みんなの議会

美唄市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月13日

(1)本市の自然環境について/(2)公園の管理と整備について/(3)福祉行政について/(4)教育行政について

2008年6月13日、美唄市議会の一般質問で、吉岡文子議員が「本市の自然環境について」「公園の管理と整備について」「福祉行政について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井道夫、保健福祉部長 中川直紀、教育長 村上忠雄が答弁しました。

質問者
吉岡文子 議員
答弁者
市長 桜井道夫、保健福祉部長 中川直紀、教育長 村上忠雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 吉岡文子

2008年第2回定例会にあたり、通告の通り4点について市長並びに教育長に質問いたします。一般質問に入る前に一言お話させていただきます。原爆症認定申請を却下された被爆者が、国に却下処分取り消しなどを求めた訴訟で、6月10日舛添要一厚生労働大臣は、原告全員が勝訴した仙台高裁、大阪高裁の判決について上告を断念すると正式発表しました。当然のことです。しかし、同時に基準の根本的な見直しと、集団訴訟の全面解決については拒否しました。これは被爆の実態や64年の被爆者の苦しみに目を閉ざし、15回に及ぶ司法の判断にそむく態度を改めようとしないものです。桜井市長は、平和市長会なるものに参加されました。被爆地広島、長崎と共に、非核平和を願う態度を表明されています。これ以上の裁判の長期化を許すことなく、原爆症に苦しむ被爆者を早期に救済するよう運動にぜひ参加されていただきたいと考えております。質問に入ります。第1点目は、本市の自然環境について伺います。ものものしい警備で初夏のさわやかな北海道の観光に水を差しかねない、洞爺湖サミットが目前に迫ってきています。地球温暖化問題が主議題となるということですが、世界の各国から首脳と言われる人達と、その人たちを取材するために、多くの関係者がジェット燃料という化石燃料を使い、日本の洞爺湖に集うことに疑問の声が上がっているということも頭の片隅に置きつつ、サミットの議論に注目していきたいと思っています。先日、冒険家の三浦雄一郎さんが世界最高峰のチョモランマ登頂に成功して、その際の地球温暖化の驚異的進行を懸念する談話が発表されました。昨今の異常気象は、まさに温暖化をもたらしているのではないかとの研究も発表されています。人間の際限ない経済活動と、限りある自然環境との共存があり得ないことを異常現象が暗黙のうちに示しているとしか考えられません。さて、本市は豊かな自然という言葉が本当に似合うと感じています。余りに身近に、まるで空気のようにあるからこそ、その良さに気づかないということが大いにあります。美唄市の自然環境がまさにそうだと思います。その自然環境について、私なりに何点か気なる点について質問いたします。その1点目は、エキノコックス感染症についてです。キタキツネが人間を警戒しなくなったのか、姿をよく見かけるようになりました。キツネのもたらす感染症にエキノコックス症があります。このエキノコックス症への本市の対応とその予防についてまずお聞きいたします。2点目は、鳥獣の被害についてです。人間のみ生活しているわけではありませんので、鳥獣の被害などが発生することも多々あります。本市の実態と対策。被害拡大防止のための状況と対策についてお聞きいたします。3点目は、宮島沼についてお聞きいたします。住民の生活する場所の上を渡り鳥が飛んでいる。美唄市民は慣れているので、余り感動することはないと思いますが、日本中を探してもそうあることではありません。宮島沼の環境についてですが、乾燥化で、沼の面積が減少したり、水深の変化や堆積物も多くなっていると言われています。環境保全のための対策や、計画についてお聞きいたします。また、今年道内で鳥インフルエンザの発生が報道されておりましたが、宮島沼はどうだったのでしょうか。お聞きいたします。第4点目には、ちょっと聞きなれない地域だと思いますが、上美唄学術自然保護地区についてお聞きいたします。ここに美唄湿原の花という本があります。これは美唄で長く教員を務められた草野貞弘さんという方がお書きになったものです。既に草野さんはお亡くなりになっておりますが、私は最近美唄湿原に行くことが多くなりまして、この草野さんの本をよく見るようになりました。ここの58ページから59ページにこうあります。最後に残った原野の一部が上美唄学術自然保護地区と保存されることになりました。しかし、周囲からの渇きには勝てません。ワタスゲがトキソウが行き絶え絶えに命を保っています。18線6号には、ここは湿原の名残です。とでも言いたげにぽつんと立つ看板が夕日に浮かび上がっていました。こうあります。この上美唄学術自然保護地区の西側には、北海道農業研究センターの管理する、いわゆる美唄湿原があり、木道が敷かれていて、北海道中の湿原や、花の好きな人の密かなポイントになっています。私もそこに通う中で札幌から来られている方と知り合いになりましたが、その方からこの場所について聞かれました。花の名前などが書いてありますが、排水が引かれておりまして、どこから入っていいかわからないものである。そしてまた、ぜひ見てみたいと思うけれども、どこが管理しているのかとの疑問が寄せられていますので、ここでお聞きしたいと思います。第2点目は、公園の管理と整備についてです。気温が上がり戸外のレジャーを楽しむ市民が増えてまいりました。市内には公園が数多くあり、多様に楽しむことができます。公園には、その設置目的別に持つ機能が様々だと思いますが、その管理と整備状況。特に草刈や施設の掃除や管理についてどのようになっているのかお聞きいたします。3点目は、福祉行政についてお伺いします。その1点目は介護保険についてです。先日本市の高齢化率が31.3%になったとの報道があり、年々高齢化率が進んでいることに驚いています。本市内の高齢化率と介護認定状況の推移について過去3年間の変化についてまずお聞きいたします。次に、施設入所状況についてですが、昨今の高齢者人数の増加に伴って市内にも新たな施設が設置されています。市内各所の施設の入所状況や待機者の状況などについてどのようになっているのかお聞きいたします。3点目は、高齢者の虐待についてです。この点については、新聞やテレビなどで常に取り上げられており、心が痛む報道もたくさんあります。本市の状況はどのようになっているのかお聞きしたいと思います。大綱の4点目は、教育行政について教育長に質問いたします。その1点目は、学校の耐震化についてです。初めに、先月の四川大地震で亡くなられた方に心からの御冥福をお祈りすると共に、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げたいと思います。この問題については、午前中、同僚議員から質問もありましたが、私は、定例会の場で何度もこの問題についても取り上げておりますので、できるだけ重ならない立場でお伺いしたいと思います。その1点目は、本年度学校耐震化に向けて教育予算がついておりますが、本年度の実施計画及び今後のスケジュールについてどのようになっているのかお聞きしたいと思います。第2点目は、学校教育無償の考え方についてお聞きいたします。憲法第26条では義務教育は、これは無償とするということになっておりますが、実際に日本の教育費の問題、保護者の負担の問題は、世界の中でもトップクラスと言われるような状況になっており、昨今の、格差や貧困の拡大の中で学校のこの無償の問題が大きく取り上げられておりました。教育長の考える教育の無償の範囲についてどのようにとらえてられるのか、お伺いいたします。3点目は、学校給食についてお伺いいたします。この問題についても午前中に同僚議員の質疑がありましたので、私からは1点についてのみお伺いしたいと思います。食材や光熱費の高騰に伴って、給食の会計が大変厳しくなっていることは、午前中にも伺いました。確かに今のままでいけば、給食の会計は破綻してしまうかもしれません。私はこの値上げをするのであれば、その時期についてぜひお考えいただきたいということです。私も子供が学校に通っておりましたので、給食費は納めておりましたが、たしか1年分を分割して納めているということになっていたと思います。他の自治体では年度途中で引き上げているところもあります。確かに厳しいこともわかりますけれども、親の計画とかもございますので、時期については、なるたけ今年度中はやられない方向で御検討願いたいというふうに思います。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

吉岡議員の質問にお答えします。始めに本市の自然環境について。エキノコックス感染症についてでありますが、本市におきましては、エキノコックス症の予防と患者の早期発見・早期治療に過去5年間、検診を受けていない小学校3年生以上の方を対象にした「エキノコックス症検診」を毎年実施しており、これまで感染例はございません。また、検診時や各種健康教室において、感染予防に対する啓発に努めているほか、道ではエキノコックス症の発生状況を把握するため、毎年疫学調査を実施しており、平成19年度の本市の状況は、4体のキツネを調査し、いずれも陰性でありました。感染症対策を効果的に進めていく上で、市民の皆さんにエキノコックス症への理解を深めていただくことが最も重要であることから、今後におきましても、あらゆる機会を通じて、正しい知識の普及啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、鳥獣被害についてでありますが、アライグマやエゾシカによる、自家用野菜等の被害が発生しておりますが、その件数・被害額の詳細については、把握してございません。被害防止につきましては、猟友会に委託し、エゾシカを駆除しているほか、アライグマにつきましては、防護ネット、箱わな等により対策を講じております。なお、アライグマの捕獲件数につきましては、平成18年度は22頭でありましたが、平成19年度は生息数の増加や生息区域も拡大していることから、51頭となっております。また、道ではアライグマの捕獲数が全道で平成17年度1,497頭、平成18年度1,724頭と増加していることから、今年度、本市、三笠市、夕張市、滝川市、砂川市、月形町を区域拡散防止のために集中捕獲対象地域に指定されたところであり、捕獲に向けた箱わな設置箇所の選定等にあたっては、道と本市及び関係市町と相互に協力して実施しているところでございますが、今後ともより連携を密にして、防護対策を図ってまいりたいと考えております。次に、宮島沼についてでありますが、平成19年度から、国の直轄事業として、生態系の健全性を回復することを目的とする、宮島沼の自然再生事業に取り組んでおり、現在、保全事業基本計画の策定作業を進めております。宮島沼の水面積が減少していることや、水深が浅くなっていること、水質が悪化していることなどを、事前調査により把握しており、計画の策定に当たっては、浚渫や水質浄化などの具体的な対応策が盛り込まれるものと考えております。今後におきましても国と十分に連携を図りながら自然再生事業を促進し、水鳥などの良好な生息環境を確保し、湿地の保全に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。また、宮島沼における今年の春に確認した死亡鳥の個体数は、オオハクチョウ2羽、コハクチョウ3羽、マガン5羽、ガン・カモ類3羽となっており、近隣で確認されたオオハクチョウ2羽、マガン1羽について道の機関で実施した検査結果は陰性となっております。次に、上美唄学術自然保護区域についてでありますが、上美唄学術自然保護地区は、美唄湿原の貴重な湿生植物の生息地で、学術上の価値があり、保護することが必要な地区として「北海道自然環境等保全条例」に基づき、昭和50年8月に北海道が指定し、現在北海道が管理しているものです。当該地区は自然保護の観点から、指定当初より容易に立ち入りできるような入り口はなく、人為的な影響を受けない形で湿原が保護されてきており、これまでの方法で引き続き管理していくと伺っております。次に、公園の管理と整備について。公園の管理の状況についてでありますが、市では、現在街区公園10カ所、近隣公園3カ所、総合公園 1 カ所、その他の公園として遊園通り等8カ所、市営住宅に付属している児童遊園10カ所、地域緑地公園等 60 カ所、合計で92カ所の公園等の管理を行っております。利用時期につきましては、例年雪解け後の5月上旬ごろから利用いただいており、管理の内容につきましては、公園等の施設により違いがありますが、主なものとして、花の植栽や花壇の草取り、草刈りや樹木の剪定、樹木等の冬囲い及び撤去、トイレ等施設の清掃を実施しております。中央公園、旭公園等の22公園については、樹木等の冬囲い及び撤去、トイレ等施設の清掃を業務委託で行い、草刈り等につきましては、主に市職員が行っております。その他の緑地公園などは、各団地の自治会や地域の町内会等に草刈、清掃等をお願いしております。市としましては、今年度から新たに「美しきまちづくりサポーター事業」を開始し、市民ボランティアによる公園草刈り等の推進を図ってまいりたいと考えております。次に、福祉行政について、高齢者の虐待についてでありますが、高齢者の虐待につきましては、地域包括支援センターを窓口として、相談を受けておりますが、在宅における暴力行為、介護放棄、年金資産の取り上げなど、センター設置以降、平成18年度6件、19年度4件、20年度については、5月末現在で1件の虐待に関する相談があり、訪問のほか、関係者からの情報収集により事実確認を行った上で、関係機関と連携を図りながら、問題解決に向けた対応をしているところです。なお、市内介護施設等での虐待につきましては、現在まで報告は受けておりません。なお、介護保険について施設入所状況については、保健福祉部長から答弁させていただきます。

答弁 保健福祉部長 中川直紀(保健福祉部長は2012年6月まで)

介護保険について、施設入所状況については、私からご答弁させていただきます。本市の高齢化率や介護保険の状況についてでありますが、過去3年間の4月1日現在の高齢者数と高齢化率について申し上げますと、平成18年度は前期高齢者4,240人、後期高齢者4,192人の合計8,432人で、高齢化率は29.4%。平成19年度は前期高齢者4,270人、後期高齢者4,289人の合計8,559人で高齢化率は30.5%。平成20年度は前期高齢者4,197人、後期高齢者4,385人の合計8,582人で、高齢化率は31.3%となっております。次に、介護保険認定者数については、平成18年度は認定者数1,489人で、認定率は17.5%となっており、要介護度別の内訳は、経過的要介護429人、要介護1、402人、要介護2、202人、要介護3、164人、要介護4、114人、要介護5、178人、平成19年度は、認定者数1,507人で、認定率は17.5%。内訳は、要支援1、288人、要支援2、181人、要介護1、307人、要介護2、237人、要介護3、163人、要介護4、142人、要介護5、189人、平成20年度は認定者数1,509人で、認定率は17.5%。内訳は、要支援1、286人、要支援2、221人、要介護1、255人、要介護2、229人、要介護3、181人、要介護4、129人、要介護5、208人となっております。また、平成18年度から導入されました予防給付は、要支援状態にあっても適切なサービスの提供により、重度化の防止と生活機能の維持・改善を図りながら、在宅でその能力が生かせる事を目的としております。平成19年度予防給付のサービス利用者の合計は、412名となっており、このうち332名の方々は予防サービスの利用から身体状況に大きな変化がなく、生活機能が維持されているものと判断しております。残り80名の方々については、介護度の悪化は57名。死亡、転出13名。非該当3名。その他サービス利用中止等7名となっております。なお、最近の国の調査では、制度導入以前より要支援者の悪化人数が減少しているとの報告がされているところであります。次に、施設入所状況についてでありますが、市内の介護保険関連施設で申し上げますと、特別養護老人ホーム恵祥園59名、泰康は31名、コミュニティホーム美唄80名、ケアハウスハーモニー50名、グループホームななかまど美唄館が18名、アルメリア18名、グループホーム駅前館9名、いずれも現在満床となっております。介護療養型病床は、しろした・花田両病院で119名のベッド数があり、1病院で若干の受け入れが可能と伺っております。待機者数は恵祥園が111名となっており、民間各施設におきましては、1名から40名程度と把握しております。恵祥園111名の待機状況の内訳ですが、在宅約9名、老人保健施設38名、病院43名、養護老人ホーム等他施設21名となっており、恵祥園以外の施設の申し込みをしている方もおられます。

答弁 教育長 村上忠雄(教育長は2008年6月まで)

吉岡議員の質問にお答えいたします。初めに、学校耐震化についてでありますが、中国・四川省大地震は、児童生徒の安心・安全を確保していくことの必要性、重要性を改めて強く認識させられたところであります。本年度の学校耐震化に関する取り組みにつきましては、設計書等の資料や、施設の目視などにより、今後の耐震化に向けた、優先順位を判断してまいりたいと考えております。この優先順位を基に、耐震化に対する補助率の改正、学校の適正配置の考えと共に、財政状況等踏まえながら、耐震診断、耐震改修へと進めてまいりたいと、このように考えているところでございます。次に、義務教育無償の考え方についてでありますが、義務教育における補償の考え方は、授業料以外の教科書、学用品、その他教育に必要な一切の費用までも無償とするものではないという考え方が示されております。この事から文房具や補助教材などのように児童生徒個人の所有に関わるものや、社会科見学等教育活動の結果が直接的に児童生徒個人に還元されるものについては、私費負担として、区分しているところでございます。次に、学校給食についてでありますが、現在学校給食は食材が高騰している中、低価格の食材の選定など、様々な工夫をしながら、提供を行っているところであり、給食費の値上げにつきましては、こういった取り組みを踏まえまして、今後美唄市学校給食運営協議会などで検討してまいりたいと考えているところでございます。

質問 1番 吉岡文子

自席から何点かにわたり質問させていただきます。公園の管理についてですが、先ほどの、市長のご答弁の中で公園の草刈りを市職員の方がやってらっしゃるということを、恥ずかしいことなんですけれど、初めて知りました。改めて職員の皆さんの姿勢に敬意を表したいというふうに考えています。公園の遊具の安全確認について、まず伺いたいと思います。この問題について、私は何回か定例会のところで伺っているんですけれども、必ずと言っていいほど事故が起きてから報道がされております。本市の公園の遊具の安全の点検は、どのようになっているのか。今年度、供用を開始したということですけれども、点検は済まされているのかどうか、その点について伺いたいと思います。公園の中では、気象の変化などから、蜂や毒の毛虫などが発生されているのも、よく見かけるんですけれども、これらについての見回りや防除の体制はどのようになっているのかお伺いします。それと公園の中、特に今回の質問をするにあたって見て回ったんですが、炭鉱メモリアル公園についてですが、だいぶ草丈が伸びておりまして、草刈りや整備について、看板なども見えにくい様子なども伺いましたけれども、今後この炭鉱メモリアル公園についてどのように整備、管理されるのか予定をお伺いしたいと思います。それから福祉行政についてですけれども、新しい制度が導入されて、介護予防プランに基づいて予防サービスを利用して、元気に暮らしている高齢者がいるということは、確かに事実だと思います。しかし、自立支援の名のもとに、利用者にとって本当に必要なサービスが取り上げられたり、利用が制限されるということがあれば、それは逆に閉じこもりや社会的な孤立状況、それから状態の悪化をもたらすことになるというふうに考えます。私のところに市民の方々からこの介護予防サービスについて、いろいろと話が寄せられるんですけれども、自分の思いどおりにならない。今まで受けていたサービスが受けられなくなってしまった。困ったという話が寄せられていますが、こういった問題についてどのようにお考えでしょうか。また、先程のご答弁の中で平成19年度予防サービス利用者420名のうち322名でしたか。約80%の方々がサービス利用により、生活機能の維持が図られているということでしたが、このことは予防サービスの効果があらわれているのかと、私も同様に感じますけれども。残りの80名のうち状態が悪化したという57名。ここのところの予防がこれから非常に重要になってくるのだと考えておりますが、今後のこの予防給付対象者の悪化防止についてのお考えについて、伺いたいと思います。それから教育長に再質問させていただきます。学校耐震化については、本年度予算はついていたということで、伺ったんですけれども、あまり具体的な耐震化に向けた取り組みには、なってないのではないかなという印象が否めません。先日の四川大地震というのは、本当に市民に、それから全世界に衝撃を与えたと思うんですけれども、毎日新聞なんですけれど、本来は大きい写真だったんですけれども、ここに生き埋めになって左手でペンを握り締めたままの子供の写真。子どもだろうと思われる、学校の下敷きになっている子供の写真が載っているんですよ。本当にこの写真を見ると、何ともいえない思いになるんですけれども。この写真を撮ったカメラマンの方の話ですけれども、デジタルカメラのモニターで写真を確認すると左隅に目が行ったと。確認すると人の手だった。ペンを握っていた。7歳の娘の父でもあるこのカメラマンの方は、劉さんですけど。沈痛な思いを抱きつつ、5メートル近づき、左手のアップを撮影した。顔は見えなかったが、服装から男子のように思った。生徒はなぜペンを握っていたのか。劉さんは推測する。下敷きになっても生きていたのではないか。身動きがとれぬまま左手で周囲を探りペンを掴んだ。自分は決して死なないとの意思を示すため、強く握り締めた。と、こういうふうに、この劉さんという方はおっしゃっています。今回の定例会では、同僚議員の中に美唄の財政状況を非常に心配する質問もありました。私も確かにそれはわかります。しかしながら、この学校という場ですよね。親が子供を信頼して預けている場です。子供たちも当然安全だというふうに、日本の子供たちは当然安全だというふうに今までは、学校で学んでいて思っていたと思うんですよ。しかしながら、この地震です。先ほど同僚議員の中に予言者がって言うのがありましたけれども、いつどこで、こういった災害が起きるかどうか、それがないと誰も言いきれないはずです。もちろん教育長も私も出来ません。あるとも言い切れないんですけれども。そういった中で、今回国会で学校の耐震化を進めるための法案が整ったと思うんですよね。今ほど伺いましたら、ほとんど美唄では、お金を出すことはやらないで、書類の調査だとか目視だとかっていうんですけれども、市民の中では、やはりそれでは納得がいかないんじゃないでしょうか。出来ましたら、教育長、スケジュールを明らかにしていただきたい。午前中の答弁の中では、対象となる学校の数字出ていましたよね。小学校が6校になると。茶志内小学校と西美唄小学校が中学校に移るから6校になって、体育館の6館。そして中学校は1校の1館。ここのですね、出来ましたら急いで耐震診断をしますと。補強のスケジュールみたいなものを、市民に発表しなければ、納得しないと思うんですよ。ひどい状況ですから、お隣の中国で。今伺ったところ本当にこれで何ができるのっていうようなやり方ですよね。今年の中身ではね。まずそのことについて伺いたいと思います。それから、義務教育の無償の考え方ですけれども、先ほど教育長は授業料だけで、教科書などはまた別な物だという話がありましたけれども。教科書は以前、この義務の中でも、有償にしようという話もありましたけれども、今のところ無償になっていますよね。親としては当然、今まで私たちは無償だというふうな形でやってまいりました。同じ美唄市内に通っている子どもでも、小中学校、いろいろその学校ごとに父母の負担は違っているんですよね。私の場合でいうと年1回、PTA総会4月くらいにあったときに、給食費を含めてPTA会費、それから学年費という形で、その学年ごとにいろんな子供の備品を集める形になるんですけれども。その金額も結構大きな金額になっていくんですよね。1人ならいいですけど、2人、3人と、学校に通っていればまた大きくなります。ぜひ教育委員会の中で、各学校、学年ごとにどんな項目で、親からどのぐらいお金を徴収しているのかというのを調査していただきたいと思うんですよね。まずそれが1点。それとこれも別の新聞記事なんですけれど、先程、親に負担を求めざるを得ないというような話でしたけれども、東京のある小学校の事務職員の話なんですけれども、なるだけその親に負担を求めない形で、学校の子供たちのお金を、推移させたいと。その中でその人、こう言っているんですよ。目玉焼きを作る調理実習で玉子を公費で請求したら子ども達が食べるものはダメ。アサガオ栽培セットは子どもが持ち帰るものだからダメ。これがいわゆるさっき教育長がおっしゃったことだと思うんですけど。ところが、こうした基準も極めてあいまいなもの。総合の授業でお茶の勉強をするため、お菓子を公費で請求したら、すんなり認められた例もありましたと。受益者負担なんて、教育予算を減らしたいがための言い訳にすぎませんと。この事務職員の方はおっしゃっているんですよね。この方は事務職員が中心となって学校ぐるみで、保護者負担を減らし、公費で賄う努力をしていると。見積もり合わせをして、少しでも安いものに変える。セットのものをバラにして公費で買いそろえる。算数セットや鍵盤ハーモニカを公費で買って、備えつけるという成果も生まれているとなっています。また別な事務職員の方はこう申しております。保護者負担の問題は、学校全体のものとした粘り強い取り組みが必要ですと。いい授業をやりたいからこの教材が欲しいというのは、教師にとって当たり前の気持ちですよねと。でも予算がないから保護者に出してもらおうでは、保護者負担は増えるばかりです。学校の予算会議で何度も話し合う。学校だよりに教育予算について書く。学校側の都合だった名札もやめたと。こうした積み重ねの中、ワークやドリルも公費にして、保護者負担をゼロにすることができたと。決してできないわけではないんです。確かに今美唄の中では、気運としては盛り上がってないことかもしれません。しかしながら、この義務教育無償っていう姿勢は、とても大事なことだと思うんです。今この格差と貧困が拡大する中で、子供たちが学校へ行くことさえ心配になっている。そんな状況も生まれてきているんです。できましたら、このことを教育委員会が率先して、取り組んではいただけないかというふうに私は考えています。

答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)

吉岡議員の質問にお答えします。初めに、公園遊具の安全対策についてでありますが、毎年定期的に遊具等の点検を行い、必要に応じ修繕や補修を行っております。今年度につきましても、雪解け後の点検のほか、修繕時間を要するものについては、使用を制限したり、中止等の措置をとっております。今後におきましても、定期的に巡回し、遊具の安全確保に努めて参りたいと考えています。次に、蜂や毒毛虫の防除についてでありますが、蜂の巣などは業者に依頼し、措置を行い、毒毛虫については、樹木の剪定及び草刈り等により防除しております。次に、炭鉱メモリアル公園の草刈り等の整備状況についてでありますが、清掃は週1回、草刈り等につきましては、炭鉱遺産の観光バスツアーやお盆時期等を考慮し、実施しており、今年度は柵の補修と、駐車場への案内看板を見やすくするよう、工夫してまいりたいと考えております。次に、要介護認定や予防給付についてでありますが、介護認定は、主治医の意見書及び認定調査の資料を基に、介護認定審査会を経て決定しており、これに対し、疑問がある場合は、市の介護保険苦情調整委員会で対応しているところですが、認定に不服のある場合は、北海道介護保険審査会に申し立てができることとなっております。なお、これまでにそのような申し立てはなかったところでございます。また、予防給付のサービスについては、自立支援の観点から、その内容が見直されたことにつきましては、対象者にご理解いただくよう説明してきたところでございます。次に、予防給付対象者の悪化防止としまして、本年度策定いたします、第4期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に地域包括支援センターを中心とした、適切なケアマネジメントによる予防給付を重点項目として取り上げ、継続して推進してまいります。

答弁 教育長 村上忠雄(教育長は2008年6月まで)

吉岡議員の質問にお答えをいたします。初めに、学校の耐震化についてでありますが、私ども教育委員会といたしましては、子どもの安心・安全を確保するということは、非常に大切なことだと認識しております。国の補助の改正等を踏まえ、学校の適正配置の考え方や本市財政状況等を勘案しながら、学校の耐震化を進めてまいりたい。このように考えているところでございます。次に、教育費の保護者負担についてでありますが、各学校におきましては、先ほどもお答え申し上げました考え方に基づき、対応しているところでございまして、学校間における保護者負担が、異なっていることにつきましては、教育委員会としても把握しておりますが、各学校においては、それぞれさまざまな授業や指導の工夫・改善、特色ある教育活動を展開しており、それらに必要とされる教材等も異なるものと、このように考えております。次に、教材等の再利用についてでありますが、学生服などに一部、行っている事例がありますが、こういった取り組みは、保護者や学校現場からの発議の中から共通の認識のもとに、進めることが大切であると考えておりまして、今後におきましては、ぜひそういった気運が高められるように、各方面にも働きかけをしてまいりたい。このように考えているところでございます。

質問 1番 吉岡文子

教育長にお尋ねします。学校耐震化についてですけれども、基本的な姿勢はよくわかります。ただ、この今の時期ですから市民の不安を払拭するためにも、是非スケジュールを明らかにしてほしいと私はさっきお話したんですよね。今回の、国会で決まった学校耐震化の推進の法案ですけれども、私たち共産党の議員で勉強会をしておりまして、その中では3年間という期限が付いていたり、それから、確か学校の危険度ですか。危険度が合致しなきゃという言い方おかしいんですけれども、非常に危険度が高い方から進めていくというのか、なんかそんな姿勢が国の方で縛りみたいのがある法律だというふうに、学習した中では感じています。それで、共産党としても道庁交渉や国への交渉の中で、こういったことはぜひ改めていただきたいところを交渉していくんですけれども、教育長もやっぱり同じ立場でそういったことを要求すると同時に、今この時期に、市民の方一番不安なところは、この学校の問題では耐震化の問題です。学校が本当に大丈夫なのかどうか。子供たちが安心して送り出せるのか。子供たちにも安心して勉強していいんだよって言えるのかどうか。そこだと思うんですよね。ですから、これで3回目ですけれど、タイムスケジュール的なところはないんですけれども。おっしゃりにくいのかなとは思うんですけれども。ご質問したいと思います。

答弁 教育長 村上忠雄(教育長は2008年6月まで)

吉岡議員の質問にお答え申し上げます。学校の耐震化についてでございます。本当にこの耐震化につきましては、極めて重要なことであると。このように認識しておりますし、私ども教育委員会、教育長会議、全道、全国の教育長会議のこういった学校の改善等に、施設に対する要請。それと先日、こういった教育文教施設の期成会。文教施設整備期成会というのがあるんですけれども、これは、教育長や市町村の首長も入っておりますけれども、そういった会議の中でも、やはりこういった施設の改善についての要望を強く要請しているところでございます。四川省の事件をみましても、非常に悲惨な状況でございますし、ああいうことはあってはならないものと、私どもも十分認識しておりますし、国の今の補助の改正等を踏まえ、また学校の適正な配置の考え方、財政状況、こういったものを勘案しながら、学校耐震化については進めて参りたいと思っております。

質問 1番 吉岡文子

結局、スケジュールに関しては、スケジュールのスの字もなかったんですけれども。それと先ほどから教育長のご答弁の中に何度も学校適正化という言葉が出ているんですけれども。私は今回の中学校の統廃合。それから小学校が中学校の建物に移るという以外は、ないのかなというふうに思っておりましたけれども。何回も何回もおっしゃるものですから、つい聞きたくなるものでね。その裏には何かこう教育長がぜひともおっしゃりたいことがあるのかなと、下手な勘繰りをしてしまいましたので。2点についてお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 村上忠雄(教育長は2008年6月まで)

先ほどお答えを申し上げておりますように、今年度はこれまでの設計資料あるいは目視等により優先順位を決めていくと。その後に、またスケジュール等については考えていきたい。このように考えているところでございます。それと学校の適正配置の考え方ございますけれども、これにつきましては、現在特にこういったことということはありませんけれども、これからも、小規模化の進む学校ということになりますか。これについてはいろいろ考えていかなければならないことから、そのようなことを申し上げているわけでございます。

出典:美唄市議会 平成20年第2回定例会 2008年6月13日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる