みんなの議会

厚岸町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月25日

(1)厚岸道立自然公園の国定公園化について/(2)国道整備について

2009年6月25日、厚岸町議会の一般質問で、菊池賛議員が「厚岸道立自然公園の国定公園化について」「国道整備について」について質問し、町長 若狹、まちづくり推進課長 田辺が答弁しました。

質問者
菊池賛 議員
答弁者
町長 若狹、まちづくり推進課長 田辺

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 菊池

第2回の定例会に当たり、さきに通告しております2点について、第1回目の質問をいたします。初めに、第1点目の厚岸道立自然公園の国定公園化についてであります。国定公園化につきましては、以前から一般質問、並びに予算委員会、あるいは漁業団体と議員との懇談会等において質問や意見等、議論をしておりますが (1)として、厚岸湖は現、在の第3種特別区域から普通地域にしても国定化は可能ではないか、前進するのではないかというふうに受け取れる記事、つまり、先般の6月2日の国定公園化期成会の総会において町長がお話をされたと新聞報道されておりましたが、その真意はどの辺にあるのか。規制を緩やかにするためのことが示されていたが、そうなのかどうかをここでお示しいただきたいということであります。次に(2)でありますが、道は、現段階において国定公園化についての見解はどのように示しておられるのか、お教えいただきたいのであります。次に(3)でありますが、広域隣接の釧路町と浜中町の2町は、国定公園の実現化に厚岸町の早期解決に期待を寄せている状況にあります。公園の範囲として、厚岸、浜中、昆布森ラインであるからであります。そこで厚岸町としても、町民、漁民が厚岸湖で漁業を行うことについて、将来を不安視していることもあり、町として町民、漁民とのコンセンサスを得ようと努力しているわけでありますが、この際、さらなる町の努力を集中化し、最善策、ベストで本件、国定公園化へ向けて臨んでほしいと思いますが、いかがでしょうか。その辺の考え方をお聞きいたします。次に、2点目の国道整備についてお伺いします。(1)として、国道272号の高規格化整備の予定についてご説明をお願いします。(2)として、国道44号についても現状と見込みについてご説明をお願いします。以上で、第1回の質問といたします。町理事者のご回答をお願いいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

9番、菊池議員のご質問にお答えをいたします。まず、1点目の国定公園化についてのうち、厚岸湖が普通地域であれば国定化する可能性はあるのかとのお尋ねであります。ご質問者もご承知のとおり、厚岸道立自然公園の国定公園化は、昭和59年に釧路町、厚岸町、浜中町の関係機関で構成する厚岸道立自然公園国定化昇格促進期成会を設立して以来の懸案事項でありますが、平成16年2月の北海道知事の国定公園指定に向けた方針表明から、その実現化が本格化してきたものであります。しかし、厚岸道立自然公園及びその周辺地域の国定公園指定に向けた計画素案において、厚岸湖が第3種特別地域と位置づけられているため、漁業者から将来における漁業生産活動への影響を不安視する声もあり、厚岸漁業協同組合と町の関係部署の職員による調整会議の中で不安払拭に向けた協議を続けてまいりましたが、打開策を見出せず、膠着状態が続いていたところであります。こうした中、昨年10月、厚岸湖を含めた国定公園化の推進には賛同するものの、生産現場である厚岸湖を第3種特別地域から普通地域へ変更していただくことが必要不可欠であるとする要請書を厚岸漁業協同組合から受けたところであります。その後、両者で協議を行い、町といたしましても、地種区分が設定された昭和39年当時と比べ、牡蠣島における塩性植物群落の消滅、自生カキから垂下式施設による養殖方法への転換、カキ礁からアサリ島への切りかえなど、指定当時の自然的風致景観とは大きく異なった人工的に造作された様相を呈する変容状況から、現在の厚岸道立自然公園の段階で厚岸湖を特別地域から普通地域へ変更願う要請活動を、厚岸漁業協同組合と連携して取り組むことにしたところであります。このことによって、これまで漁業者の不安を払拭できず、厚岸町内の合意形成が進み切れなかった現状を打破し、厚岸町の総意として、国定公園化の取り組みが前進するよう働きかけを行うものですので、ご理解願います。次に、現段階での道の見解はとのお尋ねについてでありますが、厚岸道立自然公園における厚岸湖の地種区分変更を願う要請活動は、まず釧路支庁長に行った上で、北海道庁に対して展開することになりますが、日程調整の関係で要請行動は本会議終了後となります。この、 、 、ため 現段階での北海道の正式見解はまだ得ておらず 今後の見通しは未知数でありますが決してハードルは低いものではないとの認識をしております。しかし、国定公園化の実現に向け、地元の実情をきちんと説明しながら、精力的に、そして粘り強く働きかけを行い、北海道の理解を得たいと考えております。次に、隣接の2町は実現化に期待を寄せているが、町民とのさらなるコンセンサスを図るべきではないかとのお尋ねについてでありますが、釧路町と浜中町においては、国定公園化、 、 、にかかわる町内の合意形成は整っているところであり 現在 厚岸町内の動向を注視しつつ静観している状況にあります。さきに行われた厚岸道立自然公園国定公園化促進期成会の総会において、厚岸町内における経過と今後の取り組み予定を説明し、理解を得ましたが、また、大きな期待も寄せられたところであります。厚岸道立自然公園の国定公園化は、本町にとっても長年の悲願でありますが、恵まれた自然環境の保護、保全とともに、自然と人と産業の共生、基幹産業の持続的発展を図るためには、厚岸町民が一丸となった取り組みを展開していくことが極めて重要であるとの認識のもと、このたびの行動を行うことをご理解願います。続いて、2点目の国道整備について、国道272号の高規格化整備の予定、さらに国道44号についても現状と見込みとのお尋ねについてであります。いずれの事業も国道整備でありますので、釧路開発建設部に問い合わせ、知り得た範囲での答弁になりますことをご理解願います。また、参考図面として入手した道路網図を資料として添付させていただきました。まず、地域高規格道路釧路中標津道路は、釧路町から標津町に至る100キロメートルの区間で、平成15年度に事業化され、平成16年度から工事着手しております。現在の整備状況では、上別保道路7.8キロメートルの事業区間において、昨年度は調査設計や用地測量が行われ、本年度は用地買収と改良工事が計画されています。また、阿歴内道路の5.4キロメートルの事業区間では、昨年度と同様に用地買収や改良、舗装、橋梁工事が計画されております。次に、北海道横断自動車道釧路・根室間の状況について説明申し上げます。この路線は、釧路市鶴野から釧路町別保に至る釧路外環状道路16.8キロメートルと、釧路町別保から根室市温根沼に至る別保・温根沼間110キロメートル、さらに、根室市の温根沼から穂香に至る根室道路7.1キロメートルで構成されています。釧路外環状道路は、平成7年度に事業化され、平成10年度から工事着手しており、本年度も昨年度と同様に用地買収と改良、橋梁工事が行われる計画です。また、根室道路については、平成11年度に事業化され、平成17年度から工事に着手しております。昨年度は用地買収と改良工事が行われ、本年度は用地買収と改良、橋梁工事が計画されています。残る別保・温根沼間については、いまだ予定路線区間であるため、現在はルートや周辺環境といった基礎調査が行われている段階とのことであります。最後に、国道44号の整備状況についてですが、昨年度は根室市の厚床から温根沼間の防雪対策にかかわる調査設計協議や道路設計、さらに、釧路市阿雪裡橋と釧路町雪裡橋の高欄取りかえや耐火防護が行われたほか、区間内の一部で防雪柵の設置や舗装補修、側溝補修などが行われております。今年度の予定では、昨年度に引き続き、厚床-温根沼間の防雪対策が行われるほか、厚岸町の白浜と釧路市入江の交差点の改良、舗装が行われ、このほか区間内の一部において橋梁耐震補強や防護柵設置、舗装補修が計画されております。なお、次年度以降の国道整備の見通しについては、現在のところ不透明とのことでありますが、これらの道路は地域の生活、産業、観光等を支え、成長力や競争力の強化を図る基盤として重要であるとの認識のもと、事業区間の早期供用などに向け、必要な予算の確保に今後も努めていくとのことですので、ご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

質問 菊池

ただいま答弁していただきましたが、資料もついております。厚岸道立自然公園の国定公園化に向けた活動経過、これを見ますと国定化昇格促進期成会が平成59年の7月に始めてから現在まで 平成20年の10月までで24回 国定化についての陳情を行っております 24、 、 。年にわたり国定化の陳情が続いているわけでございます。国定公園化について、網走国定公園で調べてきました。簡単に説明しますと、国定公園化にする段階には役所のステップがあります。まず北海道保健環境部から、国定公園の管理指針、つまり各般にわたる決まりが出されるわけであります。これは風致景観の管理に関する事項、許可、届出等取り扱い方針、審査指針により指導及び関係機関との調整を図るということであります。ここでは、1つに工作物(建築物 、2つ目に電力・電話柱、3つ目にそのほかの工作物、)4つ目に木竹の伐採、5つ目に鉱物の採掘、6つ目に土砂の採取及び水面の埋め立て、7つ目に広告物、8つ目に公共的広告物など、以上の諸課題についていろいろと確認作業があるわけであります。今述べました中で厚岸湖で漁業に関する件で心配されることは、4の木竹の伐採、6の土砂の採取及び水面の埋め立てが考えられます。しかし、この件につきましての決まりでは、農林水産業として必要な行為以外は認めないものとするとなっており、逆に解釈をすると、農林漁業が現在行っている行為に関しては認めてくれるということであります。この件につきましては、社会福祉センターで開催されましたシンポジウムにおいても、支庁の係の方が説明をされておりました。そこで、先ほどの議論に戻るんでございますけれども、漁業者が不安と思われる4と6に関しての合意と漁業をするに当たっての必要不安視していることのすべてを出し上げて、北海道との確約をし、調印するなど、これらのものを町は組合との協議で最善策を模索してほしいと考えるのですが、いかがでしょうか。もう一度言います。4の木竹の伐採、6、土砂の採取及び水面の埋め立てに関しての合意と漁業をするに当たっての必要不安視していることのすべての事項を出し上げて、北海道の確約を調印する方法など考えてはいかがでしょうか。漁業者が不安視していることをこの際すべて出し上げて公表することによって、この件について、より前進するものと私は考えるのでありますが、いかがでしょうか。4、6に関しそうしなければ、国定公園化は今のままで推移し、進展は足踏み状態に終わると思うのですが、いかがでしょうか。根本は、国定公園化になることによって漁業が将来にわたって守られるということを私は言いたいのであります。そして、この地域が国内的にも、さらには国際的にも知名度が高くなるとともに、環境面や観光面、そして交流人口の増加に結びつくものと考えますが、その辺のコメントもお願いいたします。次に、国道の整備についてでございますが、非常に詳しく説明していただきました。開発のほうからも資料をいただきまして、図面をつけていただきまして、ただ、この中で44号線の整備状況についてでありますが、現在はまだ初歩段階のようでございます。物流関係も、根室・厚岸・釧路間はサンマ等、あるいは魚介類の輸送機関が非常に物流関係で必要な道路でもございますし、海岸の観光道路でもございます。安全で交通事故の少ない、あるいはない、右側通行、追い越し車線、高規格道路とはいうものの、そんな高価な高速道路ということでなくして、厚岸町にインターチェンジをつけ、誘客できる施設の道路として進めていただくよう要望していただきたいと思います。以上、質問といたします。

答弁 まちづくり推進課長 田辺(まちづくり推進課長は2010年3月まで)

お答え申し上げたいと思います。まず、厚岸道立自然公園の国定化にかかわる関係でございますけれども、この関係につきましては、既にご案内のとおり、漁民のコンセンサスを得るための行動という形の中で、お配りしました経過、ペーパーにもありますように、支庁長を交えながら、漁業協同組合のほうといろいろ接触も行ってきてございます。それで、規制の関係をるるおっしゃっておりましたけれども、現在は道立公園の第3種特別地域に厚岸湖が既に指定をされてございます。この第3種の特別地域、これが道がつくりました国定化に向けた素案の中では、厚岸湖はそのまま第3種の特別地域である。法律体系上につきましては、国定か道立の違いはありますけれども、第3種の特別地域としての規制の考え方は、法律体系の中では一緒でございまして、規制に当たっての変わりはございません。そうした中で、この第3種特別地域における規制の関係でございますけれども、漁業活動、 、 、においては 先ほどおっしゃっておりましたけれども いろいろな行為の関係の許可だとかそういった部分がありますけれども、現在行われている漁業活動というのは、そのまま継続できる、規制の対象にならない、このように言われてございます。そういった中で、るるご説明を申し上げ、お話もしてきたわけですけれども、漁業者側のほうの見解といたしましては、将来にわたる漁法のあり方、あるいは漁業活動をやっていく上で、代表的なのは漁法の変化、そういったものに伴って、それが認めてもらえるのかどうかというような部分、それから、現在の漁業がずっと将来にわたってやっていけるんだろうかという部分に対する不安、懸念がある。この懸念があるがゆえに、この規制の弱い普通地域、第3種を外してほしい、普通地域にしてほしいという内容の要望でございます。個々にどういったものが予想されるのかということでございますけれども、今言いますように、将来にわたっての漁法の変化、そういったようなものですから、具体的にこういうものだ、こういうものだというものは出てきてございません。これらについてもいろいろ議論したんですが、そういったものは出てこないんですけども、そういったような、いわゆる将来漁業活動を続けていく上での規制が残ることへの不安というものがあるということの中でございます。そういったような不安払拭の関係で、接触の中で、ちょっとさきに触れましたけれども、この第3種特別地域、これを普通地域に下げるということは、許可行為が外れるわけでございます。例えば、それが許可が必要なものというようなものに仮になったとしても、普通地域であれば許可行為ではなく、届け出行為になるというような形に相なります。そういうような中で現在これを普通地域にできないのかと。普通地域にするのであれば、漁民の不安払拭も図られるというようなことから、道のほうへ、そういった考え方の中で改めて取り組んでもらえないかというような要請をしたいと、こういうことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。それから、国道44号線の関係でございます。始まったばかりといいましょうか、ことしの部分については、根室方面等々において行われておりまして、厚岸においても白浜の交差点の改良という部分が出てきてございます。まだそのほかにも、特に急ぐといいましょうか、厚岸町の要望といたしまして、門静の跨線橋の拡幅、それから尾幌と上尾幌間の尾幌の直線道路ですね、国道の。ここの冬期路面凍結防止対策、これは急ぎますよということの中で要望を続けてきてございます。それだけではございませんけれども、全体的に国道44号線の補修、安全対策、こういったようなものに積極的に取り組んでほしいという部分の要望につきましては、地元で行われます開発建設部各事業所との懇談会でもお話しさせていただいておりますし、さらには釧路総合開発促進期成会、これの要望の中にも国道44号線全体の整備計画という形の中で、毎年、継続して要望活動を続けてきてございます。これらについては、少しでも早く整備を進めるよう要望活動を継続させていきたいと、このように考えてございます。

質問 菊池

この資料の中で、3ページ、平成18年3月30日、下から3項目めに、環境省の意、 。向では 第3種を下回る他種区分での国定公園指定の申し出の受領は困難と書いていますねこのため、道としては現行と同じ第3種特別地域としたい。この件は、今の説明から追っていくと、また、今課長は述べていませんでしたけども、届け出、あるいは許可、これらの問題についてどう判断したらいいんですか。陳情については、国定化昇格促進期成会並びに根釧圏発展推進機構、釧路地方総合開発期成会、それと地域づくり推進会議、これらの団体が陳情を重ねているわけでございますが、若狹町長は、これらのトップとして、あるいはトップクラスとして陳情しているわけでございます。漁民とのコンセンサスを図るよう努力しておると思いますけれども、先ほど申しましたとおり、漁業者が不安視していることをとことんまで話し合って、その調整を北海道に働きかけ、最善策をもって詰めていただきたい、このように思うところでございます。道路につきましては、これも国定公園化と関係してとれば、印象として、きれいな海のき、 、 、れいな魚として 鮮度保持と価格安定プラス消費者還元という形 プラス厚岸といえばカキブランド品のえもんシリーズで「カキえもん 、また、厚岸といえばサンマ、ネームバリュー」のある「大黒さんま 、これらを初め、根室、浜中、厚岸、釧路、根釧域の水産物、そして酪」農品、これらの輸送関係の早期物流が望まれるわけでございますので、ぜひとも地元選出議員とともに総力で運動してほしいと思います。釧路開発期成会でも、これらの件につきましては、ただいまやってくれているということでございますけども、さらなる前進を望むところでございます。先般、町長が正式に普通地域化の要望について新聞に出されておりましたが、ただいま町長の回答並びに課長の回答で、その意図がわかってまいりましたが、普通地域、第3種特別地域の件についても、特に規則はそんなに変わるものではないという説明でございましたけど、この辺をもう一度はっきり説明していただきたいと思います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。ご承知のとおり、厚岸道立自然公園が指定されましたのは昭和30年でございます。その当時はまだ地種区分というのがなかったわけであります。その後、昭和39年から厚岸湖は第3種に地種区分されたわけであります。当時は、それと同時にアッケシソウを含めた牡蠣島付近を特別地域として指定しておりましたが、ご承知のとおり、平成8年になってからアッケシソウ等の群落がなくなったという中で、特別地域がなくなりまして、厚岸湖は第3種に変更、現行に至っておるわけでございます。そういう中で、今ご指摘がございましたとおり、平成18年3月でございますが、国定公園化に当たって 第3種で国定公園化をいたしたいという厚労省並びに北海道からのお話があっ、たわけでありますが、それに対して漁民のほうから、今後の漁業活動への不安があるということでございました。当然その前提には、国定公園化に反対するものではないが、第3種では漁業活動に影響があるというお話に相なったわけであります。そこで、私と漁業協同組合とお話の結果、平成18年6月に厚岸道立自然公園国定公園化調、 。整会議というものを設置いたしまして るるお話を続けてまいってきたところでございますその結果、第1回目の答弁にありましたとおり、第3種を普通地域にしていただきたい、その変遷については先ほどいろいろと理由を申し上げたとおりであります。私も今日の変遷を考えますと、漁業協同組合と歩調を合わせながら、国定公園化に向けての速やかな道立公園の中で普通地域にしながら、国定公園化に向けて進めていきたい、そういう合意を得たということで今後進めてまいりたい、そのように考えているわけであります。それと国道の関係でありますが、我々期成会としても、重要案件として国に対して要請をいたしておりますし、特に国道44号線における、厚岸区域におけるそれぞれの要望事項におきましても、今、強力に国に要請をいたしておるわけでございます。今後も続けて要請をしてまいりたい。そして、産業道路であり、また、いろんな面の利用度の高まる道路にしていただくようにこれからも頑張っていきたい、そのように考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

質問 菊池

ただいま私の質問から今までの一連の回答の中では、町長は漁業関係に集中して考え方を述べておられますが、今、海は漁業者ばかりのものではないのであります。新しくとらえられる海の姿には 海と人間とのかかわり合い 海流と人間 資源エネルギー、 、 、としての海、自然環境としての海、例えば、すみついた鳥たち、それに数々の渡り鳥、海洋性動植物、海中あるいは海辺や湿原に近住する動物類、魚介類、人類は太古の時代から海に対する認識というものが変化しつつ経過しています。国定公園の意義、国立公園の意義、道立公園の意義、それぞれ共通点がありますが、大きく言えば、海は地球上の全体を考えなければならないと思うのですが、いかがでしょうか。人とのかかわりの中で、各分野で漁業、食はもちろんのこと、自然の維持、動に入るとマリンスポーツ、フィッシング、祭り、輸送、物流、観光、学習等、いろいろと利用されるのであります。これらの件も広い視野を持って国定公園化に対しての理解を持っていただきたいと、このように思うところでございます。もう一度、町長の判断をお願いいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。この国定公園化につきましては、期成会ができましたのは昭和59年であります。先ほど24回の要請ということでありますが、もう25年たったわけであります。私といたしましては、長年の、厚岸町のみならず、厚岸町を含めた3町の願いであると。でき得れば、厚岸町においては、町民総意をもって国定公園化を喜びたい、実現させたい、そういう町長の願いがございます。そういう中で、漁民が不安を持つという中で、何といいましても厚岸の基幹産業は漁業であります。厚岸の漁業振興なくして発展もございません。そういう意味において、私は、町民の総意をもって実現をいたしたい、そういう願いを込めながら今日まで運動を展開しておりますことをご理解いただきたいと思いますし 今後 速やかに国定公園化されることによっ、 、て、先ほど菊池議員からお話がございましたとおり、知名度も高まりましょう、また、観光の振興にも大きく結びつきます。さらにはまた、交流人口の増にもなるでありましょう。いろいろな大きな厚岸町にとってのプラスになる、そういう認識を持っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 菊池

国定公園化についてご説明をいただきました。厚岸湖が普通地域であれば国定化、 、 。 、する可能性があるのか 現段階での道の見解 これらについて報告をいただきました また国道整備についても、常に努力し、期成会を通じて運動していくということでございます。さらなる努力を期待して、私の質問を終わります。以上です。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

今お話にございましたとおり、厚岸町の懸案事項であり、3町の懸案事項でございます。私も、今後、最善の努力をしながら、国定公園化に向けて努力をさせていただきたい、そのように考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

出典:厚岸町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月25日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる