美唄市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月10日
(1)行財政問題について/(2)水道行政について/(3)地域医療の確立について
2012年9月10日、美唄市議会の一般質問で、長谷川吉春議員が「行財政問題について」「水道行政について」「地域医療の確立について」について質問し、市長 高橋幹夫が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川吉春 議員
- 答弁者
- 市長 高橋幹夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 長谷川吉春
平成 24 年第3回定例会にあたり、大綱3点について市長にお尋ねいたします。大綱質問の1点目は、行財政問題についてであります。8月末、野田民主党政権が多くの国民の反対を押し切って消費税増税と社会保障改革関連法案を強行採決しました。これは国民生活を一層厳しいものにするばかりではなく、地方自治体にとっても大きな影響を受けざるを得ない深刻な内容を含んでいます。具体的にお聞きいたしますが、1点目は、消- -65費税は現在の5%から平成 26 年4月からは8%、平成 27 年 10 月からは 10%になりますが、それとの関連でお聞きいたします。1つ目は、消費税が5%から 10%になった場合の一般会計への影響がどのようになるのかであります。2つ目は、市立美唄病院事業会計の影響についてでありますが、消費税が5%から 10%になった場合、消費税額は幾らになるのか。また、病院では資材や薬品など様々な物品の購入があり、これにかかる消費税が病院事業会計にどのような影響を与えるのかお聞きいたします。2点目は、美唄市財政健全化計画の見通しについてであります。美唄市財政健全化計画は平成 27 年度までとなっていますが、消費税が平成 26 年4月から8%、27 年 10 月から10%となります。このことは必然的に健全化計画に影響するものと思われますが、この健全化計画の見通しはどうなるのか。また、計画の見直しも必要になると思われますが、どのようにお考えなのかお聞きいたします。大綱質問の2点目は、水道行政についてであります。桂沢水道企業団が新設を計画している桂沢浄水場についてお聞きいたします。桂沢浄水場の新築工事については、昨年8月に桂沢浄水場更新事業等調査特別委員会で更新事業が検討され、平成 24 年4月に桂沢浄水場更新事業推進室が設置され、岩見沢・美唄・三笠の3市の事業統合に向けての協議を進めていて、事業費は 138 億円を見込んでいるとのことですが、お聞きしたいことの1つは、その新築事業の進捗状況はどのようになっているかであります。2つ目は、この浄水場新築事業に対して、消費税の増税がどのように影響するのかであります。138 億円の工事費には、消費税の増額分は算定されていないと思われますが、消費税増額分を含めると、事業費は大きく膨らむものと思われますが、その影響についてお聞きいたします。3つ目は、美唄市の、今後の水道事業の見通しについてでありますが、桂沢浄水場更新事業推進室で構成3市の事業統合に向けて協議をしているとのことですが、事業統合ということになれば、当然解決しなければならない幾つかの問題があると思われますが、そのうちの3点についてお聞きいたします。その1つ目は、末端給水がどうなるのか。2つ目は、美唄ダム及び美唄浄水場はどうなるのか。3つ目は、工業用水道事業はどのようになるのかお聞きいたします。大綱質問の3点目は、地域医療の確立についてであります。本市においての医療体制がどうなるのかという問題は、依然として市民にとって大きな関心が持たれているところであります。市が行っているまちづくり地区懇談会でも、また議会の行っている議会報告会でも多くの質問や意見が出されています。地域医療について3点についてお聞きいたします。1点目は、地域医療庁内推進会議の設置以後の議論経過についてであります。市はこれまで地域医療体制について地域医療体制のあり方検討委員会で議論を進め、その検討委員会がまとめた素案を基に地域医療庁内推進会議を設置して、美唄市立病院のあり方も含め、地域の医療体制について検討を重ねて来られたと思いますが、その議論経過についてお聞きいたします。- -662つ目は、医師確保の見通しについてであります。市民からは美唄市立病院の診療体制の充実の声が高い訳ですが、市立病院に現在勤務している医師の数について診療科別にお聞きいたします。また、聞くところによりますと、来年3月には複数の医師が退職を迎えるということですが、4月以降の医師の確保の見通しはどのようになっているのかお聞きいたします。3点目は、厚生労働省の二次医療圏の変更の見通しについてであります。厚生労働省は今年の3月に都道府県に対し、医療計画の作成指針が出されました。この中での二次医療圏の変更の問題は、本市の医療体制にも影響を及ぼすことが考えられますので、その具体的な内容についてお聞きいたします。以上、この場からの発言を終わります。
答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)
長谷川議員の質問にお答えいたします。初めに、行財政問題について、消費税 10%の場合の一般会計の影響についてでありますが、消費税については、税収の国と地方の配分が定められており、現行5%の場合は、国が4%で、そのうち地方交付税に回るのが1.18%分となっているほか、残りの 1.0%は地方消費税として都道府県と市町村に2分の1ずつ交付されております。また、このたび成立した関連法案のうち消費税が 10%となった場合は、国が 7.8%となり、そのうち地方交付税に回るのが 1.52%分で、地方交付税は現行より 0.34%増えるほか、地方消費税においても 2.2%となっており、1.2%分増えることとなっております。以上のことから、地方交付税及び地方消費税の増収となるものと考えております。一方、消費税が 10%となった場合は、市の一般会計歳出において課税対象取引に係る需用費や委託料工事請負費などの支出が5%分増えると考えておりますが、これらの増加費用については、普通交付税の基準財政需要額の算定の中で、ある程度増額されるものと考えております。なお、使用料手数料などの受益者負担で賄う費用等については、普通交付税の増額はないのではないかと考えているところでございます。このため、基本的にはこれらの使用料等の見直しが必要と考えております。また、地方消費税の増加分 1.2%分は、成立した関連法案では地方公共団体において社会保障財源化することとなっております。こうした費用が増加することが見込まれているところでございます。なお、一般会計に及ぼす影響につきましては、地方財政計画が示されておりませんので、現時点での見通しについては不透明な状況にあります。次に、市立美唄病院事業会計の消費税率上昇による影響についてでありますが、平成 23年度決算における消費税関係雑支出額は約1,700 万円となっており、これを元に 10%になった場合で推計いたしますと、約 3,400 万円となります。病院事業会計では、診療報酬等が非課税扱いとされているため、収益は変わらず、単純に毎年 1,700 万円ずつ費用が増加することとなれば、会計全体に与える消費税率の引き上げの影響は大きいものと考えております。次に、消費税が 10%となった場合の財政健全化計画の見通しについてでありますが、市- -67の全会計において課税品目の購入等に当たり負担が増えることとなりますが、ある程度普通交付税が増額されると見込んでいるものの、使用料や料金等に対応する費用等につきましては、増額されないと見込んでいるところでございます。このため、財政健全化を図る上で基本的には使用料等の見直しが必要と考えておりますので、市民の皆さんの理解と協力を得ながら、必要な見直しを図ってまいりたいと考えております。今後消費税増税後の財政推計を行い、計画の見直しを行うこととし、財政の健全化を進めてまいります。次に、水道行政について、桂沢浄水場新築事業の進捗状況についてでありますが、平成23 年5月基本計画において、桂沢浄水場更新事業の概算事業費が約 138 億円と試算されたことから、同年8月桂沢水道企業団議員からなる桂沢浄水場更新事業等調査特別委員会において、更新事業を実施するに当たり、国庫補助事業活用による財源確保を目指すためには、構成3市と桂沢水道企業団との事業統合を検討していくとの方向性が示されたところでございます。このことを踏まえ、桂沢水道企業団では平成 24 年4月に桂沢浄水場更新事業推進室が組織され、事業統合に向け協議を進めているところであります。現在、桂沢浄水場更新事業等調査特別委員会並びに構成市と企業団職員による桂沢水道企業団広域化検討会を設置し、桂沢浄水場更新事業に向けた事業統合や構成3市の財政状況など、様々な調査検討を進めているところでございます。このような諸課題が整理された後、桂沢浄水場新築工事の工期や供用開始の時期が決定されるものと考えております。次に、消費税増税の影響についてでありますが、桂沢浄水場更新事業の概算事業費が約138 億円と試算されたところでございますが、今後消費税の税率改正が施行され税率が上がった場合、事業費はその税率に基づき増額されるものと考えております。次に、美唄市の今後の水道事業の見通しについてでありますが、現在、水道用水供給事業者である桂沢水道企業団と末端給水事業者である構成3市が広域的に統合し、桂沢水道企業団が末端給水事業者となることについても協議を進めているところでございます。また、美唄ダム及び美唄浄水場につきましては、他市と違って美唄水系もあることから、美唄ダム及び美唄浄水場を含めた事業統合の検討をお願いしているところでございます。次に、事業統合に伴う工業用水道事業につきましては、水道への切替えや料金の違いなど諸問題がある事から、今後企業の意向を踏まえ、関係部局と協議をしてまいりたいと考えております。次に、地域医療の確立について、地域医療庁内推進会議についてでありますが、5月に地域医療庁内推進会議を設置し、現在まで5回の会議を開催したところでございます。会議の主な議論の内容につきましては、労働者健康福祉機構理事長への表敬訪問と会談について、美唄市医師会との救急医療意見交換について、せき損センターとの意見交換について、地域医療体制の構築に向けた当面のスケジュールについて、自治組織代表者会議やまちづくり地区懇談会での市立病院や地域医療に関する市民意見について、せき損センターに期待する役割分担などについて、地域医療- -68提供体制ビジョンの素案について、などでございます。次に、医師の配置状況と今後の医師確保についてでありますが、9月1日現在の診療科別配置状況について、常勤医師数と非常勤を常勤換算した医師数で申し上げますと、内科は常勤2人、非常勤 0.7 人、小児科は常勤2人、非常勤 0.1 人、外科は常勤2人、整形外科は常勤1人、非常勤 0.6 人、産婦人科は非常勤 0.1 人、眼科は非常勤 0.2 人、耳鼻咽喉科は非常勤 0.2 人となっており、合計で院長含め常勤医8人、非常勤医 1.9 人の配置となっております。医師の確保につきましては、これまでも道内医育大学や、北海道保健福祉部への要請や地域医療振興財団などを通じた求人活動を行っているところでございます。直近の状況といたしましては、地域医療振興財団や民間医師紹介会社から内科医のお話をいただいているほか、民間医療法人や近隣自治体病院にも派遣を打診しているところでございます。また、来年3月で定年を迎える医師にも継続勤務について要請をしておりますが、現時点では、いずれも確定しておりませんので、引き続き粘り強く要請等を行ってまいりたいと考えております。次に、厚生労働省の二次医療圏の見通しについてでございますが、厚生労働省の医療計画の策定指針における二次医療圏の設定に当たって、人口規模が 20 万人未満の二次医療圏につきましては、入院にかかわる医療を提供する一体的区域として成り立っていないと考えられる場合で、特に流入患者割合が 20%未満であり、流出患者割合が 20%以上であるときは、医療圏設定の見直しについて検討することとなっております。設定の見直しを検討する場合は、二次医療圏の面積や基幹となる病院までのアクセスの時間等も考慮することが必要であるとしており、また、設定を変更しない場合には、その考えを明記するとともに、医療の需給状況の改善に向けた具体的な検討を行うこととなっております。この人口要件等を基準にしますと、現在北海道 21 医療圏のうち 10 医療圏が見直しに該当することとなります。次に、北海道の議論経過についてでありますが、北海道総合保健医療協議会の計画特別委員会において、二次医療圏の設定変更は地域によって医療圏の拡大につながり、広域分散型で人口減少や高齢化が進行する北海道においては、現状では実情にそぐわないとの意見が出されており、現行計画期間中は 21 医療圏を維持し、各圏域における医療提供体制を確保して行く方針が示されてると承知しているところでございます。以上でございます。
再質問 2番 長谷川吉春
この場から、何点かについて再質問させていただきたいと思います。最初に、行財政の問題についてであります。消費税増税の一般会計に対する影響についてでありますが、ご答弁では、消費税が 10%になった場合、市の一般会計歳出において課税対象取引に係る事業費や工事請負費などの支出が5%増えると考えているが、これらについては普通交付税の基準財政需要額の算定の中で、ある程度の増額も見込まれるということでありました。総体的に見て一般会計に及- -69ぼす影響については、地方財政計画が示されていないので、現時点での見通しについては不透明な状況にある、こうしたご答弁でありました。確かに、まだ不透明な部分はあるとは思いますけれど、私は大きなマイナスは避けられないのではないかと思うわけです。消費税が3%から5%になった平成9年のときには、翌年から国の税収が大きく落ち込みました。これは、増税による景気の落ち込みの影響が出たものでありますが、今回の増税についても、本市の一般会計に対しても景気の落ち込みにより、市税の減少に大きな影響が出るのではないかと思いますが、どのようにお考えなのかお聞きいたします。次に、美唄市立病院会計に対して消費税の増額による影響ですが、ご答弁では、平成 23年度決算における消費税関係支出額は 1,700万円となっていて、これを基に 10%になった場合で推計すれば、約 3,400 万円になるということでありました。この事は病院健全化計画にも影響があるのではないかと思いますが、今後の計画の見直しを行うのかどうかお聞きいたします。次に桂沢浄水場の新築事業についてでありますけども、現在、桂沢浄水場更新事業推進室で事業統合に向けて検討・協議中ということでありました。水道問題については市民にとっても生活にかかわる大切なライフラインであることから、大きな関心が持たれているところであります。市民の中には美唄水系だけでも十分水量が間に合うのだから、桂沢水系はやめてもいいのではないか、こうした意見を持っている人もおります。その事が妥当なのかどうかは別にしましても、1つの重要な課題であることは間違いないわけです。そのほかにも末端給水の問題などがありますが、いずれにしましても、この事業統合が市民負担にならないように、また市民が安心して生活できるように、浄水場更新推進室では、美唄の不利益にならないように努力を要請したいと思います。このことについては、ご答弁はしていただかなくても結構であります。次に、地域医療の確立についてであります。1つは、地域医療庁内推進会議での議論経過についてでありますが、議論の中では自治組織代表者会議やまちづくり地区懇談会で出された意見や、地域医療提供体制ビジョンの策定について議論されたとのご答弁でありました。そこでお聞きいたしますが、まちづくり懇談会等で地域医療に関してはどのような意見が多かったのか。また、そうした意見を今後の検討にどのように生かすのかお聞きいたします。また、地域医療提供体制ビジョン素案の内容はどのようなものなのかお聞きいたします。次に、労災病院との関係についてであります。8月4日の新聞報道で、岩見沢の労災病院が建設費 55 億円以上をかけて平成 30 年度完成を目指して全面的な建て替えを行う。こうしたことが新聞に掲載されております。このことから、美唄市民の中からは、美唄市の医療体制にも大きな影響が出るのではないかという声が多く聞かれます。現在美唄市では、地域医療体制のあり方検討委員会で打ち出した、1つの基幹的病院を中心とした医療体制に向けての討議を地域医療庁内推進会議で行っているわけですが、その討議では1つの基幹的病院ということになれば、当然美唄のせ- -70き損センターを抜きにしては出来ないわけです。そして美唄のせき損センターは岩見沢の労災病院の新築に伴う新しい医療体制に大きく影響されるのは必然であります。市としては現在、地域医療提供体制ビジョンの素案を検討中ということであれば当然の事、労働者健康福祉機構側やせき損センターとの話し合いが必要と思われますが、そうした話し合いを行っているかどうかであります。次に、厚生労働省の二次医療圏についてでありますが、現在、厚労省の指針を受けて、道として検討中ということでありますが、道としての方向性がまとまる時期はいつなのかお聞きいたします。この厚労省の打ち出した二次医療圏の変更については、広大で過疎地の多い北海道には全く実情に合わない事や、これが実施されれば、医療体制の整理統合の対象に空知管内も含まれるわけであります。先ほどのご答弁の中では、この二次医療圏の変更という問題の中には、市外からの患者さんの流入が 20%以下のところだとか、あるいは市外への医療機関にかかる人たちが 20%以上だとか、そうしたことも対象に変更の対象になっているようでございますけれども、そうすると、美唄の市立病院もその対象に当てはまるのではないか、このように思うわけであります。このことによって本市の地域医療も後退の可能性が懸念されることから、国や道に対しての二次医療圏の変更を実施しないように要望する必要があると思いますが、どのようにお考えなのか、お聞きいたします。
答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)
長谷川議員の質問にお答えいたします。初めに、消費税増額による市税への影響についてでありますが、消費税が増税になった場合に、消費の落ち込み等により景気への影響が心配されております。このため、この度成立した法律では消費税率の引き上げに当たっては、経済状況を好転させることを条件として実施するため、物価が持続的に下落する状況からの脱却、及び経済の活性化に向けて、平成 23 年度から平成 32 年度までの平均において名目の経済成長率で3%程度、かつ実質の経済成長率で約2%程度を目指した望ましい経済成長のあり方に、早期に近づけるための総合的な政策の実施その他の必要な措置を講じることとしております。また、この法律の公布後に経済財政状況の激変にも柔軟に対応する観点から、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め、所要の措置を講ずることとなっているところでございます。市といたしましては現段階では法律に明記された国の対策等について、その動向を注視してまいりたいと考えているところでございます。次に、病院経営健全化計画の見直しについてでございますが、本計画は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき策定しており、消費税率引き上げに伴う計画の変更につきましては、道に確認したところ、国からの通知等は出ていないとのことでありますので、今後国及び道の動向を見きわめながら、適切に対応してまいりたいと考えてるところでございます。次に、地域医療庁内推進会議についてでございますが、初めに、まちづくり地区懇談会での主な意見でございますが、市立病院に関- -71しては、建て替えや充実など存続を求めるもの、医師の定年延長に関するもの、市の財政負担を懸念するもの。地域医療に関しては、せき損センターとの機能分担や医療機関の集約化に関するもの、救急搬送に関するものがございました。市民意見については、今後、市立病院のあり方を含め、地域医療提供体制を検討していく中で、活かしてまいりたいと考えております。次に、地域医療提供体制ビジョン素案につきましては、一定程度内容がまとまりましたら、お示ししてまいりたいと考えております。次に、北海道中央労災病院本院の建て替え構想に関して、機構やせき損センターとの話し合いは現在のところ行っていないところでございます。いずれにいたしましても、市の考え方を整理した上でせき損センターとの協議をして参りたいと考えているところでございます。次に、二次医療圏の見直しについてでございますが、北海道に確認したところでは、現在、北海道総合保険医療協議会において、協議・検討されているところであり、今の段階では見直しも含め、方向性については不確定な状況でございます。次に、二次医療圏に関する国・道への要望についてでありますが、北海道での今後の議論経過を注視しながら、必要な対応を検討してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 2番 長谷川吉春
行財政の問題について1点だけお聞きしたいと思います。私は先程、消費税の増税が一般会計にどう影響するのかと市税にどう影響するのかということをお聞きしたわけです。それに対して市長は、このたび成立した法律では消費税率の引き上げに当たっては、経済状況を好転させることを条件として実施するため、物価が持続的に下落する状況から脱却及び経済の活性化に向けて、平成 23 年度から平成 32 年度までの平均において名目の経済成長率で3%程度を目指した、望ましい経済成長のあり方に早期に近づけるための総合的な政策の実施、その他の必要な措置を講じることとしている。このようにご答弁されたわけです。このご答弁は野田首相がこれまで国会で答弁されたものと同じ趣旨のものであると思うわけです。この中で言われている経済状況を好転させることを条件として実施するというのは、これはまさに野田首相の国民を欺く詭弁である。このように思うわけです。平成9年に消費税が値上げされてから、税収が大きく落ち込んで国民生活は一層苦しいものになったわけです。本市においても市民の生活は厳しいものとなっていますが、それの1つの指標として見ることができるのが美唄市民の市税の納入状況がどうなっているのかということであります。財政課で出していただいた決算カードでは、本市の平成9年度の地方税額は、約 26 億5,000 万円ですけども。平成 10 年度には 24億 8,000 万円に約1億 7,000 万円減収になっているわけです。こうしたことが毎年続いていて、平成 14 年までの5年間だけ見ても、減収のトータルでは約 12 億 4,000 万円のマイナスになっているわけです。これが、美唄市民が不況にあえいで苦しい生活を強いられていることの具体的な数字の現れではないかと思- -72うわけであります。野田政権が国会に提出した消費税増税と社会保障一体改革の関連法案は、年金・医療・介護・生活保護などの社会保障全体の改悪に道を開くものとなっています。社会保障の充実を国の責任として明記している憲法 25 条を真っ向から踏みにじるものとなっているわけです。野田政権は、これらの法案を会期末になって提出して、本会議での趣旨説明も行わず、まともな審議もしないで強行採決したこと自体、極めて異常なことであります。日本共産党は消費税に頼らなくても、社会保障の充実と財政再建の道があることを提案しています。無駄遣いを無くして富裕層や大企業の力に応分の負担を求め、ここにこそ問題の解決の道があると思います。この提言については、4月に高橋市長にお届けしてあり、お読みになっておられると思いますので、提言についてのご意見・ご感想についてどのようにお持ちなのかお尋ねいたします。
答弁 市長 高橋幹夫(市長は2019年3月まで)
長谷川議員のご質問にお答えいたします。日本共産党の提言についてでございますが、消費税に頼らない別の道がありますと題してのパンフレットで、「能力に応じた負担」で税収を増やし、社会保障の財源をつくることも財政危機を打開する道を開くこともできます等、そういった内容が提言として記載をされておりました。確かに自営業者の方や建設関連業者やその他サービス業や物販業者などを営んでいる方々の中には、価格競争も厳しいですとか、あるいは消費税をお客様に転嫁できないなどの声も聞いてるところでございます。しかしながら、先ほども申し上げました通り、私といたしましては、現段階では法律に明記された国の対策等についてその動向を注視してまいりたいと考えてるとこでございます。今回の提言につきましては、1つのご意見として受けとめさせていただきたいと考えておるところでございます。以上でございます。