厚岸町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日
(1)厚岸町のコロナウイルス感染症対策並びに経済支援について/(2)きのこ菌床団地の管理について/(3)水道課職員体制と業務について/(4)町立厚岸病院の運営について
2020年9月10日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「厚岸町のコロナウイルス感染症対策並びに経済支援について」「きのこ菌床団地の管理について」「水道課職員体制と業務について」「町立厚岸病院の運営について」について質問し、町長 若狹、総合政策課長 三浦、水産農政課長 川越、副町長 會田、病院事務長 星川が答弁しました。
- 質問者
- 南谷健 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、総合政策課長 三浦、水産農政課長 川越、副町長 會田、病院事務長 星川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 南谷健
通告書に基づき、4項目について一般質問をいたします。はじめに、1項目目、厚岸町のコロナウイルス感染症対策並びに経済支援についてです。国からの第2次支援枠、2億9,256万円の配分についてと、その配分に至った基本的な考え方についてお尋ねいたします。次に、漁業者への支援策です。1次交付のときは漁組でとりまとめ中でありましたが、今回はどのように支援されるのか、その内容についてお尋ねいたします。農業者への支援策についてです。酪農家の皆さん、感染症対策で家族・従業員、牛舎の感染症対策と物心両面で大変な気遣いをしております。高級肉牛の下落や生乳の消費動向も不安定で、予断を許さぬ状況下にあり、苦況に立たされております。本町の基幹産業の一翼を担う酪農家を支援することは重要であると考えます。どのように支援されるのかお尋ねいたします。きのこ菌床生産者への支援策でございます。当初は市場相場が若干の下落でございましたが、ここに来て大変厳しい事態となり、特に量販店への出荷が停止、ホテルやレストランへの販売をしているせっかく高品質のきのこがつくっても高値で売れず、低価格で販売をせざるを得ない状況下にあります。私は支援策が必要と考えますが、いかがでしょうか。2項目目です。きのこ菌床団地の管理についてです。生産者に町有地を貸与していますが、2箇所荒廃したままであります。強風で近隣の草地にハウスのシートが飛散して、農家も酪農家も本当に困っています。また、新規着業誘致に町は努めておるわけでございますが、あの荒廃したハウスを見たらがっかりして、きのこ生産に取り組もうという意欲も飛んでしまうと思います。適切な管理に努めるべきと考えますが、いかがでしょうか。3項目目です。水道課職員体制と業務についてです。令和元年度新規採用職員2名が退職し、今年も残業が続いております。この要因についてお尋ねをし、業務改善と職員の体制について検討すべきと考えますが、どうでしょうか。4項目目です。町立厚岸病院の運営についてであります。病院の施設や設備面でコロナウイルス感染症対策を含め、感染症対策の充実が今、まさに求められておると思います。ぜひ、しっかりと取り組んでいくべきと考えますが、いかがでしょうか。次に病院の収支についてであります。本年度はコロナウイルスの影響で患者数が激減しています。例年12月に当初予算を参考に約7,000万円を繰り入れ、3月補正で約1億円の補填をしていますが、今年の収支状況と決算までの繰入れについて、町の考えをお尋ねし、1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
5番、南谷議員のご質問にお答えをいたします。1点目の「新型コロナウイルス感染症対策について」のうち、(1)、アの「第2次支援の配分と基本的な考え方は」についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の2次分につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止や感染拡大の影響を受けている地域経済及び住民生活の支援を踏まえた、地域経済活性化等への対応を通じて地方創生を図ることを目的として交付されるもので、厚岸町の交付額は2億9,256万1,000円と決定されました。町では、この交付金を活用して、引き続き感染症対策と経済対策を講じることとし、その配分については、主に小中学校の学習環境の整備に約2,600万円、災害避難所等に要する備品等の整備に約3,000万円、第一次産業等への支援に約1億6,000万円、商工業者への支援に約4,200万円を補正予算に計上しております。次に、(2)の「漁業者への支援策は」についてでありますが、これまでの間、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う漁業者への影響の把握と必要となる支援について、厚岸漁業協同組合と協議を重ねてきたところでありますが、このたび、同組合から要望を受け、四つの支援を実施することとしております。一つ目は、水産物の価格低迷等、漁業者への影響が全般的に広がっていることから、漁業経営の安定を目的に、1件当たり10万円を支給する「漁業者経済対策経営支援給付金」であります。二つ目は、漁業経営の継続を支えることを目的に、影響の度合いに応じて、1件当たり20万円を上限として支給する「漁業者経済対策経営持続化給付金」であります。三つ目は、かき養殖漁業において、特に影響が出ている「カキえもん」と「弁天カキ」を取り扱うカキ養殖漁業者の経営の安定を図ることを目的に、厚岸漁業協同組合が行う「カキ種苗助成事業」に対して支援する「漁業者経済対策カキ養殖支援」であります。四つ目は、「新しい生活様式」において、家庭で食事をする機会が増えた消費者をターゲットに厚岸漁業協同組合が行う、水産物の販売強化の取組に必要な「移動販売車整備」に対する支援であります。次に、(3)の「農業者への支援策は」についてでありますが、感染者の増加や経済のい低迷に不安を抱えながら生産活動を行っている町内の農業者に対し、生産・経営の継続を目的に1件当たり10万円を支給する「農業者経済対策経営支援給付金」を実施することとしております。次に、(4)の「きのこ菌床生産者への支援策は」についてでありますが、飲食店等の営業自粛や外食をする機会が減ったことにより、しいたけの需要が減少し、市場における受入数量の制限や価格の下落により影響を受けている町内生産者に対し、生産・経営の継続を目的に1件当たり10万円を支給する「きのこ生産者経済対策経営支援給付金」を実施することとしております。続いて、2点目の「きのこ菌床団地の管理について」のうち、(1)の「生産者に町有地を貸与しているが、2箇所荒廃したままで、近隣の草地にシートが飛散している。適切な管理に努められたい」についてでありますが、町では上尾幌のきのこ産業の振興のため、町有地をきのこ生産者に貸与しておりますが、ご質問にある荒廃した2箇所のハウスについても、町有地の貸与を受け建設されたものであります。荒廃した2箇所のハウスのうち、1箇所については、生産者が居所不明となり、ハウスの管理者が不在となったため荒廃したものですが、現在は上尾幌きのこ生産協同組合へ貸与し、同組合において、きのこ生産事業の活用に向けてハウスの修理や解体等を進めているところであります。また、残りの1箇所については、生産者が事業を一時休止し、事業再開までの間、町外へ転出していたためハウスの管理が行き届かずに荒廃したもので、町としては、事業再開の意向がない場合は、ハウス等を撤去の上、町有地を返還するよう協議してきましたが、所有者に将来的にきのこ生産事業を再開する意向があったため、現在に至っているところであります。ご質問のとおり、現状のハウスの荒廃は著しく、近隣への影響が発生していることから、町としても状況の改善が必要と考えるため、周辺環境への影響が出ないよう管理に努めるとともに、所有者へ実態改善に向けた協語をさらに進め、町有地のきのこ生産事業への活用を図ってまいります。続いて、3点目の「水道課職員体制と業務について」のうち、(1)の「令和元年度新規採用職員2名が退職し、今年度も残業が続いている。この要因と業務改善が必要と考えるが」についてでありますが、令和元年度における新規採用職員2名の退職により生じた欠員については、本年度4月に当年度における新規採用職員を配置して補充を行うとともに、係長兼務ではあるものの、新たに課長補佐を置いて組織強化を図ったところであります。また、1年を通じて水道課職員が時間外勤務を行う主な要因としては、3月、5月における水道料及び下水道使用料の収納確保を含めた当該年度決算の事務作業、10月における3カ年実施計画の作成作業、1月における新年度予算編成作業のほか、昼夜を問わず突発的に起きる水道管など施設の修理作業、随時行う水道料金及び下水道使用料の夜間徴収が挙げられますが、他の課に比べて時間外勤務が多い状況にはありません。しかし、水道課においては、今後、2年後に向けた水道料金の見直しや下水道と簡易水道特別会計の地方公営企業化、地下水源による新たな水道水源へ見直す検討など、時間と労力を要する課題も多くありますので、引き続き必要な事務・業務の改善を図るとともに、事務職員・技術職員の加配を必要に応じて行ってまいりたいと考えております。続いて、4点目の「町立厚岸病院の運営について」のうち、(1)の「病院の施設や設備面でコロナを含む感染症対策の充実を図るべきでは」についてでありますが、院内での感染対策は標準予防策を基本として、外来患者への対応については動線を分けることが最も重要な対策であると考えます。現施設をこれに対応した施設へ改修することは多額の整備費が必要となるため難しい状況ですが、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金の活用による臨時発熱外来待合室の拡大や発熱症状のある患者を診察する診察室等に室内用オゾン発生装置を設置するほか、各階に体表面温度測定システムを導入するなど、感染対策強化に取り組んでまいります。次に、(2)の」「本年度は、コロナウイルスの影響で患者数が激減している。今年の見通しと決算までの繰入れについての考えは」についてでありますが、本年度6月までの入院・外来の患者数の状況は、前年同期と比較すると、延べ1,864人、14.6パーセントの減となり、病院経営にとって大変厳しい状況となっております。この患者数の減少は、全国的にも同様な傾向が見られ、新型コロナウイルスの影響による病院への受診控えが一つの要因と考えられます。今年度の見通しについては、現時点において、今後の患者数の動向がつかめない中ではありますが、これまで患者数の減少により、医業収益は当初計画を下回ることが見込まれるため、病院事業会計における収支均衡を図るための一般会計からの繰入金については、昨年度実績を上回ることが見込まれます。町の財政状況も厳しい状況ではありますが、町立厚岸病院が担う地域医療を維持・確保していくため、病院運営に支障を来すことがないよう、対応してまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 南谷健
第 2 次支 援 、 2 億 9,256万 円 の 配 分と 基 本 的 な考 え 方 に つい て で ご ざい ます。資料要求をしております。この資料につきまして、2次配分を中心に改めて説明をしていただきたい。
答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)
お答えいたします。資料を配らせていただきました。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び備荒資金超過納付分支消金充当事業という一覧を配付させていただきました。これについて説明させていただきます。まず、上段の部分でありますが、備荒資金支消金ということで、全部これ交付金ベースでお話しをさせていただきたいと思います。まず、上段の備荒資金超過納付金の部分、1億3,100万円。それとこの中段にありますが、一次配分分、こちらのほうが厚岸町には9,007万5,000円の交付決定がされました。これのうち、既に補正予算計上させていただいているものが多数でありますが、この中で水道使用料の免除、それと簡易水道事業の免除に対する収入の補填、それと下水道事事業の特別会計の補填、これを合わせますと1,490万円、これは本定例会の補正予算のほうに計上させていただいております。下段のほうでありますが、二次配分の臨時交付金であります。こちらのほうであります が 、 ま ず 上 か ら で あ り ま す が 、 総 務 費 で 役 場 庁 舎 の 感 染 症 対 策 の 備 品 整 備 で 180万円。それと衛生費でありますがオンラインでの母子保健指導の整備に84万円。農林水産業費、農業者、漁業者、きのこ生産者に対する支援金、これらを含めまして農林水産業費で1億6,063万1,000円を交付金ベースで出しております。商工費でありますが、商工費におきましては桜・牡蠣祭り出展業者への支援また観光客の誘客促進など、これを合わせますと商工費全体では4,290万円。消防費でいきますと避難所の感染症対策の備蓄品等の整備で、こちら3,000万円であります。それと教育費でありますが、ICTを活用した学習環境の整備、それと各学校の感染症対策などに合わせまして、こちらのほうが2,639万円。これら合計合わせますと2億6,256万1,000円を本定例会の補正予算に計上させていただいております。
質問 南谷健
この二次交付の話は町民にも多く知れ渡っております。ですから、町民の誰もが何とかしてほしい、町に対する希望というのですか、そういうものが非常に多く、また大きいものがあろうと思います。全町民がどう配分されるのか非常に期待をしております。つい先日も、私びっくりしたのですけれども、いやいやコロナウイルスの影響でお寺も困っているのですよね、お寺に助成してもらえないのだろうか、こういう声もあります。いろいろな角度で、いろいろな立場の皆さんが、町民の皆さん、期待するものは非常に大きいものがあります。こうした中、これを受けとめて、町長も配分に大変苦慮されていると思いますが、厚岸の町民、感染症対策に細心の注意を払う一方、経済的にも非常に皆さん、困窮をしております。何とかいい方法でという思いがあります。今、それぞれ配分がなされました。1日も早く、せっかく配分をされるわけでございますから、有意義に活用していただくべく、しっかりと正確に配付できるように努めていただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)
お答えいたします。この二次配分、今回この補正予算計上2億6,256万1,000円ということで補正予算に計上させていただいております。そちらのほう可決後、速やかに関係機関と連携いたしまして、1日でも早く支援をできるよう努めてまいりたいと思います。
質問 南谷健
二次配分の資料によりますと、先ほど説明がありました。交付額が2億9,256万円、これから先ほど申されました配分額2億6,256万1,000円でございますから、差っ引くと2,999万9,000円が残ります。この残金はどのように活用されるのかお尋ねをさせていただきます。
答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)
お答えいたします。これの残りでありますが、大変申し訳ございません。残り3,000万円になります。2億9,256万1,000円が本町の二次配分の配当額でありますので、今回補正予算に計上させていただいております2億6,256万1,000円差し引きますと3,000万円になりますので、大変申し訳ございません。この残の3,000万円の考え方であります。まだ年度半ば、また感染状況がどうなっていくか分からない状況であります。そういった中では、引き続きでありますが、やはり必要に応じて感染症対策、それと経済支援対策、こちらのほうの財源として活用させていただきたいと考えております。
質問 南谷健
それでは、次に備荒資金についてお尋ねをさせていただきます。資料の1番上なのですが、1億3,100万円、これは備荒資金を取り崩しまして、漁業者と商工業者へ支援を実施いたしました。国が、国の対策が不確定の中で見切り発車をして、この助成を町として取り組まれた。そのときに備荒資金を取り崩した。そのことは、私は町長の英断であると理解をしております。その財源となった備荒資金について、3点お尋ねをさせていただきます。まず1点目ですが、備荒資金を取り崩しに至った考え方、これにつきまして説明をしてください。それから、取り崩し後の残高は幾らになりますか。3点目なのですけれども、今回1億3,100万円を取り崩しておるのですけれども、国がまだ二次の交付も決まらない、一次では見切り発車をしましたと、そういう中での発車でございますから、当然町として先が見えない中で、町の独自の判断で、まずは備荒資金を取り崩したという理解をしております。そんな観点からすると、先ほどの残ったお金、3,000万円くらいあると、これらについては、先ほどの、僕は一瞬、一次で配付したものに、ある程度積み戻すのかなと、こういう考えもあるのかなと判断したのですけれども、今後の積み、これの考え方について改めてお尋ねをさせていただきます。
答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)
お答えいたします。まず備荒資金を取り崩した経緯からお話させていただければと思います。まず、備荒資金1億3,100万円取り崩した経緯でありますが、やはりこのコロナウイルス感染症が蔓延して、特に3月、4月と送別会、歓迎会シーズン、それと国の緊急事態宣言におきまして、厚岸町の大きなイベントであります桜・牡蠣祭り、また大型連休、そういったところがこの緊急事態宣言によって、いろいろと大変になったという部分であります。そういった中では、特に影響を先に受けました飲食業、それと旅館業、こちらのほうが国や道の融資制度や持続化給付金、こちらのほうを受けるまで、これ手続に時間がかかるという部分が要しますから、その影響を受けている事業者に少しでも早く支給できるようということで、国の交付金を待たず、町独自の経済対策として、この備荒資金をいち早く活用して支援策をさせていただきました。そ れと 残 高 で あり ま す 。 備 荒資 金 の 残 高、 今 回 1 億3,100万 円 取 り崩 す と な りま すと、令和2年度末の見込みで、残りでありますが、11億1,205万円となる予定であります。3点目の備荒資金への、この積み戻しの考え方というご質問でありますが、このコロナ関係、まだ収束は見えない中、どういった状況になっていくかという部分もまだ分からない状況であります。そういった中では必要な対策、出てくるのであれば、今後この備荒資金さらに、もしかしたら取り崩さなければならない。また、交付金を、先ほどの3,000万円も含めた交付金も活用しなければならないことも想定しなければならないと思っております。そういった中では、これの12月もしくは3月で見えてきた段階で、これら備荒資金、それと一次配分交付金、この二次配分交付金、こちらのほうの状況、こちらのほうが執行残が出るようでしたら、この状況によっては、この備荒資金に積み戻して、そして次年度以降の対策に活用していきたいと考えております。
質問 南谷健
漁業者支援についてであります。漁業者の皆さん、本当に苦しんでいるとき、このような、今回のような助成をするということで、きっと浜の皆さんも感謝をされていただけると思います。町として、浜の皆さんに支援をし、有意義に活用されることを、事務を素早く取り進めていただきたいと思います。その上で1点だけお尋ねをさせていただきます。先ほどの答弁で、4番目の移動販売車購入1,389万4,000円でございます。僕が想像するには漁組直売店での利用と、活用と考えたのですけれども、この購入について、他の商工業者というのですか、同じような商売をする人たちと比較したり、どうなのかなという思いがあります。また、財源が100パーセントコロナ支援交付金を活用しております。この辺も含めて、この支援に至った理由を改めて説明してください。
答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)
ご質問にお答えさせていただきます。移動販売車につきましては、直売店で利用されるものでございます。それと、商工業者等との兼ね合いについてでございますけれども、まず商工業者へ対する支援につきましては、まず個々の影響に対するもの。今回この移動販売車につきましては、厚岸漁業協同組合の組合員の皆さんが一生懸命水揚げをした魚介類が、漁協の直売の店舗販売の落ち込み、これによりましてなかなか売りさばけない。その中で電話注文、いわゆる巣籠もり需要に対応するために移動販売車により、広く道内へ流通させたいという思いから、このような形になったものでございます。支援に至った理由としては、直売店におきまして、店舗販売が前年同月比で約2割以上減少しているということ、それと飲食店等の取引先への発送に至っては4割くらい、前年同月比と比較しまして減少しており、それに対して電話注文、ネット販売については、前年の200パーセントと2倍程度伸びていることを加味しまして、流通問題を解消するために、この移動販売車を導入していただくのが、漁業者のためになるのではないかという判断をしたところでございます。また、財源の100パーセントの部分につきましては、実はこの中身としては、本来であれば2分の1程度をこのコロナ対策でという考えでまずスタートしております。その一方で、漁業協同組合のほうとしては、釧路総合振興局の地域づくり総合交付金というものがございます。これ、原則2分の1以内の補助金となっておりますが、現在これを申請に向けて手続を進めておりまして、今の段階ではまだ地域づくり総合交付金の交付が決まっていないものですから、今はコロナ対策100パーセントという形で今回計上をさせていただいているところでございますが、この後に地域づくり総合交付金の決定に至った場合につきましては、その交付決定額を加えて、その交付額にもよりますけれども、地域づくり総合交付金の2分の1以内の部分、それに加えてコロナ対策支援として残りを町が今回の財源でやりたいということで、合計で100パーセントになる予定で、地域づくり総合交付金が決定した際には、改めてまたこの部分の財源を充当する形で補正予算等の計上をさせていただきたい、このように考えているところでございます。
質問 南谷健
農業者の支援についてお尋ねをいたします。農業者につきましても、各酪農家の皆さんに同じように10万円を支給される。これにつきましても、1日も早い対応をされ、酪農を営んでいる皆さんをぜひ元気づけていただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)
今回のこの支援につきましては、漁業同様に農業者についてもこれらの事業継続をしていただくために行うものでございます。一たび感染症が発生いたしますと、従事されているご家族の皆さん、それと働いている皆さんが濃厚接触者となり、搾乳等が実施できなくなるという影響を考えますと、1日も早くこれらの支援を実施して、少しでも不安を払拭した中で事業継続をしていただきたいと、このように考えております。
質問 南谷健
きのこ菌床生産者への支援でございます。1件10万円の支給、これについては分かりました。ですけれども、菌床生産者の皆さん、当初は量販店が駄目で市場の出荷で急場をしのいでおりました。ですけれども、市場の流通にも影響が及んでしまった。非常に経営が厳しい状況に陥っております。その実態をもう少し詳しく説明してください。
答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)
きのこ生産者の影響の実態ということでございます。当初、コロナウイルス感染症の影響が出始めた頃は、菌床センターにおいて生産者の皆さんからその影響の度合いについて、都度情報を集めておりました。最初の頃は、今おっしゃったとおり、大きな影響は、市場がそれなりの価格で取っていただけていたということで、大きな影響はなかったのですが、しかし現在に至りましては、直近の聞き取りの結果では、やはりこの巣籠もり需要の影響によりまして、飲食店等の取引がまずまだ回復していないというのに加えまして、市場価格についても徐々に落ち込んできている状況にあるというふうに認識しているところでございます。
質問 南谷健
私はきのこの生産に非常に皆さん頑張っておられるわけでございますが、今回このような事態にコロナの感染で、非常に生産の価格が影響を及ぼしていると、こういう事態にあって、何とかもう少し、カキ養殖者に対して支援をしております。これ同様にきのこ菌床生産者へさらなる支援をすべきと考えますが、きのこ生産者が苦しいとき、町が英断を下すべきであると思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)
このきのこ生産者に対する今回の支援につきましては、まずは事業継続を目指していただきたいというものでありますけれども、実際のところは議員おっしゃるとおり、影響の度合いが従前とは違います。コロナの影響が深刻になってきているという状況を私たちも考えております。これにつきましては、地域の方から情報を伺っている中でも、菌床料金等の減額について検討していただけないかという思いを伺っておりますので、従前からいろいろ試算ですとか、こういうふうになったときの場合を想定してお話しは進めてきておりましたが、菌床料金の減額については、今後さらに経営状況ですとか市場価格の動静を把握しつつ、方向性としては菌床料金を減額するような形で地域の産業発展のために対策できるように検討してまいりたいと、このように考えているところでございます。
質問 南谷健
今、検討されるということで、非常に心強い答弁なのですけれども、検討されただけでは、実を結ばないとどうしようもないわけでございますから、ぜひどうせ、どうせというのは失礼、しっかりと実態を把握されて、支援をできるような、ぜひ対応をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 水産農政課長 川越(水産農政課長は2022年9月まで)
今回はコロナウイルスをきっかけというか、残念な結果ですけれども、以前よりも、以前に増して、地域の状況が厳しい状況が改めて把握できましたので、しっかりと早急に検討を進めてまいりたいと、このように考えております。
質問 南谷健
キノコ菌床団地管理についてでございます。私も上尾幌の現場を何回か確認に行ってきました。生産がストップして数年経過し、ハウスが本当に荒廃しております。町有地の貸与でございますから、当然契約等を結ばれておると思います。この管理につきまして、契約書の中で適切に管理することがきっと、私は見ていないのですけれども、明記されていると思うのですがいかがでしょうか。そして、契約や何年に一度更新されているのかお尋ねしますし、また更新時、更新したときに現状荒廃している状況について、町として指導なり指摘をされているのでしょうか。いかがでしょうか。
答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)
お答えいたします。このきのこ菌床団地のハウスでございます。私も現場に行って見てきました。その中では、今現在質問者言うように荒廃しているという現状であります。本当に近隣のほうにも影響を与えるような状況であります。この方のまず契約でございますが、平成31年4月1日から令和4年3月31日まで、3年間、こちらのほうのきのこのハウスのほうは全て3年間町有地契約をさせていただいております。こちらのほうの管理も、やはり契約書のほうに、中にうたっておりまして、適切な管理のお願いをするということで契約書は交わしているところでございますが、この方につきましては、現状町外に転出していないということであります。この契約の更新の際も、この方とお話しはさせていただいておりまして、現状の部分もお話しはさせていただいております。ただ、本人もできれば上尾幌に戻ってきのこをやりたい、こういう意思は持っている方でございます。ただ、意思は持っていても、そうなれば今のハウス、現状どうなっているのだということで、私たちもこの方につきましては、そのような交渉をして、きのこをやるのであれば、上尾幌に来て、きのこをやっていただく。もし、きのこをもう生産をしないのであれば、この契約書にもうたっておりますが、原状回復して土地を町に返還しなければならないということで契約書を交わしているところであります。そういった中では、今現在、この方と既にこの協議は進めさせていております。これはずっとでございますが、やはりこの上尾幌の生産、このきのこの生産であります。そういった中では、ハウスを撤去いたしまして、やはりきのこの生産に活動いただけるようにということで思っておりますので、今後でありますが、引き続きこの所有者と協議をしながら、この契約書どおり現状回復を求めていき、また現状回復すぐしたら、今のハウスのほうが、建物がすぐ壊せるかといったところでは、すぐできない状況もあるかと思います。そういった中では、そちらのほうも近隣に影響ないよう、管理のほうにも努めていきたいと考えております。
質問 南谷健
相手のあることでございますから、私はすぐどうのこうのせということは、なかなか進まないと思います。ですけれども、現状のままで放置されているというのは、やはりせっかく町有地を活用していただくのだから、本人がやるのもよし、生産組合の皆さんが、また新規の方が、いずれにしてもあそこの場所で町有地を有効活用していただけるよう、一生懸命努めていただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)
お答えいたします。ご質問者言うように厚岸町の財産を管理する、貴重な財産であります。そういった中では有効活用できるように、1日でも早く今の問題が解消できるよう努めてまいりますので、ご理解いただきたいと思います。
再質問 南谷健
水道課職員の体制と業務について再質問をさせていただきます。平成15年、この頃は担当者が職員数12名、平成20年は11名、平成25年以降は10人体制、現在に至っております。職員が平成15年の頃から2名減となっておるのですけれども、私なりに調査をさせていただいたのですけれども、業務量はその頃と余り変わっていないのではないのか。内容は随分変わっているのですけれども、慢性的な人手不足の状況にあるのではないのかなと。この業務量の多さ、これはたまたま退職された二人、新人二人辞められたのですけれども、原因については私も分かりません。ですけれども、せっかく希望に燃えて職員になったのに、業務量の多さも影響しているのではないのかな、斯様にに考えます。また、昨年の7月、根室管内標津町職員が多重労働により自殺をした問題で、標津町長は町の責任を認めております。答弁では、事務の改善に取り組まれ、人員の加配を考えておるとありました。必要な事務改善は当然であります。加配について考えておられますが、具体的にもう少し加配について説明をしてください。
答弁 副町長 會田(副町長は2021年9月まで)
先ほどの町長の答弁の中で、事務職員・技術職員の加配を必要に応じて行ってまいりたいとお答えをさせていただいております。これは最後のほうでも町長が申し上げているとおり、今後、2年後に向けての水道料金の見直しというものは必ず行われます。これは今年度から審議会を設けて検討を進めていくということになっておりますし、下水道、簡易水道の特別会計、これが今、国から地方公営企業化を求められているということであります。また、地下水源の見直し等による新たな水源確保ということも今後出てまいります。現状、この10年の中で水道課の業務としては、全く100パーセントOKかというと、これは他の課の中でもある話であります。水道課のみということではなく、他の課も見ながら、当然増減というものは出てまいります。ただし、これら時間と労力を要する課題多くありますので、これらについては事務職員さらには技術職員、特に、この部分について、当然必要に応じて加配を行っていかなければならないと考えております。その状況、状況に応じながら、その職員数については考えてまいりたいと考えております。
再質問 南谷健
町立病院でございます。先ほど答弁をいただきました。患者の動線を分けるため、分ける、答弁がありました。私は全くそのとおりだと、私もそう思っていました。大きな改修はなかなかできないかもしれない、お金もかかるし。ですけれども、患者さん動線や今までと同じでは、やはり感染防止対策にはならないのではないのか。やはり、今までよりも一歩進んで患者の動線を分けれるように、可能な限り、そういう努力をしていかなければならないと。全くそのとおりだと思います。そういう意味ではしっかり取り組んでいただきたいと思います。いかがでしょうか。
答弁 病院事務長 星川
感染対策強化に向けて、できる限りの部分を今後とも取り組んでまいりたいと考えております。
再質問 南谷健
次に、運営収支でございます。先ほどの答弁聞いていたのですけれども、オブラートで、はっきり数字が見えてこないのです。14、何パーセントだかの減だと。それをどういう収支に影響があるのかという部分は見えてきませんでした。もう少し、現時点での数字的に赤字状況、例えば約1,000万円だとか2,000万円だとか、そういうレベルで、私はそれよりもっとマイナスになるのかなと、数字が数字ですから。その辺については、今の時点では、町としては発表できない数字なのだろうなと。おそらく厳しい数字になるのではないのかなと私なりの危惧をしておるわけでございますが、いずれにいたしましても答弁では病院のスタッフ、医院長先生はじめ、職場として真っ赤っかだよとか、今年マイナスなのだけれども、ある程度町からの不採算部門に対しての繰り入れで、ある程度安心していけるような経営状況に町としても見守っていくのだと、支えていくのだと、こういうものがなければ働いている人も、自分の身の安全というのですか、保障というものも見えないと思います。そういう意味では答弁で病院に支障のないように、運営に支障のないように対応していきたいという答弁がありました。しっかり対応していただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 総合政策課長 三浦(総合政策課長は2025年3月まで)
お答えいたします。病院の補填ということで、一般会計のほうからということで、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。1回目の町長からの答弁でもありますように、運営に支障を来すことがないよう対応してまいりたいと考えてという部分であります。そういった中では、まだ今、年度半ばで感染状況も分からない状況、一般会計等のいろいろな特別会計のほうも分からない状況でありますが、やはり厚岸町の会計全体を管理している総合政策課といたしましても、この1回目の答弁どおり、病院運営に支障を来すことがないよう対応していきたいと、どこまで病院の収支がどういうふうな状況になっていくか分かりませんが、一般会計としても努力をしていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。