厚岸町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月15日
(1)国定公園昇格に伴う施策について/(2)アッケシソウの保護・保全について/(3)身体障がい者補助犬に対する町の施策について
2022年9月15日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「国定公園昇格に伴う施策について」「アッケシソウの保護・保全について」「身体障がい者補助犬に対する町の施策について」について質問し、町長 若狹、教育長 酒井、環境林務課長 真里谷、教委生涯学習課長 早川、保健福祉課長 亀井が答弁しました。
- 質問者
- 室﨑正之 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 酒井、環境林務課長 真里谷、教委生涯学習課長 早川、保健福祉課長 亀井
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 室﨑
先に提出いたしました一般質問通告書に従い、ご質問申し上げます。1番として、国定公園昇格に伴う施策についてであります。国定公園制度の趣旨に則った町づくりの観点から、学術奨励金制度による資料をどう活用していくのかお聞かせいただきたい。2番目として、アッケシソウの保護・保全についてであります。アッケシソウの保護・北海道全施策の内容と、データの公表・広報をどう進めるのか、お答えいただきたい。3点目として、身体障がい者補助犬(介護犬・盲導犬など)ですが、身体障がい者補助犬に対する町の施策についてお聞きいたします。以上で、3点であります。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
3番、室﨑議員のご質問にお答えいたします。1点目の国定公園昇格に伴う施策について、「国定公園制度の趣旨に則った町づくりの観点から学術奨励金制度による資料をどう活用していくか」についてでありますが、国定公園は、自然公園法において国立公園に準ずる優れた自然の風景地であり、その目的は、自然公園法において「優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与すること」とされております。第6期厚岸町総合計画においても、自然との共生に向けた環境保全の推進を掲げており、その取組の一つに厚岸湖・別寒辺牛湿原学術研究奨励補助金交付制度があり、平成9年から助成を開始し、昨年度までに183件の研究が報告されております。研究内容については、報告書として、水鳥観察館や情報館で閲覧、貸出できるほか、水鳥観察館ホームページに掲載するとともに、内容を分かりやすくまとめた概要版を作成し掲載しております。今年度の取組としては、筑波大学、北海道大学などが行った、国指定天然記念物である海鳥繁殖地を有する大黒島において、国内最大の繁殖数を誇るコシジロウミツバメなどの生態調査結果について、12月18日開催予定の厚岸情報館でのシンポジウムで報告する予定であり、これに併せ、広報あっけし12月号でも特集記事を掲載する予定であります。また、それ以外の研究については、研究の途中経過等を確認しながら、講演会の開催や広報あっけしへの掲載、さらには冊子として配布するなど、国定公園の趣旨に沿った町づくりを推進し、優れた自然環境の保護とその利用を図るため、学術奨励金制度により収集した貴重な資料の活用について検討してまいります。2点目のご質問については、後ほど教育長から答弁がございます。続いて、3点目の「身体障がい者補助犬に対する町の施策」についてでありますが、町では、ノーマライゼーションの基本理念のもち、平成12年度から、実行委員会が主催する、厚岸町障がい者・障がい児ふれあいフェスティバル「こう福祉21」を後援しております。「こう福祉21」においては、平成24年度から「盲導犬コーナー」として、視覚障害のある方への補助犬である「盲導犬」との体験歩行やふれあい、パンフレット配布をとおして理解を求める内容で実施しております。また、障がい者差別解消法に基づき策定した「障がいのある人への対応マニュアル」においても、身体障がい者補助犬に関する項目を設け、町職員に対する研修を実施しております。今後においては、障がい者差別解消法による合理的配慮が、民間事業者にも義務付けられることから、この対応マニュアルを民間事業者向けに改訂し、身体障がい者補助犬についての理解を深めていただく内容を含めて、町内の事業者などを中心に周知を行い、多くの方に理解をしていただくことで、障がいのある方も暮らしやすい町づくりを進めてまいります。以上でございます。
答弁 教育長 酒井(教育長は2022年9月まで)
私からは、2点目のアッケシソウの保護・保全について、「アッケシソウの保護・保全施策の内容とデータ公表・広報をどう進めるのか」についてお答えいたします。現在行っております、アッケシソウの保護・保全施策につきましては、厚岸湖最奥部の湖岸自生地における生息状況の確認、また、アッケシソウの栽培として、郷土館前における栽培と奔渡7丁目のチカラコタン地区造成地での試験栽培を行っており、3年間の試験栽培を経て、さらなる栽培地を確保し増殖することを進めております。また、データ公表や広報の進め方につきましては、アッケシソウの希少性などアッケシソウ自体の周知を図るとともに、現在行っている栽培事業の取組や、これまでの栽培経過に加え、これらの取組の中で得られた栽培条件など、データを含め公表・公開することは重要と考えております。アッケシソウ保護・保全の一貫として町民の皆さんへの周知は、町名のついた希少な塩生植物であるアッケシソウへの親しみや愛着を持つ重要な手立てと考えており、今後、町広報紙などの媒体による周知や、各種団体への出前講座の実施、郷土学習の教材としての活用などを進め、ホームページにより町内外へ周知をしていきたいと考えております。
質問 室﨑
まず、学術奨励金の話なのですが、これ、私、学術奨励金制度に基づいたこの資料の活用ということは何回か議会で言ってきていますよね。ただ、どうも話が前に進まないので、あえてまた出したわけですけれども。学術奨励金制度に基づいたいろいろな論文、解説と言いますか、これは180くらいたまっているので、情報館で見てください、ホームページでも見れますよという話に、今終始しているのだが、なかなか素人がこれを読んでも、私なんかもその素人の一人なのだけれども、なかなか難しくて、一遍には分からないのです。それで、こういうものについて、一つ前の議会でも申し上げたのだが、国定公園に昇格して、その国定公園の持っている趣旨に基づいた町づくりを進めるためには、町民が自分の住んでいるこの町がこんなに豊かで、世界中から注目されるような自然を残したいい環境なのだということを心底理解することが大事だということは私申し上げたつもりです。その意味で、この随分とたまってきた厚岸の宝とも言える厚岸をテーマにしたいろいろな研究の資料、これを町民がごく理解できるように、かみ砕いた解説を周知していくことが大事ではないかと、そのように思って今回も言いました。一つの手法として、あえてもう先に提言させていただきますけれども、かつて広報あっけしに、これはテーマは違いますけれども、厚岸歴史アワーと言って、約50回にわたって、50回までいかなかったかな、広報あっけしの最後のページに、厚岸の歴史的な事実あるいはトピック、いろいろなものを、厚岸の町はこうやってできてきたのだということを非常に分かりやすく連載した記事がありました。これは非常に好評でした。そういうような形で、題は何と付けようといいのですけれども、今回ここで集積されたいろいろな研究資料を町民に紹介するというようなことは考えられないでしょうか。
答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)
お答えいたします。室﨑議員からも3月の1定で指摘ございました。国定公園に今回昇格した中で、傑出した自然の風景地であって、環境大臣が指定し、その国立公園に準じる国定公園も優れた自然の風景地であるということで言われております。今回、その報告書の中でも協力していただけるということで、12月にシンポジウムを開くと。さらに、12月号においても特集記事を掲載するということで、まず、今年7本の中の1本はこういう形で紹介させていただきたいと思っております。それと、2点目の今まであった報告書、183本ございます。この中で、少しでも、当然町民の方に分かりやすくということで、なかなか、やはり学術論文でありますので、難しい内容がかなりございます。概要版ということで、できるだけ分かりやすいようにということで、申請者の方々にも協力していただいてつくっている経緯もございます。また、今、提言していただきました、高嶋先生のつくっていただいた広報紙の掲載という部分も含めて、今後それらについても、広報紙の記事ということで掲載をしていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 室﨑
私、今提言した方向で考えてくださるということなので、期待しています。それと、答弁者にちょっと文句言うようで悪いのだけれども、あの歴史アワーって高嶋先生一人ではないですからね。それ、誤解されたら困るので、それはせめてなどくらい付けておかないとうまくないです。それは余談ですが。これに関しても、ああいうような形式のものを考えていただければと。それで、あの歴史アワーについても、町職員も書いているのです。ですから、いろいろな人たちの知恵を借りて、こういう種類のものをかみ砕いて分かりやすく書くというのは、非常に高等な技術ですので、その当たりも十分考えてお進めいただきたいと、これはお願いしておきます。それで、次に行きます。アッケシソウです。このアッケシソウに関して、まず、町のホームページで学術奨励金というので索引で引いたのですけれども、出てこなかったです。それで、水鳥観察館のホームページで、やっとつかまえることができたのです。本体である厚岸町のホームページにこれが全く出てないというのはいかがなものかなと。それで、ごめんなさい、これは私のほうで勘違いしていました。今のちょっと取り消します。アッケシソウに関して入ります。今のはちょっと取り消させてください。済みません。アッケシソウに関してですが、アッケシソウのことに関して、ホームページにより町内外に周知しているとおっしゃいました。ただ、見ますと、アッケシソウを、これは海事記念館職員ですか、一生懸命畑耕して、種を蒔いてと、こういうように育ってきましたということを書いてあるのです。ただ、何を目的として、どのような意図で、このようなことをやっているかというような基本的な方針がホームページでは見えてこないのです。それから、今回の私の質問に対する答弁においても、似たようなレベルではないかなと思いました。それで、何を聞きたいかということを、こちらのほうから申し上げます。チカラコタン地区でのアッケシソウ保護活動の目的なのですが、これは研究者の指導や試験地を利用した個体数の増加を図るということでよろしいのでしょうか。それで、そのデータに関しては、この後公表しなければならないというようなことをおっしゃっていますが、どんな項目を考えているのでしょう。それがちょっと見えないのです。例えば、土質、試験地でいろいろな形に土質を変えてやっているのだよとか、内容はいいです、項目だけでいいですから、こういうような項目をこの後公開するというところを見せてもらいたい。いかがですか。
答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)
学術奨励金につきましてお答えさせていただきます。(発言する者あり)
答弁 教委生涯学習課長 早川(教委生涯学習課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。アッケシソウの増殖につきまして、チカラコタンでの増殖、今回の試験栽培という形ですが、その目的につきましては、室﨑議員おっしゃるとおりの目的ということで、基本的には個体の増殖を目指すということ、それと、付け加えさせていただきますと、今回の試験栽培地の立地場所はちょっとよくはないのですが、人目に触れて、見せていくということも今後考えていきたい、今回の中ではそういうことも含めて、まずは個体を増殖させること、それから保護をすること、それから安定した栽培を行う技術を身に付けるというようなことを考えていて実施しているものと考えております。今後、公表等につきまして、町長の答弁の中にありましたとおり、まずはアッケシソウの概要ですとか、それから希少性、それから今回事業に至った経過、さらには今回栽培試験を行う中では、一応3年間という形を考えておりますが、その中での、例えば植生の状況、今回は土壌の状況も変えておりますので、そういった土壌の違い、それらの観測も委託事業として行っておりますので、土壌の性質ですとか、例えばpH値ですとか、そういったデータなんかも公表して、今年度の栽培状況、来年度、再来年度ということで公表を進めたいと考えております。
質問 室﨑
お話を伺っていて大変頼もしいのですが、私のほうから二、三、ちょっと気になることをお願いしておきますので、お聞きください。一つは、DNA情報の活用なのです。かつて、アッケシソウに関してはDNA解析を行っていますよね。そのときに分かったことは、厚岸町内に生息するアッケシソウというのは、どうも遺伝的に異なる幾つかのグループを持っているようだということははっきり分かったですね。そうであるならば、それぞれを隔離して、それが混合しないようにして継代というのですか、代をつないでいく、そういうことも非常に大事な要素ですよね。その点は考えていますか。
答弁 教委生涯学習課長 早川(教委生涯学習課長は2022年9月まで)
以前からDNAの解析等行ったということで、それらの種の保存と言いますか、それから他の地域との交渉しないような形で保護したいということをやり取りをさせていただいております。今回につきましても、まずは今回栽培したDNAの解析を改めて行うというところ、それと当時のものと比較するということから始めて、これにつきましても公表できる整理をして公表していきたいなとは思っております。
質問 室﨑
繰り返しのような言い方で悪いのですけれども、ぜひ取り組んでほしいのは、現時点で残っている町内産のアッケシソウの自生地の保護と管理です。それから、遺伝子的多様性をきちんと把握するため、これは分析や研究も必要でしょう。これらを壊したり減らしたりすることなく維持して、遺伝子としての資源をきちんと残さなければならない、これは専門家が言っています。そういうこれからの新しい治験と今までの治験を組み合わせることによって、昔あった群落の復活ができる、野生の群落がそのまま復活できるための下地をつくっていくと。この作業はきちんと進めていただきたい、そのように思います。
答弁 教委生涯学習課長 早川(教委生涯学習課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。現在、チカラコタンの試験栽培を行う際に当たりまして、東農大の先生からの助言等いただきながら行っております。特にDNAですとか、種の綿密な研究というところに踏み込んでいきますと、当然さらなる専門家の方にもご協力をいただき、連携をしていきながら事業を進めていきたいと考えております。
質問 室﨑
これは町側にも責任の一端があると言われても仕方がないと思うのですが、今言ったようなお話が何も出てきてないのです、町民のほうに。そうすると、ホームページなんか見たところで解釈するわけです。町はアッケシソウ蒔いていると、俺のうちの庭には桜草蒔いていると、似たようなものだというようなレベルで解釈する人もいるみたいです。それで、絶対やってはいけないことというので、私のところに何人かがこうしたらと言っている中には、なるほどなと思うのがある反面、そんなこと考えているのかというのがあるのです。やってはいけないことの一つは、これは何でもそうなのですが、きちんとした手順を踏んで個別栽培に取り組むべきなので、遺伝的特徴が明らかになっていない今の段階で、町民にアッケシソウを提供して、みんなの庭に植えてもらうとか。それから、もっと極端なのは、観光客に苗をつくって販売したらどうかとか。そういうことを考えている人もやはり、それなりに善意で考えているのです、いるわけです。これやってしまうと、学校教育でもって、蛍やメダカの無秩序な放流をやってしまって、あちこちで問題起こしていますが、その二の舞になってしまいますよね。これは絶対やってはいけない。それから、もう一つ栽培のいい条件というのを追求するあまりなのでしょうけれども、最適な生育条件だけに注目して栽培を続けると、アッケシソウが持っていた中の多様な遺伝子の中の一つの形質だけのものがどんどん育ってしまうという、単純化とでも言いますか、多様性を自衛的に減少させるというようなことが起きてしまいますので、これも十分分かっていると思いますがよろしくお願いしたい。それから、見栄えのいいアッケシソウだけを一生懸命選別してしまってはいけませんよね。野生のものというのは見栄えのいいものもあるし悪いものもある、いろいろな多様性があって初めて成り立つわけで、そこに人為的な秩序をつくってしまってはだめだということ。この当たりはよく認識して進めていただきたいと思いますので、この点はよろしくお願いいたします。これはお願いです。それで、提言をもう一つさせていただきます。厚岸町だけがアッケシソウの保護・育成をやっているわけではないのです。アッケシソウの保護・育成を行っている自治体というのはほかにも幾つもあるようです。近くでは網走市、能取湖でもってやっていますね。こういうところとの交流も当然必要だと思います。また、こっちの足りないいろいろなことを教えてもらうことも必要でしょう。また、そちらが望むのであれば、こちらの知見を提供することも大事だと思います。これ、ぜひお願いしたい。それで、そういう目でもって見ておりましたら、岡山県に浅口市、浅い、深いの浅いに、この口、ものをしゃべる、そういう町を発見しました。ここは、本州で唯一アッケシソウが自生しているのだといって、これを町の一つの大きな特徴として宣伝しているところです。アッケシソウの保護については、非常に長い間、当初は民間の団体をつくって進めてきているのです。その栽培地に、何とアッケシランドという名前を付けている。アッケシソウ通信というようなものを年に1回、きちんとした広報紙を出している。町を挙げてアッケシソウを非常に大事にしているところだということが分かりました。こういう町とぜひ交流を進めるべきではないかと私は思うのですが、町のほうではどのようにお考えでしょうか。
答弁 教委生涯学習課長 早川(教委生涯学習課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。先ほど提言いただきました、まずは栽培に向けてやってはいけないこと、先ほどは三つほど、これにつきましては、その都度、厳重に管理、それから進めていけるように特に気をつけて進めていきたいと考えております。さらに、他の地域でのアッケシソウの自生地等の交流ということでありますが、今回、チカラコタンでの栽培に向けては、卯原内で行われております、能取湖の卯原内にあります自生地、ここの栽培の状況等を参考にさせていただきました。これは、今回栽培、今時点では交流というところまでは現在いっておりません。情報交換等を行ったという程度にとどまっております。今後、私たちの栽培の状況等も含めて報告をするですとか、そういったことで今後進めていきたいなと考えております。また、先ほどの岡山県浅口市での自生地での取組ですが、これも調べた中で、恐らくですが、卯原内に匹敵するような栽培の状況ということで保護を行っているという活動が私たちも確認しております。まずは、うちの町ではまだ、改めて栽培を行うということで、自生地は現在もありますが、そこの保護に向けたことも含めて、先に、現在、取組を進めて、うまく進めている状況なんかを確認させていただく、また、こちらの状況も情報交換をさせていただく。それからこれを通して、他の交流等も図るということまでは、今現在では、具体的に何をということにはなりませんが、まずは担当者間、それから浅口市では民間の団体が特に関わって行っているということですので、こちらとのやり取りもさせていただきながら、さらなる取組ができるようなことは進めたいなと考えております。
質問 室﨑
アッケシソウはこのくらいにしようかと思っていますが、最後に、アッケシソウの研究者って、結構いるらしいのです。アッケシソウを研究している研究者。この浅口市のほうのをいろいろ読んでいますと、そういう研究者がアッケシソウ通信というのに随分寄稿しているのです。そういう人たちが朝鮮半島系のDNA解析によってアッケシソウと北海道系のアッケシソウと大きく二つに分けて、瀬戸内沿岸なんかはむしろ朝鮮半島系なのではないかということまで、随筆のように書いてあるということは相当やはりきちんとした解析していると思うので。そういうような、北海道にももちろん厚岸を主導してくださっているような研究者もいますし、将来はそういう人たちを厚岸で一堂に会してもらって、シンポジウムを行うと。アッケシソウという名前の由来の厚岸町で、アッケシソウシンポジウムが開かれるというような夢も、私は勝手に夢見ておりますので、どうかそういうことも今後ご検討いただきたい。これも夢を語るという範囲ですが、よろしくお願いしたい。それで、次に行きます。次に、身体障がい者補助犬です。今、ご答弁を伺いましたが、ここには障がい者差別解消法という形で法律の名前が出てくるのですが、身体障がい者補助犬法というのは、今は廃止されたのですか。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。身体障がい者補助犬法につきましては、平成14年に法律施行されて、今も生きております。
質問 室﨑
身体障がい者補助犬法について、答弁の中で何一つ触れていないのだけれども。そこから始まるのではないですか。不特定多数人の出入りする施設では、身体障がい者補助犬は拒否できないと明記されている法律ですよ。その話を抜きにして、ご協力いただきたいと思いますという話を厚岸町はするのですか。あと何分ですか。(「24分です」の声あり)
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
大変失礼いたしました。答弁の中では障がい者の対応マニュアルの中に補助犬についての記載をしていたものですから、このような表現にさせていただいた次第でございます。
質問 室﨑
こんなこと言わなくてもいいと思ったのだけれども言います。盲導犬と聴導犬と介助犬という3種類あるのです、身体障がい者補助犬には。盲導犬というのは一番有名ですけれども、視覚に障がいのある人の、いわば誘導を行うわけです。聴導犬というのは、聴覚に障がいのある人の耳の代わりになるわけで、屋内だといろいろな携帯の通知音だとか、赤ちゃんの泣き声だとか、そういういろいろなことを教えますし、屋外だとクラクションや、あるいは病院や銀行で名前を呼ばれたときに教えるというようなことをするそうです。介助犬というのは、障がいのある人の手足の代わりを務めるわけで、冷蔵庫から飲み物を出したり、着替えを手伝ったり、緊急の場合には助けを求めたりというようなことをするそうで、これらはみなペットではないですよね。ところが、知られていないのです。盲導犬ですら知られていない。ましてや、この身体障がい者補助犬を受け入れなければならない義務があるというような法律があることすら知られていない。今回の答弁みたいなものですね。だから、何が起きるかというと、これ、実際に東京消防庁であったのですけれども、緊急搬送をするときに盲導犬と一緒に乗ろうとしたらだめだ、断ったのです。これで非常に問題になりました。結局、その救急隊員も、それからそれを指令を出す管制官というのですか、それもこういうことを知らなかったと思うのです。信じられない話があるのです。それくらい知られていないのです。とすれば、町がここで一番最初に答弁で言わなければならないことは、この身体障がい者補助犬を受け入れなければならない義務があるのだと、それは法律に明記されているのだというところから始まるべきではないのですか。そんな法律があるなんてことも知らない。そして、もちろんそんな義務があるなんてことも知らない。ペットの犬と、この補助犬と同じ犬ではないかというレベルでものを見ている人に、今のような答弁して通じますか。何か一番根幹が抜けているような気がして仕方がないのですけれども、いかがです。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。大変、福祉を携わる課長として、その辺の無知な部分がございまして、大変申し訳ございませんでした。このたびの質問の中で、この身体障がい者補助犬、それとそれに関わる法律についても勉強させていただいたところでございましたけれども、町でつくっております周知の部分の訂正、改正という部分にちょっと主眼を置いてしまったものですから、このような答弁になってしまったところをお詫び申し上げたいと存じます。
質問 室﨑
よろしくお願いします。それで、今町が早急にやらなければならないことは、これに関して、何だと考えていますか。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。3種類ございます補助犬、これの周知でございますけれども、これは行政機関の施設のみならず、今まで努力義務であった民間の施設につきましても、これが令和6年までに義務ということになるということでございますので、それを踏まえた周知をしなければならないと踏まえております。
質問 室﨑
これ、身体障がい者補助犬法なのですが、それの8条では公共事業者と、9状では不特定多数の者が利用する施設を管理する者と、一つ一つ具体的に、7条は国等です、地方公共団体や独立行政法人というようなものを含んで、そこは特別の例外に該当する以外は受け入れなければならない、拒否してはならないという規定がありますよね。前から福祉関係の会議や、あるいは議会でも、補助犬マークと言われるものを厚労省が出しているのです。これを町内でつかったらどうかという話は随分出ているわけです。議会でも私言った記憶がありますけれども。その都度、それは議会だけではなくて、いろいろな福祉関係の会議でもそうなのですけれども、今、商工会と検討しています、何年たっても同じ答弁なのです。これ、やっているのですか、そういう検討を。そして、これをつかってくれと、最初の頃とちょっと図案が変わってきたり、統一するためにいろいろあったりしたようですけれども、趣旨は同じです。飲食店で言うなら、私の店は補助犬を何も理解して受け入れていますから心配しないでくださいというマークです。このマークが貼っていなかったら拒否できるという意味では全くないですから。こういうものを皆さんで店頭で貼っていただくということは、そういう盲導犬や聴導犬、介助犬、盲導犬以外は非常に珍しいのですけれども、そういうものを使っている人だけでなく、それを見た人みんなが、この町はこういうことにきちんと対処して、障がい者を温かく迎え入れる町なのだなということにもなるのですけれども、やってはどうかということ何回か提唱しているのですが、それに関して、何らかの動きを厚岸町は今までしているのでしょうか。何年も同じ話が出てくると、その場限りの口先だけなのかなという疑いを持ってしまうのです。いかがでしょう。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。商工会との協議につきましては、年に一度、会議の場がございますので、そこでお話はしておりますが、しかし、そのお話をしていると申しますのは、過去にはヘルプマークの周知のことですとか、あと、今後は町の職員向けに持っていたマニュアルを民間事業者向けに改訂して、それを周知させていただくとかというようなお話をしてまいりました。ただ、抜けておりましたのは、盲導犬、補助犬に関するステッカーの配布ですとか、それの周知につきましては、協議していなかったというところが事実でございますので、早急な対応を図らせていただきたいなと考えております。
質問 室﨑
こういものが町にどこででも見られるようになると、町民の理解はぐんと増えると思います。これの説明等については、厚労省のホームページで詳しくありますので、私が今ここで、いちいち読み上げる必要はないと。どうだ、こういうもの貼らないかと、私、個人的に言ったこともあります。そうしたら、同じようなものがホームページにも載っていました。言うと断られる。それから、盲導犬を連れて入ろうとして断った人に聞いた。そうしたら、まず、補助犬というもの、そのものを知らない。制度の無理解。ただの犬だろう、ペットのように連れて、店に入るのは断っているのだ。犬を拒否したので、障がい者を拒否したわけではない。それから、私はいいのだけれども、お客さんが嫌がるのではないかと思って。こういう断りの口上が非常に多いということです。これらを、そうではないよと言うためには、やはり補助犬というものの制度、それから補助犬というものが仕事をする障がい者のパートナーであって、いわゆる犬ではないのだということ、それをやはりきちんと理解してもらうことだと思うのです。それで、そのための広報というものに力を入れていただきたい。いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)
お答えさせていただきます。議員おっしゃるように、補助犬に対する周知、啓発にじっくりと取り組んでまいりたいと考えております。なお、付け加えさせていただきますと、今予定しているのは、12月の広報あっけしに、補助犬に限ったものではございませんけれども、町内の障がいに関する事業ですとか、そういうものも含めて、まずは周知に取り組んでまいりたいと考えております。