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美唄市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月16日

(1)市長の自己評価について/(2)財政健全化について/(3)あるべき地域医療と市立美唄病院再編計画について

2008年6月16日、美唄市議会の一般質問で、紫藤政則議員が「市長の自己評価について」「財政健全化について」「あるべき地域医療と市立美唄病院再編計画について」について質問し、市長 桜井道夫、市長 桜井道雄が答弁しました。

質問者
紫藤政則 議員
答弁者
市長 桜井道夫、市長 桜井道雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 紫藤政則

2008年第2回市議会定例会にあたり、私は市長の自己評価、財政の健全化、そしてあるべき地域医療と市立病院再編計画の大綱3点について、市長にご質問いたします。大綱1点目は、市長の市政に対する自己評価についてであります。その1つは、市政執行の成果と反省について伺います。ほぼ4年前、2004年の10月1日に、市長に就任されました。今日まで様々な悪い環境下で、ご努力をされてきたと思います。そこで、この間、市長が取り組まれたいわば重要な政策、数々の政策ありますけれども、重要な政策とご自身が位置づける、そういったものの中で、これは成果が上がったと。掲げる成果が上がり、市民福祉の向上につながったと。そういう評価する取り組みは、具体的にどういうものがあって、一方、一生懸命やったけれども、うまくいかなかったと。失敗しちゃって大いに反省しているという取り組みがどんなものか、成果と反省に分けてお示しいただきたいと思います。合わせまして、何故成功したか。何故失敗したか。その要因です。これについても触れていただきたいと思います。いわばご自身がご自身の勤務評定をこの場でどうされているのか。北海道新聞では60点と出ておりますから、60点なのかもしれませんが、具体的な事業を挙げられて、お気持ちをお聞かせいただきたいと思います。次に、引き継ぐべき課題についてであります。9月いっぱいで市長任期が終わります。3ヶ月余りとなりました。一般質問の初日、13日の金曜日になりました。2期目の出馬表明この本会議場で高らかに行いました。難題が山積をしている。生き活き美唄の実現まで道半ばだと。美唄の未来づくりに力を傾注したいと、こういう趣旨の未来志向のお話がされました。取り組むべき課題も何点かそこで示されておりますが、今市政が抱えている課題からあなたが最重要、最優先に取り組まなきゃならないと判断しているものは何なのか、1つ挙げていただきたい。合わせてそれをどのように解決しようと考えておられるのか。思うところお示しいただきたいと思います。大綱の2点目は、財政の健全化についてであります。先程同僚の長谷川議員の方から、同趣旨の質問がございました。次につなげるということもございまして、重複する部分もございますが、ご容赦をいただいて、質問させていただきたいと思います。私は、3月の第1回定例会でも、08年の予算ベースで新しい財政健全化法に基づく、4つの財政指標です。言わばイエローカードのα値それがどのようになるんだろうということお尋ねをしたわけです。その後、この定例会冒頭で、09年度の決算概要、各会計の概要が示されまして、当初スタートの時とは異なった、いわば悪い材料が出たわけであります。1つは、一般会計が23年ぶりに実質収支の赤字が出た。1億2,800万円そして、市立美唄病院事業会計は当初22億8,000万円程度と予定をしていた不良債務の累積額が、23億4,9000万円、6,900万円の悪化の状況が出た、合わせまして平成20年、08年です。08年の予算段階では、これは数字ちょっと今手元にありませんが、2億約6,000万円からの、いわば歳入歳出収支不足額を抱えた予算でスタートをした。その為に今財産収入を見積もり、売れるか売れないかわからない財産収入でありましょう。合わせて、特定目的基金の償還を、これを借り替える。こういうような方法をとって、ようやく収支均衡にしたという経過がございました。そんなきつきつのというよりも、文字どおりこの08年度の各会計の当初予算というものは、そのとおり執行しても、赤字含みだったというものが、今申し上げました前年度の決算概要を踏まえれば、さらに大きな要素として悪化をしているという現状は、誰が見ても明らかなわけであります。こういった状況を踏まえて、4つの健全化の判断比率α値と、資金不足比率、これは企業会計に関わるものですが、γ値の見通しと、早期健全化団体適用回避するための対策のポイントについて、お話をいただきたいと思うんです。先程、それぞれお話がありましたが、1、2点、具体的に、対策のポイントという部分、私なりに考えている分ございますから、お話をさせて頂いて、ぜひお酌み取りいただきたいと思うんですが、1つはこの美唄市の財政が、もう大変な事態になっているという、財政非常事態宣言を内外に向けて発していただく。いただきたいということであります。財政非常事態というのは、この文書的には予算編成方針なり、これは昨年度の予算編成方針の中にも一文が見えました。これは職員や、私どもに対してもそうですけれども、市民の皆さんに対して、業界の方もそれぞれ美唄の財政というものを大きく影響が出てくる。そういう人に対しても向けて、この非常事態宣言を発して頂きたい。これは。今初めて申し上げる話ではないんですが、これが1つであります。それからもう1つは、平成20年、2008年のこの当初予算をし直すぐらいの思い切った見直しをしていただきたいということであります。もう手遅れなのかもしれませんけれど。私は、初日の本会議で、あなたの専決の承認の件に当たって質疑を行いました。3回、4回とやったんですけれども、それは何故やったかというと、私自身はもうこの当初議決をした予算を、そのまま執行するような環境にないだろうと。だから、この繰上充用の補正の段階で、そのことを真摯にぶつけて、この意思機関、予算を決定する議会の中で議論をすべきだと、そういう趣旨で申し上げたんですが、専決やってしまったから、改めてこの事を短期の取り組みとして、お考えいただけないかということでございます。それから、中長期的な取り組みでございますけれども、財政危機というのは、今までも何度かありましたけれども、構造的な、そして、年度間の財源調整機能が喪失をしている。積立金がないわけでありますし、それから今後新たに求めなければならない依存財源、国等に対する交付税も、これはまさにその確保の目処がないという、がんじがらめの状況です。こんな状況の中で、これを乗り切るにはどうしたらいいのかということ。私はこれも繰り返し申し上げていますが、行財政の構造改革が必要だろうということを申し上げています。構造改革というと、国の構造改革ということで、余りいい印象はないわけですけれども、行財政のシステム改革です。1つは、計画行政との整合性、徹底した計画行政でありましょうし、それから財政情報、財務情報のわかりやすい提供でありましょうし、計画行政に連動した総合計画に連動した予決算でありましょうし、予決算に添付をする財務諸表コスト意識を持ち、それから、いわば企業会計の発想を持つ、それらの財務諸表を添付していくということも1つでありましょうし、最も大事なそれに向けて、長がリーダーシップを発揮しなきゃならないということが、最も大事なのかもしれませんけれども、これらの、この財政構造改革のための、システムづくり。何度か指摘をしていまして、今までも予決算の場だとか、一般質問の場でも前向きな話あるんですよ。わかりやすい予算をつくろうとか、いわば事業費をベースにした予決算にしようとか、それから、計画外の事業が出たら、それを見直す為のルールをつくっていこうとか言っているんですが、さっぱり進んでない。それで、そういうものがなければ、計画を作るための計画に終わってしまうわけでありますから、中長期の取り組みとして、ひとつお考えいただいて、あなた自身が何かお持ちの考えがあれば、この認識をどう持って、どう課題をおさえて、どのような対策を講じようとされているのか。この際、お尋ねをしたいと思います。それから、最後でございますが、あるべき地域医療と市立美唄病院再編計画について伺います。昨年の3月、これはちょうど改選前の最後の議会でありましたけれども、美唄市地域医療マスタープランが作られまして、議会に示されたわけであります。60ページ程度のかなりの力作でありましょう。これらも美唄の地域医療をどうしていくのかという、1つの姿、目指す方向、具体的な取り組みというものが示されて、1年を経過したわけでありますが、私が申し上げるまでもなく、労災との統合がならず、今は、新たな市立病院の再編をしていこうということの計画が打ち立てられ、それが実行途上にある状況であります。このマスタープランができ上がった後、この統合が頓挫をしたと。この時にも私は指摘をしましたし、それから、議会の要望書の中にも申し上げておりますが、新たな美唄のマスタープランは必要でしょうという、当然のことを申し上げたんですが、私どもの目に触れていないわけであります。このマスタープランを見直した上、あるべき地域医療の姿を示すためのプラン作りが必要だと思うのですが、これらを見直すお考えがあるのかどうなのか。合わせまして、その為に意識調査、市民の皆さん方が公立病院、市立病院を含めて、どんな目で見ているのか。美唄の地域医療。そして何を期待しているか。これは、かなり現実的な物の見方をされていると思うんです。あなたが、市長選に立候補して、4年前はかなりの、今思えば、風呂敷を広げたといいますか、産婦人科のお医者さんの確保のことやら、それから、医師の不足に対する充足についての考えやら、期待感を与えたものがございました。しかし、現実このような医療環境、医師不足というものを踏まえて、現実的な物の見方をされている人が多い。一方、切実ないわばこの医療の衰退に伴う影響を受けている市民の皆さんもいらっしゃる。こういった状況、実態を、客観的にどう把握するかということがまず必要だと思うんです。これをおやりになってないんです。マスタープランの時も再編計画策定の時も、でき上がった素案を、それぞれ地域に入って、お示ししているだけなんです。是非、これ新聞屋が取り組むアンケート調査なんていうのは、全国の結果を1,000のサンプルでやったり、甚だしいのは500のサンプルでやったり、美唄、今2万7,000の人口でありますけれども、どのくらいのサンプルが必要か。これ私わかりませんけれども、やる気があれば、短時間でできることでありましょう。お金をかけず。これらの市民の皆さんの意識調査を前提にして進めるべきだというふうに思うんですが、市長はこのことについてどう考え、この見直すお考えがあるとすれば、いつまでに見直すのか。そのことをお答えいただきたいと思います。次に、市立美唄病院再編計画の推進状況と今後についてお伺いをいたします。市立病院の再編計画は、いろんな議論がされ、大変な思いをされて計画ができ、この4月からスタートをしたわけであります。職員数の減、病床数は209床から、143床に大幅な減少をした。そして、再編計画にはなかった救急体制ですね、これの構築もされた。これらの、再編計画そのものも動きがありますが、推進状況がどうなっているか。患者さんの動向、最終的に職員の配置がどうなったかです。救急患者等の動向がどのようになっているか。それらの分析等されていると思います。ちょっと早いですけれども、4月から始まって、5月、6月ですから。それと今後どのようにすべきか。これは、様々な課題があるわけですけれども、この再編計画をどうそのとおり実践をしていくのかということが、結果として、病院の再生につながるということであれば、日々これ進行管理しなきゃならん。合わせて状況についても、少なくとも市立病院に関わる医師医療スタッフはもちろんのこと、その動向について、患者さんも把握をしてなきゃならない。私どもも然りであります。これらの情報提供というのは甚だ足りない。以前は院内トピックスというのを作りまして、患者の動向やら、それぞれの現場の声やら、病院長のいわゆる問題意識、言わばこういう市立病院の運営をしていこうよと。こういうのが出されたわけです。医療相談室の動き、これらも出されていたわけですけれども、これをやめてしまった。これは情報の共有にならない。何に向けて、どのように1つ市立病院を作り直していくのかということが、一体としたものにならない。これらの情報をしっかりと共有して、共に再建をしていこうという、そういう簡単なことですよ。これ。院内トピックス作るというの、やっていたんですから。こういうことも含めて、今後どのようにしようとしているのか。これをお答えください。3つ、公立病院改革プランについてであります。先ほどもこのプランについて、ご質問がございましたが、これは、新しい財政の健全化計画が出来た後、市立病院の赤字がこの連結赤字比率に入りまして、それぞれ全国的に、公立病院抱える自治体が悲鳴を上げた。数値に大きな影響が出てくるということもありまして、その悲鳴を受けて、国が言わば先延ばししましょうという事で、公立病院の特例債制度を設けたという時に、言わばどういうことをクリアできれば、この起債が借りられるのか。ガイドラインみたいなもの作った訳です。それを受けて、この改革プランは、この6月の確か6日辺りだったでしょうか。具体的に、国から示達文書が出たわけでありますけれども、この改革プラン、この概要の主なところで結構ですから、どのようなもので、そして、これいつまでに作るんですか。作るまでにどんな手順・手続を踏んでやるのか。これらをお聞かせいただきたい。と思います。次に、公立病院特例債について伺います。まず、この公立病院特例債、先程の市長のご答弁では、8億数千万のお話がありました。8億3,900万円借りられればの話です。この特例債、これを発行するための前提条件、それと発行後の条件利率とか期間とかです。そういう発行後の条件、これらを少し教えてください。それから、この発行に向けてクリアすべき条件です。これは、公立病院のガイドラインにも記載をされていると思いますし、その前段、昨年の秋以降出された、ガイドライン。これらにも示されておりますが、高いハードルがあります。病床利用率とか、人件費率とか、単年度の赤字を出さないと、きちっと止血されるかどうかということとか、あるはずなんですが、これらの中で、市長ご自身がこのさまざまな条件の中で、これはしんどいと。クリアするには至難だというふうに考えているのがあればお聞かせいただけますか。8億3,900万円入んなきゃ、起債付かなきゃ、美唄がイエローカード出されてしまうということでしょう。当然昨年の秋以降、これらについての情報が入っておりますから、把握をされていると思いますから。具体的にお示しをいただきたいと思います。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

紫藤議員の質問にお答えします。初めに、自己評価について、私の市政執行についてでありますが、平成16年10月に市長に就任して以来、「生き生きとした人づくり」「活き活きとした街づくり」「生き活き美唄の土台づくり」の3つの柱を掲げ、市民の皆さんとの対話とまちの未来を考える支える人づくりを基本に、全力で取り組んでまいりました。まず、まちづくり全体の基本となる仕組みとして、市民主体、協働、情報公開等、まちづくりの理念と原則を定める本市の「憲法」ともいうべきまちづくり基本条例を市民の皆さんの参加のもとに制定することができました。この条例と共に、地域コミュニティ安全条例、美しきまちづくり条例、パブリック・コメント手続条例等、今後のまちづくりの基礎となる条例を整備いたしました。3つの柱のうち、「生き生きとした人づくり」については、ブックスタート事業、子ども1日市長を開始し、子どもたちの心の豊かさを育むと共に、まちづくりへの関心やふるさとへの愛着づくりなどに努めてまいりました。市民の皆さんの暮らしを支える取組みとして、福祉灯油の実現のほか、南美唄福祉会館の整備を行い、今年度は峰延福祉会館の建替えを行うこととしております。「活き活きとした街づくり」については、インターネットを活用した、「食」と「交流」を発信するポータルサイト「ピパ」の開設により、地域情報や美唄産の食をPR・販売するシステムを構築し、今後の経済振興につなげる土台が出来つつあると考えております。懸案事項でありました美唄駅周辺土地区画整理事業をはじめ、公営住宅の建替え等の大型事業に取り組み、都市環境づくりにも一定の目途をつけることができました。「生き活き美唄の土台づくり」については、指定管理者制度の導入により、施設管理に民間の知恵と工夫を活かす仕組みを作りました。また、現在地域応援チームや美しきまちづくりサポーター制度導入を進めており、コミュニティの再生や協働のまちづくりの道筋をつけているところであります。以上のような政策を進めてまいりましたが、現時点においては、地域医療の再構築は引き続き大きな課題であり、経済振興については、依然として厳しい雇用情勢が続いており、農業を中心とした産業間の連携の仕組みづくりは、その途上にあります。市の財政状況に関しては、三位一体改革や地方公共団体の財政の健全化に関する法律等により、一層厳しい環境となり、財政健全化に向けて、これまで以上に全力を挙げて取り組まなくてはならない状況にあります。総じて私のこれまでの仕事は、街のさまざまな土台をしっかりと堅める段階にあり、今後これらをさらにしっかりとしたものにするとともに、市民の皆さんと心を1つにして、希望の持てるまちづくりを推進していかなければならないものと考えております。次に、今後の課題についてでありますが、私は、今後、市民の暮らしに最も身近な自治体として、市民と行政、地域の市民同士が、相互に信頼し合い、尊重し合い、心を1つにしてまちづくりを進めていくことが最も大切であると考えております。このことを基本として、現在直面している大きな課題に、市民の皆さんと共に、真正面から取り組まければならない局面であり、最大の課題は市民の皆さんの暮らしを支える為の基本となる財政健全化と地域活性化であります。これは表裏一体の関係にある為、一体的に取り組むことが重要であります。財政健全化については、今後公立病院改革プランと共に、新たに財政健全化計画を策定し、着実に取り進めていかなければならないと考えております。また、地域活性化については、インターネットなど情報通信技術を活用し、地域資源を最大限生かして、交流を促進し、今日的な課題である「環境保全」や「地域コミュニティの再生」などにもつながるよう、農業を中心とした産業間の連携の仕組みづくりを構築することが必要であると考えております。私に課せられた使命は、これらの課題解決に向け、市民の皆さんと対話を重ね、ともに悩みながら英知を集め、美唄の新しい価値を創造しつつ、誰もが住んでよかったと実感できる、人とまちが輝くふるさとづくりを進めることであります。次に、財政健全化について、平成20年度の健全化判断比率の見通しについてでありますが、4つの健全化判断基準のうち、連結実質赤字比率が病院会計の累積不良債務等から、本市に適用される基準の18.5%を上回る20%台になるものと試算しております。実質公債費比率については、23%台で推移するものと試算しております。さらに病院会計の資金不足比率は、経営健全化基準の20%を大幅に上回る100%台になるものと試算しております。これらを踏まえ、平成20年度においては、公立病院改革プランを策定し、平成15年度以降新たに発生した不良債務を、長期借入金に振り替える、公立病院特例債を発行し、連結実質赤字比率を基準値以下に抑えたいと考えております。また、実質公債費比率が、この特例債の借り入れにより、後年度上昇することとなるため、基準値の25%以下になるよう、市債発行の調整と抑制及び交付税算入のある有利な地方債の確保を図らなければならないと考えております。次に、本年度における健全化に向けた取り組みとしましては、歳出においては一部経費の執行の抑制、入札残の執行留保、借換債の発行による公債費の縮減などに努めるほか、歳入においては、市税や使用料等滞納整理の強化、土地売り払い等財産収入の確保、特別交付税の確保に努め、収支均衡を図ってまいりたいと考えております。なお、財政非常事態宣言につきましては、健全化計画の策定と合わせ検討させていただきます。次に、今後の中長期的取り組みについてでありますが、今年度においては、持続可能な自治体経営を目指して、自立推進計画の見直しと合わせ、10月を目処に財政健全化計画を策定することとしており、その中で病院会計の不良債務解消計画を含め、収支改善の取り組み内容と財政収支見通しを明らかにしてまいります。また、地方分権のさらなる推進が重要であり、第2次地方分権改革を強力に推し進め、地方の自主財源についても最大限確保するよう、国・道に対して求めて行く必要があると考えております。財政健全化に向けては、病院不良債務の解消と公債費負担の縮減を基本課題とし、市立病院の収支改善に向けた経営基盤づくり、市債及び債務負担行為など、将来負担の適正化のほか、自治体規模に見合った定員の適正化と組織体制づくり、施策・事業の選択と重点化、公共施設の統廃合及び民営化、使用料・手数料見直しなど受益者負担の適正化、協働の街づくりを進めるサポーター活動の拡充など、さまざまな対策を講じていかなければならないと考えております。なお、具体的な対策を実施するに当たっては、市民の皆さんに、財政状況や取り組み内容を説明し、ご理解・ご協力をいただきながら、取り組んでまいりたいと考えております。次に、あるべき地域医療と市立美唄病院再編計画について、地域医療マスタープランの見直しについてでありますが、平成19年3月に策定した「美唄市地域医療マスタープラン」は、厳しい医療環境の中にあって、必要な医療サービスが提供できるよう、市に求められる医療機能や市立病院と美唄労災病院が統合した新しい病院の姿などを明らかにしました。しかし、統合断念後においては、美唄労災病院が北海道中央労災病院せき損センターとして「せき損医療」に特化するなど、診療体制の見直しを行ったほか、国は病院事業を設置する全ての地方公共団体に、公立病院改革ガイドプランに基づく公立病院改革ラインの策定を求めるなど、医療を取り巻く環境は大きく変化しております。このため、本年5月には、地域医療に関し総合的に検討することを目的に、「美唄市地域医療庁内検討委員会」を立ち上げたところであり、今後においては、公立病院改革プランの策定時期に合わせ、地域医療マスタープランで示した市に求められる、医療機能や市立病院の機能・規模などについて必要な見直しを行うなど、地域医療の確保に向けた基本的方向を明らかにしてまいりたいと考えております。また、市民の医療ニーズを把握する上で、アンケート調査等の手法がありますが、現在さまざまな立場から意見をいただくことを目的に、関係機関・団体等で構成する「美唄市地域医療に関する懇談会」の設置に向け、準備を進めており、重要な事項については、まちづくり懇談会やパブリックコメントを実施するなど、広く市民の意見を聞いてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、地域医療の問題は、本市における最重要課題でありますので、地域医療の確保に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。次に、市立美唄病院再編計画の進捗状況等についてでありますが、本年5月末現在の患者数について、再編計画との比較で申し上げますと、1日当たりの平均患者数が入院一般で、計画25.4人に対し実績27.6人で、2.2人の増、療養は、計画40人に対して、実績34.2人で5.8人の減となり、外来は、計画300人に対し、実績288人で、12人の減という状況であります。次に、6月1日現在の職員配置状況について申し上げますと、医師は非常勤を常勤換算し、計画9.4人に対し、10・7人で、1.3人の増、医師を除く職員は、計画115人に対し121人で6人の増という状況になっております。なお、救急医療につきましては、医師会の協力を得た中で、救急外来診療を市立病院に一本化し、2カ月が経過しました。民間医療機関を除く救急患者数の取り扱い件数について4月、5月の状況を昨年度と比較して申し上げますと、平成19年度の1,143件に対し、今年度は737件で約35.5%の減少救急車搬送件数は平成19年度の102件に対し、今年度は91件で、約10.8%の減少となっております。全体的に減少しておりますが、市立病院における救急車搬送件数は昨年度54件に対し、今年度85件と約57.4%の増加となっております。次に、医療総合相談室の活動状況についてでありますが、5月末現在の相談等件数は113件で、昨年同期の64件より約76.6%増加しております。次に、経営状況等の情報提供等についてでありますが、現在は、運営会議等で必要な都度報告しておりますが、今後は、公立病院改革の取り組みや、病院の経営と市の財政状況等、美唄市の状況等を定期的に、情報発信や説明会などを通して、職員等へ提供してまいりたいと考えております。また、市民ニーズの把握については、現在設置に向け準備を進めている、「美唄市地域医療に関する懇談会」や「まちづくり懇談会」などを通してその把握に努めてまいりたいと考えております。次に、公立病院改革プランについてでありますが、改革プランは、公立病院改革の3つの視点のうち、経営効率化にかかわる部分については、3年程度、再編・ネットワーク化及び経営形態の見直しに関わる実施計画に係る部分については、5年程度の期間を対象として、平成20年度内に策定することとなっております。改革プランに盛り込む主な内容としては、「病院が果たすべき役割及び一般会計負担の考え方」、「経営効率化に関わる数値目標と数値目標達成に向けての具体的な取り組みと実施時期」や「病床利用率の状況踏まえた病床数の抜本的な見直し」などを盛り込むこととなっております。また改革プランのスケジュール等につきましては、病院特例債の発行の手続きの関係から、9月末を目処に策定する考えでおりますことから、今後市内の関係機関・団体等の代表者との懇談会や、市議会並びに市民説明等行いながら、策定に取り組んでまいりたいと考えております。次に、公立病院特例債についてでありますが、特例債は、病院事業について、既に多額の不良債務を有する地方公共団体が平成20年度において「公立病院ガイドライン」に基づき、公立病院改革プランを策定するに当たり、平成15年度末から平成19年度末までに新たに発生した不良債務を長期債務に振り替え、その計画的な解消を図ることができるよう、平成20年度に限り発行できるものであります。対象となる団体は「平成19年度決算において不良債務比率が10パーセント以上であること」「公立病院改革プランの策定により、単年度収支の均衡を図ると共に、公立病院特例債の償還財源を確保することができると見込まれるものであること」「職員に対する給与及び諸手当に関し、不適切な運用等が行われていないこと」が前提条件となります。また、発行後は、償還期間7年以内で、毎年6月末までに経営改善の実施状況を総務省に提出することとなっております。本市も病院特例債の発行を予定しており、発行計画書と前提条件となる「病院改革プラン」または「その骨子」を9月末までに、総務省へ提出することとなっております。この計画の策定に当たっては、限られた期間内に収支均衡を図る体制を盛り込むなど、クリアすべき課題が多いものと考えておりますが、この特例債の発行に向けて、全力で取り組んでまいりたいと考えております。

質問 13番 紫藤政則

市長の決意表明をまたお聞きをする結果になりましたが、自分の評価というのは、これはなかなかしづらいものでしょう。けれども、これからに引き継ぐべき課題の部分も含めて、少しくお尋ねしたいと思います。1つは、なぜ成功し、なぜうまくいかなかったか。これもう少し教えてくれませんか。要因です。なぜなら、例えば重要課題でも、これから行政は継続性というのは大事ですし、失敗した部分というのは反省の上に立たなきゃ、仕事って成功に向けてつながらないわけでしょう。その辺の理由が、財政問題で三位一体に関わる部分だけで、思いはあるんでしょうけれども、少しくなぜそうなったということ教えてください。それから、2期目に向けて市長は、マニフェストを作られますか。1期目終わって、所信表明に対する質疑だから、10月の議会です。4年前11月までこぼれましたけれども、マニフェストをお作りくださいということを申し上げた。というのは今言われた、市長はさまざまな合格点をあげた部分、これスローガンだけでは検証のしようがないということをいつも申し上げている。いつまでにどうして、それがどういう効果があるか。工程を含めて、繰り返しマニフェストって、どういうものかという必要はないと思います。これは反省の上に立って、お作りになるべきだろうと、当然そうなさるのが首長の役割だろうと思うんです。それから、14日の北海道新聞で、食の駅建設について書いているんですよ。食の駅建設は「この財政状況で大型の箱物建設は市民理解を得られず、今回は建設という公約は掲げない。」ここだけ見ますと、やめたのか、とこうなるんですが、以下(既存の施設を使い)ソフト面を重視したものにしたい。建物は立てないのか、何なのかですね。食の駅の建設についてはどう考えているのか。私ずっとこのこと引っ張ってきまして、予算の都度、やるべきでないということで、修正案まで出してやってきていることです。いま食の駅反対の街頭宣伝活動もやっている訳なんです。この後私どもの志ある仲間と一緒に、シンポジウムをやろうとして、ぜひやるべきだという人のご意見も含めて、やらないというのなら、その必要ないんです。これは、ちょっと読み切れないんです。市民の皆さんにわかるように、ひとつ教えていただけますか。どういう意味なのか。それとこれは、財政健全化の議論とも一致しますけれども、財政の健全化をどうするかということと、生き活き美唄ということは表裏一体だということです。これは前にもお話がありました。これは切り離せないことです。果たしてそうでしょうか。私は、両方追い求めて、両方失敗するんではないかと思います。これは、恐らく私今お尋ねしても、同じこと返ってくると思うんです。失敗なさると思いますよ。こういうお考えで進めるとすれば。これはしつこく聞きませんから、ひとつお答えいただきたいと思います。次に、財政健全化ですが、短期的取り組みで、いろいろ言いました。これ公立病院特例債8億3,000万が全てだということですが、後で病院の問題のハードルの部分詰めなきゃいけませんけれども、借りられるかどうか、いま言明できないでしょう、見通しも含めて、胸張って。大丈夫だって言えませんでしょう。至難の業じゃないですか。これが全ての命綱だとしたら、早期健全化団体になるという前提での構えが必要じゃないでしょうか。予算そのままでいいんですか。このままで。私は財政非常事態宣言と、予算のし直しみたいなこともお話しましたけれども、私が言って、せえといってやるものではない。自らやるものなんです。だからやる気がないんでしょう、恐らく。言われてやる性格のものではないと。この非常事態宣言というのは。自ら考えなきゃならん。私はないとみた。そういう危機意識。それとこの予算をどうする、予算の見直し、し直すという、これにお答えがなかったけれども、これ最低でも、財務規則にあります特定収入の規定あるでしょう。これは守ってください。これ今の財務規則、古い規則かよくわかりませんけれども、予算執行の制限というのがありまして、財源の全部または一部を特定収入に求めるもの、それは確定しなきゃ予算執行するなという規定があるでしょう。これは守ってください。というのは、地方債に財源を求めるものというのは、起債の許可見込みというのをみなきゃいけないわけですけれども、前年度実質収支赤字になったと。さあ病院如何では財政の早期健全化団体に指定も危ないと。こんな状況下で起債がスムーズに許可になるのか。この美唄は、公債費負担比率が18超えていますから、国と協議でなくて許可でしょう。許可してもらわないといけないんでしょう。これしっかりと確定してから、事業を執行してください。財務規則にそう書いてあるんだから。そこでお約束してくれませんか。尋常の状況ではないわけですから。当然のことをお尋ねしたんですけどね。そこのところです。これいま短期的なことでお話していますけれど。中長期の部分ですけれど。これいつも言っていることしか書いていない、答えてないですよ。いま。いろいろ言っていましたけれども。まず、どういうのでしょうか。やり方として、あなたがリーダーシップを発揮されて、フレームの骨子をお示しになるという方法もあるでしょう。それから従来やっている手法があるわけですから、それのやり直しもあるでしょう。しかし、本当に危機感というものを感じたら、私申し上げた財政構造、システム改革のお話ししましたけれども、触れられてないですよ、これ。全然それは。無視ですか。若い方々との、今そこにお座りいただいた方々は、20年もお勤めの方はいらっしゃらないでしょう。美唄市にこれからしっかりと根づいて、働いていくという若手の職員、こうした人方にぜひ汗をかいていただくこと、やってくださいということ私申し上げた。自分のこととして考えるんだから。そしてより市民の身近に生活をして、生きてらっしゃるという方々と、一緒にやってくださいということ、行財政の構造改革、システム改革、その部分改めてご答弁いただけますか。先ほど聞いているけれども、それで、中長期の問題として具体的に、こういう事業を見直したらいいんだということを、私何点か申し上げますから、ご感想いただきたいんです。1つは、今まで言っている事ですから、繰り返し議論になりますけれども、南空知ふるさと市町村圏です。これおやめください。今10億円の基金を積んで、外国にそのお金を回して運用しているそうです。それを降ろすとなると困るんで、だめだと言っているそうなんです。けど、もう必要ないですよ。1億2,3,000万のお金積んでいるわけでしょう、美唄。南空知ふるさと市町村圏の理事者である市長も入っておられる。議長も議会側として入っておられる。議論をしていただけませんか。今年ということにはならないでしょうけれども、国の財政負担やら、道もあるでしょうから。しかし、抱えるこの空知圏、特に必要のないとはいいませんが、もう既に役割を私は終えていると思いますけれども、積極的にこの一部事務組合の中で議論を反映して、ぜひ美唄市として、これはその役割を終えたと。解散して積んでいるお金はみんなに戻すべきだと、こういうことをやっていただきたい。それから、2つ、農地水環境保全向上対策事業。これ21年度以降やめてください。私はこの問題で何度か議論をさせていただきました。スタートのときは2億9,000万からの事業費が、いわば自主財源、依存財源ではなくて自主財源1千数百万でやれるという話だった。人件費入れても年間2,000万。それを5年、2掛ける5で1億。つぶさにこのことの検証はしておりません。ぜひ常任委員会でもこの効果について検証したいと思っていますが、これは、ちょうど参議院選挙が昨年行われる前のことでありました。一方では所得保障と参議院選挙対策という人もいましたけれども、いわば実質的に農業外の所得保障をということも狙いにあった訳です。手続の問題やら含めて、非常に、手間が大変だということで、見直しを行うようでありますが、美唄市としては夕張市同様その効果について明確に非農家の皆さん方に説明をし得る状況ではないというご判断に立って、これは、ぜひ英断を持って来年度以降の実施について、見直しの方向で検討すべきだろうと。2つであります。それから、これは具体的というよりも、これからのまちづくり、特に建設事業等に対する物の考え方です。新設よりも補修をと。新たな建設よりも既存の施設の補修と、今回も初日もそうでしたが、この地震の問題等でさまざま出てきました。老朽施設の改築計画すら建てられないという現状ということがあります。道路についても新設改良これはすべて見直す。補修に軸を移すということであります。建物、道路、こういうことを検討してください。それから観光事業。様々な夏祭りやらいろいろな観光事業が行われています。これの助成見直してください。今大きな札幌市でもこの雪祭り、大変なお金が落ちると。数百億。これ皆さん喜んでいらっしゃるのかという話しですけれども、そうでもないようであります。自衛隊さんがどうかというのもあるようです。けれども、この観光に関わる支出です。逐年絞っておられるようですけれども、これはアンタッチャブルとは言いませんけれども、今この補助金等の一覧を見ますと、非常に高いウェート、高い額になっています。歌舞裸だとかですね。百万凧どうなのか。いろいろあります。これらの時期の設定含めて見直していく。圧縮に向けて見直して行く、即ち後期計画の見直しですよ。21世紀まちづくりプラン後期計画、平成22年までのこれは、事務方に任してやれることじゃないですよ。これ病院の問題も含めて、全部、8月、9月に集中するわけでしょう、まとめあげなきゃならない。財政の健全化は10月ということを言っていますが、選挙とぶつかっちゃうんですよ。誰も出てくれなきゃ、1日だけ選挙すればいいからいいのかも。あなたが主体的にリーダーシップを発揮して、フレームを示さなきゃならない。指示をしなきゃならん。それが今のあなたの最大の責任だと思いますよ。市長。東京に用務も非常に多いようですけれども、地元に張りついて、目を輝かせて市民や関係団体の皆さん方に正対すると。職員には共にやろうということを、自らの言葉と行動でお示しをする。その為に今申し上げた取り組み、ぜひしてください。ちょっと具体的に踏み込んで、中長期の課題について申し上げました。病院のことは、いろいろありますけれども、私は何でこれ減ったかとか、再編計画の進捗状況と要因とかもお尋ねしたかったんですけれども、他でちょっと時間食っていますので、財政問題との関わりありますから、深くお尋ねしませんけれども、私どもも反省を踏まえて、この病院問題、美唄の市立病院をどうして行くのかというやつ、何かしら何かがあったら、足を引っ張ろうか式のものでは決していけない。私自身思うんです。13日の初日の質問に谷村議員も話ししていましたけれども、東京の物産展、みんな出かけて行こうやというやつです。市立病院の勤務医の皆さん方の労働条件ということ考えますと、一生懸命働いている方を前提にしたものですけれども、今日もアンケートが出ていました。夜勤明けにそのまま平常勤務、週労働が100時間というデータがある。道の調べでもありますけれども、これじゃ寄りつかんでしょう。そして私は、よく懇意にしている方もいらっしゃいますから、お話を聞きますけれども、やはり患者さんの反応なり地域に役に立っているという、そういう反応を仕事を通じて受けとめるということは、本当にやりがいがあって、疲れがとれるというお話をされていました。私共も、ぜひ、そういった視点で、勤務医の先生方と接したいと思いますし、是非そういうものに結びつく情報を病院側からも提供していただきたいと思うんです。医者の定着というのは、私は地元の市民の皆さん、私共が働いているお医者さんを信頼して、尊敬をするというところから始まってくる。そうそういう気がしてならないわけですけれども、その辺、市長のお考えありましたら、お尋ねしたいと思います。

答弁 市長 桜井道雄(市長は2010年6月まで)

紫藤議員のご質問にお答えいたします。道新等で60点という、私も自分で高い点はつけられないという反省点が多いような情況でございます。私が就任した時に、平成16年というのは三位一体改革の前に、財務省が地方財政を切り込んだ中で、私どもの市では6億位の規模で、一般財源が削減されていたと。そういう中で非常に財政的には本当に十分なことが出来るような状況ではないということで、この辺りの分もありますし、また病院の統合につきましては、これは私本当に反省しているんですけれども、統合について、色んな形で私どもは労災病院にお願いする方だったものですから、相手方から情報を公表しないようにという中で、かなりの期間、ある程度内定するまで発表できなかった。こういう中で市民の方のいろんなご意見も聞くことができなかったと。この点については、今後このようなことの無いように反省しているところでございます。マニフェストでございますけれども、前回指摘もありまして、マニフェストを作った分でございますけれども、今回は、それらを継承するという中でやっておりますので、今後色んな中でマニフェストについては、一部手直しをしながらお示しをしたいというふうに考えてございます。食の駅でございますけれども、報道等に、ああいうような表現になったわけでございますけれども、今、こういう財政状況の中で、大型のそういう公共事業というのは認められないだろうと、その中で、財政状況十分踏まえて、市民の方に構想を示す。そして、構想に対していろんなご意見をいただきながら、これは慎重に進めてまいりたいと。ただ、いずれにしても、私今回食にこだわったまちづくりというのを進めるということで、美唄の農業を再生させるとか、そういう分には、やはり食にこだわったまちづくりをして、農産物を加工して付加価値を付けると。このことは、まさにまちの生き残り策として、重要なテーマだと思っておりますので、この1つのアンテナショップ的なものは検討してございますけれども、全体的にそのハードというのは、財政状況を十分踏まえた中で、これは、ソフト重視のものを皆様にお示しして、さらにいろんな意見を聞きながら、慎重に対応してまいりたいと考えてございます。特例債でございますけれども、国は急遽、赤平、留萌等の病院の救済策として、打ち出したものでございますけれども、これは借りても、7年以内に返済しないといけない訳でございます。一時凌ぎという部分でございますけれども、しかし今美唄市としましては、これを借りることに全力を挙げておりますけれども、ただ、新しい制度の為条件がいろんなことを国が言っておりますけれども、これは私は絶対条件ではないというふうに考えています。これは、いろんな部分で例えば人件費比率が今私ども市立病院は100近い。これを60にするとか、こういうことは私は非常に厳しいなと思っておりますけれども、しかし、単年度の収支均衡を図るということが、大きな目的ですから、この比率の一つに問題があるからと言って、一切借りられないというものではないと。それから地方を救済する為の、しかも公立病院を何とか救うための策でございますので、総務大臣がある箇所で特例債の他に、公立病院を残すために、何とか特別交付税等の措置も、今後検討したいというようなことを言っておりますから、やはりこの辺りは強く国に訴えて、美唄市が特例債を借りられるような、そういうふうな部分で努力をしてまいりたいと考えてございます。予算の部分でございますけれども、非常事態宣言という認識等は、私ども持っておりますけれども、今財政健全化というものも併せてその中で、非常事態宣言もあわせて検討してまいりたいと思っております。起債等のことだと思うんですけれども、起債というのは、申請して3月ぐらいまでに許可が来ないというようなそういう状況でございまして、特に制度が変わりまして、許可制になってから、3月までになかなか来ないような状況でございます。ただこれにつきましては、今私ども予算に組んだ中で、今事業等も、縮小できるものは縮小しようというようなことも考えております。そのため起債等も変更になる、減額するものもこれから生じて来ると思いますけれども、ただ、必要な事業に関しましては、この起債については、申請をして借りられるように努力してまいりたいと考えてございます。中長期的なことで何点かご質問ありましたけれども、南空知ふるさと市長村圏、これは、内部でも、本当にこの資金の運用、利子運用が本当に広域的に役立っているのかということもいろいろ議論しております。今年、私ども理事者側では、これをもっと本当に意味のある事業にするか。この組合の存続をどうするかということも含めて検討しようということを考えてございます。ただ、これは議会でございますので、議長も出席しておりますので、いろいろ協議しながらやっていきたいと思っております。それから農地水環境につきましては、これは国の農村における本当の大きな柱でございますので、今の分でどうのこうの言いませんけれども、ただ、いずれにしても、検証して、この制度の必要があるのかどうか、この辺りも十分考えていかなければいけないなと。国も、色んなこと言うものですから、この辺りは国ともいろいろ協議をして、やるなら意味のあるものにしてほしいし、そうでなければ、この制度の見直しをしてほしいと、こんなこともお願いしてまいりたいと思っています。建設事業でございますけれども、一定程度必要な事業というのは、私、確保するというようなことを言っておりますけれども、ただこういう状況下で、起債も借入れは制限されるとか、補助金も減らされるという中で、やはり言われるように、建物に関してはもう新設ということではなくて、補修、特に先程あります学校等の耐震構造の問題もありますから、この辺りは、やはり新たなものを作るよりも、補修等の修理をする。このような部分も見直しを図らなければいけないないと思っております。道路につきましては、ちょっと今のところ、具体的に計画をどのように見直すかはまだ計画を定めておりません。観光事業ですが、これに関しては私ども毎年、補助金を減らしております。そういう中で、もうこんな状況では、もうやってられないよというような、相手方からも言われているんですけれども、しかし、これはお金をかけない中で、何とか知恵を出し合いながら、お互い努力しましょうといったことで、さらに補助金の額が見直しできるか。この辺りも検討してまいりたいと思っております。医師の問題でございますけれども、いま、何とか計画よりは1名程増えておりますけれども、江別の市立病院から内科の非常勤来ていただいおります。この方は自治医大ということで、本当に地域医療に非常に関心のある大学でございますから、この方に何とか、さらに仲間を連れて来てきてほしいと。それから、固定医になってほしいと。こんなことも院長からお願いしていることでございます。また、内部にいらっしゃる先生にも、今非常勤の方いますけれども、もし固定医になっていただければというようなこともお願いしてございますけれども、いずれにしても、今いるお医者さんを大事にしなければ、新しい医者の確保が出来ない状況の中で大変なことになりますので、まず第一に、いまいるお医者さん、そして、さらに、江別市立病院等、いろんなところから新しいお医者さんが来るような努力は、これは懸命に続けてまいりたいと考えてございます。財政健全化と地域活性化を一体的に進めることを、私は一体という表現をしておりますけれども、まずは財政の健全化だと思っております。それから、地域の活性化もあわせて考えなければ、財政健全化をするという部分だけを強調しますと、まちの活性化は図れないという分でございます。まちの活性化というのは、この辺りは私はお金をかけないでも、いろんな形でできるという部分で、いま市民のいろんな協働によるまちづくり等通じて、民間の力を借りながら、活性化を図っていきたいということで、第1の課題は、やはり、財政健全化そして、それに合わせまして地域の活性化という部分で、私の方は考えてございますので。一体的に進めるという意味が誤解されるかもしれませんけれども、そういう中で民間の力とか市民の力も、いろいろお借りしながら、両建てで全力投球してまいりたいと、このような意味でございますので、ご理解願います。

質問 13番 紫藤正則

一通りご答弁いただきました。久々に市長の肉声というのでしょうか。お聞きすることが出来て有意義だったと思います。私は、非常に小姑意識と言いましょうか、悪く悪く考えるというか、そういう癖があるのかもしれませんが、市長のように未来に輝くそういった期待感を持っているという、その性格が羨ましくてならないわけなんです。より深刻な状況があるだろうという押さえでいつも見ております。合わせて議会が何をやれるだろうかと。何度も申しますが、体制翼賛議会と言われて、議会不要論まで市民の皆さんから出された、夕張の市議会、仲間の皆さんいらっしゃいますから。酒を酌み交わしながら共に傷をなめ合うという部分が多いわけです。深刻に今のまちづくりの状況と議会との関わり、悩んでおられます。意思機関でありますから、予算が決まれば決定をした議会というものの機関としての責任があるわけであります。しかし、執行段階であらゆる国の行政情報、これを把握されて、タイムリーに市政に生かすという執行権を持たれるのが市長ご自身であります。どうしても意思機関の議会が判断をする時には、対等で同じ情報量で、そして、言わば共通一つの土俵で議論をするということにはならないんです。まさに、限られた制約下でやるのが私どもなんです。何言っているかわからないものだってあるんですよ。それで、これは、初日も申し上げたことだが、一旦予算議決したものを、これをまた執行段階で変更するというのも、これいかがかと思います。一方で、款項の議決権というのは、一体どこにあるんだろうか。だから私が大幅な見直しをしなさいというのは、一旦決めたことを、その決めたのは何だったのかということとイコールなんです。矛盾したこと言っているんです。今までのご答弁を聞いていますと、私の指摘を聞いたようで聞いてないか、受け入れるようで、受け入れてないのか、当面、本年度です。本年度私は指摘をした。本年度何をするんですかって言ったこと、短期的に何をするんですかと言ったこと。それで乗り切れるんですか。乗り切れるのか。最善の努力というのは、臨時議会あれば別ですけれど、ひょっとしたら定例会、これが最後の場面になるかもしれませんよ。桜井市長とお会いすること。この後、9月定例会1日だけやって、新しい市長10月からです。市長引き続きなってくるのかもしれない。任せてくださいと。であれば、この当初、決めた予算。見直せとか必要ないのかもしれない。見直すんであれば、見直す手順・手続きが必要でしょう。私どもともそうでしょう。受益を受ける皆さん方の問題もあるでしょうし、直ちにやらなきゃいけないでしょう。ここはどうご判断されていますか。あまりそんなに深刻に考えないで結構ですよということなら、そう言ってください。私は予算の編成をし直すと、臨時的経費・新規事業これらをやり直すぐらいの問題でしょうということを申し上げている訳です。財務規則13条のことを申し上げたけれども、お答えになっていなかった。具体的な事業で恐縮ですけれども、峰延の地域福祉会館、これは特定財源がほぼ100近く地方債ですね。13条の規定でいくと、これ確定しなきゃ執行しちゃならんのに、もう執行しているような話も聞くんですけれど。ただし書きがあるから、ただし書きで全部救えるのかというのも、あるかもしれないけれども、やれないじゃないですか。事業。大きな考え方、短期の取り組みの考え方、財務規則の解釈、その2点。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

今回の繰上充用の分の1億2,800万の部分の見直しに当たりましては、これ今財政当局といろんな詰をこれからやらなきゃいけないという、今現在も作業しておりますけれども、その中で、事業そのものを全てやめるとかというのではなくて、事業の縮減等考えている、それからいろんな部分である程度予算に、流用、入札残とか、そういったものを含めて、いろんな見直しをするという部分と、それから1億2,800万ぐらいの部分の赤字等が、今後1年で解消できるか。この期間の問題もあります。いずれにしても、私ども、見直しができるような、すべて洗い出すという、そういう作業をしている部分でございます。その辺りは、今後、早急に進めさせていただきたいと考えてございます。起債事業でございますけれども、この起債事業の取り扱いについては、起債許可予定の第1次通知が9月であることから、これを待って執行することは、発注時期、工期等に重大な影響を及ぼすことから、年度当初の起債申請時における結果に基づいて、第13条第4項の特別規定を適用しているところでございます。こういう中で、今回公共事業を私ども相当減らす中で、起債そのものを減らしている状況でございますので、この点は、空知支庁なり道に説明をして、起債の許可に当たっては、万全を期してまいりたいと考えているところでございます。

質問 13番 紫藤政則

これが最後です。私、財務規則13条のことを申し上げたのは、今さら何だというふうに言われるかもしれませんけれど。予算執行の原則なんです。9月云々内示が云々と言っていたけれども、それ今始まったことでないでしょう、それ。特別規定というのやったら、みんな特別規定じゃないですか。違う。特別規定というのはこれだけ。市長が云々というやつ。全部事業発注前に許可もらってる。それ以外は。その場を何というか、過ぎればいいということで答えるから、私言葉悪いけども、むっとするんです。北海道ですよ、冬期積雪寒冷地帯ですよ。そして、一定収入の見込みがあれば、起債の確定といったら、内示の後の許可でしょう。そんなのを待っていたら年度末でしょう。やれっこないんだから。だから、いわば起債が見込めるということを見通した上で、事業発注しているというのが今まででしょう。特別だとかという話じゃないでしょう。適債事業ほとんどそうやっているんじゃないですか。何故そうやってそういうものの言い方するんですか。それで何度も申しますが、従来はそうでした。予算も通って市民が待望久しいと。こうなったら早く作りたいと。事故繰越したくないと。制度あるんですから、事故繰越も出来るんです。きちっと財務規制どおり行けば、最低でも起債の内示まで待って、発注していくと。だけれど、抱えている今の財政事情というのは、違うでしょうということを申し上げているんです。私昨年の年度末、いつか忘れちゃったけれども、起債がなかなか許可ならないというお話、随分こぼされていたでしょう。違った。家庭であっても、一般の企業であっても、入るかどうかわからないものを当てにして、先に金使っちまいますか。そこの所の認識が、今さらといった答弁で済むんですか。もう少し言い方ないですか。財務規則直せとか言っているわけでないですから。今申し上げた点、私の申し上げた点が違うのなら、違うと言ってください。それから見直すというのが、どこまで見直すのか、見直すという話ししてみたり、よくわからんです。市立、大手術するのか。紙代節約する程度のものなのか。そうなった時には、予算の編成替え、ちょうど昭和45、6年頃でしたか。三菱が閉山した時に美唄市は、予算編成に上がったものを再度し直した。これはまさに危機だと。当然、このことについては、市民全体の理解をしながら、庁内の合意形成をしながらやっていたはずです。これはあなた方がこちょこちょっとやれる話ではないと思うんです。私はそういう大手術が本年度必要でないだろうかという危機感を持って言っているんだが、いやいや心配ないんですかと。執行権の範囲でおやりになれるということで、心配はないんですかということをお尋ねしたんだが、それが明確に、家帰って、家のみんなにしゃべれるような答弁にはなっていなんです。私は見通すというのは非常に難しいと思います。先ほど病院の問題が全てこの健全化の、公立病院特例債の借入れについても、単に短期資金を長期に振り替えるだけだから。財政構造上の問題だとか、これについては変わってないわけだ。しかし乗り切るためには、これしか無いと。表面に見える数値目標については、これはクリアできそうもないと。しかし、市長はその数値目標だけが全てでないということをお話して、いわば自信をみせられた。いろいろ取り組むという課題についても、入札差金をどうするなんて当たり前のことです。入札差金今まで使っていたなら別だろうけれども、当たり前のことしか書いてないでしょう。これ何かあるんですか。大手術必要なしというご判断に立っているか。それと特定財源をしっかり確保した上で、見通した上で事業を執行していくという私の主張です。ここについて、再度お尋ねして発言を終わりたいと思います。ご答弁お願いします。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

紫藤議員のご質問にお答えします。赤字の分というのは、一般財源でございます。この一般財源の1億2,800万、非常に多額な金額でございます。これについては、私ども本当に危機を持ちながら、これから手術の程度がどのようになるか。さまざま経費の見直し等図りますけれども、その中で今予算の組み替え、私そこまでは想定していなかったものですから、昭和56年の時の赤字になった時に、私は財政の一員でいましたから、その時の手法の中で、1年というか、何年にするか、その辺りも含めて検討しようというふうな部分でありましたので、そこまでは考えていなかったところでございますけれども、いずれにしても本当に財政状況厳しい状況でございますので、これから様々な健全化の取り組みを行いながら、健全計画を作ってまいりたいと考えております。その中で、事業の一部停止とかいろんな部分も当然考えていかなきゃいけないんですけれども、起債事業に関しては、私どもその財務規則はもとより、いろいろ当初から事業は予算化したものをやっていって、起債を借りると。9月以降に事業を実施しても、これはその年のものになりませんので、私どもは春先から取り組んでいる状況でございますけれども。いずれにしても厳しい部分は十分承知しておりますので、全体的な中で公共事業の一部を、これの取りやめ等も、これは事業そのものを全てやめるとかじゃなくて、一部の見直し等はやっていかなきゃいけないと思ってございます。去年、3月末まで起債が一切許可にならなかったというのは、道が病院の再編計画、病院をどうするんだと、統合の後どうするんだと。いってみれば再編策を出さなければ、起債を許可しないという、そういう条件にいろいろ使われたというか、そういう中でぎりぎりまで来たというような、特殊なケースでございますので、今後は、9月の内示等、今後そのあとにも第2次の許可等も来ると思いますから、その状況も踏まえながら、事業の執行にあたっては留意してまいりたいと考えてございます。

出典:美唄市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月16日 議事録 PDF(42ページ) 間違いを知らせる