美唄市議会 平成18年第1回定例会 2006年3月8日
(1)環境行政について/(2)交通行政について/(3)教育行政について
2006年3月8日、美唄市議会の一般質問で、土井敏興議員が「環境行政について」「交通行政について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井道夫、市民部長 三谷純一、教育長 村上忠雄が答弁しました。
- 質問者
- 土井敏興 議員
- 答弁者
- 市長 桜井道夫、市民部長 三谷純一、教育長 村上忠雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 土井敏興
平成 18 年第1回市議会定例会にあたり、私は、大綱3点につきまして、市長並びに教育長にお伺いをいたしますが、すでに大綱3点とも前段に、同僚議員よりそれぞれお尋ねがあり、丁寧にご答弁をされたところではございますが、できる限り重複を避けましてお伺いいたしたく存じますので、よろしくご答弁のほどお願いをいたします。まず、環境行政についてでありますが、最初に、茶志内地区に建設中であります一般ごみ最終処分場整備の進捗状況、及び今後の整備スケジュールについて、更には工事を進めるにあたり、沿線住民の方や下流域の方より、工事車両の通行により砂ぼこり等が舞い上がり、洗濯物に影響が出たり、あるいは河川に工事に伴う泥水が流入し汚濁していた等の声があると伺っておりますが、それらに関連する対策等について、お伺いをいたします。また、一般ごみの今後の処理対策等についてでありますが、新処分場の整備に伴い、家庭ごみの有料化を視野に入れた検討が進められていると伺っておりますが、それらを実施する場合にはどういったごみを有料とし、しかも負担額はどのように設定をし、また負担の方法等については、一般的には指定をした袋とかシール添付をするとか、各種の方法があると思いますが、現時点においてはどのようにお考えでしょうか。そうした中、有料化実施となった場合には排出者責任が問われ、それを明確にすることとして、ごみステーション収集を廃止をして全戸戸別収集にするという自治体もあると伺っておりますけれども、本市としてはどのように取り組まれるおつもりか、お伺いをいたします。さらには、市民への周知を図り一定の理解を求め、全体としてごみ排出の減量化を進めるためには、種々の秘策を講ずる必要があると考えるところでありますが、ご見解をお尋ねいたします。次に、交通行政について、お伺いいたします。着実に高齢化が進行する中、快適な暮らしを支え、市民生活の足をしっかりと守るためにも、バス路線の適正な配置と計画的な運行は欠かせないものと考えるところであります。そこで、それらの現状ということで、東線と南美唄線等について、お伺いをいたします。まず、それぞれの運行便数、及び平均乗車人数について。次に、運行車両の台数と経過年数、及び走行距離について。また、年間の修理費の推移については、3年程度の実績を。さらには、それぞれ利用者の方からいろいろな声が寄せられていると思いますが、バス運行にどのように反映をされてきたのか、お伺いをいたします。いずれにいたしましても、より顕著に高齢化社会に突入する中、バス路線の今後の対応についての基本的な考え方と、広告媒体としてのバス活用等について、お考えがあればお尋ねいたしたく思います。3点目は、教育行政についてでありますが、学校の再配置問題等について、お伺いいたします。従前より、中学校については、茶志内中学校及び西美唄中学校の配置見直しについて、保護者及び地域の方々と幾度となく協議を重ねてきたところと思いますが、それらの経過の内容、及び話し合いを続けてきた経過を踏まえての一定の時期の見通しについてどのように考えているのか。また、学校の位置付けについては、それぞれの地域においては極めてかかわりが深く、よって、さらなるきめ細やかな配意が必要と考えますが、ご所件をお伺いいたしまして、この場からの質問を終わらせていただきます。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
土井議員の質問にお答えします。初めに、一般ごみの今後の処理対応等、策等についてでありますが、有料化の内容につきましては、今後の廃棄物減量等推進審議会からの答申を待ち、具体的な検討を行ってまいりたいと考えております。また、収集につきましては、現在、約 1,800カ所の各戸収集と、約 1,500 カ所のステーション収集により行っておりますが、有料化の契機として各戸の戸別収集とした場合、収集車の運行距離が大幅に延長となるほか、冬期間の道路事情などもあるため、すべて戸別収集することは難しいものと考えております。また、有料化を実施する場合のごみの減量化を推進するための施策につきましては、ごみ処理基本計画に基づく減量化施策のほか、他自治体の先行事例などを参考とし、具体的な方策を検討してまいりたいと考えております。次に、バス路線の現状と今後の対策についてでありますが、初めに、市民バス東線では5台のバスを保有し、現在、1日 20 路線で26 便運行しており、1便当たり平均乗車人員は 9.8 人となっております。また、車両の経過年数と走行距離については、21 年経過車両が2台で、それぞれ 42 万キロメートル、18 年経過車両が1台で 55 万キロメートル、13 年経過車両が1台で 12 万キロメートル、6年経過車両が1台で 20 万キロメートルとなっており、これらに係っております年度別の修理費につきましては、平成15 年度 350 万円、平成 16 年度 390 万円、平成 17 年度では、12 月末現在で 516 万円となっております。利用者の声の反映についてでありますが、平成 17 年2月のアンケートでは、路線、利用料金、停留所の位置について、現状のままでよいとの回答者が 70%を超えておりました。そのほか、便数の要望として、増便の要望が 52%、現状のままでよい及び減便もやむを得ないの合計が 48%ございました。いただいたご意見等につきましては、ダイヤや路線等の改正時の参考としているところであります。株式会社美唄自動車学校が運行いたしております、南美唄線及び専修大学線につきましては、車両の運行台数は3台で、24 便で運行いたしております。次に、今後の対策についてでありますが、市民バスは市民の皆さんの日常生活に必要な交通手段として、特にこれからの高齢化社会において大事な事業と考えております。市民バスの運行にあたりましては、高齢者に配慮した運行方法や中型バスの運行等、効率化に努めるほか、利用者の増の対策を講じてまいりたいと考えております。また、車内広告等新たな財源確保につきましては、市内企業等にPRし、募集に努めてまいりたいと考えております。なお、一般ごみ最終処分場建設の進捗状況につきましては、市民部長から答弁いたします。
答弁 市民部長 三谷純一(市民部長は2006年3月まで)
一般廃棄物最終処分場建設の進捗状況につきましては、私からご答弁させていただきます。進捗状況でございますけれども、平成 17 年度工事のうち、搬入道路につきましては、3月末をもって路盤工事が完了する予定でございます。埋立地造成工事につきましては、3月下旬から場内造成工事の着工を予定しており、浸出水処理施設、前処理施設工事につきましては、プラントメーカーが現在実施設計を行っております。今後のスケジュールにつきましては、5月連休明けに遮水工事等の着工を、また、浸出水処理施設工事では4月中旬に、前処理施設工事は5月中旬に、掘削工事などを開始することとしているほか、搬入道路の舗装工事などは8月以降を予定しております。次に、工事に伴う雨水等の対策につきましては、防災調整地を設置することとしており、また、道道砂川奈井江美唄線から最終処分場に至る市道産化美唄線につきましては、平成19 年度に一部整備を予定しております。いずれにいたしましても、最終処分場工事にあたりましては、周辺の生活環境などに十分配慮してまいりたいと考えております。
答弁 教育長 村上忠雄(教育長は2008年6月まで)
土井議員のご質問にお答えいたします。学校再配置問題等についてでありますが、教育委員会では、少人数化が進む茶志内及び西美唄中学校の教育環境を整備するために、地域の方々とこれまで話し合いを進めてまいってきたところでございます。これまでの話し合いの中で、保護者からは、子どもたちの教育環境の変化、学校間の準備体制の整備、地域住民への説明などに対するご意見がありました。なお、配置見直しの時期につきましては、これまで平成 19 年4月としておりましたが、話し合いの経過を踏まえ、学校間の準備体制の整備を図り、子どもたちが不安なくスムーズに新しい学校に溶け込めるための十分な準備期間を設けることや、地域住民の皆様のご理解とご協力も必要とすることから、平成 20年4月と見直しせざるを得ないものと考えております。今後、教育委員会といたしましては、保護者からのご意見にこたえるため、学校間の事前の交流を図るための体制づくりなどに努めてまいりたいと考えております。次に、学校の配置見直しと地域とのかかわりについてでありますが、それぞれの学校は、その歴史や伝統の中で地域とともに歩んでおり、保護者や地域が協力してさまざまな活動や行事が学校で行われることも多く、地域における文化交流拠点としての大きな役割を担っていると考えております。現在、地域の方々と学校見直しについて協議を行っておりますが、これらのことも踏まえ、今後において、全庁的に幅広く地域の皆様とともに検討していかなければならないものと考えております。
質問 7番 土井敏興
ただいま、それぞれご答弁をいただいたわけでありますけれども、この場から、いま少しお尋ねをいたしたいと思います。まず、ごみの今後の処理の関係についてでありますけれども、しかるべき時期に向け、有料化ということについて意識をしていった場合、現在のごみステーションの位置付けをどうするかも重要になるというふうに考えられるわけでありますけれども、1 つのステーション当たりの対象世帯数は、現在は平均どのくらいになっているのか。また、全戸収集というふうに考えた場合の収集車の増車といいますか、それはどのくらいになると考えているのか。また、一方、現状ステーションを生かすというふうに考えていったとした場合に、排出する、いわゆる排出者責任という点について考えたときに、それが明確に識別ができるのかどうか、非常に不安が残るところになるわけですけれども、それらについて、どのようにお考えになっているのか、お伺いしたいと思います。また、さらには、全体の減量化ということに向けて、特に生ごみの扱いにかかわるんですけれども、これらが問題視される向きが多くなるわけですけれども、その中において、ある自治体においては、家庭内及び町内会等において処理を進めながら、肥料などにして有効活用しているところについては、草花の種子、あるいは簡易的な栽培プランター等配布を行って、いわゆる循環型を旨とする環境対策に乗り出しているところもあるというふうに聞き及んでおりますけれども、本市としても先に向け、具体的にどのようなお考えをお持ちかもあわせて、お伺いをいたしたいと思います。次に、バスの関係についてでありますけれども、今後の考え方として、老朽化に伴うその車両の更新はもちろんそうなんですが、民間活力を導入をするという意味においても、やはり民間の力あるいは協力を得るという方向の中で、小回りのきく効果的な考えを持たなければならないんでないかというふうに思うわけでありますけれども、また同時に、全体的にバス利用者も、いまほどお聞きをしますと、漸減傾向にあるということが伺えますので、アンケート等の結果等を踏まえて、やはり計画そのものを抜本的に見直し、また利用者から安心と信頼を得られるような体制の確立が望まれるわけでありますけれども、同時に、財源的、財源確保という面からも見まして、先ほども申し上げましたように、多様な広告媒体としてバスをさらに有効活用すべきでないかというふうに考えるわけであります。車内外の広告は下より、考え方の1つでありますけれども、乗車口に広告差込スタンド等を設置をして、乗客の方が自由に手に取ることができるようにすることなどで、情報面を含めて利用者に生活面等での利便性を図ることなども可能ではないかというふうに思いますけれども、改めて、市長のお考えをお伺いいたしたいと思います。次に、学校の再配置についてでありますけいども、同僚議員にもそれぞれご答弁をされたわけですけれども、多少重複するところもあるかとは思いますけれども、お尋ねをさせていただきたいと思います。お答えの中でありました学校間の協議内容というのはどういったものを指しているのか。また、今後の流れにおける学校間の事前交流の取り組み体制づくりや、学校間の準備体制の整備を図るというふうに示されましたけれども、その具体的な内容についてお知らせをいただきたいと思います。よって、再配置につきましては、保護者及び児童生徒にとっては最大の関心事でありますし、また、校下地域にとっても最重要課題の1つでもありまして、現状対応はもとより、事後対策も含め、全庁的にはどのように議論を深めているのかもお聞きをいたしたいと思います。この見直し計画が、今日まで至ってしまった経緯については、いまほど説明をいただきましたけれども、今朝の新聞報道からしても、私が感ずるところ、教育委員会内において、基本的な考え方としての姿勢や内容について十分に練り上げきれていなかったがために、保護者及び地域の方々に理解や信頼をしっかりと得られる状態には至っていなかった嫌いはないかという感がしているところでありますけれども、これらを踏まえて、いわばしかるべき時期をめざされたという形の中で、いま一度どのようなお考えの下に今後望まれるおつもりなのか、教育長にお伺いをいたします。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
土井議員の質問にお答えします。初めに、ごみの収集等についてでありますが、ごみステーションの使用対象世帯につきましては、1つのステーションにつき約7世帯が使用しており、全世帯の個別収集を行った場合、冬期間の収集や収集時間の問題等もございますが、おおむね2台から3台の増車が必要となることから、個別収集については難しいものと考えているところでございます。また、ステーションを継続した場合の排出者責任の問題につきましては、市民の皆様に排出者としての意識の高揚を図っていくとともに、不適切な排出がないように、3R推進員との連携をとりながら対応していきたいと考えております。生ごみの有効利用につきましては、ごみの減量化を推進する上で必要なことであり、堆肥化などの具体的な取り組みを市民の皆さんに周知し、普及してまいりたいと考えているところでございます。次に、市民バスの今後の対策についてでありますが、利用者の利便性と安全性を基本として効率的な運行を図るため、バスの規格、運行方法や運営体制について、今後検討してまいりたいと考えております。また、車内広告につきましては、多種多様な広告媒体について検討してまいりたいと考えております。
答弁 教育長 村上忠雄(教育長は2008年6月まで)
土井議員のご質問にお答えをいたします。該当する学校間の協議内容等についてでございますけれども、これまで、該当する各学校が事前に十分な連携体制の下に、具体的な取り組みをどう行っていくかということにつきまして、意見交換を行ってきたところであります。今後におきましては、該当する学校間でスムーズな合流に向けての準備体制を組織化するなどして、「生徒間の交流」、「各校を意識した教育課程の編成」、「生徒の不安を解消するための指導のあり方」などを確立していかなければならないものとこのように考えております。教育委員会といたしましては、学校と保護者、並びに地域の皆さんとの信頼関係のもとに、適正配置に向けた環境整備を行ってまいります。また、学校の配置見直しと地域とのかかわりにつきましては、先ほども申し上げましたように、この配置の見直しは地域にとりましては、まことに重大なことであります。こういったことから、地域の皆さんの声をお聞きしながら地域の現状、将来見据えた検討を全庁的に進めてまいりたい、このように考えているところでございます。この学校の配置の見直しにつきましては、道内でもいろんな事例ございまして、これまで私聞いた中では、小規模が進む中で統合について話をしたところ、地元から大変な反対にあったということで、もう手をつけないということで放っておいたという教育委員会も、これまで道内の中に幾つかあります。何年かして保護者の方から、もう合併してくれないかということの申し出があったと、それでそういった作業に進んだということも聞いております。私は、そこまで学校を放っておくということは、これは教育行政として、怠慢とまでは行かないけれども、やはり地域の子どもをどう育てるかということをですね、やはりもっと真剣に考えるべきでなかったのかなとそんなふうに考えております。これは私、いま資料ちょっと持ってきておりませんけれども、札幌の例でございます。昨年、札幌市で、小学生中学生を対象にアンケート調査をいたしました。このときに、単純な質問で、小学生に対して「いま、皆さんにとって一番大切なものは何ですか」と聞いたところ、子どもたちは、まず一番大切なものは「勉強することだよ」と、小学生が言いました。2つ目に大切なことは、「友達と遊ぶことだ」、「友達を持つことだ」、同じぐらいで、「親の言うことを聞くことだ」ということもありましたけれども、そういったことが上位を占めているということなんです。これが中学生になりますと、やはり一番に出てくるのが「友達を持つこと」、これがやっぱり一番に出てきている。「勉強すること」も、その次に続いているようでございますけれども、これは札幌市の例でございますけれども、これはいまどきの子どもの考えというのは、100 万都市であろうが3万都市であろうがそんなに変わるものは、多少変わるかもしれませんけれども、そんなに変わるものではなかろう。私もやはり子どもは、これまで繰り返して言ってきておりますけれども、一定規模の中で切磋琢磨しながら育つことが大切であるというこの基本的な考え方のもとにこれまで作業を進めてきたわけでございまして、これからもこのことについては変わるものではございません。いずれにいたしましても、私ども教育委員会といたしましては子どもたちが不安なく安心して学校生活を送ることができるように、保護者や地域の住民の皆さんのご理解を得るために学校と連携を図り、学校生徒間の交流などの準備を行って、配置見直しの実施に向けてのスケジュール含めて、しっかりした考え方を持って積極的に話を進めてまいりたい、このように考えているところでございます。