厚岸町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月12日
(1)厚岸湾・厚岸湖の汚濁等の流出被害への対応について/(2)防災無線の情報活動について/(3)町立病院の医師体制の見通しについて
2002年12月12日、厚岸町議会の一般質問で、菊池賛議員が「厚岸湾・厚岸湖の汚濁等の流出被害への対応について」「防災無線の情報活動について」「町立病院の医師体制の見通しについて」について質問し、町長、総務課長が答弁しました。
- 質問者
- 菊池賛 議員
- 答弁者
- 町長、総務課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 15番
第4回定例会に当たり、このたび通告しておりました次の3点、6項目につきまして、質問をいたします。まず第1点目は、我が町厚岸町は、昔から天然の良港とも言われ、そして魚介類に恵まれた、水質のよい湾と湖を抱いておることはご承知のとおりであります。今厚岸といえばカキ、つい先ごろまでは厚岸といえばニシンなどと、湾や湖は幾種類もの魚介類がとれるすばらしい海の幸の恩恵のある宝の海なのであります。そこで、もし万が一、この厚岸湾、厚岸湖に水質を極めて悪化させる油の流出など、水質油濁や汚濁被害が発生したとなれば、その影響は、漁業はもちろん水産生物、海洋動植物類に与えるショックは火を見るより明らかであると想像されます。また、厚岸町は国際的にはラムサール条約の登録湿地であり、国内的には海の道立自然公園でもあります。このように、厚岸湾、厚岸湖は将来も水質や環境を守っていかねばなりません。昨今のマスコミでも、国内、国外問わずこうした油濁被害が報道されており、他人事では済まされません。そこで、質問事項の1、厚岸湾、厚岸湖に油濁等の流出被害が発生した場合の流れ、いわゆるフローについてお示しいただきたいのであります。1つには指揮体制、2つには連携体制、3つには対策資材の設置状況についてお願いいたします。次に、第2点目は、「こちらは防災厚岸です」の防災無線の情報活動についてであります。最近は主なもので、役場、福祉課を初め各課及び教育委員会、町立病院、あみか21、情報館、児童館、海事記念館、水鳥観察館、ネーパル厚岸などを中心にさまざまな情報を流しておられますが、肝心の防災に関する情報がいまいち不足しているのではという批判があることも事実であります。そこで1つには、地震、災害、気象情報等町民に周知することについて欠如はないかどうか。2つには、情報の視点についていま一度考えてみてはどうかという点について見解をお願いいたします。次に、第3点目は、町立病院は地域住民の命と健康を守る大切な医療機関でありますが、本病院の各診療科、医師体制の見通しについてであります。各診療科での現況と今後の見通しについてご説明をいただきたいのであります。以上で、第1回目の質問を終わります。
答弁 町長
15番、菊池議員のご質問にお答えをいたします。まず、1点目の厚岸湾、厚岸湖に汚濁等の流出被害が発生した場合のフローについてでありますが、質問者の言われるとおり、厚岸湾及び厚岸湖は、各種の養殖漁業を初めとする漁業資源の宝庫であり、油流出等の災害事故が発生した場合の影響は極めて大きいものがあります。このことから、漁港等における船舶火災やタンカー等の事故、または臨港区域や陸域での危険物施設等の災害に対処するため、厚岸町地域防災計画の中に漁港等災害対策計画を作成しており、この計画に沿って海上保安部を初めとする各関係機関等が連携した応急対策がとられることになっております。災害時の指揮対応につきましては、大規模な災害事故の場合は、当然に町災害対策本部を設置することになりますが、これに至らない小規模な流出事故等にあっても、厚岸町が指揮総括管理を担い、関係機関と連携して対応することになります。油流出事故発生時の初動態勢としては、まず、地元の漁業協同組合や消防、警察機関などと連携し、水難救済会や危険物施設事業所などの応援協力を得て、流出した油の拡散防止処置や火災危険防止に当たり、さらには海上保安部や北海道などの関係機関や団体に対応を求めることになります。対応資材の備蓄状況につきましては、役場倉庫、消防署、漁協及び町内各事業所に保有されている、総数で申し上げますと、オイルフェンスが 800メーター、油処理剤 2.8キロリットル、油吸着マット 1,890枚、油吸着剤 685キログラムとなっております。続いて、2点目の防災無線の情報活動は現況の方法で続けるのかとのご質問でございますが、この厚岸町の防災行政無線は、災害等に起因した電気供給停止により、町民がテレビ等からの情報を得られないことを特に想定して設置されたものであり、災害、その他緊急時における情報の伝達と町の広報活動の円滑化を図る目的で使用されるものであります。この無線施設を使用して行う業務につきましては、厚岸町防災行政無線施設の設置及び管理に関する条例の第3条で、1つ、地震、風水害及び気象予警報の伝達や避難の勧告、指示等災害情報に関すること、2つ、行政事務の円滑な遂行を図るための行政広報に関すること、3つ、地域住民の生命、財産の保護に関すること、4つ、その他町長が特に必要と認める事項と規定されており、これに基づき運用しているところであります。地震、災害、気象情報等、町民に周知することについて欠如はないかとのことでありますが、特に海岸線を有する本町の場合は、津波災害を最も警戒しなければなりませんので、津波警報はもとより、注意報発令時にも防災無線での情報伝達を行ってきております。また、その他気象情報につきましても、数多い情報の中から必要なものを判断して周知を行ってきているところであります。防災無線なのだからもっと気象情報など肝心の防災に関することを流すべきではないかとの声も聞いておりますが、すべての注意報等の気象情報を防災無線で流すことはかなり多くの周知回数となり、受ける側のなれにより注意力が薄らぐことも危惧されるという一面があります。このことから、これまで防災無線での災害情報につきましては、被害の危険性が高いもの、地域として注意を喚起する必要があるものなどを判断して周知を行ってまいりました。今後におきましても、防災情報を発信する側としては、この判断を誤らないよう十分に留意しながら適切な情報を発信してまいりたいと存じますので、ご理解をお願い申し上げます。また、情報の視点についていま一度考えたらどうかとのことですが、これは定時の通信放送で流れる行政広報についてのことと存じますので、これに関してお答えをいたします。防災無線で流れるいわゆるお知らせにつきましては、その量が多過ぎるという町民の声がある一方で、タイムリーな情報を歓迎する町民の声もあります。防災無線は、行政情報を地域全体にお知らせする面で効果的な手段であり、せっかくの設備でありますから、その有効な活用も大切だと思います。しかしながら、役場からの放送を一方的に聞いていただくシステムですので、不特定多数の町民にお知らせしなければならない事項や、うっかり大切な手続などを忘れないためのタイムリーな放送に限定するようにしております。さらに、定時の放送時間は1日に2回、各3分以内とし、お知らせする事項も1つとするよう調整して、できるだけ簡潔な内容にするよう心がけております。自分に直接関係のない放送内容を聞くことは、煩わしさを感じられることもあろうかと存じますが、町民皆様のご理解をいただきたいと存じます。3点目の町立病院の医師体制について、現況と見通しについてのご質問ですが、現在の町立病院医師体制につきましては、内科2名、外科2名、小児科1名の5名体制となっておりますが、12月末日で小児科医が退職することとなっているために、医師数としては常勤医4名となります。町といたしましては、一昨年の整形外科医、本年2月の内科医の転出に伴い、関係大学等に赴き、積極的に補充に努めてまいりましたが、現状ではいまだ補充を見ておりません。転出される小児科のことにつきましては、所属されている東大小児科医師連合に対し継続的な派遣を要請しておりますが、全国的に小児科医そのものが不足している状況の中、直ちに補充されるという見通しは立っておりませんが、当面乳幼児健診、学校健診等の公衆衛生活動に対しましては協力をしていただけることになっております。内科医に関しましては、平成15年9月ごろに高知医科大学から1名派遣されることが内定しております。また、旭川医科大学第3内科、旭川医科大学第2内科にも医師派遣についての働きかけを行っており、札幌医科大学からは月に1度循環器内科の診療援助をいただいていることはご承知のとおりでございます。整形外科につきましては、現在道東地区で勤務されている医師が整形外科を担当していただけそうということで、招聘に向け全力を傾注しているところであります。ご指摘のとおり、町立厚岸病院は地域住民の命と健康を守る大切な機関であるとの認識については全く同感であります。開設者である私たちといたしましても、町立病院医局とも常々医療の質の向上につきまして協議を重ねており、その一環として月1回の脳外科診療、同じく月1回の透析専門医による透析部門の診療管理を行っております。いずれにいたしましても、今後も関係医科大学等に対し、医師の安定供給について継続的に働きかけを行ってまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。以上でございます。
質問 15番
初めに、油濁被害発生時のフロー、指揮体制、連携体制、資材対応について、ただいまお答えをいただきました。予測される事態といたしましては、厚岸湖にはサケ、マス、サンマ等の小型、中型、大型沖合漁船と、時には小型のタンカー、輸送船などの出入りや、台風や波浪警報時の大しけなどの避難港としての外来船の停泊などもあり、不測の事態が発生しないとは断言できないわけであります。通常考えられる当町の汚染源といたしましては、1つには生活系、2つ目には工業系、3つ目には畜産系とありますが、突発的には事故系、いわゆる有事系も考えられるわけであります。あってはならないことではありますが、緊急性を要した場合を想定し、その対応について私は今質問しているわけでございますが、そこで、指揮体制、連携体制はどうなるのか、そしてまた、資材はどうなっているのかということで今質問しているわけでございますが、ただいまは、海上保安部、厚岸漁業協同組合、救難所、北海道、危険物関係というお答えをいただきましたけれども、その中に……消防もありましたね、連携体制の中に水質汚濁防止協議会、その中の油濁部会とか、石油業組合とか、あるいは建設業協会とかという、それらの連携等はどうなっておりますか。それから、資材対応についてでありますけれども、万が一油が流出した場合、オイルフェンスなど資材対応についてでありますけれども、厚岸湾と湖は潮の干満時に潮の流れが特に早いので、早期の初期対応が求められます。そこで、機敏な対応が求められるわけでございますが、指揮体制、連携体制、資材対応について、常に万全の備えをお願いしたいところでございます。次に、防災無線でありますけれども、まず、太平洋の沖合を台風や低気圧が発達し、高潮が起きて、さらに満潮時が重なったとき、町内の道路や浜が水浸し 冠水ですね あるいは波浪で砂浜が削られるような事態が予測されるときなど、テレビやラジオなどとは別に、厚岸町独自の情報を周知することが防災無線の活用として必要ではないかと思います。住民は仕事もしているし、車で走行したりするので、注意を促すことが必要ではないかと思います。特に最近では、先ほどよりずっと昨日、今日と話があっておりますけれども、水浸しの道路を走行し、廃車に追い込まれた被害者もいると聞いています。昨日の答弁で田辺課長が、車の被害が重大、うちエンジン被害1台、このときの予告周知は防災無線はしなかったと、今後したいと言っておりました。冠水になってから一時的に通行どめし、チラシで周知したいとか、内部協議では、注意を促す防災無線を活用していくということで回答があったようですけれども、事が起こってからでは対応がおくれていると思います。視点を考えるとは、このことを取り入れようと思って私は発言しているわけでございます。先日のように、地震が国内各地で同時間帯に発生したときなど、北海道とか東北、関東などでありましたけれども、震度や津波警報、注意報などテレビやラジオより若干おくれても、厚岸町独自の情報を流すことも必要ではないかと考えます。また、山の斜面の土砂崩れや治山工事が必要と思われる山の崩落の危険性を予告し、避難を呼びかけるなどの情報なども必要ではないかと思います。このように、情報の視点を災害予告の方にもっと意を向けて取り上げる姿勢が求められるが、どうでしょうか。それと、広報厚岸で対応できるものや、例えば児童・生徒・父母行事の場合、各学校通知でできますし、また、町広報とともに時間、場所などの載った月別の主な決定されているものであれば、町行事予定一覧表を配布するとか、突発的なものは防災無線で情報発信し、できるだけ省くようにしてはどうかという点であります。次に、町立病院についてでございますけれども、医師確保の見通し、これにつきましては、町長より先ほどご答弁がありまして、常に関係機関に派遣要請中あるいは努力中ということでございますが、確保には万全な体制をお願いしたいと思います。小児科の将来、それから整形外科等の医師の確保が不安との話がありましたけれども、この点につきましても、確保には万全の体制をお願いしたいと思います。それと関連して、ここでちょっとお聞きしたいと思いますけれども、町立病院から釧路市内の病院への救急車搬送された回数を押さえておりますでしょうか。私独自の調査では、救急車の出動回数が平成11年度は 360回、うち搬送、転送が88回、平成12年度救急車の出動回数が 408回、うち搬送が 119回、13年度は 373回、うち搬送が 115回、14年度は、出動回数はまだ出ておりませんけれども、搬送が10月末現在で 105回、こういうように、釧路市内の病院への救急転送ですが、平成12年度から特にふえております。これは、搬送が多過ぎるのではないかと思いますけれども、この中で町立病院で対応できないもののほか、できるものもあったのではないかと思われます。中身はどうなのか。厚岸町では3億円近い額を一般会計から繰り出しております。これからの財政に影響してくるのではないかという点、いろいろと考えて運営すべきではないかという点について、見解をお願いいたします。以上、2回目の質問を終わります。
答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)
お答え申し上げます。まず、1点目の油濁の流出事故の見解でございますけれども、これの連携体制、指揮体制につきましては、先ほども町長も申し上げておりますけれども、基本的にはいろいろな機関が集まってきまして、それぞれ対応をしていくという形になろうかと思います。それが実態的でありますし、厚岸町のやはり役割の大きな部分というのは、そういった部分での連携、いわゆる協調体制をとるための連携業務に当たる、これが大きな役割になってくるというふうに思っております。こうした中で、実際に被害があった場合の例なども申されておりましたけれども、やはり今地元で持っているいわゆる対応する能力、これを十分に発揮していかなければならない。そのためには、消防機関で持っている機材、技術、それから漁業協同組合のそれぞれの持っておられる漁民の方々の協力、それから水難救済会の持っている資材、技術力、こういったものをやはりフルに活用しながら対応に当たっていくということでございます。先ほど建設業協会はどうなのか、それからいわゆる油濁防止協議会の部会というようなお話もありましたけれども、当然町内にあります、油等を所有している危険物施設、こういったところでもオイルフェンスであるとか、それから先ほど言いました油の吸着剤、それぞれの事業の自己防衛のための資材でございますけれども、そういったものも所有してございます。こういったものも動員いたしまして対応していくという形になろうかと思いますし、当然協力を求めながら対応していくということになりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。それから、当然厚岸町の場合は、湖を持っておりまして、潮の流れが速いという部分、こういう部分から考えますと、やはり流れました油を拡散させないという部分に力点が置かれる、こういうことになろうかと思います。そういった部分での効果というのは、現在のところオイルフェンスが一番効果があるというふうに言われているわけでございますけれども、こういったオイルフェンスの早期の展開、こういった部分に十分配慮といいましょうか、そういう部分がまず優先的に活動に当たる、こういうような方策になってまいります。続きまして、防災無線の活用の関係でございます。先ほども町長の方からもお答えさせていただいておりますように、防災無線、やはり住民に必要だ、もっと注意を喚起してほしいというものについては、大いにと申しましょうか、逆に積極的に活用していかなければならないと、このように私も思っております。1つの例といたしまして、本日、一般質問それぞれの中で港町の冠水事故がございまして、これらにつきましては、大きな雨等がない中で起きたという部分もございまして、結果として放送ができなかったという状況がございまして、これは申しわけなく思っておりますし、そういった反省の中から実は、先ほどからるる説明しておりますとおり、この冠水の始まった状況あるいは通行規制の関係の情報、こういったものをやはりタイムリーな住民の生活に密着する情報として流していきたいと、このように考えております。それから、いろいろな例えば地震の発生したときのお話も出ておりましたけれども、やはり情報がご案内のように例えば地震の震度、震源地の情報というのは、テレビ、ラジオが非常に早いわけです。私どもも、その情報を得るのも、やはりテレビ等の情報でございます。それによりまして、注意報が出た、警報が出たという場合についてはすぐ流すような段取りをしております。ただ、どうしても例えば日中でなくそれも夜間であるとか、そういったような形になりますと、時間的に相当時間がたってしまう。例えば5分後、10分後にただいまの震度が幾らでしたというふうに流すものが、果たして住民にとってどうなのかというような部分も実は考えております。そういった中で、やはりこういう特に津波の関係、これが大きく影響されますので、そういう津波のおそれがある場合、これにつきましては、できるだけ早い情報として流すように心がけておりますけれども、すべての地震情報あるいは気象情報を流していくという形になりますと、本当にほぼ毎日のような気象情報が入ってきております。そういった中で、少なくとも注意報でなく警報、こういったものについては、内容にもよりますけれども、その辺を選択しまして積極的に流していきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。それから、一般の放送の関係でございます。これは、非常に難しいといいましょうか、一方ではうるさいと言われますし、一方からはもっと流してほしい、もっと詳しく流してほしいというような情報でまいります。私どもの方も、総務の方でこの情報の放送の内容については一括管理、調整を図らせていただいておるんですが、原課の方にしてみますと、少しでも多くの町民に参加してほしいというような思いの中から、もう少し中身についても詳しく放送してほしいというような、一方では要望もございます。しかしながら、私どもは、出ておりましたけれども、広報の媒体であるとか、あるいは通知の媒体であるとか、そういうものがありますので、こういったものがいつどこで何があるという、いわゆる簡素化した情報としてやはりタイムリーに流していきたい。ただ流すんであっても、先ほど言いますように、一方的な放送になりますので、たくさんある情報の中から優先するものを1本というような絞り方をしまして、時間帯、朝流せば夜は別なもの、こういうような形の中で調整させていただいておりますし、また、文章の中身についてもできるだけ簡素化して、いつどこでどういうものがあるのでというような部分を要約するような形の中で流させていただいておりますので、ひとつご理解をいただきたいなと、このように思います。以上です。
質問 15番
油濁の件でございますけれども、厚岸湖、厚岸湾の関係でございますから、漁業に目を向けますと、厚岸湾、湖内沿岸漁業のデータ調べを今やってみたんでございますけれども、1990年の7月ごろの広報厚岸では、特集「今だからこそ考える、厚岸湾、厚岸湖の環境」ということで出ておりますが、ちょっとこれは7月ごろでございますけれども、ここに厚岸湾、湖や海の畑ということで、このように詳細に載っております中に、厚岸湾、湖内沿岸漁業の水揚げ関係の資料が載っております。これは釧路水産振興会、当時の釧路支庁の関係だと思いますけれども、釧路水産振興会の調べで、厚岸湾、湖内沿岸漁業の当時昭和63年の水揚げで、数量で26万トンのうち湖内、沿岸では 7,000トンの水揚げ、金額で 110億円のうち47億円の水揚げ金額、関係漁家数は町全体で 700余りのうち95%を占めるということで、湖内、湾の沿岸漁業に携わる14年前の資料がこうでございますけれども、去年の平成13年では、数量で3万 9,000トンのうち1万 3,000トン、金額で83億円のうち50億円、全体の60%、関係漁家数は町全体で 600余りのうち96%を占めると。これだけ厚岸湾、厚岸湖に依存する漁業者が多いということで、また、漁業生産高があるということでございます。もしも非常事態が発生したならば、漁業への影響ははかり知れないものがございます。当時昭和63年、今から14年前、北洋漁業が衰退の道を歩んでいた時代に、改めて厚岸湾、厚岸湖の重要性が増しているとして、14年がたった今、水揚げ数量及び金額の割合は明らかに数字を通してその重要度があらわれている今、湾、湖を災害から守らねばならないということでございます。次に、防災無線でございますけれども、防災無線は地域住民の防災の頼りでありますから、予報を通して生活を守る情報源としていただきたい。3つ目に、町立病院は地域住民の健康を守るという点で、医師確保と安定した経営を望むものであります。以上で、私の3回目の質問は終わります。答弁があればいただきたいと思います。
答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)
油流出事故の対応という部分につきましてでございます。厚岸湖、それから厚岸湾、こちらでの水産資源の重要性といいますのは、私どもも十分理解をしておりますし、ここで一たん大きな事故が起きますと死活問題になる、町の存亡にかかわるというような面も理解をいたしておるわけでございます。事故のないようにすることも当然大事でありますし、万が一事故が発生した場合においての体制、こういった部分につきましては、先ほどもるる申し上げておりましたけれども、万全を期すように連携を図ってまいりたい、このように考えております。それから、防災無線、こちらにつきましても、いろいろ町民の方からお話も伺っております。適切な情報を出せるように心がけてまいりたいというふうに考えております。