幕別町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月17日
幕別町における今後の環境行政について
2008年6月17日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「幕別町における今後の環境行政について」質問し、町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、町民課長 田村修一、企画室長 佐藤昌親、経済部長 飯田晴義、建設部長 高橋政雄が答弁しました。
- 質問者
- 芳滝仁 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、教育長 金子隆司、町民課長 田村修一、企画室長 佐藤昌親、経済部長 飯田晴義、建設部長 高橋政雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 芳滝仁
通告に基づきまして、幕別町における今後の環境行政について質問をいたします。幕別町の第5期総合計画第5章、自然とともに生きる環境に優しいまちづくりの現状と課題の中で、地球温暖化オゾン層の破壊などの環境問題は、都市化の進展や生活様式の変化などを背景とした住民の日常生活や事業活動全般に起因していることをあります。その基本方針においては、地球環境を保全するために、住民、事業者、行政が連携のもと、地球的視野に立った具体的行動に移すことができるよう働きかけると明記しています。さて、本年7月21日、北海道において、北海道環境宣言が出されました。その中で、環境に配慮したライフスタイルの実践に向けて、地球を守る心等の三つの心と、住民の二酸化炭素の排出削減、事業所の省エネ、ごみの減量実践等の四つの行動が具体的な目標数値を入れ、示され、道民事業者のために、環境行動の手引きも出されました。幕別町において、環境問題についてさまざまな取組みがなされていますが、なお一層推進するために、次の点について質問をいたします。1、幕別町環境宣言を発信し、それを中心とした住民、事業者、行政の具体的な環境行動を推進すべきだと考えるが、どうでしょうか。2、特に行政における今後の取組みとして、次の点について伺います。イ、総務部関係。工業施設の総合的なエコ対策とその報告。地域版環境認証への取組み。ロ、企画室関係。協働のまちづくり支援事業における環境美化事業の充実。ハ、民生部関係。環境家計簿の普及。ニ、経済部関係。産学官による環境産業の立ち上げや企業誘致。ホ、建設部関係。入札参加業者に対する環境対策の推進。ヘ、教育委員会関係。環境教育の推進と子どもエコクラブの育成。3、環境行政の総合的かつ基本的事項を調査・審議するために、幕別町環境審議会を設置すべきだと考えるがどうでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
芳滝議員のご質問にお答えいたします。「幕別町における今後の環境行政について」であります。ご質問の1点目、「幕別町環境宣言の発信と住民、事業者、行政の具体的な環境行動について」であります。地球温暖化問題など地球環境問題は21世紀における人類最大の課題と言われており、その解決に向けた取り組みが世界中で進められているところであります。本年7月に開催されます北海道洞爺湖サミットにおきましても、地球環境問題が主要議題として取り上げられる予定となっております。ご質問の要旨にありますように、北海道では、洞爺湖サミットが開催される本年を「環境行動元年」と位置付けて、北海道の環境を守り将来に引き継ぐために、道民一人ひとりが行動を起こしていく決意を表明する意味で「北海道環境宣言」を発表したところであります。本町におきましては、地球環境問題解決への地域ぐるみの対策推進の指針とするために、平成16年2月に幕別町地域省エネルギービジョンを、また、平成18年2月には幕別町地域新エネルギービジョンを策定したところであり、第5期幕別町総合計画の中においても、その方向性をお示ししているところであります。これら諸計画の指針を実効性あるものとするためには、町民、事業者及び行政が取組む行動内容などを具体的にお示しする必要があるものと考えております。このため、本年3月に、公募によります町民並びに消費者協会、商工会、さらにはJAなどから推薦をいただきました10名の委員と北海道経済産業局及びNEDOをオブザーバーとして構成する「幕別町エネルギー対策推進委員会」を設置いたしまして、町民や事業者など町全体での地球温暖化対策への取組み方策について議論し、提言をいただくとともに、PRや実践活動に取組んでいただくこととなっております。当委員会におきましては、具体的な行動案などについての議論が今始まったばかりでありますが、ご質問の「環境宣言」につきましても、今後議論の中で深めてまいりたいというふうに考えております。次に、ご質問の2点目、「行政における取組みについて」であります。はじめに、「公共施設の総合的なエコ対策と報告について」でありますが、公共施設の総合的なエコ対策としましては、いわゆる光熱水費に係る省エネ対策が最も代表的な方策であろうと。省エネ対策に関して申し上げたいと思います。本町では、前段申し上げましたように、地域ぐるみの省エネの取り組みを実現するための第一歩として、平成15年度に「幕別町地域省エネルギービジョン」を策定したところでありますが、翌16年度には本ビジョンの実現に向けた行動のひとつとして、エネルギー消費の多い公共施設等を対象とし、「幕別町公共施設等省エネ事業化調査」を実施し、対象施設の省エネ手法や省エネ量、事業化手法などを明らかにしたところであります。この調査結果に基づきまして、省エネ効果に期待がもてる手法を公共施設ごとに実施してきたところであります。例えば、役場庁舎内の蛍光灯にキャノピースイッチを取り付けて部分的に点灯・消灯ができるように整備をしました。これら節電対策を図ったわけでありますが、冬季間における庁舎内の室温を20℃以下に抑えることによって、暖房用燃料の消費節減を図っております。また、本年度の札内中学校の大規模改修工事においては、低燃費型ボイラーへの切替えや高断熱ガラスへの改修などにより暖房用燃料の消費節減を図っていく予定でおります。これら以外の公共施設におきましても、使用する電気量や燃料の消費量などの低減につながるような設備の更新、あるいは利用面における節約等に努めているところでありますが、今後におきましても、施設ごとに各種データの的確な分析を行ない、省エネに取組んでまいりたいと考えております。次に、「地域版環境認証への取り組みについて」でありますが、国際規格でありますISO14001認証につきましては、取得に100万円程度、コンサルティング費用を含めますと数百万円の経費が必要であると言われておりまして、人・物・金等経営資源の問題により認証取得が進まないことから、NPO法人等が全国各地で地域版環境認証を立ち上げており、現時点で15件ほど認知されていると言われております。この地域版環境認証につきましては、認証取得及び管理等費用が低廉なことから中小企業者向けの導入に適していると言われており、環境への取組みを促す効果が期待できるとともに、企業にとっても信用力の向上やイメージアップにつながるなどのメリットがあるものと思われます。したがいまして、本町におきましても、今後、この認証制度についても先進事例等を参考に研究し、町内の企業にも周知を図ってまいりたいと考えております。次に、「協働のまちづくり支援事業における環境美化支援事業の充実について」でありますが、平成17年度から本格的にスタートいたしました協働のまちづくり支援事業の中で、現在、公区の環境整備活動に係る支援として、公区環境美化支援事業5事業と公区等の資源回収活動を支援する公区資源回収支援事業を実施いたしているところであります。支援事業のメニューにつきましては、公区長会議や協働のまちづくり検討委員会等でいただいた意見により、防犯活動を支援する事業や人材育成支援事業、公区資源回収支援事業の追加や、環境整備用機械導入や地域内除雪機械導入についての事業内容の充実を図っており、順次、それら進めているところであります。今後においても広くご意見、ご提言をいただくとともに、先進地等の事例の調査、研究に努め、積極的にメニューの充実を図ってまいりたいと考えているところであります。次に、「環境家計簿の普及について」であります。町では、平成18年度から二酸化炭素排出量をどれくらい削減できたかが理解できる環境家計簿の普及に取組んできたところであります。また、家庭で地球温暖化対策に取り組んでいただける「エコライフ会員」を募集し、応募された町民10名の方に、家庭で省エネ活動の実践や、データの記録などに取組んでいただいているところであります。会員の方々には、平成18年10月から環境家計簿をつけていただいており、まもなく2年を経過いたしますが、本家計簿をつける前の年の状況とつけた後の1年目、2年目を比較して、省エネの実践によって、どのくらい光熱水費が減り、二酸化炭素の排出量を削減したかということについて検証する予定であります。結果につきましては、会員の方々の取組み事例として広報等で広く町民に紹介し、環境家計簿を多くの町民の方々に知っていただき、地球温暖化防止対策の目安として活用していただけるよう進めてまいりたいと考えております。次に、「産学官による環境産業の立ち上げや企業誘致について」であります。産学官の連携につきましては、「十勝産業振興センター」におきまして、環境やエネルギーなどに関する実験研究や技術指導をはじめ、起業相談等にも応じておりますことから、このような取組活動の中から新たな環境関連産業の創設に期待をいたしているところであります。本町における環境に関する産業の誘致につきましては、既に工業団地内において、古紙や金属のリサイクルに関連する企業が数社進出しており、現在もリサイクル関連企業と具体的な交渉を取り進めているところであります。環境産業につきましては、将来性の見込める分野であるとの認識をいたしておりますので、今後、企業誘致を進めるうえで十分意を用いてまいりたいと考えております。次に、「入札参加業者に対する環境対策の推進について」であります。北海道では建設業法による経営事項審査制度、通称経審といわれておりますが、この主観的評定の項目として、環境マネジメントシステムの国際規格でありますISO14001認証取得の活用が図られており、町内事業所の環境に対する一定程度の認識は反映されているものと考えております。なお、前段にご質問のありました「地域版環境認証制度」につきましても、先進事例等を参考に調査・研究をしてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「幕別町環境審議会の設置について」であります。「環境審議会」につきましては、「公害対策基本法」を全部改正して制定された「環境基本法」で、国及び都道府県には設置することが義務付けられており、市町村に対しましては任意で設置できるものと定められております。十勝管内におきましては、「環境審議会」につきましては、帯広市など4市町で設置しており、旧法であります「公害対策基本法」に基づく「公害対策審議会」につきましては、幕別町を含め3町で設置いたしております。「環境審議会」は、環境の保全に関する基本的事項を調査審議するために学識経験者を含む者で構成するものとされておりまして、「公害対策審議会」につきましても、基本的には同様の設置目的となっております。本町におきましては、現在、環境問題に関係する審議会等につきましては、公害対策審議会のほかに、廃棄物減量等推進審議会、幕別町エネルギー対策推進委員会を設置しているところであります。また、省エネビジョンや新エネビジョンを策定した際には、町民のほか帯広畜産大学の助教授など専門家によって構成する委員会を設置し、調査検討をしていただいたところであります。これらの審議会等におきましても、環境問題全般に関してさまざまな調査結果、あるいは適切な提言等をいただいているところであります。なお、既に設置いたしております審議会の機能強化、あるいは、今お話ありました名称変更などについては、当該審議会を設置している市町村の事例等も調査しながら対応してまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問に対する私からの答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
芳滝議員のご質問にお答えをいたします。私からは、ご質問の2点目、「行政における取り組みについて」のうち、「環境教育の推進と、こどもエコクラブの育成について」であります。環境教育を推進するためには、私たち一人ひとりが、環境を保全するための行動に主体的に取り組むとともに、人間と環境との関わりについて正しい認識に立ち、自らの責任ある行動をもって人材を育てていくことが大切であると考えております。各学校におきましては、全校をあげてのクリーン作戦やリサイクル運動をはじめ、くりりんセンターを訪ねての環境学習や環境問題をテーマにした壁新聞づくり、また、農林課で取組んでおります「元気の森づくり事業」への参加など、体験や遊びを通じて児童生徒の関心を高め、空気、水、食べもの、そして命の大切さを理解し、命を尊ぶ心を育んでいくことができるよう、さまざまな活動に取組んでいただいているところであります。次に、こどもエコクラブの育成についてであります。現在、幕別町においては「こどもエコクラブ」として登録している団体はありませんが、同様の活動を実施しておりますのが、昭和63年度からスタートいたしました「幕別町ふるさと館ジュニアスクール」であります。毎年50名ほどの小学校5・6年生が、さけの稚魚の放流や、野鳥観察、自然探索などの自然を活かした学習活動に参加しており、平成18年度からは、新たに親子参加のプログラムなども取り入れております。「こどもエコクラブ」の目的は、次世代を担う子どもたちが、人と環境との関わりについての体験を積み重ねながら、環境を大切にする心を育んでいくこととお聞きいたしておりますので、現在実施しております活動内容が、「こどもエコクラブ」事業として実施することが可能かどうか、ふるさと館事業委員会の皆さんとも協議を進めながら、検討してまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 13番 芳滝仁
再質問させていただきます。環境問題は、国でも地方自治体でも、今、行政の上では最重要課題の一つでありまして、今回質問させていただきましたのは、ちょうどサミットもあるということで、全体的な幕別町の行政における環境の行政につきましての今後の取組みということで質問させていただいたことであります。ご答弁いただきまして、方向性としては、それはほぼ同じような方向性であろうと、こう認識をさせていただくところでございます。平成18年の3月の議会のときに、環境基本条例の制定に向けてということで、私も質問させていただきました。そのときには、時間をかけて検討をさせていただくというふうなご答弁をいただいていたことであります。条例ということになりましたら、なかなか一つの町で条例という形で制定をしていくということが少ないということがあろうということで、大変な一つの労力もお金もかかるだろうということで、たまたま北海道環境宣言というものが4月に出されたものでありますから、それをもとにしまして、再度、18年の質問に引き続き、具体的に環境問題につきまして、そのいわゆる基本的な理念であるとか考え方であるとかということを、広く町民や事業者に認識をしていただくといういい機会になるのではないのかということで、宣言でありますから、宣言をすればいいわけでありますので、そういう取組みをしてはどうかという質問でございました。町長のご答弁で、私が聞かせていただきましたら、前向きに検討いただけるようなご答弁でありましたから、広く議論を重ねていただきたいと思うことであります。特に、先ほど町長の答弁にもありましたが、環境行動、具体的に取組んでいくその内容などをお示しする必要があるのだろうということが、今回の質問の私の趣旨部分であります。第5期総の方針のところに、具体的な行動に移すことができるよう働きかけることを5期総の中に謳われてありますので、行動を示していくということが、一番大事なのだろうということでございます。その環境施宣言でありますけれども、北海道環境宣言の内容が三つの心と八つの行動という形で、具体的に示されてあります。地球を守る心、これは資源エネルギーでありますとかCO2の削減だとか、もったいない心というのがあります。これはリサイクルだとか省エネ、ごみの問題であります。あと、自然と共生する心。そういう三つの心、スピリッツといわれてありますけれども、指針として具体的な八つの行動が示されていることであります。CO2の削減だとか、質問のところにありますけれども、ごみの減量化等がありますが、そのいわゆる環境行動の手引き、宣言に、内容としまして、環境行動の手引きというものが出されてあります。そのところに、具体的な行動内容が示されてあります。夏の過ごし方を見直そうだとか、冬の過ごし方を見直そうだとか、照明の使い方を見直そうだとか、居間などで電化製品の使い方を見直そうだとか、トイレの使い方を見直そうだとか、洗濯の方法を見直そうだとか、具体的な行動につきまして書かれてあります。そして、そのところに、いわゆるCO2の削減の数字も示されてあることであります。こういう具体的な行動を示していく。認識をしていただくというふうな方向で、全般的な環境問題についての取組みを、町民に広く認識していただき取組んでいただくというふうなことで、ぜひ、その環境宣言につきましては、前向きに早く取組んでいただければと思うことでございます。基本条例がだめであれば、宣言ということで、その具体的な行動につきましても、お示しいただけるような取組みがいただけるのか。その点、一つだけ、一つのところでお伺いしたいと思うことであります。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありましたように、環境宣言が北海道で出されたと。実は、この北海道環境宣言につきましては、先般、道からこの趣旨に賛同していただけるかというようなことの照会がありました。私ども、6月11日付けで北海道環境宣言に賛同をするというメッセージを道の方へ送らせていただいたところであります。そういったことで、恐らく全道的にこの宣言が、これからいろんな場所で行われていくだろうというふうに思います。町独自の宣言については、先ほども申し上げましたように、いろんな審議会等の中で、これからも十分論議をさせていただき、対応をしてまいりたいというふうに思います。
再質問 13番 芳滝仁
ぜひ、ほかの自治体よりも先に宣言を申し出ていただきたいと、こう申し上げたいと思います。2の今後の取組みということで、行政の公共施設の総合的なエコ対策ということで、特に近年、庁舎にまいりまして、職員方々の行動を見ましたときに、エレベーターを使わないで階段を使おうだとか、照明が消されてあるだとか、結構気を使って省エネに取組んでいらっしゃるというふうなことをお見受けするところであります。敬意を表するところでありますけれども、一つの具体的な事業としまして、エスコという事業が取組んでいる事業所もあることであります。これはそういう省エネ専門の、いわゆるコンサルタントのようなことでありまして、この省エネを浮いたそのいわゆる差額で経費を払っていくというふうな形で、何年か契約をした後は、もうその状態で進むということで、非常に経済的効果があるということで評価をされてあることでありますが、少し取組まれたようなお話を聞かせていただいているのですが、一つ、そのところをお伺いしたいなと思います。
答弁 町民課長 田村修一(町民課長は2008年12月まで)
ただいまのエスコ事業についてでございますが、平成17年の2月に、先ほど、答弁の中で、幕別町公共施設等省エネ事業化調査というものを実施しております。この中で、役場庁舎、町民会館、百年記念ホール、幕別中学校、札内中学校など、公共施設9カ所のほかに、JA幕別の軍岡の事業所につきまして、このエスコ事業が可能かどうかについて調査しております。この中で、この事業につきましては、省エネして投資をして、それを回収する。省エネの浮いた金額なりによって、投資したものを回収するのに、実際にやる企業のリスクというものを、あと、その企業に対する資金を提供する金融機関のリスクというものを考えました場合、ほぼ10年以内でないとペイしないと。事業化が難しいというふうに言われております。この10カ所を調査した結果、幕別町の施設におきましては、規模が小さいということと、施設が古くなっているために、投資する金額が非常に大きくなるというようなことで、現状のこの省エネの技術的な問題から、設備投資の金額ですとか、効率性だとか、そういうようなことからいたしますと、事業には適さないという結論をいただいております。また、本年5月22日、財団法人省エネルギーセンターによりまして、役場の省エネ診断というのをしていただいております。詳細な結果につきましては、7月に入ってから結果が出る予定でございますけれども、ここにおきましても、エスコ事業については、庁舎の規模からすると、ちょっと難しいというふうに言われているところでございます。
再質問 13番 芳滝仁
大変いい事業なのでありますけども、その施設が小さすぎるということで無理だということだったという報告でありました。いろんなコミュニティセンターであるだとか、近隣センターであるだとか、公共の施設があります。これからまた、指定管理というふうな方向性で考えているところなのでありますけれども、そのいわゆる一つひとつの公共施設の毎年度、省エネの取組みと申しますか、推進と申しますか、そういうことも具体的に数値を出していただきながら、町民に呼びかけていくというふうなことが、必要でなかろうかなと。あるところでは、例えば、近隣センターのようなところで運営委員会がありますけれども、そのところで、基準の数値を、何年間の基準の数値を出しておいて、それを一つの基準としまして、それに取組んだ部分につきましては、削減効果は、そのことにつきましては、何らかの形でその運営委員会に還元をしていく。浮いたいわゆるその財源について、運営委員会に還元をしていくというような形で、住民のいわゆる公共施設を使うそのことについて、エコの認識を持っていただいて、行動していただくというふうな方法をとっているところもあろうかと聞いております。そのようなところにつきましての取組みにつきまして、今後どのようにお考えになるのか、お伺いをしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありましたエコ対策、エスコの関係、公共施設の関係ですけども、後ほど違った観点から、そういったご質問もあるわけでありますけれども、要するに、お互いが節約をしよう、節減しよう。そして、環境問題を大事にしていこう。そういったことで、意識の中でいろんな施設を使っていただく。活用していただくということが大事であろうというふうに思っております。特に私どもの方で、そういう目標を立てて、一つの近隣センターにこれ以上が標準だから、これを下回ればその分を還元しますというようなことの手法は今の段階では考えてはおりません。
再質問 13番 芳滝仁
各施設につきまして、目配りをしていただいて、省エネにつきまして、取組んでいただければと思うことでございます。次に、地域版環境認証のことにつきまして、これは大変いい取組みでありますので、町長も取組まれるというふうなご答弁をいただいております。これはKESであるとかEMSであるとかという形で、広く認知されておるのでありますけれども、一つの事業所、いろんな事業所でありますけれども、自分のその事業内容で、どういう環境対策ができるのか。その事業所によってまた違うのでありますが、その事業が環境宣言をして、そして、改善目標計画を立てて実行していって、点検をしていく。そういうふうな非常にやりやすい一つの制度になっておりまして、その認証取得も数百万もかからないということでありまして、一つは方向性としては、いろんな町の発注業者であるだとか、入札業者であるだとか、また、何年か一度にそのいわゆる見直していく、業者の見直していくというふうなところ、選定をするにつきまして、こういう環境問題に取組んでいく。特にこういう地域版環境認証ということを取組んでいくのであればということで、加点をしていく。そういう一つの方向性は見出せないのだろうかと。そういうことで、業者、事業者を励ましていくという方向性はとれないのだろうかと。その辺をお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありました地域版環境認証。先ほど申し上げましたように、今、全国で15ほどということでありました。ただ、道内でもないようでありまして。ただ、これは先ほど言いましたように、一般的なISOが何百万もするに比べ、10万あるいは30万程度のお金でそういったことがとれる。しかも、それが会社なりの信用度につながっていくということですから、有効なのかなというふうにも思っております。ただ、地方自治体自らがこの認証を受けるというのも、これもまた今のところ全国的には、ほぼ片手にも及ばないぐらいでありまして、これからどのような形で普及がされていくのか。これらも十分見極めながら、あるいは、町内企業の指導も含めながら、併せて対応をしてまいりたいというふうに思っております。
再質問 13番 芳滝仁
協働のまちづくり支援事業につきましては、非常に広く公区、また、住民に支持をされ、そして、活用いただいているところでありまして、その中で、特に環境美化につきましては、花壇を植えたり、あと、清掃であったり取組んでいただいていることでありまして、他市町村に比べまして、幕別町は非常にその面では進んでおるのだろうと。あと、アダプトの関係ですね。今、里親制度で公園の清掃をしていく。結構それも人数増えておるのでありますが。アダプトにつきまして、今、5団体ぐらいでありますか。大きな公園につきまして管理をしていただいている団体がありますが、代表者が集まりまして、そして、その、例えば、看板を自分たちで設置をしていっていいのかとか、そういう連係をとって、ますますそういう美観につきまして、連係をとった進め方をしていく。なかなか公区同士の連係というのは難しくなってこようかと思うのでありますけども、そういういわゆるボランティア団体の連携ということになりましたら、輪が広がっていくということであるのではなかろうか。そういうふうなことも、今後の活動としてはどうだろうかというふうに思うわけでありますけど、どうでしょうか。
答弁 企画室長 佐藤昌親(企画室長は2009年12月まで)
協働のまちづくり支援事業の特に環境整備の関係でご質問いただきました。芳滝議員のおっしゃいましたように、アダプトプログラムについては、今、五つの団体の方々にご協力をいただいているところであります。今、ご質問ありましたのは、多分、その団体の方々の連携といいましょうか、あるいは、意見交換をする場を設けたらどうかということであろうかと思います。今まで、この歴史がまだ浅いということもありまして、そういう話を聞いたという事例もございませんけれども、各団体の意向なども十分打ち合わせいただきながら、より発展するような方向で考えていきたいというふうに思っております。
再質問 13番 芳滝仁
環境家計簿の普及の件でありますが、今、取組んでいただいているということで、これから普及をしていこうということであります。この環境家計簿は、大人もそれこそ興味をもって取組めることもありますけれども、非常に今、普及していませんが、子どもの環境家計簿があります。これは郡山市の子ども用の環境家計簿をつけてみようというものでありますけれども、ちょうど教育委員会と連係をされながら、大人だけでなくて、子どももその環境家計簿をつけようと。子どものころから環境について親しんでいただいて、そういう認識を持っていただこうということで必要でなかろうかなと思うことでありますが、その1点、お伺いしたいと思います。
答弁 町民課長 田村修一(町民課長は2008年12月まで)
芳滝議員のおっしゃるとおり、子どものころから環境について考えるということは非常に重要なことであると思います。今後、エコライフ会員の方々含めまして、子ども用の環境家計簿、どのような形で協力いただけるか。また、実際にそういうような方がいらっしゃるかなど、今後、研究してまいりたいと考えております。
再質問 13番 芳滝仁
産学官の環境産業の立ち上げ等、大きなことで、今後の一つの課題として質問させていただいたことであります。具体的な一つのいろんな取組みもされていらっしゃるのであろうかと思うのでありますけれども、今後の本当に、恐らく環境産業というのがこれからの、今後の産業の中では非常に発展というのですか。これから本当にまだたくさん産業が残っている世界でなかろうかなと思うことであります。そういうところで、ここで十勝産業振興センターという、そういうセンターの名前が出てまいりましたけれども、町独自で畜大の方々だとか、そういう形の一つのグループと申しますか、そういう研究グループと申しますか、そういうふうなことを立ち上げて、産業を起こしていくというふうなことを、やはりやっていく必要があるのではないか。以前も申し上げましたけども、足寄町のペレットが産学官でこれは非常に成功しております。一つの成功事例で広く紹介をされたのでありますけれども、これは本当に研究をして、そして、行政、民間が力を余してものをつくりあげていったということになっております。そういうその方向を持ち得ないのかどうかということを、一つお伺いしたいと思います。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
芳滝議員のおっしゃいますように、産学官の連携という非常に企業化を図る上で重要だというふうな認識を持っております。ただ、一つの町で単独で畜産大学とお話をするというのはなかなか難しいという、そういうような状況にもあろうかと思います。したがいまして、まずは産業振興センターの方で議論させていただいて、その中から、町として、町の特性を活かして企業化に結び付けれるようなものを、新たな技術の開発、そういったものがあるとするならば、個別に相談をしてまいりたいというふうに思います。
再質問 13番 芳滝仁
いろんな情報を得られて、常にそういうことをお考えいただいているところであると思うのでありますけれども、やはり情報ということが、その今一番重要になっているかと思うのであります。いろんなところで、いろんな人々と会いながら、そして、どういう可能性があるのかということを、やはり最先頭で一つ、考え取組んでいただければなと思うことでございます。参加業者に対する環境対策の推進につきましてでありますが、地域版環境認証につきましても、先進事例等を参考に調査研究をしていきたいと、こうご答弁いただいております。多くの先進の自治体では、特に建築業者、土木業者、建設関係の業者につきましては、非常に環境につきまして、環境にいい素材であるだとか、環境に優しい工程であるだとかということで、宣言をして取組んでいる業者がいて、大きな自治体ではそのことに、入札に加点をしていくというようなこともされておることであります。どうぞそのように前向きに、加点ということにつきましては難しいのであろうと思うのでありますが、将来に向けてどのような思いでいらっしゃるか、お聞きしたいと思います。
答弁 建設部長 高橋政雄(建設部長は2012年3月まで)
加点の問題、認証されたところに加点をして指名の方にということでございますけども、先ほど町長の答弁にありましたように、うちの入札参加の段階におきましては、経審の中で反映をされているのが、今、現状でございます。先ほど言いましたように、地域版の方につきましては、今後、それが認証された場合に、町としてそれを、例えば、ランクの中に加点をしていくとかということも、今後考えていかなければいけないのかなというふうに考えております。ただ、あくまでも公共工事の問題につきましては、工事の仕様等の中でもそのごみの問題、リサイクルの問題というのが示されておりますので、逆に言えば、そちらの方の指導についても徹底していかなければならないのかなというふうに考えております。
再質問 13番 芳滝仁
エコクラブの関係でありますけれども、非常に子どもたちの協議に関しましては、自然の中で、非常に幕別町教育委員会は、自然に触れる体験につきましては、取組んできていただいていることは認識をしております。今、ご答弁いただきましたふるさと館のジュニアスクールでありますけれども、何とかそういうところの中に広げて、そのエコクラブのようなそういう方向性を持てないのだろうかと。これは数人から30人程度の団体で、支援者がいて、登録ができるということで、無料で登録ができるということになっております。ある意味では、いろんな自然に触れるというだけでなくて、いわゆる先ほどありました子ども家計簿だとか、そういうことに関しても取組めるようなそういう枠を、ジュニアスクールの中で広げていける方法がとれないだろうかなというふうに思うわけでありますけども、どうでしょうか。
答弁 教育長 金子隆司(教育長は2013年3月まで)
エコクラブにつきましては、町長部局との関係も、先ほどから答弁もありますように、十分な関連があると思います。これら含めて連係をとりながら検討させていただきたいというふうに思います。
再質問 13番 芳滝仁
最後の環境審議会の設置につきましてでありますけども、これは審議会と申しますのは、特に自治体では基本条例が制定されているところで、その中に審議会の設置という条項がありまして、それによって審議会が設置されているところが多いわけでありまして、なかなか任意で審議会を設置しているというところが少ないようであります。先ほど、環境宣言のことにつきまして、いわゆるエネルギーの方の形で検討されるということでありましたけれども、最後にこの審議会の機能強化や名称の変更ということまで考えられているというご答弁がありました。この際、公害対策審議会を環境審議会というふうに名称を変更して、そういうところで全般的な全町的な環境について取組んでいく。そういうところで環境宣言というものを考えて、そして、練り上げていくという方向がどうなのだろうかなと、こう思うわけでありますけど、どうでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先般のご質問のときにもお答えしたのですけども、環境問題というのは非常に範囲が広いわけであります。したがいまして、環境審議会でいう名のもとに、一つにいろんな委員会を集約することももちろん大事なことでありますし、反面、ごみですとか公害ですとか、いろんなそれぞれの分野をより細かいような中で、検討をする委員会の必要性もあるのだろうというようなことで、今までは公害、あるいはごみ減量化、いろんな委員会があったわけなのでありますけども、ここまで来て、ほかの町村なんかの事例も、いわゆる公害対策審議会を環境審議会に名称変更しているというようなこと。あるいは、先ほど言いましたように、他の委員会とも統合して、環境審議会の中に含める。そういったことをこれからも私どもとしては委員会の中でお諮りしながら、議論を進めながら、その方向に向けてさらに進めていきたいというふうに思います。
再質問 13番 芳滝仁
十勝では環境で一番取組んでおるのだというふうなその町に、率先して取組んでいただけるようご期待申し上げて質問を終りたいと思います。