厚岸町議会 平成18年第1回定例会 2006年3月9日
(1)厚岸道立自然公園の国定公園化について/(2)厚岸湿原と水鳥観察館が果たす役割をさらに推進するための施策づくりについて/(3)環境基本計画への取り組みについて
2006年3月9日、厚岸町議会の一般質問で、菊池賛議員が「厚岸道立自然公園の国定公園化について」「厚岸湿原と水鳥観察館が果たす役割をさらに推進するための施策づくりについて」「環境基本計画への取り組みについて」について質問し、町長 若狹、まちづくり推進課長 福田、環境政策課長 小島が答弁しました。
- 質問者
- 菊池賛 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、まちづくり推進課長 福田、環境政策課長 小島
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 菊池
皆様おはようございます。第1回の定例会、一般質問通告により第1回目の質問を行います。1番目に、今、この道東地方にとって急激に浮上してきた話題といえば、厚岸道立自然公園の国定公園化のニュースであります。そこで今回、国定公園化に係る件につき、地元であります厚岸町及び3町にまたがる広域連絡協議会、いわゆる国定公園化連絡協議会が促進中であります本件の進捗状況並びにこれに係る厚岸湖における漁業を営むための漁業行為懸案事項についてお尋ねいたします。まず (1)国定公園化連絡協議会の取り組みをお伺いします。、アとして、計画案の進捗状況についてご説明願います。(2)厚岸漁業協同組合との合意を得るための町側の考え方についてお示しいただきたいのであります。アとして、漁業者が厚岸湖内において、カキ漁やアサリ漁などの漁業行為について、町行政がとらえている国や道の示す見解と、地元漁業者が将来に向けての漁業行為についての限界の課題、ここでは理解を得てもらえない点についてどうとらえておられるのかお示しいただきたいと思います。イとして、漁業協同組合が第三種特別地域のまま合意を得るための方策はどう考えているのか。ウとして、この後、厚岸町と漁業協同組合とが諸問題をクリアできて、3町がすっきりした形で足並みをそろえ、地元の理解を得て、国定公園化への道を歩むことができることが最大の願望であるわけでありますが、このことについて、実行できていくことになっていくのか、お考えをお示しいただきたいのであります。2として、厚岸湿原と水鳥観察館が果たす役割をさらに推進するための施策づくりについてでありますが、まず (1)別寒辺牛湿原と河川等、自然と主な野生動物や鳥類の、四季を通じての種別、活動地域の現況についてお示しいただきたいのであります。(2)として、湿原と河川が厚岸湖に恵みの役割を与える関係のPR手段の増強をということで、湿原が厚岸湖の魚介類、珪藻類等、生物の活性化に好影響を与えている効果があることをさらにアピールする方策の展開をどう考えておられるのかお示しいただきたいのであります。(3)として、水鳥観察館の年間来館状況並びに開館以来の累計入館数をお知らせくださいませ。3番目に、環境基本計画への取り組みについてお伺いいたします。まず (1)現況についてお伺いします。、アとして、豊かな環境を守り育てる基本条例施行以来2年が経過しましたが、これの進捗状況についてお知らせください。以上で第1回目の質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
おはようございます。13番、菊池議員の一般質問にお答えをいたします。まず、国定公園化の進捗状況と、これにかかわる諸懸案事項についてであります。国定公園化連絡協議会の取り組み及び計画案の進捗状況については、北海道釧路支庁長が主宰する、厚岸道立自然公園国定公園化連絡協議会は、昨年6月10日に設立されて以来、関係各機関事務レベルによる幹事会における3回の実質的な協議を経て、昨年11月16日に開催された第2回連絡協議会で、釧路、厚岸、浜中、標茶町の4町にまたがる約3万2,000ヘクタールを区域とする、仮称厚岸霧多布昆布森国定公園の公園計画北海道素案を了承しました。その後、昨年12月の第4回幹事会で、公園計画の微調整を行った上で、各関係機関の意見を本年1月末日までに集約することとなり、本町は漁業者及びその関係者との調整がついていないため、漁業活動に対する規制強化につながらないことを前提に計画素案に賛成する旨、及び漁業者の不安解消に向けた十分な配慮が必要である旨を添え、文書を連絡協議会に提出したところであります。次に、漁業者やその関係者との合意点についてでありますが、漁業者及びその関係者は、厚岸湖が公園区域になることにより、将来、漁業活動に対する規制が強まるおそれがあるとして、厚岸湖を公園区域から除外するよう主張しております。一方、北海道と厚岸町は、道立自然公園第三種特別地域に指定されている現在、日常の漁業活動に何ら支障がなく、国定公園の第三種特別地域にあっても、同様の法体系にあることから、これまでと何ら変わらないことを繰り返し説明しております。しかしながら、漁業者及び漁業関係者は、将来の法改正や北海道などの人事異動による対応の変化、さらには、全国から訪れる旅行者の厳しい指摘などにより、これまでの漁業活動が将来にわたって続けられる保証はないとしております。こうした主張を受け、北海道は環境省とも協議しておりますが、環境省は、厚岸湖をこの公園区域内の中心に位置し、産業活動と自然の風景が調和した景観は、第二種特別地域にも匹敵するという高い評価をしており、厚岸湖の除外は、国定公園化を後退させる要因になりかねない状況にあります。したがって、厚岸町といたしましては、厚岸湖を第三種特別地域として公園区域に含めることを前提に、漁業者及びその関係者と引き続き協議を行い、理解を求めてまいりますが、北海道が連絡協議会で示している国定公園北海道案の今年度中の国への申し立てが実現するかどうかについて、現段階では難しい状況にあるという認識を持っております。次に、2点目の厚岸湿原と水鳥観察館が果たす役割をさらに推進するための施策について、別寒辺牛湿原と河川など、自然と主な鳥獣類の四季を通じての種別、活動域の概況であります。町内において鳥類は206種類、獣類は42種類が確認されており、詳しくは資料を配付しておりますので、参考にしていただきたいと存じます。、 、 、 、このうち 湿原や河川 厚岸湖を生活の場 または生活の場の一部としている鳥類は100種を超え、獣類も同様に、生活の場の一部としている種もあります。これだけ多種多様な鳥獣類が生息するのは、湿原に生息する動植物が生態系の構成要素となり、食物連鎖の一員として成り立っているからと考えられます。この湿原と河川が、厚岸湖の魚介類などに好影響を与える要素として、湿原にある泥炭層を水が通過するとき、植物プランクトンの栄養素となる鉄分を含んだ有機酸が付加されると言われております。また、大雨などによるはんらんを防ぐ水資源涵養機能と急激な水温変化を防ぐ調整機能があるとされ、いずれも厚岸湖の魚介類にとっては好ましい環境をもたらしていると考えられます。水鳥観察館の年間来館状況でありますが、平成16年度において1万6,145人、平成7年度の開館以来の累計数は15万4,026人となっております。今後は、湿原における「自然と人と産業の共生」をさらに図り、湿地とそれを取り巻く環境の有効活用のための調査・研究及び自然の価値の普及啓発を進めることを重点に、施策として推進していきたいと考えております。最後に、3点目の厚岸町豊かな環境を守り育てる基本条例に基づく環境基本計画策定の進捗状況でありますが、事務を担当する環境政策課において、これまで類似計画の収集分析を行い、これをベースとして素案のたたき台を作成し終えた段階であります。今後におきましては、町の基本情報数値が管内、全道、全国でどのような位置にあるのかの比較調査を行います。比較的若い年代の町民や町職員を主体とした検討会議を立ち上げ、ここでの意見をたたき台に反映させて素案を作成する。その間、町広報誌により、広く町民の意見を求め、各種団体に素案を示し、意見を聴取して反映させる。検討、 、 、 。会議で集約 調整した素案を 役場内組織である環境政策調整会議に示し 調整を図る、 、町民検討会議及び環境政策調整会議で調整を終えた素案を 厚岸町環境審議会に諮問し答申を得る。答申後に、町の政策会議に諮って計画として確定させる。以上の手順で進めるべく作業中でありますが、現在は本年4月に町民検討会議を立ち上げ、順次作業を進め、平成18年度中の完成を目指して作業を行ってまいります。以上でございます。
質問 菊池
ただいまは町長より私の質問の大きな項目3点について、質問の要旨に沿って順次ご回答をいただきました。まず初めに、国定公園化の進捗状況についてでありますが、昭和30年道立自然公園に指定されまして、59年に期成会が発足、そしてこのとき漁業協同組合も参加しておりますね。漁業協同組合は、問題点の話し合いを要望したが、話し合いは一切なかったと言っています。魚組との合意点について、官民双方の見解の課題について、ただいまいろいろとご回答いただきましたけれども、ずばり言って、官、役所の方は漁業行為については従来どおりでオーケーで、何ら変更や規制はないと言っています。しかし、民、漁業協同組合は、もしかしたらという将来への不安を抱えている。端的に言って、こういう構図といいますか、見解の状態になっていると感じます。第三種特別地域のまま合意するための方策については、これは先日の漁組理事との懇談での言い分から判断すると、今のところでは無理というか、行政が合意を得られるための過程を踏んできていないだけに、非常に困難なのではないかという状況にあると見ています。町長の回答でもそのように言っています。ということは、漁組との問題点についての話し合いの欠如ということであります。懇談の中から組合長が述べていたことを簡潔にまとめてみると、こういうことをお話しされて、その苦労の後をうかがい知ることができるのであります。合意を得られない点を強くしていることには、ピックアップしてみましたが、このようになっております。、 、 、 、1つは 厚岸湖内 湾内 それぞれ漁業者の生活基盤になる地域の大きな問題としてこの問題はとらえてきたと。2つ目に、昭和30年に道立自然公園に指定を受けて、昭和59年に国定化へ向けて期成会ができ、組合としてそれに参加しつつも、問題点があるので漁業者としては解決をお願いをしてきたと。3つ目に、平成5年に厚岸湖がラムサール条約登録湿地になるときも賛否両論があったが、組合としては賛成多数で賛成したと。ただし、漁業にとって弊害がないようにということで、当時の環境庁の課長から、プロミスペーパーまでいただいている。約束事の一つに、条約に賛成したことが国定化に結びつかないこととしていますが、それにもかかわらず、平成5年には期成会が組合への話し合いが持たれないまま北海道に陳情活動を行っている。そして以後6、7,8、9、10、11年と、毎年毎年陳情活動をしている。であるが、組合に相談することなく国定公園化運動が進められてきている。組合が、いわゆる漁業者が大きな不安を抱えているのに、何の解決策もないまま期成会が今後も継続して陳情活動を行うのは問題だということで、当時の澤田町長へも相談したところ、前町長は、国定公園化に向けて順調に事が進むように、最大限の努力をす。 、 。るという約束をしました しかし その後も何一つ話がなかったということであります4つ目に、平成17年になってから、町の方から浜に説明会ということで出向いてもらい、貝殻を海中に戻すことはどうなのか、砂を入れるのはどうなのかなど話が出たが、問題ない、従来どおりの形で結構ですとの結論だったと。こういうような問題に対しても半年もかかるということは、平成5年に環境庁からオーケーのお墨つきをもらっているとはいうものの、この間、人間がかわったからか、時間がかかり過ぎる。だから、漁民としては、人間がかわり、法律が変わってくれば、もしかしたらこの湖で仕事ができなくなるのではないかという不安、先進地であるサロマ湖、三陸、広島、知床半島などの漁業者は、行政が問題なしとは言うものの、非常にやりづらくなったと一方では言っている。そういうことで、第三種指定ということについては、いつ何どきそういう問題が降りかかるという大きな不安があると言っています。5つ目に、私は諸般の問題点とは何かということについて質問しましたら、その説明、 、 。 、では 貝殻に有機物 いわゆる貝柱がついていることはいけないと 砂も泥系統でなく火山灰的なものと言われている。6つ目に、平成5年にラムサール条約に署名して、国定公園に結びつくものではないという一札もいただいているということです。7つ目に、第三種は管理も今までどおりでは問題ない。しかし、国定公園に昇格すれば、今度は国が管理することになる。今までとは違うという。8つ目に、昭和59年から組合として町側に同じことを何度も言ってきたけれども、第三種の取り外しに関する協議について、なぜこれが実行できないでここまで来たのかという不満を述べています。町の対応に落ち度はなかったかどうか。9つ目に、中身の部分をなぜ議論してもらえないのか。4町の連絡協議会というものがある。厚岸のことで釧路町、浜中町、標茶町と一緒になって進めているのに、反故になんてできないでしょうなどと組合が心配している。最後に、厚岸湖が第三種でなくても、国定公園ができないのかと。浜の声をぜひ受けとめてほしい言っているけれども、道庁は難しいと言っているけれどもなどと、いろいろと実情を訴えておりました。次に、国定公園化運動に関しての2月26日日曜日でございました。午後1時半から開催のシンポジウム、内容は早期実現をアピールするためとありますが、1992年、平成4年6月の定例会でございましたけれども、ここに議事録を持っておりますけれども、私が町民の理解を得るためには、ぜひシンポジウムの開催をと提言しております。あれから14年にもなります。そのときの町側の答弁は、本意見を参考に実施を検討するとして。 、います 今になってせっぱ詰まって開催するのは遅過ぎたんではないかと思うんですがいかがですか。もっともっと早目に開催していれば、まだまだ以前にも町民あるいは漁民たちの理解度が違っていたのではないかと思いますが、いかがですか。シンポジウムでの釧路支庁の環境政策課の方の説明を聞くと、一目瞭然、理解度が一段と進むのではないかと感じましたが、いかがですか。次に、先ほど答弁しておりましたけれども、今日までの漁協への説明会はどのくらい行われたのか。開催年月日と対象者と参集人数をお知らせください。そこで、最終的に漁業者側はどういう受けとめ方となっていったのか、報道では理解を得られないとしています。次に、今現在、漁協の理解を得られていないということは、懇談のときに話も出ましたが、平成5年ころのラムサール条約登録湿地ころからの組合とのコンタクトが余りなかったのではないかと思うんですが、町長は常日ごろ、厚岸町の振興は、特に水産の水揚げがなくては成り立っていかないと述べておりますが、町としてこのことについてどのように進めていこうとしているのか。漁民の反対、理解を得られない場合でも進めていこうとしているのか。町長が代表である、3町が進めている連絡協議会が、それらの状況はどうなっているのかお示しいただきたいと思います。次に、湿原と河川が厚岸湖に恵みの役割を与える関係のPR手段として、自然との共生について、野生動植物、資料をいただきましたけれども、ヒグマ、キタキツネ、エゾシカ、リス、タンチョウ、オオハクチョウ、ガン、カモ類、そのほか野鳥がいつものように生息活動できるように、湿原、川は豊かな海を育てます。湿原、川を守り、豊かな海を育てよう、森づくりは豊かな海をはぐくみます。森づくり、目指せきれいな川や海などの環境を守る標語募集や、紙芝居などを作成しての読み聞かせや、CDを作成してのPRなど、児童・生徒たちの関心を深めて将来の町づくりを目指す。また、厚岸周辺を訪れる観光客や来訪客に印象づける、そこに住む人々がこれらの事柄に関心を持ち、町ぐるみで取り組む。それから、こういう方法の国もあったので紹介してみますが、海外旅行をしてお隣の国、韓国でこういうことを研修しました。それは、韓国のハワイと言われる済州島、韓国名チェジュドでは、漁業環境や観光に影響にならないようにするため、あらゆるホテルなどの宿泊施設では、海の環境を良好に維持したいため、洗剤は石けん使用にご協力くださいとポスターで忠告をしていたのが印象に残っています。、 、 、話は戻りまして また2月3日金曜日ですが 情報館で開催されました1日環境講座厚岸湖との正しいつき合い方を聞きに行った一人でございますが、あのような催しは、参加者にとってかなりのアピール効果があるものと感じたわけですが、ああいう感じでわかりやすいように、それなりの講座タイプの催しとスライドまたは映像スタイルで時折開催するとか、役場ロビーか海事記念館に、訪れた人がボタンを押すと、その流れが、 、 。一目でPRできる方法など 宣伝手段は幾らでもあると思いますが いかがでしょうか講座の内容の一つ、二つをピックアップしてみますと、水揚げの推移からわかってきたことの中に、森林伐採とともにカキの水揚げが減少したことがあるという、いわゆる森林は海の恋人ということで、植林の大切さということが、さらに印象を強く感じたことと受けとめました。さらには、アマモが成長、群生して、これらのアマモに付着している珪藻がカキ、アサリのえさとなり、アマモの生育いかんが魚介類の増減につながるということも報告され、二枚貝育成のためには、森林や河川、湿原の保全が重要不可欠な課題であるとしています。水鳥観察館は国設鳥獣保護区として全国初の施設でありまして、環境省建設で町が管理運営をして、単なる観光施設ではなく、自然保護、環境保全を視点に置いた啓蒙活動の施設として平成6年度完成しましたが、入館数を見てみますと、もう既に15万人を超えているということであります。この水鳥観察館も、厚岸湿原や河川の状態を動植物や鳥類、獣類などを見ながら観測できる地点として、大いにPRしていったらいいんではないかと思います。環境基本計画現況について、アとして、厚岸町豊かな環境を守り育てる基本条例施行、 、以来2年が経過しましたが ただいまその次の状況について答弁していただきましたがこの基本条例には、厚岸町、厚岸湾、厚岸湖、別寒辺牛川、別寒辺牛湿原を抱えるとともに、そこで暮らす人々は漁業と酪農を営んでおり、その中で環境の大切さ及び自然との共生をアピールしています。そこで、町の責務として、環境の保全及び創造に関する施策について、必要な調査研究をし施策を策定しなければならないとあり、町民の責務としては、この施策に協力しなければならないとあります。環境基本計画を定めるに当たっては、施策の長期的な目標、基本的事項を定めようとしています。第17条には、良好な水環境の保全について記してあり、河川、湿原、湖沼、海域の安全な水環境を確保することについて述べています。目標を持った以上、環境政策課も頑張って進めてほしいと思います。一応今、一連の答弁をした中から、組合との懇談の内容から受けとめた漁民等の受けとめ方、国定公園化連絡協議会の取り組みとの、漁協との合意点関係、漁業行為についての官民双方の見解の課題等について一応述べました。それと、別寒辺牛湿原と河川との関係、環境を守り育てる基本条例について述べましたが、私の質問に対して、2番目の回答をお願いいたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
お答えをさせていただきます。私からは、国定公園化にかかわる主たる総体的な答弁をさせていただきます。詳しくはそれぞれの課長、そしてまたその他の課題については、それぞれの担当課長から答弁をさせます。まず、国定公園、ご承知のとおり、道立公園になりましたのは、お話のありましたとおり昭和30年です。早いもので、今日51年目を迎えたわけであります。その間、昭和59年になりましてから、国定公園にふさわしい道立公園であるということで、国定公園化に向けての期成会が発足いたしました。この期成会の構成員といいますのは、釧路町、浜中町、厚岸町の漁業協同組合を初め、各産業団体の長並びに町の自治会等の長、そしてもちろん首長がその構成員になっておるわけであります。その会長は、地元厚岸町の首長が会長を続け、今日、私が会長という立場にあるわけであります。そういう運動の成果が実りまして、平成16年2月になって、北海道は厚岸道立自然公園に別寒辺牛湿原を加えて、国定公園の指定を目指す方針を固めたわけであります。その結果、道費をもって国定公園にふさわしいかどうかの自然環境調査及び社会環境調査をいたしたわけであります。その結果、平成17年に入りましてから、高橋知事が17年度中、すなわち本年度中に国定公園の指定を環境省に申し出をいたしたいということに相なったわけであります。しかし、ご指摘がございましたとおり、国定公園化に当たりましては、漁業者の皆さんから漁業活動が制約されるんではないかという心配がありまして、しかもまた、去年の12月8日、厚岸漁業協同組合、川崎組合長以下理事者、役員が役場においでをいただいて、その中で厚岸湖を国定公園の枠から外していただきたいという正式な要望があったわけであります。しかし、私といたしましては、厚岸湖は道立公園においても重要な位置づけがされ、、 、 、また先ほどの答弁で申し上げましたとおり 環境省においても 北海道におきましても国定公園になっても何も変わるものではない、重要な位置づけをいたしておるわけであります。そういう中で、今日を迎えているわけでありますが、私といたしましては、何といっても漁業は厚岸の基幹産業であります。漁民が反対の中で国定公園化を推進するということは、町長としてやはり一番大事なことは、町民の合意を得るということが重要な課題と考えております。既に構成町であります浜中町、釧路町は町民の合意を得ております。厚岸町だけであります。そういう意味において、町長の責任を重く感じておるところでございます。今後、北海道、さらにはまた環境省と漁民に対しての理解を求めるべく、最善を尽く、 、 。してまいりたいと このように考えておりますので ご理解をいただきたいと存じます
答弁 まちづくり推進課長 福田(まちづくり推進課長は2006年3月まで)
お答えを申し上げます。1つは、これまでの国定公園化運動の経過の中で、漁業協同組合とどのような打ち合わせあるいは協議を行ってきたのかというご質問、事実経過についてまずお答えをしたいと思います。平成5年に厚岸湖別寒辺牛湿原がラムサール条約の登録湿地になったという経過がありますが、その段階で、漁業者及び漁業関係者から厚岸湖の指定についていろいろな問題点が出され、いろいろ協議をした結果、当時の環境庁の野生生物課長と漁業協同組合組合長が文書を交わして、いわゆる将来の漁業活動を保障するという趣旨の文書を交わしたという経過がありました。その後も、平成6年に入っても国定公園化の陳情は続いたわけでありますが、それに対して漁業協同組合から、平成5年の段階でそういう議論をし、国定公園化の指定にはつながらないという文書を交わしているのに、平成6年になぜまた陳情を繰り返しているのかというような趣旨でのお話があったというふうにお聞きしておりますが、それを受けまして、平成6年6月21日に、漁協役職員と町との協議を行っております。、 、その中でさまざまな意見が出されたということは 記録に書かれておりますけれどもそれを受けまして、その協議の後、平成6年8月1日に3町広域観光推進協議会総会が開かれております。これは、釧路町、浜中町、厚岸町の広域観光を推進する協議会でありますが、その総会の中で当時の会長が、漁業関係者の合意が前提条件でなければ、国定公園の指定はあり得ないという発言をし、その基本方針にその趣旨が加筆されたということになっております。さらに、漁業協同組合では、平成6年10月に網走国定公園地域の現状把握の視察に出かけているという経過もございまして、その経過を踏まえて、現時点における組合の立場というものを文書にまとめまして、町長あてに提出をされております。その内容によりますと、自然の景観を守ることは、地域住民としても疑義を挟むものではないが、実態として漁業経営の見地から、諸所の制約を受ける懸念があり、本問題は軽々と賛否を唱えることは不適当と考えられる。したがって、促進運動そのものについては、組合として現時点で賛同し行動することを凍結すると述べている。今後さらに慎重な検討を重ね、漁協及び地域漁民の基本的態度を決定するべく努めたいというふうに、漁協の努力目標についても触れられているところでございます。これが、平成6年度の協議であります。その後、平成6年をもって国定公園の期成会の陳情もそれで一たん、情勢の変更がないということで中止になり、その後は釧路管内の開発期成会という場での陳情に姿を変えて、ずっと陳情を続けてきたという経過があります。その間、平成15年までは、漁協と町がこの問題に関して協議をしたという記録は、今私の手元にはございません。それで、平成15年の春ごろから、この国定公園化が進みそうだという内々の話がありまして、それからまた協議の場が復活をしております。平成15年7月11日には、厚岸漁協との打ち合わせ、漁協の専務ほか3人と厚岸町は課長ほか2人が参加をして、国定公園化の状況説明を行っております。その後、平成15年11月27日には、また打ち合わせがありまして、国定公園化に向けた陳情活動の経過と最近の動きについて説明をいたしております。これも、漁協の組合長ほか理事、幹事、職員の方、厚岸町からは課長ほか2人が出席をしております。それから、平成16年2月になりまして、北海道が自然環境調査、社会環境調査を行うということを発表いたしました。その内容について、町の課長以下2人が漁協に出向きまして、専務理事ほか2人の方に説明をしている、そういう機会を持っております。、 、 。 、さらにその後 16年5月28日 漁業関係者に対する説明会を行っております これは自然公園の仕組み、道立自然公園と国定公園の比較などについて説明をしたということであります。このときは、漁業者の方も29人ほど出席をされていたという記録が残っております。それから、平成16年11月10日には、漁協組合長と町長の協議が行われておりまして、ここでは、3町の国定公園期成会の再スタートに当たり、引き続き構成員となることを要請しております。それに対して組合長は、ラムサール条約登録の際の合意形成の手法及び国定公園に昇格することによる規制の強化に対する心配がクリアされるのであればということで、期成会に加わることについて同意をしております。さらに、12月8日、町長が組合長と会ったすぐその後でありますが、新聞報道で北海道新聞が 「道議会、国定公園厚岸申請へ」と報道したことについて、漁協組合長から町、長に抗議の電話があったという経過があります。11月にそういう合意形成の手法について、漁業者の心配がクリアされるのであればということで、期成会に加わることについて同意したばかりなのに、もう北海道が国定公園指定に向けて動き出したということについての抗議であります。それから、平成16年12月、厚岸道立自然公園国定化昇格促進期成会が臨時総会を開催して、運動の再スタートをするという確認を行っております。この際も、漁協の方も参加をしております。平成17年2月25日、漁業関係者に対する説明会を行っております。この内容は、自然公園法及び漁業規制についての説明、その際、アサリ漁場の保全管理にカキ殻を利用することが法律に触れるものか否かについて疑義が出されまして、北海道釧路支庁は持ち帰って検討するということになったということでございます。このとき出されたアサリ漁場の保全管理にカキ殻を利用することについては、平成5年に環境庁と漁業協同組合、 。が交わした文書の中には この問題については含まれていないということでございます新たな問題として提起をされたということでございます。この間、平成17年6月に、先ほど答弁いたしましたように、釧路支庁長主宰する協議会が発足をし、1回目の協議会が6月8日に厚岸町で開かれているということがありました。その説明かたがた、平成17年7月には、その後の8月1日に予定されている期成会総会への出席要請を兼ねて、私が漁協へ出向きまして、専務理事ほかに要請を行っております。平成17年8月1日が、新たなスタートを切った国定公園化促進期成会の総会でありま、 、 。したけれども この段階で再スタートのための役員体制 事業計画を承認しておりますこの総会には、漁業協同組合は欠席をしております。先ほど質問がありましたシンポジウムにつきましては、この8月の総会の中で、活動計画として樹立されたものでございます。その後、平成17年9月2日、この総会の経過報告に私が漁業協同組合へ出向いております。さらには、支庁協議会、支庁が中心となって進めている協議会の幹事会で示された、いわゆるたたき台、地図を持参して説明に伺っております。平成17年9月16日、3町期成会の町内の構成団体、厚岸町だけの構成団体による協議を行っております。この場において、公園計画のたたき台の説明及び名称問題の協議を行っております。ここには、漁業協同組合からも出席をいただいております。それから、平成17年11月16日、漁協役職員に対する公園計画素案の説明に出向いております。漁協役職員でございます。、 、 。 、その後 11月22日 漁業者に対する公園計画の説明会を行っております この中では今問題になっております厚岸湖の区域を含めることについて、将来の漁業活動に不安があるので外すべきだという意見が出されております。その前の16年の説明会においてもそういう意見があったというふうに聞いておりますが、その段階では、北海道の釧路支庁の方から、それはできないという、厚岸湖を外すことはできないという返答をした場面もあったというふうに聞いております。それから、平成17年12月8日、漁協から町への要請、先ほど町長が申し上げました要請がございました。それから、平成17年12月27日、北海道の田中環境室長が来町して、漁協組合長と会談をするということがありました。その中で、厚岸湖の一部を公園から除外することについて打診があったので、持ち帰って検討するというふうに、北海道の田中室長は回答をしたということをお聞きしております。それから、18年に入りまして、1月23日に、厚岸道立自然公園国定公園化促進期成会町内会員による協議を行っております。この段階では、北海道素案ができておりましたので、たたき台から一歩進んだ素案についての説明を行い、さらには、問題になっている漁業者の不安といったことについても、率直に説明をいたしました。それから、平成18年2月1日には、北海道から自然環境課長が来町をいたしまして、漁協組合長から打診のあった、厚岸湖の一部除外について環境省といろいろな案を示してかけ合ってみたけれども、思ったような返事は得られなかったと。厚岸湖は今第三種であるけれども、第二種にも匹敵する価値があるということで、漁協の組合長からの提案についてはなかなか難しいものがあるというお答えをしたというふうに聞いております。それから、18年2月6日に、また同じ北海道自然環境課長が来町して、漁協組合長にお会いをしております。2月1日に来たときには、漁協組合長は不在だったということで、2月6日に再度来て、組合長に直接説明をするという場面がありました。さらには、18年2月10日には、釧路支庁長、厚岸町長、厚岸漁協組合長の三者会談が行われております。そして、26日のシンポジウムというところに至ったものでございます。この間の長い経過の中で、たび重なる協議が行われておりますが、特に平成6年にお、 、ける協議の結果 結末あるいは平成6年に漁協組合長から町に提出をされた要望の文書これを見ますと、その段階においては、厚岸湖の国定公園化についてどうこうという方向性はまだ示されていなかったという状況がわかると思います。具体的な協議が始まったのは、平成15年6月ごろからということになっているところでございます。それから2つ目、シンポジウムの件で、1992年6月定例会での質問で指摘をした、それに対する町の回答は、検討するという回答であったということでありました。それについては私は承知しておりませんでしたけれども、この国定公園化計画というのは、指定に向けての方向性が定まった段階で公園計画あるいは公園区域というのが定められるものでありまして、そういったものがない中でシンポジウムを開くというのも、なかなか難しかったのかなとは思いますけれども、しかしながら、その時点におけるいろいろな考え方に基づいてシンポジウムを企画するということは可能であったのではないかというふうに思っておりますけれども、それは実現しなかったということでございます。私といたしましては、この仕事につきましてから、直ちに町民の皆さん全体、しかも3町でありますから、全体にその計画について知らせる必要があるということで、ちょうど計画素案がまとまった段階でありましたので、そういったタイミングでシンポジウムを行わせていただいたということでございます。以上が事実の経過でございます。
答弁 環境政策課長 小島(環境政策課長は2009年9月まで)
私からは、ご質問の2点目、3点目についてお答え申し上げます。まず湿原、それから河川、さらに森づくりが豊かな海を育てるというご質問者のご意見でございました。まさしく私どももそのように認識してございます。このことについてもっとPRした方がよろしいのではないかという趣旨でございますが、水鳥観察館に、 。 、おきましては そういった関係を研究する方に助成するという制度がございます 現在その研究の募集をしているところでございますが、18年度につきましては、特に厚岸の自然環境と漁業資源、そういった関連づける研究をしてほしいということを、現在ホームページそれから研究機関、大学などに送付いたしまして、現在その公募をしているところでございます。これまでは、水鳥観察館の基礎的な調査ということでございましたが、今度はそれをより一次産業に結びつけた研究に進めていって、それをPRしていきたいと、その結果に基づきまして、PRしていきたいというふうに考えてございます。それから、先月3日に行われました1日環境講座ということでございました。これにつきましては、厚岸湖の水質環境という中で、山と川、それから湿原との関連にも講師の方々に触れていただきました。こういったことを継続的に行われてはというご質問でございますが、実は議会が閉会した後になろうかと思いますが、3月24日の金曜日でございます。1時30分から 「河畔、林の働きとつくり方」と題した講演会を予定してございます。主催は釧路支庁でございますが、これまでの厚岸の取り組みを評価していただきまして、講師としては、道立水産孵化場の研究員の方、それから道立林業試験場の研究員の方ということになっております。ですから、海の方から、それから山の方からということで、両方の研究をされている方からご意見をいただくということでございます。河畔林ということでございますが、河畔林につきましては、これは北大の厚岸臨海実験所の向井教授が研究されているテーマでもございますが、河畔林は川を通じて河口域沿岸に有機物を供給する重要な川の要素であるというふうに述べられております。そういったことで、海に関連づけるお話がその場であろうかなというふうにも考えてございます。そういったことをPRする手段として、子供たちにもということでございますが、教、 。 、育委員会と相談いたしまして 環境教育推進委員会という組織もございます それから総合的な学習という場もございますので、そういったところと連携をしながら、将来を。担う子供たちへのPRということにも努めていきたいなというふうに考えてございますそれから、環境基本計画についてでございますが、これから4月に町民、若い人たちを主体にした検討会議を立ち上げたいというふうに考えてございます。その中で、条例にございます基本理念というのが4項目ございます。環境への負荷を低減する努力を続ける、人と自然との共生が実現されるようにする、それから資源の適正な管理、循環的な利用の推進等の良好な環境の改善に関する活動に取り組む、将来の町民に良好な環境を引き継いでいけるようにということでございます。それから、将来の長い、おおむね50年ぐらいを想定した理想的な姿をまず掲げて、それを目指すために10年間で何ができるかということで、町の責務、それから事業者の責務、それから町民の責務ということを、この検討会議、それからいろいろな町民各層の、皆様のご意見をいただきながら策定してまいりたいというふうに考えてございますのでよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。
質問 菊池
いろいろと町長並びに課長から答弁していただきました。国定公園化連絡協議会の計画案の進みぐあいについて、いろいろ状況を説明していただきましたけれども、漁民の理解を得られないということは、現段階では難しい状況ということで、足踏み状態にあるということですね。この状況では平行線。はっきり言って、行政側の動き方が遅い。、 、 、 。シンポジウムにせよ 説明会にせよ あのころから話があったんですよ 漁民からは59年に国定公園連絡協議会がもうできているわけでしょう。平成4年ですよ、私が質問したのは。同じことを質問しているんです、同じことを。もっと先に進めていれば、早く理解を得られたと思うんですよね。遅過ぎる、進め方が。59年期成会、平成5年ラムサール、問題点の解決策について協議を要請するも、行政は聞いてくれず今日まで来てしまったわけでございます。もうこんなことを考えてやりとりしてたって同じことの繰り返しですよ。あとは考えられることは、道州制の動向に目を向けて、地方への権限の移譲、北海道あるいは厚岸町の条例設置で漁民の理解を得る方法に期待するとか、そういうことにしかならないと思うんです、今の状態では。国は外交、防衛、通貨の方に専門になって、あとの方はみんな地方にゆだねると、移、 、 、譲するという状態 これは先の話でございますけれども 今の状態から持っていったらそういうことしか考えられないです。漁業者が湖内でカキ、アサリ漁をする漁業行為について、国は環境省、道は水産林務部及び釧路支庁の環境政策課の見解では、オーケーであると、こういう漁業行為ができる状態であるということを、同じことの繰り返しの中であっても、漁民の理解を得られない、厚岸湖を第三種から外してくれということの繰り返しの状態になっているということは、やはり、先ほど私が指摘したとおり、組合に対しての説明が、コンタクトが少なかったということですよ、はっきり言って。だめだ、本当にこんな状態でいたら。町長は今までの町議会において、国定公園については、その実現に向けて努力すると述べています。漁協でも、国定公園化には基本的に賛成だと言っていますし、その懸案事項が解決されればよいことであるし、ただいま議論されたことから判断し、ぜひともこの問題解決に向けて頑張っていただきたい。、 、 、次に 野生動物と鳥類が四季を通じて厚岸湿原で活動している状況が 資料のとおりこれだけ多くの鳥や獣が、果ては魚類までが生息し、活動していることが資料によって示されましたけれども、まさにこの町において、多くの野生動植物、鳥類と人間とが共。 、 、生している事実であります 人が1万1,000人余り 野生動物や鳥類が四季を通じて各種何百種類という、まさに自然との共生の町でありまして、湿原と川が厚岸湖に恵みの役割をしている。つまり、湖の魚介類、珪藻類等の海洋性、湖沼性、動植物の生物活性化に栄養を含めて好影響であるということは、良質な環境状況にある厚岸であるというこ。 、 、 、とであります これは 人が自然界の環境面への配慮というプロミス 約束が守られて初めてなし得る事実であります。そこで、厚岸町豊かな環境を守り育てる基本条例の進め方に目を移すことになりますが、計画段階に入っている状況にあり、現在進行形という状況であります。ぜひともしっかりとした計画プランを望むところであります。本日質問の大きな1、2、3にすべて共通関連した質問をさせていただいたと認識していますが、町の取り組みは一生懸命されておられますが、いま一度漁業者や住民に理解を得るために、さらなる啓蒙活動を期待いたしまして私の質問を終わります。
答弁 環境政策課長 小島(環境政策課長は2009年9月まで)
湿原、それから河川、それから森ということで、その環境を守ること、それから厚岸には多様な生物がいるということでございます。地形的な要素もございますが、例えば厚岸湖にいるカキ、アサリなどの生物、これは全国的にもそうですけれども、当然沿岸域にあるということでございます。河口域や沿岸は、陸と海の大きく異なった生態系のはざまに位置するということで、海と陸、それからその中間にある地帯、そういったものが多様に展開された中で、厚岸町においては生態系が循環して維持されているということであります。その中に漁業活動も当然入ってくるということでございます。この 研究は、先ほど私申し上げましたが、北大の臨海実験所の向井教授がよく研究されております。向井教授の知見も得ながら、次に進めてまいります環境基本計画、この中にもこういった考え方を取り込みながら策定してまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。