足寄町議会 平成31年第4回定例会 2019年12月15日
自然災害等防災対策について
2019年12月15日、足寄町議会の一般質問で、二川靖議員が「自然災害等防災対策について」質問し、町長 渡辺俊一、総務課長 松野孝が答弁しました。
- 質問者
- 二川靖 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、総務課長 松野孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 10番 二川靖
議長のお許しを得たので、通告書に従い一般質問をいたします。自然災害等防災対策についてであります。近年、日本各地において地震、台風を初め自然大規模災害が断続的に発生しています。本年に入り、8月の九州北部を中心とした大雨、9月から10月にかけては台風15号、19号、21号と日本各地に甚大な被害と死傷者が出ています。被災された方々に対し、心からお見舞い申し上げます。本町も平成28年8月17日から18日にかけ、台風7号により旭町を中心に住宅街が冠水し、大きな被害が出ました。さらには平成30年9月に胆振東部地震が発生し、ブラックアウトを全町民が経験し、電気のありがたみを感じました。本町の水害被害等も本年度で復旧工事が終了すると聞いており、一安心しております。これまでさまざまな災害経験を踏まえ、本町も平成30年3月に防災計画が改定され、同7月には避難所運営マニュアルも策定され、その後各家庭向けに平成31年度改定保存版の防災ガイドマップが配布され、防災行政無線戸別受信機の貸し出しが開始されました。防災対策の観点から、以下の点についてお伺いいたします。1、防災行政無線戸別受信機の貸し付け状況と問題点。2、自主防災組織について、現状どのような形で運営され、幾つの組織があるのか。3、指定避難場所等の発電機など、順次設置されてきているようだが、現在の設置状況と今後の設置予定はどのようになっているのか。4、厳寒期を迎え、各戸別の家庭で、そのほとんどが電気を利用しなければ暖がとれない状況であり、ペレットストーブ等は補助制度があるが、発電機等の補助は考えていないのか。以上、町長の所見をお伺いいたします。
答弁 町長 渡辺俊一
二川議員の自然災害等防災対策についての一般質問にお答えいたします。1点目の防災行政無線戸別受信機の貸し付け状況と問題点についてですが、戸別受信機の貸し付け状況は、本年11月末現在で1,876世帯、74企業等に貸与しており、世帯カバー率は56.4%となっております。戸別受信機の各世帯への貸与は、災害時の情報伝達の改善に大変有効であることから、各世帯に十分行き渡るよう、広報あしょろ等を活用し周知をしてまいりたいと考えております。戸別受信機の貸与についての問題点は、受信機の貸与を受けなくても、屋外スピーカーで聞こえる等の理由で受け取られていない住民が多くあり、いまだ世帯カバー率が50%台と低迷している状況にあることであります。今後も引き続き、世帯カバー率の向上に向け、周知活動を行ってまいりたいと考えております。2点目の自主防災組織の現状についてでございますが、自主防災組織は現在8単位自治会、1連合自治会で設立されており、それぞれ避難訓練の実施や防災講話を開催するなど、自主的に活動されております。自主防災組織は有事の際、大きな役割を果たしていただける組織であると考えておりますので、今後とも積極的に組織化の働きかけを行ってまいります。3点目の避難所における発電機等の設置状況、及び今後の設置予定についてですが、指定避難所に指定済みの50施設のうち、36施設に設置しております。未設置施設の多くは、市街地区の避難所で、災害発生時にはその都度町保管の発電機を持ち込み対応することとしておます。なお、施設規模の大きい総合体育館は本年度に常設の発電機を設置済みで、子どもセンターには来年度設置する方向で現在検討をしております。4点目の個人等が購入する発電機等への補助制度の導入についてでございますが、町といたしましては避難所への設置を基本として発電機購入を進めてきた経緯もあることから、補助制度の導入につきましては、現時点では考えておりませんので、御理解を賜りますようお願いを申し上げ、二川議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 10番 二川靖
今、町長のほうからお話がありました。それで、ちょっと気になることが1点目として、受信機のことなのですけれども、貸し出しをしなくても屋外スピーカーで聞こえる等の理由で受け取っていないということでありますけれども、いずれにしてもこの50%中過ぎの貸与率ということでありますけれども、これひもといて考えれば、この防災無線についてはこの議会の場でも、町民の方から聞こえないということで、多分議会の中で議論をしながら、これ総務省等とも話をしながら、多分こういった受信機を貸し出しをするというふうな経過になってきているのではないのかなというふうに、私自身思っているところであります。そういった中で、ちょっと農村部に行けば聞こえが悪いだとか、いろいろこの間、防災無線については話がありまして、音声もちょっとおかしいのではないのかということで、多分相当苦労してこういった機械のところのメンテナンスというのですか、そういったことをやってきたのかなというふうに思っておりまして、残念なことに、議会で求められて、そして議会で承認をする、そしてこの半分56.4%というのはちょっと残念な気持ちでなりません。そういったことで、多分貸し出しについても庁舎の玄関の、正面玄関のところで、町民が来るたびにどうですかという貸し出しも多分やっていたのかなというふうに思っておりますし、そういった中で多分町民の説明会もなかなか人が集まらない中で、この受信機械については貸し出しを行っているということで、もうちょっとこれ低いのでというのではなくて、防災意識を高めるといった意味でやっぱり貸し出しをきちんとできるような方法というものを考えていかなければいけないなというふうに思っておりますけれども、そこら辺についてちょっとお話を聞かせていただきたいというふうに思っております。
答弁 総務課長 松野孝(総務課長は2023年6月まで)
総務課長です。お答えいたします。議員御指摘のとおり、ことしの、本年の3月ぐらいから約15カ所で説明会等を開催いたしまして、その時点で既に580個の戸別受信機を貸し出し、貸与しております。その後、今議員仰せのとおり、役場庁舎の前の1階の玄関のところに、貸し出しの関係で職員を張りつけて対応いたしました。あと、それでもなお受信機が、なかなか受信機の貸与率が上がらなかったものですから、広報誌へ3度ほど広報に、広報あしょろに記事を載せまして、戸別受信機を既に貸し付けを受けましたかということで奨励をしているところでございます。あと、回覧等におきましても、周知、町民の方に周知をさせていただいたところであります。ただ、今回お答えしたとおり、まだ50%台と非常に低迷しておりまして、確かに戸別受信機を各町民に貸し出すという経緯は屋外のスピーカーからなかなか聞こえない、風が吹いたり、雨のときは聞こえづらい、あるいは窓をあけないと聞こえないという声もありましたことから、それぞれ各戸別の受信機を町民に貸し出すということにした経緯もありますことですから、今後も広報あしょろ等で周知活動をすることはもちろんのことなのですが、さらに貸し出し、貸与率を上げるために再度各地域に出向いて、説明会あるいはそういう場を設けたいと考えているところでございます以上でございます。
質問 10番 二川靖
今おっしゃられるとおり、足を運んでということもありますけれども、いわゆる足を運んで説明をしてというのも大変な作業かなというふうに思ってます。それで、2点目の質問にも大きくかかわるのですけれども、自主防災組織、今連合自治会、一つの連合自治会と8単位自治会で結成されているというふうにお答えがありました。これは、そういった中でこれはなぜこういうことを言っているのかといえば、この間議会報告会の中で、町の中で、いわゆる連合自治会ですか、の中でそういった推奨をしていのだけれども、なかなかでき上がってこないということが言われておりました。それで、いわゆるこの自主防災組織の中で、いわゆるどういったものが、どういった形で広げていけるのかということも含めて検討していくのであれば、いわゆる少ない、貸し出し率の少ないところもそういった自主防災組織の中でお願いをしながら、そういったことを進めていくというのも一つの手なのかなと。これ、役場の職員の皆さんが出向いて、再度報告をしながら、お願いをしながらということだけではなくて、そういった自主防災組織をさらに立ち上げていただいて、そういった中で防災意識を高める、そしてそういった戸別受信機械も設置をしていただけるというようなことが行われていけばいいのかなというふうに考えておりますし、自主防災組織も連合自治会のほうでも相当苦労しながら、今8単位自治会ということで、さらににふやしていかなければいけない組織なのかなというふうに思っておりますし、自治体やら議員さんやらが、防災、防災といってもやっぱり隣の人が何をやっているのか、隣の人がどういう状況にいるのか、そういった中で防災で何かあれば一緒に対応できる、そういったようなこともふやしていかなければいけないのかなというふうに思っておりますので、いわゆるそういった観点からそういった取り組みを進めていってはいかがなものかというふうに考えておりますので、その点についてちょっとお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
防災無線の関係、それから自主防災組織の関係、お話をいただきました。防災無線については、私も、平成12年に今の前のアナログの時代の防災無線ができ上がったのですけれども、私ちょうどそのでき上がった12年の年から企画にいまして、防災関係の仕事をしておりました。その当時、防災無線非常に聞こえが悪い。それから一斉に鳴らすと、ちょうどやっぱり山との間にあるような町ですので、反響があってなかなか何を言ってるのかよくわからないですとか、そういういろいろな声がございました。そして、防災無線の近くにある家についてはうるさいと。余り音が大きくてうるさいと。それから遠くに行くと、小さくて聞こえない。いろいろな声がございまして、そういうことで、ずっとアナログの時代にはいろいろな防災無線に対する御注文が大変多かったというように思っているところであります。そういったことも踏まえて、やはり災害も非常に大きくなってきてますし、先ほどお話しもありましたけれども、大雨が降ったらよく聞こえないだとか、最近の住宅は非常に断熱といいますか、遮音も非常によくなっているというようなこともあって、防災無線の戸別受信機ではなかなか聞こえないというような声もございまして、それではやはり戸別受信機がいいのではないかということで、今回デジタル化にあわせて戸別受信機をそれぞれ各世帯に配置をしようということで、今回は計画させていただいて、各戸に配付するだけの戸別受信機を用意したというようなことになってございます。それと、デジタル化によって非常に音声的な部分でいけば、非常に聞こえがよくなったといいますか、今まで役場の職員が放送について録音して流していたのですけれども、やっぱりどうしてもアナウンサーではありまらんので、なかなかよい声でないといったら怒られてしまいますけれども、なかなか声が通らなかったという部分もございまして、それが今電子音というのがコンピューターで打ち込むとちょうど聞こえやすいような音になって流れるというような形もあって、非常に音声的には聞こえがよくなってきているのかなというように思っています。そういった意味で、先ほど言いましたように、屋外のスピーカーでも聞こえるよという人もやっぱりいるのかなというようなところなのですけれども、しかしながらやっぱりいずれにしてもたまたまそのときに聞こえなかっただとか、たまたま足寄にいなかっただとか、その近くにいなかっただとかということもありますし、今回のデジタル化にあわせて録音機能もついてますので、そういった部分でいろいろな形で情報が聞くことができるといった部分で、この戸別受信機についてはやはり各戸にぜひ配付ができればというように思ってますし、今後も先ほど言いましたように周知、いろいろな形で周知しながらもっとカバー率を上げていく、そういった方法が必要なのかなというふうに考えているところであります。それから自主防災組織でありますけれども、この自主防災組織もなかなか必要性というのは皆さんわかっているのかなというように思いますけれども、なかなか実際にはできてきていないという実態であります。かつては、これ安久津前町長時代になりますけれども、ふれあい懇談会のときにも自主防災組織の設立に向けてということをテーマにしながら、ふれあい懇談会も開催したこともありまして、そういう中で自主防災組織をぜひ各自治会でつくってほしいというお願いもしながらやってきております。それから議会の中でも、自主防災組織についてのお話、議論が何回かございました。そういう中でも、役場からもぜひ、もしもそういう機運があったら、学習会ですとか研修会ですとか、そういったところにも職員が行って、出向いてお話をしながら、また実際に自主防災組織を組織化したいですよということが、声があれば、そのお手伝いもしながら、自主防災組織の設立に向けて、役場としても支援をしていきましょうというようなお話もさせていただいております。それから、連合自治会でも、とりわけ今齋藤会長が非常に自主防災組織についての理解が深くて、ぜひ皆さん、ぜひ自治会でつくってほしいというようなお話も毎年のように、総会の中でお話もされています。そういったこともあって、少しずつ、本当に少しずつでありますけれども、ふえてきているという状況なのかなというように思っています。自主防災組織が確立してくれば、その中で、例えば今回の防災無線の戸別受信機をまだ設置されてないよというようなところわかれば、そういったところで自主防災組織にお願いをして配付していただくだとか、そういったことも可能にはなってくるのかなと思いますけれども、今の段階ではまだちょっと自主防災組織自体がまだまだ少ないというような状況でありますので、そこまではなかなか行かないかなというように思っていますが、いずれにしても自主防災組織の設立をやっぱり各自治会単位ぐらいで設置していただけるように、今後も努力をしていきたいなというように思っております。先ほどの防災無線のほうもあわせて、また今後も努力をしていきたいなと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いしたいと思います。
質問 10番 二川靖
今の町長の答弁の中で、理解をするというわけではありませんけれども、やっぱりこの100%に向けた努力というものを怠ってはいけないというふうに思ってますので、私どももそういう話を聞けば、広めていきたいというふうに思っておりますので、ぜひ100%を目指せるように、そして鉄塔も多分何十年かすれば、また修理だとかいろいろかかってくると思うのですけれども、そういったことも含めて、今後以降やっぱりそういうものがあれば、100%を目指していっていただきたいなというふうに思ってますので、今後とも対応方よろしくお願いしたいなというふうに思ってます。それと、3点目のことなのですけれども、50施設のうち36施設に設置をしてきているということでありますけれども、いわゆる今後以降、徐々にではありますけれども、この発電機等々について設置をしていくということになっていくのかなというふうに思ってますけれども、ここでちょっと一言つけ加えたいのは、前回8月の定例会のときに、補正予算のときに、熊澤議員のほうからガスの発電機についてお話があったというふうに思ってます。そういったことで、ちょっとコスト的には相当高くなるというふうに調べてもありますのですけれども、安全性だとかいろいろ考えれば、そういった部分についても今後以降検討をしていっていただきたいというふうに思っておりますので、そこら辺をお伺いしたいなというふうに思ってます。
答弁 町長 渡辺俊一
避難所における発電機の設置の関係でありますけれども、お答えしましたとおり、50施設のうち36施設については設置を完了しておりまして、それぞれ管理をしていただいたり、使用していただいたりということでしております。この36施設というのは、要するに郡部のほうで、なかなかいざ災害が起きたときに、すぐに町から物資だとか、そういったものを調達できないということで、郡部のほうの施設については設置をしているという状況でありまして、町の中については何かそういう災害が起きたときには、その時点で町の中で運ぶことができる、そういう範囲ということで考えているところでありまして、現状ではこれ以上の設置については考えてはいないということであります。そしてただ、大きな施設については、先ほども申し上げたとおりでありますけれども、大型の発電機を設置をするということにして、そういう必要な総合体育館ですとか、子どもセンターですとか、そういったところには大きな発電機を設置をするという考え方でございます。以上でございます。
質問 10番 二川靖
今の答弁で了解しました。郡部に行けば、発電機は設置されているのは、この間議会報告会で何カ所か回ったところには大きい発電機が設置されていましたので、そういったことでよろしくお願いしたいなというふうに思ってます。もう時間の関係上なのですけれども、あと4点目、私自身も個人等が購入する発電機というもので、本当いいのか悪いのかなということがありました。これガソリンエンジンだとか灯油だとかと、ああいうエンジンをかけて屋外でやらなければいけないので、中でちょっと引っ張られたらちょっと困るのかなというふうに思ってましたけれども、いずれにしてもやっぱり今冬期間停電をするというふうになれば、周辺施設にいわゆる避難できる方はいいですけれども、では降雪、雪などで行けなかったらどうするのだと、いろいろこれが発想がありまして、そういった中で、多分努力をしていただきたいと。限られた町の予算の中ですから、一方的に補助金を出せということではなくて、いわゆるそういった要望がこれ以上たくさんふえてくれば、そういった町としての検討もしていただきたいなということで、ちょっとそこら辺についても、現時点は考えておりませんということでなくて、検討していただきたいなというふうに思ってます。
答弁 町長 渡辺俊一
4点目の個人での発電機の購入に対する助成でありますけれども、やはり先ほど申し上げましたように、それぞれ避難所に集まっていただくというのを前提としております。そういった形で発電機も整備をしてきているという状況でありまして、なるべく災害が起きたとき、家でということも災害の状況によってはあるのかもしれませんけれども、やはりなるべく集まっていただいていたほうが安全なのかなというようなところもありまして、なるべく避難所にお集まりいただくというような方向で考えているところでありまして、現時点では購入に対する助成については考えていないということで御理解いただければというように思っております。以上でございます。
質問 10番 二川靖
理解はしても今後以降そういった要望等々があれば、ちょっと議会としても再度言わせていただけなければならない部分もあるのかというふうに考えておりますし、今後以降そういった、また町民の意見等々があれば、議会を通じて発言をしていきながら、町として頑張っていただきたいということを申し上げて、一般質問を終わらせていただきたいというふうに思っております。