みんなの議会

厚岸町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日

(1)脱酸素社会に向けて/(2)マイナンバーカードについて/(3)町管理地、公園、駐車場等の活用、利便性の向上について/(4)人工透析について

2021年12月8日、厚岸町議会の一般質問で、杉田尚美議員が「脱酸素社会に向けて」「マイナンバーカードについて」「町管理地、公園、駐車場等の活用、利便性の向上について」「人工透析について」について質問し、町長 若狹、環境林務課長 真里谷、危機対策室長 四戸岸、建設課長 渡部、総合政策課長 三浦、観光商工課長 諸井、病院事務長 星川が答弁しました。

質問者
杉田尚美 議員
答弁者
町長 若狹、環境林務課長 真里谷、危機対策室長 四戸岸、建設課長 渡部、総合政策課長 三浦、観光商工課長 諸井、病院事務長 星川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 7番 杉田

第4回定例会に当たり、次のとおり質問させていただきます。若干、前置きをお話させていただきたいと思います。1番、最初に脱酸素社会に向けてでございますが、現在日本はもとより、多くの国々が2050年までのカーボンニュートラル社会の達成を目指しており、当町でも気候変動に対する決議が出されるなど、世界規模で地球温暖化抑止へ動き出していることは誰もが認識しているところであります。これは、私たち自身のためというよりは子どもたちや将来の世代に対する現世代の責務と言えます。町でも既に振興している事業もあり、目的は明確ではありますが、次の段階として当町でできること、すべきこと、町内の各企業や各家庭ができることを一つ一つ具体的に考えて、実際の行動に移していくことが大切であります。そのためには、行動の指標として実際の数値に基づいた認識が必要になると考えます。そこで次のとおり質問いたします。(1)過去3年間の町内の二酸化炭素排出量及び吸収量の推移について、算出または調査の検討がされているか。(2)町内の企業または厚岸町役場において脱酸素化に向けた取組は行われているか。また、それに取り組む企業、家庭に対する支援はあるか。(3)ブルーカーボンについてどのような認識でありますでしょうか。次に、マイナンバーカードについてでございます。2016年1月に行政税金に関する事務の効率化などを目的に15歳以上の国民一人一人に個人番号、マイナンバーが割り振られました。マイナンバーカードにつきましては、個人情報に関する安全性の課題などが指摘され、全国的な普及率は40%程度にとどまっております。これまでも各議員からカードに関する質問がなされてきましたが、今年度からまた新たなカードの機能が追加されております。いま一度、カード作成による課題と効果、利便性について確認させていただきたいと思います。(1)厚岸町内の普及率はどのようになっているのか。(2)普及率向上に向けた町の取組はどうなっているか。(3)カードの所持により、どのような利便性があるのか。(4)今後の課題について。次に、町管理地、公園、駐車場等の活用、利便性の向上についてでありますが、町内の公園、駐車場は基本的に無料で利用できることになっておりますが、無料であるがゆえに管理がなおざりになっていないでしょうか。公園や駐車場の活用、衛生面、利便性について考えてみたいと思います。お伺いいたします。また、町民からの再利用の請願があった旧厚岸保育所の建物は他の保育所建物と同様に解体されましたが、その跡地の利用方法についてお伺いいたします。次のとおり質問いたします。(1)町内の公園の利用状況についてどのような認識でいるか。(2)旧厚岸保育所跡地についてどのような利用方法を考えているか。(3)キャンピングカーなどによる来町者のための有料の給水施設を望洋台やコンキリエ、子野日公園など、比較的大きな駐車場に設置してはいかがでしょうか。最後に4番、人工透析についてでございますが、現在、人工透析設備は年間を通して、ほぼ空きのない状態と聞いております。これにより、釧路市などへの他の病院へ通院されている方もいらっしゃることと思います。できることなら、町内で安心して家族の負担も少なく利用できることが望ましく、また利用時間帯の選択肢を多くすることも患者さんの普段の生活への影響を最小限にできるものと思います。以下のとおりお伺いいたします。(1)過去3年間の透析設備の利用、稼働状況について。(2)在宅透析の現況とサポート体制について。(3)仕事などで日中の透析が困難な住民のため、深夜間の透析を実施できないでしょうか。1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

7番、杉田議員のご質問にお答えをいたします。1点目の脱酸素社会に向けてのうち(1)の「過去3年間の町内の二酸化炭素排出量及び吸収量の推移について、算出または調査の検討がされているか」についてでありますが、国では脱酸素社会に向けて、温室効果ガスの排出量を2030年に2013年対比46%削減、2050年までに国全体で実質ゼロにするカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。町としても、今年3月に全国で309番目、北海道で7番目となるゼロカーボンシティを表明しております。ご質問にある過去3年間の町内の二酸化炭素排出量及び吸収量の推移については、環境省が公表している自治体排出量カルテによると、当町の二酸化炭素排出量は、平成28年度が12万1,000トン、平成29年度が12万4,000トン、平成30年度が11万8,000トンとされておりますが、吸収量については把握できておりません。次に、(2)の「町内の企業または役場において、脱酸素に向けた取組は行われているか。それに取り組む企業、家庭に対する支援はあるのか」についてでありますが、脱炭素化に向けて町では厚岸町地球温暖化対策実行計画事務事業編に基づき、2030年度までに2015年対比26%の二酸化炭素の削減を目標に取り組んでおり、本計画期間の中間目標である2020年までに8.6%の削減目標に対し8.9%の削減を達成しております。企業や家庭を含めた町全体の取組については、来年度環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業費等の補助金を活用し、厚岸町再生可能エネルギー導入目標策定事業として地球の温室効果ガス排出の将来推計を踏まえ、温室効果ガス排出実質ゼロに向けた排出量及び吸収量の将来推計と社会の状態に必要な技術、施策、事業、行動変容などを明らかにした脱炭素シナリオの作成を進めることを検討しております。また、この成果として、今後厚岸町地球温暖化対策実行計画区域施策編を策定し、再生可能エネルギーの導入、省エネルギーの促進、緑化推進、廃棄物等の発生抑制等、循環型社会の形成について検討してまいりたいと考えております。現在、企業への支援策はありませんが、家庭への支援策としては、平成25年度からは厚岸町住宅用太陽光発電システム設置奨励金交付要綱に基づき、1キロワット当たり3万円、15万円を上限に助成しており、これまでに累計40件の奨励金を交付しております。次に、(3)の「ブルーカーボンについてどのような認識か」についてでありますが、2009年に国連環境計画報告書において、藻場・浅場等の海洋生態系に取り組まれた炭素がブルーカーボンと命名され、吸収源の新しい選択肢として提示され、ブルーカーボンを貯蔵する海洋生態系として、海草藻場、海藻藻場、湿地等が挙げられ、これらはブルーカーボン生態系と呼ばれております。ブルーカーボン生態系による炭素貯蔵のメカニズムは、大気中の二酸化炭素が光合成によって浅海域に生息するブルーカーボン生態系に取り込まれ、有機物として貯蔵することや枯れたブルーカーボンが堆積して炭素を蓄積します。また、岩礁に生育する昆布やワカメなどの海藻が潮流の影響により外洋に流され、その後、水深が深い中心層に沈み、海藻が分解されながらも長期間中心層などにとどまることによってブルーカーボンとしての炭素が貯蔵されております。さらに湿地は河川から栄養塩が流れ込み、ヨシや塩生植物が茂り、光合成によって二酸化炭素を吸収するだけではなく、枯れた植物が湿地帯にとどまって泥炭となり、ブルーカーボンとしての炭素を貯蔵していきます。厚岸湖湾には、アマモ、スガモの海草藻場や昆布、ワカメの海藻藻場があるほか、別寒辺牛湿原の泥炭もブルーカーボン生態系であると認識しております。続いて、2点目のマイナンバーカードについてのうち、(1)の「厚岸町内の普及率は」についてでありますが、10月31日現在では、総人口8,857人に対し、交付者数が2,522人で、普及率は28.5%であります。次に、(2)の「普及率向上に向けた町の取組は」についてでありますが、マイナンバーカードの普及率向上に向けた取組の一つは、本年2月から役場庁舎の窓口で申請サポートの取組を実施しております。具体的にはマイナンバーカードの申請で来庁された方について担当職員が申請書類の記入等に関する説明を行い、当該職員が申請者の写真撮影を無償で行い、カードの申請までをサポートしております。二つ目は、本年5月から平日に役場庁舎へ来庁することができない方を対象に、月に1回から2回、土曜日又は日曜日にマイナンバーカードに関する窓口を開設し、マイナンバーカードの申請事務や交付事務、その他の問い合わせなどについて担当職員が担当しております。次に、(3)の「カードの所持により、どのような利便性があるのか」についてでありますが、国が示す利便性の例としては、幾つかありますが、その中から主なものを申し上げます。利便性の一つは、顔写真付きの身分証明書として利用できることであります。金融機関での口座開設や行政手続において必要な本人確認の際に、運転免許証などの顔写真付き身分証明書を持たない人は健康保険証などを複数提示しなければなりませんが、マイナンバーカードは誰でも取得することができるため、免許証の取得年齢に達していない人や免許証を返納した人の身分証明書として利用することができます。二つ目は、各種の申請などの行政手続がオンラインで可能となることであります。例として、所得税等の確定申告を自宅などからオンラインで行うことができるほか、市町村によって異なりますが、コンビニエンスストアなどで各種証明書を取得することができるようになっております。三つ目は、健康保険証として利用できることであります。本年10月20日からマイナンバーカードを健康保険証として利用する手続を行った人は、対応する医療機関や薬局で利用することができるようになっており、手続なしで限度額を超える自己負担の支払いが不要となるなどの利便性があります。次に、(4)の今後の課題についてでありますが、令和3年6月18日に閣議決定されたデジタル社会の実現に向けた重点計画において、国は令和4年度末までにマイナンバーカードがほぼ全国民に行き渡ることを目指していますが、10月31日現在の普及率は全国では39.1%と、当町では28.5%と低く、普及率向上が課題となっております。また、(3)のマイナンバーカードの利便性を上げた行政手続についても、現時点ではオンラインで可能な手続が限定的であるほか、利用想定と環境整備に関わる指標などから、自治体の対応にも差があり、当町においてもオンラインで手続可能な事務が少ないことから、その環境整備が課題と捉えております。続いて、3点目の町管理地の活用、利便性向上についてのうち、(1)の「町内の公園の利用状況についてどのような認識でいるのか」についてでありますが、厚岸町が管理する公園は24箇所あり、そのうちパークゴルフ場のある宮園公園、太田農村公園、住の江丘陵公園のほか、小学校、自治会、港町1号公園、梅香町児童公園などについては比較的多くの利用があると認識しております。また、子野日公園については園内散策での利用や桜・牡蠣まつり、牡蠣まつり時には町内外にわたり、多くの利用をいただいております。その他の公園については、利用状況の全ては把握できませんが定期的な草刈りや遊具の点検を行い、利用者が快適に利用できるよう、維持管理に努めております。次に、(2)の旧厚岸保育所跡地の利用方法についてでありますが、現在旧厚岸保育所の解体工事を行っておりますが、解体後は砕石敷きで整地し、公共駐車場としてご利用いただくこととしております。次に、(3)のキャンピングカー等による来町のための有料の給水施設を展望台やコンキリエ、子野日公園等、比較的大きな駐車場に設置してはどうかについてでありますが、キャンピングカー等で来町される方にとっては給水する場所があると便利だと考えますが、これまでに道の駅厚岸グルメパークや愛冠野営場の利用者から給水施設の設置要望はありません。キャンピングカー等を利用している方は、ガソリンスタンドで給水する場合が多いところであるため、町内のガソリンスタンドに聞き取り調査を行ったところ、7事業所のうち4事業者で年に数回程度キャンピングカー等への給水を行ったことがあるとのことであります。また、道の駅厚岸グルメパークでは、年に1回程度、給水に関する相談があり、社員立ち会いのもと、水を提供しているとのことであります。このため、現段階においては、町内のガソリンスタンドや道の駅において給水ができており、需要も少ないことに加え設置要望もないことから、有料の給水施設の設置は考えておりません。続いて、4点目の人工透析についてのうち、(1)の「過去3年間の透析設備の利用状況について」でありますが、町立厚岸病院における人工透析は、ベッド数が16床で、1日最大透析可能人数が32人となっております。利用状況としては、令和元年4月時点での患者数は35人、令和2年4月時点の患者数は34人、令和3年12月現在の患者数は32人となっており、現時点において町立厚岸病院の人工透析を希望している方で待機となっている方はおりません。次に、(2)の「在宅透析の現況とサポート体制について」でありますが、在宅透析は自宅で自己管理のもと行う腹膜透析があり、町内で3人の方が腹膜透析を行っております。この腹膜透析は主治医の診断に基づきますが、自身の腹膜を透析膜として透析液を注入し、5時間ほど貯留させ排出させる行為を毎日3回から5回行うことで、通院頻度を月に1回から2回程度に抑えることができ、体への負担も医療機関で行う血液透析に比べ、少なくなるものであります。また、サポート体制のうち、経済的なサポートについては更生医療という医療費の給付制度があり、原則1割が自己負担となっておりますが、所得に応じた上限月額が定められているほか、通院に関わる交通費補助制度について、北海道では所得等の一定要件を満たす方に対し、じん臓機能障害者通院交通費補助金交付要綱に基づき、月額8,400円を超える金額を対象に、町では厚岸町じん臓機能障害者通院交通費助成規則に基づき、自宅から医療機関までの経路が10キロメートル以上の距離に対して、月額8,400円以下の金額を助成し、経済的負担の軽減を図っております。人的なサポートについては、医師の指示に基づいて行う訪問介護があり、介護士が居宅で療養上の管理や世話を行うことが可能となっております。次に、(3)の「仕事などで日中の透析が困難な住民のため、深夜間の透析を実施できないか」についてでありますが、人工透析を行うためには人工透析を診断できる医師のほか、看護師と臨床工学技士を確保することが必要であり、町立厚岸病院では常勤医師2名のほか、短期の支援医師を確保し、人工透析を行っております。ご質問にある深夜間での人工透析の実施については、医療従事者の確保ができないため、常設しての定期の実施は困難でありますが、患者の状況や仕事などの都合により定期の透析日に実施できない場合においては、透析日を移動させるなど一定の条件がありますが、柔軟に対応しているところであり、また診療時間外に人工透析が必要と診断された患者については、診療時間に関係なく人工透析を行っているところであります。以上でございます。

質問 杉田

ありがとうございます。初めに、脱炭素社会に向けてから、再度お伺いしてまいります。初めに、カーボンニュートラルというものについて、ちょっと確認しておきたいのですけれども、実質、排出ガス、温暖化、温室化ガス、温室効果ガス排出ゼロということなのですけれども、実質ゼロという表現について、ちょっと確認のためにご説明いただきたいと思います。カーボンニュートラルについて。

答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)

お答えいたします。このカーボンニュートラル、実質ゼロという部分ですが、二酸化炭素のCO₂の排出だけではなく、吸収を含めてゼロにしようという考えでございます。

質問 杉田

ありがとうございます。となりますと、ご答弁の中で排出量は国の調査で、環境省の公表している調査で分かっているけれども、吸収量が把握できておりませんというご答弁でした。これはどのようにされるのでしょうか。

答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)

吸収源としましては、一般的に森林と言われているグリーンカーボン、それから厚岸町でいけば太陽光等がございますが、太陽光はグリーンカーボンではございませんが、吸収源としては。それ以外に、3番目にありますブルーカーボンというのが今出てきております。COP26の中でも、このブルーカーボンを吸収源として取り入れようと。また、国では国交省のほうでこれも取り入れようということで、その数値が来年の3月頃出るというのが報道でも出ておりました。この辺も含めながら、吸収源を来年度策定しようとしている計画の中に盛り込んでいこうという考えでございます。

質問 杉田

ありがとうございます。排出量が分からないとカーボンニュートラルも何もあったものではない話になりますので、ぜひその調査、算出に関しては行っていっていただきたいと思います。その調査というのは、国のほうでされるのでしょうか。それとも町独自に何がしか算出、今課長おっしゃったようなものを、もちろん概算ということになると思うのですけれども、今ゼロになりました、今プラスなんぼですという話ではなくて、年間を通して大体ゼロになっているねということだろうかと思うのですけれども、それはどのくらいのスパンで調査されるのでしょうか。

答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)

グリーンカーボン、森林等につきましては、森林面積と、それにCO₂の係数ありますので、そんなに難しくなく出せると思いますが、ただブルーカーボンにつきましては、海藻、海草等のまず面積がしっかりしていないということと、あと湿原についてもグリーンカーボンとブルーカーボンに分けるのであれば、遠征湿地がブルーカーボン、それ以外がグリーンカーボンと言われている部分があります。ここら辺がなかなか専門的な知識が必要であるということでございます。これにつきましても、厚岸町には北大の実験場がございます。そこの仲岡先生のほうにこれを連携をして、協力していただけないかということで、今お願いをしているところでございます。これについても協力していただけるということでございますので、その中で厚岸町の吸収源としてのブルーカーボンの数字が出てくると思っているところでございます。

質問 杉田

ありがとうございます。その次の(2)の関係しますけれども、企業に対しての支援というものは今のところないということなのですけれども、やはり厚岸町には、建設業の方ですとか漁業されている方で二酸化炭素排出減となるであろうものをもって産業に携わられている方が大変多くいらっしゃいます。その方々が、やはり少しでも削減に取り組もうと言われた場合に、町なり公の支援といったものがあったほうがより進めやすいと思いますし、より円滑に進めていただけるのかなと思います。その辺のご検討はいただけるのでしょうか。

答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)

町長の答弁にもございましたとおり、来年度環境省の補助金を使いまして、再生エネルギーの導入また省エネルギーの促進等、何が補助金として使えるかという部分が、今いろいろな補助金、助成金が出ております。その中で、各課連携しながら、来年度それの成果をもって厚岸町地球温暖化対策実行計画区域施策編という、この企業や家庭を含めた計画をつくる中で明確にしていきたいという思いで進めているところでございます。

質問 杉田

よろしくお願いしたいと思います。ブルーカーボンについてでございますけれども、先ほど南谷議員の質疑の中で、豊かな海づくり大会というものもございました。それも関係して、町長のご答弁の中で、漁業、海をやはり産業の中で使うだけでなくて海を育てる、それこそ海づくりという意味ではブルーカーボンにもやはり目を向けていただきたいと思います。例えば、全体の炭素排出量を100とした場合、森林に吸収されるのがおおよそ20%あると。海面、海水、湖水、湖沼、海、沼、川に吸収されるのが大体25%。それ以外の55%が大気中に放出されるというような話だそうでございます。その海水面に吸収される二酸化炭素のうちのおおよそ10%がブルーカーボンですとか、あるいは地中に吸収固定されるというような話だそうでございます。私もちょっと詳しくは分からないのですけれども。やはり、その全体の10%近くをブルーカーボンが吸収するということでございますから、決して小さくない数字です。それを、一次産業、酪農家もありますけれども、漁業の産業を主体としている厚岸町としては、やはりそこに目を向けなければいけないのではないのかなと思いますので、ぜひブルーカーボンの、これは自然任せのアマモですとかの草類、あるいは海藻のほうの昆布ですとかワカメ、ブルーカーボン生態系というものが自然任せのものなのか、あるいは人口的にそういう整備ができるものなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。

答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)

このブルーカーボンにつきましては、グリーンカーボンよりも効果があるのではないかなというような説もございます。この辺もやはりきちんと数値が出てこないと、吸収源の係数等もまだ出ておりませんので、可能性がかなり大かなと思います。それから、自然なのかという話なのですが、厚岸町にとりましては、全国にも類をみさないアマモ、スガモ等の海草藻場、それから昆布、ワカメの海藻藻場等多々あります。また、湿原も別寒辺牛湿原という広大な湿原がございます。これは可能性がかなりあるのではないかなと思っております。今ある自然を守るという、保全を守るという意味では、このブルーカーボンがどのくらい二酸化炭素を吸収しているかという部分がかなり今後の環境保全、また厚岸町にとっても可能性があるものであると認識はしているところでございます。

質問 杉田

ありがとうございます。その辺に関してはよろしくお願いしたいと思います。私の仮定といいますか、仮想なのですけれども、将来的に国内でも地域間においてもカーボンクレジットという形で、厚岸町優位な立場にあろうかと思います。この自然、ブルーカーボンにしてもグリーンカーボンにしても大変広範囲にわたって吸収量、固定量に関して言えば、厚岸町大変優位な町かと思いますので、その辺もちょっと意識して進めていただきたいなと思います。ちょっと一言いただければ。

答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)

国のほうでは既に今進めております森林環境譲与税以外に炭素税、または今杉田議員言われたカーボンオフセットという部分での環境省のほうには考えがあるとは聞いております。これにつきましても、やはり都会ではゼロにするのはなかなか難しいと。地方でこういう厚岸町みたいな森林の豊かなところから、この炭素の部分の排出圏、いわゆる先に言ったカーボンオフセットの売買も環境省のほうでは考えているということも聞いているところでございます。この辺の動向につきましても、まだはっきりはしておりませんので、それらも意識しながら今後進めていきたいと考えているところでございます。

質問 杉田

ありがとうございます。1番に関しては、よろしくお願いいたします。2番目のマイナンバーカードについてでございますが、これ既に厚岸町、民間の田中医院も含めて保険証としての機能は利用できるということになっていますでしょうか。確認になりますけれども。

答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)

病院や薬局でのマイナンバーカードの保険証利用につきましては、今現在確認しているところで、町内では町立病院のほか、1歯科医院が利用でき、合計二つの医院で利用できると。そのほかのところにつきましても、確認している部分では導入に向けて準備を進めているところもあるということは伺っております。

質問 杉田

ぜひ進めていただきたいと思います。課題として、個人情報ですとか金融機関との関連付けから課題が持たれているところがあるかと思うのですが、例えば金融機関の金融口座との関連付けについては、新規の口座を設定して、そのマイナンバーカードと関連付けすることができるのでしょうか。恐らく皆さんが懸念されているのは、例えば給料口座ですとか、あるいはいろいろな私的に使われている口座をマイナンバーカードと関連付けると、それがいろいろとハッキングというのですか、そういったものから出かねないのではないのという心配があって、その辺の懸念があると思うのですけれども、新規の丸々ゼロの、残高ゼロのものを口座開設して、それ設定できるのでしょうか。

答弁 危機対策室長 四戸岸(危機対策室長は2026年3月まで)

今、マイナポイントということで国が示している部分につきましては、詳細はまだ出てきておりませんので、どの時点で作成した口座、既に持っている口座なのか、新規口座なのかというところの紐付けに関して、何ら出てきていない状況になっております。ですので、ちょっとお答えしかねるのですけれども。それと、個人情報の関係でございますが、マイナンバーカード自体にはマイナンバーカードに記載されている事項、マイナンバーと氏名、住所、生年月日、性別、この記載されている事項しかカード自体には記録されておりません。それぞれの方がお持ちの個人情報、年金ですとか口座ですとか税の関係ですとか、それはそれぞれの機関において管理されておりまして、これを一括集中管理するといったものではございませんので、そこからずるずると芋づる式に個人情報が漏えいするといったような心配はないということで国のほうは示しております。

質問 杉田

ありがとうございます。例えば年金ですとか、それぞれに五つくらい暗証番号が設定しなければならない、ある意味面倒くさいカードではあるのですけれども、それだけ安全性には配慮されたものだと思いますので、私個人的にはさほど問題を感じていないので、国の動きとして普及を進めている、令和4年度までに全国に普及したいという要望でもありまして。また、いろいろと近年、給付金ですとかの面でもやはりそういった口座が新規にあれば、国としても動きやすいのだと思うのです。今回の10万円の給付金、あれですとかもわざわざクーポンにする必要もなく10万円ぼんとその口座に設定すればいいような話だと思うので、私はマイナンバーカードの利便性というものをもう少し、もっと普及して、利便性を高めていただきたいなと私は思っているところでございまして、町としてもまだ30%弱、28%でしたか、普及を進めていただければと思います。マイナンバーカードについては、今課長おっしゃられたように、まだ不確かなところが多いかと思いますので、また改めて追加していく機能を出るごとにご案内いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。3番目の町管理地の活用、利便性向上についてでございます。大きな子野日公園ですとか望洋台の駐車場ですとかに関してというよりは、私がちょっとお尋ねしたいのは、ちょっとここ使われているのかなという公園が何箇所かあるかと思います。そういった小規模な公園の維持管理費というのは大体どれくらいかかっているのかなと、ちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 建設課長 渡部(建設課長は2024年3月まで)

ただいまご質問ありました公園の管理に関する年間の費用でありますが、今年度の当初予算で2,174万7,000円といった費用を計上させていただいております。今申し上げた金額、管理費のほかに公園の整備の事業費1,442万1,000円と備品購入200万円も含まれた金額ということで、実質それを差し引いた金額になってございます。

質問 杉田

ありがとうございます。私が何を申し上げたいのかというと、すみません、ちょっと言い方が乱暴かもしれないのですが、あまり使用頻度の少ない公園は閉鎖してしまったほうがいいのではないかと僕は思っております。例えば、遊具の安全管理ですとか、柵の周りの囲いの維持管理とかを考えますと、ほとんど年間何人も入ったの見たことないなというような公園が何箇所かあります。そういった人口何人に対してこれだけの公園が必要だよというのもあると思うのですけれども、あまりにも使われてなく、かといって雑草はきれいに整備されているのだけれども使われていないという公園が見かけられるものですから、その辺のご検討というのはされているのでしょうか。この公園に関して。

答弁 建設課長 渡部(建設課長は2024年3月まで)

ただいまのご質問ですが、ご質問者おっしゃられるように、なかなか使われていないのではないだろうかという公園も確かに見受けられるのですけれども、公園の設置に関しましては、厚岸町都市公園条例の中で都市計画法に基づいた中で設置をさせていただいている公園と、そのほかに都市計画法に基づかない公園というのも厚岸町の公園条例の中で設定させていただいておるところなのですけれども、その中でやはり人口であったり、その地域に必ず一つ所定以上の大きさの公園を設けましょうという、そういう決まりの中で設置している公園ということでまずはご理解いただきたいのですけれども、ただそうは言っても人口減少であったりとか、そういった部分も今後は加味しながら、公園の在り方ということは検討していく時期は来るのかなと思っております。その中で、現在も行っている管理も含め、さらには町民の期待に応えられるような公園の整備というものは考えていかなければならないとは考えております。

質問 杉田

ありがとうございます。安全面と衛生面を鑑みていただいて、ぜひご検討といいますか、閉鎖しなければだめだと言っているのではなくて、その辺も加味してご検討いただければと思います。次は、厚岸保育所跡地なのですけれども、ずばり駐車場にされるということなのですけれども、何とかならないのかなと思っております。と言いますのは、元々厚岸町役場があったり、あるいは厚岸小学校、ここにいる皆さんで厚岸小学校を卒業された方であれば、恐らく古い木造の校舎に通われた方もいらっしゃると思います。あそこの元の、私は桜も含めて緑豊かな雰囲気にできないのかなと僕は思っているのです。もちろん、福祉センターで何か大きなイベントがあると駐車場が不足するのだよなというのは分かるのですが、旧給食センターのところを使いながら、本町側でいえば、あそこ僕中心地だと思っています。中心地と言って差し支えないと思っていますので、ぜひ町の中に緑豊かな一画があってもいいのではないかと考えています。駐車場の必要性も理解できるのですけれども、過去の歴史も踏まえて、ぜひ再考、ご一考いただけないかなと思っております。いかがでしょうか。

答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)

お答えいたします。まず、今、この厚岸保育所でございますが、行政財産ということで目的があって行政財産ですが、この後解体になりますと普通財産ということで、総合政策課の管理といたします。先ほど、杉田議員からも昔のお話、私も厚岸小学校卒業ということもありますが、今現在、この解体した後は1回目の答弁のとおり公共駐車場ということで、福祉センターでの大きなイベント等、もしくは学校行事なんかでもイベントがあればそこを活用すると。確かに目の前の給食センターの駐車場もありますが、目の前を渡るよりは、こちらのほうの駐車場を使っていただいて学校に行っていただくというのが1番なのかなと思います。そういった中では、今のところは駐車場として使わせていただくというのが今の現状でございます。そういった中では、今の議員のおっしゃることも含めてではありますが、将来的にそういうことがもし可能となるのであれば、いろいろな財源問題だとか要望だとか、いろいろなことがあるとは思いますが、そこは今現在、駐車場として活用させていただきたいということで思っておりますので、ご理解いただければと思います。

質問 杉田

ありがとうございます。三浦課長のそのお言葉を信じてお待ちしたいと。砂利敷きということですので、いずれそういった気運があればぜひ緑豊かな一画もつくっていただきたいなと思っています。私の所属する桜の木保存会としても、ぜひ協力はさせていただきたいと思いますので、ぜひ前向きにご検討いただきたいと思います。考えてみていただきたいのですけれども、あの一画が駐車場で何もない、前のほうには木はありますけれども、駐車場ですというのがちょっと僕寂しいなという思いがありますので、ぜひ将来的にでもご検討、ぜひよろしくお願いしたいと思います。福祉センターからすぐ脇の道路のあの通り、本当に小学校に通った通りかと思いますので、そこをちょっと思い返していただきたいなと思っています。よろしくお願いいたします。三つ目の有料給水施設、これ私自身が、申し上げて差し支えないと思いますけれども、子野日公園でたまたまちょっと休憩していたら、管理棟の方々とちょっと話ながら雑談していたら、たまたま旅行者の方がお一人見えて、水いただけないかと、管理棟のところにある水を。だめですというわけにはいかないですから、おかしくない対応をされていたのですけれども、需要がないというよりも、ないから需要がないだけであって、キャンピングカーで来られている方は必要としているのではないのかなと私は認識しています。そのお一人の方、キャンピングカーがぐっと子野日公園の中にまで入ってきた後に、二、三台続けて来られたのです。キャンピングカーが。何十リットル入れていったのか知りませんけれども、給水されていきました。そういったものを私も目の当たりにしているものですから、こういった提案といいますか、申し上げているのですけれども。例えば、温泉施設なんかですと、温泉を何リットル幾らって売っているようなところもあろうかと思います。大きなキャンピングカーになりますと、例えば100リットル、200リットル入るようなタンクを備えたキャンピングカーもあるそうです。シャワーですとか炊事に使われているのだと思うのですけれども。そのガソリンスタンドのお話にしても、給水施設があれば使いたいのだよという旅行者の希望はあるのではないかなと私は見ているのですけれども、改めてちょっと一言いただければと思います。

答弁 観光商工課長 諸井(観光商工課長は2023年3月まで)

お答えさせていただきます。町長の1回目の答弁にもあったとおり、キャンピングカー所有されている方というのは、そういう方はガソリンスタンドで水が給水してもらえるといったようなお話はあるようです。実は聞き取り調査も行っておりまして、有料か無料かというのもちょっとお聞きさせていただきました。その中で、実は無料で灯油タンク一つ程度、約18リットルか20リットルくらいかなと思いますが、提供していると。それについては、ガソリンも入れていただけるというのもあるので、そういうことをしているのかなと思います。果たして、子野日公園の話になりましたけれども、有料で給水すると、そういう施設をつくるとなると、また無料で水をいただけるガソリンスタンド、恐らく有料となればガソリンスタンドのほうを選ぶのではないのかなと。気持ちとして設置したほうがいいのではないというのはあるかと思いますが、こういったことから今のところ設置については考えていないといったところでございます。

質問 杉田

ありがとうございます。ガソリンスタンドも嫌ですとは言えないので入れてあげているのだと思うのですけれども、水道料金値上がりしつつ、例えば10リットルでも町外の方にただであげるのだよという町の全体の町民の皆さんの意識でいいのだという話であればいいと思うのです。であれば、来町、旅、旅行者の方も気兼ねなくガソリンスタンドでただで入れていけばいいと思うのですが、その辺のちょっと認識を、例えば望洋台のトイレにしても、子野日公園のトイレにしても、ただで、1リットルや2リットルなら僕もいいのかなと思いますけれども、10リットル、20リットルほしい、ひいては100リットルも入れれるようなタンクをただでいいのですという話にはならないと思うので。かといって、課長おっしゃるとおり、その給水設備を設置する費用を考えると、ちょっと割に合わないのかなという面も分かるのですけれども、ぜひその辺をご検討といいますか、考慮、今後、例えばコンキリエのところに100リットルくらいを想定して給水施設を整備するとか、あるいは使用頻度が高いであろう望洋台のところに設置するとか、そういったものも今後検討といいますか、考慮していただきたいなと思います。ガソリンスタンドはただで入れてくれるのだという認識で来られるのもちょっとどうかなと思います。もう一度ご答弁いただければと思います。

答弁 観光商工課長 諸井(観光商工課長は2023年3月まで)

ガソリンスタンドの無料という話は、今厚岸町内で聞いたガソリンスタンドの話であって、全国的にいうと有料のところもあるかもしれません。それはご理解いただきたいと思います。また、望洋台などというお話もあったと思うのですが、管理上、外に付けなければならないというのもありますので、冬にキャンピングカーに乗ってくる方も最近はいらっしゃるのですが、そういう部分を考えると凍結等も管理も大変だというのもあります。町長の答弁にもありましたとおり、現段階で杉田議員は聞いていたかもしれないですけれども、味覚ターミナルですとか、あと野営場のほう、こちらのほうではちょっとそういう声をお聞きしていなかったものですから、そういった声が多く、もう本当に多くなって給水がどうもならないと、追いつかないというような状況になりましたら、そういうものも考えていければなと思いますので、ご理解願います。

質問 杉田

ありがとうございます。ご検討といいますか、今後考慮しつつ、ご検討いただきたいと思います。最後に人工透析でございますが、今ご答弁いただいたことで、町立病院の対応というものが何となく理解できました。現状、人数的にはぎりぎりの状態でうまいこと回していただいているのだと思います。患者の要望にも柔軟に応えていただいているというご答弁なものですから、病院規模を考えますと、なかなか難しいところもあろうかと思いますので理解いたしますけれども、改めて、今後とも柔軟な対応をもって患者の選択肢が増えるような医療体制といいますか、その透析の設備の利用の体制といったものを柔軟に対応していただきたいと思います。一言だけいただければ。

答弁 病院事務長 星川

人工透析の状況でございますけれども、町長の答弁にございましたとおり、今は比較的、ある程度余裕をもった中での対応をさせてもらっております。ただ、そういった中で、今保健福祉課のほうで抑えております厚岸町民の方で人工透析されている方の全部の状況というのをおさえておりまして、そこを見ますと当院の活用されている方だけですとか、あと当院と釧路の病院をやられている方とか、いろいろいらっしゃいます。そういった中で、その内当院だけにという方もいらっしゃると思いますので、そのときは病院と病院の間の連携をもって対応させていただくということは、今までどおり、今後も同じような対応をさせていただきたいなと思っています。

出典:厚岸町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月8日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる