みんなの議会

厚岸町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日

(1)町有形文化財弁財天座像の保護について/(2)衛生管理型厚岸魚揚げ施設の施工予定時期について/(3)エコツーリズムの導入について/(4)宮園運動公園パークゴルフ場の新駐車場の設置について

2010年9月15日、厚岸町議会の一般質問で、菊池賛議員が「町有形文化財弁財天座像の保護について」「衛生管理型厚岸魚揚げ施設の施工予定時期について」「エコツーリズムの導入について」「宮園運動公園パークゴルフ場の新駐車場の設置について」について質問し、町長 若狹、教育長 富澤、生涯学習課長 稲垣、産業振興課長 高谷、まちづくり推進課長 湊谷が答弁しました。

質問者
菊池賛 議員
答弁者
町長 若狹、教育長 富澤、生涯学習課長 稲垣、産業振興課長 高谷、まちづくり推進課長 湊谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 菊池

第3回定例会一般質問通告により、第2回目の質問を行います。私は、さきに提出いたしました4項目についてお伺いいたします。1点目は、厚岸湖牡蠣島弁天神社内町有形文化財弁財天座像、市杵島命を守っている社殿が、塩害、あるいは年月の流れによる老朽化により痛んでまいりました。日ごろ牡蠣島弁天神社保存会では、姫命を守っている社殿の維持管理には努力を傾注しておりますが、最近においても壁柱及び壁の一部を保存会が臨時的に維持補修を図ったところでありますが、これらの維持補修の支援について、町としての考え方をお聞かせいただきたいと存じます。2点目は、衛生管理型厚岸魚揚げ施設の施工予定時期についてお伺いいたします。厚岸魚揚げ卸売市場が、行く末衛生管理型魚揚げ施設としての計画について、現段階での具体的事業内容についてお示しいただきたいのであります。3点目は、エコツーリズムについてであります。環境省は、エコツーリズム推進の動きがあるようにお聞きしますが、この事業の厚岸町としての取り組み姿勢について、お考えをお示しいただきたいのであります。また、厚岸道立自然公園という美しい環境に恵まれた特色ある釧路町、厚岸町、浜中町、霧多布の3町広域エリアでもあるこの自然公園を、いつまでも環境を守っていくこととあわせ、エコツーリズムの導入で相乗効果を図り、地域の振興につないでいくべきと思いますが、お考えをお示しいただきたいのであります。4点目は、宮園運動公園パークゴルフ場における新駐車場の設置について、町民からぜひという声が上がっております。町はこの要望に対し、いかがお考えになるか、お聞きいたします。以上4項目を質問し、第1回目の質問といたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

9番、菊池議員のご質問にお答えをいたします。4点のご質問をいただいておりますが、1点目と4点目のご質問につきましては、教育長から答弁をいたします。まず、2点目の衛生管理型厚岸魚揚げ施設の施工予定時期について、現段階での具体的事業内容を示されたいとのお尋ねでありますが、厚岸漁港につきましては、湖北地区が水揚げ岸壁となっており、その背後に荷さばき施設が設置され、厚岸漁協の地方卸売市場が開設されておりますが、この水揚げ岸壁は老朽化が進み、天端が低くなっているため頻繁に越波するようになり、さらには荷さばき施設も老朽化が進んでおります。また、消費者の食の安全・安心に対する関心が高まってきたこともあり、平成18年に策定された厚岸地域マリンビジョン計画に衛生管理型漁港施設の整備が位置づけされたものであります。これを受け、平成19年度には岸壁と荷さばき施設を一体とした衛生管理型漁港施設のマスタープランが策定され、さらに、平成21年度には衛生管理施設の基本構造策定にかかわる衛生管理のあり方について検討が行われており、それらの検討結果を踏まえ、厚岸漁協及び北海道開発局の釧路港湾事務所において、施設規模や工法等について検討が進められているところであります。しかし、この整備に当たりましては、水産物を水揚げしながら並行して施工しなければならないなど困難な課題が山積しており、具体的な施設規模や工法等についてはまだ固まっていないため、当町に対しても具体的な内容は示されておりません。したがいまして、現時点では具体的な施工予定や事業内容をお答えすることができませんので、ご理解お願いいたします。続いて、3点目の環境省が推進するエコツーリズムの導入について、道立自然公園との相乗効果で地域振興計画を図るべきと思うがどう考えるかとのお尋ねですが エコツー、リズムとは、自然環境や歴史文化を対象とし、それらを損なうことがなく、それらを体験し、学ぶ環境のあり方であり、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みです。最近では、これまでのパッケージ、通過型の観光とは異なり、地域の自然環境の保全に配慮しながら、時間をかけて自然と触れ合うエコツーリズムが推進される事例が見られる一方、地域の環境への配慮を欠いた単なる自然体験ツアーがエコツアーと呼ばれたり、観光活動の過剰な利用により自然環境が劣化する事例も見られるようになっています。このような状況を踏まえて、国では適切なエコツーリズムを推進するための総合的な枠組みを定めたエコツーリズム推進法を制定するとともに、推進に関する基本的な方針の作成も行ったところであります。しかし、エコツーリズムの推進に当たっては、ツアーのプログラムやルールづくり、ガイドの育成のほか、エコツーリズムに取り組む体制づくりなども必要不可欠であり、このため、環境省では、来年度からエコツーリズムに関する知識やノウハウを持つ旅行会社の関係者や自然環境に詳しい有識者などをコーディネーター、業務の管理、総括、調整をする人でありますが、地方に派遣し、ツアーのプログラムづくりやツアーガイドなどの育成を推進する方針を固めたとする報道もあったところであります。人口減少が進む本町としても、交流人口の増加による地域経済の活性化において、すそ野の広い観光産業の育成は極めて重要であり、厚岸道立自然公園やラムサール登録湿地などというすぐれた自然環境を有し、北海道の中では長い歴史を持つ本町にとって、エコツーリズムの導入は大変有意義な取り組みであるとの認識を持ちつつ、厚岸観光協会や厚岸味覚ターミナルなど関係機関と連携しながら検討を図ってまいりたいと存じます。私からは以上であります。

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

9番、菊池議員のご質問にお答えいたします。まず、1点目の町有形文化財弁財天座像の保護について。1、老朽化と塩害で一部補修が必要であると思うがいかがかとのご質問であります。ご質問の趣旨は、社殿の修復についてのことであると思いますが、この弁財天座像を守っている弁天神社が自然の猛威を受け、これまでにたびたび被害を受けてまいりました。大きな修復工事といたしましては、平成9年に社殿土台改修工事を行う際に、牡蠣島弁天神社保存会の陳情を受けまして 町も改修費の一部を補助し 大がかりな改修を行っ、 、た経緯がありますが、基本的には牡蠣島弁天神社保存会が維持管理に努めてきているところであります。この牡蠣島弁天神社保存会とは、奔渡町自治会を中心に活動を続けている団体で、現在も継続的に活動を行っており、過日、保存会の会長にお話を伺ったところによると、、 、 、現在の活動方針として 弁天のお札を発行し それを販売することによって得る収入と弁天島を会場にアサリ掘りを数年間開催し、その売り上げ等が主な活動資金となっているとのことであります。また、今年度実施した補修工事につきましては、平成9年に修復工事を行った社殿の柱が鉄骨にモルタル被覆をしているもので、このモルタルの被覆が剥離し、鉄骨が傷んできているので、モルタルでの覆いをし直す工事を行い、当面修復が必要な工事については終了しているとの話を聞いております。現在、牡蠣島弁天神社修復に関する陳情等は具体的にはありませんが、将来的に何らかの要望等が出てきた場合には、基本的には厚岸町文化財保護条例に基づき対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。次に、四つ目の宮園運動公園パークゴルフ場の新駐車場設置について、1、パークゴルフ場に駐車場を設置してはどうかとの要望があるがどう考えるかについてお答えいたします。まず、ご質問のパークゴルフ場に係る駐車場の設置については、町内外のパークゴルフ愛好者の一部から設置要望がございます。現在の宮園公園パークゴルフ場の利用者の駐車状況を申し上げますと、主に勤労者体育センター前駐車場に駐車してプレーを行っておりますが、この駐車場の駐車容量については17台と少ないため、特にパークゴルフ大会の開催時では、駐車場に接続する町有地に40台ほど駐車している状況です。このようなことから、ご要望のパークゴルフ場付近の駐車場の設置について、勤労者体育センター利用者の駐車スペースの確保とパークゴルフ愛好者の利便性の向上を図るため、建設場所や財源等について十分検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。私からは以上でございます。

質問 菊池

一つ目の弁財天座像から質問してまいります。弁財天座像の管理の方法は、町文化財保護条例第17条にありまして、本尊は弁財天座像、すなわち弁財天と称され、今日まで営々として厚岸湖の漁業生産を初め人々の生活を見守ってきたのであります。このたび自治会の会合において、この文化財をお守りするために、今後においても歴史あるこの座像をお守りする社殿をしっかりと整備・促進を図りながら後世へと継承してまいりたいと考えを新たにしておりました。社殿は全体的に基礎が沈下してきており、先ほど申したとおり、平成9年ごろ経費をかけたときは骨組みを鉄骨で行いました。鉄骨がはげてきているために腐食し、それとともにモルタルが同様にはげかけてきている状況にあり、今後、木造に変えていくのがよいのではないかという保存会の役員会でのお話もありました。また、今後において社殿を修復するようになった場合、おかで組み立てをしてから島に運び、設置を施そうという案もあります。近いうちにこれらの計画書並びに見積もり書などを整理し、役場関係部署様へ牡蠣島弁天神社保存会として陳情申し上げたいとの方向でいるのが現状であります。さきに説明のように、厚岸湖牡蠣島弁天神社内町有形文化財弁財天座像を守っている社殿の維持については、牡蠣島弁天神社保存会である奔渡町自治会が備荒積み立ての浄財において支出をし、維持・補修を図っているところであります。これは、町文化財保護条例第11条の管理義務に当たりますが、自主的に保存対応をして、その経費をも捻出し、それには保存会名義の牡蠣島、アサリ島区分からのアサリ水揚げなどで弁財天市杵島命を守ってまいりました。そして、海に浮かぶこの神社においては、将来においても気候と自然の流れの中で、いつ何時、嵐、あるいは荒天、流れ氷などに見舞われるかわからない中で、その時々の状況被害対応のために積立財源を充当して、その維持・補修を図ってきたのが実情であります。したがって、保存会としては最低限の財源は確保していなければなりません。このたびの臨時補修には5万円ほどかかりましたということであります。町からの補助は、平成9年以来お願いはいたしておりませんが、9年以降現在までに4回ほど修復工事をしております。平成15年、流氷被害修復工事、平成16年、社殿屋根ふきかえ工事、平成18年、社殿土台補修工事、平成22年、先ほどの臨時修復工事など、累計で162万6,492円ほど保存会では浄財を捻出し、第11条の管理義務を果たしてまいりました どうか第17条の適用にご理解をいただきたいと思いますが いかがでありましょ。 、うか。これからの見積金額については、後日、保存会から報告にお伺いしたいと話しております。まず、お願いいたします。

答弁 生涯学習課長 稲垣(生涯学習課長は2010年12月まで)

私からは弁天神社についてお答えしたいと思います。厚岸湖上にある弁天神社で、町民の間では弁天さんの愛称で、また、漁業の安全を守る神様として広く親しまれております。弁天神社保存会では、弁財天座像という町指定の有形文化財をお祭りしている神社でもございます。、 、先ほど教育長の答弁でも少し触れましたが 弁天神社保存会の会長さんからの話では、 、 、 、3年前に約70万円をかけ 塩害による社殿 屋根のふきかえ工事を実施しており また社殿の柱、鳥居は金属でつくられており、今直ちに補修しなければならないことではありませんが、将来的に社殿の柱が腐食し、直すことになった場合には、一度社殿を、議員さんもさっきおっしゃいましたが、おかに揚げ、柱を木でつくり直した上で海上の土台に乗せることも考えているお話もされておりました。また、社殿が乗っております土台のかさ上げ、土台も波返し構造のものも考えているお話もされておりました。鳥居についても、将来、木でつくり直す時期が来ると考えており、その際には町及び関係機関にはさまざまな相談に乗ってもらいたい旨のお話もされておりました。私どもとしては、文化財保護法でも地方公共団体の任務として、将来の文化向上・発展の基礎をなすものであることを認識し、その保存が適切に行われるよう周到の注意を持って法律の趣旨徹底に努めるとともに、文化財保護の指導、助言を行い、こうした文化遺産に対して一層の理解と愛着を深め、保護・保存し、後世に伝えることは、現代に生きる我々の責務と考えておりますので、必要に応じて関係機関とも連携を密にし、対応していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 菊池

弁財天座像維持・保護の件でありますが、1997年、平成9年の春、低気圧通過による湖内の流れ氷によって、牡蠣島弁天神社に被害があった経緯がございます。有形文化財の関係で教育委員会担当となることと思いますが、今回は一部塩害と老朽化が要因と思われますが、弁天神社修復工事の経過を見ますと、自来、いろいろと工事を重ねて、今まで保存会としても対応して今日に至っているわけでございますので、前例にのっとり、十分ご賢察、判断をいただきまして、善処方要望いたす次第でございます。もちろん、厚岸町並びに教育委員会、そして町文化財専門委員会及び厚岸漁業協同組合、それに牡蠣島弁天神社保存会も参加して、各般皆様の意見などをいただきながら会議で諮り、決定するものと思いますが、よろしくご検討くださいますよう要望いたします。

質問 菊池

次に、衛生管理型漁港についてであります。第5期厚岸町総合計画、2010年から2019年によりますと、第2章第1節の水産業部門において、基本方向としては水揚げから加工に至る品質や衛生管理の高度化と漁港流通加工施設の整備に努めるほか、地域特性を生かしたブランドづくりを進め、地域水産物の特性を生かした製品づくりに全力を尽くしますとなっています。衛生管理の高度化というキャッチフレーズは、漁業生産基盤の整備とともに衛生管理型漁港の早目の施工に期待を寄せているものと理解してございます。厚岸マリンビジョンによると 漁業生産額について 目標値を88億5,000万円に見積もっ、 、ておりますが、平成19年度は64億2,000万円であり、その差が24億3,000万円で、37.85%の伸びを示しております。これはやはり、新漁港における生産規模を期待しているものと確信するものであります。外来船の増加や出入港の伸び率も上昇するものと期待している計画と思います。、 。 、 、厚岸漁港に関しましては 最近では静穏度漁港が若竹埠頭にできました また 現在門静漁港が23年度完成に向けて工事中でありますが、本港の新衛生管理型漁港への期待も大変大きいものがあります。北海道開発予算も、新政府のもと厳しい状態ではありますが、総合開発促進期成会を通じて水産基盤の整備と地域水産業の安定・振興にさらに努力をしてほしいところでございます。町長の意気込みをここでお願い申し上げます。また、水産庁が行う港勢調査について、どのようなことをするのか、ご説明いただきたいと思います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

私からは前段について答弁をいたします。後段については担当課長から答弁をさせます。ただいま菊池議員からお話ございましたとおり、今日の厚岸町の基幹産業であります漁業を取り巻く諸情勢、ますますと厳しくなっております。その実態として、今、ご指摘されましたように、水産物の減少も見てわかるとおりでございます。そういう中で、我々といたしましては、より漁業の振興対策というものに対しては、行政側としても真剣に取り組んでいかなければならない、そのように考えております。その懸案事項の一つといたしましての衛生管理施設整備でもございます。実は、私もこの課題については早期に実現できるように最善の努力をさせていただいております。釧路地方開発期成会の中でも、また厚岸町単独の懸案事項の運動においても、私は町長として強力に、北海道並びに国の関係者に要請をいたしておるわけであります。極めて温かいご検討をいただいておるところであり、道においても国においても前向きに対応をいただいております。しかしながら、先ほど第1回目の答弁でいたしましたとおり、しからばどのようなものを厚岸町は望み、そしてまたどういう衛生型管理施設を考えているのか。すなわち衛生管理型の岸壁の施設のあり方、さらにはまた荷さばき所の施設の具体化等々がまだ明解ではございません。そういう中でも道、国は、ぜひ厚岸町にはそういう施設は必要であるという理解をいただいておるところでございますので、私といたしましても、漁組と連携を図りながら、この衛生管理型施設が早期に実現できるように最善の努力をさせていただきたい、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

答弁 産業振興課長 高谷(産業振興課長は2012年9月まで)

ただいま町長からもご答弁させていただきましたけれども、厚岸荷さばき所の衛生管理型の推進につきましては、私どもも含めまして、厚岸町も含めまして、早期着工に向け、漁組、それから開発局ともに働きかけていってございますので、漁組の内部で今検討しておりますので、具体化のために何とか早く実現させていただきたいということでございます。それから、施工予定時期につきましても、今このような状況でありますので、時期についてはまだお示しできる段階ではございません。それから、2点目の港勢調査の内容でございますけれども、端的に言いまして、厚岸町の船の数だとか漁獲量、水揚げ量を総体的にまとめた資料でございまして、厚岸のこれからの水産業の概要を取りまとめた資料というものが港勢資料ということでございます。以上でございます。

質問 菊池

2点目の衛生管理型の魚揚げ漁港施設でありますが、私ども数人の有志議員が集まりまして、最近の近代的耐震設備も含めた衛生管理型漁港施設である第4種の羅臼漁港に行って研修してまいりました。先方では羅臼町役場の関係課長様、羅臼漁協の関係課長様5名ほどが応対していただきました。羅臼の場合、港を出ますと、すぐ沖合は急深になっておりまして、海洋深層水も港内施設に導入できるため、深層水の研究も行われており、感心してその状況を見てまいりました。置きかえて、厚岸の場合は、海水及び汽水湖であるため、半かん水の検査・研究も可能ではないかとの検証をしてまいりました。そのような近代的で、これからの厚岸湾、厚岸湖の水環境の研究にも役立ち、水揚げされる新鮮な魚介類を全国へ発送できる衛生管理型魚揚げ施設となるよう期待するところでもございます。ちなみに、メーンとするところは、紫外線冷却殺菌海水装置によるサンマの鮮度と衛生を保つ装置の管理対策でありますが、これが早期に着工されることにより、雇用体制が若干でもふえるため、町の活性化と振興に役立つものであると期待しているものであります。このためにも、厚岸町理事者としては釧路地方総合開発促進期成会などで要望を出していると思いますが、状況についていま一度、答弁をお願いいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。時間が20分程度になっているようでありますので、私から端的に答弁をさせていただきます。私も羅臼を見てまいりました。すばらしい衛生管理型の市場になっておるわけであります。それと似たような形で厚岸町がつくれるというわけではありませんが、今ご指摘されましたように、清浄海水導入施設、この考えも当然持っております。そういう施設、 、 、等におきまして 今後 衛生管理の高度化と厚岸水産物の付加価値の向上を図るために岸壁と荷さばき施設が一体となった施設整備を早急に図っていかなければならない。そ、れが今後の厚岸町の基幹産業である漁業の振興にも大きく結びついてくるものであるとそのように理解をし、釧路地方開発期成会においても先ほど答弁をいたしたとおりでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 菊池

次に、エコツーリズムでございますが、報道によりますと、環境省はこの8月24日、地域の環境保全に留意しつつ、そのときの自然や文化に触れるという観光、旅行の考え方であるエコツーリズムの地方への普及を本格化させる方針を固めたとありますが まず一つ 本件について 厚岸町への打診など 最近の中で自治体要請などがあっ、 、 、 、たのかどうか。あったとすれば、どのように来ているのかお尋ねします。二つ目に、以前の観光協会の総会前の懇談会において、私は、本件についての事務局の考え方について伺ったことでもありますし、第5期総合計画にも基本方向と現状と課題の中でエコツーリズムについて取り上げているわけですが ここではエコツー グリー、 、ンツー、ヘルスツー、いやしツーリズムなどについての文言は記載、登載されていますが、ここで国の方針と町の観光方針と合致した今日、このときをグッドタイミングととらえ、じっくりと方針づけを練ってみてはどうかと。今、机上の計画を実行へと提言したく考えますが、いかが受けとめますか、具体的な回答を求めます。

答弁 まちづくり推進課長 湊谷(まちづくり推進課長は2015年3月まで)

ただいまご質問のありました2点の件につきまして答弁させていただきます。まず1点目、国が8月の24日で、環境省のほうでございますけれども、グリーンツーリズムに対する本格的な普及を図るための予算要求をする方針を固めたという報道がなされたところでございます。あくまでも環境省におきましては、来年の概算要求、こちらのほうに、エコツーリズムを地方へ本格的に普及させるために、さまざまなノウハウを 持 っ た 方 々 を 地 方 に 反 映 す る 取 り 組 み を 関 連 予 算 の ほ う に盛 り 込ん だ と いう 内 容 となってございます。こういったことから、厚岸町のほうには、いまだ何の照会も来てはございません。なお、来年度予算の中でそういった、環境省が示したこういった関連予算が盛り込まれる見通しになった場合には、北海道等を通してということになるかと思いますけれども、各自治体のほうにも照会はあるのかなというふうに思っております。それと、2点目の第5期厚岸町総合計画策定に際して、観光協会のほうでは各団体との懇談会を行ってございます。今、ご質問者は、その中の観光協会との懇談会の中で、エコツーリズムの必要性について伝えて、それが結果として総合計画のほうにもきちんと位置づけをされていると。質問者言われるとおり、現況と課題の中でもエコツーリズムの必要性もうたっておりますし、施策の展開方向という中では、自然ガイドの養成、観光ガイドの養成、さらには体制づくりだとかメニューの構築、事業者の育成等々、総合計画のほうにも位置づけさせていただいております。ただ、先ほど町長からの答弁の中にありましたけれども、単に体験型のツアーをするのがエコツーリズムということではなくて、環境であるだとか、あるいはその地域の固有の文化、生活といったものに配慮をしながら行っていくという部分では、これからそうしたエコツーリズムのプログラムだとか、受け入れ体制であるだとか、そういう受け皿づくりがまず最初に大事ではないのかなというふうに考えてございます。それと、行政主導でこういったエコツーリズムを進めるということではなくて、できれば民間が主体になって行っていただくのが重要であるというふうにも考えてございますので、今後、観光協会を初めとした関係機関との連携、調整を図りながら、厚岸町における導入について検討をしていきたいなというふうに考えてございます。

質問 菊池

エコツーリズムについてでありますが、釧路地域活性化協議会の計画案においても、観光振興の取り組みの中で、釧路総合振興局、前の釧路支庁でございますが、ここにおいてはエコツーリズム推進法の施行に対応し、個性豊かな魅力あるエコツーリズムによる滞在型の観光地づくりを進めるため、森や湖、湿原を舞台とし、水と大地に親しむ広域的な体験観光ゾーン、エコツーリズムゾーンの形成を目指すとしています。、 。その辺を具体的にどう考えていくのか わかりやすく説明をいただきたいのであります私たちは、研修先の志津川町、宮城県でございますが、志津川町の具体的対策を聞いてまいりましたが、厚岸町に非常に似た地区でございまして、湾がございまして、いろいろな魚介類の養殖を進めておりました。また、とれる魚は若干違いますが、似たような漁法でありました。厚岸で体験事業を考えられるもの、例えば漁業、農業、林業別に分けてみましたけれども、一般の人が来て、手伝える体験をできるのではないかと思われるものに、一つには昆布干し、アサリ掘り、カキの若干の仕事、小型の定置網起こし、五目釣り、氷下待ち網漁、サンマの箱詰め、ホタテ沖の手伝い、アサリはさみ、サケの定置網起こしの手伝い。農業では、乳搾り、牛の世話、草干し、そのほか酪農の仕事、牛舎のお掃除。林業では、植林、枝打ち、植林地の手入れ、苗運び。身近なわかりやすい、できやすいものについては、こういう体験はできるのではないかと思われます。エコツーリズムは、自然、歴史、文化などの地域特有の資源を生かした観光を成立させるとともに、それらの資源が損なわれないように今後保全を図り、その地域の持続的な活性化を目的とする資源保護、観光振興、地域振興の融合を言います。つまり、環境、 、 、に配慮しつつ 旅を通じて自然や歴史文化を体験し その地域のことも考えようという今、世界中が注目している事業であります。先般、厚岸町が行った、新たな総合計画策定のための住民アンケート調査結果による、 、 、と 観光交流の振興に向けてどのようなことが重要と思いますかとの問いに対し 農業漁業と結びついた体験観光の場や企画の充実 美しい自然景観の保全等が高い割合となっ、ており、小中学生のアンケートにおいても、今後の厚岸町はどのようになってほしいかとの質問に対する答えは、自然とともに暮らす美しい町が圧倒的に多く、このように町民の多くが厚岸の自然との調和を希望しているのであります。これ、すなわち、まさにエコツーリズムに近い感覚を示しているのではないかと言っても過言ではないと思うのであります。いかがでしょうか。その辺で回答を願います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。第5期厚岸町総合計画、観光協会のご意見も聞く中で議会の議決をいただいたわけで、 、ありますが エコツーリズムのお話について先ほど担当課長からお話しいたしましたが今の質問については、具体的に言いますと、第5期でうたっておりますグリーンツーリズムの部類に入るのではなかろうかと、私はそのように認識をいたしておるわけであります。そういうことにつきましては、第5期にも位置づけをされておりますので、地域振興のために、特に私は、地域戦略として、観光振興は自由なこれからの施策であると、そのように考えておりますので、進めてまいりたい。また、皆さん方のご意見、そしてまた民間の人方の活用を期待しながら施策として進めていきたいと、そのように考えているところでございます。

質問 菊池

終わりに パーク駐車場設置の件でありますが 要望は非常に強い状況です。 。パークゴルフ愛好町民の要望意見であります 町長の前向きな姿勢をお願いいたします

答弁 教育長 富澤(教育長は2016年9月まで)

パークゴルフ場の駐車場の件でございますけれども、担当のほうといたしましても、現地調査等をし、財源あるいは工法等も協議した中で、これからの計画の中に登載できるか検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに存じます。

出典:厚岸町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる