厚岸町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月16日
(1)カキの種苗センターについて/(2)廃屋について/(3)定住自立圏構想について
2009年12月16日、厚岸町議会の一般質問で、髙橋議員が「カキの種苗センターについて」「廃屋について」「定住自立圏構想について」について質問し、町長 若狹、産業振興課長 高谷、税財政課長 小島、建設課長 佐藤、まちづくり推進課長 田辺、副町長 大沼が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、産業振興課長 高谷、税財政課長 小島、建設課長 佐藤、まちづくり推進課長 田辺、副町長 大沼
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 髙橋
平成21年度第4回厚岸町議会定例会に当たり、先般通告のとおりお尋ねを申し上げます。ご案内のように、産業にかかわるところのカキの種苗センターについて。この施設は、開設以来10年余りが過ぎ、施設が行っているところの業務のそれぞれの見直しが必要かと思うし、さらには一昨年購入した遺伝子解析装置は、しっかり有効に稼働しているのかをお尋ねをしてまいります。また、カキに多く付着すると言われるノロウイルスの検査を行う施設の併設はできないのか伺いたいのであります。同時に、カキ養殖生産者の目線に立ったご答弁をいただきたいものであります。次に、6月の議会にお尋ねをいたしましたけれども、私のほうの項目が多い関係で答弁漏れがあったようなので、このたびも再度お伺いいたします。廃屋についてであります。町内に点在する住宅、工場などについては、町は所有者に対し、どのような管理、指導を行っているのか。また、これらにかかわる固定資産税等については、しっかり徴収されているのかをお尋ねをしてまいります。次に、この件についても、先般、町長がたまたま欠席の間に副町長のほうにお尋ねをしてあります。定住自立圏構想について。まず、厚岸町は参加をするのか、しないのか、その理由についてお尋ねをしたいと思います。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
4番、髙橋議員のご質問にお答えをいたします。1点目の、産業の育成についてのお尋ねですが、カキ種苗センターについて、まず、開設以来10年余りが過ぎ、施設が行っている業務の見直しが必要かと思うがいかがですかについてでありますが、厚岸町カキ種苗センターは、平成11年に改修して以来、シングルシード方式によるカキの種苗生産を行い、厚岸町の特産物でありますカキによる地域振興に取り組んでおります。カキ種苗センターで実施しております主な業務としましては、まず一つ目として、シングルシード方式によるカキの種苗を生産し、漁業者へ供給しており、二つ目は、カキのえさである餌料藻類、いわゆる植物プランクトンを生産し、その余剰分を町外のウニやナマコなどの種苗生産施設へ販売を行い、三つ目が調査研究業務で、厚岸湾や厚岸湖の環境調査、カキ種苗センターで生産されたカキ種苗の効率的な養殖方法の技術開発などに取り組んでいるところでございます。こうした業務の見直しが必要かと思うがいかがとのことですが、シングルシードカキ、「 」 、 、は カキえもん という銘柄で 一般消費者や首都圏のレストランなどでも認知が進みその味が高い評価を受けております。また、平成16年に発生したシングルシードカキ種苗の夏の大量へい死を経験した漁業者の中には、その経験を糧にして養殖技術の改良を進め、非常に効率よくカキの生産を行っている漁業者が増えつつあります。また、これまでの販売実績によって、カキ種苗センターの餌料藻類は評価が高く、販売先施設との間に良好な関係が構築されております。さらに、調査研究については、短期的によしあしを判断するものではなく、長期的な視野に立ち、地道なデータの蓄積が肝要と考えておりますので、今後ともしっかりと継続していく必要があります。こうしたことから、カキ種苗センターが現在行っている業務については、当町のカキ養殖業の振興を図る上で必要不可欠な業務であり、今後も引き続き実施していかなければならない業務であると考えているところであります。次に、遺伝子解析装置はしっかり稼働しているのかとのお尋ねでありますが、ご質問の遺伝子解析装置については、平成19年度に特定防衛施設周辺整備調整交付金事業により導入した装置のことと思いますが、カキ種苗センターでは、この遺伝子解析装置が整備される以前から、カキに関する諸問題について科学的にアプローチできるように、計画的に機器の整備や分析用試薬購入のための予算措置を行い、限られた時間の中でテーマを絞り、分析を行ってきておりますが、さらに高規格の遺伝子解析装置が更新整備され、短時間で正確に分析できる体制が整ったことから、その成果として、真ガキのDNA分析や植物プランクトンの種判別が円滑に進められているところでございます。次に、カキに多く付着すると言われているノロウイルスの検査を行う施設の併設はできないのかとのお尋ねでありますが、まず初めに、厚岸町におけるカキのノロウイルスに関する食品衛生検査の現状を説明させていただきますと、厚岸漁業協同組合では、週。1回の割合でノロウイルスの食品衛生検査を長野県にある検査会社へ委託しておりますこの検査会社は、厚生労働省に登録されている指定検査機関となっており、食品衛生法に基づく食品などの衛生検査を実施できる機関であります。また、こうした検査機関で得られたノロウイルスの検査結果は、北海道ぎょれんが公開しております北海道産カキ安心情報にも利用されているものであり、検査の信頼性が求められております。厚生労働省による指定検査機関は、法人に与える資格でありますので、厚岸町では取得することができませんが、この指定検査機関になる場合、登録基準があり、遠心分離器や純水製造装置などの8種類の機器を備えていることと、大学などにおいて医学、生物学または水産学などの課程をおさめ、一定年数の細菌学的検査業務に従事した経験を有する者が4名必要となります。こうした有資格者4名を確保することは、厳しい財政状況の中では困難であり、カキ種苗センターが指定検査機関と同じ程度の要件を満たす分析処理能力や分析精度を有することはできません。こうした理由から、現時点でノロウイルスの食品衛生検査を実施できる施設をカキ種苗センターに併設することは不可能であると判断しております。しかしながら、カキを初めとする食品の衛生管理に対し消費者の関心が高まっている現状において、カキ生産者の衛生管理に関する負担が増えていることは町といたしましても十分認識しており、また、安心・安全な産品を消費者へ提供していくことは非常に重要な課題であると考えております。こうしたことから、ノロウイルスに限ったことではなく、カキの衛生管理に関する諸問題に対して、町としても関係機関と協力していきたいと考えております。続いて、2点目の廃屋についての質問にお答えします。まず、町内に点在する住宅、工場などの廃屋について、町は所有者に対してどのような管理、指導を行っているのかについてでありますが、廃屋は、適正な維持管理がなされないまま放置される場合が多く、防災、防犯、環境など周辺住民に悪影響を及ぼすものであります。使用不能となっている町有施設については、今年度、国の経済対策関連事業により町営住宅や旧教員住宅など24棟の解体を行っておりますが、今後も施設の状況などを勘案しながら、必要に応じて解体を進めていきたいと考えております。、 、 、また 町有施設以外の町内に点在する廃屋は 職員の見回りや町民からの情報により目視上の調査でありますが、危険であると判断しておる建物は、倉庫・物置が19棟、工場が10棟、住宅が21棟あると把握しております。建築物の所有者は、建築基準法第8条の規定により、建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状況に維持するよう努めなければなりません。町からの指導としては、これを怠っている建築物の所有者、管理者または占有者に対し、当該家屋の倒壊や飛散物などにより他人へ迷惑を及ぼすことになると所有者の責任になることを説明し、建築基準法第8条の規定を遵守するよう、文書や電話などで順次指導を行っておるところでございます。次に、住宅、工場などの廃屋にかかわる固定資産税などについてはしっかり徴収されているのかとのご質問でありますが、これら家屋に関する固定資産税などにつきましては、実際に使用されているか否かを問わず、賦課期日である1月1日現在において、家屋としての基本的要件である、一つ、土地定着性、二つ、外気遮断性の要素を満たしているものであれば、実際に使用されているか否かを問わず、課税客体となるものであります。建築後、数十年を経て老朽化した建物が3年ごとの評価替えで課税標準額が下がっても、納税義務者が所有するすべての家屋の課税標準額が20万円以上であれば課税され、免税点20万円を下回った場合は非課税扱いとなります。したがいまして、住む人がなく使用されていない廃屋であっても課税される場合があり、課税された場合は、公平な納税の観点から収納に努めておりますので、ご理解願います。続いて、3点目の定住自立圏構想について、厚岸町は参加するのか、しないのか、その理由についてお答えをいたします。釧路市は今月11日、国の定住自立圏構想推進要綱に基づいて、道内では小樽市に続き2番目となる中心市宣言を行いました。その宣言書の中には、釧路市への通勤通学割合が10%以上の周辺町村として、釧路町や白糠町、鶴居村が表記されていますが、そのほか連携する意思を有する町村として、浜中町も名を連ねております。この中心市宣言の後の定住自立圏形成協定の締結予定については、釧路町とは早ければ年度内に、白糠町、鶴居村及び浜中町との協定締結については来年度内を目標にしていると伺っています。釧路町との協定については、現在、協定項目内容の具体的検討に入っている段階のようですが、他の町村については、協定項目の洗い出しを行っている、あるいは今後検討していくという段階であると伺っています。こうした状況の中で、どの程度の段階で参加の意向を示すかは、それぞれの自治体の自主的判断と思っております。今後の可能性を見越して、先に意思を表明し、後で具体的に煮詰めるというのも一つの方法だと思いますし、ある程度具体的に詰めてから意思を表明するのも一つだと思います。定住自立圏は、中心市と周辺市町村がみずからの意思で1対1の協定を締結することを積み重ねる結果として形成される圏域です。その定住自立圏形成協定というのは、生活機能の強化、結びつきやネットワークの強化、圏域マネジメント能力の強化の三つの視点ごとに、具体的な取り組みを最低一つ以上規定しなければならないことになっております。このため、厚岸町としては、中心市宣言をした釧路市と連携できる政策分野はあり得、 、 、るとの認識でいるものの まだ具体的な検討を行っていない段階では 拙速に参加するしないの意思を表明する段階にないとの判断に立っているところでありますので、ご理解願います。なお、中心市宣言書の中に連携する意思を有する町村として厚岸町が名を連ねていなくても、その後に釧路市との調整が整い、定住自立圏形成協定を締結して圏域に加わることは可能という見解を、釧路市を通じて総務省から得ているところでございます。以上でございます。
質問 髙橋
町長から大変ご丁寧に答弁をいただきまして、ありがとうございます。私は、今回の質問に先立ちまして、去る12月8日朝9時、厚岸漁協各カキ養殖漁業の班長さんほか2名とともに、種苗センターを見学をさせていただきました。担当者から説明を受け、大変勉強になったところでありまして、遺伝子解析装置の機能のすばらしさにびっくりしたところであります。貝類、カキの近親相姦を防ぐための調査研究、さらには厚岸湖内・湾内水質検査などを行っているとのことであり、とりわけ道内では、これだけの遺伝子解析装置を持って調査研究を行っているところは厚岸町だけだそうです。大学の研究室にもまさるとも劣らない施設とのことでありました。町は、総合実施計画の中にも明記されているように、活力に満ちた豊かな産業の育成、 、 、を目指しながら 栽培漁業の推進をさらにはつくり育てる漁業展開を図り 研究や研修活動組織の促進に努めるとのことでありますが、種苗センターの平成11年度からの事業にかかわる決算書を拝見をさせていただきました。決算報告並びに事業の経過報告等について拝見したところ、平成19年度、20年度分の報告書、つまり事業経過報告書は、A4、2枚です。それぞれが19年度1枚、20年度1枚、これが事業の計画報告書とのことでありました。私が不思議に思うのは、10年余りにわたり調査研究に携わるこのお仕事をしているにもかかわらず、果たして報告書、これ2枚でよいのかということをまずお尋ねをしたいのであります。ご案内のように、厚岸は道内唯一の生ガキの生産地でありながら、ノロウイルスに取り組む対策が非常に、地方から見たらおくれていますよというのが保健所の係官の言葉のように、私は今でも耳にしっかりと挟まっております。これらについては、まず行政サイドがしっかり生産者を指導し、サポートするのが望ましいのではないかと思うのでありますが、いかがでしょうか。ノロウイルスにかかわる情報の交換など、町としてはどのように行われているのか、お尋ねをするところであります。今日のように、ご案内のように、大きな社会問題を起こしかねないノロウイルス対策について、厚岸町は町の産業の中でとりわけ力を入れているところの養殖事業であり、養殖産業の将来のためにも、しっかり取り組んでいただきたいのであります。去る10月28日の道新朝刊記事によると、環境対策シンポジウムでは、高い漁業生産性、 、 。を誇る厚岸湖 厚岸湾の環境保全策を 町内外の識者は次のように提言をしております厚岸湖底の環境については、遠くない将来、危険的状況が起きる可能性があるとの指摘もあり、識者は観測データを集積をしながら、原因分析に基づいて対策を講じる必要があることを強くそれぞれが強調しているところであります。湖内の泥流については、基準値を大幅に上回る堆積が見られることは言うまでもありません。報告がなされているところでありますが、私は、なぜこのようにノロの検査をしていただきたいというのは、ノロというのは、大変厄介なウイルスであるのであります。ノロウイルスの感染力は、ウイルスの粒子10個から100個で感染、発病するとされながら、感染が非常に強いのが特徴なのであります。ノロウイルスには遺伝子の型が37以上も存在することから、予防のためのワクチンの開発については大変難しく、現在、日本では開発のめども立っていない状況であります。そこで、参考までに申し上げますが、現在、日本ではノロウイルスの食中毒がどのくらい発生しているのかということであります。厚生労働省に届けられたノロウイルスによる食中毒事件は、平成13年から17年の間では約7,300から1万2,500人、1事故当たりの患者数が27人から45人となっているところであります。また、平成18年度は過去最大の事件数で、449件、患者数は、ざっと2万7,616人と相なり、ともに病院物質別で第1位であり、平成19年、20年は、事件、患者数ともやや減少したものの依然として多く、病院物質別では事件件数が2番目に多く、患者数は第1位で、食中毒患者総数の50%程度を占めている状況であります。近年は、患者数が多い大規模な事件が多く見られている現状であります。そういった意味から、種苗センター内にある遺伝子解析装置をフル稼働してノロウイルス検査をお願いし、全国、全道の消費者に対し安全・安心の厚岸ブランド製品の提供に努めることが町として大切かと思うのであります。以上の事柄を踏まえ、私は、種苗センター施設内での検査の必要性を強く望むものであります。理事者におかれましては、日々起こり得る事故対策のためにも、しっかり踏まえて、実現に向けて取り組んでいただきたいと思い、町長の答弁を求めるところであります。次に、廃屋についてであります。町は、住みよいまちづくりのためにいろいろな条例が制定されておりますが、例えば住宅の廃屋化した建物の管理または廃校跡等については、何の知恵がないまま、不安を感じる人は私1人ではないと思います。万が一突風やその他の災害が発生し、事故等により民家はおろか人身などに被害が発生したらどのように対処するのか。そうならないためにも、一刻も早く所有者への強い指導が急務かと思うが、どのように考えているのかお尋ねをします。さらに、これらにかかわる固定資産税等についてでありますが、先ほども答弁ありましたように、何か徴収されているようなことのように聞こえますけれども、私が先般の決算書を見ますというと、何やらそうでもないような感じがします。住宅や工場の廃屋化したその機能を、つまり使用できない、失っている動産に課税するということについてはどのような見解でいるのか、まずお伺いしたいところであります。また、町として、今後、このような部分について、見直し等について考えているのかも伺いたいところであります。次に、定住自立圏構想についてであります。この件については、町長からもご親切に、わかりやすいご回答をいただき、ありがとうございます。定住自立圏構想については、さきの9月定例会でもお尋ねをしたところで、副町長より、今後十分研究してまいりたいとの答弁でありました。調査検討は進んでいるのかを伺いましたところ、十分に調査研究をしてるんだといった町長の答弁でありました。なおまた、この件については、今月1日の朝刊記事に、釧路市長は定例記者会見で、浜中町も参加する見通しとなったと明らかにしたところであります。総務省が提唱する定住自立圏構想では、協定を結び、定住自立圏共生ビジョンを策定をした自治体には、中心市の場合には年間4,000万円程度の国からの財政措置があり、釧路市によると、各町村とは広域救急医療体制の確保や地域公共交通の維持などでの協議をしているというが、当町も参加してると思いますが、結果について伺いたいのであります。先ほどの町長の答弁ですと、よく考えてから答えを出すのだと、こういうことであり、 。ますけれども 現在どの程度まで考えが進んでいるのかもあわせてお尋ねをいたします
答弁 産業振興課長 高谷(産業振興課長は2012年9月まで)
1点目のお尋ねでございますけれども、資料が18年、19年と2枚ほどしかいただいていないというご質問でございますけれども、その資料につきましては、平成20年度の水産種苗カキ生産状況についてという資料と、それから平成19年度水産種苗カキ生産状況についての、この2枚ということのご質問だと思うんですが、それのほかに、カキ種苗センター決算状況という横長のA4サイズの平成14年度から平、成20年度までの歳入歳出の決算状況の資料もお渡ししたはずなんでございますけれどもそれがまず第1点でございます。それから、第2点目の、ノロウイルスへの対策がおくれている。行政サイドがサポートしてはどうかというご質問でございますけれども、先ほども言いましたように、ノロウイルスというのは、検査を行う施設というのはやはり、議員おっしゃられたとおり、食品衛生法上、国内で製造または加工される食品等の検査命令に関する条項で、食品衛生上の被害の発生を防止するため必要があると認めるときは、登録検査機関の行う検査を受けるべきことを命ずることができるというような、やはり登録検査機関がやはり検査をすべきというふうに考えていますんで、今現在も漁協を通じまして、週1回、登録検査機関にノロウイルスの検査をしております。そういったことでございますので、公正性だとか信頼性の検査能力を備えた登録検査機関での食品衛生検査を消費者からも求められていることかと思います。したがいまして、カキ種苗センターに併設しということは不可能というふうに判断しております。何とぞご理解いただきたいと思います。それから、3点目の環境保全策でございます。湖内の状況についてという報道がありましたけれども、それにつきましては、水産関連の5機関によるネットワークの設立としておりまして、そういった関係機関といろんなデータを集めている状況でありまして、今後、そういうデータを活用しながら状況を把握していきたいというふうに思っております。以上でございます。
答弁 税財政課長 小島(税財政課長は2015年3月まで)
私からは、廃屋等に係る固定資産税の課税についてお答え申し上げます。ご質問は、機能していない建物への課税についてでございますが、固定資産税等の課税につきましては、建物ごとに課税するのではなく、その建物を所有している方に課税するということでございまして、複数の建物を持っている場合には、それを合算して課税標準額が20万円以上であれば課税するという扱いになりますので、個々建物ごとに、これは課税している、課税していないというのは、それぞれ事情に応じてあることでございますので、その辺はご理解いただきたいと思います。それから、その点について見直しする考えはないかということもご質問にありましたが、それは現在使われていなくても、将来使う場合は当然ございます。そういったことでございまして、現在使っているか使っていないかということだけをもってして課税する、しないということは、税法上もそういう判断には立たないということになってございますので、この辺はご理解願いたいと存じます。
答弁 建設課長 佐藤(建設課長は2010年9月まで)
私のほうからは廃屋の関係のご質問にお答えいたします。まず、廃屋の規制がないということでございましたけれども、これは1回目の町長の答弁の中でも建築基準法第8条の規定がございまして、建築物の敷地、構造及び建築設備を常時適法な状態に維持しなければならないというような規定がございます。それから、周囲に影響を与えたらどうするのか、どのように指導していくのかというご質問でございますけれども、建物、廃屋、これは、個人または法人の財産でございますので、その所有者が責任を持って対処するのが原則でございます。したがいまして、所有者が責任を持って対処するよう電話や部署等で指導をしてまいりたいというふうに考えてございます。、 、 、 、また その間 緊急措置の必要があった場合には その財産に危害を与えない範囲で緊急回避の措置は必要に応じて町で対応していくといったところでございます。
答弁 まちづくり推進課長 田辺(まちづくり推進課長は2010年3月まで)
私のほうからは定住自立圏にかかわります関係についてお答え申し上げたいと思います。検討はどの程度進んでいるのかと、こういうことでございます。既に新聞紙上等でご案内いただいているとおりでございまして、現在、釧路市のほうでは、町長からも答弁申し上げましたとおり、中心市の宣言をいたしまして、現在具体的な連携を進めるべく協定の締結に向けて調整をしているということでございます。、 、 、 、 、それで 現在 釧路市のほうでございますけれども 釧路町がやはり 非常に地理的あるいは生活圏といたしましても密接な関係があるということで、釧路町との部分につきましては既に昨年から何度も事務レベルでの調整関係を図ってきておりまして、現在どういったものが連携、協定の対象になるのかという絞り込みを行ってきているという状況でございまして、これは先ほど町長からも答弁いたしましたように、今年度末ごろをめどに協定にまでこぎつけたいということでございます。、 、 。 、 、一方 白糠 それから鶴居でございます ここも 先ほど答弁しておりますけれども通勤・通学圏ということで非常に、通っている人間が全体の10%ということでございまして、そういうつながりという面では、当厚岸町よりも強いということでございます。そういった中で、今どういったものが要するに連携をしまして、この定住自立圏の構想の中にあった連携協定の中に盛り込めれるだろうかという部分の、現在、洗い出しといいましょうか、そういった作業を行っているんだということでございます。基本的な考えといたしましては、現在いろいろな形で既に、例えば施設の利用であるとか、こういうような部分での連携が結ばれております。そういった部分を中心にしながらも、さらに既存の行っている連携の中を明らかにしていく、より明確にしていくという方法がとれないかというようなことでの検討に入っているというふうに伺ってございます。そういったような状況でございまして、厚岸町といたしましてもそういった、現在、釧路町での取り組みの状況だとか、そういったようなものの情報を得ながら、最終的にはどういったような連携協定が可能なのかというような流れを見ているというような状況にございます。先般も、標茶、それから弟子屈の担当課長と話す機会がございましたけれども、両町とも、やはり厚岸町と同様、こういった連携に向けての定住自立圏の構想にのっとっていく連携が可能であれば、やはりそういった方向で進むべきであろうというような考え方は両町とも同じように持っているようでございます。ただ、先ほど申しましたように、何を定住自立圏という形の中で現実的にやっていけ、 、るのかという部分をさらにもんでいかなければならない このように考えておりますし今そういう、釧路市とより密接な関係にある中でどういった連携が結ばれていくのかというような部分も見据えながら、私どものほうとしては将来的な連携のあり方という部分をさらに詰めていきたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 髙橋
まず、ノロウイルスに関しては、町長のほうから先ほど、現在はあの施設内ではできないというような発言はありましたけれども、私ども先般、8日担当者といろいろお話をお聞きしたところ、あの遺伝子解析装置によりますというと、ノロウイルスを初め腸炎ビブリオであるとかサルモネラ、病原大腸菌、重立った大きなそういった検査は、ちょっとした付属品をつけると、いとも簡単にできるのだと。ただ、ご案内のように、あの施設は国の補助が半分、道の補助が4分の1ですか、あとは町です。ひもつき事業のために、そういった営業行為をするということは非常に好ましくないというような話もちらっと聞いたわけです。それで、私から提案するのは、営業行為でなくて、町がそういう施設を併設をして、漁民に無料で検査をしてあげればいいんですよ。任意で検査は通ります。そして、では今まで漁民の方々はそれぞれ検査機関にやって、1回につき5,000円なり8,000円取られているわけですから。それを、例えば検査協力費として、使ってもらおうじゃないかといってその施設にあげた場合どうなるのか。それは営業行為にならないと思うんだけれども、町長のひとつ見識ある見解をちょうだいしたいんですが、この辺について。よろしいですか。それから、次は廃屋の関係でもって、ことしの秋の台風あたりで、あの付近でやっぱり結構鉄板が飛んできたとか、あるいはまた、シャッターも前も後ろも突き抜けたんですよ。だから、運悪くあの中に風が入ったら、簡単には飛ばないだろうけども、飛んだ。 、 。らそれはもう大変ですよ あれは議員さん方だれが見てもおっかないですよ あそこはあの付近の人方、風吹いたらみんなびくびくしていますよ。それと、若竹町のトーワさんの裏あたりにある古い建物、先ほど20万円がどうのこうのと言いましたけれども、今、建物を壊したら、20万円や30万円でできるところではないですよ、本当に。だから、結局ああいうものでも恐らく税金、固定資産税はかかっております。ただ、先ほども担当課のほうでお話ししたように、所有者にしっかり通告してるんですか。所有者の居場所がわかってるんですか。そして今までどのような対策を講じてきているのか。もちろん、税収との絡みもあるだろうし。時効の年月もあるだろうし。ただ、時効の年月は、以前にも、何番議員か知りませんけれどもお尋ねしたことは私も記憶しておりますけれども、時効というのは、町長が言う税の公平から言った場合には、とんでもない話ですよね。税は公平ですよと言って町長は、税に関しては非常に厳しい姿勢を示して、住民がやはり住みよいまちをつくるにはやはり、税は公平でなきゃならんと、これは基本です。こういうことから考えて、やはりもう少し指導のあり方を研究する必要があるのではないかと思うんですよ。ぜひしっかり研究して、所有者には厳しい通達をするように指導をしていただきたい、このように思います。、 、 、 、なおまた 自立圏構想については 担当課長からも今お話があったように ある程度私としても承知しているところであります。この新聞、これは12日ですね。周辺町村連携に期待をしていると。釧路市が中心市宣、 。 、 、言をして 医療の技術など具体策はこれからだと 厚岸町も恐らく そういう観点から町長もしっかり研さんをしながら考えておられるものと思って、いい方向でひとつ取り扱っていただければ大変ありがたいと、こう思っております。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
私からは、カキ種苗センターについてお答えをさせていただきたいと思います。髙橋議員からご質問がございましたとおり、10月8日、カキ種苗センターを見学いただいたというお話がございました。私も、担当の職員からその報告を受けておるところでございます。その結果、髙橋議員から、カキ種苗センターについての高い評価をいただいたこと、大変ありがたく思うと同時に、なお一層、カキ種苗センターの役割は大きいなと、そのように痛感をいたしておるところでございます。そういう中で、やはり一番今日要求されること、それは何といいましても安全・安心な衛生管理でございます。ノロウイルスというのは極めて重要な課題であるという認識を持っておるわけでありますが、併設をしたらどうかというご意見については、第1回目の答弁をいたしましたが、大変、技術的にも、さらにはまた財政的にも難しい課題が多いわけであります。そういう中で、現在では厚岸に併設することは大変難しいということをお答えをさせていただいたところでございます。しかしながら、何といいましてもやはり衛生管理は重要な課題であります。これからも、厚岸のカキはおいしい、そして安心だと、安全だという消費者にとっての重要な課題を推進をしていかなければならないことは当然でありますので、今後、カキ生産者並びに漁業協同組合、そして関係団体、厚岸で言いますと、前会長をやっておりました橋さんでありますのでご承知と思いますが 食品衛生協会など また 町との一体となっ、 、 、た連携の中で、ノロウイルス対策については講じていかなければならない、そのように思っておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
答弁 建設課長 佐藤(建設課長は2010年9月まで)
私のほうからは廃屋についての質問にお答えいたします。まず、所有者の居場所がわかっているのか、指導をしているのかというご質問でございますが、町で今、危険でありますと把握しております廃屋が、倉庫物件で19棟、工場が10棟、住宅が21棟、合計50棟ございます。この中で、居所不明のところ、居住がわからなところが8棟ございます。こういった不明なところ、これがまず一番苦慮するところでございまして、個人の財産であるために、本人の了解なしにその財産を消滅させるようなことはできないわけでございます。こうした場合についてはやはり、地域の皆様からの情報をいただければ幸いでございますし、税の関係からも税財政課とも連携をとりながら情報をとり、粘り強く調査をしてまいりたいというふうに考えてございます。それから、指導をしているのかということでございますが、平成21年度、今、把握しておりますのが50棟、このうち現在未指導はまだ31棟ございます。ことしは経済対策関連の工事が非常に多くございまして、例えば平成20年度建築ですと19件の工事があったものが21年度は58件にも上ってございます。前年の3倍での工事の発注量がございまして、非常に職員の業務が今多忙となってございます。このため、指導対応というのもおくれてきているのが事実ではございます。ことしの春先に調査をした中で、19棟は電話による指導を行ってきてはいるわけでございますが、現在、工事の発注等に追われて今の状況に至っている次第でございます。、 、 、残りの工事等も 設計も年内には終わりまして 発注準備が整う予定でございますのでその後、順次指導をしていきたいというふうに考えてございます。それから、指導のあり方、研究をして、厳しい指導をしていただきたいということでございます。廃屋については、なかなか減少しづらいものでございます。やはり、今、質問者がおっしゃるとおり、指導を強化していくというのも必要でございますし、未改修の物件は定期的にパトロールして現状把握に努め、状況によっては警察、消防とも連携を図りながら対応を図っていきたいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。
答弁 まちづくり推進課長 田辺(まちづくり推進課長は2010年3月まで)
定住自立圏の関係でございます。定住自立圏、今後の取り組みの関係でございますけれども、釧路町などの協定、これの締結に向けては先行の取り組み状況、こういった部分の把握、こういうものに十分配慮しつつ、釧路市との調整も当然のことでございますけれども、連携項目のでき得る内容、こういったものについてさらに検討しながら調整を図ってまいりたいと、このように考えております。
質問 髙橋
私、先ほどもお尋ねしたように、衛生関係については、情報の交換、どんな形でやっているのかなということもちょっとお尋ねしたかったんです。私どもの業界誌に日本食品衛生研究所というのがあるのです。ここは食品衛生法に基づいて、薬事法等に基づく厚生労働大臣の登録検査機関としてさまざまな検査を行っております。そして、保健所の職員が言うには、厚岸町のあれだけすばらしい遺伝子解析装置を有効に使うのは、そういう人方との交流があれば人材はいつでも来ますと、取得はすぐとれます。それから、北海道の公衆衛生学会という団体には、元釧路市にいた釧路保健所の所長、後藤先生が今、この編集長をやっております。だから、こういうところの要するに情報の交換ができているのかと。恐らくできてないと思うんです。これやりますと、今、町長がおっしゃった施設が簡単にできるはずです。ぜひそういった情報を集めて、ぜひとも、やはりあそこでノロウイルスの検査をやってほしいという、多くの町民から、もちろんカキを主体とする、そして厚岸の名産ですから、町長が常におっしゃってる、東京会に行っても、ああ、厚岸のカキはうまいなと、胸を張ってこれる。それをさらに安心で安全な商品として全国に販売ができるという体制をつくるには、や、 。 、はり自主管理ですから これをやはりやってほしいと思います ぜひそれをお願いして今回の一般質問は終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)
ただいまご紹介いただきました研究所でございますけれども、そ、 、 、こには毎年 うちの担当者も出向かせていただいて この調査研究にかかわる技術指導アドバイス等々をいただいております。今ご心配のノロに対する検査でありますけれども、これは片手間にできるものではありません。先ほども1回目の答弁で町長がご答弁申し上げたとおり、きちっと厚生労働省の指定を受けて、その指定を受けた機関が公表する情報であるから信憑性も高く、消費者からも信頼されるというものでございまして、厚岸町が単独でこれをやるということは、人的な配置も必要でありますし、さらには、遺伝子解析装置だけではございません。他の機械も相当お金を投じなければならないという状況でありますから、そういう状況の中では、今の状況では手をつけられる状況ではないということであります。さらには、カキ種苗センターの設置目的、これとも若干、主たる業務が「カキえもん」の種苗生産にあるわけですから、そこのところを今よりももっと充実しなければならないというふうに思っておりますので、そちらのほうに力を入れさせていただきたいというふうに考えております。