足寄町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月16日
足寄町の高齢者福祉施設の現状と課題について
2025年6月16日、足寄町議会の一般質問で、髙橋健一議員が「足寄町の高齢者福祉施設の現状と課題について」質問し、町長 渡辺俊一、副町長 丸山晃徳、こども・健康課長 石川建祐が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋健一 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、副町長 丸山晃徳、こども・健康課長 石川建祐
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 髙橋健一
議長のお許しをいただきましたので、一般質問通告書に従って一般質問をしたいと思います。質問事項は、足寄町の高齢者福祉施設の現状と課題についてであります。1、足寄町には、社会福祉協議会が運営するむすびれっじ、新しく建設中の特別養護老人ホーム、民間のママサポートえぷろん、ケアハウス、アニカ足寄などがあり、個性豊かなラインナップを誇っています。足寄町はこれらの事業所の現状をしっかり把握して、今直面している課題にしっかりと向き合っていると言えるのかをお伺いしたい。2、令和6年の「介護事業者」の倒産が過去最大の172件に及び、そのうち訪問介護の倒産が81件となっています。これは、介護報酬の減額が大きな原因となっています。この影響は、我が町の社会福祉協議会にも及び、社会福祉協議会の今後の運営に大きな影を落としています。社会福祉協議会が管理を受託しているむすびれっじは、高齢者の多様なニーズに応える複合施設です。笑顔と元気あふれる施設で、足寄町民にとってかけがえのない存在になっています。しかし、このむすびれっじの指定管理者である社会福祉協議会は、2年連続の赤字決算となっています。赤字額は、令和5年度で764万円、令和6年度3,900万円、令和7年度には5,500万円が見込まれています。足寄町は、この現状を把握していましたか。また、この窮状に対して、どうしてこうなったかを検証するのはもちろんとして、どのように対応していくのかをお伺いしたい。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 渡辺俊一
髙橋健一議員の「高齢者福祉施設の現状と課題について」の一般質問にお答えします。1点目の町内高齢者福祉施設の現状把握と課題への対応ですが、足寄町社会福祉協議会が指定管理者として運営している足寄町高齢者等複合施設「むすびれっじ」につきましては、指定管理者基本協定書に基づき、定期的に事業計画書及び事業報告書の提出を受けるとともに、職員が運営推進会議等に出席して状況を把握しています。足寄町特別養護老人ホームにつきましては、施設から毎月の入退所状況や収入支出状況の報告を受けており、必要に応じて施設職員との情報共有も図っています。また、町が経営安定資金を補助している「ケアハウス銀河の里あしょろ」につきましては、毎年度収支決算状況報告を受けており、今後の経営改善策等についても施設長と直接協議を行っています。なお、その他の施設につきましては、町が施設の運営や経営に直接関わってはいませんが、町内の介護事業者が集まる定期的な会議や研修会等において、情報交換を行うなど、各施設の状況把握に努めています。2点目の社会福祉協議会の赤字額の把握と検証、今後の対応ですが、議員御指摘の赤字決算及び見込額につきましては、社会福祉協議会から予算や収支決算、経営状況等の報告を受けており、状況を把握しています。令和5年度及び令和6年度において、いずれも赤字決算となった主な要因は、介護人材等の確保に伴う人件費の増加や小規模多機能型居宅介護事業所の利用者が減少し、介護報酬が減ったことによるものと分析しています。今後の対応としては、社会福祉協議会が収入増加や経費削減などの経営改善策に主体的に取り組んでいただく必要があると考えています。その上で、社会福祉協議会と協議を行い、必要に応じて具体的な支援策等を検討したいと考えていますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、髙橋議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 6番 髙橋健一
足寄町の福祉施設ですけれども、銀河の里がなくなってどうなるかと思ったら、きちんとアニカさんがその後を補ってくれる形で、看取りという新しい形で足寄に参入してくれたと、非常にありがたいことだと思っています。ママサポートえぷろんさんも非常に家庭的な雰囲気の施設で、本当に皆さん利用者さんも喜んでいると。ケアハウスはやはりちょっとお金が足りないという問題もありますけれども、人気がある施設ですので、70人ぐらい今住まわれて楽しく生活をしていると聞いております。こういうことで、足寄町も何とかこれからの福祉施設、我々高齢者にとっても持続可能性がある、そういうものがあるなと思っていたのですけれども、いろいろな施設、いろいろな話を聞く中で、ちょっと驚いたのは社会福祉協議会の問題でした。住み慣れた地域で安心して暮らしていける、そういうものが担保できるのかどうか、ちょっと不安になるような数字が出てきてしまいまして、ちょっとびっくりしました。かなり赤字が膨らんでいます。町長おっしゃるとおり、人件費の増加、これもすごく増えていますよね。だから、ちょっとだけ振れただけでも、相当大きな額になるということは間違いありません。例えば、人件費ですけれども、これは社協から頂いた資料なのですけれども、確かに高騰していますよね。大体令和3年度で2億3,000万円、令和4年度は2億5,000万円、令和5年度2億5,000万円以上、それから令和6年度2億7,000万円、今度、令和7年度になると3億円を超えるのではないかと。とにかく物価高騰していますからね、人件費は当然上がって当たり前の話で、2億5,000万円とか3億円ってすごいでかいなと思うけれども、私に言わせれば、お医者さんの給料を考えれば大したことないのではないかと私は思うのですけれどもね。それはとにかくとして、やはり皆さん、100人ぐらいいらっしゃるのです。社会福祉協議会の従業員さんがパートさん入れて100人ですからね、大きな額になって当然だと思います。しかし、社協さんだっていわゆる町の組織ではないですよね。町の組織ではないのですから、やはり自分たちで自助努力をして解決していかなければいけない問題があると。けれども、社協に関しては、町民の皆さんは役場の下部組織だと思っている方がいらっしゃって、ちょっとやゆする言い方をすると、あそこは町の天下り先だなんて言う方もいらっしゃいまして、なんか町との結びつきがすごく強いのではないかという、そういう錯覚をしている方がいらっしゃいます。だけれども、額的には相当厳しいのですよね、赤字額が。そして、社協の局長さんに話を聞くと、本当かどうか分からないですけれども、今年のボーナスが出せないと言うのですよ。従業員のボーナスが出せないのだよと。なぜだと言ったら、とにかく運転資金がなくなるというか、介護報酬が2か月遅れで来るらしいのですけれどもね。その2か月間の運営ができないからどうするか、役場から保証人になってもらうか、銀行から借りるかだけれども、うちの状態で銀行はお金を貸してくれるかなんて、弱気なこともおっしゃっている。相当深刻になっています。大体令和5年度の赤字が764万円、これはいいのですけれども、倍々ゲームですよね。令和6年度になると3,900万円ですか、そして令和7年度5,500万円。これをずっとトータルすると、3年間で1億円くらいになってしまう。これが累積で赤字になっていく。どうするのかということです。町長、どうしますか。足寄町としてある程度手を打たなければいけないのではないですかね。社協側から言えば、町の指導の下でやっていると。町がいろいろ助言、指導してくれなければ改革もできないのだよというような発言も聞いているのですけれども、そういうことではないですね。やはり社会福祉協議会はきちんとこれからの道筋を立てて、再建計画みたいなものを立ててくれということなのでしょうかね。その辺が私もよく分からないのですけれども。これは町としての正念場ではないか。放っておけば潰れます。よろしくお願いします。
答弁 町長 渡辺俊一
今お話があったように、社会福祉協議会も状況的には非常に厳しい状況になってきているというのは、お話のとおりかなと思っています。やはり人件費の高騰、物価の高騰、そういったものがかなり影響しているのかなと思います。僕なんかの考えというか、昔からの考えでいけば、賃上げというのは、普通でいくと企業が会社として一定の利益が出て、その利益に対してやはり従業員の方たちにも賃上げをしていくというようなことなのかなと思っていましたけれども、今、利益が上がる上がらない関係なく賃上げをしなければならないという状況になっているというところだと思います。ただ、大きな企業だとかでいけば、多少人材を確保するといった部分でも、賃上げだとか、働いている人たちの労働条件を少しでもよくしてあげてというような形になっているのだと思いますけれども、そうは言っても、みんながみんな、利益がいっぱい出ていて内部留保みたいなのがあって、そういったものを少しずつ出しながら賃上げしていくだとか、労働条件を改善していくだとかというところではないという状況だと思います。ですので、非常に中小企業だとか、そういったところの方たちなども賃上げはなかなか簡単にはできないよというような状況の中で、だけれども人材は確保しなければならないということなのかなと思います。もちろん介護の職場においても、介護報酬というのが上がって、その介護報酬が上がることによって、団体として、そこで働いていただいている方たちに少しでも賃金を上げて、労働条件を改善していくというような形になればいいのですけれども、必ずしもそうなっていないという状況だと思います。ですので、多分介護保険全体としての収支だとかという部分もあって、国でいろいろ予算を確保しながらやっているのだろうと思いますけれども、今、ほかの産業の中で賃上げがされているだけの、賃上げを介護福祉士の方だとかにやっているかというと、決してそうではなくて、ほかの産業から比べれば、介護福祉士の方たちの人件費というのは低く抑えられているというのは実態だと思います。そういった部分で、少しでも引上げをしなければ、介護福祉士の方たちも集まらないというのが今の実態で、そういった部分で介護福祉士さんたちの確保をするために人件費がさらに高騰するというような形が今実態としてはあるのかなと思います。やはり社会福祉協議会もむすびれっじで、いろいろと高齢者の方たちなどが入っている施設で、そこで働く人たちの人件費というのも当然上げていかなければなりませんし、そうしないとなかなか人の確保もできないという実態というのがあるのかなと思っています。ですので、もともと社会福祉協議会も一定の貯金というか、蓄えもあったはずなのですけれども、そういった部分も少しずつ吐き出して、現状に至って赤字が増えてきていて、現状としては、運営費の部分でいくと、手当を出すのも大変だというような現状になってきているということなのかなと思います。社会福祉協議会に限らず、今、介護施設、みんな同じような状況にはなってきているのかなと思っています。そういう中で、ではどうするのかといった部分、今後どうしていくのかという部分なのですけれども、先ほど答弁の中でもお話しさせていただきましたけれども、まずは社会福祉協議会の中で、まず収入を増やすという方法を考えなければならないのかなと思います。赤字決算になった要因の中でもありますけれども、小規模多機能型居宅介護事業所の利用者が減少してきているというところ、一定程度、その数を増やすことができないかどうかというところだと思います。そこで収入をいかに上げるのかというところがまず一つなのかなと。ただ、これは来てくれる人の話ですから、何ぼ頑張っても来てくれる人がいなければなかなか厳しい部分だと思いますけれども、そういった部分で収入をどれだけ今以上に上げていけるのかというのが一つかなと。あとは、経費削減といってもなかなか物価高騰の中で削減できるところがどれだけあるかというと、非常に厳しい部分はあるのかもしれませんが、あとは、いかに経費を削減できる部分があるのかといったところを考えていかなければならないというところで、社会福祉協議会として、今の赤字のままでいいですよというふうには思ってはいないと思いますので、これをどうしていくのかといったところを、まずは現場で考えていただくというのは必要なのかなと思っています。僕たちが現場をよく知らない中でいろいろなことを言っても、できることできないことがありますので、そういった意味では、現場の中で考えていただく部分というのはまず大事かなというところだと思います。そこで少しでも経営改善ができるような方法がないかというところをまずは考えていただくと。その上で、町としてもどういう方法で支援ができるのかという、なかなか難しいですけれども、支援の方法というのを考えていかなければならないのかなと思っているところであります。単純に補助金をもっと増やしてだとかというところでも確かにあるのかもしれませんが、ただそれだけではなくて、赤字になったら町に言えば補助を出してもらえるだとかということではないのかなと。出すお金にしても、町民の皆さんから頂いている税金の中で払っていくわけですから、そういったところも考えながら、必要な支援というのを考えていかなければならないのかなというふうに思っています。言われるように、社会福祉協議会のむすびれっじですとか、今いろいろな福祉施設がありますけれども、それはみんな必要な施設だと思っていますので、そういう部分で支援というのは考えなければならないのかなと思っています。黙っていて、これでちょっと運営はもうできませんだとかということにはやはりならないかなと思っています。ただやはり町も財政的に言っても、今だとすれば多少の支援はできるかもしれないけれども、それが継続的にずっと続けていけるかというと、そうではないなと思います。ですから、やはり持続可能な対応というか、こうしていけばこの事業が継続してやっていけますよといったところを、いかに探っていくのかというところかなと思っています。今すぐにこうすればという部分はなかなかないと思いますけれども、そういった部分は社会福祉協議会と町とまた一緒になって考えていかなければならない課題だと思っております。以上でございます。
質問 6番 髙橋健一
町長のクールな答弁ありがとうございました。社協も民間組織です、確かに。だからやはり自分の努力で何とか改善していかなければいけないというのは、これは本筋だということは分かります。しかし、100人ぐらいいらっしゃるのですね。従業員は100人です。そういう人たちが12月にボーナス駄目ですよと、いわゆる民間の努力として何が考えられるかというと、直接給料減らすとか、ボーナス今年ないから我慢してねというわけにいくのかどうかですよね。やはり社協というのは、むすびれっじ含めて足寄の町民の皆さんがすごくお世話になっているし、非常にすばらしい環境ですからね、みんな喜んで利用しているのです。それを一気に潰してしまっていいのかというのがちょっと残っています。だけれども、町長の言うのも分かります。いい加減にしてくれとね。また町かというような、そういうことになるのではないかと思うのですね。ところで、足寄だけなのか、それとも近隣の町村も同じような状況なのか分かりますかね。その辺お尋ねしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
ほかの町の状況というのはなかなか分からない部分もあって、今段階では調べていないというところで、状況は分かりません。ただ、髙橋議員からもお話があったように、例えば介護現場といったところでいけば、どこも同じような状況というのはあるのかなと思っています。足寄町内だけ見ても、多分どこの事業所も厳しいだろうなと思っていますので、ほかの町も厳しい状況というのは変わっていないかなと思います。ただ、本別の話をうわさで聞いているだけですけれども、本別の社会福祉協議会なども同じようにいろいろな事業所を持ってやっていますけれども、現状の中でいくとそんなに厳しいという状況は聞いていないと。うわさ話なので、これは本当は実態としてはどうなのかというのは分かりませんけれども、というふうなことも聞いています。ただ、トータルとして考えたときに、うちの老健などもありましたけれども、やはり全体的に厳しいだろうというのは間違いないと思います。訪問介護だとか、そういったところで介護報酬が引下げになったという部分などもあって、倒産が増えただとかというようなことも言われていますので、事業所によって多分差はあると思いますけれども、トータルするとやはり厳しいと。聞いているのは、例えば単体で持っている、例えば老健なら老健しか持っていないだとかというのではなくて、いろいろな特別養護老人ホームもあったり、小規模多機能があったり、いろいろな施設を全体的に持っている、そういった法人はある程度その中で人のやりくりだとか、それから入所者も、例えば最初はデイサービスだった人たちがだんだん状態が悪くなってきて次にというようなことで、順番にという言い方は変ですけれども、施設の全体のグループの中で職員も、それから入所者も、利用者も回していけるというか、みんなで面倒を見られるような、そういう体制が整っているようなところは比較的まだいいということも聞いています。やはり思うのは、国でやっている介護保険制度が、もうちょっといろいろな施設に優しい中身になっていればというところが気持ち的にはあります。とりわけ最近、人件費の高騰、物価の高騰、そういったものがある中では、もう少し国の支援だとかそういったのがあるといいなと感じているところではあります。以上でございます。
質問 6番 髙橋健一
やはりこれは制度的な問題も当然ありますよね。なぜ急に訪問介護の報酬が減らされるのだと、そんなばかなことはないわけで。若干今回は報酬が上がったみたいですけれども、それは今の物価の高騰なんかにとてもじゃないけれどもついていけるような額ではないということですね。だから、町としてもやはりこれから国に対して、切り捨てないでくれと、地方を切り捨てない、福祉に対する予算をたくさんくれということは要求していかなければいけないと思っています。中身なのですけれども、このままああしてくれ、こうしてくれといっても始まらないわけで、もっと中身を検証しながら改革をしていかなければいけないと思いますよね。町長がおっしゃっていた答弁書の中で、むすびれっじの小規模多機能、これについて触れていましたけれども、本当に驚くのですよね。小規模多機能というのはすばらしいですよね。いわゆる通いと泊まりと訪問の三つのサービスを同時に受けられるわけですから、こんなすばらしいことはないと。そして、今までは好評だったのですが、ここにむすびれっじの資料があるのですが、急にですよ、令和5年度から6年度にかけて利用者は本当に半減しているのです。半分です。がくんと落ちているのですよね。これはどういうことなのか。それで、やはり急にこの部分の赤字も増えたということで、3,500万円くらいかな、小規模だから2,600万円、これくらいの赤字をどんと計上してしまったという事実があるわけですよね。これはなぜ5年から6年に半分になったのですかね。全部そうですね、通い、泊まり、訪問全部駄目かな。合計で本当に半減、半分から半分以下になっているという現状があるのですけれども、何か理由は分かりますかね。みんな足寄町の高齢者は健康になったのですか。利用しなくて済んだのでしょうか。それは分からないのですけれども、何か情報はありますか。なぜ急に、びっくりしますよね。米と同じですよ。急に2倍になるって何かあるのか、おかしいのではないかと思う。これと同じように、半分になったということは何が原因だったのですか。信じられません。
答弁 副町長 丸山晃徳
具体的な話というよりも、どうして少なくなったのというところで、むすびれっじにお聞きしたところでいえば、コロナで大分人の動きが活発ではなくなったというところと、配置職員が確保できなくて、小規模多機能の受入れを抑制していたというお話も聞いています。私の聞き及んだところは、この二つのお話でした。以上でございます。
質問 6番 髙橋健一
事業所のほうで規制していたら、利用者全然集まらないのでお金なんか入ってくるわけないですね。やはり利用者がいての収入ですから、そういうことを抑制してしまっては、これは話にならない。だから、その辺も改革の中に盛り込んでいかなければいけないと思うのですよね。どうするかということですよね。本当にこのまま行くと、私は、社協もむすびれっじもろとも、これは消えてしまうのではないかというおそれを思っています。ちょっと調べたら、一般的に社会福祉協議会は潰れるわけないでしょうと、町民は思っている。なぜかというと、きちんと後ろにひもつきで町がバックアップしてくれるからだという、そういう思いがあると思う。だから、むすびれっじを利用していても、まさかここがなくなるわけがないと思っているかもしれません。しかし、宮城県の塩竈市の例があるのですけれども、これは2019年から5年連続赤字になった。そして市のほうから、いい加減にしろという指導を受けているのですよね。それでも連続な赤字が止まらなくて、結局5年間で累積が1億8,000万円に達してしまったと。どうしようもないよというところで、面白いことにホワイトナイトが現れて助けてくれた。民間の社会福祉の関係の企業、1億8,000万円の債務を全部引き受けますよと。そして、そこの従業員さん、介護職員も全部引き受けますよということで解決したという例があるのです。そんな殊勝な組織があるのがびっくりしましたけれどもね。こういう一つの例もあるのですけれども、社協だって潰れるのだよということですね。そういう事実はあるということであります。その中身の改革なのですけれども、これはむすびれっじの所長さんとも話し合ったのですけれども、やはり現場でいろいろあると、大変なのだと。だから改革をしていきたいのだけれども、ある程度役場の許可を得なければ駄目だと。いわゆる、一応役場の指導監督を受けてむすびれっじや社協が成り立っているわけだから、そういう形でいろいろ指導してくれなかったら先へ行けないと、規制違反はできないのだよということをおっしゃったのですけれども、それは責任のなすり合いなのですか、よく分からないですけれども、その辺をちょっと。そして、例えば、思いっ切り例えば小規模をやめるとか、そういう方法もあると思うのですよね。せっかく場所が空いているのだから、ほかのグループホームに転嫁してしまえばいい。グループホームは大変ですよね。みんなもうびっしりで、すごく待機者がいるのですよ。そういう人たちを優先して入れてしまえばいいのではないですかね。これも資料があったのですけれども、たくさんの待機者がいます。その分を、小規模多機能で空いている部屋を利用するとか、そういうことも改革の中に入れておけばいいのではないかと。あと、人件費ですけれども、これはちょっと私、語れません。みんな安い給料でやっているわけですよね。そして、本来ならば介護に関する人たちの給料はもっと上がってもいいし、大変なストレスの中で大変な苦労をなさっているのだから、そういうことで、まさか今年の12月からあなたにはボーナスあげませんよということにはならないと思います。それについて何か町として、やはり援助を差し伸べる必要があるのではないかと。今回の補正予算、確かに町から社協にお金が行っています。補正予算が計上されていますけれども、669万1,000円。これはちょっと焼け石に水ではないかという気がするのですけれども、ありがたいですけれどもね。これはどんな形で669万円を払うことになったのか。こんなものでは足りないけれども、社協としてはこれをお願いしますというそういう要求があったのでしょうか。それをお伺いしたいです。
答弁 こども・健康課長 石川建祐
補助金についてお答えします。令和7年度につきましては、当初4,340万円の補助を出す予定で、今回補正で、髙橋議員おっしゃったとおり、600万円補正で増ということで計上させていただいて、全部で5,009万2,000円という予定になっております。補助金の支出につきましては、基本的には社会福祉協議会の事務局の運営費として、人件費、遺族会運営費、それから高齢者サロンの管理経費、研修経費、経営基盤強化対策の補助となっております。以上です。
質問 6番 髙橋健一
確かに町から補助金が行っていますよね。令和6年度は、町補助金3,900万円ですか、それぐらい補助を出しています。違うかな、そうですね。それから、それに上乗せされて、足りない分を補ってやるということ。だけれども、きっと焼け石に水だと思うのですけれどもね。それから、受託もありますよね。町受託収入、これは6,000万円ぐらい社協に払っていると思うのですけれども、この内容についてお知らせください。町受託金収入というのが6,000万円。だから結構、町としてはお金は1億円ぐらい動いているのですね、社協に。それでも、まだ全然足りないということは一体どうなのかなと、これがちょっと気になるところだと思うのですけれどもね。
答弁 副町長 丸山晃徳
お答えさせていただきます。社協のお仕事として、町との関わりで言えば、大きく言えば、社会福祉協議会本体の福祉部門で、介護保険サービスが始まる前からやられていた部門で、先ほども言いましたけれども、遺族会ですとか、本来の業務と介護保険サービスの部門と、あと指定管理者であるむすびれっじの部門、この三つが大きなものです。今回補正した700万円くらいは、もともと本来のもので3,900万円に今回整理して、700万円追加して4,400万円くらい。指定管理者として、むすびれっじのほうで、グループホームですとか、先ほどの小規模多機能密着ですとか、グループホームというのは介護保険サービスですので、町は基本的にはそこにはお金を出していないと。建前上は、介護サービスの収入によって、皆さんの運営費だったり人件費を払うと。それとは別に指定管理者制度として、長屋ですとか、地域交流施設ですとか、介護保険サービスではない部門、こちらというのは受託事業収入として6,000万円かな。5年間の契約でやっていると。今回、指定管理者のほうは、ほぼもともとの委託料で大体賄っています。今回、令和5年度、6年度、7年度で大幅に赤字になる部分というのが介護保険サービスの部分でして、そちらというのは町のほうで今手当をしていない部分ですので、そちらのほうが大幅な赤字になっているというところで、そこの介護保険サービスの赤字部門を町がどのように考えて、どのような対応をしていくかというのは、まずは介護保険サービスの事業主体である社会福祉協議会のほうで、まず検討していただいて、それで、その後、町とお話をして、まず令和7年度をどうしていくかというのを決めていくというような考えでいます。以上でございます。
質問 6番 髙橋健一
町も結構補助を出して、委託もしていると。そういう中で、さらにお金が足りないということですよね。本当に解決策があるのかどうかということですね。いや、本当にこのまま行ってしまうと、社協がなくなるのは目に見えていると思うのですよね。このまま、どんどんどんどん赤字が膨らんでいくわけですから、それも解消されていない。そして、もう今年の12月にはボーナスも出せない。それは2か月間の資金繰りが難しいからだと。自転車操業みたいで、そのうちわけが分からなくなるのではないですかね。それがちょっと怖いなと。だから、ある程度、本当に少ないものだから動かせないのですね。たっぷりお金を持っていればいい。でも、聞くところによると6,000万円ぐらいの基金があるというのですけれども、7年間で一気に4,500万円もぽんと使ってしまうそうです。それでも足りない。あと、基金が1,500万円ですから、これはあっという間に消えていくだろうと。そういう試算ができるのですよね。だから、ここを思い切って、俺に任せておけというような、その代わり何か改善計画みたいなのをどんと出してくれと。かなり細かいところで出さなければ駄目だよと。ヘルパーさんとか、そういう人たちに迷惑はかけないでくれと。そういうことで、何かいい方法はないのかと。例えば、私が先ほど言ったような小規模多機能でも、これ一回やめてしまうとかね。わーっとやめて、グループホームだけにするとか。それから、長屋だってがらがら空いていますからね。うちの母親も世話になっているのですけれども、すばらしいところですよ、皆さん。いわゆる職員の方は優しいし、本当にすばらしい。だけれども、部屋はがらがら。それをうまくグループホームみたいに使ったらどうですかね。ケアハウス的な、そういう要素のある部屋に変えるとかね。そうしたら、まだ20人くらいは入るのではないかと。そうそう簡単にはいかないかもしれないけれども。そういう規制緩和というか、そういう形を変えて、とにかく動かさなかったら、じりじりじりじり追い込められて崖っ縁で、そのうち崖から落ちるぞと。だけれども、こういうのがなくなったら大変ですよね、我々高齢者にとっては。もう野垂れ死にですからね。あとは介護難民で、私、母親をリアカーで連れて、どこか連れていかなければならない。どこかありませんかと。本当に冗談ではなくて、そういう状況が目に浮かぶのですけれどもね。ここは正念場ですから、町長も何か、しっかり話し合って何とかしようではなくて、もっと具体的に、これはやるぞと、こうすると、そういうような方策を打ち出してもらいたいのですけれども、どうでしょうかね。
答弁 町長 渡辺俊一
今、副町長のほうからお話ししていますけれども、基本的には介護保険部門、介護保険が該当してくる部門のところで、大きく赤字になってきているというところです。介護保険の部分というのは、基本的には介護保険収入があって、その収入で賄っていくというのが基本かなと思っているところでありまして、それで、町としても指定管理に出していても、介護保険の該当する部分というのは、特に今まで、そこの部分は介護保険の中で独立採算制でやってもらうという形でやってきているというところで、町からの指定管理だとか、そういったのはしていないというところだと思っています。やはり、基本的にはそういう介護の必要な人たちが入ってきて、その介護保険料、介護報酬というのが入ってきて、その中で本来はやらなければならないところなのですけれども、やはりこの人件費の高騰だとか、物価の高騰だとか、そういったことが影響してきて、ここはこういうような状況になってきているのかなと思っています。今、具体的にこうやるから、全然心配しないで大丈夫だよとか言えればいいところでありますけれども、やはりそこの辺りは社会福祉協議会ともよく相談しながら、どういうところが改善できるのか、どういったところには支援が必要なのかといったところを、きちんと話をしながらやっていかなければならない部分なのかなと思います。ですので、髙橋議員おっしゃるとおり、このままどんどん赤字が続いて、赤字額が増えていって、それが累積してくると、やはりにっちもさっちもいかなくなるというような状況にはなるわけですから、結局そういう状況にはなかなかしてはいけないという部分というのは町のほうでも感じている部分ではあります。だけれども、ではどうするのかといった部分は、やはり社会福祉協議会ともよく相談しながら、どういう形で赤字を改善できるのか、解消していけるのか、そういったところをきちんと話をしながら進めていきたいと考えております。町がこうしますよ、これでやりますよ、大丈夫ですよ、大船に乗ってやってくださいということではやはりないかなと。最終的にはそうなるのかもしれませんけれども、それを最初から言うのはどうなのかなという気がしています。お互いにどう改善していくのかというのは、お互いに一緒に話をしながらというところなのかなと思っていますので、御心配されるようなことにはなるべく、なるべくという言い方は駄目ですね、しないようにしていかなければならないと考えているところであります。以上でございます。
質問 6番 髙橋健一
大分前向きな回答になってきたと思うのですけれども、本当にこれ大変ですよね。制度的な問題もあるし、介護報酬にしても介護度が高いほどたくさんお金が出るとかね。いい加減にしてもらいたいですね。介護度、高い低いあるのだから、みんなに手厚くお金を出してもらいたいなと思いますよね。けれども、この段階をどうやって切り抜けるか、本当に大変だと思いますよね。それなりにみんな企業努力していただかなければならないし、差し迫った問題として、今回、デイサービスセンターができますよね。そこの指定管理をどうするかという問題になる。これから決まるのでしょうけれども、自分で勝手に社協がきちんとやってくれるのだなと思ったのですけれども、このような状態で社協に任せていいのかとちょっと不安な気持ちになってくるのですけれども、その辺はどうですかね。しかし、入札でほかの業者が手を挙げてくれなければ、すんなり社協になってしまうのか。また、社協としても重荷になって、もう頭の中いっぱいになってしまって破裂してしまうのではないか、そういう感じですよね。本当に大船に乗って航海に出たいのですけれども、それが泥船だとすぐ沈んでしまいますからね。そういうことがないようにしていただきたい。取りあえず、指定管理について御説明をお願いします。
答弁 町長 渡辺俊一
デイサービスの関係でありますけれども、デイサービスも特別養護老人ホームに併せて建設して、今までも古いほうの特別養護老人ホームについてもすぐ隣にデイサービスを設けて、もともと最初は、足寄町で町が直営でやっていたのですけれども、それを一定程度、収益も上がる事業ということで、社会福祉協議会にお願いをしてやってきているという状況で続いてきています。そういう中では、新しい施設になっても、社会福祉協議会にお願いをするという方向で検討は進めているところでございます。以上でございます。
質問 6番 髙橋健一
まだ未定の部分があるのでしょうけれども、本当に目の前に迫った危機をどうやって乗り切るかというのが問題になると思っています。とにかくお金がないのですから、赤字になるということは収入を増やさなければいけない。その収入の増やし方をどうするか、利用者を増やすことしかないのかなと。そういう努力も必要になってくるだろうと。経費節減とか、その辺が難しいのですよね。人件費に手をつけられると非常に困る。やはりヘルパーさん、大変な思いをして生活しているわけだから、その人たちの給料を減らせないと。逆に減らしたら、いなくなってしまいますよね。みんなどこかにいなくなってしまう。そうしたら、負の連鎖で、こんなところにいられるかということで、どんどんどんどんいなくなって、最終的には沈没という、そういう結論に達するのではないかと思います。先ほども言いましたように、具体的に小規模多機能の中身を変えていくと、そういう努力も必要ですし、私がすごくお世話になっている長屋、せっかく空いていますからね。あれをうまく利用する方法はないのか。そうするとグループホームのほうの待機者も減るのではないかと。勝手な意見ですけれども、皆さんの意見を聞いてみなければ分からない。そして、いわゆる介護職員の皆様の待遇改善はもちろんなのですけれども、そんなに暗い職場ではない、3Kではないだとか、そういう明るい話題を提供するような現場の声を上げていただきたい。みんなが入りやすいような、そういうような職場にしていただきたいと思います。まだまだ、半分くらいしか言えていないような気がするのですけれども、取りあえず大変な崖っ縁になっているよということは間違いありませんので、本当に12月のボーナスまでに、町としては何かの手を打って、社会福祉協議会、それから、むすびれっじの代表者と話し合って、改善策をしっかり構築していただきたいと思います。よろしくお願いします。そして、また議会でも報告してください。本当に緊急の課題だと思います。よろしくお願いします。これで私の一般質問を終わります。