タクシーの本格運行等により市民の交通手段を確保すること。また、冬期間の安全な生活と交通を確保するため、関係機関と連携した効果的な除排雪を実施すること。さらに市民が安心して生活できるよう持続可能な医療提供体制の構築を図ると共に、高齢化社会に対応した保健、福祉、介護との包括的な連携システムを構築するため、美唄市地域医療提供体制ビジョンの実現化に向けたアクションプランの策定を進めること。また、市立美唄病院については、基幹的病院として位置づけることを念頭に、今後の病院機能や経営形態のあり方など、その方向性を明らかにすることとしております。4つ目の人づくりでは、活力あるまちづくりを進めるため、美唄サテライト・キャンパス、子育てサポーターや介護予防活動に関するリーダーの育成などの取り組みを通じて、地域づくりを担う人材の育成を図ることとしております。本市は、人口減少や少子高齢化、さらには地域医療や地域経済の振興など、多くの課題が山積しており、私は、ただいま申し上げました重点施策の展開方向により、経済活動や市民活動の活性化を図り、活力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。次に、市立病院経営健全化計画終了後の地域医療体制についてでありますが、本年9月に策定した美唄市地域医療提供体制ビジョン素案に基づき、基幹的病院の位置づけなど、役割分担・連携に関して、北海道中央労災病院せき損センターと協議をしてきたところであります。せき損センターの考え方としては、せき損医療に特化しており、「基幹的病院にはなれないこと」、「救急医療の窓口とはなれないこと」とした回答をいただいたところであります。こうしたことから、市といたしましては、基幹的病院は、市立病院が担うことを基本としてビジョンの実現化に向け、取り組みを進めてまいりたいと考えております。このため市立病院については、施設老朽化への対応や総合医等の確保など、様々な課題を抱えていることから、今後、アクションプランを策定し、病院規模や機能などその方向性を示すこととしております。いずれにいたしましても、市民の皆様方が安心して生活できるよう、高齢化社会に対応した保健・福祉・介護との包括的な連携システムの構築に取り組んでまいりたいと考えております。次に、財政健全化計画等の完了後についてでありますが、現在、財政健全化計画、市立- -52病院経営健全化計画を推進しながら、厳しい財政運営に当たっても、未来交響プランに掲げる都市像の実現を目指して、市民の安全・安心や地域の活性化に向けたまちづくりとの両立を図るために取り組んでいるところでございます。こうした基本的な考え方をもとに取り組みを進めて、財政健全化計画等の完遂を果たすことが最も重要と考えており、これらの取り組みが計画完了後のまちづくりへつながっていくものと考えております。次に、暴風雪害等による大規模停電への対策についてでありますが、美唄市においては、停電対応マニュアルは策定しておりませんが、現在、北海道で策定中と伺っております停電対応マニュアルや、北海道電力の対応マニュアルを参考に、今後検討してまいりたいと考えております。次に、自主防災組織についてでありますが、現在市内において 12 の自主防災組織があり、組織率は低い状態にあることから、新規設立に向け、出前講座、広報紙、ホームページなどを通じ自主防災組織設立の啓発に努めてまいります。次に、市有施設の停電時の対応についてでありますが、災害の発生に伴い生命・身体への被害が生じないことを最優先とし、所管する部署及び施設管理者と連携のもと、避難誘導などによる安全確保と日頃からの訓練などの実施に努めてまいりたいと考えております。次に、防災資機材の整備計画についてでありますが、東日本大震災において、避難所へ食料の供給が滞った状況などを踏まえ、食料を備蓄する必要性があること、また、停電により避難所での照明や暖房器具の確保が難しかったため、避難所生活に支障をきたしていたことなどから、一定の資機材を備える必要はあります。本市においては目標を設定し、年次的に整備をしてるところであり、備蓄した資機材については、定期的に点検を実施してるところでございます。なお、食料や防災資機材等の提供については、南空知管内の市町村や各事業所と防災協定を締結しているほか、燃料については、南空知地方石油業協同組合と石油類燃料の優先供給等に関する協定締結に向け、打ち合わせをしてるところでございます。次に、エレベーター事故についてでありますが、これまで停電による閉じ込めは、平成12 年にゆたかニュータウンで1件あり、エレベーターの中間層で停止しましたが、管制センターの指示により速やかに救出され、その後復旧しております。次に、市庁舎のエレベーターにつきましては、平成7年度にバリアフリー化、平成 22 年度にモーター及び制御盤等の更新を終えており、現在、新たな更新計画はございませんが、これからも適切な安全管理に努めてまいりたいと考えております。次に、道議会での反対発言に対する今後の考え方についてでありますが、本路線は、地域経済の活性化及び観光地域へのアクセスの向上などに多大な効果をもたらすものと考えております。このことから、各関係自治体並びに周辺地域住民も全区間が早期に完成することを熱望しており、今後も期成会が中心となり、近隣自治体との連携を深めながら、早期の完成に向け要望活動をより一層強化してまいりたいと考えております。以上でござい- -53ます。

出典:美唄市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる