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厚岸町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日

敬老祝いの在り方について

2021年12月8日、厚岸町議会の一般質問で、佐藤淳一議員が「敬老祝いの在り方について」質問し、町長 若狹、保健福祉課長 亀井が答弁しました。

質問者
佐藤淳一 議員
答弁者
町長 若狹、保健福祉課長 亀井

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 佐藤

第4回の定例会に当たり、先にご通告を申し上げました敬老祝いの在り方についてご質問をさせていただきます。現在、自治会未加入世帯の一部及び自治会解散地区において、敬老祝いの対象から除外されている実態にございます。その理由は、地区の対象者名簿が町から送付された時点で自治会によって加入世帯でないため除外されることによって敬老祝いからはじかれることになるものと思います。また、自治会解散地区においては、敬老会事業費補助金交付要領により敬老事業を行う団体に対し事業費の一部を補助するとの定めにより、補助団体がなくなることにより除外の対象となるものと考えます。しかし、長年にわたり町の発展に貢献された高齢者の労をねぎらい、敬老思想の向上や高齢者福祉の増進に資する目的から除外者が出る現行制度は公金を使う以上、公平・公正の観点でいささか疑問と思わざるを得ないのでございます。いかがお考えでしょうか。さらには、現行制度を続けることによって自治会未加入世帯対象者であっても、自治会によっては対象者として敬老祝いや記念品等の配付を行っている自治会もあり、居住地域でも違いがあり、これらの不平等な状況が町民の不満となっております。町を挙げて長寿をお祝いする制度でありますが、現実には自治会未加入世帯や解散した自治会もあり、それらの世帯も対象となる敬老祝いの方法があるのではないかと考えます。皆さんが納得できるよう、どのように改善されるのかお伺いし、1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

6番、佐藤議員のご質問にお答えをいたします。敬老祝いの在り方について、「敬老祝いの対象から除外されている自治会未加入世帯の一部及び自治会解散地区の対象者について町の見解は」のうち、アの「町の発展に貢献された高齢者の労をねぎらい、敬老思想の意識向上、高齢者福祉増進に資する目的から、除外される現行制度は公平・公正の点で疑問に思わざるを得ない」についてでありますが、ご質問にある敬老祝いについては、敬老行事を行う団体に対して町から交付する敬老会事業費補助金制度のこととしてお答えをさせていただきます。この補助制度は自治会実行委員会及び認知症対応型共同生活介護事業者が行う敬老会事業に対し、その費用の一部を補助する制度で、本町の住民基本台帳に記載され、交付要綱に定める基準日において70歳以上である方や団体が対象とする地区または敬老会事業の該当者の数に応じて補助金を交付するものであります。この補助制度の対象となる敬老会事業の実施については、自治会等が実施団体となり行われておりますが、事業を実施する自治会によっては自治会への加入、未加入に関係なく、自治会の地区に居住する70歳以上の方全員を敬老会事業の対象としている団体もありますが、事業実施に関わる自治会の労力や自治会加入者のメリットの観点から対象者を自治会加入者のみとしている団体もあり、事業の実施方法も様々であります。また、自治会の地区内の人口減少や役員の担い手不足から解散する自治会もあり、敬老会事業が実施できない状況も見受けられるところであり、自治会等が独自で行う敬老会事業については統一した実施方法で行うことが難しい状況であることをご理解願います。次に、イの「現行制度を続けることによって、自治会未加入対象者であっても自治会によっては対象者として敬老祝いや記念品の配付を行っており、居住地域でも違いがあります。これらの不平等な状況が町民の不満となっておりますが、町長はどのようにお考えですか」についてでありますが、先ほど申し上げましたとおり、敬老会事業については自治会によって実施方法等が異なる状況であると認識しておりますが、敬老会事業を実施されている自治会は担い手不足や役員に関わる負担の増加など、様々な課題がある中、これまで町の発展のために尽力された高齢者の労をねぎらうため、敬老会事業に取り組まれております。町といたしましては、自治会活動にご尽力される皆様に敬意を表しながらも、敬老会事業に対する町民の不満があることを踏まえ、各自治会のお考えにもよりますが、地域にとって貴重な存在である高齢者の孤立を防ぐため、敬老会事業を地域の事業として行っていただくことで、自治会未加入者の加入促進に努めていただき、自治会活動につなげていけるようお願いしてまいりたいと考えおります。次に、ウの「町を挙げて敬老祝いをする制度でありますが、現実には自治会未加入世帯もあり、それらの世帯も対象となる敬老祝いの方法があるのではないか。町民の皆さんが納得できるよう、どのように改善されますか」についてでありますが、町が事業主体として行う敬老祝いの制度については、満80歳、88歳、99歳、100歳以上の節目の年齢に到達した高齢者に対して行う長寿祝い金のほか、介護認定を受けていない満88歳、95歳の元気な高齢者に対し商品券等の記念品でお祝いをする元気いきいき高齢者応援事業があり、これらの事業は本町に1年以上居住し、住民基本台帳に記録されている方を対象としてお祝いをさせていただいております。各自治会等で行う敬老会事業については、近年、新型コロナウイルス感染症の影響で全ての自治会等で敬老祝賀会が開催できず、記念品配付に限定して敬老会事業を実施しており、町を挙げて敬老祝いをする制度と各団体が行う敬老事業と混在する状況となっており、また先ほど申し上げた各自治会における事情等もございますが、事業実施の目的達成のため、他の市町村で実施している敬老事業なども参考にしながら、今後の敬老事業の在り方について、さらに検討してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 佐藤

町長の答弁の前に全部黙読してしまいました。それで、私が質問していることの答弁と、実は意見が違うということではなくて、聞いたことに対する答弁をしていないのです。厚岸町とほかの町村等の敬老祝いを参考にしながらって厚岸町はどうするのですかという話なのです。財政も違うし、人口規模も違うし、対象者の人数も違うのです。その中でそれぞれの町村が制度をつくって運用しているわけですから、厚岸町がどうするかという話なのです。そういう答弁してもらわないと、僕は単純にこの質問に対して検討しますとか、何とかしますということで15分で終わるのではないかと思っていたのです。こういう答弁されると全く書いた原稿とは違う質問になるのですけれども。補助要綱の説明なんてしてもらわなくたっていいのです。見ているから。それで、ずっとこれからもやっていくのだとすれば、そういう公平・公正な考えから外れないかということなのです。どんな方法だってあるではないですか。資料を見ると、自治会に未加入によって除外された人数が5箇所で72名なのです。1番多いのは、地区は言いませんけれども、高齢者のいる公住のある世帯、地域とか、そういうところが1番多いのです。そこで72名のうち、団地があるところで除外された人は58名です。恐らく高齢者が多いのではないかと思うのです。したがって、様々な理由で、自治会に入っていないということで除外された人ではないかと思うのです。その他では72名のうち14名しかいないです。全体として、2箇所の自治会が解散しているわけですから、その2箇所の解散地区で対象者が55名。そうすると全体合わせて130名です。なぜ130名のお祝いを除外しなければならない。そんな理由どこにありますか、だけれども。そして、ここに書いてあります。自治会によっては役員が少ない、人で不足だ、云々と。どんな方法だってあるではないですか。除外した地区で1番少ないところは2名です。2名をお祝いを届けるのに人手不足で2名のところ届けられないと、そんな話なんかないではありませんか。誰が考えたって。多かったら商品券でも郵送してはどうですか。ですから、お祝いの仕方が何かあるのではないですかと私は質問しているのです。だから、なかったらないとか。そんな面倒な方法は負担がかかるからできないとか。僕は1番いい方法は、やはり手前味噌で申し訳ないのですけれども、私のところは全部対象にして、もちろん一人2,500円の費用が出ますから、全員に案内をして、この2年間はコロナで祝賀会はやっていないですけれども、記念品だけ届けていますが、全部対象にして同じように差をつけないでやっています。だって、同じ地域にいて、隣近所にいるのですから。自治会に入っていないというだけで、そういう差別はできない。そういう自治会のところが多いと思います。ですから、ほんの少しあけ、ほんの数箇所だけ対象から外すということですから、これが大多数であれば大変かもしれませんけれども、そういうところが少ないわけですから、何も要綱なんて変えればいいのではないですか、別に。議会にかけるわけでもないです。要綱なんか。ですから、そういう優しさのない制度だったらだめです。やるならきちんと、やはりそういうところも考えて。だから切り捨てるのではなくて、何とかしてあげるというような、そういう優しい行政でなければ、私はそう思うのです。その点はいかがですか。

答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)

お答えさせていただきます。要綱につきましては、切り捨てるような制度とは考えてはおりませんけれども、様々な制度を踏まえて、最終的には検討させていただきたいという意図でございます。他町村のことにも町長の答弁で触れさせていただきましたが、今後、厚岸町オリジナルとして、どう考えていくのだというところの一つとして他町村の状況も研究していきたいなというところの考えでもございます。今後、そういう切り捨てるというようなことではなく、今後考えていかなければならないのは自治会未加入者への加入の促進ですとか、逆に未加入者であっても、その方々を自治会とも協議、相談させていただきながら、それを取り入れてもらった敬老会または記念品事業にするですとか、町としても、それらの支援についてもその辺を含めて検討していきたいというように強く思っているところでございます。

質問 佐藤

そんな形のいいこと言ってはだめです。自治会加入を促進するって、役場も別にするわけではないのです。自治会自体がするのだけれども、人間感情で絶対入らない人っているのです。あの人とけんかしたとか、何かあったときにこう言われたとか。これは絶対、100%入っている自治会なんて、恐らくないと思います。うちらも、テレビの共聴組合の問題からいろいろごちゃごちゃあって、抜け出した人が五、六人いるのかな、自治会から。そういう人を我々が言ったって入ってくれませんよ。ですから、そういうきれい事の言葉で加入促進を図りながらとか何とかって、課長、それは答弁にならないと思います。補助要綱を変えてください、何も、変えられるではないですか。新年度からやってください。新年度だって、敬老会なんか9月くらいですか。130名に2,500円かけたら幾らになりますか。

答弁 保健福祉課長 亀井(保健福祉課長は2022年9月まで)

お答えさせていただきます。明言ということではお控えさせていただきたいと思いますが、そのような救う手立ての内容を整理し、検討させていただきたいと考えております。

質問 佐藤

もう少しはっきり言おう、はっきり。何も難しいこと質問しているのではないのだもの。何百万円も何千万円も補助金をもらわないとできないとか、そんな質問をしているのではないのです。130名に2,500円かけたらなんぼですか。30万円かそんなものですか。30万円か40万円くらいの話でしょう。ですから、補助要綱を変えて、そしてどうしてもやはり自治会に入っていただけないところがあれば、僕は、だって1番多いところで37名の外れた自治会が1箇所あったと。あと21名、10名、2名、2名です。ですから、1番いいのはそういうところであっても自治会にその2,500円相当のお祝いが出るわけですから。配付の対象者とかにしてもらったら1番いいのです。それでもできないという自治会があれば商品券でも何でもお祝いを送ったっていいではないですか。だから、あまり難しい、回りくどい答弁しないで、検討できないのだったらできないとか、新年度に向けて検討しますとか、そういう答弁してください、本当に。何も難しい質問していません、本当に。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

私からお答えをさせていただきます。今、質問者が言うとおりです。実は、その敬老会、何のためにあるのか。その法的根拠がまず知っていかなければならない、そのように考えます。その根拠といいますのは、老人福祉法第5条1項、特に3項です。後でまた詳しく読んでいただければと思いますが、国及び地方公共団体は老人週間において老人の団体とその他の者によって、その趣旨にふさわしい行事が実施されるよう奨励しなければならないというような決まりがあるわけでございます。私はこれを根拠にして各自治体は敬老会が行われている、そのように理解をいたしておるわけであります。そこで、今言われますとおり、未加入者についての扱い方、やはり何と言いましても高齢者に対しての公正・公平、言うとおりなのです。未加入者に当然その権利はあるのです。そういうことを考えますと、やはり私といたしましては、そのことも十分に配慮できる体制をつくる、そのようなことをしなければならない、それが大きな課題だろうと思いますので、今回質問を受けたわけでありますが、以前にも質問を受けたことがございます。未加入者でありませんが、敬老会の在り方について、その節にもお答えをしているわけでありますが、検討、検討ばかりで申し訳ありませんが、私といたしましては、今の未加入者に対しての扱い方、それと敬老会の在り方、改めて厚岸町でどのようにすべきかということについては、佐藤議員の質問のとおりであり、私はそのように理解をさせていただいたところでございます。そういうことで、私としては取り組んでまいりたい、そのように考えます。そこで、参考にお話しますと、それぞれの、先ほど第1回目のお答えいたしましたが、各自治会、仮に釧路管内町村の敬老会の在り方等を考えますと、やはり厚岸町が1番行事等を考えますと、やり方、それから助成基準等はすばらしいものがあります。これは自慢してもいいと思います。ただ、それだけで満足しているわけではありませんので、どうかこの点、今質問受けましたことを理解の上で、今後の検討課題とさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。

質問 佐藤

今、町長から答弁いただきました。それで、そういう最後の答弁の中で前向きにということですから、受け取る質問した私としても、現行から前向きな制度に変わるという理解でよろしいですか。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

期待に応えられる敬老会なり未加入者に対して、自治会等も含めて、在り方について検討いたします。

出典:厚岸町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる