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美唄市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日

(1)市政について/(2)基準地価について/(3)道路行政について/(4)農業経営について/(5)教育問題について

2012年12月10日、美唄市議会の一般質問で、森川明議員が「市政について」「基準地価について」「道路行政について」「農業経営について」「教育問題について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 安田昌彰が答弁しました。

質問者
森川明 議員
答弁者
市長 髙橋幹夫、教育長 安田昌彰

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 森川明

平成 24 年度第4回定例会に当たり、大綱5点について、市長及び教育長にお伺いいたします。大綱の1点目は、市政についてです。(1)として、市長との対話の日、市長への提言、総合相談窓口についてです。市民のサービス向上とスピード感を持って施策に対応した組織づくりの一環として取り組んでいますこの3件について、成果と課題について伺います。1つ目は、市長との対話の日についてです。前市長が病気療養により休止していた市長との対話の日が昨年 11 月から再開されました。日程は、広報メロディー折り込みの色つきの中で暮らしのカレンダーで知らされております。時間も 10 時から 12 時までと、午後6時から8時までの月によって違い、予約制でも- -64あります。本年度を見ますと、2カ月に1回ペースですが、特に9月以降の日程はゼロということで、市民の要望等が少ないからこの結果になったのかなとも思っていましたら、12 月の 26 日に開催する運びとなりました。そこで、月ごとの参加人員と主な意見・要望を伺います。2つ目は、市長への提言です。広報メロディーで、市民からの質問内容と回答が掲載されていますが、昭和 24 年を見ますと、年 19件、それも1月から6月まで 16 件が集中しています。紙面の都合上、掲載できなかった提言もあると思いますので、ほかに、どのような提言があったか、対応してきた経過を月ごとの件数、今後の課題等について伺います。3つ目は、総合相談窓口についてです。市長は就任1年で、迅速な課題解決に向け、公約として総合相談窓口を6月4日から1階ホールに開設をしました。その後、6カ月を経過し、その目的は市民サービスの向上と信頼できる市役所づくりの一環として設置されているわけです。伺いたいのは、利用度、相談件数、効果と課題についてです。また、場所が判りづらいとか、寒いこれから厳しい冬期間、あの場所で大丈夫かなという市民もある声があることも事実であります。大綱2点目は、基準地価についてです。(1)として全道一下落した現状についてです。道は、9月 19 日付けで平成 24 年の地価調査の概要を発表しました。内容は、道内の基準地価は、用途住宅地、商業地価格の平均これは前年比 3.7%下がり、21 年連続の下落となりましたが、下落幅は2年で縮小しています。空知管内は、林地を除く全用途で、引き続き下落し、下落率は 4.7%と前年度に比べ下げ幅は 0.3 ポイント縮小し、市は、7.4%の下げ幅、1.1 ポイント縮小となりました。このような下げ幅は縮小傾向という状況ですけれども、それにもかかわらず、東明は全道で最大の下げ幅率となり、驚いた調査結果を示されています。具体的な内容は、住宅地の東明2条2丁目 1746 番 213 で、全道最大の11.1%、価格は平方メートル 4,800 円、岩見沢市、栗沢町必成が 6,000 円、岩見沢市の北村の栄町で 6,650 円と比較しても、かなり低い価格となりました。また、市の住宅地の平均価格は 7,800 円、新十津川町が 8,600 円、隣の奈井江町が 7,900 円より低く、南幌町7,500 円、妹背牛町 7,300 円、沼田町 7,300円と変わらない、これが現実なんです。住宅地の全道一の下落率が高かった東明、なぜかと調べてみますと、旧炭鉱地区でもあり、最近の取引事例も少なく需要が低迷していることが要因のようです。商業地を見ますと、平均価格が 1 万 5,500 円、これは岩見沢市が 3万 4,500 円、滝川市が 1 万 8,800 円、深川市が 1 万 6,200 円、砂川市がなんと 2 万 3,500円、長沼町が 1 万 6,700 円で市よりも高い、栗山町と全く同額です。不動産鑑定士が、どのように算定したのか、取引事件などに基づいた調査の結果ですが、市の住宅地商業地の位置付けが余りにも低価格に何かすっきりしません。この地価調査基準値標準価格調査は、空き店舗が目立つ、また不動産取引件数も少なく、土地利用の需要が高まっていない現状ではいたし方ないという見方もありますが、今後の土地取引の指標となるものであります。伺いたい点は、1つは、全道一の下げ幅と- -65なった点、どのような感じを持たれたか。2つ目は、地価低下の歯止め策はあるのか、この点で2点でございます。大綱3点目は、道路行政についてです。(1)として、国道 12 号線、峰延道路の4車線化と美唄富良野線道路の進捗状況についてです。国道 12 号線峰延道路4車線拡幅工事は、平成 19 年に 99 億の予算化がされ、三笠市岡山から美唄市進徳までの 8.3 キロ、工事対象は、そのうち 6.3 キロが現在部分的に進められております。この工事は、渋滞解消を目的に、両側に2車線に拡幅する計画ですが、高速道路が、岩見沢から士別剣淵間 139 キロの無料化社会実験が平成 23 年6月 19 日に終了し有料化されました。苫小牧から旭川を走る大型車両が高速道路から国道に戻ってきた交通量が増え続け、また、雪害とも重なり、大渋滞を招き、利用者は大変な目に遭ってしまいました。さらに、美唄富良野線もどの程度進んでいるのか、さっぱりわからない現状です。ただ、この件については、今、定例会の議長報告で主要美唄富良野線整備促進期成会への要望行動を行ったとの報告もありました。また、本日、同僚議員からも同主旨の質問もありましたが、視点が違う面がありますので、あえて再度お伺いをいたします。1つ目の峰延道路についてです。下水道工事との関連性もあり、地域では早期実現を望んでいます。測量や土地物件調査等、峰延市街地と、それに光珠内函館本線陸橋も含めた進捗状況を伺います。2つ目は、美唄富良野線についてです。スキー場から美唄ダム迄の工事、以前の定例会の質問では、延長 56.6 キロのうち 47 キロ、残りは 9.6 キロとの答弁の記憶があります。ダム以降はどの程度進んでいるのか。当然ダム迄で、あとは通行止めですので、完成がいつなのかということ含めて、先ほど答弁もありましたけれども、その進捗状況をさらに伺いたいと思います。4点目、大綱は、農業経営についてです。(1)として、水稲「ふゆみずたんぼ」についてです。「ふゆみずたんぼ」は、約 300 年前に生まれたと言われています。冬に、水田に水を張り、イトミミズなど、自然の力を借りて農業を豊かにする冬期湛水水田で、全国で注目をされており、化学肥料や農薬が不要な農法として福島県会津地方で生まれた自然農法だと。それは、微生物や先ほどもふれたイトミミズや稲わらなどの分解を含め、飛来する水鳥のフンも土壌を耕すとされています。水田に戻ってきたクモやカエルが害虫を食べる効果もあり、環境意識の高まりの中で昭和2年頃から見直され、全国各地で取り組む農家が増えております。私も岩手県に勤務した頃、隣の宮城県でこの「ふゆみずたんぼ」を取り組んだ農家が不稔粒、あるいは被害粒の発生が少なく、大きな成果を上げている点を耳にしましたし、この農法には関心もありました。道内では、月形町、当別町が実施をされ、化学肥料や除草剤農薬を一切使っていないため、おいしい米として付加価値がつける、そして取引されているということです。また、美唄の市内にもこの「ふゆみずたんぼ」を取り組んでいる生産者から、成果があると聞いております。次の点を伺いたいと思います。1つは、市内の「ふゆみずたんぼ」の実施戸数と面積。2つ目は、メリット、デメリッ- -66ト、そして普及の可能性についてです。大綱5点目は、教育問題として教育長に質問をいたします。1つは、(1)としては、全国学力テストです。小学校6年生と中学校3年生を対象に、本年4月に実施した全国学力テストの正答率が公表されました。内容について、北海道新聞の報道には小学校・中学校の道内を見ますと、中学校3年生の国語Bは、全国平均を唯一上回り、これは全教科を通じて初めてのことだと報じていました。石狩、上川管内は、全教科とも道内平均値を上回ったものの、日高、渡島、檜山、宗谷、根室の5管内は、全科目の道内平均が下回っております。空知管内は、正答率は小学校・中学校ともに全道平均とほぼ同じ。このように正答率は、高い管内と低い管内と二極化傾向が見られ、基礎学力が不足し、下位層には地域特性にあったきめ細かい対策が必要と、早速、道教育委員会がコメントをしております。そこで、第3回定例会でも質問しましたが、全国学力テスト膨大な予算を使い、正答率を基に点取り虫を育てるような教育のあり方には、この全国学力テストを実施するたびに疑問を私は感じております。学習、アンケート的な方法に変えるべきだということなんです。今回、正答率、市の状況と分析結果を踏まえて、確かな学力育成プランについても、次の点をあわせてお伺いをいたします。1つ目は、市の正答率の状況と空知管内の位置、あるいは今後の対応策。2つ目は「確かな学力育成プラン」、毎年発行という必要は無いと、特にアンケート結果、学力向上チェックリストの点検など、2年目は、もうそれの検証実践に移すということで、隔年でもう十分でないかというふうに思われます。本年も発行するのかどうか、その点を伺いたいと思います。教育問題の2点目は、教育予算についてです。市の財政事情については一定の理解をしているものの、占める教育配当予算、これは十分とは言えません。不足しております。義務教育に関する費用は無償であり、国庫で負担をする、これはもう当然の原点なんです。平成 24 年、市の一般会計における教育費の割合は 4.2%と少なく、増額するべきなんです。以下その点を踏まえまして、3点について伺います。1つは、教育予算執行状況についてです。自治体の予算に占める教育費の割合は、空知管内でどの位置にあるのか。2つ目は、教育費の保護者負担の実態について、学校で集金をしている内容、また、前年比、減額に向けた取り組み状況です。3つ目は、教職員の自己負担についてです。事務用品、消耗品、書籍、私物を利用しているOA機器、教材備品等々、自己負担の現状と取り組み状況を伺います。以上で、私のこの場からの質問を終わります。

答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)

森川議員の質問にお答えいたします。初めに、市政について、「市長との対話の日」、「市長への提言総合相談窓口について」でありますが、初めに、「市長との対話の日」につきましては、昭和 56 年から実施しており、本年度は 11 月までに月1回、計8回、午前 10時から行っておりますが、そのうち3回は、- -67日中来られない方への対応として、午後6時より実施してるところであります。この事業は、電話等での事前申し込みが必要で、1回当たり1人約 20 分、6名程度を予定し、実施しております。私と対話された方の人数の内訳は、延べ人数で 19 組 28 名、実人数では 12名で、月別で申し上げますと、4月に2組4名、5月に3組4名、6月に2組6名、7月に3組4名、8月に1組1名、9月に3組3名、10 月に4組5名、11 月に1組1名となっております。ご意見等の主な内容につきましては、子育てサークルへの運営支援、街路灯にハスカップのサインプレートを設置しての特産品のPR、我路ファミリー公園の樹木から樹液を採取する地域資源の活用、東明公園にアヤメの植栽などで、関係課において協議を要するものについては、1カ月を目途に回答しているところであります。市政に反映された主なものといたしましては、市の財政状況を市民の皆さんにわかりやすく伝えるため、平成 24 年度当初予算を「美唄市の台所事情」として広報メロディーや市のホームページに掲載し、市役所1階ロビーへの配置を行い、また、市民課の窓口や市立美唄病院の外来窓口に杖を掛けるフックを設置したところであります。この「市長との対話の日」は、私が市民の皆さんと直接お会いして、ご意見やご提言をいただきながら、市民生活や地域の現状をより細かく把握できる貴重な機会でありますので、引き続き実施してまいりたいと考えております。次に、「市長への提言」につきましては、平成 13 年度に「行政改革市民提案」として始まり、平成 17 年9月からは「市長への提言」として、現在に至っているところでございます。提言の件数等については、平成 23 年度には37 件、延べ人数で 12 名、実人数で6名、平成 24 年度は 11 月末までに 22 件、延べ人数で8名、実人数で3名で月ごとに申し上げますと、4月に5件1名、5月2件2名、7月に4件1名、8月に5件2名、10 月に3件1名、11 月に3件1名となっております。提言内容の広報メロディーへの掲載については、限られた紙面の中で、ご提言の全部を掲載することは困難ではございますが、昨年9月号から掲載を始め、計 22 件を掲載しているところであります。掲載できなかった主なものとしましては、「市全体の観光ボランティア」や「石炭の露天掘りの観光利用」、「地元産、米粉消費拡大のための米粉の日の制定」などの提言がございました。寄せられた提言につきましては、関係課で検討を行い、1カ月を目途に回答させていただいてるところであります。市政に反映された主なものとしましては、「市職員によるさわやかあいさつ運動」や「郷土史料館の展示品の手入れや説明を行うボランティアの募集」、「国保会計の広報紙の発行」などを実施したところであります。この「市長への提言」は、市民の皆さんからの政策・施策提言を市政に活かすとともに、市政への参画を促進することを目的としていることから、引き続き実施をしてまいりたいと考えております。なお、より多くの市民の皆さんからご意見等をいただけるよう今後も、広報メロディーや市のホームページの構成を工夫しながら、より一層のPRを行うとともに、寄せられた意見等で市政に活かされたものを年1回程度、広くお知らせするなど、広報・広- -68聴活動を積極的に進めてまいりたいと考えております。次に、総合相談窓口についてでありますが、相談件数につきましては、月別で申し上げますと、6月が 505 件、7月が 507 件、8月が466 件、9月が 334 件、10 月が 480 件、11 月が 411 件とほぼ横ばいで推移をしてきており、合計で 2,703 件となっております。主な内訳といたしましては、総合相談窓口で直接対応した相談は 261 件、納税や年金、福祉サービスなど各担当窓口で案内して取り次ぐなどした総合案内は 1,883 件、市の業務以外の案内や紹介などは 559 件となっております。開設後、まだ6カ月ではありますが、「あまり移動しなくても相談ができる」、「ちょっとした困りごとの相談ができた」、「相談先がわからなかった相談を受けてくれた」、など市民に気軽に立ち寄ってもらえるスペースとして効果を上げているものと考えているところでございます。場所が判りづらいとの声は、現時点では把握はしておりませんが、市役所にお越しいただく市民の皆さんに、適切なサービスの提供ができるよう、今後とも、窓口の検証や改善を行いながら、市民がより相談しやすい環境づくりに努め、市民サービスの向上につなげてまいりたいと考えております。次に、基準地価について、下落した現状についてでありますが、地価については、全国的にバブル崩壊以降、下落が続いている状況にあり、特に地方都市においては、下落の幅が大きくなっております。空知管内での商業地・住宅地等の平均単価は前年比 4.7%の減、美唄市の前年比は 5.6%減となっている状況であります。また、10 年前と比較すると、空知管内平均は、住宅地で 36.7%、商業地では49.1%の減となっており、美唄市では住宅地40.3%、商業地では 54.6%の減となっているところであります。今年の不動産取引件数については、住宅地 135 件、家屋は新築を含め106 件で、近年、横ばいの状況にあるところでございます。北海道が選定している基準地は、美唄市に5カ所あり、その地価の平均額が9月に公表され、東明にある住宅地点については、前年比 11.1%減となり、全道一下落した地点と発表されました。議員ご指摘のとおり、この地点は旧炭鉱地区にあり、取引事例も少なくて、需要が低迷しているためと思われます。本市の地価下落率は、管内平均を超えている状況にあり、東明が全道一下落した事実も含め、ますます過疎化が進行している厳しい現状にあると、あらためて認識したところであります。次に、地価低下の歯止め策についてでありますが、本市ならではの独自性・優位性を最大限に活かして、農商工が連携し、地元農産物等を活用した新商品の開発や新たなサービスを提供するなど、「農」と「食」の魅力を活用して6次産業化や観光・交流に結びつける取り組みを積極的に推進すると共に、インターネットを活用した情報発信等により、移住・定住の促進に取り組むなど、地域経済や市民活動の活性化を図り、活力あるまちづくりを進める一方、空き家対策にも取り組むことで、少しでも地価下落の防止につながればと考えております。次に、道路行政について、12 号線峰延道路の4車線化と美唄富良野道路の進捗状況についてでありますが、初めに、峰延道路の進捗- -69状況につきましては、平成 24 年度の光珠内工区は、進徳町から光珠内間の支障物件調査を実施しているところであり、平成 25 年度以降は用地買収及び補償を予定しております。平成 24 年度の峰延工区は、郊外地区間の用地補償並びに軟弱地盤対策の2件の本工事を実施しており、平成 25 年度以降も、この区間の整備を優先的に行う予定としております。また、函館本線の陸橋については、現在、札幌開発建設部と、JR北海道との間で設計協議を行っているところであります。平成 23 年度末現在の峰延道路の進捗率は、事業費ベースで約13%となっており、完成目標年次は、平成 20年代後半を目指していると伺っております。峰延市街地につきましては、国から現行用地内での4車線化が示されていることから、今後とも期成会と連携を図りながら、国と協議をしてまいりたいと考えております。次に、道道美唄富良野線の進捗状況についてでありますが、延長 56.6 キロメートルのうち約 47 キロメートルが平成 23 年度までに完成しており、進捗状況は、事業量ベースで約83%となっており、幌子道路約5キロメートルとスキー場から美唄ダムまでの約5キロメートルがそれぞれ未整備区間となっており、全線開通は、平成 30 年度予定と伺っております。次に、農業経営について、「ふゆみずたんぼ」についてでありますが、冬の間、水田に水を張る「冬期湛水管理」、いわゆる「ふゆみずたんぼ」の取り組みは、本市では、宮島沼周辺の水田において、農業体験なども取り入れて、消費者との結びつきも深め、米に付加価値を付けた取り組みとして平成20年から始められており、こうした事例は1件のみとなっております。一方、平成23年度から地球温暖化の防止や生物多様性保全に積極的に貢献していくことを目的とした「環境保全型農業直接支援対策」がスタートし、市では、化学肥料と化学合成農薬をそれぞれ5割低減して、併せて「冬期湛水管理」を行う取り組みを支援しており、平成23年度は5戸の生産者が15.7ヘクタールの水田で取り組み、本年度は4戸の生産者が15.4ヘクタールの水田で取り組む予定であります。次に、「冬期湛水管理」は、菌類やイトミミズなどの繁殖により、株などの腐食が進み養分が高まるとともに、雑草抑制効果が期待されるほか、水鳥などの野生生物の生息場所になることがメリットとして挙げられております。また、デメリットとしては、土壌が柔らかくなるため大型機械が使用しにくくなるほか、水張りを行うための機具が必要で、手間がかかることが挙げられております。次に、今後の普及・拡大の可能性につきましては、冬期間の水の確保や、化学肥料と化学合成農薬の低減などが必要なため、「冬期湛水管理」に取り組める農業者は限られるものと思われますので、畦畔にハーブを植えて、農薬の使用を減らす取り組みや、有機質資材を投入した土づくりの取り組みなども推進してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、環境保全型農業の取り組みは、人や環境に優しいクリーン農業など、地球環境のみならず、地球環境の保全・向上や消費者の皆さんの信頼に応えられる産地づくりにつながることから、こうした取り組みを今後とも推進してまいりたいと考- -70えております。以上でございます。

答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)

森川議員の質問にお答えします。初めに、教育問題について、全国学力学習状況調査についてでありますが、正答率につきましては、小学校では、知識を主とする国語A・算数A、活用を主とする国語B・算数B・理科ともに、空知管内と同様であり、北海道との比較においては、国語A・算数Aで同様であり、国語B・算数Bでやや低く、全国との比較においては、国語AB・算数ABで低い状況にあります。また、中学校では国語AB・数学AB・理科ともに空知管内、北海道をやや上回り、全国と同様の状況であります。本市においては、学力向上プロジェクトチームを設置して、児童生徒の学力の傾向や課題を分析、検討し、それを受けて各学校では学校改善プランの作成や校内研修、あるいは授業改善に取り組み、市教委としても教育環境の整備に努めてるところであります。すべての児童生徒に確かな学力の定着を増やすためには、毎年の学力傾向を把握し、課題の改善に努める必要があることから、教育委員会といたしましては、学力調査の結果の分析、検討は、今後も取り組んでいかなければならないものと考えます。次に、教育予算についてでありますが、一般会計予算に占める教育費の割合は、平成 23年度で 3.65%、平成 24 年度で 4.24%となっており、空知管内 10 市における教育費の割合で見ますと、平成 23 年度は9番目、平成 24年度は8番目となっております。なお、各市の教育費の中には、職員費が含まれてる市もあり、単純に比較はできないものと考えております。次に、教育費の保護者負担についてでありますが、学校教育活動を行う上で必要な予算については、各学校とヒアリングを実施し、その意見を参考にしながら予算を計上してるとこであります。このほかに、学校の教育活動をより充実させるために必要とする補助教材のうち、授業で使用したのち、児童・生徒の所有に帰すことになる副読本、ワークブック、資料集、実験・実習材料費等については、保護者負担としてるところです。その年間平均額といたしましては、平成 22 年度では幼稚園は 5,480 円、小学校は 7,382 円、中学校では 1 万 2,143 円となっており、平成 23 年度では、幼稚園は 4,980 円、小学校は 7,922 円、中学校は 1 万 4,179 円となっております。保護者負担の軽減に向けては、校外研修や社会科見学、スキー学習等において、スクールバスを可能な限り配車するとともに、クラブ活動等における大会遠征費への助成を行ってるとこであります。次に、教職員の教材等の負担についてでありますが、学校で必要なものについては、配当予算の中で対応しているところであります。平成 24 年度予算においては、教材費や図書費の増額要望が出されていたことから、研修図書費の増額を行ったところであります。なお、職員団体からは、予算要望の際に、教職員の自己負担が生じている旨の報告がありますが、学校として必要なものかどうか、明らかでない状況もあることから、学校での実態を把握するよう指導してまいります。以上でございます。- -71

再質問 6番 森川明

それでは、自席から市長に意見・要望、それから教育長には再質問いたしたいと思います。大綱1点目の市政についてですけれども、お伺いをいたしました3点につきまして、詳しい答弁をいただきました。1つ目の「市長との対話の日」は、延べ人員が 19 組 28 名ということです。意見等の内容を見ましても、成果が感じ取られます。今後とも引き続き市民との対話を重視し、市民の発言を活かしていただきたいと思います。それから、2つ目の「市長への提言」ですけれども、延べ8名の提言があったということですけれども、それぞれ貴重な意見と捉えております。メロディーのスペースの関係で掲載ができなかった場合、遅れても、これはやむを得ませんけれども、順次提言として掲載するよう努力をすべきと思っています。「おはよう笑顔運動」という提案しましたけれども、どの程度進んでいるのか、あるいはポスター等の実態について提言をしました小川忠幸さんから問い合わせもありました。それだけに、市民の目が向けられておるわけです。実は、この点について、一つの提案ですけれども、実はさわやか運動の中で、旭川市の木工芸「ササキ工芸」が手づくりの笑顔を増やせるバッチ、木製のスマイルバッチを手作りで作成をしているということ、北海道新聞の記事にありました。1個 400 円だそうです。自己負担で市職員にこのスマイルバッチをつけ、市民と笑顔で接するのも1つのアイデアかと思っておりますけれども、これは、即回答いりません。じっくり検討してみていただきたいなというふうに思います。今後とも市民の市政への参加を促進し、広報の活用における取り組みが進められるように、努力してください。3つ目の総合相談窓口です。6カ月を経過し、述べ 2,713 件の相談を受けたという答弁でした。非常に多く利用されていると受けとめております。場所の件、今後、冬期間ロビーの片隅ですので、寒さ対策等もちょっと課題もあると思いますけれども。一つその点は、検討していただきまして、市民がより相談をしやすいサービスの提供、環境づくりに、親しまれる気軽に相談できる窓口としてなることを期待をいたしております。大綱2点目の基準地価についてです。答弁では、不動産取引件数が近年横ばいで推移してるという状況、これ等は大都市も他市町村も同様のことと思われます。全道一の東明が過疎化が進行してる厳しい現実に、不動産鑑定士に文句は言えませんけども、気持ちとして残念というより、全道一の地価が下がったという看板を背負ってしまった東明に住んでいる市民は、ショックを受けたのではないでしょうか。確かに、市街地を見ましても、空き地・空き家が目立っております。移住・定住に向けて、さらなる促進を図り、活気あるまちづくりにもっと力を入れていかなければなりません。市は、札幌からの交通アクセスが良いと、よく市長答弁で聞かれます。しかし、鉄道の無い旧北村、旧栗沢がなぜ地価が高いのか、特急の停車をしない奈井江町がなぜ市より高いのか。何かすっきりしない面もあるわけです。今後、高齢化や人口減に歯止めがかからなければ、市の地価、商業地、住- -72宅地とも地価の下落が続くことが心配なんです。大綱3点目の道路行政についてです。道路行政について、現在までの進捗状況は答弁によって知ることができましたが、遅々として進んでいない状況を目の当たりし、実現を心配をしております。高速道は、11 月に森インターチェンジから大沼公園まで開通しています。国道、道道となると、あまりにも遅過ぎるんでないかと、記憶に新しいのが道道美唄浦臼線の三浦大橋です。総事業費が 156 億円、平成 11 年に工事にかかりまして、昨年、3月26 日に完成しましたが、なんと実に 16 年間も事業期間がありました。政治の状況下で、当初計画に大幅に延期をされたわけであります。質問の1つ目の峰延道路は、特に峰延市街地は国道の両側のみ、今、下水道工事が残されているんです。また、函館本線の陸橋につながる動きは、今のところ、どうなるか、いつになるかわかりません。答弁では、平成 20年度後半を目指しているとのことですので、少しでも早期実現が望まれますし、2つ目の、美唄富良野線については、全線開通が先程同僚議員の質問と同様に平成 30 年の予定という答弁です。共に、より働きかけを強めてください。大綱4点目の、農業経営「ふゆみずたんぼ」についてです。この1の件につきまして、市の実態は、5年前から取り組み、本年度4戸の生産者 15.4 ヘクタールが実施されたとの答弁でした。特に2つ目に、問いかけましたデメリットとしては、水張りを行うための機械の導入、さらには用具の手間を指摘されました。課題を克服し、自然農法として美唄農業の一環として、直販も既に美唄では有名です。また、ほかにもあります。等々、この「ふゆみずたんぼ」も定着して欲しいと願っております。この手法、実は隣の月形町では、中国から研究員4名が視察に来たということで、安心・安全を第一に健康で生きていくために、必要な特殊農法であると共鳴をし、中国に持ち帰り、普及させたいという記事が、この月形町の広報にも掲載されていました。一方、文献いろいろ調べてみますと、多量の有機物が堆積されることで、温室効果ガスのメタンが、一般的に慣行田と比べ、多量に放出をされる可能性があり、このメタンの抑制に対する研究も進んでおります。その1つが酪農学園大学のグループ研究で、メタン抑制を課題として、調査・研究を今、進めております。内容は、先ほどもふれました多量の有機物を堆積することで、メタンが大量に放出をする、そのメタンは、二酸化炭素CO2に比べ 25 倍の温室効果があるとされ、一般田では一時、中干しということを行っておりますけれども、土壌が通気されることによって、メタンの流出が減らされているわけで、水管理の方法等によって、この「ふゆみずたんぼ」から排出される温室効果ガスの削減農法が可能との研究が進められていると。まさに、地球環境に優しい農業の一つとして、成果が期待をされているわけです。市の宮島沼は、水鳥湿地センター牛山克己さんに、何かお聞きいたしますと、これも文献によりますと、宮島沼、周辺農家とともに研究が進められているとのこと、取り組み成果を全国にアピールできるものと思っております。このように、調べてみ- -73ますと、化学肥料や農薬要らず、天候不順でも平年作を確保し、おいしいお米づくりが出来ると、立地条件もありますけれども、環境型保全農業の推進に、市も力を注いでいただきたいと思います。5点目の、教育問題についてです。1つ目は、全国学力テストについてです。1つ目と2つ目については、全国学力テストの正答率を踏まえ、学力向上プロジェクトチームを設置し、対応するとの答弁でした。確かな学力育成プラン、これ本年度も作成する考えのようでございますが、結局は、テストを行うことによって、分析・考察は、当然行う必要性が生じる、これは当たり前です。むしろ私は自論としておりますように、児童・生徒の学習状況の方にもっと力を注ぐべきだと。ですから、毎年実施する必要はないのではないかということ。かかる経費は、保護者負担、教職員の自己負担の軽減に回すべきであるという意見です。また、学力テストをめぐる最近の動きですけれども。釧路市でこのテスト結果で問題点が生じました。塾、経営者まで作られている団体ですけれども。学校別平均点を入手し、公開したのです。テスト結果を基に学校が序列化をされてると。そして、点数の低い学校、高い学校、生徒は劣等感を持ってしまったというわけで、実に、釧路管内の中学校 15 校が、きちんと、どっから漏れたか知りませんけども、整理をされてるという、そういう状況ということです。学力というのは、地域性や家庭の経済状態等、さまざまな要因がありますので、点数、非常識度の面もあるこの学力テスト統一実施というのはおかしいと都度申してきました。県によっては、平均点を上げるべく、いろいろ策を講じてるという実態も知らされております。これ何回も言っていいのかどうか、ちょっとちゅうちょする面もありますけれども、成績の悪い児童・生徒を、病気等の理由で欠席にさせるという方法はないかと考えてみたり、また、最近のテレビでは、これも例を出すこと自体がちょっと気が引ける一面もあるんですけれども、発達障害のある方が小学校・中学校で、全国で 61 万人いるというんですよ。その方が、全部とは言いませんけれども、軽度から重度まで、いろいろランクがありますが、親の希望で普通学校に通わせるというのが、非常に増えているという実態があるのです。全国平均で、普通学校における発達障害、これは、あのいろいろ個人差もありますけれども、データの発表では、一クラス3人か4人は必ずいるという、そういう報告があります。つまり学校別の点数公表となりますと、いろいろと課題が出てくるわけです。市はその点、学校別には、方向替えしておりませんけれども。保護者は、どこの学校が良く、どこの学校はだめだという、教職員と保護者の敵対的な関係に、これは当然なってくるのです。ですから、市教育委員会の反対を押し切って学力テストを今、学校別を公表するという大阪泉佐野市の例もあるんです。問題点は、他にも残っているんです。さらにもう1つ、教育長ご承知と思いますけども、釧路市議会の動きもあるんです。12月5日に開催をされた定例市議会で、学力向上条例案が上程をされました。賛成多数で可決される見通しであるという報道もありました。条例案条文は、努力規定で数値目標は定- -74めてはいませんが、学力は点数との定義と数値で把握すると、この点としている点、これはいろいろ意見あると思いますが、結局は、全国学力テストの学校別の平均点を公表すべきでないかというふうに結びつくんでないかと、そこを心配してるんです。条例の役割に教育実施状況開示があります。その教育そのものに、議会が政治介入をする危険性も指摘をされている事実もあるんです。課題も多くありますけども、やはりこの学力テストというものを、ちょっと考えていかなければならないのではないかと思っております。教育予算についてです。1つ目の一般会計における教育費の役割は、空知管内でも、市は下位に位置づけされています。各学校でのヒアリングを実施し、予算を計上しているという答弁でした。2つ目の一般教材など保護者負担は相変わらず多いわけで、特に修学旅行費やPTA会費などは、どのように委員会として考えているかということなんです。3点目の、教職員の自己負担、これ実態があるからして、各項目ごとに述べているわけなんです。学校として必要なものかどうかという、明らかでないという、そういう教育長の答弁でした。納得いきません。校長を通じて、教育委員会が掌握してないことが、その一言で、あえて露呈されたんでないかというふうに思いましたよ。再度、今後、指導ではなく、現状を答えるべきであるという考えがいかがということで、教育長、一つお答えをいただきたい、このように思います。

答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)

森川議員の質問にお答えいたします。初めに、全国学力学習状況調査についてでありますが、今年度実施した調査結果の分析を受けて、平成 24 年度版の「確かな学力育成プラン」の作成に現在、取り組んでいるとこであります。調査の実施と結果の分析については、対象学年が小学校6年生と中学校3年生であることから、年度ごとに違う児童生徒の学力の傾向と学習状況の課題を把握し、その改善に取り組むことは義務教育の機会均等を図る上でも、必要なことであると考えております。次に、教育予算についてでありますが、一般的に学校における経費については、公費で負担すべきものと、保護者が負担すべきものとに区分されております。保護者が負担すべきものには、受益者負担の考え方に基づく、教材費、修学旅行費、給食費などがあり、保護者負担の範囲としては、その購入したものが児童・生徒個人の所有となる物、児童・生徒に直接還元される経費とされています。その他に、団体の活動実践のために負担するPTA会費などがあります。この考え方により学校では、副読本、ワークブック等とともに、修学旅行費、PTA会費などを、保護者負担としているところであります。教職員の教材等の負担に関しましては、公費として負担すべきものについては、各学校とのヒアリングを行った上で、予算措置をしているとこであります。職員団体の要望書の中には、教職員の自己負担についても触れられてるところがあり、今後、学校を通じて、実態を把握してまいりたいと考えております。以上でござい- -75ます。

再質問 6番 森川明

教育長ね。全国学力テストについてですけど、これはね、何度もいいますが、何せ膨大な 66 億ですか。教育上、あえて毎年必要はないということが、この一番最初に私の持論なんですよ。確かな学力育成プランも、これは今、平成 24 年度版、これは何月になるかわかりませんけれども、新たに作るようにプロジェクトチームを立ち上げて、今、検討しているところ、そうであればですよ。そのスローガンや、まとめられる内容、平成 23 年度ここにありますけれども、これと同じような状況で進まれるのかどうか。時のすうせいを加味して、教育問題も色々変わってきてるという状況の中では、新たに取り入れなきゃならん項目が議論されるのかどうか、つまり、もし、内容が異なるとなると、その方向性をどう持っていきたいという、その考え方をちょっとお伺いたいと思うんです。それから実は、教育の関係、いろいろありますけれども、峰延小学校の学校だよりが配付になりました。地域ですからね。その中では、校長は「やればできる」という項目の中で、勉強を得意としてる児童、スポーツを得意としている児童、はたまた掃除を得意としている児童、これ、回想を文書にしてるんですけども、それぞれ児童にも個性があるわけなんです。ですから、褒めることによって、教師の何気のない一言で変わると、その可能性を引き上げるのが、大人の責任だと。ですから、指導や声かけの目配り、気配り、手配り、こういう点が必要なんだということがのっとりましたよ。なるほどと思いましたね。なぜ出したかと言いますと、私は何度も言いますけども、全国で統一するこのテスト、テストの点数至上主義、それに正答率に一喜一憂する、そういう現状を少しでも変えていかなければならないんでないかと、教育長、思いませんか。実は、議員会の研修で、学習生活は平凡でも、今やあの小売業界全国一のトップにあるニトリの社長です。常に学校の成績は、ビリだったというんですよね。それを堂々と私はビリでしたと言ってるんですよ。ところが、その経営にかける思い、バイタリティー、そして特筆すべき実行力、アイデア、これは人知れず持ち合わせていると。そして今、トップの座に納まっているんだという。実績のその体験に対して、私は感銘を受けました。思い出しましたよ。ですから、あまりにも学業成績ばっかりにこだわる必要はないのではないかと思ってるんです。2つ目の教育予算についてですけれども、保護者負担の考え方、その範囲の見解に教育長との答弁に相違を感じました。保護者の負担が重いから、行政として軽減に向けた考え方は持てないかと疑ってるんですよ。例えば修学旅行費の一部、PTA会費の一部、これも、やっぱり全額は難しかったら、一部でもいいから公費で負担ができないか、助成すべきでないかと、そう思われます。ほかのこの保護費負担の考え方、教育長、どうなんですか。市と比較して同様ですか。それとまた、教職員の自己負担についても、考え方にちょっと差異を感じますね。違いを感じます。教職員から自己負担の実態を聞いてるから疑っているんですよ。あたかも、なんか自己負担がないというみたいな受け止め方をいたしま- -76した。そういった中で、公費として負担すべきものは、予算によって措置をしろということを言ってるんですよ。学校から、教職員の声が、校長を通じていろいろ上がってきませんか。今一度、教育委員会として教職員の自己負担の実態については、どうであるということを再度お聞きしますから、お答え願います。

答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)

森川議員の質問にお答えをいたします。初めに、平成 24 年度版の確かな学力育成プランについてでありますが、昨年度版は、小学校、中学校の学校種別の学力分析を行い、今年度版につきましては、理科が新たに加わったことから、国語、算数・数学、理科の教科別の分析を行い、検討内容を取りまとめているところでございます。先ほど、お話ございました峰延小学校の学校だよりの件でございますが、この全国学力学習状況調査は、子どもの学力の一部を調査するものであり、すべてのことではないことは、これまでも申し上げてきているとおりでございます。次に、教育費の保護者負担についてはありますが、経済情勢が厳しい中、保護者負担をできるだけ少なくしていくため、学校とともに工夫していくことは必要であるとこのように考えておりますが、受益者負担として区分されてる費目は、保護者が負担すべきものと考えております。また、教職員の教材等の負担につきましては、予算要望における学校とのヒアリングの中では、教職員の自己負担の話は出されていないところであり、公費として負担すべき予算は措置しているところであります。なお、職員団体からの予算要望の際の報告については、学校として必要なものかどうか、明らかでない状況もあることから、学校での実態を把握するよう指導してまいります。以上でございます。

再質問 6番 森川明

意見、端的にというようなことでございましたけれども。実は、こういう教育のあり方ということを調べてみるとですね。やっぱり、テスト至上主義というように、警鐘を促す言葉がいろいろあるんですよ。教育長、あるんですよ。例えば、名言にありますね。「1 人の父親は 100 人の校長に勝る」ハーバード、これイエスの主人、聖職者です。確執的な学校教育よりも、わが子の個性を知り尽くした父親の教育が優れていると。それから、「子どもの将来の運命は、その母の努力によって定まる」とナポレオン。これフランスの軍人、皇帝ですけども、子どもによって、母親の教育の仕方やいかに大切なものであることを述べていったもので、全ての人間、ちょっと母親はそれほど重要な存在なのだという。ちょっと両親言っているのは、「人の両親ほど、最も自然にして、最も法的な教育者はいない」ヘルバルト、ドイツの哲学者、教育学者です。教育を科学的に理論的に研究した人物で、基本は家庭にあるということを- -77言っているんです。私でも、3つともやっぱり親、父親、母親、両親、これは名言だというように思ってますよ。だから、家庭がいかに大切か、児童・生徒の学習状況の把握がいかに大切かにかかわってくるんです。教育長の答弁をお聞きしますと、同じことのちょっと繰り返しの感じしますけども、確かな学力育成プランについては、毎年発行するんであれば、何度も言ってますように、やっぱり学力傾向状況よりも学習状況の方に比重を置いてくださいと、隔年発行でどうですかと、そういう意見をですね、今後、協議会の場で反映をさせてほしいということを言っているんですよ。答弁を、そんなもの何言ってるんだというみたいな受けとめ方をとりましたんで、そういう意見を少しでも反映をすることをとっていただきたいということと、全国学力テストは4月 26 日に決定したというのがちょっと伝わってまいりました。文科省が言っておりますけども、大阪、釧路、そして秋田をはじめ全国の例を見ますと、公表すべきだというのがどんどん増えてくるんじゃないかという危険性があります。道の指導をもとに、現状のことを聞きます。現状では、美唄市の場合やっぱり全数でやるという考えなのかどうか。ただですね、大きくちょっと変化されましたね。今日なんか、僕は見ていないんですけども、今日のテレビでは、今日、12 月 10日は新聞休刊日です。なんか、全国学力テストは、動きとしては、全部、全国一斉に同一テストをやりたいというような何か文科省の動きがあるようなんですけども。その点、教育長はどういうぐあいに、通達はまだ入っていないと思います。受け止めてません、知らないんだら、知らないんでいいですから。ただ、その前段に言ったように、美唄としてやっぱり全数調査を、道教育局の指導に基づいてやる考えなのかどうかということ。2つ目のいろいろありますけども、ただ、教育長ね。先ほど言った、学校だよりの関係については、非常にこういういい言葉の表現もあるんだなって言って、別にその正答率の云々なんて言っているわけじゃないですよ。勇気付けられるような、やっぱり教育の仕方が、教育は、こういう点に学校だよりに書いたら、その言葉1つでもやはり、生徒、児童は変わってくるんですよ。ただ、こういう教えもあるんだということを言っただけで、それに対して正答率とか、テストとかに結びつけ、教育のあり方は、基本的にはテスト、テストでない方向の方が当たり前の方向だということを言ったんですから。それに対して、何も教育長、何か開き直ったみたいな答弁に聞こえたんですけども。それどうなんですか。もうこれで時間的に終わりだと言われますので、その点ちょっとお答えください。

答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)

森川議員の質問にお答えします。初めに、確かな学力育成プランについてでありますが、全ての児童・生徒に、確かな学力の定着を増やすためには、毎年、学力や学習状況傾向を把握し、課題の改善に努め、学校、家庭、地域と取り組むべき内容を共有していくことが必要であることから、これからも学力や学習状況調査の結果の分析・考察のため、教職員も含めたプロジェクトを組織して取りまとめ、その内容を広く周知してまい- -78りたいと考えております。なお、来年度の調査につきましては、文部科学省において全校を対象として調査する動きが現在ございますので、今後、その動向を注視してまいりたいと考えております。なお、先ほどの峰延小学校の学校だよりにつきましては、私もその学校だよりの内容と同じという意味合いで、この調査がですね、子どもの学力をすべてを表しているものでないと、このことは、以前から再三申し上げてますけども、そういう調査だということでございます。当然、学力もあれば家庭の状況も含めて調査をし、それを全体に把握しながら、子どもたちにかえしていく、そういう意味合いの調査だということを私は申し上げたところでございます。以上でございます。

出典:美唄市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる