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足寄町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月14日

水道管の漏水に係る費用負担について

2025年12月14日、足寄町議会の一般質問で、矢野利惠子議員が「水道管の漏水に係る費用負担について」質問し、町長 渡辺俊一、建設課長 森岡彰寿が答弁しました。

質問者
矢野利惠子 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、建設課長 森岡彰寿

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 4番 矢野利惠子

通告に従いまして、一般質問を行います。水道管の漏水に係る費用負担について。現在、町民が上水道を使う場合、本管から使用する家への給水管工事費は、その先の水道を使う町民の負担となっています。経年劣化により接続点で水漏れした場合、メーターの数字が上がらないため、漏水に気がつきません。亀裂が大きくなって地面に水が出てきて初めて気づきますが、最近増えている空き家の場合、工事費を負担する人がいないという理由で修理ができず何年も漏水することになり、水道有収率を下げる原因になっています。これを次のように変更することはできないか、お聞きします。漏水をそのまま放置しないために条例をつくり、新設するときには今までどおり町民がその工事費を負担し、設備後は元栓を含むメーターから家屋側の工事費は町民負担として、メーターから接続点までの漏水工事費は町の負担とすること。よろしくお願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

矢野議員の「水道管の漏水に係る費用負担について」の一般質問にお答えいたします。「空き家など工事費負担をする人が不在の場合における給水管の漏水について、放置するのではなく条例を制定し、給水管の修繕費用については、水道メーターから住宅側は町民の負担とし、配水管から水道メーターまでは町の負担とすること」についてですが、本町の水道事業給水条例第3条第1号において、給水装置とは「配水管から分岐して設けられた給水管及びこれに直結する給水用具」と定義され、同条例第6条では「給水装置の新設、改造、修繕又は撤去に要する費用は、当該給水装置を新設、改造、修繕又は撤去する者の負担とする」と規定されています。本町では、同条例の規定に基づき、給水管の漏水に伴う修繕費用について、給水管の設置者に負担いただいています。議員から提案のありました、配水管から水道メーターまでの漏水に伴う修繕費用を町が負担することについてですが、本町の上水道事業は企業会計であり、独立採算制を原則としています。今後、給水人口の減少により収入が減少する中、物価高騰や老朽管の改修工事費等の増加により厳しい経営状況になることが想定されており、給水管の修繕費を町の負担とした場合、その費用も考慮した水道料金の見直しが必要となります。一方で、空き家及び土地所有者の所在が不明である場合の対応も必要であることから、今後、費用負担の在り方について慎重に検討したいと考えています。町としましては、今後も安全で安定した水道水の提供と上水道事業の健全経営に努めてまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、矢野議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 4番 矢野利惠子

費用負担の在り方について慎重に検討したいということなので、本当にこれから慎重に検討していってもらいたいと思います。そして、例えば漏水で何年も放っておいたところ、水道が全壊したように水が湧き出ているところは、7年ぐらい前からそうなっていたところは、今年町の負担で直したということなのですけれども、そういうことをしないためにも、本当に早急に条例をつくってやっていかなければならないのではないか。例えば、費用負担が大変だということだけれども、令和6年度の決算で見たら、漏水率18.6%で、令和6年度の営業収益は1億3,547万9,000円、これは81.4%の有収率、ということは、残りの漏水している18.6%、どうするのかなと。単純に計算して割り返したら18.6%といえば3,095万7,000円ぐらいになるのですよね。3,000万円分も漏水によって損をしている。それに比べたら、早めに町が負担して漏水箇所を直すということは、本当にぜひやっていかなければならないと思いますので、この漏水率を下げる、取りあえず有収率を上げるための努力というのをやっていただきたい。それについて、お答えいただきます。

答弁 建設課長 森岡彰寿

お答えいたします。今、議員のお話にありました有収率81.6%の部分、残りの部分は収入が入っていない率となります。この率の水量が全て漏水というふうになっているかどうかというのが、はっきりとは分からない状況でございます。不明水として出ている部分、もしくは本当に漏水があった段階で、漏水認定をして料金に反映させないという減免措置もしております。そういった部分でカウントをしていない部分もありますので、全てが全て、これが漏水によるものというふうにはちょっと判断しづらい部分もありますし、ただ、配水をしている水を有効活用するということには努めてまいりたいと思いますので、漏水が分かった段階では、本管だとかそういった部分についての漏水が分かった段階では、適時改修等をしていきたいと考えているところでございます。以上でございます。

質問 4番 矢野利惠子

漏水が分かった時点で改修をしていくというけれども、現時点では、そこを使用者がやるのですよね。上水管の耐用年数について、これは財界さっぽろの9月号に出ているので、上水管の耐用年数は40年だったのか。ということは、家を建てるときは30代、40代の若いときで働いていますよね。そして、40年たったら、それが70代、80代になって働いていないし年金暮らしになっているとき、そんなときに高額な費用を出せと言われても、出すほうは大変ですよね。なかなか直すことができないということにもつながっていく。これで見ると、足寄町は179市町村中、老朽化率が60位、半分より上のほう、要するに足寄町は水道管が古くなっているところの部類に入る。そこを考えても、やはり早急にやらなければならないことだし、そして、費用負担を考えなければならないと。これは令和6年度の足寄町上水道事業会計決算書なのですけれども、純利益が令和6年度は2,807万4,600円、令和5年度は2,471万6,930円、こんなに利益があるのに、ちょっとした漏水も直せない、そんなことはあるのかなと。例えば今年、町民負担で、私の知り合いは年金暮らしで大変なのに12万円もかかってしまった。過去3年間分ぐらいそうやって、町民負担で本管からの接続部分の給水施設を直した例というのはどれくらいありますか。何件くらいあるのか。この2,800万円を超えるようなものなのかどうか、そこをお聞きしたいと思います。

答弁 建設課長 森岡彰寿

お答えいたします。上水道における過去3年の給水管の漏水の修繕をした件数でございますが、4件となってございます。以上でございます。

質問 4番 矢野利惠子

過去3年で4件しかないのだったら、それぐらい町で負担しても全然いいのではないかな。足寄町とか隣の本別、陸別は駄目かもしれないけれども、他の町村の問題ではない。例えば帯広市にしろ、札幌市にしろ、こういう形で、布設するときは町民負担、市民負担でやるけれども、漏水の箇所を直すときはきちんとメーターまでというふうにやっているのですよね。そういう例があるから、過去3年間で4件しかない。これからは何件か出てくるかもしれないけれども、その工事費ぐらい町で負担してもいいのではないかなと。本当に早急に、検討している場合ではない。検討している間に年金暮らしの人はとても困っているから、そこを早急に、漏水の修理はメーターまでは町で持つという、そういうことをやってもらいたい。早急にしてもらいたいです。これについてお答え願います。

答弁 町長 渡辺俊一

今、いろいろとお話がございましたけれども、配水管から家までの配水をするための管があるのですけれども、メーターがずっと家のそばに大体あって、その間に一定の距離があると。この中で漏水をした場合、メーターでも表れてこないので、漏水しているかどうかというのがはっきり分かりづらい。メーター以降の部分については、当然漏水すればいっぱい水を使っていますよ、こんなにふだん使っていないのに急に増えているので、これは漏水しているかもしれませんねということでお話があって、調査をしたら漏水していただとかということが今までもあるということであります。本管からメーターまでの間のところで漏水しているというのは、どこでしているか分からない部分もありますけれども、なかなか表に出てこないと分からないという部分がやはりあるのかなと。外に出てきて、表に出てきて、初めて土の上から水が漏れているだとか、そういうようなことがないとなかなか分かりづらいという部分があって、やはりなかなか難しいところがあるのかなというように思っています。漏水の調査も、ずっとではないですけれども、やはり有収率が悪くなってきた段階では、漏水の調査もして、漏水がどこでしているのかというようなところを調査しながら、今までも有収率をなるべく下げないように、上げるような努力をこれまでもしてきているところであります。先ほども申し上げましたように、本管と家までの間のメーターまでの間、この部分というのはなかなか難しくて、どこかで漏水していてもなかなか分かるのが遅くなるという部分もあるので、それについては、先ほども言いましたように、慎重に検討させていただきたいなというふうに思っています。発見するまでにちょっと時間がかかるという部分がありますので、その間にかなり、それこそ時間がかかればかかるほど壊れているところが大きくなるだとかということもやはりありますので、分かるまでにちょっと時間がかかるというのもありますけれども、いずれにしても、その費用というのをどうするのかというのはやはり検討しなければならないというふうに思っています。町が負担するということになりますと、先ほども申し上げましたように企業会計になっていますので、やはり使っていただいている受益者の皆さん、みんなにかかってくる費用になるということになりますから、全体に水道料をどうするのかだとかといったところも、最終的には必要になってくる部分でもあります。先ほども言ったように、先ほどの矢野議員のお話のように、何年間で4件だとかぐらいだったら何とかなるのではないのかというお話もありますけれども、最終的にはやはり受益者みんなで負担するかどうかという、そういう話になりますので、そのあたりは慎重に検討させていただきたいなと思っております。以上でございます。

質問 4番 矢野利惠子

慎重に検討している間に、私が見たところ、西町の空き家のすぐそばのところ、まるで下からすごい水が湧き出ていて、いやいや、これはひどいな、7年間もこれを放っておいてある。つまり費用負担が町民だというふうになっているから。今年7年もたって、ようやくそこを町で直したけれども、本人がいないし料金も取れないけれども町で直すと。でも、こんな7年も放っておかないように、もうちょっと有収率を上げるためには迅速にやっていかなければならないのかなと、そこを言いたいのですよね。これ、7年もどうして放っておいたのですか。そこのところを知りたいと思って、そこをお尋ねします。

答弁 建設課長 森岡彰寿

お答えいたします。今、7年というお話でしたが、ちょっと正確な年度は分かりません。ただ、私、4月に今の現職を拝命しまして、その後、御相談がありました。御相談があった後、その水の水質検査をしたときに塩素の反応があったということで、水道の水だということを今年把握しました。ただ、私の聞いている中では、そこの水、以前も測定して確認をしたのだけれども、そのときには塩素の反応が出なかったというふうなことをお聞きしております。ですので、そのときにはただの湧水か何かというのが分からず、今年検査をして塩素の反応が出たので水道水だということでの対応をしたということでございますので、御理解いただきたいと思います。

質問 4番 矢野利惠子

昔、測ったときには塩素の反応が出なかったのですね。それで、今年初めて塩素の反応が出た。そういうことなら、しようがないのかなとも思うけれども、やはり下から水が出て、道路上に水が出てきたら、もう完全に本管と家とのつなぎ目から、大抵つなぎ目のパッキンが駄目になっていて漏水するので、途中で漏水したという話は、私はあまり聞かない。やはりつなぎ目のところで漏水するというのを私は目で見た限りではそれが多かった。だから、今後もそういうことがあり得るから、水道有収率を上げるためにも、いっぱい漏水させないためにも、早急に検討して条例をつくっていただきたいと考えますので、よろしくお願いします。

答弁 町長 渡辺俊一

先ほども言いましたように、どこかで水が漏れているというのは、やはり表面に出てこないと分からない部分なのですよね。土の中だけで、もしかしたら水が出ているという部分もあったりとかして、なかなか表面に出てこないと分からないというところがあって、時間的にはすぐに出てくる場合もあるし、時間がかかって出てくる場合もあるのかなというふうに思いますけれども、それにしても、やはり水が出てきただけで、必ず水道管が壊れていたというようなところに結びつかないで、先ほども7年間かかったのか、それがよく分かりませんけれども、そういったこともありますので、なかなか結果を出すまでに時間がちょっとかかるということもあるのかなというふうに思っています。いずれにしても、今後、空き家ですとか、空き地ですとか、そういったところが出て、多くなってきて、その中で持ち主が分からないだとか、すぐに誰の持ち物か分からなくて、誰が負担しなければならないか分からないだとかということも出てくるのかなというふうに思っています。そういうことも含めて、今後の本管とメーターまでの間、この間で例えば管が断裂しただとか、パッキンがいかれただとか、いろいろなことがあるのかもしれませんけれども、そういった中で漏水しているということで、なかなか分かりづらい部分というのはあるのだと思いますけれども、そういったところの漏水の負担について、先ほど札幌のお話だとか、いろいろございましたけれども、他町村の状況だとか含めていろいろと見ながら、またそして、そこの部分を今までは引いている個人の方の負担ということにしていたものを、町全体として、みんなで負担しますよということにするということになれば、やはり水道料金の話にも、すぐにはなりませんけれどもね、そういった部分も含めて検討をさせていただきたいなということで、御理解いただければと思います。以上でございます。

質問 4番 矢野利惠子

足寄町の場合はほかの町と違って、水をろ過しなくてもいい、自然の湧水、自然の湧き水を使ってやっているから、本当は塩素だって入れなくてもいいようなところを、水道法で決められているから仕方なくちょっと入れているというぐらいで、お金のかからない状況で水をつくっているはずなので、水道料金を上げるとか、そういうふうな考えに短絡的にいかないで、水道料金を上げずに、過去3年間で4件しか直すところがなかったのですから、それを考えて、本当に早急にやっていただきたいということで終わります。

出典:足寄町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月14日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる