足寄町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月14日
帯状疱疹ワクチンの予防接種について
2018年6月14日、足寄町議会の一般質問で、榊原深雪議員が「帯状疱疹ワクチンの予防接種について」質問し、町長 安久津勝彦、国民健康保健病院事務長 川島英明が答弁しました。
- 質問者
- 榊原深雪 議員
- 答弁者
- 町長 安久津勝彦、国民健康保健病院事務長 川島英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 2番 榊原深雪
次の質問に移らせていただきます。帯状疱疹ワクチンの予防接種について。高齢社会に伴い患者数がふえている病気に帯状疱疹があります。帯状疱疹は加齢や過労により免疫力が低下して発症すると考えられています。ちくちく、ぴりぴりする痛みが起こった後、数日で体の左右どちらか片側に赤い発疹ができ帯状に広がり水膨れになる。重症化すると、顔や頭部では視力障害が起きたり顔面神経麻痺を起こして口が閉じられなくなったりします。高齢者では発症をきっかけに寝たきりになる方もいるそうです。幸いなことに平成28年3月以前から製造されていた水痘ワクチンに50歳以上を対象とした帯状疱疹に対する効能を追加承認されました。現在、任意で接種する場合、帯広市の病院では6,500円でした。この金額では高齢者にとって大きな負担になると思います。これが定期接種の対象となれば、帯状疱疹の発症率を下げることはできるのではないかと考えます。ふだんの生活に影響を与える激しい痛みで苦しむ方を減らすことができると思います。帯状疱疹のワクチン接種を定期接種にすることの考えを伺います。
答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)
帯状疱疹ワクチンの予防接種についての一般質問にお答えをいたします。本町の感染症対策は4種混合、小児肺炎球菌ワクチンといった乳幼児を対象にした予防接種から、高齢者にはインフルエンザ、高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種を実施しております。議員仰せのとおり、平成28年3月に国産水痘ワクチンについては、50歳以上の者に対する帯状疱疹の予防が効能または効果に追加となっていますが、現在のところ帯広市内の病院と同様、任意接種として足寄町国保病院においても実施可能ではあるものの、7,580円全額が自己負担となっております。御質問の帯状疱疹のワクチン接種を定期接種にすることの考えについてですが、帯状疱疹は予防接種法の定期接種の対象疾病には含まれておらず、十勝管内で帯状疱疹を予防するためのワクチン接種費用の助成を行っている市町村は現在のところありません。ロタウイルスワクチン、おたふく風邪ワクチン、A型肝炎ワクチンを初め、さまざまな任意接種のワクチンがありますが、本町におきまして任意接種ワクチンへの公費助成は65歳未満のインフルエンザワクチンのみという現状であり、帯状疱疹を予防するワクチン接種を公費助成により接種勧奨を行う段階には至っていないと考えております。現在、厚生労働省の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会におきまして、定期接種化を検討しているワクチンとして、帯状疱疹ワクチンの有効性、安全性及び費用対効果等に関するデータ収集を行い、定期接種化の検討がされることになっておりますので、その動向を注視してまいります。今後も感染症の発生と蔓延を予防するための各種予防接種事業は、安全性を追求し実施をしてまいりたいと考えてますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、榊原議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 2番 榊原深雪
水疱瘡は2014年から全ての小児にワクチンを接種する定期接種が導入されました。患者は劇的に減りました。ところが、その結果、帯状疱疹患者が増加してしまうおそれがあります。従来帯状疱疹は水疱瘡の多い冬に減少し、子どもと触れ合う保育士らに発症の少ないことが知られておりました。保育士は子どもを介して水痘、帯状疱疹ウイルスが入ることで免疫が刺激、増強されるからで、逆に子どもの水疱瘡が減ると、社会全体としての免疫が弱まり、帯状疱疹が広がりやすくなるのですと、病院長や大学名誉教授が発表しています。そこで、やはり足寄の町は高齢者がたくさんいらっしゃいます。そして、やはり今お話のように、7,580円ですか、町立病院では予防接種をされているということですけれども、将来的に、もうこの話はあちこちで定期接種にしてほしいという声が上がってきておりますので、近い将来なると私は信じておりますけれども、やはりこれもこういうことだから、帯状疱疹の方もやっぱりたくさん見てつらい思いされているのはよく見ておりますので、これも病院でされているのであれば明示してほしいなと思っている。今帯状疱疹に関しての予防接種の、町立病院ではどのようなことで推奨されていますか。
答弁 国民健康保健病院事務長 川島英明
ただいまの御質問ですが、病院内でどのように帯状疱疹ワクチンの周知をしているかということでございますが、現在は帯状疱疹ワクチンの周知ということに関してましては、特にしてはございません。帯状疱疹ワクチンというのは、いわゆる水痘ワクチンと一緒なのですよね。この水疱瘡ワクチンなのですが、定期接種は3歳まで2回打ちますということで、一応当院のほうで価格設定されているのが、一般が先ほど申し上げました7,580円、乳幼児が8,390円ということで、子どもさんでも2回打たないでお母さんが忘れて5歳で打つとかといった場合に接種があるということでございますが、一般の方については、ちょっと外来のほうの看護師にも確認したのですが、ここ数年は誰もいなかったということで、一般の水疱瘡もそうなのですが、帯状疱疹ワクチンの接種希望ですとか、そういう御相談が今まではなかったと。私もちょっと勉強不足で、この部分につきましては今回の御質問を見たときに、ちょっといろいろ調べてみたのですが、やはりいろいろな文献の中では有効性があるという部分もありまして、今後この帯状疱疹ワクチン自体についての周知をどうするかということについては、ちょっと当院の中でも今回初めてちょっと私もわかった部分がありますので、ちょっと検討させていただきたいなと思っております。以上でございます。
質問 2番 榊原深雪
帯状疱疹というのは、一度目が水疱瘡というらしいのですね。そして二度目にかかるのが帯状疱疹という、私もこの文献でわかったのですけれども。私がちょっと帯広の病院行ったときに、ちょっとポスターを見て、即申し込んできました。それで6,500円だったものですから、ちょっと足寄町より1,000円ぐらい安いという、ちょっとけちけちな考えで受けて、予約で1カ月ほどしてから受けるということだったのですね。そしたら、私がその病院にいる間にやはり何人もの方が、その帯状疱疹の注射を受けるということで並んでおられました。それだけ、やはり先ほど町長のお答えにもありましたけれども、検査の費用にかかわらずやはりこの病気にはかかりたくないと思う気持ちがあれば、少々の金額が張っても受ける方もいらっしゃると思うのですね。そして、私自身もそうだったものですから、即予約してちょっと待っているところなのですけれども、もうすぐなのですけれども、受ける予定なのですけれどもね。やはり苦しんでいる方をたくさん見ているものですから、やはりこの質問に至ったのですけれどもね。まだ時期尚早かなとは思いつつもですね、早く、そしたらせっかく町立病院でその予防を実際されているのでしたら、やはりポスター、私はポスターで見てわかったのです。一々病院で聞いたわけではないのですね。だから今後そういうポスターって意外と目に入って、すぐ病院の受付の方に聞けますよね。だからそういうことも大切かなと私は思っているのです。せっかくそういう装置も、ワクチンも御用意されて、用意されているということは、予約制ですから何も病院に負担はかからないと思うのですね。1カ月後に受けるのであればですね。だからそういうことも前向きに取り組んでいただきたいなと思いますけれども、そのことについてお考えをちょっと伺いたいと思います。
答弁 国民健康保健病院事務長 川島英明
ただいまポスターがあるということで、私もちょっと勉強不足でそのポスターというものちょっと拝見はしていないのですが、ぜひそういうものがあるのであれば後で私のほうにちょっとそれ見せていただいて。当院のほうでもこの帯状疱疹ワクチンというのが、一応先ほど申し上げた50歳以上の者ということで、の予防ということで効能・効果が追加されたということで聞いております。当院で今水痘ワクチンとして接種しているのが、先ほど申し上げた26年10月からの乳幼児の定期接種ということと、一般も金額設定をさせていただいて接種できる体制になっているということで、帯状疱疹ワクチンについても水痘ワクチンと一緒と、0.5ミリだったかな、ちょっとわからない、打つのは一緒ですということでありますので、この帯状疱疹ワクチンについてちょっと、もうちょっと私自身も勉強させていただいて、院内でもこれ情報共有して、そういったポスターだとか、何かチラシだとか、そういったものがつくれるものであれば、ちょっと検討をさせていただきたいなというふうに思っております。以上でございます。
質問 2番 榊原深雪
ポスターに関しましては、今度写真を撮って川島事務長にお見せしたいと思いますので、そしてまた病院のほうにもそういうポスターがあるのかどうかということも聞いて帰ってまいります。そして、今後も平均寿命が延びてさらに高齢化が進んでまいります。今以上に帯状疱疹にかかる方が多くなると想像、想定されていますので、今後ともこの帯状疱疹に関しては関心を持っていただきまして、先ほどの質問にもそうなのですけれども、医療費を抑制するにも役立つのではないかなと思っております。その負担される方もつらい思いもしなくても済みますし、結果的には個人が大変な思いをしたり費用がたくさん自分に負担がかかってくると。そして町財政のほうにも負担がかかってくるとなってきますので、今後とも高齢者のかかりやすい病気ということに関心を持っていただきまして、福祉課と病院と、そして全体で取り組んでいただいて今後の活動に注目していたいと思いますので。そしてちょっとこれよそごとなのですけれども、私も議員足かけ16年目に入りましたけれども、前立腺がんの検診を提言させていただきまして、すぐに取り組んでいただきました。そのがん検診の費用は900円と言えども、やはりそれがどれだけの方に効果があったか私はわかりませんけれども、やはりそのときは議員なりたてでしたけれども、これは絶対必要だなと思って質問させていただいたことがあります。そのときはもう安久津町長もすぐ取り組んでいただきまして、すごく感謝している次第なのです。だから今後とも今最後に申し上げましたように、皆さん50歳以上の元気なうちにこういうワクチンを打っておいて、なるべくその病気にかからないようにしていただきたい、いただけたらいいなという希望を込めまして、最後に町長からの全体の答弁としていただきまして、終わりにしたいと思います。
答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)
お答えをいたします。この帯状疱疹ワクチンにかかわるいろいろなワクチン、先ほども答弁で触れさせていただきましたけれども、今いろいろな感染症といいますか、いろいろな菌によるロタウイルスですとか、いろいろなやつが出てきておりますから、これは国の動きも含めながら、適時検討をしながら、それからもっと言えば、一番大事な部分の議員から言われた、しっかり検診ですとか、あるいは予防接種の有効性ですとか、そういう広報といいますかね、できるだけわかりやすく、年に一遍はやれという、こんな助成もあるよということでは指示はしているのですけれども、やはり今までどおりやっているからそれと同じ流れでいいのだということではなくて、よりわかりやすくみずから進んで検診ですとか予防接種受けれるような、そういう広報にも努めていきたいというふうに思ってますし。一番私が思っているのは、子宮がん検診、子宮がんの予防接種の関係ですよね。これ極めて有効だよということで、私どももおくれることなく導入したのですが、この副作用の問題が大変な大きな問題になったということもありますから、ここら辺のことも頭に入れながら国の動き、あるいは北海道の動き等々もしっかりと情報収集しながら、町民にとって必要な部分ということで判断がされるとすれば、これはこの帯状疱疹にかかわらず必要な対策というのは適宜対応していきたいなというふうに考えてますので、御理解いただきたいというふうに思います。