厚岸町議会 平成15年第2回定例会 2003年6月24日
(1)観光客の受け入れと子野日公園の整備について/(2)宮園町スケートリンクの整備について
2003年6月24日、厚岸町議会の一般質問で、竹田敏夫議員が「観光客の受け入れと子野日公園の整備について」「宮園町スケートリンクの整備について」について質問し、町長、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 竹田敏夫 議員
- 答弁者
- 町長、教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 16番
新人でございます竹田です。第2回定例議会初の質問であります。未熟者で何かと答弁の中でお聞きづらいこともあると思いますが、何とぞお許しくださいますようお願い申し上げて質問にさせていただきます。質問におきまして、厚岸町はこれからの進む道として、私は経営の上から株式会社厚岸という考え方に徹していかなくてはならないと思います。それには地方交付税の削減や合併問題において、それぞれの町で独自の体制のあり方、財源を生む方法、財政策をどうするか、我が町は我が町で建て直しをしていくことこそこれからの厚岸町をよくしていく根本だと思っております。そのことで、厚岸町は独自の財源を生む方法を考えなくてはならないと思います。その中で、厚岸町として財源をつくる方法には観光があると思います。厚岸町を観光の町としてさまざまな協力を重ねてまいりましたが、これからも観光に力を入れ財政を豊かにしていかなければならないと思います。観光を目玉にしていくことに際して看板の設置など等の行政の取り組みもありますが、おいしいものがたくさんある町だけに、それを売らなければ資金になりません。厚岸町のコンキリエの営業方針の転換も大切な分野であります。互いの努力が大切ですが、町外からの観光客の迎え入れが最も大事だと思います。行事そのものの改革も大切だと思いますが、その中で観光客の一番集まっているのが子野日公園であると思います。子野日公園の客入りを見れば、晴天と雨天の日の客入りの差が著しく違うことは当然のことであります。雨天のとき、また多少のじりのときも客足が遠のくのは当然の損失であるわけです。その中で、私は子野日公園の整備の充実、その中で屋根つきの一部公園づくりを提案するものであります。車いすの方も自由に来られる道路設備なども必要だと考えております。公園全体を見るには屋根つきステージなど、雨でも楽器がぬれ、中止せざるを得ない状況が続いております。また、露店商の方がせっかく用意した食品も雨天であれば売れない、ここに損失が生じるわけであります。せめて露店のところだけでも立ちどまって買い物をし、食を楽しむアーケードの取りつけを希望するものであります。祭りの開催中の売り上げは非常に大きな財源になると思っています。ぜひ前向きな検討をくださいますようまとめて町長に次の質問をさせていただきます。雨天の場合の観光客の減少に対しての対策はどうこれから考えていくのか。2番目に、子野日公園内の全体整備に対して、これからどのような整備を考えておられるのか。3番目に、ステージは雨降りに何もできないのでは観光客の目減りに非常にマイナスである、それに対しての対応策はどのようにお考えになっているのか。次に、宮園町スケートリンクの整備についてでありますが、さまざまな過去において議論が交わされていることはお聞きしておりますが、子供は未来の宝と大人は口で簡単に申しますが、この厚岸町において、青少年育成のための協力にいま一つ努力をしているとは感じてやみません。幼少のころの育成こそ子供を宝へと結びつける大事な部分であると思います。そこで、子供教育育成のために、スポーツを中心とした教育の環境づくりにもっと積極的に取り組んでもらいたいものだと思います。ぜひ設備の実現に向けて努力されることを申し上げ、町長に次の質問をさせていただきます。冬季外の練習ができないという子供の悩みに対して、整備はどのような対策を講じておられるのか。2つ目に、長年にわたって議論されてきたわけですが、一向に踏み切る形はないわけですから、いつころまでに整備しようとして考えているのかお聞きします。今後、青少年育成に対し、教育に関する予算費を大幅に増していただくことをお願いし、私の質問を終わらせていただきます。以上です。
答弁 町長
16番、竹田議員の質問にお答えをいたします。最初に、観光客の受け入れと子野日公園の整備についてのお尋ねでありますが、1点目の雨天の場合の観光客の減少に対しての対応策につきましては、現在子野日公園を会場として行っております厚岸町の観光イベントは、春の桜まつり、秋の牡蠣まつりが開催されております。この2つの祭りは、外でカキを中心に厚岸の海産物などを焼いて食べることが中心のものであることから、残念ながら雨天時にはどうしても観光客の入り込みが減少する状況になります。この雨天時等の対応策としましては、現在通路を挟んで露店が立ち並んでいる通路部分の中心部にアーケードを設置するという方法もあります。確かにアーケードを設置することにより観光客等が公園内や露店への立ち寄りがスムーズとなり、たまり場として活用され、より多くの集客を見込める施設とは考えますが、アーケードの構造等を考慮いたしますと、設置費用が相当かかることが予想され、また同公園の自然景観上からもアーケードの設置は難しいと思われます。次に、2点目として、子野日公園の全体整備に対して、これからどのような整備を考えているのかとのお尋ねですが、子野日公園は町の総合公園として位置づけられており、そのすぐれた自然環境を生かした散策や桜を初めとした木々の鑑賞、野鳥の観察、またレクリエーションや軽スポーツ等も楽しめる憩いの場として、多くの人たちに利用されているところでございます。その他、同公園は、桜まつり、牡蠣まつりのイベント会場としても町内外からたくさんの方々が訪れるところとなっております。しかしながら、同公園のサイクルモノレールを初めとした各施設は、設置されてから約20年が経過し老朽化が著しく、またバリアフリー対策なども講じられていなかったため、これまで車いす等で利用された方々には大変ご不便をおかけしておりましたが、昨年水洗トイレの新築にあわせ、車いすでもご利用いただける多目的トイレを設置し、さらに今年度は車いす等を園内にもスムーズに入ることを可能とする木道の整備を行ったところであります。近年、観光施設についても、高齢社会の進展、障害者の社会参加等の観点から、バリアフリーや、さらにユニバーサルデザインの視点に立って、公園全体の見直し計画を行い、その後、この計画をもとに実現に向けて補助制度等も含め研修しながら公園整備に当たってまいりたいと考えております。次に、3点目のステージの雨降り対応策についてのお尋ねですが、現在のステージは、木製の簡易なステージのため、スペースも狭く、天井がなく、さらに一部の床も波打っている現状にあります。確かに雨天時にはステージの行事の開催が難しい状況でありますが、このステージの利用については、桜まつり、牡蠣まつりの年2回の利用が主であり、使用頻度も少ないことから、費用対効果も考慮すると、費用も相当かかる正式なステージの設置については難しいと考えています。したがいまして、現在の基礎を一部改良して、その上にレンタルでのテントを設置して、仮設のステージを設けるなど、現在進めている公園全体の見直し計画にあわせ、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。二つ目の宮園町スケートリンク内の整備につきましては、教育長から答弁がございます。私からは以上であります。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
私の方からは、質問事項2番目、宮園町スケートリンク内の整備についてお答えいたします。現在の宮園公園スケートリンクの状況でありますが、この施設は平成4年9月に完成し、供用開始の準備を進めていたところ、平成5年1月の釧路沖地震による路盤の亀裂が発生し、さらに北海道東方沖地震等により、リンク路盤の不等沈下が生じ、現在に至っても完全に路盤沈下がおさまっていない状況にあります。これまでのリンクの改修につきましては、災害復旧工事のほか、路盤沈下による縁石のかさ上げ補修や路盤沈下の進行による落差解消のための板枠取りつけ、また路盤沈下箇所に土砂の投入などを行い、冬季間のリンクづくりに努めているところであります。なお、このようなスケートリンクの状態においては、早い時期での氷づくりや冬季外の練習、ローラースケートなどはできない状況にあり、平成12年9月に学校関係者や父母の会の方々にお集まりをいただきまして、スケートリンク利用説明会を開催し、この路盤沈下が進行している間は抜本的な整備は大変難しい状況にあり、まず冬季間利用で対応していくことでご理解をいただいているところであります。今後の整備につきましては、引き続き路盤沈下量の状況把握に努め、路盤沈下が安定するのを見きわめながら改修工法や財源などの検討を加えて、整備に対応してまいりたいと考えております。なお、スケートリンクがこのような状況にあり、整備時期をお示しできないことをご理解いただきたいと存じます。以上でございます。
質問 16番
雨天の場合のアーケードの設置に費用がかかるということですが、アーケードのその大きさによる費用というものに関して、大きければお金もたくさんかかりますし、小さければお金もかからないということで、どのような形で何人くらいの収容が必要なのかという検討をいただきながら、アーケードの設置を考えていただきたいというふうに思っています。屋根つき公園とか、アーケードというのを設置することによっての観光客の足どめ運営をしていきたいというふうに考えておりますので、費用がかかり過ぎるからといってあきらめるのではなく、桜まつり、牡蠣まつり等においての1日の客入りの出足を考えた上で、雨降り等にどのくらいの人数が来るのかという、そういったデータを出しながら収容人員何名くらいのものがあればいいのかということを考えた上で設置等を考えていけばいいのではないかというふうに思いますので、その辺もう一度お答え願いたいと思います。また、子野日公園全体整備に対して、これからどのように考えているかということに対しての答弁ですが、トイレ等も確かに新しくなり、車いす等の乗り入れも大変スムーズになりました。また、公園内においての車いすの乗り入れも考えているということなので、これについてはこのままでよろしいかと思います。アーケードとかのもう一つに、ステージ等の問題ですが、厚岸町において若者の集まるイベントというのがお祭り、夏祭り以外、港祭り以外にないような気がします。そういったアーケード、またステージ等に屋根をつけることによっての利用価値を高めながら若者の集まれる場所づくりということを考えていけば、桜まつり、牡蠣まつりの年に2回しか使わないので、それに対してのお金をかけるということに関して非常に問題があるとするならば、そういうものをつくっていく過程において、つくったらどういう利用性、利便性があるのかということを考えていけばいいのではないかというふうに思います。それから、スケートリンクのことなんですけれども、冬季以外の練習ができないということでありますけれども、冬については凍上していようが路盤がどうであろうが何も問題なんですが、この冬以外の夏にローラースケートの練習が冬のスケートの本番に備えての体力づくりに非常に役に立つということで、厚岸町ではスケート同好会などが釧路にわざわざ行って、実費で練習しに行っているというお父さん、お母さんの声がありました。そういった部分で、整備費をかけるお金がないという部分もわかりますけれども、町のために、青少年のために早目の整備を考えていただくよう望んで、2回目の質問をさせていただきます。
質問 16番
子野日公園の整備全体について、非常に費用的にかかるということなので、前向きにぜひ考えていただくようお願いして、これについての質問を終わります。続いて、スケートリンクのことでありますけれども、駐車場の利用とかも町民から聞いております。車どめがあって危ない。それから、一番大事なのが平成5年の釧路沖地震から8年の経過が経ている中で、対応策というか、その準備体制というものが一向になされていないということに対して、町民が非常に不満に思っているのが現実なので、対応を、その時点でどうして直していくかということは既に考えられてきて8年がたっているということでなければいけないのでないかなというふうに思います。地震が来たから、地盤沈下がしたからといって落ち着くまで見ているというのは、地面は常に毎年夏になれば当然解け、冬になれば固まるわけですから、不等沈下等、その不等する部分については毎年起こるわけで、ほうっておけばもっともっとだんだん悪くなるのは当たり前のことであります。そういったことを踏まえて、この整備に対して一日も早く青少年育成のための整備環境を整えることを願いまして質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
答弁 町長
再々質問にお答えをさせていただきたいと存じます。子野日公園は、昭和37年に当時の元町長の子野日様から厚岸町に移管をされ、毎年、毎年整備をされ今日に至っておるわけであります。観光における子野日公園の役割、極めて厚岸町におきましても重要な施設になっておることはご承知のとおりであります。厚岸町の桜まつり、牡蠣まつりは、釧路地方の代表的イベントとして、道内外からの行楽客を楽しませる場所として、多くの方々が見えておりまして、経済的効果はもとより、交流人口の増大による地域の活性化にも大きな役割を果たしております。さらにはまた、町民の憩いの場所としての役割も大きいわけでございまして、先ほど答弁をいたしましたけれども、安心して快適な公園の環境づくりというものも急務になっております。ただいまの竹田議員の質問に対して、町長といたしましても、どういうものができるのか、公園整備とあわせながら検討してまいりたい、かように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
ただいまのスケートリンクのお話でございますが、実は先ほどの答弁でもお答えしたんですけれども、まだ下がっている状況が実はございます。これは当然リンクですから、水を張ったときに一定の上限下限におさまらなければ水は張れないわけです。道路側、道路側の方が高くて、奥が低いという状況があるわけですけれども、この状況は平成12年から15年、今年までの3年間でも、一番深いところで10センチぐらいまだ下がっているような状況にあるわけです。正直言いますと、夏場の問題よりも、冬場のリンクをつくることにまず力を注いでいる。というのは、枠のかさ上げをして、少なくともこちらの床面、リンク面よりも高くならなければ全体には氷が張れないわけですから、そこの高さがまだ年々奥の方が下がっているような状況にありますので、少なくとも現状ではお母さんたち、お父さんたちにもご理解をいただいて、冬場のリンクづくりのために土砂を入れているような形ですので、土砂を入れているような状況の中では、夏場のそのローラースケート等の活用というのはどだいできないわけです。ですから、少なくともあそこの、全体の地盤がおさまった中で、それでもボーリング調査等を行って、なおかつもう一度改めてそういうふうな整備を行う状況になるのかという問題は、実はその何というんですか、非常に僕は難しいんではないのかなというふうには思ってはいるんですけれども、ただ、少なくとも現状の中でもできることというと、できるだけ早く冬場のスケートリンクが完成できるように現場の方では毎年努力をいたしておりますので、その点は何とかご理解をいただきたいと、かように存じます。
質問 16番
わかりました。ありがとうございます。