足寄町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月17日
足寄町立学校の児童生徒の学校費負担について
2024年6月17日、足寄町議会の一般質問で、進藤晴子議員が「足寄町立学校の児童生徒の学校費負担について」質問し、教育委員会教育長 東海林弘哉、教育次長 丸山一人、町長 渡辺俊一が答弁しました。
- 質問者
- 進藤晴子 議員
- 答弁者
- 教育委員会教育長 東海林弘哉、教育次長 丸山一人、町長 渡辺俊一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 進藤晴子
では、次の質問にまいります。質問事項。足寄町立学校の児童生徒の学校費負担について。円安や社会状況等による物価高騰が止まりません。ガソリン代や水道光熱費に至るまで、生活に欠かせないあらゆるものの値上がりは子供の教育費にも波及しているようです。民間アンケートでも、習い事を含めた教育費の値上がりを感じている保護者は6割に上り、学校に係る経費、以下学校費と言います、に関しても4割となっています。我が町も、給食費無料や医療費無料等の事業を行っていますが、保護者の負担は増す一方です。足寄町立学校での学校費について、以下の点を伺います。1、令和4年度、5年度の年間教材費の比較、小学1年生と中学1年生。2、令和4年度、5年度の中学1年生の制服費、ジャージ等費用の比較。3、令和4年度、5年度、6年度の小学6年生、中学3年生の修学旅行費用と今後の見込み。以上です。
答弁 教育委員会教育長 東海林弘哉
教育委員会から、進藤議員の足寄町立学校の児童生徒の学校費負担についての一般質問にお答えします。1点目の、R4年度、5年度の年間教材費の比較(小学1年生と中学1年生)についてですが、小学1年生は学校により異なり、令和4年度は、1万6,105円から2万1,595円、令和5年度は、1万6,920円から2万757円です。中学1年生は、令和4年度が1万2,500円、令和5年度は、1万4,100円です。2点目の、R4年度、5年度の中学1年生の制服費、ジャージ等費用の比較についてですが、両年度とも、制服費は、男子2万8,490円、女子4万6,200円、ジャージ上下は1万560円です。3点目の、R4年度、5年度、6年度の小学6年生、中学3年生の修学旅行費用と今後の見込みについてですが、足寄小学校の修学旅行費用は、令和4年度2万2,800円、令和5年度2万4,313円、令和6年度2万7,664円です。僻地小学校は、2年に1度合同で実施しており、実施した令和5年度は、2万7,500円となっています。中学校は、令和4年度が道内で4万8,545円、令和5年度も道内で4万8,800円、令和6年度は道外で6万7,620円です。今後の見込みについてですが、バス料金の値上げや物価高が続けば、さらに値上げとなることが想定されます。昨今、教育費を含め、物価が大きく上昇しています。家計への負担を考慮しつつ、教育効果の高い教材費等の在り方について検討していくことが大切です。教育委員会としましても、各学校の基本的な方針が家庭や地域に共有されるよう努めてまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、進藤議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 10番 進藤晴子
では、再質問をさせていただきます。時間の関係上、1番と2番の教材費の比較と、制服とジャージの費用の比較、この二つを一緒にまとめて再質問させていただきます。まず、答弁にありました教材費、ほとんど上がっておりません。そして、中学校のジャージ、制服も全く同金額でございます。教材費の問屋さんにはちょっとお伺いできませんでしたが、制服の、町の中のお店の方に聞いてまいりましたところ、23年間全く上げてないというお答えでした。これを、上がっていないことを、どう捉えるかお聞きします。
答弁 教育次長 丸山一人
制服代につきましては、制服のデザイン等については決まっておりますので、その中で決定するという、価格決定については教育委員会が関わってはおりませんので、その部分、学校と業者さんの中でやりとりはあるのかなと思いますが、教育委員会はその中で関わっていないということでございます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
そのことは分かっております。ただ、23年間上がっていないこと自体がどうなのだろうと、そう私は思いました。これ自体が、やはりお店屋さん、その問屋さん達の御努力にあるものだなというのを思ったのですが、それもちょっと問題なのではないかと思った次第です。それだけは聞きたかったです。分かりました。ただ、今後は分からないというお話もありましたので、来年度以降、値段の価格交渉をどなたがするかちょっと分かりませんが、その中でよくお話を聞きながら価格を決めていっていただきたいと思った次第です。もう一つです、そこの中で。以前、私、教育長のほうに、この多様性が重視される世界、この世の中で、制服を着せること自体がどうなのだろうとお伺いしたときには、教育長のほうは、いじめ等があるから、やはりこれは、制服というのは必要なのだというふうにお話を伺いました。そのお考えは、まだ変わっていないですか。
答弁 教育委員会教育長 東海林弘哉
やはり差別をつくらないというか、そこに等しく学ぶ環境を提供するといった意味では、なかなか義務の学校まで制服をなくすというところは、ちょっと厳しいかなとは考えておりますので、その点については、以前と考えは変わっておりません。以上です。
再質問 10番 進藤晴子
分かりました。そこだけ確認をしておきたかったので、質問しました。では、3番目にまいります。修学旅行です。これは、もう14日の勝毎さんのほうにもかなり詳しく載ってましたし、いろいろなところで言っています。修学旅行の費用がどんどん上がってきている。これは、単に燃料だとかそれだけの話ではなくて、バスの働き方改革、運転手さんの、そういうものを含めて、どういうふうに上がったのだろうと校長先生にお伺いしましたら、もし、万が一函館に行くとする。そうなると、距離が決まっているので、洞爺で1回降りて、バスと運転手さんは丸ごともう1回、2台分必要なのですよと。なるほど、働き方改革というのは、そういうところに影響があるのだなと思いました。だから東京なのだとおっしゃってました。今年は、約6万8,000円かかった。来年は、多分校長先生のあれだと、1万円ちょっとは上がるだろう。ただ、それだけではない。子供達は、研修とか自分達で動きます。昼のご飯とか、そういうものは全て自分持ち。バッグも買い、パジャマも買い、いろいろなものを揃えて、楽しみに行くわけです。大体、予測しますと10万円近くになるのではないかと思っていたときに、他町では、幕別、豊頃、そして陸別も、詳しいことは新聞に載っておりましたので省きますが、それぞれが補助をされている。足寄町は、いろいろなところを子供達のために補助している。給食費も無料、国に先立ってやっているところであります。それは分かるのですが、これは一緒にはできないことですが、足寄高校に補助をしております。これは、また別の意味で補助をしているというのも分かっていますし、結果もやはりついてきております。ですが、ここの義務教育にいる子供達は、100%足寄町民です。義務教育だから、国が何でもやってくれるだろうと私達の世代は思っていましたが、国のやり方を見ていると、やっとこの10月に児童手当が変わるというところで、国は、やはりどうしても遅い。子供達の近くにいるのは、やはり自治体であります。自治体が現状を分かっております。どうか補助のほうができないかどうか、お伺いします。
答弁 教育次長 丸山一人
修学旅行費の補助金について、本町の取組についてなのですけれども、議員仰せのとおり、足寄高校に対しましては、3万円補助ということでスタートしております。これは、この制度をスタートして、私も担当として関わっておりましたけれども、やはり高校では10万円以上かかるということで、義務教育と違って、準要保護制度がないので、やはり金額が払えないということで、行けない生徒も実際にいるのだという、高校から申出もありまして、協議してその制度をスタートしたという経過がございます。義務教育については、そういった補助金、一律の補助金はないですが、準要保護制度の中で、やはり家計的に厳しい方、要保護、準要保護生徒については実費補助という形で対応しているという状況でありますので、こういった部分は御理解いただきたいと思います。
再質問 10番 進藤晴子
所得の低い方が、そういう制度があるのは分かっております。それ以外の方です。町民の子供達は、みんな私達の子供達です。なので、所得制限とかそういうものを設けずに、ほかでもやっていらっしゃるわけです。それはどう思われますか。そこをしてほしいのですが、いかがでしょう。
答弁 教育委員会教育長 東海林弘哉
おおよそなのですが、30年ぐらい前から、大体、中学校の修学旅行費も3万円ぐらいは上がっているのではないかと考えています。大体なので、そのぐらい上がってきている過程においては収入も上がってきているという現実もあるので、穏やかに旅費が上がってきているというふうに考えてもいいかなとは思っていました。大体、管内の状況を見ると、これまで6万5,000円前後、7万にいかないぐらいで何とか収めるというところが標準になってきていたのですが、ここのところ値上げラッシュで、これまで、先ほどの制服の金額のお話もあったのですが、だんだん上げていいのだという情勢になってきて、いろいろなものが上がってきていると。ただ、収入の部分がそこに見合っているかどうかというのは、また別な問題として残っているということもあります。そういうこともあって、今、急激に物価も上がってきていると。そういうことを考えると、そういう進藤議員のおっしゃることも何となく理解はできる。ただ、これまでそういう補助って一切していないのですよね、一切。今年の人には当たらない、でも来年からそれは上がるというのも、ちょっと引っかかるようなところもあり、すごく悩ましいところではあるのですが、例えば食材だとかということを考えても、相当に今、この1年半で急激に上がってきている、皆さん御承知のとおりだと思います。それから、例えば子供達が外で食事をする。今、どうしても旅費を下げるために、旅費に食費を入れないというプランが多くなってきているので、当然、自分の小遣いの範疇でそこを支払わなければならないというようなところも出てきていますので、その辺りを、今、急激に物価が上がってきているというところを考慮して、その部分については、議員が言われているところについては、ちょっと前向きに検討させていただけないかなとは考えています。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
前向きに検討していただけるということで、大変嬉しく思います。中学3年生、小学生はまだ分かりませんが、多感な時期、中3、そして高校受験を控えている、そういう中で、親はどういう生活をしているのか、どう苦しいのだろうかと、もう子供は分かるわけです、中学3年生。親に気兼ねする子、払えるかどうか、本当に低額の所得者であれば、それなりの補助をいただいていると思いますが、そうではなくて、普通の家庭です。やはり気兼ねをします。なるべくそういう、楽しい修学旅行、一番、一生に一度の修学旅行を楽しく勉強していただけるように、その辺のことを酌み取っていただいて、本当に前向きに検討していただきたいと思います。この辺は、町長の一言、どういうふうにお考えになるか、お願いいたします。
答弁 町長 渡辺俊一
教育長もかなり苦しい答弁をしていたと思うのですけれども、基本的に義務教育ということで、今までは支援という部分というのはなかったということなのですね。そういうことで、準要保護ですとか要保護とかという、そういう制度もあって、みんながやはり楽しく修学旅行に行けるようにという、そういう取組は今までもされています。ただ、町としての支援といった部分でいくと、今まではそういうことはなかったということであります。ただ、最近、この20年くらい、ずっと物価もそんなに大きく上がってこなかったというところもありまして、もちろん賃金も上がってきていなかったという部分、それが、ここ最近になると非常に物価が、一気にこの2年間くらいで上がってきた。これは、多分世界情勢なんかも含めてあるのかなというところであります。実質賃金でいくと、2年くらいずっとマイナスになっているというような調査報告みたいなのも新聞等で見ました。そういったことを考えていく中で、教育長の苦しい答弁、前向きにということで、お話があったと思っています。今後、この物価上昇というのはどうなっていくのかといったところも含めて見させていただきながら、新年度、来年とかに向けていろいろな検討をしながら、どうしていくのかといったところを教育委員会の中だとか、最終的には財政の関係もありますので、町も協議をしながら進めさせていただきたいと思っております。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
町長からも大変ありがたい力強いお言葉をいただきまして、ありがとうございます。出生率1.20、北海道はそれよりも下でございます。若い子達が、結婚もしたくない、子供も産みたくない、いや、産めないというのが、将来、1年後、2年後、3年後、それが少しよくなるのかと、全く兆しが見えてこないというのが、これは足寄町だけではございません。そういうときに、やはり身近な自分達の子供達を守っていこうという気持ちが、行政も、議会も、町民も、同じような気持ちで前向きにいけば、よりよい未来が開けてくるかと私は思うところであります。まずはまちづくり、第7次に向けてまちづくりを考えていらっしゃると思いますが、物とかそういう、物もそうですが、まずは人づくりから、人口を増やすこともそうですが、今いるこの学校教育、義務教育を受けている子供達の教育から私は始まるのではないかと思っております。最後になります。町長に御質問いたします。このまちづくりの足寄町の観点から、この学校教育について、1問目の質問も、2問目の質問も、やはり子供に関わってくることでございます。この辺のお気持ちを伺いたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
まちづくりの観点からということでございますけれども、先ほども教育長の答弁の中にもありましたけれども、人づくりというような話がされていました。この後の時代を担うというか、次の世代を担っていくのはやはり子供達でありまして、子供達がきちんと育っていくということが、次の世代をきちんと、僕達の次の世代をつくっていくのだといったところなのかと思っております。人口減少の部分の話もありましたけれども、人口減少も、やはり子供さんがなかなか産み育てていくのが、ある意味、人生の中で自分のマイナスになるのではないかと思われることによって子育てがうまくできないだとかという、子供が産めないだとか、子供が育っていかないだとかといったことが今までも長いことあって、そういったことがあって子供達が少ない、そして人口減少が進んでいくという、そういう、ある意味悪循環みたいな形の中で今進んでいるのかなと思っています。今、いろいろなところで、いろいろな書物だとかいろいろ見ていると、今本当に子育てをきちんとできるような体制をつくっていかなければ、この人口減少というのを転換することができないというようなことも言われています。そういったことを考えていきますと、やはり子育て支援という、子育て支援だとか教育支援だとか、そういったことが、やはりこれから、うちの町だけではなく日本全体で、もっと言えば、国も含めてきちんと取り組んでいかなければならない課題なのではないかと思っています。足寄町にとってもそうですし、国にとっても、子供をきちんと産み育てていくことがきちんとできる、そういう環境をつくっていくという、それがその人の人生のマイナスになるだとかということではなくて、子供が生まれて育っていくことが、みんなにとって本当に幸せなことなのだと思えるような、そういうまちづくりというのを、やはりしていかなければならないのかなと考えているところであります。ちょっと答えになっているかどうか分かりませんが、お答えさせていただきます。以上でございます。
再質問 10番 進藤晴子
ありがとうございました。最後になります。今回、この質問を当たるに当たって、大変お忙しい中、働き方改革を取り上げているにも関わらず、何時間も私の話を聞いていただいた校長先生方に感謝申し上げます。以上で、質問を終わります。ありがとうございました。