みんなの議会

厚岸町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月16日

(1)町長の町に対しての考え方(合併・2期目の出馬)について/(2)子野日公園の屋根かけについて/(3)職員給料について

2004年12月16日、厚岸町議会の一般質問で、竹田敏夫議員が「町長の町に対しての考え方(合併・2期目の出馬)について」「子野日公園の屋根かけについて」「職員給料について」について質問し、町長、行財政課長、総務課長、助役が答弁しました。

質問者
竹田敏夫 議員
答弁者
町長、行財政課長、総務課長、助役

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 16番

さきに通告しておりました3点について質問をさせていただきます。1点目に、町長の町に対しての考え方ということで、町長の考え方として。合併について、合併をするのか、しないのか。合併をしなくてもやっていけると思っているのかどうか。合併をする、しないことについての住民投票についてどう思っているのか。イ、2期目の出馬について、出馬の気持ちはあるのかどうなのか。厚岸町に一生住みつき、骨を埋めるつもりでいるのかどうか。2点目、子野日公園の屋根かけについて。その後の経過について、実現に向けての経過についてどのような努力をしてきたのか。現在どこまで進んでいるのか。いつころまでと考えているのか。補助金を受ける努力はしたのか。3点目に、職員給料について。10%カットについて、一律にした理由、なぜ高額準に引き率を変えられないのか、子育てにお金が係る職員に対しても、なぜ同じなのかとの質問にお答えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長

16番、竹田議員のご質問にお答えをいたします。初めに、合併について、するのか、しないのかとのお尋ねであります。合併についての考え方は、第3回定例会の一般質問でもお答えしておりますが、合併は相手のあることであり、現時点では現行「合併特例法」の期限内での合併は行えないことから、当分の間、自立したまちづくりを進めていかなければなりませんので、ご理解を願いたいと存じます。平成17年4月1日以降については 「市町村の合併の特例等に関する法律 、い、 」わゆる「合併新法」により、都道府県知事が市町村の合併の推進に関する構想を策定し、合併協議会のあっせん調停や設置の勧告ができることになり、さらに「基礎自治体」としての基準が明確になっていく状況にあるようですので、これらの動向を見守りながら、町としての対応をしていかなければならないと考えています。次に、合併しなくてもやっていけるのかとのご質問でありますが、現在の地方財政をめぐる情勢は、合併する、しないにかかわらず、地方交付税や国庫負担金補助金の削減が先行し、地方への財源移譲が先送りされ、さらに経済の低迷などから、町の財政は大変厳しい状況に置かれています。また、道政改革や道州制による権限移譲、多様化する行政需要に対する事務が増大する一方で、人口は減少し、さらなる少子・高齢化が進行する中で、基礎自治体の使命と責任を果たしていくためにはどうあるべきかという調査研究は、今後も継続していかねばなりません。将来のまちづくりを考えていく上では、当然、合併によるまちづくりも視野に入れていかなければならないものと考えています。次に、合併する、しないことについての住民投票についてのご質問でありますが、合併についての判断の基本は、十分な情報の提供を町民の皆さんに行い、対話の中から町長としての決断をし、町民の代表である議会に理解をいただくべきものと考えています。その意味で、あくまでも住民投票は、合併を判断する際の町民の意向を聞く一つの方法であると理解しております。続いて、私に2期目出馬の気持ちはあるかとのお尋ねですが、ご承知いただいているとおり、平成13年6月の町長選挙において町民の負託を受け、私が7月13日に町長に就任してから、早いもので任期4年のうち、残すところ7カ月になりました。この間、私は、ただひたすらにこの厚岸町をよくしたいとの思いで、町政の執行に当たってきておりますが、国の構造改革は予想をはるかに超えて厳しく、今日における町政執行の最大の課題は財政危機からの脱出となっております。現段階では、この難局を乗り切り、将来の厚岸町の行財政基盤をしっかりとしたものにするため、全精力をつぎ込んで町長の職務を全うしたいと考えております。また、厚岸町に一生涯住みつくつもりかとのことでありますが、私はこの厚岸町で生を受け、町民の皆さんや風土にはぐくまれてきました。私は郷土の厚岸町をこよなく愛しておりますし、厚岸町の一住民としても郷土発展のため全力を尽くしてまいりたいと考えております。次に、子野日公園の屋根かけのその後の経過についてのお尋ねですが、平成15年第2回定例会において、質問者から雨降りの対応策についてのご質問があり、現在進めている公園全体の見直し計画に合わせ、検討してまいりたいと答弁しておりました。子野日公園の見直しについては、今年の3月に計画書素案の作成を終え、この素案について、厚岸観光審議会、厚岸観光協会のご意見をいただき、一定の方向が出たところであります。野外ステージに関しては、全面改修を行うものとして、設置場所を現ステージの位置、構造は木造で屋根を設け、壁は3面張り、面積は現在と同じ27平方メートル、費用はおむ 600万円として計画しております。いつごろまでと考えているのかとのお尋ねですが、現在の野外ステージは昭和57年に建設された木造のものであり、約22年経過し、老朽化が目立ち、昨年の十勝沖地震でさらにダメージを受け、耐久性が損なわれている現状にありますので、現在調整作業を進めている第4期厚岸町総合計画の第6次3カ年実施計画事業に位置づけて、平成19年度の実現化に向けて努力したいと考えております。また、補助金を受ける努力をしたのかとのお尋ねですが、この野外ステージの建設の財源としては、防衛施設周辺整備調整交付金を充当対象事業として、防衛施設局の見解を得ており、事業実施に当たりましてはこの交付金の充当について調整を図る考えでおります。次に、職員給料についてお答えいたします。ご質問にありますとおり、本議会定例会の開会に際しまして、特別職等四役及び職員の給与改定の議案を提出いたしております。この提出議案の内容詳細につきましては、後の議案審議における提案理由及び質疑の中で説明申し上げたいと存じますが、お尋ねのとおり、職員の給料の10%の減額措置を一律に行う考えでいます。このカット率を一律とする理由についてのお尋ねですが、職員の給与につきましては、地方公務員法においてその根本となる基準が示されており、その職務と責任に応じたものとする「職務給の原則」と合わせて、国や他の地方公共団体及び民間の給与等を考慮するとの「均衡の原則」が定められております。この条例の定めによる給料表は、職責や年功に応じた位置づけがされていることは、ご承知のとおりであります。今回実施しようとする給料の減額特別措置を一律のカット率で考えることは、そのもととなる給料に応じた金額がそれぞれ減額されるものであり、公平性があると考えますし、全職員がこの難局を乗り切ろうとする意思を共有するためにも、同様の痛みを分かち合うことが大切と考えるところであります。この考えは、職員組合との話し合いにおいても示したところであり、結果として合意しているものでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上であります。

質問 16番

最初の合併についてということで、自立したまちづくりを進めていかなければなりませんということなんですが、その反面、合併しなくてもやっていけるのかということの質問に対しては、調査研究は今後も継続していかなければならない、合併によるまちづくりも視野に入れていなければならないということに対して、道州制、特区、三位一体という財源移譲の中で、将来的にどっちにしても明るい未来は見られないというのが今の現状であるというふうに認識するしかないと思います。その上で、どっちにしても、合併しようが、合併しまいが、それは厚岸町においての財源というものの歳入はこれからも大きくは変わらないと。ということは、歳出に対しても変わっていかないんじゃないかという見方になると思いますね。人口減少についての云々かんぬんがありますけれども、その中で、人口云々かんぬんという前に、厚岸町がどっちにしても、合併しても、しなくても、明るい未来というのが見られないんであれば、普通一般的に財源を生む方法というのを考えていかなきゃならない。その上に歳入をふやしていくということが一番大切だと思います。その財源をもしふやすとしていくならば、どのような方法を考えているのか。削減をしようということになれば、それは給料の話じゃないですけれども、10万円よりも20万円、20万円より30万円というふうになってしまう。そうすると、生活するという部分では困難になってくる。そういったことじゃなくて、明るい未来を展望しようとすることであれば、やはり財源をふやす、歳入をふやす、ここに行きつくと思います。それが一番大事である。それが日本の社会も今、世界の方々に日本にぜひ観光に来てほしいという小泉総理のコマーシャルも出ています。日本社会もそういうふうに考えている中で、この厚岸町も生き延びていくすべ、財源を、歳入をふやすためには、そういった道も考えられるんではないか。厚岸町としてその財源を生む方法としてどう考えているのかということが、これから合併する、しなくても、一番大事な部分だと思います。それについてお答えしてもらいたいと思います。それから、住民投票についてなんですけれども、私が聞いているのは、合併を判断する際の町民の意向を聞く一つの方法であると理解しておりますと言っているんですけれども、これ当たり前のど真ん中ですよ。聞く方法の一つであるのは当然ですよ。僕が書いているのは、どう考えているのかということについてしか書いていませんけれども、確かに聞く方法の一つだというふうになれば、そうかもしれません。じゃ、ここで聞きますけれども、住民投票やるのか、やらないのか、これについてはっきりお答えしてもらいたいと思います。それから、2期目の出馬について気持ちはあるのか、ないのか、厚岸町に一生住みつき、骨を埋めるつもりでいるのかということについてですが、全力を尽くしてまいりたいという部分については、この中では2期目に出馬するのか、しないのか、厚岸町に一生住み、骨を埋めるつもりでいるのかどうか、僕の質問に対しての答えには、はっきり言ってなっていないような気がします。もう少し、僕も頭が悪いので、はっきり聞きますけれども、出馬する気はあるのかないのか 「する 「しない 、厚岸町に一生住む気はあるのか 「ある 「な、 」 」 、 」い」でお答え願いたいと思います。それから、子野日公園の屋根かけでありますけれども、平成15年9月の定例会に私質問しまして、特にステージは雨が降り、観光客の目減りに非常にマイナスなので、これに対しての対応をお願いしたいと。課長の方から、雨天も使えるようにということですけれども、年に2回の利用で非常に頻度も少ないことから、費用もかかることで、基礎を一部改良してテントなどのレンタルも考えていきたいということで、補助制度も含め公園整備に当たってまいりたいという答弁がありました。ご努力をいただきまして、平成19年度の実現化に向けるということで、補助金も考えてほしいということの中で、防衛施設周辺整備交付金をいただける見解を得ておるということで、大変努力されたこと、ありがたく思います。3点目の職員給料についてであります。この職員給料に当たって、10%カットをしなきゃならないという前に、行政改革というものにいろいろ抜粋された資料があります。この中に、職員を減らし、非常勤や臨時職員を扱う方法が賃金の削減につながること、それから全国の自治体では高度経済成長期に大量採用した職員の多くが二、三年後ごろから退職期を迎えるので、新規採用を控えれば、比較的容易に目標達成ができる。また、人口減少によるそれに見合った職員数を自然減で求めることができる。どのようなまちづくりをしていくか青図を書き、それに見合った組織体制を含め、事務事業や組織機構の見直しによる人員の削減を実現することができる。人員削減だけでは改革の軸にはならないので、人員削減と並行して職員の生産性を高める必要がある。このことの生産性を高めるについて、職員管理、マネジメントに3つの大きな類似点がある。1つには人間関係をよくする人の管理、責任の明確化、年度終わるごとに実際の職務が目標に達したかどうかの点検結果を公表し、住民も職員の仕事ぶりを評価する。実績達成者は昇進し、そうでない人は降格する仕組みが必要である。年功序列型から能力重視型に転換し、職員の業績を評価し、継続的な学習を通じ改善する仕組みをつくること。そして、事務の合理化や職員配置の適正化を考える。人件費削減に対する要点について、給料表の抜本的な見直し、職務給方式、それから超過勤務の減少、特殊勤務手当の廃止と縮小、定期昇給の見送り、理事者及び管理者手当の削減、収入役などの廃止、これは言いづらいんですけれども、申しわけないです。紙に書いてあります。人件費削減計画策定への取り組み等があります。また、人件費が高過ぎないかどうかの物差しは、じゃ、どう考えるんだということについてですが、人件費比率というのは人件費割る歳出総額だから、分母の歳出総額が大きくなれば、それだけ人件費比率は小さくなる。つまり、その年度の建設事業費の多少によって、人件費比率が小さくなったり大きくなったりする。これでは人件費比率は必ずしも正確に実態を反映しているとは言えない。厳密に人件費の状況をとらえるには、経常収支比率のうちに人件費で見る方がよい。また別な見方で、人件費は多い少ないではないと。一概に評価できない。住民の暮らしを守る仕事のための人件費なら、多い方がいいに決まっている。したがって、人件費は事業費である。もちろん、住民を苦しめるような仕事のための人件費はゼロであることが望ましいが 「名誉の赤字、不名誉の黒字」という、言葉があるが、自治体労働者の合言葉で 「自治体が住民を守るために一生懸命仕、事をすれば金がかかる。イコール赤字につながる。自治体としてなすべきことをした証拠の名誉の印、逆に住民の苦しみに知らぬふりをして仕事をせずに放っておけば、当然お金が残って黒字になるが、そういう黒字は自治体として不名誉の印ではある」という 「経済環境」というところで出している言葉がここにもあります。、私が今言った、このいろいろな人件費削減の方法というのを今までとってきたのかどうなのかという事実をお答えしてもらいたいと思います。別な資料の中には、人間性ということに書かれておりましたけれども 「数字を、出す前に人間としての考え方、気持ちが入った中で数字を並べるのか、数字を並べてから、それを見てから人間性が出てくるのかで、数字を出すということに大きな隔たりがある」というふうに書かれています。内容は、下げようという気持ちで数字を上げるのか、数字を上げてから、見てびっくりして下げようかと、この違いが大きく分かれてくる。私はずっとこの給料についても質問してきましたけれども、人事院勧告、人事院勧告って示されてきたんだからということで答弁がずっとありました。しかし、3番、南谷議員に対しての町長の答弁の中で 「人事院勧告ではなく、みずから苦渋の選択として、私が職員、一丸となって範をみずから示した」というふうにご答弁されました。自分が思うには、町長に若狹町長がなった時点でこんな話もされました 「前町。長、随分借金を残していってくれたものだな。こんな町財政に向かっていける。大変な仕事だな」という話があったと聞いております。実は、私もそう思いました。たくさんの先輩議員たちがいろいろ言いましたけれども、町長ばかりの責任ではない。町職員、そしてたくさんの諸先輩の議員たちがおりました。全員が、借金をつくった、町政財政難になっていった部分については責任があると思います。町長1人だけではありません。これから財政難を乗り切っていかなければならない部分について、私はその人件費の削減についての先ほど言った中で、この10%カットについては、カットするということに対して大変な思いがあったんだろうなと。そして、職員全員に賛同していただけたということに対しても、本当に敬意を表しなければならないというふうに思います。その中で、この10%という部分についてですが、他町村のデータというものはどうなっているのか、職員全体の声は本当に納得されていたのか、それからこの10%にした、この10%の数字の意味、それもお聞きしたいと思います。それから、町長になった時代に、すぐこの行動を起こさねばならなかったのではないか。なぜその時点でやらなったのか、今になってからなぜやるのか。目先のことを考えれば、当然厳しかったはずなのに、なぜすぐやらなったのか、非常に疑問に思います。ぎりぎりになってから、この問題点で問題が出てからやる。このことについては、町長含め三役全員にお聞きしたいのですが、財政難を乗り越えていこうとするときに、なぜここまで10%というカットを前もって事前にしなかったのか、その努力をなぜしなかったのかについてお尋ねしたいと思います。削減の方法はいろいろありますけれども、これについては先ほど言いましたので触れません。それから、高額順に引き率を変えられなかったのかといった部分について、1,000 万円の人が 100万円、 500万円の人が50万円、多い人はいいのかもしれないけれども、少ない人にとってのこの10%、給料に対しての10%の比率というのは公平かもしれないけれども、逆に考えると 500万円と 1,000万円といったら倍違うんですよ。その倍違った時点で、10%というのは本当に公平なのかと考えたら、これ絶対公平でないというのは、だれが聞いても当たり前だと思うんですよ。この高額順に引き率を変えられないのかというのは、町民からも新聞報道されてから非常に大きなうねりとなっていろいろ騒がれています。私もそういった意味で高額順に引き率を変えてほしい。余談ではありますけれども、これ私個人の話ではありません。ある町民からの、じゃ、冗談に、町長ほか三役、課長、そして職員、どのくらいの程度が削減率として正しいんでしょうかねという話の中で、町長が20%、三役が15%、課長が10%、その他職員が6%とか7%であれば、それは常識として受けとめられるような感じがするが、全員一律10%というのはどうも納得がいかない。たくさんもらっている人はたくさん下げればいい、少なくもらっている人は少なく下げればいい、これが一般常識じゃないかという声がありました。それに対してどう思っているのか、お尋ねしたいと思います。それから、子育てにお金がかかる職員に対しても、言っている意味は同じなんですけれども、子供が何人いてどうしてこうしてということは当然調べられることであり、これから少子・高齢化ということに関して、子育てにお金のかかる人たちにも当然そのしわ寄せが行くとなれば、子供をつくっていこうという気力もなくなるような状態をつくり上げていくということは、いかがなものかと思います。以上について、2回目の質問をさせていただきます。

答弁 町長

私からは3点について答弁をさせていただきます。その他、詳細数多くあったわけでありますが、担当課長から答弁をさせます。まず、合併に関しての住民投票についてであります。私は、現段階では住民投票をする意思はございません。なぜかといいますと、まだ合併に関して相手が決まっている合併像というのが明確でないからであります。現段階では、合併するか、しないかで住民投票を求めるとするならば、私としては説明責任がございます。すなわち、町民に対して合併に関するさまざまな具体的な情報を提供する中で、必要であれば住民投票をしなければならないでありましょう。すなわち、新しい町になれば、現在と比べて、具体的にサービスや負担はどうなるのか、小さな町でできなかったことが大きな町になったからといってできるのか、逆に大きくなることによって失うものはないのか等々を判断していかなきゃなりません。すなわち、今日、自治体の運営の基礎になることは、最も大事なことはアカウンタビリティーであります。私はそういう意味において、現段階では住民投票をする意思はございません。それと、次に2期目の出馬についての答弁をさせていただきます。先ほど答弁いたしましたけれども、まだ7カ月残っております。私に与えられた4年という任期を全力投球で全うしようと考えておるわけであります。私といたしましては、2期目出馬するか、しないかについては、しかるべきに諸状況を判断して私の意思を明らかにいたしたいと、そのように考えておるわけであります。10%カット、私初め四役のカットについてでありますが、就任した当時に、既にもうカットすべきでなかろうかというご意見であります。私は、まず就任をして厚岸町の台所、すなわち厚岸町の財政はどのようになっているかというスタートから始まりました。それが財政運営基本方針となってあらわれておるわけであります。今日の厳しい行財政は予想いたしておりましたけれども、このように急激な中で地方交付税が減額されるということは考えておりませんでした。できるだけ意識改革、さらにはまた行政改革の中で健全財政を維持して、すばらしい厚岸町を構築していこうと考えておったわけであります。しかしながら、今日、財政運営基本方針だけで乗り切ることは大変な至難であるわけであります。昨年、皆さん方議会で論議をいただき、町民のご負担をいただいたわけであります。それでも足りません。そういう諸情勢を考える中で、私はやはり町民に対しても、さらにはまた職員に対しても、みずから範を示す中で、困難な財政運営を乗り切っていかなければならないということで、私初め四役の10%カットを提案いたしたわけでありますので、どうかこの点についてはご理解をいただきたいと存じます。

答弁 行財政課長(行財政課長は2005年3月まで)

この厳しい財政状況の中での財源含めての捻出方法含めて、今ご質問があったわけでございますけれども、言われるとおり、歳出関係の縮減だけがこの財政危機を乗り切る手段ではないことは質問者おっしゃるとおりであります。ただ、この財源を生む方法といたしましても、厚岸町の中だけの財源確保というには、これは限界があるというふうに思っております。このことについては、既に町長も答弁申し上げましたけれども、財政運営基本方針の中で一つ一つ積み重ねを行いながら取り組んできているのが実態であります。さらに、この厳しさを増す17年度以降の財政運営につきましては、今、職員提案もございますし、経営改革委員会等のご提言もありますから、これら財源を生む方法も含めて、今数値化をすべく取り組んでいる最中であります。ですから、今この段階でその方法を示されないことは大変残念でございますけれども、いずれにいたしましても、中長期含めて自立のまちづくりのための財政推計に今取り組んでおりますので、その中身についての答弁は今できないことをご勘弁願いたいというふうに思っております。いずれにいたしましても、これらの厳しい状況については、今まで歳入を確保する、さらには歳出を縮減する。歳出の縮減の中には当然いろいろな事業がございまして、事業対効果を十分考えて、何もかにも事業をやめればいいという考え方を持たず、今、事務事業の評価等も行っておりますので、そういう中で町民サービスをきちんと守るためにも、そういう行政サービスのあり方も今検討している最中、それを今後の財政推計、もしくは行財政改革の中に織り込みたいというふうに考えておりますので、その時期までお待ちを願いたいというふうに思っております。それと、10%のカットの額でございますけれども、これは4億 5,800万円という来年度の財政収支の不足額を確保するための一つのパーセンテージでありまして、先般の一般質問の中でもお答えしているとおり、その中の10%であるということでご理解を願いたいというふうに思います。

答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)

私の方からは管内の状況を調査したのかという部分等々につきまして、お答えを申し上げたいと思います。管内的状況の部分で申しますと、管内の財政状況がそれぞれのやはり事情がありまして、私、今現在で把握しているのは既に行ってきている阿寒町で7%、弟子屈で2%、浜中町で5%のカット、これを行っている、もう既に行っているというふうに伺ってございます。なお、来年度に向けての状況については、種々検討に入っているというような情報もいただいておりますが、どうする、こうするというような確定した、あるいはその方向性という部分での情報は、私は現在は今得ておりません。そういう状況にございます。それから、これまでの人件費の削減のとった関係でございますけれども、もう既にご案内かというふうに思いますけれども、特別職につきましては期末手当のいわゆるカットでございます。現在は 0.3カ月分の3月分のカット、これが行われて、基本職員の 4.4の月数の支給率から 0.3減じたもの、 4.1カ月分というのが特別職の支給率というふうになってございます。これにつきましては、もう既に取り組んできている。それから、管理職手当でございますけれども、3ポイントを下げている。13%であれば10%、10%の方は7%、こういうことでございます。こういったような管理職手当の削減。それから、定数でございますけれども、これも何度か議会の中でお答えしてきておりますけれども、定員の適正化管理計画ということで、これに基づく職員の定員の削減、こういったことも進められてきている。一方、時間外手当の削減という部分につきましては、現在は枠配当と、配当の関係で進めているということで、意識としてこの時間外の縮減策に向かって全体で努力をしてきている、こういうことでございます。こういった経過をたどってきておりますけれども、先ほど町長、それから行財政課長が答弁したような情勢の中で、今回10%の削減という部分に踏み切らざるを得なかったということでご理解をいただきたいと思います。それから、この10%の考え方でございますけれども、冒頭町長の答弁の中で申しましているとおり、そもそもの給料体系といいますのは、若手から年配者の形の中でご案内のように既に給料表という中で位置づけられてございます。この給料表の中には、やはり若い世代にはそれなりに、高い世代にはその年功に応じて、そして中間層、これらについてはそれに応じたというような給与体系、実は昨年の人事院勧告においての給与の位置づけ、措置についてもその辺の部分を考えながら措置をされている。そういうでき上がった給料表をもとに、今回は特例措置として減額を図りたいと、こういうことでございます。したがいまして、そういう措置をもともとそういう年功、それからそういう生活といいましょうか、そういったような部分を考慮しながら、決められている給料表からの減額ということでございますので、これはやはり一律の率をもってカットするのが公平ではなかろうかと、こういうような考え方のもとに今回一律10%の削減措置をとらせていただいているということでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 16番

町長ほかに三役にお聞きしたいということで言ったんだけれども、言いましたよね、お聞きしたいと。

答弁 町長

先ほど私から答弁いたしましたけれども、もう四役は私と同じ考えでご理解をいただいたところであります。

質問 16番

最後に1点だけ、その10%に対してということで、言い分はよくわかりました。ただ、人間の感情論として、一律という部分については納得できないということで、先ほど提案した町長20%、ほか三役15%、課長10%、その他職員7%ということについて、もう一度お聞きします。ばかげているんであれば、ばかげているような答弁でもよろしいですし、10%というのがあくまでも10%であるというんであれば、それはそれでよろしいです。そこだけ聞きたい。それから、資料の請求で、総務課長、 0.3カ月、3カ月のカットの 4.4引く 0.3で 4.1カ月分と、それから管理職手当の3ポイントの削減という部分についての、管理職手当とそれから人員削減の部分についてのわかりやすい資料がちょっとあれば、後でよろしいんですけれども、何かあったらお示ししていただきたいと思いますけれども。以上です。

答弁 助役(助役は2006年12月まで)

今回、四役、特別職初め、職員の給与の一律10%カットということを提案させていただいたいろいろな背景がございます。まず、職員給与、現在定まっている特別職の給与も含めて、ただいま特別職の給与に関しましては特別職報酬審議会にお諮りをして、その上で理事者の提案のあった内容について議会でご審議をいただいて、現在定まっている数値をお認めいただいてきたものというふうに思っています。職員の給与に関しましても、給与は条例主義でありますから、条例に定まった形でもって等級が定められている、これも差を持っております。これらは原則職務給という、これは地方公務員法の21条1項で定められている原則に従って、職務に従って給料が定められているという大原則があります。それらを要するに職務別に段階をもって改正することによって、その差がなくなってしまうことになります。平準化されてしまうことになります。そうしますと、もともと定まっている、あるいはもともと考えていた大原則というものが、幅が狭まることによって崩れてしまうのではないかという考え方があります。そういうことも踏まえて、今回職員の皆さんに提示をさせていただいて了解をいただいたという内容でございますので、ご理解をいただきたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月16日 議事録 PDF(56ページ) 間違いを知らせる