みんなの議会

足寄町議会 平成31年第2回定例会 2019年6月13日

安心して医療が受けられる国民健康保険に

2019年6月13日、足寄町議会の一般質問で、田利正文議員が「安心して医療が受けられる国民健康保険に」について質問し、町長 渡辺俊一、住民課長 佐々木雅宏が答弁しました。

質問者
田利正文 議員
答弁者
町長 渡辺俊一、住民課長 佐々木雅宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 田利正文

議長の許可を得ましたので、通告書に従って一般質問をいたします。安心して医療が受けられる国民健康保険に。日本を世界一の長寿国にしたのは、国民皆保険制度であり、それを支えたのは国民健康保険制度です。国民健康保険は年金生活者、失業者、健保非適用の事業所に勤める労働者、零細経営の自営業者など、所得の低い人が多く加入する医療保険です。高すぎる保険税が加入者にとって過酷な制度となっています。国保税が高くなっている最大の原因は、国庫負担の削減です。1984年の国保法改悪によって、45%だった医療費に対する国庫負担率は30%程度まで引き下げられています。その結果、1兆円削減されたと指摘されています。また、低収入でも高い保険税という構造的な問題の背景に、生活実態を無視した国保税の算定方法があります。収入や資産に応じてかかる応能割(所得割)に加え、応益割(収入に関係なく各世帯に定額でかかる杖道割と家族の人数に応じてかかる均等割)で計算するためです。しかも、国が7対3だった応能割と応益割を5対5へと変更してきたために、人数が多い世帯や低収入世帯ほど重い負担になってきました。子育て世帯などでは、国保と協会けんぽの保険料の格差は約2倍ほどにも広がります。こうした問題を解決するために、全国知事会、全国市長会、全国町村会等の地方団体は、1兆円の公費投入など、国の財政支援により国保税を協会けんぽの保険料並みに引き下げることを求めています。あわせて、子供の均等割軽減への支援制度を創設を要求しています。国の責任で負担軽減を図るよう求めつつ、町の施策として下記の点について質問をいたします。一つ、足寄町の国保加入者の現状についてお聞かせください。加入世帯(町全体に対する比率)、所得階層別の加入世帯数、収納率、未納世帯数の割合、滞納世帯数について伺います。2、国民健康保険税の子供の均等割の減免について。国民健康保険法77条の減免条項で、特別な事情がある場合、市町村の判断でできると規定しています。旭川市を初め、全国で軽減策を導入する自治体がふえています。均等割はゼロ歳の赤ちゃんも含め、国保に入る家族がふえるたびに一定額の負担がふえる仕組みです。均等割があるために、国保税の負担は家族の多い世帯にとって、とりわけ重いものとなっています。例えば、足寄町で40歳代の夫婦と未成年の子供2人で年収400万円の世帯の保険税は43万5,500円で、3人目の子供が生まれると1人分、これ訂正します、3万5,900円ふえます。ゼロ歳の赤ちゃんもかかる均等割は、子育て支援にも逆行するものです。子育てのしやすい足寄町を標榜する町として、均等割の減免をできないか伺います。3、滞納者への資格証明書や短期保険証の発行や差し押さえなど、加入者への影響と対応について。国保税の滞納による差し押さえ件数、資格証・短期証の発行数はどれくらいでしょうか。納税者へのペナルティーは命にかかわる問題と捉えた丁寧な対応が必要と考えますが、町長の所見を伺います。

答弁 町長 渡辺俊一

田利議員の「安心して医療が受けられる国民健康保険に」についての一般質問にお答えいたします。1点目の足寄町の国保加入者の現状についてですが、令和元年5月末現在、国保加入世帯数は1,105世帯あり、町の総世帯数3,507世帯に占める割合は31.51%で、約3割の方が国保に加入しています。所得階層別の加入世帯数については、平成30年度中、国保に加入履歴がある1,395世帯をもとにして、所得100万円以下が580世帯で比率が41.57%、100万円を超え200万円以下の階層が285世帯で20.43%、200万円を超え600万円以下の世帯は271世帯で19.43%、600万円超過の世帯が259世帯で18.57%となっています。収納率は、平成30年度分として現年度が99.08%、滞納繰越分が37.71%で、現年分、滞納繰越分を合算した収納率は98.01%となりました。未納世帯数については、平成30年度は賦課世帯数1,410世帯に対して未納を生じた世帯は69世帯、比率としては4.89%となりました。滞納世帯数は、複数年度になるため件数で報告しますが、平成31年3月末時点で一般被保険者基礎課税分において36件あり、後期高齢者支援金分、介護納付金分についても34件の滞納がありますが、退職被保険者分については滞納が解消しました。2点目の子供の均等割の減免についてですが、国民健康保険税には法が定める7割、5割、2割の軽減がありますが、これを超える軽減についてはその税収不足分を市町村が負担せざるを得ません。また、平成30年度から国民健康保険は都道府県化されましたが、北海道は統一的な保険料率を設定して賦課せずに、各自治体が北海道へ納付金を納める分賦金方式を採用しています。医療費水準や所得水準の違いから自治体ごとに示す標準保険料率は異なり、各自治体は標準保険料率を参考に納付金に見合った税率で保険税を徴収します。本町は所得水準が高く、納付金の負担が従前の税収入よりふえたため、激変緩和措置が適用されていますが、北海道の保険料水準の平準化に向けて、この激変緩和措置が徐々に見直され、納付金もふえていくことが見込まれていることから、段階的に保険税率を見直していく必要があると考えております。議員仰せの子供の均等割を軽減することは、結果として応益割の負担総額を維持すると平等割の増額に頼らざるを得ず、高齢者等低所得者の税負担にも転嫁することになると予測されることから、今後の税負担の増加を踏まえると、子供の均等割の軽減は難しいと考えております。3点目の国保税の滞納による差し押さえ件数、資格証・短期証の発行数についてですが、まず差し押さえ件数は平成28年度6件、平成29年度9件、平成30年度は7件となっております。資格証・短期証の運用については、副町長を委員長とする国保税滞納者措置審査委員会で協議をして進めており、今年3月末で資格証1件、短期証11件の対象者がおります。また資格証の発行については、正規の保険証がないことによって治療がおくれることのないよう、対象者と十分協議をした上で、医療を受ける特別な事情がある場合は短期証を発行するなどしており、今後もその時々の状況を踏まえ、丁寧な対応を行っていく所存であります。以上、田利議員の1点目の一般質問に対する答弁とさせていただきますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。

質問 5番 田利正文

済みません、答弁が聞きづらくてというか、理解不足で、よく理解し切れなかったのですね。滞納世帯数がここに36件とあります。いいのですね、36件で。滞納世帯の、もっと詰めて聞いたほうがいいかな。私が聞きたいのはこういうことなのですけれどもね。滞納世帯、あるいは未納世帯、滞納は過年度に渡りますけれども、そういう人たちというか、そういう世帯の状況、副町長が中心になって進められているというふうに今言われてましたけれども、状況はきちんとつかまれているということでいいでしょうか。例えば家族数ですとか、子供小さい子供がいるだとか、あるいは本当に経済的困窮されているだとか、そういう状況ですね。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

田利議員の質問にお答えいたします。町長の答弁の中で、滞納世帯数の件数ということでございますけれども、それとあわせて資格証・短期証とその件数のことが述べられておりましたが、滞納世帯数を件数で報告したのは、どうしても複数年またがって同じ人が滞納しているというケースもございますし、あと既に転出していって国保の資格はないけれども、滞納として残っているというケースもあろうかと思いますので、件数として報告させていただきました。今資格証・短期証を交付されている方の状況については、収納担当、税務室の収納担当のほうで保険証窓口交付にするなり、本人に来て、お越しいただいて事情等お聞きしながら、こういった措置を行っているというところでございます。

質問 5番 田利正文

数字がちょっと合わなくて、私戸惑ったのですけれども、一番最初に加入世帯の1,395世帯かと理解していたのですけれども、1,105世帯というふうに町長報告されましたよね。それがそっちのほうが正しいのですね。5月末のということか。3月末ならば、さっきの私の数字でいいのですか。そうでもないですか。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

世帯数の関係と算定のもとになった1,395という数字の乖離ですけれども、世帯数については5月末現在で1,105世帯あってというのは間違いございません。ただ、30年度の比率のもとになった世帯数というのは、1カ月でも2カ月でも賦課、国保税を払っている世帯を含んでという話ですので、ことしの5月時点で資格喪失していれば、その世帯数は含んでおりませんので、どうしてもそういう乖離が出てくるということで、御理解いただきたいと思います。

質問 5番 田利正文

ではこの1,395というのは間違いではないということですね。わかりました。滞納の世帯が、さっき何ぼといったっけ。36あるということですけれども、滞納の理由というのは何ですか。一番大きいのを二つ、三つ挙げてほしいと思うのですけれども。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。滞納の理由として考えられるのは、やはり生活の困窮ですとか、子供が多くてなかなか保険税が払えなかったですとか、という理由が少々あるのではないかというふうに推測しております。以上です。

質問 5番 田利正文

これは他町村の例ですけれども、滞納世帯の主な原因別表というのがこういうふうにつくられているのですね。例えば生活困窮、それから経営不振、これで約6割占めます。そのほかに常時不在ですとか、納付意識が薄いだとか、あるいは私債の返済だとか、傷病世帯、その他で死亡とか、牢屋に入っているだとかというのがありますけれども、こんなふうにして出されております。そして、それに対する対応が丁寧にされているかどうかというところが、今私は一番心配なのですね。今住民課長言われたとおり、やっぱり経済的困窮が一番大きいのだと思うのですけれども、そのときにどういうふうに言うか、担当者の方が言うかわかりませんけれども、窓口に毎回来てくれというわけですよね。来て、そして短期証なり資格証なりを発行するというのだと思うのですけれども、そのときの言い方でもかなり本人にすれば来づらいというか、住民課長の顔を見たくないとか、保険担当者の顔見たくないというふうに思いがあるのではないかと思うのですけれども、その辺の対応はどうでしょうか。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

滞納の理由ですけれども、多分きっかけとなる要因があったと思うのですよね。例えば失業したですとか、病気になったですとか、という理由はまず最初にあると思うのですけれども、その後多分働けなければ収入がないので、どんどん生活に困窮していくと、ということで、あるいは借金、サラ金とかに手を出してしまって、債務を抱えてしまうですとか、そういうもろもろの要因が恐らく重なり合って、そういう滞納につながっているのだろうと、私は考えているのですけれども、あとそういう方が窓口に来られたときに、やはり町としても税収は確保したいということはやはりございますので、例えば一緒に債務解消のことを考えてあげるですとか、やはり滞納者の状況に見合っていろいろと対応しているというふうに、私は考えてございます。以上です。

質問 5番 田利正文

1点目の質問のまとめというのでしょうかね、感じですけれども、全世帯の約3割何ぼ、4割近くなりますよね、が加入する国保、その加入世帯のうち6割が所得200万円以下が多いという現実を踏まえて、私の見解ですけれども、国保税は高すぎるのではないかと。だから、全国市長会や知事会や、それからもっと言えば町村議長会も入ってますね、これね。というようなことがありまして、今の国保は社会保障としての役割は果たせなくなっているのではないのかというふうに考えているのですけれども、町長どんなふうにお考えでしょうか。

答弁 町長 渡辺俊一

お答えをいたします。確かに200万円以下の所得の方たちだけで、全体としては6割ぐらいを占めるというような形になってございますけれども、国保税につきましては、やはり前の年の収入に応じた税額というのを決めてきて、その中で保険給付ですとか、医療給付ですとか、そういったものをやっていくという形になっていますので、基本的にこの制度自体が社会保障としての意義が薄れてきているのではないかというようなことでありますけれども、決してそういうことではなくて、やはりこの保険があることによって、議員おっしゃられたように、皆さん国民の健康が守られているというようなことになってきてますので、確かに保険料率、個人個人の負担として高いなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、全体としてはやはりそれぞれの前年度の所得に応じた保険料を払っていただくと、保険税を払っていただくという形になっておりますので、そういった部分では、皆さんから負担いただく部分というのは、これは必要な部分なのだというふうに思っています。その上で、例えば国だとか、からの支援というか、もっと補助金だとかそういったものがふえていけば、もっといいのかもしれませんけれども、なかなか国の中でもそういう形になかなかなっていかないという部分で、町村会ですとか、いろいろな団体でそういう国保に入っている方たちの健康を守るために必要な部分を要望していくというような形になっておりますので、今後もそういう部分で国に求めていく部分、そういったのは必要なのかなというふうに思ってます。以上でございます。

質問 5番 田利正文

今町長が言われたこと、私自身経験してよくわかるのです。というのは、何年か前に心臓手術で入院しました。後から来た請求書見ましたら、約800万円なのですね、医療費が。これは払わなかったらあなた手術できないよと言われたら、手術しなくていいですと言わなければならなかったと思うのです。だけれども高額療養費制度がありましたから、そのように払わなくても手術できて、今この場に立っていられるという状況ありますから、そういう点は十分わかっているつもりです。ただ、皆保険制度が始まったころというのは、農業者とそれから自営業者の方で約6割占めていたのですね、加入者が、国保の加入者が。今は逆に非正規の方が多く、それから無職というのでしょうか、年金生活者、あるいは定年期の方が約6割を占めるという状況になってますから、当然負担能力はもうなくなってきているというのは誰が見ても明らかだと思うのですね。だから全国知事会なども国が1兆円の金を出して、公費を出して、均等割と平等割をなくしなさいという要望をしていることだと思うのですね。そんなこともちょっと触れておきたいなというふうに思います。2点目ですけれども、子供の均等割の減免についてですけれども、きのうおとついかな、たまたま私のところに来た月刊誌がありまして、その中に宮古市の例がありました。たまたまよく読んだら、住民課長言われるとおり、別の予算があって、そこから持ってきて子供の均等割を全廃したのですね、宮古市はね、4月から、という記事がありましたけれども、ここであえていろいろ議論するつもりはありません。というのは、町でどうこうできるものではないという町長の答弁わかりましたので、ただし、少子化対策は待ったなしだと、この思いについては共有できるのだというふうに思っております。国民健康保険制度の構造問題をつくる要因の一つに人頭割、人の頭の数ですね。人頭割、均等割があります。収入のない子供が生まれると負担がふえるという制度の見直しの必要性は多くのところが認めているところだというふうに考えています。国保の北海道の移行に当たって、道は保険料水準の平準化を目指しているわけですが、同時に保険料は市町村が決定するものであり、それぞれの状況に応じて必要な措置を講ずるなどして決定されるものと、道議会でも答弁されています。こうしたことから、全国では独自に減免する自治体も広がっており、宮古市、岩手県の宮古市では、4月から18歳未満の子供の均等割を全額免除にしました。全国で現在、3月24日現在ですが、23市3町で減免が行われています。全額免除の自治体は3自治体となっています。他の保険制度にはない子供の均等割に対する減免措置は町の総合戦略、子育て支援政策とも十分かみ合うものではないかと考えるところであります。子育て支援の観点から、十分な検討と実施を求めておきたいと思います。三つ目ですけれども、滞納者への資格証明証や短期保険証の発行、差し押さえなどについてですけれども、間違ってなければ30年で差し押さえ件数7件ありますね。29年で8件、28年で6件。差し押さえの内容というのはわかるでしょうか。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

滞納処分、差し押さえの内訳ですけれども、平成30年度はその年分の所得税を確定申告したときに、還付金が出る場合があるのですけれども、資格証、滞納者、交付されている方の中で還付金が出た方がいらっしゃった場合に、その還付金を差し押さえさせていただいていると。29年度、28年度につきましては、それに加えて、例えば給与、あるいは保険、そういったものを一部差し押さえさせていただいたというところでございます。以上です。

質問 5番 田利正文

間違ってなければですけれども、地方財政法だったでしょうか。差し押さえする場合に、本人は10万円、家族1人について4万5,000円を超えて差し押さえしてはならないとありますが、その辺は守られているのでしょうか。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

例えば議員仰せのとおり、そこの部分は遵守されているというふうに思っております。以上です。

質問 5番 田利正文

資格証・短期証の発行ですけれども、これも私のほうで押さえるの間違ってなければ、30年度で1カ月が3件、3カ月が2件、6カ月が2件、12カ月が4件、短期証が1件となってます。資格証を発行するのに、かかる費用はどのくらいかかるのでしょうか。ちょっとくだらない質問かと思うのですけれども。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

資格証発行するためには、まず既に交付している保険証をまず取り上げる必要がございます。それは例えば有効期限が切れればそのままということもあるかもしれませんけれども、あと資格証の措置をとるために措置審査委員会でまず措置を決めた後、本人に対して何か特別な事情、弁明することはありませんかということで、文書を送っております。その上で、何も弁明、あるいは特別な事情が申し出がなければ資格証、資格証明書です。正確に言えば、国未健康保険の資格証明書ということになりますけれども、それを書留なりで郵送させていただいているということになります。以上です。

質問 5番 田利正文

先ほどの住民課長の答弁では、差し押さえした、あるいは資格証・短期証を発行する場合には、副町長を先頭とする委員会できちんと議論をして、滞納している人などについて、経済状況もきちんと勘案した上でやっているということですので、大丈夫なのだろうと思うのですけれども、本来は1カ月とか3カ月とか6カ月という資格証ですか、これは出すべきでないと私は思っているのですよね。調べてみたら、ところが結構出しているのですね、十勝管内でも。9町村で出してますということがわかりました。なぜかというと、言ってしまったほうがいいかな。私が創立以来かかわっている医療法人で十勝勤労者医療協会とあるのですよね。そこのそういう医療機関が加盟している全国組織で、全日本民主医療機関連合会というのがあるのですけれども、そこが毎年だと思うのですけれども、経済的理由で医療機関にかかれなくて亡くなった事例がないかという調査をしているのですね。その結果、今回の報告では77件、この民主医療機関連合会の中だけでの調査で77件あったのです。例えば、50歳の男性で弟と同居していると。非正規労働者、国保で、高校卒業後ずっと仕事をしていたのだけれどもリーマンショックで首になる。その後、派遣の仕事をしていたけれども、現在やっている交通誘導員の仕事はもう10年以上なると、ですね。ところが数カ月前から体調の不良を感じたのだけれども、金がなくて病院かからなかったと。病院にかかったときには即入院となり、進行性の直腸がんだと診断されたと。人工肛門の造設、化学療法の効果が認められたので、直腸膀胱ろうというのでしょうかね、それを形成したため、がんセンターに入院と。進行性の尿毒症を生じて透析治療を行ったが4カ月後に亡くなるという事態があったと。そんなような事例が77件載っているわけですけれども、高齢者だけではなくて、50歳ですよね。こういう方が何かの拍子にこうなってしまうのですね。それで我が足寄町で、経済的理由でまかり間違ってもこんなことが絶対に起こってはならないという思いを、私は持っているのですけれども、そのことをぜひ皆さんにも知っていただきたくて、長々とこんなことを紹介したのですけれどもね。それで一番最後になりますが、3点目の、今言った資格証の1カ月、3カ月、6カ月というのは、せめてなくすことはできないかという、改めて伺いたいと思いますけれども。

答弁 町長 渡辺俊一

短期証をなくせないかという御質問でございますけれども、滞納されている方たちにはやはりそれぞれ税の公平性という部分だとか、あるいはその人が払わなくてもいいとかということではないのだろうとは思うのですけれども、そうやって思って払ってないということではなくて、きっとなかなか大変だろうなというところなのだと思うのですけれども、払うのがですね。そういった部分では、短い期間の中で顔を合わさせていただいて、その中でいろいろとその方のお話も、事情も聞き、というような機会をやはり多く設けることによって、税金を納めていただけるという、保険税を納めていただけるということもありますし、それからそうやって顔を合わせることによって、顔見知りというか、顔のわかる関係になることによって、例えば何かあったときに、先ほどの話でありませんけれども、なかなか病院にかかれなかっただとか、そんなことがないようなことになるためにも、やはり短い期間の中で何度も顔を合わせながら話をし、事情を聞き、その方が大変な状況になったときにはすぐ相談に来れるという、そういう環境をやっぱりつくっていくことが必要なのかなというふうに思っておりますので、短期証については今後も引き続き発行、滞納がなくなれば全然いいのですけれども、滞納がある部分についてはそういうようなのが必要なのかなというように思っておりますので、御理解をいただければと思います。以上でございます。

質問 5番 田利正文

短期証・資格証を発行された方で、それを持って医療機関にかかったという実績はあるのでしょうか。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

資格証・短期証を持って、病院に受診した経緯はあるかということなのですけれども、資格証も一応国民健康保険の資格はあるという証明書なので、それを病院に提示すれば、窓口負担は10割になってしまいますけれども、そうした経緯はございます。短期証なのですが、短期証は今まで広域化される前は、国民健康保険の保険証というのは24カ月の有効期間がありまして、足寄町はそれに対して1、3、6、12という短期証の処分をさせていただいたところなのですけれども、期間は短いですけれども保険証ですので、それを窓口に提示すれば、当然70歳未満の方であれば自己負担3割で医療機関を受診できるということになります。以上です。

質問 5番 田利正文

資格証・短期証を持っていて病院行かれた方が、私が聞きたかったのは、つまり生活困窮しているからこうですよね。だけれども、保険証の資格はあるけれども、行ったら10割払わなければならないとなったら、それで戸惑うのではないですか。金がなくて行けないなということがなかったかということを聞きたかったのですけれども。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

大変申しわけございませんでした。資格証の方が病院受診するとき、例えば自分でどうしても病気が大変で病院にかかりたいというときは、役場の窓口に来られて短期証を交付するなりの措置をとったことはございます。それを持って、病院に受診したということもございますし、あと、資格証を持って、例えば資格証を持って病院を受診した経緯があるかということになりますと、ございます。ただ、やはり病院のほうからちょっと問い合わせはしたということはございますけれども、その場で10割負担していただいて受診したという経緯は、数は少ないけれども、ございました。以上です。

質問 5番 田利正文

午前中の件で1点だけ、住民課長に聞いておきたいことがあります。滞納者、未納者というのかな、含めて、払えるのに払わないという人がいるでしょうか。

答弁 住民課長 佐々木雅宏(住民課長は2022年3月まで)

皆無とは言えないと、私は思っております。今資格証ですとか、短期証という措置を受けてらっしゃる方、毎月納税誓約を交わして誠実に納めてらっしゃる方もいらっしゃいます。ですけれども、その中にはちょっとおくれがちな方もいらっしゃいますし、ということも、議員仰せのとおり、何でしょう、払えるのに払わないという方が、そうですね、皆無とは言えないかなと。ちょっと適切な表現ではないかもしれませんけれども。申しわけございません。

質問 5番 田利正文

わかりました。

出典:足寄町議会 平成31年第2回定例会 2019年6月13日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる