みんなの議会

美唄市議会 平成21年第4回定例会 2009年12月14日

(1)国の事業仕分けによる公共事業の見通しについて/(2)農業行政について/(3)三井美唄幼稚園について

2009年12月14日、美唄市議会の一般質問で、長谷川吉春議員が「国の事業仕分けによる公共事業の見通しについて」「農業行政について」「三井美唄幼稚園について」について質問し、市長 桜井道夫、農政部長 林信孝、教育長 板東知文が答弁しました。

質問者
長谷川吉春 議員
答弁者
市長 桜井道夫、農政部長 林信孝、教育長 板東知文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 長谷川吉春

平成21年第4回定例会に当たり、大綱3点について市長並びに教育長にお尋ねいたします。最初に、市長にお尋ねいたします。大綱質問の1点目は、国の事業仕分けによる公共事業の見通しについてであります。8月の総選挙で多くの国民の審判で自公政権が退場に追い込まれました。そのこと自体は歓迎すべきことであります。しかし、政権の中心になっている民主党のマニフェストの目玉の1つである事業仕分けの内容には、多くの国民から疑問視されています。2010年度予算編成をめぐる鳩山政権の事業仕分け結果の特徴を私なりに仕分けをしてみますと、軍事費は概算要求額4兆7,722億円のうち、1兆3,000億円余りが仕分けの対象になりましたが、廃止・予算計上見送りとされたのは、それぞれ1件でした。概算要求額と比べた削減率は僅か0.5%ないし0.7%にすぎません。1隻1,200億円のヘリ空母や、PACミサイルなどの装備については、仕分けでは全くメスが入らず、在日米軍への思いやり予算についても、仕分けの対象になったのが日本人労働者の給与水準だけです。グアム移転の経費など、初めから対象にもされず、軍事費は聖域とされたままです。経済産業関係のうち、中小企業対策費は予算削減額は、243億円にもなり削減率は17.5%になります。農林水産関係の予算は100近い事業が仕分けの対象となり、多くの事業が予算を削減されました。削減額は1,800億円前後と、全省庁を通じて最大です。削減には、農道整備事業の廃止など、公共事業関係も含まれていますが、食糧安定供給関係費に分類される予算も、削減率9%と大きく削減されています。この中で農業共済の掛金と事務費の国庫負担が合わせて330億円も削減されました。国庫負担は、農業災害補償法で決定されているもので、削減されれば農家の掛金負担が大幅に増える恐れがあります。政府は、農家への戸別所得保障など、農業予算の拡充を上げていますが、実際の中身は、農家経営を一層困難にする内容となっています。今回の仕分けの対象となった447事業の合計額は、約38兆3,000億円です。仕分け会議の判定結果は、廃止が約1,300億円、予算計上見送り・凍結などが約1,700億円、予算要求凍結、予算要求縮減とされた事業のうち、縮減幅が明示された縮減額を含めても、7,400億円ないし830億- -89円程度の削減です。こうした内容を見ますと、国民の目から見て必要でないものは聖域として手をつけず、生活に欠かせないものには大なたを振るうという特徴が見受けられます。こうした事業仕分けのうち、美唄市に影響のある幾つかの点についてお聞きいたします。その1点目は、国営かんがい排水事業についてであります。国営排水かんがい事業については、7月29日の議員協議会で説明を受けましたが、改めてこの事業の内容をお聞きいたします。2点目は、美唄市に関わる事業内容はどうなるのか、受益面積や農家戸数、工事内容、負担比率、負担金額についてお聞きいたします。3点目は、戸別の農家に水の使用量の負担金額が増えるのかどうかです。4点目は、仕分け作業の評価により、事業費の減額や市の負担額に変更があるのか。また、工事の施工に当たって、着手の順番を変えたり、工事期間を延ばしたりなど、そうしたことが予測されるのか、など、様々な問題が発生しますが、20%縮減の評価を受け、今後の見通しはどのようになるのかお聞きいたします。その2つ目は、道路事業についてであります。国による事業仕分けは、道路事業にも大きな影響をもたらしますが、最初に美唄市に関わる道路のうち、国道12号線峰延道路、美浦大橋、道道美唄富良野線、道道砂川奈井江美唄線の工事の進捗状況についてお聞きいたします。次に、これらの道路が国の事業仕分けによってどのような影響を受けるのかであります。とりわけ先日の新聞報道によりますと、国道12号線峰延道路は事実上の凍結をされています。峰延道路工事は美唄市に関わるさまざまな道路工事の中でも、その必要性から見ても、何よりも優先されなければならないものだと思います。峰延道路工事の予算縮減について、国からはどのような説明があったのかお聞きいたします。大綱質問の2点目は、農業行政についてであります。その1つ目は、2010年度からの戸別所得補償の内容についてであります。農水省の2010年度予算に盛り込まれた戸別所得補償制度については、道は12月10日に国からの交付金が2007年度実績に比べてどれだけ変動するかについて、支庁別の試算を発表しました。それによると、空知の転作作物向け交付金の減少見込額は、143億2,000万円から96億0,540万円と32.7%になる46億7,500万円の減額となります。今、各農家では、これまでの交付金が大幅に減額されることによって、来年の営農の見通しが全く立たないとか、これでは農業を続けられないなどの声が大きく広がっています。お聞きしたいのは、この戸別補償制度はどのような内容のものなのか、また、交付金の減額によって、本市においてはどれだけの影響額なのかお聞きいたします。2つ目は、冷害による被害についてであります。私は、第3回定例会においても農産物の天候不順による影響についてお聞きいたしましたが、その時点では、主な農産物の作柄についてのご答弁をいただきましたが、改めて本市における冷湿害を受けた主な農産物の- -90被害額をお聞きいたします。3つ目は、鳥獣被害についてであります。最近、アライグマやエゾシカなどによる被害が多く発生していると聞きますが、その被害状況や駆除の状況がどのようになっているのかお聞きいたします。4つ目は、アンテナショップについてであります。今年の7月にオープンして、間もなく半年になろうとしています。この店で時々買い物をする市民の感想はまちまちですが、お聞きしたいことは、出店者の内訳や販売品目、月別の購入者数や販売額はどのようになっているのか、また、売れ筋の商品はどのようなものが多いのかお聞きいたします。併せて、これから冬の季節に向けてどのように取り組むのかお聞きいたします。5つ目は、モニターツアーについてであります。モニターツアーについては、必ずしも農業行政の部分とは言えないところもありますが、今年の取り組みは、農業と食を中心とした取り組みだったということなので、農業行政の中でお聞きいたします。この事業は、平成21年度と22年度の2カ年の事業で、事業費は450万円、道の地域再生チャレンジ交付金で全額補助されるものですが、今年は11月20日にツアーを組んだとのことですが、その内容と今後の取り組みについてお聞きいたします。6つ目は、食の駅についてであります。食の駅の構想は9月に作成されましたが、その後の進捗状況についてお聞きいたします。大綱質問の3点目は、市立三井美唄幼稚園について、教育長にお尋ねいたします。その1つ目は、幼稚園の閉園の理由についてであります。今年の5月19日と11月24日の2回にわたって、保護者や地域の人達の懇談会が開かれ、その中で、三井美唄幼稚園の閉園について、教育委員会より説明されたとのことです。私は、今年の第2回定例会においても、三井美唄幼稚園の閉園については、保護者や地域の人達が十分納得のいくまで閉園するべきでないと申し上げました。11月24日再度懇談会が開かれたとのことですが、改めて三井美唄幼稚園の閉園の理由をお聞きいたします。2つ目は、11月24日の懇談会では、保護者や地域の人達からどのような意見が出されたのかお聞きいたします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

長谷川議員の質問にお答えします。初めに、国の事業仕分けによる公共事業の見通しについて、国営かんがい排水事業についてでありますが、国営かんがい排水事業北海地区の事業内容等につきましては、北海頭首工や北海幹線用水路、北海幹線用水路から分岐する岩見沢幹線用水路等の改修であり、工事期間は平成22年から30年の9年間で、総事業費は約390億円となっております。美唄市に係る事業内容は、受益面積が6,830ヘクタール、農家戸数677戸、工事内容は、北海幹線用水路延長8.9キロメートルの改修で、事業費311億円となり、本市の負担額は311億円に全体の受益面積に対する本市の受益面積割合32.9%と、市町村負担分3%を乗じた額で約3億円となります。- -91また、北海地区全体の農家の負担額については、総事業費390億円の5%となりますが、戸別農家からの徴収方法は、事業完了後に決定されると北海土地改良区から伺っております。事業仕分けでは、国営かんがい排水事業は20%縮減と評価され、現在、農水省と財務省の間で事業計画の見直しと、コスト縮減について議論されておりますが、まだ具体的な縮減の内容が明らかになっていないことから、現時点において確かな影響は見通せない状況にあります。次に、道路事業についてでありますが、国道12号峰延道路は、三笠の道の駅付近から進徳地区区間で、光珠内地区の整備済約2キロメートルを除いた、約6.3キロメートルが平成19年度に事業採択され、平成21年度までに実施計画や用地測量を終え、平成22年度以降、用地買収、本工事を予定しており、完成年度は平成20年代後半と伺っております。次に、美浦大橋につきましては、平成7年度に事業着手し、現在の進捗状況は、事業費ベースで約90%、全体事業費は約156億円で、平成22年度に完成予定と伺っております。次に、道道美唄富良野線につきましては、延長56.6キロメートルのうち、約46.6キロメートルが平成21年度に完成予定であり、現在の進捗状況は、事業量ベースで約82%、平成22年度以降、北海道に権限が移譲となる幌子道路約5キロメートルと、スキー場から美唄ダムまでの約5キロメートルがそれぞれ未整備区間となっており、全線開通までには一定の期間を要すると伺っております。次に、道道砂川奈井江美唄線につきましては、平成18年度から市道かえで通りと交差する地点から道道美唄富良野線までの延長約1.45キロメートルに着手し、約0.95キロメートルが平成21年度に完成する予定であり、現在の進捗状況は事業量ベースで約66%、未整備区間である、市道しらかば通りと交差する地点から道道美唄富良野線までの約0.5キロメートルは、平成22年度に完成する予定と伺っております。これらの道路事業が国の事業仕分けによりどのような影響が出るのか、現時点では見通せない状況にありますが、今後も国や北海道に、その具体的な内容について情報収集に努めてまいりたいと考えております。なお、国道12号峰延道路については、本年12月2日、国から期成会に事業仕分け等による事業費削減なども考えられ、現時点では来年度予算の見通しが立たないとの説明があったところであります。次に、農業行政について、戸別所得補償制度についてでありますが、平成22年度から戸別所得補償モデル事業と、水田利活用自給力向上事業が実施される見通しですが、戸別所得補償モデル事業は、米の販売農家に対し、標準的な生産費と販売価格との差額を全国一律単価で交付するものです。また、水田利活用自給力向上事業は、産地確立交付金を廃止して、自給力を向上させるため、麦・大豆などを生産する販売農家に対し、全国統一単価で交付するものです。なお、現行制度と新しく導入される制度を- -92平成21年度ベースで比較すると、約1億0,100万円の助成額が減少するものと試算しております。次に、アンテナショップについてでありますが、現在、個人農家や農業グループ、商工業者など36事業者が出店しており、内訳は、主に農産物を扱っている方が15件、焼き鳥や菓子など加工品を扱っている方が18件、花を扱っている方が2件、ぬいぐるみなど食品以外を扱っている方が1件となっております。販売品目としては、農産物の加工品、焼き鳥、とりめし、美唄銘菓などで、市内で収穫または生産されたものや、原料に美唄産を使用しているものを販売しております。月別の購入者数につきましては、7月2,520人、8月2,701人、9月1,954人、10月1,888人、11月1,316人の計1万0,397人となっており、その販売額は7月253万円、8月311万円、9月207万円、10月216万円、11月159万円、5カ月の累計で約1,148万円となっております。売れ筋商品については、この5カ月間を通して美唄やきとり、中村のとりめし、袋入りやきそばが売り上げの上位を占めている状況にあります。なお、これから農産物が少なくなる時期を迎え、市としましては、企業や事業所などを訪問し出店を働きかけるなど、さらなる商品の充実に向け取り組んでいるところであります。次に、モニターツアーについてでありますが、このツアーは本市の地域資源のブランド化を図るための1つの手法として、観光ツアーに活用できる地域資源の確認と掘り起こしを行い、地域資源を磨き上げることを目的として実施したものです。今回のツアーは、「美唄の安全・安心でおいしいお米の秘密を学んでみませんか」をテーマとし、美唄の農業の取り組みを、北海道農業研究センター美唄市試験地や、農産加工体験を実施している農家などのご協力をいただきながら、土づくりや水の大切さ、農家の安全な食品づくりの取り組みを体験するツアーを実施したところであります。 参加者の内訳につきましては、札幌の方が16名、岩見沢が1名、道外から京都の方が1名、市で委嘱しているブランド化検討委員が7名、事務局も含め、全体で30名が参加し、体験などの感想をアンケートで回答していただくこととしたところであります。また、今回のツアーで市内菓子店のそれぞれの売れ筋商品を一箱に詰め合わせた美唄銘菓セットをアンテナショップで用意し、参加者のお土産として配布、後日、レポートを提出してもらうほか、ゆ~りん館では、美唄産そばや北海地鶏、また、アスパラの端材を餌として育てた羊の肉を使った新たなメニューを試食し、その評価を検証したところであります。現在、アンケートやレポートなどの取りまとめを行っているところであり、今後、その評価結果などを参考しながら、来年2月には1泊2日のモニターツアーを実施することとしております。次に、食の駅基本構想についてでありますが、構想に沿って農産物高付加価値化推進事業、地域ICT利活用促進事業、地場産品ア- -93ンテナショップ運営事業など、食にこだわったまちづくりの取り組みを推進しているところです。今後は、これらの事業の評価・検証をはじめ、効果的な事業の展開・推進を図っていくために、市民検討組織を設置する予定であります。なお、冷湿害による被害額について、鳥獣被害の状況については、農政部長から答弁させていただきます。

答弁 農政部長 林信孝

冷湿害による被害額についてと鳥獣被害の状況については、私から答弁させていただきます。初めに、冷湿害による被害額についてでありますが、水稲が10億3,000万円、小麦が4億4,000万円、大豆が9,000万円、そばが2,000万円、グリーンアスパラガスが5,000万円となったほか、ハスカップ、ズッキーニも合わせると、被害見込み額は16億5,000万円となったところでございます。次に、鳥獣被害の状況についてでありますが、本市では、近年、アライグマやエゾシカなどによる被害が増加している状況で、アライグマは市内全域で確認されるようになり、その被害としては、主にスイートコーンやスイカなどとなっております。また、エゾシカは光珠内地区、東明地区を中心に、山沿いの地域で水稲やタマネギなどが踏み荒らされる被害が発生しております。そのほか、ヒグマによる養蜂被害もあったところです。市では、鳥獣被害を未然に防止するため、猟友会などの協力をもとに駆除を実施しており、エゾシカは平成19年度46頭、平成20年度33頭、アライグマは平成19年度51頭、平成20年度38頭駆除をしております。また、ヒグマは本年度1頭駆除をしております。

答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)

長谷川議員の質問にお答えします。初めに、幼稚園の閉園理由についてでありますが、平成19年11月に策定した、市立幼稚園配置見直し計画では、三井美唄幼稚園について、今後の入園児数の推移を見守り、閉園または三井美唄保育所との幼保一元化について検討すると位置づけているところでございます。三井美唄幼稚園の園児数は年々減少傾向にあり、今年度は定員を大きく割る13人となったことから、これまでの保護者や地域との話し合いの経過を踏まえ、配置の見直しに向けた地域懇談会を、本年11月24日に開催いたしました。教育委員会といたしましては、就学児前人口の推移を踏まえると、今後とも幼稚園として、一定数以上の同年代で育つ教育環境を維持していくことが難しいこと、また、幼保一元化については、新たに施設の増改築が必要となることから実現が難しいこと、これを主な理由といたしまして、閉園せざる得ない状況になることを保護者や地域の皆さんにご説明したところでございます。次に、保護者、地域の意見についてでありますが、当日お集まりいただきました保護者や地域の皆さんからは、区域外就学による南美唄小学校への影響が心配されること、地域- -94が一体となって子どもを育んでいる中で、その意欲や目的が薄れてしまうこと、特色ある幼稚園づくりを進め、その成果を検証する時間がさらに欲しいこと、施設の増築を含め、もう一度幼保一元化について検討を行ってほしいこと、閉園後に残される子どもの交通手段について考えてほしいこと、以上の意見が出されたところであり、今後の進め方としましては、来年度に向けた園児の募集の状況と、意見に対する検討結果をもとに、再度、地域懇談会を開催することとしたところでございます。教育委員会といたしましては、幼稚園の置かれている厳しい現状を踏まえ、今後とも保護者や地域の方々の理解と協力に向けて、十分話し合いを進めてまいりたいと考えております。

再質問 7番 長谷川吉春

一通りご答弁をいただきましたが、この場から何点かについて再質問させていただきたいと思います。1つ目は、いわゆる国道12号線峰延道路の問題ですけれども、峰延道路が事実上凍結ということが新聞に発表になった後、何人かの人達から言ってみれば峰延道路、非常に帰省ラッシュだとか、あるいは行楽シーズン、そういう時には大変混み合う訳ですね。美唄を中心にして、北と南と考えてみますと、北の方いわゆる茶志内方面と言いますか、滝川に向かって行く方については、国道がかなり混んでいても道道砂川奈井江美唄線、これを使うということで、そういう使い方もあるわけですね。道道砂川奈井江美唄線、あれは美唄からずっと滝川と言いますか、空知太までつながっていく、そういう道路なんで、非常に使いやすい部分もあるわけなんですけども、一方、南の方で交通が混乱しますと、国道の東側あるいは西側、どっちを通るにしても非常にあまりわからないということがあって、やはり12号線を美唄・岩見沢間を峰延を通過するということが多くなるわけですね。それだけに峰延区域、あの付近、進徳のところまで4車線にするということを非常に急がれると思うわけです。新聞報道の後、何人かの人からこういう話を聞いたわけです。ほかの道路、例えば、美唄富良野線が多少遅れても、それよりも国道12号線を優先させる、峰延道路の工事を優先させるということはできないのかということが、何人かの人から話がありました。私は、これは難しいんじゃないかということでは話しましたけれども、難しいという根拠が私自身はよくわかっておりませんので、こういうことが例えば、そうした道道美唄富良野線などが多少遅れても12号線、いわゆる峰延道路の拡幅工事を優先させるということが可能なのかどうなのかいうことで1つはお聞きしたいということであります。2つ目は、交通安全対策についてであります。美浦大橋が完成して、供用が開始されるということになると、あそこの7線の道路が大幅に交通量が増えるわけですね。ご承知のとおり、あそこは通学路になっております。それからまた、道道砂川奈井江美唄線、これは、東光団地やしらかば団地、そうした住宅街の側を通るということもあります。安全対策がどのようになっているのかお聞きいたします。また、道道砂川奈井江美唄線と市道かえで- -95通り、市道しらかば通り、道道美唄富良野線などと交差点が幾つかあるわけですね。こうしたところに信号機が必要だと思うわけですけども、どのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。2点目は、農業行政についてであります。最初に戸別所得補償についてお聞きいたしますが、この制度が実施されると、農家への交付金が約1億1,000万が減額されると言われております。これは、これまでの交付金の20%近い減額と大変な内容を持っているわけですね。日本の農業が自民党政権によって、長年にわたって衰退の一途を辿ってきたわけですけれども、自公政権に変わった鳩山政権の農業政策は、それを一層加速する、そうした内容を持っているものだと、このように思うわけです。これに民主党のマニフェストにある、日米自由貿易協定FTAが進められれば、日本の農業は完全に崩壊すると、そうした事態に直面しているわけです。日本の農業を守るためにも、また、本市の農業経営を守るためにも、新制度においても、これまでの助成水準を確保するように国に対して強く要請する必要があると思いますけども、市長のお考えをお聞きいたします。2つ目は、冷湿害についてでありますが、本市の被害額が16億5,000万という大変大きな額になっております。これに対して、市としてどのように対応してきたのかお聞きいたします。また、道の助成措置にどのようなものがあるのかお聞きします。冷湿害は、個々の農家の作付け品種によって、また、同じ品種でも地域によって大きな違いがあると思うわけですけれども、それだけに農家によっては大変な被害を被っている、そうした場合もあると思うわけです。こうした場合、市民税や国民健康保険税の減免措置も必要と思われますけども、どのようにお考えなのか、どのように対応しようとしているのかお聞きいたします。3つ目は、アンテナショップについてでありますけれども、これまでの経過の中で、出店者の方々の意見や話し合いの内容はどのようなものなのか、また、市としてどのように受け止めているのかお聞きいたします。何人かの農家の人達にお聞きしますと、常に新鮮なものをいつも豊富に揃え店に並べて置くということは、非常に苦労するところがあるんだということも聞いておりますけれども、そうした出店者の方々の意見をどのようにお聞きになっているのか、お聞きしたいと思います。4つ目は、食の駅構想についてでありますけれども、先ほどのご答弁では、食にこだわったまちづくりを総合的に推進するための市民検討組織を設置するということですけれども、市民検討組織がいつまでに何を行うのかなどの活動スケジュールがどのようになっているのかお聞きいたします。次は、教育長にお聞きいたします。三井美唄幼稚園の閉園の理由ですね。6月定例会での私の質問に対するご答弁、それから、先程のご答弁も同じように、いわゆる子どもたちが一定数の集団生活と言うか団体生活と言うか、そういうものがやはりその後の小学校に就学するとか、様々なことで子どもの将来にとって、そうした集団生活は非常に大事なんだと、そうした教育環境が大事だということ- -96で、それから見ると、幼稚園の子どもたちが少ないということは、望ましい教育環境とは言えないということで、そういう理由で閉園ということで言われていたわけですね。その点については、6月定例会でも今回でも同じような閉園の理由として挙げられているわけです。私は、確かにそうした一定数の子ども達がいる集団生活というのは、非常に大事な教育環境だと思うわけですけども、同時に、閉園ということになれば、閉園する事によって幼稚園に通うことができなくなる子どもたちも出てくるということが言えると思うわけです。そうすると、せっかくの恵まれた教育環境ということを目指しての閉園ということとは、全く逆の現象が起きるわけですよね。それから、5月に開かれた懇談会の中で、参加者からの意見としてね、教育委員会は閉園の理由はいろいろ述べているけども、突き詰めて言えば、いわゆる市の財政が大変だから、経費節減のためでないかということが、それが本音でないかという意見がこの出されました。私は、まさにそうした内容を含んでると思うわけですけども、6月定例会のときの答弁、今回の答弁の内容と、いわゆる教育環境の充実ということが言われているわけですけども、しかし、実際に11月24日に行なわれた懇談会の中では、いわゆる幼稚園のコストについて、かなり詳しく説明されたわけですよね。閉園の理由が、ご答弁のとおりだとすると。そうしたコストの問題を懇談会の中で説明するということはね、私はそうした閉園の理由ということはね、かなりかけ離れているのではないかと思うわけです。それから、三井美唄幼稚園が閉園した場合に、いわゆる町の方の私立の幼稚園に通うということも出てくると思うんですけども、その場合にね、何人かの人から三井美唄幼稚園が閉園されたら、町の方の私立の方には子どもを通わせられないんだという人がいるわけですね。月々の保育料についてはね、市からの助成金があるので、それほど負担にならないけども、入園するときの一時金が3万円とか5万円とかかかると、これが大きな負担になると、だから私立幼稚園には入れられないんだというお声が聞くわけですよね。それからまた、一方では、子ども達が少なくなるから閉園だということですけれども、平成21年度末で中央幼稚園が閉園になるということで、中央幼稚園の方から三井美唄幼稚園の方に通うという子ども達が、そうしたことの声も聞いているわけです。だから来年4月になってみないとね、実際どうなるかまだわかりませんけども、そうしたことも十分あると思うわけです。中央幼稚園についてはね、平成19年の11月に市立幼稚園配置見直し計画、これが策定されて、22年の4月から閉園ということになっているわけですけども、この間、2年数カ月の期間があるわけです。しかし、今、三井美唄幼稚園で進められているのは、まだ話が決まっていないけれども、閉園の時期が22年度末ということですよね。そうすると、中央幼稚園のいわゆる閉園と決まってから、実際に閉園されるまでの期間に比べてね、非常に三井美唄幼稚園の場合、時間が短縮されているわけですね。私は、やはり地域の人達、あるいは保護者の人達の意見を十分やっぱり納得いくまでとことん話し合う、そうした期間が必要だと考えるわけです。こ- -97れまでの何回かのご答弁の中で、地域の人達、あるいは保護者の人達と十分話し合っていきますということですけれども、5月のときの懇談会にしても、11月のときの懇談会にしても、参加者の中では閉園に賛成だという人は1人もいなかったわけですね。いろんな意見を出された人達も、全て閉園に反対の立場で意見を述べているわけです。こうした場合、それでもあくまでも閉園ということに変わらないのかどうなのかということについてもお聞きいたします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

長谷川議員の質問にお答えいたします。初めに、事業費予算の振り替えについてでありますが、国道12号の整備は、国が事業主体であり、また、美浦大橋ほか2つの整備は北海道が主体でありますので、事業費の予算の振り替えというのは難しいと考えております。次に、安全対策についてでありますが、美浦大橋が完成しますと、交通量が増えることから、美浦大橋につながる道道開発茶志内線と、道道美唄浦臼線の歩道整備が平成16年度から進められており、現在、国道12号線から市道西3号線と交差する地点までの道路、開発茶志内線約1.5キロメートルが完成し、美浦大橋側の道道と美唄浦臼線の約0.35キロメートルが平成22年度に完成する予定となっております。今後も、道道開発茶志内線の歩道未整備区間約2.45キロメートルの早期完成に向け、北海道へ要望してまいりたいと考えております。次に、道道砂川奈井江美唄線につきましては、市道かえで通と交差する地点から、市道しらかば通と交差する地点の約0.95キロメートルは片側の歩道、平成22年度施工予定の市道しらかば通と交差する地点から、道道美唄富良野線までの約0.5キロメートルは、両側に歩道が設置されると伺っております。また、道道砂川奈井江美唄線と道道美唄富良野線の交差点については、現在、道道美唄富良野線に押しボタン式の歩行者用の信号機が設置されておりますが、交差点用信号機の新設について、公安委員会と協議中と伺っております。次に、戸別補償制度についてでありますが、この制度がそのまま導入されると、本市の農業に大きな影響を及ぼすものと考えております。農林水産省におきまして、平成22年度に限り、別途対策を講じる動きがあるとの情報もあり、本市としては道や関係団体等と連携を図りながら、国に要請等を行ってまいりたいと考えております。次に、天候不順に係る市の対応等についてでありますが、関係機関団体で構成する、「平成21年天候不順に係る美唄市農業対策本部」を設置し、今後の対策等について検討を行い、共済金の早期支払いなど、3項目について道の農政部長と空知支庁長へ要望したところです。また、市の単独事業として、「農業経営資金利子助成事業」と「水稲優良種子確保事業」を今議会に提案させていただいたところです。なお、道は農協等が融通した災害対応資金に対する市町村利子助成への補助事業や、越- -98冬用主要作物の確保対策事業、被害農業者の雇用創出事業を実施することとしております。次に、市税の減免については、市税条例並びに市税減免基準の冷害等による減免規定において、農作物の減収による損失額の合計額が、共済金収入を当てても、なお平年の10分の3以上である場合などの適用要件があり、この要件に該当する被害農業者に対応してまいりたいと考えております。次に、アンテナショップについてでありますが、オープン後、出店者の方々による出店者協議会が設立され、これまで役員会や全体会議において、店舗の魅力の出し方や看板・イベント開催、品揃えなど、集客対策についての話し合いが行われてきており、「国道を行き交う車に見過ごされてしまう」、「もっとのぼりの本数を増やしたりした方がよい」など、さまざまな意見が出されたことから、販売品目を記載した看板の設置や、店舗周りや国道沿いにのぼりを増やすなどの対応を行ってきたところであります。市としては、今後とも市民の皆さんや国道を行き交うドライバーなど、数多くの方々に立ち寄っていただくよう、出店者協議会や美唄商工会議所と連携を図りながら、魅力あるアンテナショップづくりに努めてまいりたいと考えております。次に、新たな市民検討組織の活動スケジュールについてでありますが、食にこだわったまちづくりを総合的に推進するための市民検討組織を今年度中に設置し、農産物高付加価値化推進事業や、地場産品アンテナショップ運営事業など、関連事業の評価・検証などを行う予定であります。また、今後、複数年にわたってこの組織を中心に事業の評価・検証はもとより、効果的な事業展開のあり方を検討するなど、事業の効率的な推進に努めながら、食にこだわったまちづくりを積極的に推進し、それらの成果を踏まえて、食の複合拠点の必要性、立地場所、整備・管理運営方法のあり方などについて、総合的に検討してまいりたいと考えております。

答弁 教育長 板東知文(教育長は2010年3月まで)

長谷川議員の質問にお答えします。三井美唄幼稚園の配置見直しについてでありますが、配置見直しは、市立幼稚園配置見直し計画に基づき、園児数の減少や幼保一元化が難しい現状を踏まえ、一定の時期に方向性を定めなければならないものと考えてるところであります。また、幼稚園教育は、義務教育及びその後の教育の基礎を培う上で大切な集団生活の場であり、このような観点から、経済的な理由で就園への不安をお持ちの方については、公立と私立との負担格差を是正する、就園奨励補助金等の活用について十分ご説明してまいりたいというふうに考えてございます。配置見直しの時期につきましては、保護者や地域の方々の理解と協力が必要と考えておりまして、次年度の園児募集の状況と、これまでなされた意見等などを十分踏まえながら、一定時期に判断してまいりたいというふうに考えているところでございます。

出典:美唄市議会 平成21年第4回定例会 2009年12月14日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる