厚岸町議会 平成22年第2回定例会 2010年6月23日
「あやめ」の保護育成について
2010年6月23日、厚岸町議会の一般質問で、菊池賛議員が質問し、町長 若狹、まちづくり推進課長 湊谷が答弁しました。
- 質問者
- 菊池賛 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、まちづくり推進課長 湊谷
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 菊池
平成22年6月第2回定例会一般質問通告によって、私は 「あやめ」の保護育、成についてお尋ねいたします。まず第1点目は、あやめの保護育成に対しましては、振り返っておおよそ30年に達するほどの雑草駆除をしてきた経緯があります。そこで(1)あやめの保護育成にかかわるところのいわゆる雑草駆除を観光協会が中心となって、協会員を始め中高生や町内ボランティアの皆さんによって続けてられてまいりました。その時期は、例年6月に入って中旬の土曜日・日曜日の利用で実施されてまいりましたが、本年はいつものように皆さんに呼びかけて実施を行っていないのが実情であると思います もし実際に雑草刈りを行っ。ていないとするならば、その理由についてお示しをお願いいたします。また、その手だてについて、今後どのような方法で行おうとしておられるのか、方法についてお示し願います。(2)、次に提言でございますが、あやめなどに詳しい学識経験者をお迎えして、保護育成に関しての検討会議、あるいはシンポジウムなど開催して研修してはどうかという点について、理事者の考えを教えていただきたい。(3)、三つ目は、あやめの保護育成に図られ、協議会的なものを設置しようとの機運があるという話をちまたでお聞きするわけでありますが、実態はどうなのか。この件についてもお知らせください。(4)、四つ目に、あやめ保護育成を図るために、あやめヶ原のひおうぎあやめの将来へ向けての保護・保全についてのあり方についての考え方をお聞かせください。ちなみに前回、昨年の私の一般質問に対する答弁では、ひおうぎあやめの自生地を保護する植生復元地として事業執行する道がありますとのことでありましたが、その後、北海道との協議、あるいはアドバイスなどの進展はあったのかどうか。(5)、最後に、以前、当町においても開催されました全国あやめサミットについて、その事業内容と現状についてお知らせいただきたいと思います。以上で質問を終わります。
質問 菊池
ただいま質問を終わりますと言いましたが、第1回目の質問を終わります。よろしくご答弁のほどお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
9番菊池議員のご質問にお答えをいたします。「あやめヶ原の保護育成について」のお尋ねのうち、まず 「例年実施している保護育、成の手だては、ことしどのように行うのか 「保護育成に当たって学識経験者を交えた」、検討会やシンポジウムなど研修を実施する考えがないか 「あやめ保護育成にかかわる」、、 」、「 、協議会的なものが立ち上がるとお聞きするが どのような内容となっているか 今後将来に向けあやめ保全のあり方をどう考えていくか」についてでありますが、あやめヶ原は約100ヘクタールに、約30万株が自生するとされる国内最大規模のひおうぎあやめの群落地であります。ご質問者もご承知のとおり、昨年まで厚岸観光協会が主体となり、協会役員や会員のほか広く一般町民にも呼びかけ、6月中旬に「あやめの保護育成事業」として、あやめの生育を阻害する植物を取り除く作業を行ってきておりましたが、昨年、その中に道立自然公園の特別地域内では、知事の許可なく採取することが禁止されている、いわゆる指定種の「イワヨモギ」と認識がないまま、除去していたことが明らかになりました。これを受け、釧路支庁からは、指定種との認識の中で、風致景観を保全する目的で、地域の方々の善意による行為で悪質性はないとの理解はいただいたものの、道条例の違反行為となるため、観光協会に対して注意書の送付があったところでもあります。しかし、あやめヶ原のひおうぎあやめは、厚岸町の花に指定されているばかりではなく、ほかに類を見ない風致景観を有し、厚岸町道立自然公園の貴重な自然資源であり、本町の重要な観光資源ともなっております。このため、近年、特にこのイワヨモギが繁茂し、あやめの生育に必要な日光を遮るようになり、あやめが衰退し、植生景観が損なわれていることから、昨年来、釧路支庁、現在の釧路総合振興局とも協議を続けてきているところであります。昨年の第3回定例会の菊池議員の一般質問でもお答えしたとおり、あやめヶ原のひおうぎあやめの保護を目的に、特別地域内の指定種を採取するには、北海道知事の許可な、 「 」 、どが必要となりますが 許可基準において 学術研究その他公益上必要 という目的に合致させることが難しいとの北海道の見解であります。しかし、公園計画の中で園地と位置づけられているあやめヶ原では、その園地の附帯施設として、ひおうぎあやめの自生地を復元するための植生復元地としての事業決定を受けることで、公園事業として事業執行することが可能となり、その場合には、ひおうぎあやめの保護のため、育成の阻害となる植物の侵入を防ぐ採取行為は、事業執行上の管理行為として見ることが可能との見解も得たところであります。、 、 、このため 町では 植生復元事業として北海道の事業承認を受けるための前段としてあやめヶ原の保護育成管理マニュアルを策定すべく、学識経験者や関係団体の代表者、行政機関の職員などで構成する(仮称)厚岸道立自然公園原生花園あやめヶ原保護育成対策協議会の設立に向け、現在、準備を進めているところであります。この協議会では、あやめヶ原におけるひおうぎあやめの保護育成にかかわる基本方針やその方策、自然環境の調査研究に関することなどを協議していただきながら、先ほど申し上げました管理マニュアルの策定を行っていただきたいと考えているところであります。ご質問にあります、あやめの保護育成に向けた学識経験者を交えた研修の実施につきましては、この協議会におけるさまざまな議論の中でとり行われるものと思いますし、その過程の中で必要が生じた場合には、シンポジウムの開催も考えてまいりたいと存じます。また こうした現状の中では 観光協会が広く呼びかけを実施してきておりました あ、 、 「やめの保護育成事業」については、本年は見送らざるを得ない状況にありますが、あやめまつりの開催を目前に控え、多くの観光客にこのすばらしい自然景観を堪能していただくため、釧路総合振興局との協議した中で、去る20日に観光協会の役員において、あやめヶ原の環境整備として、道道沿いの植樹ますにおけるあやめ周辺の草刈り、園内の散策路と展望台周辺の草刈りやフキの除去作業を行ったところであります。次に 「全国あやめサミットの事業内容は現在どのようになっているか」についてであ、りますが、全国あやめサミットは、あやめを市町村の花に指定し、住民と行政が一体となってあやめの魅力を活用し、町づくりエネルギーにしようとしている全国の自治体が、 、 。一堂に会し 情報の交換と交流を図ることを目的に 昭和63年から開催されております本年のサミットは、山形県長井市において7月3日、4日に開催されることになっており、最初に関係首長による会議が予定されており、開催地長井市の「あやめ公園100年のまちづくり」の取り組みをテーマに議論されることになっております。その後、市内見学や交流会が行われ、翌日、あやめ公園などの市内視察が計画されている内容となっております。なお、現在の全国市町村あやめサミット連絡協議会の構成自治体は12市町となっており、本年度の参加自治体は7市町と聞いております。平成4年に厚岸町で「第5回あやめサミット」が開催されましたが、その当時の構成自治体の数は全国34市町村、参加していただいた自治体も18市町村でしたので、市町村合併などを要因に、構成自治体の数も大きく減少している実態にあります。以上であります。
質問 菊池
回答から言いますと、例年実施している保護育成の雑草駆除は、ことしはあやめまつり前に、観光協会役員で行ったということでございますね。ことしは雑草駆除の範囲が遊歩道の周辺、展望台の周辺、あやめ群生地の一部育成支障部分、これらを観光協会の役員で行ったということでございます。ということは、協会の役員だけで一般の協力は、今回はお休みしたいということでございますね。昨年は、絶滅危惧種のイワヨモギ問題で、道の許可なく伐採駆除したこともあって、ことしはそのほかの絶滅危惧種の点検の意味も含め、協会の役員だけで一般の協力はお休みしたいと解釈していいようですね。シンポジウムについては開催する、よっては開催するような形になるのではというご返事をいただいていましたが、その町、あやめある町の人が、人間が、保護育成のためにはどうすべきかを研究する必要があると考えますので、この運動は続けるべきであること、そのためには勉強会も必要だという考えるけれども それに官公庁と民間の協働のまちづくりの一環としても位置づけられるんじゃ、ないかという点と、中高生に対しては、あやめ育成の環境運動とともに、将来に続く後継学習などが、この保護育成に含まれるということを確認したいと思います。シンポジウムでは、いろいろなことが討論されると思いますが、それを期待しているわけでございます。また、将来に向けては、雑草により衰退している状況のあやめを立ち直させるための、これだけの雄大な自然遺産の維持を続けるために、全国、あるいは国際的にも厚岸のネーチャーフラワーアイリス、自然生育のあやめを中心に、東・北海道の原生花園復活、厚岸道立自然公園の厚岸あやめヶ原を観賞できることを自覚し、この存続に力を入れることが大切であるということでございます。全国あやめサミットには、町の代表者の出席もいいですけれども、現場の知識を持った自然保護管理員が、あやめに関心のある協会員も参加できるようにできないか、首長だけが集まればいいか、この点を話を聞き入れてほしいなという町民もおります。あやめヶ原の経緯の中から、参考資料として昭和50年の7月に、釧路市の田中瑞穂先生が書きました。当時、北海道教育大学釧路分校の生物学教授でございまして、釧路湿原の命名者として有名でございますが、子供のための東・北海道の植物という本に掲載されているひおうぎあやめは釧路町より多く、湿地でも見られる。葉・頭の形30センチ余り、7月に薄青い青紫の花をつけるが、次々つぼみが出て長い間咲いていると、日ごろは野原が、このあやめの花で埋められるようにさえ思うと書いております。当時から、ここあやめヶ原原生花園は自然保護の群落が、この本で明らかになっていることでありますし、今般、この時期を忍ぶ様子として、協会顧問である稲葉先輩に白、 、 、黒写真を見せていただきましたが 当時 昭和40年以前の今から45年ほど前のあやめは鮮明に写真で撮影されておりまして、当時の花丈、背の高さは非常に高く、人々が座った状態で書けないぐらいのきりりと立った大きな花姿でありました。そのころの馬の放牧でございますが、昭和30年ころから行っており、東京農大の網走校の小松輝幸教授は、馬の放牧はいいことだと推進しております。馬が何を食べるか、1日当たりどれくらいの量の草を取るのかを研究されており、また、その時は牛も放しており、牛の食する草類と馬の食する草類は若干違うということで、牛馬の放牧は効果があるとしていたようであります。しかし、観光客は、牛のふんがあのとおりの姿なので評判が悪くなってきたため、牛を放さなくなったといいます。そんなことで馬一本で放牧されるようになったとのことでもあります。放牧される頭数によって、あれだけ重い個体馬でありますから、歩き、あるいは駆けめぐり、地面の草地も固まり、また自然の変化もあり、現在のようにほこりが立つほど固い地面に、自然移行していることも見受けられます。もちろん馬だけが原因で、地面が固くなったわけではなく、時の経過と気候の変化等により、環境が少しずつ変化しての流れの変遷から想定されているわけであり、これらの事柄をいわゆる植生変化があらわれてきている現状に鑑み、そのための科学的な調査に基づく、腰を据えた対応が望まれていると言われているのであります。イワヨモギは乾燥した場所を好むといい、このヨモギが繁茂するということは、徐々にではありますが、原生花園の土壌が乾燥化してきていると言われるのが原因であります。馬の放牧の流れを聞くと、奔渡の奥の林さん、次に松葉の鈴木旅館の社長さん、門静の小師牧場さん、浜中さんのばんばなど放牧していたといいます。このような経緯と変遷を経て、今日のあやめヶ原が存在しているわけでありますから、今後、将来に向けてあやめの保護育成のために、今までの経過を参考及び反省しながら、保護育成に取り組んでいくべきではないかと考えるところでありますが、理事者側の前向きなご答弁をお願いするものであります。馬の放牧について、あやめヶ原全体でおおよそ100ヘクタールの広さに対して何頭の馬が必要なのか、現在のあやめヶ原にマッチした必要な放牧動物の数はどうなのかなど、クリアしなければならない課題が数々ある中で、私の脳裏にはシンポジウムの必要性が生まれてくるのであります。いかがでしょうか。ただいま申し上げました、あやめ保護育成に関する1から4までの件について、総体的にまとめてみると、植生の変化と野花の姿を観察しながら手入れの方法など、これら科学的な調査に基づく適切な判断を研究し、時季などと合わせ、将来へ向けての保護育成とつないでいけるのではないでしょうか。いかがですか、コメントをお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
私からは、全国市町村あやめサミット連絡協議会の質問に対してお答えをいたします。そのほかについては、担当課長から答弁させますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。ただいまあやめサミットに関心のある一般の方も参加できないのかという質問がございました。全国市町村あやめサミット連絡協議会の会則には、市町村の長をもって構成するという会則になっておりますので、この点についてはご理解をいただきたいと存じます。
答弁 まちづくり推進課長 湊谷(まちづくり推進課長は2015年3月まで)
あやめヶ原の関係、保護育成のことについてご答弁させていただきます。まず1点目、例年行われている、祭り期間前に観光協会が町民の方にも呼びかけをして行っていた保護育成事業、ことしについては観光協会の役員だけで行ったんですねというような質問でございますが、先ほど町長からのご答弁にもありましたけれども、昨年のイワヨモギの問題が惹起いたしました。その対応に向けて、当時の釧路支庁とも協議をしてきましたけれども、従来と同じような形で行うのには、その前に先ほども言いましたような公園事業という位置づけを行わなければ、実施は今のところは許可できないというような話もございますので、今年につきましては、あやめまつりに向けて多く、 、 。 、のお客様が また あやめヶ原のほうにも訪れてきていただきます そういった中では何も手つかずでお迎えするということにはいかないだろうという現状にもあるものですから、釧路総合振興局の担当のほうともご相談をさせていただいて、道道の縁にあります。あそこにあやめも、あそこは移植をさせていただいた部分でございますが、そこの周りの草刈り、それと散策路と言いまして、園内の中に行きますと中央、お客様が歩けるような形での舗装されたところがあります。そちらのほうについては、公園事業ということで実施しているものですから、その周辺の草刈りについては問題はないという話もいただいております。それと、先のほうに行きました展望台、展望台の部分につきましても以前に公園事業ということで行っている部分ですから、その管理事業ということで行うのには問題はないという話もいただきましたので、ことしにつきましては観光協会の役員の皆さんに声かけをしまして、昨年の例でいきますと全体で31名の方、町民の方含めて議会の皆さんも参加していただいたんですが、31名の参加がございましたが、ことしはそういう形で観光協会の役員のみで行ったということでは、21名の参加でございましたけれども、こういったメンバーで今言った、あやめ保護育成ということではなくて、あやめヶ原の周辺環境整備という位置づけの中で行わせていただきました。それから、こういったいろいろなこういう問題ある中で、シンポジウムの必要性はやはり必要ではないだろうかと、あるいは勉強会という話もございましたが、先ほどいきました植生復元事業という部分に持っていくためには、いろいろな専門家のご意見をお聞きしながら、公園事業としての位置づけが必要だと。そのためには、素人だけではなくて、専門家の方々も交えた保護育成協議会、先ほど、町長 (仮称)ということで言い、ましたが、そういった協議会を立ち上げた中で、あやめヶ原を昔の姿に少しでも戻す、復元するような事業に持っていく。そのためには、これからあやめヶ原をどのようにして管理していくのかという管理のマニュアルを策定をして、それに基づいた植生復元事業という位置づけで、あやめの生育に阻害を与える部分を除去するという部分を行わせていただきたいということで、釧路総合振興局のほうとも調整を進めながら、今、進めているという状況でございます。それで、その管理マニュアルを策定する中では、協議会のメンバーとしましては、専門的な知識を持ちました大学の先生、あるいは植物に詳しい先生、さらには町内の関係団体の長でありましたとか、あるいはそういった町内の専門の知識を持った方々、さらにはオブザーバーということで、関係機関のすぐれた知識を持った方々にも参加をしていただいて、この協議会の中で管理マニュアルをつくっていきたいという思いがございます。それで、その中では先ほども言いましたけれども、そういった勉強会というのは当然進められると。今、これからという部分におきましては、過去がどうだったのかを調べながら、そして本当に今言っているイワヨモギが繁茂してきたことによって、あやめの衰退になっているということもある程度裏づけを持たないと、そういったこともできないということでありますので、そういった各種調査も進めながら、まとめていくということでございます。そういった中では、当然、委員さんを含めた中での勉強会は図られるだろうなというふうに思っております。ただ、町長の答弁でもありましたが、シンポジウムこれはシンポジウム開催がありきではなくて、そういった中で必要に応じたときには、そういった開催についても検討をさせていただきたいと思っております。また、答弁ちょっと行き違いもありますけれども、順序あれですけれども、小中高生の参加、これについても、これからのあやめの保護育成にとっては大変大事なことではないか、ご質問者がおっしゃるとおりでございます。ただ、こういった問題が今まだ解決されない中では、昨年まで行われてきた中学生、あるいは高校生の方々の協力を今年も継続してということにはなりませんので、ことしについては違った意味での環境整備等に声がかかれば、お願いをさせていただきたいなというふうに思っております。ただ、こちらのほうの管理マニュアルのほうも、だらだらと時間をかけて取り組むということではなくて、早速、実はこの協議会のメンバーの方々にも打診は既にさせていただいて、内諾はとってございますので、議会が終わりましたら早速こちらのほうの実質的な動きに取りかかりまして、来年の事業実施ができるように努めてまいりたいなというふうに思っておりますので、それができましたら、こういった過去の中学生・高校生の協力をいただきました活動というものも また行っていけるのかなというふうに思っ、てございます。また、釧路市発行のいろいろな書籍のほう、あるいは観光協会の顧問さんのお話を聞いて、以前のあやめヶ原、相当群落があって、背丈も高い立派なあやめだったというお話もございました。私も過去の冊子等を見ると、今とは大分違うなというふうな思いもしているところでございます。ただ、馬の放牧は、先生方の話からもあるように、やはり一時、馬の放牧やめたときもございますけれども、そのことによって、あやめヶ原自体のあやめの育成がどうも衰えてきたなというお話もありました。そういった中では、いろいろな専門家の方々の研究も実は行われてきた中で、馬の放牧については、あやめヶ原を保護するためには必要だという判断の中で、現在も行ってございます。実は今現在、あやめヶ原には6頭の馬が放牧されてございます。というのは、あやめまつりまでには10頭ということで計画をしているんですが、どうしてもまだ草が、あやめヶ原の草自体が十分伸びていないという状況の中では、一気に馬を入れてもえさとなる草自体も余りないと、飼い主である馬主さんのほうもちょっとまだ待ってくれというような話にもなりますので、今現在は6頭、日曜日の現在で6頭でございますが、この後、4頭ほど増やして10頭を入れるという予定になってございます。さらに、一方、イワヨモギの部分でご質問者、従来はあやめヶ原にそんなにいなかっ、 、たのではないかと やはりイワヨモギというのは乾燥するところを好むという部分ではあやめヶ原自体が、乾燥化されてきているのではないんだろうかというお話もありましたけれども、実は昨年、イワヨモギが問題になったときの初めて私ども情報を把握したというのは、桜の育成の先生の方からの情報の提供があって判明したということなんですが、実はその先生、今年も桜祭りに当たりまして、厚岸町のほうに訪れてきてくれました。そして、あやめヶ原周辺の部分も再度また確認をしていただいたという中では、先生の見る限りにおいては、あやめヶ原の先端部分に一部にイワヨモギの群落がてきていますが、さらに崖の縁なんですけれども、そちらのほうにすごい群落があるという発見もしてくれました。その後、うちの職員もその場所に行って、今の現状の本当の崖の際のところにも群落でへばりついて生えているという状況なんですが、そういったことから見ますと、昨年の釧路支庁、それと北海道の指定種の専門家の方にも来たときも、実は展望台のコンクリートのところに、イワヨモギが生えているという状況も確認していただきました。そういうことから見ると、このあやめヶ原におけるイワヨモギというのは、風によって 種が 飛 ん でき て 広 がっ て い ると い うこ と も 、十 分 考 えら れ ます よ ね とい う よ うな こと もあ り ま した し 、 今言 い ま した 桜 の専 門 家 の先 生 も 、そ う いっ た 裏 づけ に な るこ うい う箇 所 で はな い だ ろう か と いう 話 もお 聞 き して ご ざ いま す 。そ う い った 意 味 で、 専門家の方を交えてこれからあやめヶ原を保護していかなければならないのは、これは厚岸町として当然のことでございますし、大変貴重な資源でもございますので、それに向けた、そういった専門家の方々交えた協議会と十分連携しながら、あやめヶ原の保護育成に取り組んでいきたいなというふうに考えておりますので、ご理解願いたいと思います。
質問 菊池
町長並びに課長より、いろいろご回答をいただきましたけれども、町長の答弁には、あやめサミットの件で、今、返事ございましたけれども、非常に淡泊で簡単すぎる。会則がそうなっていますから、全国の市町村、長だけが集まると、余りにも淡泊だと思います。やっぱり現場の人間も1回ぐらい集まるような提言というか、そういうものをしてもいいんでないですか、これだけみんなが協力しているんですよ。ただいま馬の件もありましたけれども、ちなみに今日までの馬の放牧の協力者としては、ばんえい用の大型のばんえい馬、小型種のポニー、道産子馬、そのほか一部に乗用馬、長距離乗馬に適する北海道和種馬、これらなどの馬の放牧を歴代の協会員の人たちが協力しているわけでございます。そして、そういう人たちばかりでなく、協会員の中でも検討したいと 勉強したいという人もいますので そういう人たちが集まって この100ヘクター、 、 、ルに30万株もある、あやめが育っていくために、絶やさないために研究していくために集まるということが、たまにはあってもいいのでないかということでございます。それから 課長からの答弁 非常に前向きな答弁をいただきました そういう中にあっ、 、 。て、協議会を学識経験者を交えた研修の実施については、この協議会におけるさまざまな議論の中でとり行われるものと思いますし、その過程の中で必要が生じた場合には、シンポジウムの開催も考えてまりいたいということでございますので、これについてはぜひとも復元する協議会というか、それを基礎にしてやっていただきたいと、このように思います。町長、もう一度、答弁お願いします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。あやめの関心を持つ一般の方、あやめサミットに参加をいたしたい、どういうお気持ちを持っての参加かわかりませんが 先ほど申しましたとおり 全国市町村あやめサミッ、 、ト連絡協議会は、当初は、第1回の答弁でお話しましたが、市町村の花として、あやめを指定している自治体でございました。しかしながら、その後、先ほどもお話いたしましたが 会員も少なくなり 平成17年に会則を改正をいたしまして より幅を広めた あ、 、 、 「やめを慈しむ自治体の参加」ということにいたしたわけであります。しかしながら、現実に構成する会員が、ますます少なくなっているという現実にあるわけでございまして、そういう中で構成自治体が持ち回りで、年に1回開催をいたしておるところでございます。そこに参加をしたいというのかわかりませんが、そういう中で会則においては、市町村の長をもって構成をするということになっておりますので、先ほどの私の答弁は、そのように答弁をさせていただいたわけであります。そういうことで、ご理解をいただきたいと存じます。
答弁 まちづくり推進課長 湊谷(まちづくり推進課長は2015年3月まで)
私のほうからは、協議会の部分にかかわる答弁をさせていただきます。、 、 、議員さん言われるように この協議会が有意義な内容になる会議であるように またあるいは将来におけるあやめヶ原の保護・保全に必要なきちっとした管理マニュアルができるように、事務局としても取り組んでいきたいと思いますし、必要が生じた場合には、シンポジウムの開催のほうも検討していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 菊池
サミットの件でございますけれども 町長 説明してくれましたけれども 12、 、 、市町がなって構成自治体があると、全国でね、市町村あやめについて、本年度の参加自治体は7市町と聞いておるということですね。その当時の厚岸でやられたときには、全国34市町村もあったんですね、やはり、あやめサミットが参加率が少なくなったということは、発展性がないからというか、面白みがないというか、やはり積極的な勉強する会がないから、そういうことも考えられるわけでございます。ただ集まって、全国市町村のあやめをまちの花としている自治体が、長だけ集まるのはいいんですけれども、そのほかに何年かに一遍ぐらいは、それに携わっている人たちが必ずいるはずですから、各市町村で。そういう人たちが集まっていただく提言がほしいということで、僕が今、町長にしつこいようですけれども、言っているわけでございますが、やはり改革という時代を迎えて、そういうことも必要ではないかと思うんですね。例えば、これとまた別でございますけれども、お医者さんの研究でも学会というのがありまして、ときには集まって研究・討論して実例を話し合って、その発表を参考に、あやめの場合は寒いところでも暖かいところでも種類は違いますけれども、咲き乱れるわけでございます。手入れの方法、土の方法、いろいろ研究していると思います。そういうような中で、身近な研究をする場面がほしいという人がいるわけですから、そういうことも考えて、ただ集まるのではなくて、研究する人たちが集まる場を設けるような提言をしてほしいということを、もう一度要望してまいります。要望しておきます。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。全国市町村あやめサミット連絡協議会の会員の減少の大きな要因は、市町村合併等により市町村の花が変更になっていることが、大きな原因なんであります。そこで当連絡協議会も今後の運営のあり方についてはどうすべきかと、いろいろと議論を重ねているわけでございますが、しかしながら、そういう事情の中で会員数が減少をいたしているということについては、ご理解をいただきたいと思います。、 、 、また 全国的な関心のある方々が一堂に会して研究なり調査なり また交流するなりそういう場面をつくれないのかというようなご提言もいただいたわけでありますが、私も今回の長井市で行われる全国サミットには不参加であります。といいますのは、厚岸町におけるいろいろな行事が重なっておりまして、参加ができないという事情があるわけでありますが、ただいまの菊池議員のご提言についても、このサミットにおいて一つの課題として提案するのもいいのではなかろうかと、私はそのように考えますので、今の提言を預かりながら、今後のサミットにおける連絡協議会の中で提案をしいきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。