足寄町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日
わが町の観光と浴場施設問題について
2020年3月11日、足寄町議会の一般質問で、木村明雄議員が「わが町の観光と浴場施設問題について」質問し、町長 渡辺俊一、経済課長 村田善映が答弁しました。
- 質問者
- 木村明雄 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、経済課長 村田善映
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 11番 木村明雄
それでは、議席番号11番、議長のお許しをいただきましたので、我が町の観光と浴場施設問題について、質問をしたいと思います。足寄町の基幹産業は農業と林業でありますが、街の中の活性化を図っていくのは何といっても商業であります。時の流れはとは言いながらも、近年空き地や駐車場が多くなりシャッターがおりた店舗も目立つようになりました。我が町の観光については、オンネトー茶屋にかわる建物が建設される計画でありますが、順調に営業されるようになっても、足寄町のPRにはなっても大きな経済効果は期待できないものと考えます。近年観光客の流れは大きく変わり、帯広から本別を通り釧路方面へ抜けております。一方、足寄方面へ向かってくる国道241号線と242号線重複国道は現在足寄の道の駅あしょろ銀河ホール21を通過しておりますが、医療、物流、それらを考えると、近い将来必ず足寄から陸別方面へ高速道路が開通すると考えなければならないわけであります。近い将来、10年先または15年先かはわかりませんが、そのころは地方交付税も減少し、当然人口減少も進み、町財政は厳しい一途をたどり、大きな事業を計画しても一向に前へ進まない、または進めなくなる可能性があります。そこで、今までの懸案事項であった事業を施行、促進していくのは今しかないと私は考えるわけであります。また一方、管内で大きく変貌していることがあります。それは帯広から足寄までの区間、国道241号線沿い、音更町は新しい道の駅を計画、建設進行中と聞いております。士幌町は平成29年にリニューアルオープンされました。そして、上士幌町については現在建設中であり、5月下旬にはオープンすると聞いております。足寄町は道の駅が開業オープンして約20年が経過をしております。少々古い建物だけにおくれをとりますが、ここで一番大切なことは場所、建物、環境、それらを考慮し、その町の魅力を生かした集客力だと考えます。そこでお伺いをいたします。1つ、年間足寄町に訪れる観光客数はどれほどなのか。2つ目、音更町、士幌町、上士幌町、この三町が現在道の駅新設に力を入れているわけでありますが、我が町の道の駅についてはどのように考えているのか。3つ目、議会側も公衆浴場施設に関する調査特別委員会を設置し、12月から1月にかけ慎重審議のもと5回議論したわけでありますが、浴場建設に関し絶対反対との委員はいなかったわけであります。大変必要な浴場ではあるが、予算の関係もあり慎重な報告になったわけであります。これから先は町長の考え方、行動力ひとつであります。我が町の集客力について、場所、建物、環境について考えますと、あの道の駅が一番適地と私は考えます。今やらねばいつできる、わしがやらねば誰がやるという言葉もありますように、ここで渡辺町長に大きな期待をしているところであります。足寄道の駅は温泉がある、他町とは違う差別化を図った道の駅にしていかなければならないと私は考えるわけでありますが、町長の所見を伺いたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
木村議員の我が町の観光と浴場施設問題についての一般質問にお答えいたします。1点目の年間足寄町に訪れる観光客数についてですが、十勝総合振興局に報告をしている足寄町の主な観光施設等における観光客入り組み数調査から、平成28年度は46万2,200人、平成29年度は51万6,200人、平成30年度は48万8,000人となっております。2点目の我が町の道の駅についてですが、足寄町には足寄湖とあしょろ銀河ホール21の2つの道の駅があります。あしょろ銀河ホール21は、ふるさと銀河線の鉄道駅として平成3年に建設され、廃線を控えた平成16年に道の駅として登録された比較的古い道の駅であります。時代の変化に伴い、道の駅に対する利用者のニーズも多岐にわたってきたことから、平成22年及び23年に本体を全面改修し、北側駐車場に多目的交流施設、平成23年に南側駐車場に交流物産館寄って美菜、平成28年にはチャレンジショップを設置しております。将来に向けて、施設周辺の利用者の規模に合わせながら、施設の老朽化等の対策も含め道の駅の機能向上を図ってまいりたいと考えております。3点目の道の駅に浴場施設をについてでありますが、議員仰せのとおり、道の駅に温泉を整備できれば道の駅の魅力が一層高まり、集客力が高まるものと思っております。一方、浴場整備につきましては、浴場設置に関する調査特別委員会所管事務調査報告書の内容を踏まえ、改めて役場内に設置した浴場に関する検討会において、設置場所や施設規模、イニシャルコストやランニングコスト等について、幅広く検討を進める必要があると考えております。新型コロナウイルスに係る対応が落ちついた後、身の丈に合った施設整備等の基本的な方向性について、議会にも相談させていただく必要もあると考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げ、木村議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 11番 木村明雄
大体わかってきました。お客さんというか、観光客は48万人もいるということでございます。まずは現在新型コロナウイルス感染症で世界中が大変な状況下の中、日本でも特に北海道が100人を超える感染者になり、緊急事態宣言が出され、大変な状況下になっております。私はこの質問について、するかしないか、大変迷ったわけでありますが、昨年の今ごろでしたか、私の後援会、または町民との約束もあり、このたびこのコロナウイルス感染症が一日も早く終息に向かうことを願い、あえて質問することにいたしました。そこで、お伺いをいたします。高速道、道東道についてお伺いをいたします。現在、足寄から陸別までの高速道路についてはどのように進んでいるのか。また、高速道路期成会もあると聞いておりますが、関係者として町長もその一員なのか、お伺いをしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。高速道路の関係でありますけれども、足寄から陸別までの区間についてはまだ当面着工しない区間となっておりまして、陸別から今小利別の間、ここが今工事をしている区間となっています。どの程度の進捗率になっているのか、ちょっとはっきりはわかりませんけれども、今国道からなかなか見えないので、どんな工事がやられているのかわからないという状況もありますけれども、開発のほうから今、橋ですとか道路ですとか、そういったものをやってますよということで、写真なども見せていただきながら報告をいただいております。そういう意味でいくと、まだ何年かかるかわかりませんけれども、もうしばらく陸別までの区間については時間がかかるのかなというところであります。ちょっと進捗状況がわかれば、本当は一番よかったのですけれども、ちょっとどのぐらい、何パーセントぐらいいってるのかと、そこはちょっとわかりません。それから、期成会がございまして、これは高速道路の、北海道の高速道路の期成会というのがあって、それから道央道の期成会というのがあって、それから道道の中でも十勝の期成会、北見の期成会という、合わせると全部で4つぐらいあるのですね、期成会ございます。その中で私も、町長も、足寄町長もその役員となっておりまして、いろいろな要望等ありましたら、そういったときには一緒に参加をして、高速道路の推進について要請をしていくという形になっております。以上でございます。
質問 11番 木村明雄
それでは、次の質問をいたします。オンネトー茶屋の建物の進捗状況はどうなのか。そしてまた、大きさ、収容人数、それから集会または研修ができるようになるのか、その辺ちょっとお伺いをしたいと思います。
答弁 経済課長 村田善映(経済課長は2021年3月まで)
お答えいたします。今木村議員おっしゃっている内容ですけれども、茶屋にかわるものということで、本年度環境省の補助事業を活用して調査設計をいたしております。内容については、オンネトー新休憩舎建築工事調査設計業務という形で、工期が8月1日から令和2年3月6日に業務を完了しております。この業務内容というか、業務委託におかれましては、今言っていました建設位置だとか規模だとか、そういうのも含めて、オンネトー魅力創造委員会のメンバー並びに環境省の釧路環境事務所の担当者との意見を交換しながら進めさせていただいております。規模的なものについては面積、全体で延べ面積になると思うのですけれども、約173平米ですか、という形の中の規模になってきております。用途につきましては、軽食等できる部分の厨房だとか、そこに伴う管理室、あとはいわゆる展示とか休憩したりするところ、ちょっと最終的にはまだレイアウト的なものはまだ面積等把握しておりませんけれども、そういうような形の中で規模が決定というか、そういう形の中で進めてきております。この調査設計業務、業務完了するとともに、今後についての建設等についてはまた同じく環境省の事業を活用しながら進めるということもあるし、それに伴う事業申請の手続だとか、建設工期、オンネトーというところにつきましては冬場いろいろと交通規制等もありますので、その辺を考慮しながらいろいろと調査を進めていくことを前提に今後、行政執行方針の中にも触れているのですけれども、6月以降の議会のほうに予算提案をさせていただく予定というふうな形で進めさせていただくということであります。以上でございます。
質問 11番 木村明雄
それでは、次に質問をいたします。本日町長の行政報告もありました。また、足寄町のまち・ひと・しごと創生総合戦略別冊冊子も本日ありました。私もちょっとまだこれについては詳しくは読んではおりませんけれども、そこでお伺いをしたいと思います。足寄町の行政について、これでありますが、現在またはこの近年余裕を持って進むことができるのか、それから余裕はないがやりくりしたらできていくのか、それとももう本当に悪いのか、その辺ちょっとお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。今後の財政状況ということなのだというように思いますけれども、ことし新年度の予算、この後また審議をいただくような形になりますけれども、90億円ぐらいの予算としております。財政的な状況でいけば、町の町税については約9億円ぐらいでありますし、交付税それから町債、そういったものを含めて90億円ぐらいの予算が今回つくれたかなというように思っていますが、全体として考えていくと、やはり経常経費がかなりふえてきているのかなというように思っています。そういった意味では、なかなか自由に、自由に使えるといったら変ですけれども、町のいろいろな政策の中で使えるお金というのはだんだんやっぱり減っていく状況になるのかなというように考えています。そういった意味で、今後はやはり予算としてはやはりいかに効率的に使えるか、削減できるところは削減して、いかに効率的に使っていくのかという形で事業を進めていかなければならないというように思っています。全体としては、財政調整基金、予算をつくっていく上である程度予算のやりくりだとか、そういった部分ができる財政調整基金の部分がやはりだんだん減ってきているというのも、これ実態としてあります。そういうことを考えていくと、経常経費がふえてきている、財政調整基金もやっぱり少し少なくなってきている、そういう部分でいくと、少し窮屈な予算になっていくのかなという思いはあります。ただ、基金についてはそのほかの目的基金、そういったものがありますので、その目的に応じた取り組み、そういったものは、まだそういった意味ではできるのかなというところであります。総体的に考えていくと、決して、今の国のコロナウイルスでかなり国も予算をきっと使うのだろうというように思っていますし、国の財政もかなり厳しくなるのだろうなと。そういうことを考えていきますと、今後の町税も含め、それから交付税も含めて、この後の先行きというのはなかなか見通せない部分もちょっとあるのかなといったところで、そんなに厳しくはないですけれども、やはり少し厳し目にやっぱり見ていかなければいけないのかなという情勢かなと。なかなかきちんとした答えになってないかもしれないですけれども、そういうような状況なのかなというように考えております。以上でございます。
質問 11番 木村明雄
これについては現在、そしてまたこの近年について今伺ったわけであります。これから先に向けて、できればこれも聞いておきたいなと思うのは、これから先7年先、10年先、そしてまた人口の動向はどうなのだ、その辺についてもちょっとお聞きしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
人口についての御質問でございますけれども、人口はやはり少しずつ減っていくというのは、これは間違いないかなというように思っています。自然減、亡くなられる方がやっぱりかなりだんだん多くなってきて、生まれる方が少ないということがやっぱり近年大きくなってきているかなということでありまして、その差というのはやっぱりだんだん大きくなっていくかなということで、自然減が多くなっていくということであります。社会増減でいきますと、やはり転出される方が多くて転入されてこられる方が少ないという状況です。ですから、トータルするとやっぱり人口はマイナスになっていくということであります。いろいろな施策を打ちながら、なるべく人口減少のスピードを緩めていく、抑制していくという、そういう取り組みをやはりこれからもしていかなければならないと考えています。ただ、やっぱりこの先を考えていくとやはり今6,700人ぐらいの人口ですかね、これがどんどんやっぱり減っていくのは間違いないということで、10年先何人ぐらいになっているか、なかなか想定できませんけれども、なるべく人口減少を抑えていく、そういう取り組みを今後もしていかなければならないと考えているところであります。以上でございます。
質問 11番 木村明雄
わかりました。ここで浴場について、特別委員会も開いた形の中で進んできたわけなのだけれども、ここでBirthについて、浴場問題がありましたが、その後進展はしているのかどうなのか、ちょっとわからない。そして先ほど町長のほうからも、これについては挨拶があったわけだから、これについては理解はするわけなのだけれども、ちょっと何というかな、進んでいく状況というのか、それについてちょっとありましたらお伺いしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。浴場の関係でありますけれども、12月に提案というか、皆さんに御提案させていたただいた部分のBirth47からの提案については、特別委員会の中で報告いただきましたし、それからBirthさんともいろいろと話をしておりますけれども、Birthさんのほうではそういうことであれば今回については、何というのですかね、遠慮したいというのか、やめさせていただくということでお話をいただきましたので、そこの部分については全く白紙になったのかなというように思っています。そういったことで、やはりそうなると当初の役場の庁舎内で検討してきた内容だとか含めて、また再度検討を進めていかなければならないという形になるのかなというように思っております。以上でございます。
質問 11番 木村明雄
わかりました。それでは、最後に渡辺町長も首長になり1年がたとうとしております。そこで、今後の足寄町はどうあるべきか、そしてまたこれについての思い、総体的な足寄町についての思いというか、それらについてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。もう少しで本当に1年が経過するという時期となりましたけれども、なかなか本当に自分としては十分できてきているのかどうなのかというのはなかなか判断ができないというか、評価としては非常によくはないかなというように思っています。そうはいっても、足寄町を今後どうしていくのかといった部分では、先ほど総合計画とそれから総合戦略についても報告をさせていただいておりますけれども、やはり今後の足寄町を少しでも活性化できるような、人口も、先ほども言いましたようにちょっと減少していくような状況ですよということですけれども、少しでも人口減少を抑えていく、そして地域の中の活性化が図れるような、そういった取り組みを今後もしていかなければならないというように考えております。それから子育て支援、そういった部分で、人口減少を何とか抑えていくといった部分でやはり子育て支援ですとか、そういったことが今後も必要ですし、それから今後必要になってくるのは若い人たちの支援、一旦外に多分大学だとか専門学校だとかいろいろということで、足寄町から高校卒業した後出ていく方たちが多いと思うのですけれども、そういう人たちがやはり足寄町に帰ってこれるような、そういったまちづくりをしながら、帰ってきた人たちの支援というものもやはり必要になってくるというように思っています。そういった部分が、そういうことで少しでも人口減少を抑えられるような形になればなというように思っています。それから、高齢者の皆さんについても、やはり住みなれた足寄町でいつまでも暮らしていける、先ほどごみの問題だとかもいろいろとありましたけれども、いろいろな課題がやっぱりまだまだあるのだというように思っています。やはり町だけで、役場だけでできないものもいっぱいあるのかなというように思っておりまして、やはり地域ぐるみで取り組んでいただいて、高齢者の方たちも、本当に若い方たちから高齢者の方たちまで、みんなが安心して足寄で暮らし続けていくことができる、そういうまちづくりをやはり続けていかなければならないのかなと、こう思っているところであります。全般的にここということではないですけれども、やはり皆さんが暮らしやすい、そういうまちづくりを進めていきたいというように思っているところであります。以上でございます。
質問 11番 木村明雄
最後の思いをいただきました。町長の執行方針にもありますように、町民が今まで苦労したけれども、足寄町に住んでいてよかった、今は幸せですと言える、そんな町にしていただきますよう期待し祈念を申し上げて、一般質問を終わりたいと思います。