美唄市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月19日
(1)豪雪による建造物の被害について/(2)下水道行政について/(3)認定こども園について/(4)教育行政について
2012年6月19日、美唄市議会の一般質問で、長谷川吉春議員が「豪雪による建造物の被害について」「下水道行政について」「認定こども園について」「教育行政について」について質問し、市長 髙橋幹夫、教育長 安田昌彰が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川吉春 議員
- 答弁者
- 市長 髙橋幹夫、教育長 安田昌彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 長谷川吉春
平成 24 年第 2回定例会にあたり、大綱4点について市長並びに教育長にお尋ねいたします。野田首相が政治生命をかけると、成立に執念を燃やしてきた消費税増税と社会保障の一体改革関連法案が、民主・自民・公明の密室談合で修正案が合意されました。消費税を2014 年に8%、15 年に 10%に引き上げることを明記した上で、社会保障については軒並み改悪の政府案よりも一段と改悪を加速しました。これはまさに消費税増税反対、社会保障充実を願う国民世論を踏みにじる暴挙であり、とにかく消費税増税先にありきという、暴走というほかありません。日本テレビが今月の 15 日から 17 日にかけて行った世論調査では、消費税増税については支持しないが60.5%、支持するが 33.7%でした。野田内閣の世論を無視した強引なやり方に対し、内閣支持率は最低の 23.9%に下落し、支持しないは前月に比べ 5.5 ポイント増の 58%に上りました。消費税増税は国民生活を大きく圧迫し、日本経済を一層の不況に追い込むものでありますが、地方自治体にとっても財政状況をさらに悪化させるものとして跳ね返ってきます。たとえば市立美唄病院の経営についても消費税に関連した経費の増加は大きく膨らみ、病院経営を一層困難にすることは明らかであります。全国自治体病院協議会が4月に行った消費税増税に関する緊急調査では、ひとつの病院が1億円ないし、2億円もの損税が生じることが判明しています。消費税増税により、本市の財政状況も大きく影響を受けることから、それにどう対応していくかが今後の大きな課題になることは必然であります。大綱質問の1点目は、豪雪による建物の被害について、市長にお尋ねいたします。高齢者の多い地域では、連日の除雪作業で体を痛め入院することになったとか、体を痛めないように今回初めてお金をかけて除雪をしてもらったなど、多くの市民のご苦労の声が聞こえてきます。本定例会の初日に市長より市政報告が行われ、その中で本市の豪雪による被害状況が詳細に述べられておりますが、それによりますと平成 23 年度の積雪量が 14 メートル 61 センチとなり、昭和 44 年の 14 メートル 22 センチを上回る記録となり、それによる被害も総額にすると約3億円近い被害額となっていることが報告されています。全体の被害状況は市政報告で分かりますが、お聞きしたいことは古い住宅の多い地域や、空き家などの建造物の被害状況がどのようになって- -54いるのか、また、地域別の被害状況、被害件数についてお尋ねいたします。大綱質問の2点目は、下水道行政についてお聞きいたします。1点目は、下水道事業の進捗状況と各地域の水洗化率についてお聞きします。2点目は、今後の計画についてであります。本市での下水道工事はかなり進んでいると思いますが、計画区域内でまだ着手されていないのはどこなのか、その区域の工事計画はどのようになっているのかお聞きいたします。大綱質問の3点目は、認定こども園について市長並びに教育長にお尋ねいたします。認定こども園については、今月7日議員協議会において、理事者から説明があり、平成25 年度開園、9月の定例会において条例の制定が予定されていて、現在その準備が進んでいると思いますが、具体的にお聞きいたします。その1点目は、地域との話し合いについてであります。財政健全化計画に基づく幼稚園教育の見直しにより、三井美唄幼稚園が平成24 年度から閉園となったことから、地域ではさまざまな家庭の事情などを考慮して、南美唄地域には何としても幼稚園機能を残してほしいという強い要望があり、これまで数回にわたり保護者や地域の人たちも含めての教育委員会との話し合いが行われてきた結果、三井美唄保育所を主体とした幼稚園機能を備えた認定こども園の発足となったものであります。これまでの準備状況については、保護者にはかなり詳しく説明されていると思いますが、地域にはそれほど詳しい説明がされておりません。保護者以外にも、これから認定こども園に子どもを預けようとしている人たちにも詳細がわかるような機会、地域住民に対する説明が必要と思いますが、どのようにお考えなのかお聞きいたします。その 2 点目は、保育料についてであります。現在、幼稚園の使用料は世帯の所得状況に関係なく定額となっており、保育料は世帯の所得に応じて7階層の区分になっていますが、幼稚園機能に対応する短時間保育の保育料はどのようになるのかお聞きいたします。その3点目は、認定こども園の開設に向けての施設内の準備についてであります。昨年11 月の説明会では、施設に関しての増改築は行わないということですが、幼稚園機能に対応する短時間保育が8人ということもあり、施設内の改修が必要でないかと思われますが、どのようにお考えなのかお聞きいたします。その4点目は、今後の幼児教育、保育行政についてであります。6月 12 日政府民主党は、幼稚園と保育所を一体化させた総合子ども園の創設を取り下げることを決定しました。これは、多くの国民の反対の世論の結果であります。私も昨年の第3回定例会も含め、数回にわたって民主党の新しい子育てシステムいわゆる総合子ども園については、保護者たちの大きな負担になることや、社会保障の1つである、保育問題が行政の責任放棄につながるものであることを指摘し反対してきました。お聞きしたいことは、今後の幼児教育、保育行政についてでありますが、本市には平成 25年度以降も1つの公立幼稚園、2つの私立幼稚園がありますが、今後少子化が進む中で、認定こども園の設置が広がる可能性もあると思いますが、私立の幼稚園も含めた、今後の- -55幼稚園教育をどのようにしていこうとしているのかお聞きいたします。大綱質問の4点目は、教育行政について教育長にお尋ねいたします。昨年3月 11 日の東日本大震災に伴う東京電力福島原子力発電所の事故は、未だに 16 万人の人たちが避難生活を余儀なくされ、避難区域以外の地域でも放射線が検出されたり、事故のあった発電所の処理に数 10 年かかるとか、農業・畜産・漁業への影響など、その被害は計り知れないものがあります。そして、そのことは、日本のエネルギー政策を根本から見直さなければならない事態に発展し、これまでとられてきた我が国のエネルギーを原子力に大きく依存してきたことが、果たしてどうだったのかが問われる問題でもあります。お聞きしたいことの1点目は、原子力エネルギー教育について、本市の学校教育ではどのように行っているのかお聞きいたします。2点目は、小中学校での副読本の活用状況についてでありますが、今年の3月に文部科学省から小学生、中学生、高校生向けに放射線に関する副読本が発行されていますが、小中学校での配付状況と、どのように活用されているのかお聞きいたします。以上この場からの質問を終わります。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
長谷川議員の質問にお答えいたします。初めに、豪雪による建造物の被害について、住宅の被害状況についてでございますが、全体の被害状況や地域別の被害ケースについては把握はしていないところではございますが、民間の建物被害については、建設関連団体に現在、修繕を完了したもの、これから行うものの状況について調査をお願いしているところでございます。市が発行した罹災証明については、住宅が全壊9件、半壊2件、一部損壊 23 件、合計 34 件、倉庫等は全壊 15 件、一部損壊5件、合計 20 件、住宅、倉庫等を合わせて 54 件となっております。地域別に申し上げますと、母町地区が 24 件、南美唄地区が7件、峰延地区が4件、西美唄地区が3件、我路地区が1件、落合地区が1件、上美唄地区が5件、東明地区3件、進徳地区3件、沼の内地区2件、茶志内地区1件となっております。次に、下水道行政について、下水道工事の進捗状況及び各地域の水洗化率についてでございますけども、本市における下水道の整備状況は、平成 23 年度末において、整備計画面積 1,361.5 ヘクタールに対し、1,007.3 ヘクタールの整備を終え、進捗状況は約 74 パーセントとなっております。水洗化率についてでありますが、平成 23 年度末の速報値として、行政区域人口は2万 5,370 人、処理区域内人口は 1 万 8,861 人、水洗化人口は 1 万 7,523 人、水洗化率は 92.9%となっております。なお、各地域の水洗化率は算出していないところであります。次に、今後の下水道整備計画についてでありますが、母町地域の整備をほぼ終え、現在東明地区、茶志内地区、峰延地区など順次、整備を進めてるところであります。なお、南美唄地区については未着手となっており、高齢化、さらに人口も減少傾向にあることから、今後の整備のあり方、区域の見直しを含め、地元連合町内会と協議を進めていく中で、十- -56分検討してまいりたいと考えております。次に、認定こども園について、地域との話し合いについてでありますが、地域とはこれまで幼稚園が老朽化していることや、子供の数が減少し、幼稚園教育本来の目的が果たせない状況となっていることなどから、閉園することに異論はないものの、地域の特性などから、幼稚園機能を地域に残して欲しいとの考えが示され、幼保一体化を検討することとしてきたところでございます。このため、平成 23 年7月に美唄市南美唄地区に認定子ども園に関する検討委員会を設置し、その必要性や運営のあり方等に関して協議し、昨年 11月に三井美唄保育所を活用し、認定こども園を設置して、地域に幼稚園機能を残していく考えをまとめ、地域の方々にもその結果について説明を行ったところでございます。この後、運営の詳細についてはパブリックコメントを通じ、市民から御意見をいただくこととしております。次に、保育料についてでありますが、本市の認可保育所の保育料は国の保育基準に準じ、世帯の課税状況により7階層の区分となっておりますが、認定こども園についても同様の階層区分による保育料を考えているところでございます。ただし、幼児保育のみの児童は4時間の保育となることから、通常の長時間保育 11 時間の基準額を割り返して算定することになりますので、事前に三井美唄幼稚園の保護者の方に説明をし、理解を得ているところでございます。次に、認定こども園開設に向けての施設内の準備についてでありますが、若干の備品等の整備は行いますが、入所定員につきましても、現行の三井美唄保育所の 30 人と変更がないことから、施設内の新たな改修等は考えていないところでございます。以上でございます。
答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)
長谷川議員の質問にお答えいたします。初めに、認定こども園についてです。今後の幼児教育についてでありますが、幼児期における教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであります。現在、国においては、幼児教育に関する制度を含め、社会保障についての議論が行われており、本市としましては議論の状況を注視するとともに、一定の方向性が示された段階で、将来に向けて必要な協議・検討を進めていかなければならないと考えております。次に、教育行政について、原子力エネルギー教育についてでありますが、本市が使用している教科書では小中学校の社会科と中学校の理科において、原子力に関する学習が扱われております。社会科の教科書では、小中学校でウラン燃料の海外依存について、中学校ではさらに二酸化炭素を排出しない利点はあるが放射能の安全性に課題があるとの記述があり、中学校の理科では、燃料や廃棄物からは人体に有害な放射線が出ることや、万一事故が起きた場合の放射能汚染の防止などに問題が残されていることなど、特徴や課題に関する記述となっており、それに沿った学習が進められております。次に、小中学校での副読本の活用状況についてでありますが、文部科学省の副読本につきましては、昨年 11 月に作成され、本市では、- -57本年3月にすべての児童生徒に配付したところであります。この副読本は、小学校用、中学校用、高校用として作成されており、児童生徒の発達段階に応じて放射線の知識、人体への影響、測定方法や身の守り方などの学習が深められる内容となっており、このうち、小学校では社会化、保健、総合的な学習の時間、朝の会などで、中学校では社会科、理科、朝の会などでの活用が予定されてるところでございます。以上でございます。
再質問 2番 長谷川吉春
この場から、何点かについて再質問させていただきたいと思います。1点目、いわゆる豪雪によるこの建造物の被害という問題ですけども、今、地域の中では、空き家などが雪で倒壊して、その後、強風などでいろんな材料が飛んでくるという事で、近所の建造物を傷めるという問題で、地域の中でこれについて何とかならないのかという声が多く寄せられているわけです。私もこの大手町、土地の所有者であるこの大手町地所に訪ねて行って、持ち主が誰なのかということも、いろいろお聞きしたこともあるんですけど、なかなか個人情報との関連で、詳しいことは教えてくれなかったということもあるわけですけども、市民からは何としてもやはりこれから夏場に向けて、強い風が吹いた場合、飛散する物によって建物が傷められる、あるいは通行人が怪我するという恐れもある、そういう事から、何とかそうした空き家についての、倒壊した空き家についての対策を立ててほしいということで、市としてのこの対応をどのようにするかということを是非、議会で取り上げてほしいという、そうした意見が多かったわけです。そうしたことからですね、こうした問題に対してどのようにお考えなのか、お聞きしたいと思います。次に、下水道工事についてでありますけども、市全体の進捗状況についてはわかりました。この中でこの質問をした項目の中で、各地域の水洗化率についても地域別の水洗化率についても教えていただきたいということをお聞きしたんですけども、その点については現在掌握していないという事で、いろいろこの算出するには難しい問題があるということも聞いております。しかし、私はいろいろ難しい点があっても、地域ごとの水洗化率を算出する必要があるのではないかとこのように思うわけです。地域によってはですね、人口密度の高い所、あるいは、高齢化が進んでいる所、さまざまな地域の状況もあると思いますし、それによって水洗化率、普及率も違ってくると思うんですけれども、そうした状況を今後の下水道工事を進めていくうえでも参考にしていく必要があるという具合に思いますので、水洗化率で算出するよう努力していただきたいと、このように思っております。次に、今後の計画ですけども、現在、未着手のところが南美唄地域というところでね、あとほとんどが、東明あるいは茶志内、そういう所では現在工事が進んでいるというところでね、丸々着手していないのが南美唄地域ということになるわけです。そうした中で、今後、下水道工事がどうなっていくのかということで、やはり南美唄地域の人達にすれば、大きな関心が持たれているわけですけども、同時に、工事を進めるに当たっては、やはり- -58何としても土地の所有者である大手町地所との話し合いを進めていかなければならないという具合に思いますけれども、話し合いがどのようになってるのかお聞きしたいと思います。また、南美唄地域のですね、整備区域の面積と、それから戸数及び受益者負担額についてどのようになっているのかお聞きいたします。次に、認定こども園についてでありますけども、地域との話し合いの問題ですね。先程も申し上げましたけども、保護者の人達には、かなり詳しくお知らせされていると思うんですけどもね、それ以外の人達にはそれほど詳しく説明されていないわけです。特に、これから、この認定こども園に子どもを預けたいという人達も、やはりそうした詳細について知っておくことが、子どもを預けるかどうかということでの参考になると思うわけです。そうした点でね、そうしたこの地域での詳しい説明が必要でないかという具合に思いますけれども、7月4日から 18 日まで、まちづくり地区懇談会が予定されております。南美唄では、7月 10 日があることを予定されておりますけども、そうした場においても、子ども園についての説明、詳しい説明をぜひお願いしたいという具合に思います。それから、次に、認定こども園ということでの名称ですね。先日行われた議員協議会でも、条例制定の素案が出されて、その中に美唄市認定こども園という名称が、仮の名称だと思いますけどね。そういう名称がつけられております。これまで、三井美唄幼稚園あるいは三井美唄保育所いうことで、その設備には、三井の名前がついていたわけです。こうした施設がこの設置された当時、また三井鉱山が盛んに操業をやってる最中ということもあったのかと思いますけども、地域でのそうした教育施設あるいは保育施設に、企業の名前を付けること自体が非常にこの不自然なわけですよね。その後、小学校・中学校が改築されるに伴って、小学校・中学校では、三井という名前がなくなって、南美唄小学校・南美唄中学校という具合になってきたわけです。今回認定こども園ということになって、当然幼稚園は閉園してなくなりますけども、保育所の方もこの三井美唄保育所でなくて、認定こども園という名称になると思いますけどもね。やはり地域の名前を入れた形での例えばですけども、美唄市南美唄認定こども園という形でのね、是非、南美唄という地域の名前を名称の中に入れて欲しいというのが、地域の人達からの要望でもあります。その点について、どのようにお考えになのかお聞きしたいと思います。続いて、次に、教育行政についてでありますけども、この原子力エネルギーの教育についてですね、1点目は、去年の3月に福島第一原子力発電所が事故に遭ったと。そういう事から今、日本の中でもね、全体として原子力とは何なのかと、あるいはこれまで日本のこのエネルギーを原子力に依存してきたことが果たしてどうだったのかということも含めて、原子力発電所に対する関心が非常に高くなってきていると思います。しかし、この現在日本では、これまでいわゆる原子力発電所に対する安全神話ということが、長い間、横行してきたということが言えると思うわけです。先日、野田首相が、この大飯原発を再稼- -59働を認めるという、このことを行う方針を出しているわけですけども、これは、9日付の北海道新聞の社説ですけどもね、このように書いています。「首相は、関西の夏場の電力事情が深刻になることを強調し、今、原発を止めてしまっては、日本社会が立ち行かない」とする一方、「福島第1原発事故地の要は、地震や津波が起きても事故を防止できると断言したと、これで国民が安全だと納得できるだろうか。首相が再稼働の根拠としたのが、経済産業省原子力安全保安院がまとめたあくまで暫定的な安全基準である。しかし、すでに国民の信頼を失っている保安院が、わずか2日間でまとめた基準を適用したところで、再稼働の根拠にはなり得ない。首相の判断は、見切り発車にすぎない。国際的な基準に照らしても不十分だ。国際原子力機関IAEAは、異常事態の防止に加え、過酷事故が起こる、起こりうることを前提に、その防災対策を求めている。大飯原発では、事故時の拠点となる面浸透や放射性物質の大量放出を防ぐフィルター付き排気装置の設置の予定は3年後だ。」このように書いている訳ですね。言ってみれば、今、国が野田首相がとっているのは、まさにこの安全神話を再度、日本中に振りまくという中身になってるという具合に、こう思うわけです。大飯原発も再稼働ということですけども、現在、原発の真下に、活断層が走ってるということが、こう判明しているにもかかわらず、それに対する調査もしていないという問題だとか、それから、大飯原発の防災拠点、防災の拠点となる、このオフサイトセンターですね。これがあるわけですけども、これが海抜僅か2メートルその2メートルの海岸に設置されてる、これが防災拠点であるオフサイトセンターなわけです。ご存知のように、昨年の東日本大震災のとき津波の時に宮城県の女川原発のオフサイトセンター、これは海抜8メートルあったわけですけども、そのオフサイトセンターが津波にさらわれて、そこの所長がその犠牲になってる訳ですね。そうすると、海抜2メートルのところがね、そこに勤める職員の人達、毎日毎日がまさに命がけで勤務しないとならないという問題、それの移転計画を全くこの明らかにされていない問題、こうしたことも含めて非常に、危険な状態にあるにもかかわらず、安全だということで、再びこの安全神話をつくり出しているわけです。私は文部科学省が発行した小学校・中学校・高校に向けてのいわゆる副読本、それの中身を見せていただいたわけですけども、この中身で言えばね。いわゆる放射線に対する一般的な知識、そういうものの記述が、かなり多いわけです。原子力発電所の事故という問題では、中学校・高校の副読本で、この本自体は約 20 ぺージぐらいの本ですけども、そのうち僅か1ページしかその問題に触れていないんですね。ほとんどがいわゆる放射線の一般的な知識ということで、その放射線っていうのは、いわゆるどんな物質からも放出されるあるいは人体からも放出される。当然このうち、すべての物質が原子から構成されていて、その原子が崩壊することによって放射線が放出されるわけですけども、当然、人体からもすべてのものから放射線が出るわけですけども、そうしたことだとか、この放射線が、農業、工業あるいは医療そうしたこのあ- -60らゆる分野で、人々の生活に役立っているということが、だいたい中心になっているわけですね。このことから、私はこの副読本そのものがそうした安全神話を広げる役割を果たしていっているんでないかと、私は、そう思うわけです。だから、私はこの学校教育の中でね、そうした原子力発電所の危険性についても十分この生徒にわかるような、そうしたこの説明をしていく必要があるんじゃないかという具合に思うわけです。それから、次の問題ですけども、私は、今は福島の方でね、随分たくさんの子どもたちが避難生活を余儀なくされているわけですけども、そうした子どもたちと美唄の小学生・中学生そうした子どもたちの交流がやはり必要でないかと、そういう具合に思うわけですね。交流の目的ということでいえばですね、やはり、そうしたこの避難生活の実体験、実際の体験を美唄の子どもたちに知ってもらうということも大切ですけれども、私は、もっともっと大事な問題としてこの福島の子どもたちが避難生活の中で培われた、いわゆる人々の絆といいますか、連帯っていいますか、そういうものが各所で生まれているわけですね。そうしたことが、時々、テレビなどで報道されていて、私も、非常に感動しているわけですけども、東日本大震災、津波も含めて、原子力発電所の事故も含めて、こうした災害が起きた後、いわゆるそうした地震や津波に関係のない地域の中でも、今、やはりそうしたこの人々との連帯の強化っていいますか、絆を強めていくという問題が、各町内会だとか地域の中で、広がってきてるということも災害の後ね、そうした状況もずっと広がってきてるわけですね。私はこの福島の子どもたちが災害に遭う中でですね、お互いに協力し合う、助け合う連帯の絆の和を広げていくそうした取り組みを行ってきたそうした体験、経験をやはり美唄の子どもたちにも、是非教えてほしいというか、そして、美唄市の教育のそうした連帯を強めていく、そうしたことでの教育を強めていく一つのきっかけにしてほしいという具合に思いますけども、そのへんのところお聞きしたいと思います。以上です。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
長谷川議員のご質問にお答えいたします。初めに、倒壊家屋の対応についてでありますが、市といたしましては、可能な限り、所有者や管理者を調査し状況を伝えるとともに、土地の所有者等とも協議をして、適切な対応を要請しているところでございます。また、倒壊した家屋材料などが飛散する恐れがある場合は、現地を確認の上、応急的な対応を行ってきたところであります。なお、個人や法人が所有する私有財産につきましては、市が処分等を行えないことになっていることから、条例制定を検討するほか、防災、防犯、景観上の観点から、地方自治体が、解体撤去等を弾力的に対応できるような法整備を行うとともに、その費用についての財政措置の拡充を国に要望したところであります。次に、各地域の水洗化率についてでありますが、算出方法が複雑であり、かつ正確な数字が算出されないことから、難しいものと考えております。次に、南美唄地区の整備に向けた受益者負- -61担金などについてでございますけども、現在、実施しております東明地区において、土地所有者である大手町地所がすべて負担をしておりますが、南美唄地区については、まだ協議を行っていないところでございます。また、平成 23 年度末現在の、南美唄地区の全体計画は計画面積 61.4 ヘクタール、計画戸数約 915戸となっております。また、受益者負担金は概算額といたしまして、約 3,070 万円を見込んでいるところでございます。次に、南美唄地域におけるまちづくり地区懇談会での認定こども園の説明についてでございますが、これまで地域の方々に説明をしてきたところでありますが、改めて地区懇談会でも説明することとしております。次に、地域説明会についてでありますが、パブリックコメントの内容を整理した後に開催したいと考えております。次に、美唄市認定こども園の名称についてでありますが、7月からのパブリックコメントに合わせて名称を公募し、決定してまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)
長谷川議員のご質問にお答えします。原子力エネルギー教育についてでありますが、昨年 11 月に作成された副読本は、福島第一原子力発電所の事故を受けて発行されたものであり、小中学校の関連する教科においても、利点や問題点が取り扱われており、児童生徒の発達段階に応じて、原子力発電所の課題、放射線や放射能、放射性物質について学び、自ら考え判断する力を育むことが大切であると考えております。次に、避難生活をしている児童生徒との交流についてでありますが、本市においては、昨年度、美唄商工会議所青年部を通じて、石巻市の小中学校へ市内全小中学校の児童生徒による寄せ書きを贈ったところであります。福島などの避難生活をしている児童生徒との交流につきましては、現時点においては、被災地の実情や求めに応じて対応してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 2番 長谷川吉春
1点だけ、再々質させていただきたいと思います。下水道工事の問題ですけどもね、これから、南美唄で、計画では、いつからということが明確にはなっておりませんけども、いずれそのことがこの地域の中で具体化されていくものという具合に思うわけですけども、こうした工事が進む場合にですね、1つは、その土地の所有者が下水道工事に対して同意しないということがあった場合どうなのかと。先ほどのご答弁では、受益者負担金が約 3,070 万ということで金額もかなりこの大きいわけですよね。そうしたことから、土地所有者がその工事を同意しないという場合に、どうなのかということが1つあります。それから、もう1つは、整備区域にない南美唄の中では、高齢者が非常に多いわけですね、おそらく50%くらいになるんでないかと思うんですけども。そうした中で、仮に、水洗化しても、いつまでそこに住んでいられるのかということではね、皆さん口を揃えて、そう長く居られないんだからと、言うことはいうわけですね。そういう問題だとか、あるいは建物が、全体として老朽化している中で、例えばトイレを水洗化して、そこだけ新しくするという- -62場合に、古い部分と新しい部分との整合性といいますか、私も時々仕事をやっていた当時ね、そういう似たような仕事をやったりして、かなり土台やら何やら、相当傷んでいる部分を部分的に直しても、やはり、それが直した所と直していない所とのバランスが、特に冬になってしばれあがるという時に、非常につなぎ目のところが問題になるわけですけども、トイレを水洗化する場合、そういうことも考慮をして、そうしたことが起きないようにするとすれば、かなり工事費がかさんでいく部分という事がある訳です。そうしたこの費用の問題もあります。それから、もう1つは、水洗化した場合に、そこの共有区域の中では、そこで使われる水道料金が全て下水道料金に替わるわけですね。で、そうすると、水洗化していない家庭でも、その料金を払わなければならないということでね。非常に不満があるわけです。そうした事からこの今、南美唄の中では、南美唄には、水洗化しないでほしいという声も、多く寄せられているわけですけれども、そうした事から、今、現在の市の下水道整備の計画をね、この南美唄地域については、再検討する必要があるではないかという具合に思いますけども、その点についてのお考えをお聞きしたいと思います。
答弁 市長 髙橋幹夫(市長は2019年3月まで)
長谷川議員の質問にお答えいたします。下水道整備の同意についてでありますが、現在、実施している東明地区と同様に不公平が生じないよう土地所有者である大手町地所と十分に協議を進めてまいりたいと考えております。また、南美唄地区の下水道整備については、平成 18 年度に美唄市の下水道全体計画を見直し、整備地区を縮小したところでございますが、今後は、将来人口及び区域内の住民の方の意向などを踏まえて、整備の必要性について地元連合町内会と検討してまいりたいと考えております。以上でございます。