みんなの議会

足寄町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日

第8期足寄町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画について

2020年12月10日、足寄町議会の一般質問で、田利正文議員が「第8期足寄町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画について」質問し、町長 渡辺俊一、福祉課長 保多紀江が答弁しました。

質問者
田利正文 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、福祉課長 保多紀江

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 田利正文

3点目に行きます。三つ目ですけれども、第8期足寄町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画について。介護保険の制度がスタートして20年、「家族が支える介護から社会が支える介護へ」を理念に始まったこの制度、保険料を支払っても介護保険が利用できないという、保険合って介護なしの事態がますます深刻化しており、また、保険料・利用料の負担も限界に来ているという声が高齢者の中に広がっています。以下の点について伺います。一つ、介護保険制度の充実を求める利用者・事業者の願いをどう受け止めて、第8期計画を策定しようとしているのか、町長の所見を伺います。2、第8期計画の保険料算定額は幾らか。

答弁 町長 渡辺俊一

田利議員の第8期足町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画についての一般質問にお答えいたします。1点目の利用者・事業者の願いをどう受け止め、計画を策定しようとしているのかについてですが、現在足寄町高齢者保健福祉推進委員会において、第8期計画案の検討及び協議をしていただいているところであります。本町においては、計画の策定を行うに当たり、町内に居住する要介護1から要介護5の認定を受けていない65歳以上の居宅高齢者から500名を無作為に抽出して、介護予防日常生活圏域ニーズ調査を実施したほか、町内に居住する要支援、要介護認定を受けている方の介護認定調査時に在宅介護実態調査を行って、今後必要と見込まれる介護保険サービスの把握等に努めております。また、町内の介護サービス事業所を訪問して、意見を伺うなど、サービス提供における現状と課題の把握も行っております。さらに、自治会及び老人クラブ関係者、社会福祉協議会、介護サービス事業所、高齢障がい者福祉に関するNPO法人等で構成されております、足寄町生活支援・介護予防サービス提供体制整備推進協議会において、各機関における現状や課題について報告いただき、情報共有を図るとともに必要と思われる生活支援サービス等について意見を伺っております。今後各調査や会議等で出された貴重な意見等を参考に、限りある資源を有効活用し、安心して暮らせるまちを目指して第8期計画の策定を進めてまいりたいと考えております。2点目の第8期計画の保険料算定額についてですが、厚生労働省から提供された地域包括ケア見える化システムを用いて、将来人口や令和元年度の実績と令和2年度の直近の実績をもとに必要な介護サービス提供料を推計したところ、現段階において算定される次期保険料は現在の基準額である5,750円を維持できる見込みとなっております。なお、金額は今後国による制度改正や直近の実績データ等により変動する場合があります。第8期計画につきましては、今後さらに高齢者保健福祉推進委員会で検討いただいた後、足寄町議会に提案し御審議いただくこととなっておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。以上で、田利議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 5番 田利正文

1点目ですけれども、日常生活圏域ニーズ調査をしたと、そのほかに生活支援サービス等についても意見を伺ったとありますけれども、その中で保険料に対する意見、あるいは高齢者が負担する負担感というのでしょうか、それに対する町側の認識というのは、もしお聞かせ願えればお願いします。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

ただいまの質問にお答えいたします。今回、ニーズ調査というのをしましたが、その中においては、そのような保険料に対する皆様の御意見を伺うような項目はございませんでしたが、自由記載の欄もございますが、数人やはり高いといいますか、負担が多いというようなお答えをされた方はいるかなと思いますが、この介護保険料に関しましては、ここ何期か継続して同額で維持しておりますので、皆様に御理解いただいて負担していただけているのかなというふうに思っております。以上です。

質問 5番 田利正文

調査の中にそういう項目はないというのは分かりました。町の側として、高齢者がこれは高いよなと思っているかどうか分かりませんよ、適正だと思っているかもしれませんけれども、そういう負担感について町側としてどう思っているのかについての答弁ありませんでしたよね。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

月額基準額で5,750円となっていますけれども、年金収入がもう少し80万円よりも低い方に関しましては、数年前から国の制度で介護保険料の減額ですかね、をしているところもございますし、消費税が上がってからは昨年度からかなりの負担の軽減は図っているところもあります。また、足寄町では介護保険料の弾力化というのをやっておりまして、国の基準よりも若干下げた割合で設定をしているという部分もございます。年金生活で大変だとおっしゃる方も確かにいるのかなとは思いますけれども、自分がいつか介護保険料を、介護保険のサービスを使うときに100%負担するということはまた難しいかなと思っていますので、そういう互助の考えからいくと御理解いただくしかないのかなというふうに思っております。以上です。

質問 5番 田利正文

足寄町の第1期の保険料3,192円でしたよね。7期の計画書の中に、僕らの年代がピークになる2025年でしょうか、そのときの保険料見込額が7,524円とあったのです。単純にはじくと2.36倍になるのですよね。だから、言葉悪いかな、裕福なある程度金のある方はいいでしょうけれども、国民年金だけだとか、あるいは国民年金プラスちょっとしかないという方、結構いらっしゃると思うのですよね。これは厚生労働省かどこかの調査でしたけれども、年金が5万円以下という人が結構いるのですよね。そういうところにとってはかなりきつい額だと思うのですよ。そういうふうになっていくだろうという、7期のときの計画の予想ですからね、あれですけれども、その辺のところはどうでしょうか。そういうふうに行きそうかどうかというのは、今の段階で、3年たった段階で。

答弁 福祉課長 保多紀江(福祉課長は2023年6月まで)

今現在多分前回の3年前に介護保険の次の金額を推計したときには、今回も次の来年からも5,750円で行けるような設計ではなかったかなというふうに思うのですよね。町民の皆様が今多分介護予防に励んでいただいたりとかしているということもございまして、介護に係る費用が低くなっているということもありますので、田利さんがおっしゃった金額までは行かないのかなというふうに推計しております。あと、低所得の、先ほど年金が5万円とかということもおっしゃっていましたけれども、所得の段階に応じて金額違いますので、所得の低いというか、あまりない方につきましては、先ほど言った5,750円の半分近くの金額を納めていただくとか、そういうような所得の段階に応じての金額となっておりますので、御理解いただければと思います。

質問 5番 田利正文

分かりました。今の制度ができて20年になるのですね。サービスの利用者数ですとか、事業者数というのは伸びて、それなりにより多くの高齢者の方がサービスを受けられるというか、そういう環境になってきたという点では介護保険料の役割があったのだろうというふうに思います。しかし反面、介護をめぐる厳しい現実もあると、いろいろありますね。人材が足りないだとか、負担が大きいだとか、利用料が大きいだとかというのはいろいろありますけれども、そういったことも否めないというふうに思うのですね。それで、身近なところでいけば、私みたいな年代の人たちが年金だけでは食べていけないという方がいらっしゃるのが事実です。それから夫婦二人なら今のところ何とかやっていけるのだけれども、もしどっちかが先に亡くなって一人になったら、一人の年金だけではやっていけないと、どうしたらいいだろうというのが、そういう声というのは結構聞きます。男性、女性問わずですね。それが今の実態でないかと思うのですよね。これまた難しい話でしょうけれども、足寄町が幾つになっても安心して暮らせるまち、愛のあるまちというふうに理念として述べてますよね。それを実現するのに、介護保険料だけがどうこうというわけではないですけれども、第8期計画の策定を進めていくときに、その理念の下にさらなる例えば基金を繰り入れる、もちろんやっているのだと思うのですけれども、可能な限り軽減だとか安くできる方法があれば、あればというよりつけていただきたいという思いがあるのですけれども、その辺を町長のほうから最後にまとめでお答え頂いて終わりにしたいと思います。

答弁 町長 渡辺俊一

介護保険については、町からの繰入れだとかというのはなくて、基本的になくて、その介護保険の保険料だとかそういった、あと国からの補助金だとか、そういったもので賄わなければならないということになっています。以前にも町から繰入れできないのかというような話もちょっとあったこともあったのですけれども、なるべく保険料を安く抑えることをするために町からの繰入れだとかそういったことができないのかというようなことも以前にいろいろ議論されたこともあるのですけれども、それはやはりこの制度の中でできないということになっているということでありますので、やはりその中でいけば、保険料の中で賄わなければならないと。そうすると、介護サービスが多くなればなるほど、そこにかかるお金が増えるわけですから、それを保険料をそれぞれの方たちから頂いて、それで何とか賄わなければならないというようなことになりますので、やっぱりどうしてもサービスが増えれば増えるほど負担は大きくなるというようなことになるのかなというように思っています。そういったこともありますので、やはりなるべく介護予防ですとか、そういったものに取り組みながら、介護サービスになるべくお金がかからないような方法、そういうことを進めることによってそれぞれの個人の負担が少しでも減らせるような、そういったことを取り組まなければならないのかなと。なるべく町民の人たちの負担を減らすためには、そういうことを取り組まなければならないのかなというように思います。そういったことを今後どう進めていくのかといった部分が、これからの課題にまたなってくるのかなと思いますので、今後もまた介護予防、そういったものに力を入れながら進めていかなければならないかなということで、御理解いただければというように思っています。以上でございます。

出典:足寄町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる