厚岸町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月14日
(1)治山事業について/(2)保育所児童及び小学校低学年を対象とした病児・病後児保育について
2016年12月14日、厚岸町議会の一般質問で、佐々木亮子議員が「治山事業について」「保育所児童及び小学校低学年を対象とした病児・病後児保育について」について質問し、町長 若狹、教育長 酒井、環境政策課長 尾張、保健福祉課長 阿部が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木亮子 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 酒井、環境政策課長 尾張、保健福祉課長 阿部
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 佐々木亮子
私は本定例会におきまして、通告に従いまして2件の質問をさせていただきます。1件目は、治山事業についてです。その一つ目として、事業の目的と効果についてお伺いいたします。二つ目は、治山事業により木を伐採することで悪影響はないのかお伺いいたします。3点目は、治山ダムの管理はどのようにされているのかお伺いをいたします。4点目として、湖南地区では豪雨時や雪解け時などに、山から流れる水により、道路冠水や家の敷地に水が流れ込むなどの状況が発生していますけれども、現在の対応はどのようになっているのか、また今後の対応はどのようにされていくのかお伺いをいたします。2件目は、保育所児童及び小学校低学年を対象とした病児・病後児保育についてです。1点目として、発熱時などの児童への対応についてお伺いをいたします。2点目は、当町で病児・病後児対応のファミリーサポート活用はどのようになっているのかお伺いをいたします。3点目は、町民から病児・病後児保育を望む声を聞きますけれども、当町として実施する考えはないのか、以上お聞きをして1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
12番、佐々木亮子議員のご質問にお答えをいたします。1点目の治山事業についてのうち、初めに事業の目的と効果についてでありますが治山事業の目的は、森林の維持造成を通じて山地に起因する災害から国民の生命と財産を保全し、また水源の涵養や生活環境の保全と、形式及び地球温暖化防止等を図ることであります。治山事業を行うことにより、山腹崩壊や地すべり等による災害を防ぐ効果や、国土保全、水源涵養などの広域的機能の発揮が図られる効果があります。次に、治山事業により木を伐採することでの悪影響はないかについででありますが、治山事業で行う伐採は防腐等により倒れるおそれのある木、または治山事業を行うに当たり支障となる木の伐採だけしか行っていないため、木を伐採することでの悪影響はないと考えられます。また、植林が必要な箇所については治山事業において実施しております。次に、治山ダムの管理はどのようにされているのかについてでありますが、治山ダムの管理については町及び地域住民の協力を得ながら北海道が行っております。北海道では定期的に委託業務等により、治山ダムの点検作業を行っております。次に、湖南地区では豪雨時や雪解け時などに山から流れる水により、道路冠水や家の敷地に水が流れ込むなどの状況が発生しているが、現在の対応はどのようになっているのか、また今後の対応はどのように考えているのかについてでありますが、治山ダムからの流末の施設の管理は町が行っております。町では、定期的にトラフ内の排土作業や枯れ葉の除去作業等を行っております。さらに大雨が想定されるときには、事前に治山施設の巡回をしております。しかし、近年の記録的な集中豪雨では、山や沢からの枯れ葉や小石が排水溝で詰まり、一時的に道路が冠水したり、家の敷地に水が流れ込むなどの被害が発生しております。被害が発生した場合には、職員が直ちに現場に向かい、排土作業等の復旧対応等を行っております。町としては、今後も引き続き流末施設の管理、維持に努めたいと考えております。続いて、2点目の保育所児童及び小学校低学年を対象とした病児・病後児保育についてのうち、初めに発熱時などの児童への対応についてでありますが、保育所入所者児童について、発熱や体調不良が疑われたときの対応としては、事務室内の静養スペースで保育士が熱をはかるなど、児童の健康状態を確認いたします。確認後、おおむね37.5度以上の熱があった場合や具合が悪く保育が難しい場合については、他の児童とは別に事務所室内の静養スペースで静養させ、あわせて保護者へ連絡し、迎えを待つ対応をとっております。次に、当町で病児・病後児対応のファミリーサポートの活用はどのようになっているのかについてでありますが、当町では社会福祉協議会が厚岸子育てサポートセンターとして、ファミリーサポート事業を行っております。この事業は、子育ての援助を受けたい依頼会員と、子育ての援助を行いたい提供会員からなる会員制の組織で、会員相互による子育ての支援活動を行っていますが、病児・病後児には対応しておりません。預かっている子どもの具合が悪くなった場合は、保護者へ連絡し、迎えを待つ対応を取っているところであります。次に、町民から病児・病後児保育を望む声を聞くが、当町として実施する考えはないのかについてでありますが、平成26年度に厚岸町子ども・子育て支援事業計画を策定する際に行ったアンケート調査の結果では、35%の保護者ができれば病児・病後児保育を利用したいと回答しております。病児・病後児保育の実施に当たっては国の補助金がありますが、病児と病後児では取り扱いが異なり、病児を預かる病児対応型は、児童が病気の回復期に至らない場合で、かつ当面の症状の急変が認められない場合に行う保育を対象とした事業であり、病後児を預かる病後児対応型では、児童が病気の回復期で、かつ集団保育が困難な期間に行う保育を対象とした事業となっております。また、病児・病後児のどちらの場合についても、当該児童を病院、診療所、保育所等に付設された専用スペース、または本事業のための専用施設で一時的に保育する事業となっており、利用児童がいる時間帯は看護師及び看護保育士の配置が必要となっております。さらに、事業の実施に当たっては、病児・病後児ともにかかりつけ医に受診させた後、保護者と協議の上、受け入れの決定を行うこととされており、医療機関ではない施設が病児の保育を行う場合には、特に児童を診察した医師との連携が必要とされており、これらの要件を全て満たさなければ補助を受けることができません。管内では釧路市が病後児の保育のみを今年度から行っているところですが、利用人数が少ない状態と聞いており、事業の実施に当たっては専任の看護師、保育士の配置及び専用スペースの確保が必要なことから、当町の規模でこの事業を行うことは難しいと考えております。なお、小学校低学年にかかわる部分については、教育長からお答えをいたします。
答弁 教育長 酒井(教育長は2022年9月まで)
私からは、保育所児童及び小学校低学年を対象とした病児・病後児保育についてのご質問のうち、学校における発熱時などの児童への対応についてお答えいたします。児童に発熱や体調不良が疑われたときの対応としては、保健室において養護教諭が熱をはかるなど、健康状態を確認いたします。確認後、経過観察が必要な場合については、保健室で児童の様子を見て健康状態を把握します。体調が悪く、授業を受けることが難しい場合や感染症が疑われる場合は、保護者に連絡し、早退の措置を講じます。なお、保護者に連絡してもすぐに迎えに来られない場合や連絡がつかない場合は、そのまま保健室で静養し、保護者の迎えを待つ対応を取っております。学校では、児童が安全で充実した生活を送るために、担任はもちろん、教職員全員が情報を共有し、児童の心身の状態を把握するよう努めておりますのでご理解を願います。
質問 佐々木亮子
ありがとうございます。それでまず、1件目から質問をさせていただきたいと思います。1点目、目的と効果ということについてはわかりました。それで、木を伐採することにより影響はないということで答弁をしていただきましたけれども、町民の方たちからは、木を伐採するということで自然形態を変えてしまうことにつながると。木を伐採することによって、それまでの山からの水の流れを変えてしまうのではないか、あるいは、伐採によって、治山事業をしたそのほかの場所で今後は新たな地すべり、そういったものが今度は発生しやすくなるのではないかというような懸念の声も聞かれるのですけれども、そういった懸念というのですか、心配ということはないのでしょうか。
答弁 環境政策課長 尾張
ただいまの、2点目のご質問ですけれども、治山事業により木を伐採することで悪影響がないかという中身で今、ご質問をいただきました。まず、この治山事業ですけれども、町長のほうでご答弁ありましたとおり、簡単に言うと健全な森林を守ることで土砂崩れなどを防止して国民を守る、これが治山事業でございます。この治山事業の定義ですけれども、保安林施設事業ということでこの治山ダムを整備していただいているわけでございますけれども、まず、この事業に当たるには、保安林指定に指定されていなければこの事業は行えない。水源涵養とか土砂の流出の防止、土砂の崩壊の防備といったような中で7項目がありますけれども、主に今、資料要求がありました資料に出ています御供山周辺につきましては、土砂の崩壊防備というのをこの保安林に指定されております。1カ所については土砂流出防備、保安林ということでございますけれども、そういった中で、保安林指定をされた中で、逆に森林を守るということが前提の事業でございます。先ほど答弁にありましたとおり、最低限、暴風等で倒れるおそれがある木とか、さらには、どうしても工事上支障となる木は出てまいりますので、あくまでも最小限ということで、このような事業は行われております。逆に言えば、これは今、御供山ということで限定させていただいておりますが、あわせて梅香町地区では、正行寺裏の治山工事が進められております。逆に言えば、見ていただいたとおり、山の形態から言いますと、はげ山に木が3本というような状況で見えるかと思いますが、守るべきものを守るということでそのような方法を取られているということで、北海道のほうから確認をさせていただいております。当然、そのような中で技術的な部分も含めまして、伐採によってその他の場所に発生するおそれがあるかないか、当然、地質調査を含めて、周辺環境を確認した上で工事等を進めておりますので、環境に与える影響は逆に少なく、さらには先ほど申し上げましたとおり、この治山事業というのは逆に木を植える、森林の維持、造成ということで、保育のための下刈りとか間伐、逆に言えばないところに木を植えると。そういった事業のできる状況にありますので、その場所場所に応じた中で適切な工事を北海道において行っていただいているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 佐々木亮子
今のご答弁で悪影響というのはほとんど考えられないということで、まず理解をさせていただきたいと思います。それで、3点目、4点目にかかわってなのですけれども、まず、資料どうもありがとうございます。御供山周辺だけで25カ所の治山ダムがあるということで、すごくわかりやすい資料をいただきました。それで、この中で、例えば重点的に管理をしている箇所だとか、あるいは頻繁に見回りをしている箇所だとか、特別に見回りを強化しているだとか管理を強化している箇所というものはあるのでしょうか。それとも、全体的に同じような重点での管理状況になっているのでしょうか。
答弁 環境政策課長 尾張
答弁の前段で、大変申しわけございません、請求いただきました資料のほうですけれども、右の上のほうに四角で平成28年第4回定例會と書いておりますけれども、回が會田課長の會になっておりまして、回数の回にお直しいただければと思います。すみません。それで、今、ご質問いただきましたとおり、重点箇所という中でのご質問でございますけれども、今、見ていただきました図面のちょうど大和の沢とその横に、等高線の一番高いところで78.5、これが御供山の一番高いところでございますけれども、それに沿った中で、山の等高線に合わせた中で沢が入っております。我々の中で排水状況を見回る部分では、やはり雪解け、4月から5月にかけての雪解け状況に合わせた中で施設巡回はさせていただいております。その上で、ダムからの葉っぱや土砂等で排水等が詰まる可能性がある、または詰まっているような状況を確認した場合については、その都度除去する作業等を行わせていただいております。大きくは年に2回、6月と11月を一つの基準とした中で巡回させていただきながら、さらには施設の状況を見て、中に入っている施設、流用溝等に入っている土砂や葉っぱ等については除去を行っているということでございます。全てについて、私どもはやはり重点箇所ということで考えておりますし、やはりトラクターも入って、なかなか目視確認できない箇所も多くあります。そういった中では、やはり雨の降っている状況、さらには収まったあとの流れの状況等を確認させていただきながら、適宜作業を進めさせていただくということで対応させていただいているところでございます。
質問 佐々木亮子
年に2回ですね、見ているということなのですけれども、地域住民の皆さんから、今年結構豪雨が多かったというようなこともあるのですけれども、やはりこれまで何ともなかったというのですか、今まで収まっていたところのダムから土砂があふれ出るとか、そういうことが新たに発生をしてきていると。それは役場に連絡すれば確かにすぐに対応はしていただけるというような、今、体制になってはいるのですけれども、ただ年に2回というのでは、そのほかにも見回っているとは思うのです。ただ、年に2回で本当に足りるのか、そういった声も上がっているのですけれども、その状況についてはどうなのでしょうか。
答弁 環境政策課長 尾張
ちょっと答弁のほうは、通常の中での巡回、さらにはそういった作業は年2回を基本にしながら行っているということでございます。それと、今年においてですけれども、6月6日に梅香町周辺についても治山施設の排水、治山施設から流れてくる排水溝についても清掃等の状況を行っておりますけれども、ようやっと終わったなと思ったところで、6月18日、大きな雨等が降った中でさらにそのような対応も行っておりますし、8月9月にかけての台風状況、当然、事前の天気予報等の状況に応じて巡回等を行い、あふれる可能性のある場所については土のうを積ませていただいたり、最低限被害をくいとめるような形での作業をさせていただきまして、雨がやんだ後の状況で即時改善を図るような形で対応させていただいておりますし、もちろん私ども巡回をさせていただいておりますけれども、その地域に住んでいる状況にはございませんので、やはりそれぞれ住民の方々に気をつけていただきながら、もし変化があった場合については私どもにご連絡いただきましたら、即時現地を確認させていただきまして、できる対策を講じて早期復旧を図るという姿勢は変わらない状況で今後も進めていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 佐々木亮子
豪雨時などの対応はわかりましたけれども、もう1点、雪解け時ですね。山から雪解け水が押し寄せてくる。それで、例えば家の敷地、裏が水浸しになる、そういうのは例年繰り返されている。そういう状況が起こる場所というのも大体例年限られている。同じ場所になっているというところで、毎年毎年、この時期になったら役場に電話をかけて対応を求めているのだと。そうしなくてもいいようなというのですかね、毎年そういうことが行われている、繰り返されて起こっているという場所について、抜本的な対策というのは多分いろいろなことを変えなければいけないということで難しいのだろうと思うのですけれども、そういうところに関して何か対策というのはないのでしょうか。
答弁 環境政策課長 尾張
私ども、当然お電話等をいただいた中でその作業に入らせていただくということで、住民の方々と接触させていただいて、いろいろとお話をさせていただきます。できるだけ、ご不便をかけないような形で考えてはおりますけれども、やはりそういった中で、私どもも巡回段階でもう少し地域の中に入ってというのでしょうか、お声がけをさせていただきながら状況を、私どもも目に見えない箇所もあるかと思いますので、状況を確認させていただくなりしながら、巡回にあわせてもう少し密にさせていただきながら対応をさらに進めていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 佐々木亮子
住民の方から、そういう時期になりますと夜も寝られないと。日中よりも、やはり夜どれだけ降っているのか心配で、暗いときに何回も懐中電灯を持って見に行っているだとか、心配で心配で夜も全然寝られなかっただとか、そういったやっぱり声というのが多くなってきているのですね。やはり住民の方と今、答弁でもありましたけれども密に連絡を取って、あるいは自治体とも連携をしながら、しっかりした対応をとっていただきたいなと思うのですが、再度答弁お願いします。
答弁 環境政策課長 尾張
通常の管理につきましては、今、ご質問者おっしゃっていただきましたとおり、春、秋中心でございますけれども、豪雨等の天気予報においた中でも巡回パトロールさせていただきまして、それぞれの家庭にお話をさせていただきながら、対応をご理解いただきながら進めていきたいと考えておりますし、さらにはそういった中で、施設等の状況があれば、さらに密に整備等のお願いもあわせて行ってまいりたいと考えておりますのでご理解願います。
質問 佐々木亮子
ぜひこれまで以上によろしくお願いをしたいというふうに思います。次に、2件目のほうに移らせていただきたいと思います。それぞれ対応についてご答弁をいただきました。やはり保育所でも学校でも、子どもが具合が悪くなったときにはやはりお迎えに行かなければならないということなのですね。なぜまず、この質問をさせていただいたかというところなのですけれども、やはり今、共働き家庭、あるいはひとり親家庭が増えてきているといった中で、連絡が来てもすぐに対応ができないという方が増えていらっしゃるというようなこともお聞きをしています。そして、子どもが病気になった場合には、正職で働いている方は権利というのですか、守られていますけれども、例えば非正規で働いているひとり親家庭の親御さんなどは、子どもが病気になって仕事を休まなければならなくなった。そうなったら賃金がその分カットされるのですというような声を最近多く聞くことがあります。子どもが病気のときの対応というのは、今の働く親御さん、ひとり親家庭が増えている中で、やはりこれからとても深刻になってくる問題だと考えているのです。それで、ファミリーサポートセンター、当町では病児・病後児には対応していないということになっていますけれども、これファミリーサポート制度自体では、病児・病後児への対応というのは可能なのでしょうか。まずその点を確認したいと思います。
答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)
ファミリーサポート事業の補助金の関係でございますけれども、これにつきましては病児・病後児についても対象にはなります。条件はございますけれども、なると思います。
質問 佐々木亮子
それで、当町では対応していないということですけれども、これなぜ対応していないのかということでお伺いをいたします。
答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)
厚岸町厚岸子育てサポートセンター、これは社会福祉協議会のほうで提供会員と利用会員とを集めて実施をしているというところで、国の補助については50人以上が対象に、国の補助には対象になるということで、厚岸町での子育てサポートセンターでの利用人員がそれに満たないというとで、国の補助は使えないということになっております。
質問 佐々木亮子
すみません、この病児・病後児に対して補助金が出ないので、この事業についてはファミリーサポートの事業の中でもやっていないということですか。その補助金というのは、この事業というのですか、病児・病後児対応に対して出ないという意味でしょうか。
答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)
すみません。町が実施をする部分の補助事業は、補助事業としてございます。それには、町長の答弁にもございましたけれども、専用スペースが必要、保育士と看護師の配置が必要というような条件があってということで、その事業の活用は今は考えていませんということでございます。それから、ファミリーサポートセンターの事業については、それは社協のほうでやっている事業ですけれども、補助事業としては50人以上の利用が必要だという条件があって、そちらもその補助事業の対応はできないという内容でございます。
質問 佐々木亮子
町では対応していないという、要はいうことだと思うのですけれども、それで、今、全国的にニーズというのですかね、要望の声が出て、病児・病後児保育をやっている自治体というのも少しずつ増えてはきています。根室管内では中標津町ですか、ここでは病院と連携してということで、こういった事業も始めています。答弁の中では施設型ということの考え方でご答弁をいただいたと思うのですが、もう一つ訪問型というのもありますよね。この訪問型についてはどのように考えて。確かに国から補助が今、出されているのは施設型で、平成28年度は27億円ですか、補助は出ていると。ただ、訪問型に対してはそういう補助金などもついていないので、なかなかやる自治体というのもないよということでは周知はしているのですけれども、当町としてこの訪問型に関してはどのように考えていらっしゃいますか。
答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)
この訪問型につきましても、保育士、それから看護師が必要な状況になっています。今現在、今の保育所の中での保育士も確保がなかなか難しい状況にあります。それから、看護師についても確保がなかなかできないというようなことが続いている状況の中で、訪問型にも当然そういった方の資格が必要な職員が対応ということにもなりますので、そういう部分では人材の確保も難しい状況もございます。それと、病児・病後児というところでは実は釧路市が今年始めております。釧路市の規模で今年、20数箇所保育園あると思いますけれども、そのうち一つの保育所にそこは看護師さんがもともといた保育園のようですけれども、そこに委託をして実施を始めたというような状況ですけれども、利用人数というのはなかなか少ない状況です。登録者は89人くらい、今現在ということで増えているようですけれども、利用者は日数で15日間、今年の4月から15日間ということで4件の利用だそうです。なかなか病気の子どもさんを預けるという部分では、そういうサービスがあったほうがいいというのはもちろん思いますけれども、実際に預けるというところで、病気の子どもさんを預けるときには、なかなかふだんのアンケートなどでの対応とは違うような気がしています。そういう面でいくと、厚岸町のこの規模でそういったものが本当に必要、あればいいのはわかりますけれども、本当にどれだけの利用があるのかなというのも本当にまだまだ他でやっているところなどの状況も見ていかなかれば、そういったことには進めないなと考えているところでございます。
質問 佐々木亮子
町として、最初にも言いましたけれども、子どもが病気になって預けられる方がいるところはいいのです。例えばご両親に預けられるとか、知っている方に預けて自分は仕事に行けるよとか、そういう方はいいのですね。ただ、やはり子どもが、私が聞いた話というのですか、直接お話をお聞きしたところでは、やはり子どもが保育園と小学校に子どもが3人いると。1人が風邪を引いて帰ってきたら次々と風邪が移っていくと。そうなったら何週間も仕事を休まなければならなくなる。その間収入は全くないのですよと。何とかしてほしいのですよという声ですとか、親御さんはいるけれども仕事をしていると。交代で勤務を休めるほうの状況によって、その日その日でどちらが休むかということを決めながら、でもやはり仕事に行かなければ生活できないので仕事に行っていると、こういった方はやはり実際にいらっしゃるのですね。こういったことに対して、町としてはどのように対応というのですか、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)
病気の子どもさんがいたときに、保育所でも37.5度以上あれば当然親御さんに連絡をとらせていただきます。児童館でも同様でございます。それはやはり子どもさんの状況を保育所、あるいは児童館でも責任を持って見ることはできませんので、そこはやはり親御さんに連絡をとって、親御さんにお返しをするということになるかと思います。そういう子どもさんを抱えて預けるところもなくてという状況もわかりますけれども、一方で、保育所なりそういったところで子どもさんを責任を持って見られるかというと、それはなかなかできない状況ですので、そういったところで今の病児・病後児の保育ということになってくるのはもちろんわかります。ただ、先ほども申し上げましたとおり、子どもさんをきちんと預かるためには、やはり専用のスペースも必要ですし、保育士、看護師といった職員も必要ですしというようなことになりますので、そういう部分では今すぐそういう対応にはなかなかいけないなと考えております。
質問 佐々木亮子
すみません。ちょっと1点確認させていただきたいのですけれども、訪問型でも看護師とか、そういった方が必要だとたしか答弁されたと思うのですけれども、そういう資格は要るのですか、訪問型の場合は。私もちょっと調べてみたのですけれども、私の認識では、医療行為をするのではないので、看護師などの資格などそういった体制は訪問型の場合は要らないと。しっかりした研修を受ければ対応はできると私は認識していたのですけれども、それは違いますかね。ちょっと確認させてください。
答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)
私が押さえている部分では、一定の研修を受けた看護師や保育士がというふうになっていますので、そういうふうには認識しております。ただ、例えば町が職員に訪問をさせるということになったときに、一般の事務職なり、そういう資格のない人間を訪問させてきちんとした対応ができるかと言えば、それは無理だと思います。そういう意味では、やはり専門職の方でなければ対応はできないのではないかと思っております。
質問 佐々木亮子
わかりました。それで、やはりこれからいろいろな働き方が出てくると思います。今の状況では、ますます働くお母さんたち、ひとり親家庭のお母さん、お父さんというのも大変な状況になるのかなと。仕事もこれから正職というよりも非正規の仕事がやはりどんどん増えてくるのかなというような今の状況なども考えると、やはり子どもさんが病気になったときに確かに保育所だとか学校では対応できないと。だからおうちに返しますよと、それは当然だと思います。それは理解できるのです。そうなったときに、やはり子どもさんが安心して病気になっても過ごせる場所、そして働いている親御さんたちもしっかり心配なく、賃金の心配だとか、仕事を休んだら会社もしかしたら首になるかなだとか、そういった心配せずに働けるというのですかね、そういった環境というのをこれからぜひつくっていただきたいし、そういった環境もこれからますます必要になってくると思うのですね。今回は難しいということですけれども、子育て支援というようなことでもぜひ検討して、これから検討もしていっていただきたいと思いますがいかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)
当然、今、おっしゃられたように、困っている親御さんがいるというのは承知しております。やはり、電話が来てもすぐは行けないのだというようなことがあって、それは保育所のほうでもお母さんが来るまでは待っているというような状況では対応はしていますので。ただ、なかなかすぐの対応というのは難しいなと思ってはおりますけれども、引き続きそういったことの検討は考えてはいかなければならないとは考えております。