美唄市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月18日
(1)姉妹都市提携について/(2)農業問題について/(3)地域における諸問題について/(4)支庁再編について/(5)教育に関する件について
2010年6月18日、美唄市議会の一般質問で、森川明議員が「姉妹都市提携について」「農業問題について」「地域における諸問題について」「支庁再編について」「教育に関する件について」について質問し、市長 桜井道夫、教育長 安田昌彰が答弁しました。
- 質問者
- 森川明 議員
- 答弁者
- 市長 桜井道夫、教育長 安田昌彰
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 森川明
平成22年第2回定例会に当たりまして、私は5点、市長、教育長に質問をいたします。1点目は、姉妹都市の提携についてです。市政施行60年ということで、オープニングセレモニーがアルテピアッツァ美唄でマンドリン演奏の指揮で始まり、合唱団による市民の歌など多くの市民の方々が記念すべき年を祝い、あまりお金をかけない式典が成功裏に終わりました。しかし、私自身、素晴らしい企画であったにもかかわらず、何か物足りなさ、それを感じています。それは、市は海外等姉妹都市との交流が全くなく、残念に思えたからです。もし、メッセージ等の披露あれば花を添え、盛り上がりを見せたことでしょう。そこで、現在、海外との姉妹都市の道内における市町村の現況はどうなっているかという事で、調査をしてみました。現在の姉妹都市というのがものすごくありまして、実は、111都市で19カ国、アメリカが23都市、カナダ25都市、ロシア18都市、中国14都市、これ等が多く、さらに1カ所の国との提携をしているのが、イギリス、フランス、スイス、デンマーク、ノルウェー、ラトビア、フィリピン、ブラジルと提携している市町村もあります。また、複数3つ以上にわたる都市と提携してる市町村は、札幌が4、函館が5、小樽が3、石狩が3、旭川が4、稚内4、北見が4、紋別3、登別3、帯広3、釧路3、弟子屈3になっておりまして、美唄はゼロですから、炭鉱のまち、農業のまちとして過去、そして現代の伝統があるだけになぜかと思えるのです。札幌市はアメリカのポートランド市との提携という、これ余りにも有名ですけれども、ひもといてみますと、昭和34年、道内の第1号として、既に54年の歴史があり、道内等からもっていった桜の移植と大きく発展をしてきました。また、数々のきずなを深めておるわけです。文化交流を深めています。最近は、中国の瀋陽市とは、これも30年の歴史があるわけですけれども、食の安全で交流、更なる経済面での拡大を目指しているとの新聞報道もありました。ここで隣の岩見沢市ですけれども、実は岩見沢市には庶務課に国際交流係というのがある。職員が2名専従しておられます。担当していました。旧栗沢町がアメリカオレゴン州のキャンビー市、これは札幌近郊のまちとの国際交流をしたいとの要望で、中学生訪問団派遣の行われている実績があります。また、アメリカのポカテロ市、ここは岩見沢市と緯度が同じ、開基が同じ、共に交通を中心として、拠点として発展をしたと。産業も水稲、たまねぎ、ポカテロ市はじゃがいも、アイダホポテトが有名ということで、農業の力の入れ方が共通点があるということで昭和58年度から交流が始まりまして、昭和60年に調印をし、ホームステイ等訪問団が岩見沢市から延べ22回348名、相手のポカテロ市からは、述べ22回の342人と大きな成果を上げているわけであります。市長、ちょっと長々と聞きづらいかもしれませんけれども、実は、空知管内では一体どういう状況になってるのかと、ちょっと触れてみたいと思いますが、夕張市は中国の撫順市、これは、炭鉱から取り持つ縁と、しかし、ここの撫順市は人口が226万もいると、大都市です。そこと提携してる。芦別市はカナダ、シャーロットタウン市、これは小説の赤毛のアンでテーマパークを第3セクターが芦別に開業したという事で、提携を結んだんですけども、人口は3万の港町です。赤平市が隣の国、韓国、三陟市、これも同じ炭鉱の都市であったという事で技術交換をしたというのが発端です。8万1,000人の市です。赤平はもう1つあるんです。中国の汨羅市という、非常にこれ難しい字書く市ですけれども、北海道赤平日中友好協会、これが手を結ぶ会、これが支援活動を行いまして、人口この市は実に67万人の市です。滝川市も最近ちょっと新聞に載っておりましたけれども、アメリカのスプリングフィールド市、マサチューセッツに友好交流がありまして、これは元知事の横路さんの仲介によって調印をされた、スタートを切られたということです。深川市は、カナダ、アボツフォード市、これは拓殖短大とフレーザーバレー大学との提携を機会にし、市民交流が深まったということで、人口は11万人。これは州最大の農業都市なんです。また、隣の奈井江町なんですけれども、フィンランドのハウスヤルビ町、これ福祉で結びついてるんです。国際交流を結び、厚生省から当時の紹介をされたという事で、人口は8,000人。上砂川町もカナダのスパーウッド町、三井鉱山水力最短技術を指導したという事で、炭鉱のまちです。人口は4,000人。沼田町がカナダ、ポートハーディ市、これは地区水産加工会社がニシンを輸入しているという関係で交換留学をしてるということで、人口が1万2,000人。このように、姉妹都市の多さにはちょっと驚きました。私も早速大きな世界地図を購入いたしまして、そこで塗りつぶしていったんですけれども、これはすごいなという感じを目の当たりにいたしました。その動機と言いますのも、地理とか、気候、人口、産業、共通の類似点があるわけでして、美唄市も世界的な彫刻家安田侃さんがイタリアのミラノ市を中心に活躍しておりますし、また、旧産炭地として、現在、農業が中心だという都市が世界をひもといてみますと、かなり多くあるという現実がございます。市は今日までに姉妹都市提携についてどういう働きをしてきたか、その経過と、さらに北海道から打診があったのかどうか、そういう経過がなかったのか、今後どう対応していくか、この点について伺いたいと思います。2点目は、農業問題についてです。新規就農者の実態という事で、農業白書が最近閣議決定をいたしました。農家収入を安定させるために新たな農政の大転換を白書は位置づけています。平成21年度の農業生産額は、ピークの平成2年、調べてみますと、比べると、なんと4兆円も減少してると。耕作利用率も低下をしています。農業従事者の平均年齢が66歳と高齢化をしてる。後継者も不足してる。まさに深刻な事態で、今日人口対策が大きな課題となっていますけれども、いかに人口を増やしていくか、そこに結びつけるか、農業に従事してる方の後継者が不在だという現実、また、多くの耕作放棄地を抱えている現状で、新規就農対策が各自治体が中心となって具体的に講じられているわけですが、また、専門窓口もそれぞれおかれまして、農業担い手不足解消への支援に相談から各種手続までサポートをしていると、これを行っております。岩見沢市が市長が中心となりまして、農業後継者対策協議会がサポートセンターを設置をし、ホームページを開設をしてまして、呼びかけております。ここに道庁の資料があるわけですけれども、平成21年の新規就農者実態調査、これ実は平成22年度の5月の18日公表ということですから、つい最近のものです。いただいてきました。検討してみますと、平成21年度の新規農業者総数は611人、前年度の599人から比べ12人増加をし、平成16年の728人をピークといたしまして、12人の増加、最高にいたしまして、だいたい600人から700人という間で推移をしてる訳ですけれども、非農家出身の新規参入者、これ等については横ばいであるものの、近年はUターンの割合が高まりまして、これがまた1つの特徴です。市町別には空知は新規就農者が95人、前年比23人増加いたしました。増加数は十勝、網走、空知、空知は3番目に増えているという状況で、経営形態別を見ましても、畑作が多く、酪農の次に稲作となっております。新規参入者は野菜が一番多く、次が酪農、Uターンは畑作、酪農、そして稲作とそれぞれ色わけがされます。さらに就農時の年齢、新規参入者の出身地、それから、投資額等、多くの分析がなされているわけです。そこで、お伺いしたいのは、平成21年度における市の取り組み状況、新規学卒就農者数、Uターン就農者、新規参入者の数、そして経営形態、研修の受入農家に対する知事から認定を受けている指導農業士の数をお伺いをいたします。次に、農外の企業等の農業参入状況についてですけれども、21年の10月に特定法人に対する貸付事業が改正をされ、廃止をされたという説明を受けてきました。これ等も資料等を見てみますと、平成21年の9月、全道における参入状況ですけれども、全道で農業生産法人が111法人、空知が9、関連企業が144社、空知が14となっており、十勝、石狩、網走が多く、営農形態別では畑作が全体の45.9%、畜産、野菜が続きまして、参入企業は建設関係が4割、食品関連業が、あるいは農産物販売業、製薬会社、観光関連会社となっております。企業が新たに法人を設置しての参入は8割を超え、近年の増加傾向にあり、経営面積が30ヘクタール未満の法人が6割を示しています。そこで、市の参入状況はどのようになっているかという点です。地域農業振興というためには、積極的に農業参入へ企業誘致を進めている現況下ですけれども、21年の実態をお伺いをいたします。農業問題では本年農林業センサスの年です。これは5年に1度ですけれども、調査で2月1日から実施をされました。実は、分厚い資料、183ページにわたって美唄市の統計書平成21年度版をいただきました。農業部門を比較をしてみますと、実はこれ平成17年度のセンサスの調査の結果が載っていると、掲載されていると思いますので、今後、市の農業センサス比較推進に当たりまして、本年度の調査で実施が早く明らかになるように、どういうデータが出てくるのか、大いに期待をしているわけです。3点目は、地域における問題について、1つは、限界集落についてです。限界集落につきましては、65歳以上の高齢者が半数を超える集落と定義づけられておりますが、最近の実態調査では、道内全集落の8.6%にも当たる570集落が該当しました。以前にこの問題について市の現状を質問をし、3集落が限界集落に当たると答弁がありました。道内には今後消滅の危険性ありが、なんと3割の160集落があるとのこと。その後、市も地域別人口及び世帯数調査等からして、増える可能性はあります。集落ごとの移転は産炭地と戦後開拓という特殊事情から不可能です。10年後の見通しと合わせて過疎対策をお伺いしたい。それと、次には買い物難民についてです。買い物難民という言葉が一人歩きをしております。これは別に農村だけでなく都市も該当がされ、スーパーが大型店の進出に伴い、地域の中小スーパーがどんどんなくなってきてる。買い物の空白地帯が生じまして、車を持っていない高齢者は日常の買い物に困る人、いわゆる買い物弱者が全国でなんと約600万人も上がるといわれております。当市においても茶志内地区では唯一のコンビニが閉店し、地域住民が買い物難民となり、さらに自動販売機すらなく、ジュース1本でも中心部に行くというような、まさに死活問題となっていると。茶志内・中村地区等から自治体で対応策を考えるべきでないかという切実な声もあるということも事実です。自治体での宅配サービスといっても出費が予想より多くかかるという難題がありますけれども、横浜市とか、道内では喜茂別町が支援に乗り出し、高齢者の生活を守る事業が開始をされました。札幌市南区でも生協が無料の買い物バスの運行をし、過疎地域での移動販売車の検討が進められ、夕張市は栗山のスーパー業者が夕張からの買い物客が非常に多いということで、高齢者を中心に苦労している手助けということで、これも無料送迎バスが運行の見通しとなりました。市もこの買い物空白地区解消の1つとして市農協とかコア美唄が乗り出したと、そういう報道もありましたけれども、自治体としてこの問題解決のために取り組んできた経過からそういう内容になっているのかと。運行に対して、市はどのような対応を考えているのかということをお伺いいたしたく思います。4点目は、支庁の再編についてです。道内の支庁が最初に登場したのは1872年、当時は人口が少なく行政区画では、役所をそれぞれ配置ができず、公営企業をカバーする行政組織として明治政府が設置をし、1910年、明治43年に道内を14地域に分けた。して、現体制のスタートが切られてまして、既に1世紀、100年が経過をしました。その道庁が本年4月から新体制でスタートを切られました。しかし、再編をされたといえども、旧体制と変わらず、実感がわいてこない。どうもぴんとこないと言うんです。新しい組織は、9つの総合振興局と5つの振興局、網走支庁、オホーツク振興局に名称変え、空知管内の幌加内町を上川総合振興局に、留萌管内の幌延町が宗谷総合振興局に移り、支庁という呼称がなくなったと。事務的には何ら変わっていないんではないかという。私は質問したいのは、市民生活は影響がないと思いつつも、空知総合振興局に変更になった。このメリット、デメリットがあったかどうかということです。実態は看板の書き変えのように思えるんです。当初は国と同様に道の出先機関も地方分権にふさわしい形に変える必要があるということを知事を初め幹部は強調していました。しかし、各市町村の理解を得ることができず、中身を骨抜きにせざるを得なかった。これが実態と思います。人口流出と少子高齢化、産業の空洞化、医師の都市部偏在、市の抱える課題が余りにも多きすぎ、こうした不安を解消すべき体制を整備すると、これを道庁がやっぱり最優先にすべきでした。行政の効率化を図りつつ、地域振興に配慮をした体制を整える方針とは絵に描いた餅で、かけ離れてしまってるというふうに判断をするわけです。市としてはこの再編に直接関わった問題点、対応した経過があるわけです。今回の再編成は地域の視点に立っていない感があり、スタートした空知総合振興局に対し、市町村との信頼関係は欠かせません。行政効率化と財政健全化の観点から、冒頭述べました市のどのようなメリット面等あったかをお伺いをいたします。5点目は、教育に関する件についてです。新教育長、どうも就任おめでとうございます。教育につきましても、非常に課題・問題山積してるわけです。積極的にお尋ねしたいと思ってますが、ひとつよろしくお願いいたします。私は今日まで必ず定例会ごとに教育に関する点で多くの質問をしてきました。今回、国旗・国歌に関する件、これは私なりに考え方があり一度も質問をしていません。しかし、今回の思想・信条の自由を強権で納得させるようなやり方、道教育委員会、学校の卒業式と入学式における国旗掲揚や国歌斉唱に際し、実施状況調査について教育に関する不当な介入、そして現場が混乱させた事実、これははっきりやり過ぎでないか、行き過ぎでないか、そういう感じを持っております。実態を知るにつれ、新教育長に1つ矛盾点と指摘をしつつ考え方を伺います。この件については、ちょっと名前忘れてしまいましたけれども、本市選出の道議が北教組を社会的に孤立させるために動いたようにも思え、道教育委員会がそれに手を貸したというようにも思えてならないのです。各種新聞にも大きく取り上げられました。ある憲法学者は、子どもたちの思想・良心の自由にも配慮しなければならない。その点と口をこじあけてまで無理やり歌わせる今の対応そのもの、行き過ぎだと言ってるんです。教育長、今思えば、国旗・国歌の法制化の際には、当時の小渕恵三首相、あの平成というパネルで有名になった人ですけれども、強制をするものではない、義務付けは考えていないと11年前に国会で答弁をしているんです。教育長は御存知のことと思います。元々、国旗・国歌法案、強制はしない、このことを前提に成立をしています。本当にこれわかりやすい表現ですよ。ここに週刊金曜日なんかありますけれども、これは教育が危ない、これは特集ですよ。戦争をする国の国民を作るために愛国教育強制の歴史として、平成元年3月から今日まで、つぶさに掲載をされておりますが、日の丸・君が代が指導の対象に、驚いたことに実に450名近い教職員が処分を受けてるということです。このように、愛国教育を進めること、戦争を肯定する歴史戦争認識を定着をさせる狙い、これ等を推進しようとしてる姿なんです。今回の入学式における国旗掲揚・国歌斉唱の調査、不当にも国歌斉唱の際に不起立の教職員に校長の職務命令で処分をちらつかせ、思想・信条の自由を強権で屈服させる道教委のやり方には激しい憤りを感じます。新学期を迎え、教職員は未来の担う子どもたちを育むため、多忙な中で力を合わせて教育にあたって、こういう時期に、大切な時期に、混乱をひいた差し金は誰か、この調査はゆとりの教育、子どもと向き合う教育の水を差すもので、何者でもありません。そう言えば、昨年は確かに帯広の道立高校の授業に北海道新聞の社説を活用した、このことが問題になりまして、結果的には社会的に道民から批判を受けたんじゃないですか、道教育委員会は。またも、今回の行きすぎな事件、教育長どう思いますか。次に、私は小学校教科書のページ数増についてです。「教科書を開くと頭痛くなる」これは5月の17日に峰延中学校の小河桃香さん、北海道新聞の川柳欄に入選をした句です。本年の教科書、小学校来年からですけれども、大幅に厚くなるという、サイズを大きくし分量を増やす、これ等は学力向上に果たして役立たせるということですか。内容を調べてみて驚きましたよ。ページ数が平均25%も増える。理科が37%、算数は33%、大幅に分量アップ、これでは詰め込み教育に逆戻りをする、ゆとりのある教育の効果など期待できず、保護者も戸惑いを感じとられます。このような分厚い教科書を使いこなす準備づくり、環境づくりを市教育は率先しなければならない立場にあるわけですから、大変なことでしょう。教育の成果と言えば、このような教科書や指導方針が変わるたびに現場は混乱をしてくるんです。子どもたちの負担がどの程度になるのか検証すべきです。詰め込み主義教育がいじめや不登校、子どもたちのストレスにも関係をしています。職員の時間的な余裕もたらない、こういう対策をどうするか、取り組んでいる今の時点ですけれども、教育長この点についても1つお伺いをし、質問を終りたいと思います。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
森川議員の質問にお答えします。初めに姉妹都市提携についてでありますが、本市のこれまでの経過といたしましては、北海道が姉妹提携している中国黒竜江省や、カナダアルバータ州、アメリカマサチューセッツ州、ロシアサハリン州について、北海道から姉妹都市提携の意向調査などがあり検討したことがございました。また、市政施行50年に際して、専修大学北海道短期大学の留学生との関係で、中国黒竜江省の桂木斯市との交流について検討した経緯があったほか、日伯協会からブラジルの都市との提携の話をいただいたこともございました。しかし、いずれも明確な連携の動機や目的が見出せなかったことに加え、経費の捻出や専任職員の配置などの課題があったため、実現には至りませんでした。昨年末の北海道の調査によりますと、道内では73市町村が19カ国と姉妹都市提携をしており、国別ではカナダ、アメリカ、ロシア、中国など北海道と気候や風土の類似した北方圏地域との提携が大半を占めております。国際化、グローバル化が急速に進展している中、国際交流はまちづくりにおいても非常に重要なものであると認識しており、長期的に検討していかなければならない課題であると受け止めているところであります。次に、農業問題について、新規就農者の就農促進活動についてでありますが、本市では、北海道農業開発公社のホームページを活用して新規就農者の受け入れ情報を発信しているほか、就農希望者からの紹介に対応するとともに、希望者が安心して研修や就農できるよう、農業改良普及センターや農協などの関係機関・団体と連携して、指導や助言を行っているところであります。また、農業後継者に対しましては、農業関連大学等での教育や研修を受けようとする希望者に対し、同公社が実施している就農研修資金等の活用について情報提供を行っているところであります。次に、平成21年度に新規就農された方は学卒者2名、Uターン8名、道外からの新規参入者1名の合計で11名となっており、経営形態としては水田・畑作経営が7名、水田・畑作・野菜経営が2名、水田・野菜経営が1名のほか、新規参入者1名は野菜経営となっております。次に、指導農業者につきましては、現在のところ男性4名、女性1名となっており、主に新規就農者等に対する技術指導や助言などを行っております。次に、農外企業等の農業への参入状況についてでありますが、平成21年度において、農業へ参入した企業はありませんが、これまでに市内企業2社が参入しております。このうち、平成20年度に参入した1社は農業法人を設立して家畜の使用、肉の生産販売等を行っており、この法人の特色としては、使用している綿羊に本市の特産品であるグリーンアスパラの端材を飼料として与え、肉質、うまみを向上させるなどの工夫を凝らしているほか、この肉を使った加工品の開発などにも取り組んでいるところであります。今後の対応につきましては、これまでも問い合わせや相談等にこたえてきたところですが、農業への参入に感心を示す企業からの照会がありましたら、農業委員会等と連携を図りながら、その対応に努めてまいりたいと考えております。次に、地域における諸課題について、集落の将来見通しについてでありますが、一般的に過疎化が進み、高齢者の割合が50%を超えて集落機能維持が困難になっている集落を限界集落と呼んでいるようでありますが、住んでいる方のことを考えると、限界集落という言い方は適当ではないという考え方から、最近では、基礎的条件の厳しい集落維持が困難な集落などの表現も見られているところであります。本市では、昨年10月現在の地域別の高齢化率で見ますと、4つの地域が50%を超えており、5つの地域が40%台でうち1つは45%を超えております。今後、さらに高齢化が進むことが予想されますので、10年後を見通したときに、さらに2つの地域では高齢化率が50%を超えることが考えられます。また、本市では公営住宅についてまちなか居住を進め、高齢化に対応した居住環境を整えようとしておりますので、今後、市内で高齢者人口の移動が少なからずあるものと考えております。このようなことから、過疎対策としては、可能な限り集落機能を維持することを基本として、移住・定住の取り組みとともに、公共交通の再編や高齢者の方へのきめ細かな健康指導などに加え、地域の皆さんともご相談しながら、冬期間に複数世帯が1カ所に集まって住む方法などの検討を行ってまいりたいと考えております。次に、高齢者などの買い物についてでありますが、高齢化が進む本市においても茶志内のコンビニエンスストアの閉店や、Aコープいなほ店の閉店などで、買い物に不便を来たす方々が増えているものと思います。このような状況の中、Aコープ美唄本店では、6月20日の日曜日から日曜限定で南美唄地域、東明地域、西美唄・中村・茶志内地域の3路線の無料買い物バスの試験運行、また、コア美唄では、6月19日の土曜日から土曜限定でいなほ地域、進徳地域の2路線の無料買い物バスの試験運行を実施し、いずれも3カ月間の試験運行でその状況を見て今後の継続運行などを検討すると伺っております。市としては、市民バス停留所の有効活用や、広報誌メロディーで取り組みをお知らせすることとしており、今後とも必要な対応に努めてまいりたいと考えております。次に、支庁再編についてでありますが、支庁制度改革の背景としては、地方分権改革の進展への対応のほか、広域的な視点に立った効果的な地域政策の展開、簡素で効率的な体制の整備などがあったと承知しております。本市への影響につきましては、空知総合振興局は所在地の変更が無く、従来の支庁の機能が維持されたことに加え、道の本庁が持っていた権限のうち約380項目について、今後、総合振興局に移譲されることから、これまで道庁で行っていた許認可の手続きが空知総合振興局でできるようになるなど、利便性が向上する面もございます。また、空知総合振興局が石狩振興局の所管区域に係る事務を、広域事務として所掌できることになることから、今後は、空知地域と石狩地域が一体となった道の事業の展開が図れるものと考えております。この広域事務については、今後、道と地方4団体との協議によって内容が決められることとなっておりますので、市町村振興に一層資するものとなるよう、全道市長会と連携した働きかけをしてまいりたいと考えております。私からは以上でございます。
答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)
森川議員の質問にお答えします。初めに、道教委の国旗・国歌調査についてでありますが、卒・入学式における国旗・国歌の実施状況については、これまで校長からの聞き取りによって把握し、報告をしておりましたが、本年3月からは各学校に職員を派遣し、直接状況を把握し報告するよう求められたところであります。今回の調査は道議会や保護者から、学習指導要領に基づく卒・入学式における国旗・国歌の指導が不十分であるとの指摘があった事から、国旗・国歌の指導の一層の充実を図るため実施したものと認識しております。公教育においては、学習指導要領に基づき国旗・国歌を適切に指導することが必要であると考えております。次に、小学校教科書のページ数増についてでありますが、この度の学習指導要領の改訂では、戦後60年続いた教育基本法の改正に伴い、生きる力の育成の理念を引き継ぎながら、授業時数を2割程度増やし、学習内容を充実させております。このことから、来年度からの小学校教科書のページ数は増加しますが、教科書に記述されてる内容をすべて教えるのではなく、発展的な学習など個々の児童の理解の程度に応じ学習する内容であることや、児童が興味・関心を持って読み進められるように、話題や題材に創意工夫をするなどの観点から編集されており、子どもたちに学ぶ意欲を育む内容となっております。そのため、新しい教科書を生かす指導の工夫改善や、教材研究に取り組む時間が十分確保され、教職員が児童と向き合うことができるよう、地域で学校を支える体制づくりを進めるとともに、教職員の定数等の充実・改善に向けて、今後とも全国教育委員会連絡協議会や全国都市教育長協議会などを通じ、国や道に要望してまいりたいと考えてございます。以上です。
再質問 2番 森川明
それでは、自席から再質問させていただきます。1点目の姉妹都市の提携についてですけれども、過去に答弁では道からの打診、さらには、専修大学北海道短期大学の留学生の多い中国とのチャンスがあったにも関わらず提携に至らなかったと。これは大変に残念に思っております。いずれも、経費が捻出面で課題要因と答えておりましたけれども、他市町村の実例を見ますと、お金を余りかけないでの交流を進めていると、いわゆるお互いに提携した市との知恵を出し合いながら、交流を深めているという実態もあるわけなんですよ。今後、進めることはなかなか難しいということでしたけれども、長期的に打診をする、こういう答弁ですが、早急に前向きに提携交流はしようとの判断で検討していただきたいなというふうに思います。それと、この姉妹都市について、国際交流に力点を置いて来ましたけれども、国内交流についてです。沖縄の南城市との青少年交流活動、子ども会育成交流訪問ということ。これは、市から夏に、冬は南城市からということで、中学生の交流の実態があります。すでに定着してるという事で、メロディー等にも掲載がありましたけれども、これあたりは姉妹都市の方に進むべきでないかというふうに思っておりますが、これはどうなんですか。さらに、道内の美の付く美瑛、美深、美幌、この4つの美の付くサミット、これ等も非常にユニークな試みであるというふうに思ってます。観光面だとか、お互いのさすけの農業面もかなりそれぞれの特色もありますから、大いにこれは交流を再開し、サミットを開催をして、都市契約等を結ぶべきでないかと思いますし、またさらには、中標津町との交流もメロディーにも載っておりました。友好都市としてこういう進める面が多々あるわけですけれども、この点をどう考えているのかという点です。2点目の、農業問題についてですけれども、新規就農者促進活動、この市の実態が平成21年で11名、空知管内が全体で95名ですので、パーセンテージから見ますと、明るい兆しも見えてきました。経営形態も水田・畑作・野菜、と多岐にわたってきましたし、さらに、指導農業士等も5名、これは広範囲に新規就農業の技術指導のために助言を行っている。活躍をしているということですので、大変力強いわけです。また、農外企業等の農業参入の件、今後も1つ努力をすることを期待をいたしております。3点目は、地域における諸問題の限界集落についてです。名称についてご指摘も答弁の中でありました。地域住民のことを考えると、限界という表現がいかがと。これは、こういう問題につきましては、私も承知をしています。市長の答弁では、昨年の調査からして、1つの地域が増えそうな状況にあるということですし、さらに5つの地域が高齢者割合が既に40%以上超えていると、10年後は50%超えが予想されるというようなこともあり、まさに深刻な事態です。これは美唄市だけでなく、他の区市町村等も抱える大きな悩みなんですけれども、過疎対策、移住・定住の市としての取り組み、冬期間のみの集住等、検討するというお答えでした。地域と十分相談をし、対応し、その中から進めていかなければならないと思っております。また、深刻な状況にある買い物難民の件についてですけれども、市農協、コア美唄が無料バスを運行し、解決を図るという答弁、まさに朗報です。無料バス、この利活用、これ等につきましては、広報等のPRを進めたいということですけども、心配するのは3ヶ月の試験運行という、ここなんです。当然、赤字になったら大変なことですし、どれだけ利用されるのか、この取り組みとなるといろいろ考えられる点も多くがありますが、利用者数アップのために、今後、3ヶ月でやめたと言われないような継続運行されるように市も働きかけを強めていただきたい、このように思います。4点目の支庁の再編です。支庁の再編、総合振興局と振興局への衣替えですか。冒頭言いました100年に1度の改革、いわゆる鳴り物入りで、その割合にはただの僕はやっぱり看板換え、そういう感じを強く持っているんです、見えてたまらないんですよ。道庁で行っている許認可の手続とかを空知総合振興局でできるようなメリット面があったという報告もありました。お答えもありました。分権の時代に道の果たすべく役割をきちんと精査をしまして、任務分担等をきちんと定めてから再編を図ってもいいんでないかと。どうも見切り発車という感が拭えません。市も例えば印刷、あるいは規則・規定等、書類等のまだ事務手続等、ゴム印等の出費も予想されますよ。道庁だけでゴム印等の消耗品だけで6,000万円が出費をされたと。それが全道の各市町村で規則・規定からさらにゴム印とか、封筒とかなおす云々等、考えるとおそらく9,000万近くの今回の再編の出費になるのではないかというふうに言われております。効果的な地域政策実行に当たって、更なる整備が求められている。この点を強く申し述べておきたいと思います。5点目の、教育長の答弁ですけれども、道教委の国家・国旗に関する調査の件ですね。これは法的に規定のない国旗の掲揚場所や国歌斉唱のときに起立把握までの調査ですけれど、見てみましたら。どうもやっぱり教育長の答弁では納得いかないんですよ。過去には管理職と教職員とが激しい対立をしたその経緯もあります。PTA等で開校記念・式典だとか、あるいは入学式・卒業式等に議論を深めた時期も確かにありました。しかし、今は何も対立はないはずです。寝た子を起こすようなこの調査、得意顔になっている仕掛け人の横やり、こういう大して腹立たしくそういう感じてるわけです。伝えたいのは何かと、起立をしない教職員のいた学校名と数か、地域ごとの傾向かどうか、校長の職務命令に従わない教職員を懲戒処分にするという脅しなのか、従わないのはけしからんと強圧的な指導要領の実施で学校現場を混乱をさせ、処分をちらつかせている。これが道教育委員会なんですよ。教育長、今回の国旗・国歌だけではなく、今後、教育現場のあらゆる面で不当にも介入してくるのではないかと、私は危惧してるんですよ。思想・信条の自由を侵害する、こういうやり方、政治的な機才を感じさせる、うがった見方をすれば、戦争をやれる国として担い手をつくり出すための愛国心を叩き込む、植えつけようとしているのかもしれません。教育長、そう感じませんか。小学校の教科書のページ数増の関係、やっぱり答弁をお聞きいたしましてもすとんと落ちない。ゆとり路線からの脱却が透けて見えてくるのです。25ページ増の分、基礎的な知識だけで生きる力の育成と考える力、応用力の育成とこれが重視されたと言われても、厚くなる分難し過ぎるのではないですか。それぞれの学校に検討協議をゆだねるというようなことですけれども。今、それを見てみますと、6年で中学1年生で学ぶ1次方程式がこれ盛り込まれてるんですよ。教育長ご存知ですね。いわゆる英語も前から言われたように、小学校から導入をされるようになったと。はっきり言うと詰め込み主義、詰め込み主義の復活なんですよ、これは。全部教えるもので、先程言った学校で検討の上対応したいからと大丈夫だという答弁ですけれども、教える先生方、教職員も大変なんです、これ。分量増えた分、授業時間が不足する分、効率的な授業の進め方、あるいは専念しようとしても今塾に通っている子どもがどんどん前に進んでいるという、授業についていけない子どもと、そうでない子どもとの学力差がどんどん広がっていると。そういう面にも拍車をかけるのではないですかと。この頃塾の広告すごいですね。挟まってくるのは。小学校からのもあります。現場でその指導法をじっくり研究し、討議を重ね、進めないとその学習指導要綱そのものが反省点が多いために悔いが残りますよ。冒頭申しました生きる力の育成の理念ですね。これが今回の来年からの教科書増と結びつくのがどうかという点はちょっと難しい。その点を踏まえて再度お伺いをいたしたい、このように思います。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
森川議員の質問にお答えします。最初に姉妹都市等の問題でございますけども、国際交流というのは、やはりまちづくりにおいても重要なものと認識しております。ただ、私どもは国際交流となると、やはり経費面、それから配置面ですね。職員の体制等さまざま、これは負担になるというふうな認識を持っておりましたけども、今ほど、余りそういうお金をかけないでという方法もあるようでございますので、その当たりは今後検討させていただきたいと思っております。それから、美有サミットが6年からスタートして、これは美が付くまちがみんな集まっていろいろやってたわけでございますけども、いろいろ10年間やった中で、いろんな成果等を検証した結果、お互いが話し合って、10年ということでこれはやめたというような状況でございます。市としましては、平成7年度から沖縄県の佐敷町、現在の南城市ですか。ここと青少年交流を行ってます。この事業に関しましては、今後とも継続してまいりたいなと考えてございます。また、中標津町とのイベントの際の交流活動、行っております。これは、中標津と美唄市がいろいろ、別なお米と酪農製品等を交換するというような、そういう目的でございますけども、これが、姉妹都市等にはつながるかどうか、このあたりはあくまでも経済的な交流を狙ったものでございますんで、このあたりもいろいろ今後検討はしてまいりたいなと思ってございます。いずれにしても、国内の姉妹都市、それから友好都市などに関しましては、市民レベルでの交流も重要でありますので、今後、交流や連携の契機となるもの見極めながら、検討してまいりたいと、このように考えてございます。それから、買い物難民という部分でございますけども、本当にこのあたりの対策を市としてもどうかしなきゃいけないという、このあたりを今後当然考えていかなければならない部分ですけども、農協とコアさんが本当に民間のレベルでやっていただいたという事で、これは、農協がスタートするときは、市に参りまして、市民バスの停留所、これを使わせていただけないかと、そのようなことで、私どもPRはしっかりさせていただくということでお話しました。ただ、3ヶ月間の試験運行ということございますんで、3ヶ月でやめられたらちょっと困るもんですから、これは、これから継続して実施されるよう、市としてどのような協力体制がとれるか、この支援策等について、今後考えていきたいと思っておりますので、ご理解願います。
答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)
森川議員の質問にお答えします。初めに、道教委の国旗・国歌の調査でありますけども、学習指導要領では、入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに国歌を斉唱する指導をするものと定めております。先ほども御答弁申しましたが、今回の調査は道議会や、保護者から学習指導要領に基づく卒・入学式における国旗・国歌の指導が不十分であるとの指摘があった事から、国旗・国歌の指導の一層の充実を図るため実施したものと認識しております。私といたしましては、卒・入学式などの学校行事は、児童・生徒はもとより、教職員、保護者、地域の皆さんにとって大きな節目として思い出に残るものであり、その目的や意義を踏まえて適切に実施することが重要であると考えております。次に、小学校教科書のページ数の増についてでありますけれども、生きる力を支える確かな学力を身につけるためには、体験的な理解や反復学習などの繰り返し学習が必要となります。そのためには、一定の授業時数を確保して、学習意欲の向上や学習習慣を確立することなどが重要とされております。今回の教科書のページ数の増は、児童が興味・関心を持って読み進められるよう、話題や題材に工夫を行っており、児童が家庭でも自ら学習できるよう、丁寧な記述、練習問題、文章量が充実されるなどの配慮がなされたものと、このように考えてございます。以上でございます。
再質問 2番 森川明
それでは、市長、私はね、この姉妹都市の実現になんかこだわってるような感じを受け持つかもしれませんけれども、確かに、海外の方にえらいこだわっていると、国際交流にこだわっていると、こういう実態があるんですよ、自分自身もですね。でも実は最近、総務省、5月21日だったですけれども、海外の活発に交流した国内の自治体に送る本年度の自治体交流表彰に道内では鹿追町が、京都府とそして北九州市が選ばれました。鹿追町はカナダのストニィプレイン市と昭和60年に姉妹都市を提携し、まちを挙げての交流を深め、学校でのカナダ学を小中高、これが一貫教育に取りいれたと。これが評価をされたということなんですよ。前年度は同じ北海道で当別町が選ばれまして、2年連続の快挙だそうですけれども、こうした実態、功績等を知るにつれ、私はやっぱりちょっと寂しく思うのは美唄市の存在なんですよね。ひとつ交流の実績についても、その頂点に立つように、長期的でなくて、今すぐにでもちょっと検討してみるかと、そういう気構えでひとつ取り組んでいただきたいなということなんです。それと、国内交流の関係ね。これ沖縄の南城市だとか、美有サミット、これもっともっと定着すべきであると思っておりますので、この点はよろしくお願いいたしたいと思います。それと、教育長ですね。同じようなことを質問してるように思うかもしれません。実は、教育長答弁、実は部長時代非常に歯切れよかったなというような感じを持ってるんですけれども、今どうも何か立場上かもしらんけれども、奥歯に物が挟まったような、そういう感じを受けております。何度もお聞きいたしますけれども、道教育委員会の調査・指導、これ国旗・国歌の強制だと、思想・信条などの自由を保障した憲法違反だということなんですよ。調査を行い、圧力、こういうかけるやり方を追求しなければならないと。教育長が言っておられました本当に卒業式とか入学式は思い出に残るもんなんですよ。教育の行政に対するその思い出に残る事に対する圧力、これはだめですよ。教育は100年の体系にあると言われてますね。もちろん、積み重ねつつ政策をそういう政策が必要です。教科書のページ数増も余りにも変わりすぎたということ。新学習指導要領の原点は、私は学力テストにあるんでないかと、その結果でないかと、そう思っているんですよ。一喜一憂しているその全国の各都道府県教育委員会負担のかかった教職員、これ等は注目すべき事は平成4年以降、公立高校の廃校が5,000校あったと。そのうち1割以上の584校が北海道なんですよ。少子化のために学校も小規模化してるという状況ですが、統合によって教職員の数が当然減っているにも関わらず、担うべきその業務量は変わっていないと。教員、職員1人が負担する量が総体的に増えているという実態もあります。実態らしいですよ。スクラップアンドビルドの対応がされていません。分厚い教科書について、その教え方、全部ではなく要点について教えるというふうに再質問の中でも教育長答弁ありました。特定ある学校づくり、特色ある学校づくりといえども、やっぱり詰め込み教育にならざるを得ないのではないかということです。ことわざに実は、引いて発たず、これは、あの弓を十分に引いて見せるが、矢は放さないということで、人に教える時、そこのそこまで教えてはしまわないで、勉強の仕方を示すのみにとどめる。自らその分学習をし、習得するように仕向けると、こういうことわざがありますけど、こういうことわざ教え込むべきだと思っておりますよ。確かに答弁の中では、教職員の定数増については、全国・全道の教育長会議等の中で意見を述べていきたいと、してまた、要望し、上部の方に伝えていきたいという前向きなお答えもありました。この小学校教科書の関係についても、意見等を教育職、あるいは道教育委員会に対し物申す、こういう姿勢がやっぱり貫いていっていただきたいなというふうに思うんですけれども、再度、この答弁を求めて質問を終わりたいと思います。
答弁 教育長 安田昌彰(教育長は2012年12月まで)
森川議員の質問にお答えをいたします。初めに、国旗・国歌についてでありますけども、卒業式は卒業生の巣立ちに際し、これまでの学業に務めた成果を認め、これからの前途を祝福する場であり、また、入学式は新入生に、これからの学校生活に希望を持たせる場であると考えております。このことから、私は、これらの学校行事には主役である子どもたちにとって、人生の大きな節目として思い出に残る大切な行事であり、その目的や意義を踏まえて適切に実施することが重要であると考えております。次に、小学校教科書のページ数の増についてでありますけども、今回、教科書の改定は子ども達がもっと知りたいという、そういう学ぶ意欲を育む内容となってございます。各学校において、このような教科書を生かす教育課程が工夫されることが行われることとなります。教育委員会といたしましては、指導の工夫改善や教材研究に取り組む時間が十分に確保され、そして、教職員が児童と向き合うことが大切なことであることから、地域で学校を支える体制づくりを一層進めると同時に、教職員の定数等の充実改善に向けて、国や道に要望してまいりたいと、このように考えております。以上でございます。